JP2014034237A - 二輪車の安全システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 灯具が出射する光の明暗によって、車体のふらつきをライダーや周辺車両に報知する。
【解決手段】 自転車1やバイクにおいて、車体3の前部に前照灯4とセンサ8とを設け、車体3の後部に尾灯6を装備する。センサ8は、ハンドル7の操舵角度に基づいて車体3のふらつきを検出し、検出信号を保安回路に出力する。保安回路は、センサ8の出力が単位時間内に既定値を超えて変化したときに、車体3のふらつきを判定し、前照灯4と尾灯6に警告光を発生させる。前照灯4は、ライダーRが自身のふらつき運転に気付くように、通常照明光よりも暗い暗弱光L1を発生する。尾灯6は、後続車両が自転車1のふらつきを早期に発見できるように、点滅光L2を発生する。
【選択図】 図1
【解決手段】 自転車1やバイクにおいて、車体3の前部に前照灯4とセンサ8とを設け、車体3の後部に尾灯6を装備する。センサ8は、ハンドル7の操舵角度に基づいて車体3のふらつきを検出し、検出信号を保安回路に出力する。保安回路は、センサ8の出力が単位時間内に既定値を超えて変化したときに、車体3のふらつきを判定し、前照灯4と尾灯6に警告光を発生させる。前照灯4は、ライダーRが自身のふらつき運転に気付くように、通常照明光よりも暗い暗弱光L1を発生する。尾灯6は、後続車両が自転車1のふらつきを早期に発見できるように、点滅光L2を発生する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、自転車やバイク等の二輪車の安全システムに関する。
高齢者や子供が運転する自転車や低速走行中のバイクなどは、ハンドル操作が安定せず、車体のふらつきを発生しやすい。車体のふらつきは、車線からの逸脱または転倒に至る可能性があるため、ライダーのみならず、対向車両や後続車両にとっても大変危険である。
従来、車体のふらつきを検出し、二輪車の操向を自動制御する技術が提案されている。例えば、特許文献1には、車体の速度と傾斜角度を検出し、検出値に基づいて操向用アクチュエータを制御することで、車体の安定性を高めるシステムが記載されている。
ところが、従来の二輪車安全システムは、車体のふらつきを自動的に解消しようとする技術であるため、ライダー自身にふらつきを気付かせたり、対向車両や後続車両に危険を知らせたりする機能を備えていなかった。
そこで、本発明の目的は、灯具が出射する光の明暗によって、車体のふらつきをライダーや周辺車両に報知できる二輪車安全システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は次のような二輪車安全システムを提供する。
(1)二輪車の車体周辺を照明する灯具と、車体のふらつきを検出するセンサと、センサの出力が既定値を超えたときに、灯具に警告光を発生させる保安回路とを備えたことを特徴とする二輪車安全システム。
(1)二輪車の車体周辺を照明する灯具と、車体のふらつきを検出するセンサと、センサの出力が既定値を超えたときに、灯具に警告光を発生させる保安回路とを備えたことを特徴とする二輪車安全システム。
(2)灯具が車体の前方に照明光を出射する前照灯を含み、センサの出力が既定値を超えたときに、保安回路が前照灯に照明光よりも暗い警告光を発生させることを特徴とする二輪車安全システム。
(3)灯具が車体の後方に照明光を出射する尾灯を含み、センサの出力が既定値を超えたときに、保安回路が尾灯に点滅する警告光を発生させることを特徴とする二輪車安全システム。
(4)灯具が二輪車のサドルから車体後方に警告光を出射する警告灯を含み、センサの出力が既定値を超えたときに、保安回路が警告灯を点灯させることを特徴とする二輪車安全システム。
(5)センサの出力が大きくなるほど警告光の明暗差が拡大するように、保安回路が灯具の光出力を制御することを特徴とする二輪車安全システム。
本発明の二輪車安全システムによれば、車体のふらつきを灯具からの警告光で二輪車の周辺に表示し、ライダー自身に注意を促したり、対向車両や後続車両に危険を予知させることができるという効果がある。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示す自転車1は、前輪2側の車体3に自転車1の前方を照明する前照灯4を備え、後輪5側の車体3に自転車1の後方を照明する尾灯6を装備している。そして、前輪2より上方の車体3に、ハンドル7の操作に関連して車体3のふらつきを検出するセンサ8が設けられている。
図2に示すように、センサ8は、ハンドルポスト9と対向する信号発生器10を備え、ハンドル7の操舵角度に応じた値の電気信号を保安回路11に出力する。保安回路11は、信号発生器10の出力が単位時間内に既定値を超えて変化したときに、車体3のふらつきを判定し、灯具制御回路12を介して前照灯4と尾灯6に警告光を発生させる。
警告光としては、車体3のふらつきを照明光の明暗により表現できる光を使用できる。例えば図1に示すように、前照灯4は、自転車1のライダーRが自身のふらつき運転に気付くように、通常照明光よりも暗い警告光(暗弱光)L1を発生する。尾灯6は、後続車両が自転車1のふらつきを早期に発見できるように、所定の時間間隔で点滅する警告光(点滅光)L2を発生する。
したがって、この実施形態の二輪車安全システムによれば、自転車1に既存の前照灯4と尾灯6を使用し、これらの灯具が発生する暗弱光L1または点滅光L2によって、車体3のふらつきを自転車1の周辺に明瞭に表示し、ライダーRに注意を促し、後続車両に危険を予知させ、夜間走行時における自転車1の安全性を飛躍的に高めることができる。
