JP