図3はバイク21の安全システムを示す。このバイク21は、前照灯4と尾灯6に加え、サドル22に警告灯23を装備している。警告灯23は、サドル22に後向きに取り付けられ、尾灯6よりも高所から車体3の後方へ警告光L3を出射する。そして、センサ8が車体3のふらつきを検出し、センサ8の出力が既定値を超えたときに、保安回路11(図2参照)が警告灯23を点灯または点滅させるようになっている。
したがって、このバイク21によれば、前照灯4からの暗弱光L1でライダーRに自身のふらつき運転を気付かせ、尾灯6からの点滅光L2に加え、それより高所の警告灯23からの警告光L3によって後続車両24にバイク21の危険運転をより一層明瞭に報知することができる。
なお、発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するように、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、各部の構成を適宜に変更して実施することも可能である。
(1)図1に示す自転車1および図3に示すバイク21において、センサ8の出力が大きくなるほど暗弱光L1、点滅光L2、警告光L3の明暗差が拡大するように、保安回路11が前照灯4、尾灯6、警告灯23の光出力を制御すること。
(2)センサで車体3の傾斜角度を検出し、傾斜角度が単位時間内に既定値を超えて変化したときに、保安回路11で車体3のふらつきを判定すること。
(1)図1に示す自転車1および図3に示すバイク21において、センサ8の出力が大きくなるほど暗弱光L1、点滅光L2、警告光L3の明暗差が拡大するように、保安回路11が前照灯4、尾灯6、警告灯23の光出力を制御すること。
(2)センサで車体3の傾斜角度を検出し、傾斜角度が単位時間内に既定値を超えて変化したときに、保安回路11で車体3のふらつきを判定すること。
1 自転車
3 車体
4 前照灯
6 尾灯
8 センサ
11 保安回路
21 バイク
22 サドル
23 警告灯
L1 暗弱光
L2 点滅光
L3 警告光
3 車体
4 前照灯
6 尾灯
8 センサ
11 保安回路
21 バイク
22 サドル
23 警告灯
L1 暗弱光
L2 点滅光
L3 警告光
Claims (5)
- 二輪車の車体周辺を照明する灯具と、車体のふらつきを検出するセンサと、センサの出力が既定値を超えたときに、灯具に警告光を発生させる保安回路とを備えたことを特徴とする二輪車安全システム。
- 前記灯具が車体の前方に照明光を出射する前照灯を含み、センサの出力が既定値を超えたときに、前記保安回路が前照灯に照明光よりも暗い警告光を発生させる請求項1記載の二輪車安全システム。
- 前記灯具が車体の後方に照明光を出射する尾灯を含み、センサの出力が既定値を超えたときに、前記保安回路が尾灯に点滅する警告光を発生させる請求項1または2記載の二輪車安全システム。
- 前記灯具が二輪車のサドルから車体後方に警告光を出射する警告灯を含み、センサの出力が既定値を超えたときに、前記保安回路が警告灯を点灯させる請求項1、2または3記載の二輪車安全システム。
- 前記センサの出力が大きくなるほど警告光の明暗差が拡大するように、保安回路が灯具の光出力を制御する請求項1〜4のいずれか一項に記載の二輪車安全システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012175211A JP2014034237A (ja) | 2012-08-07 | 2012-08-07 | 二輪車の安全システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012175211A JP2014034237A (ja) | 2012-08-07 | 2012-08-07 | 二輪車の安全システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014034237A true JP2014034237A (ja) | 2014-02-24 |
Family
ID=50283503
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012175211A Pending JP2014034237A (ja) | 2012-08-07 | 2012-08-07 | 二輪車の安全システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2014034237A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019217978A (ja) * | 2018-06-21 | 2019-12-26 | 学校法人日本大学 | 自転車走行状態記録装置、自転車走行状態記録方法およびプログラム |
-
2012
- 2012-08-07 JP JP2012175211A patent/JP2014034237A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019217978A (ja) * | 2018-06-21 | 2019-12-26 | 学校法人日本大学 | 自転車走行状態記録装置、自転車走行状態記録方法およびプログラム |
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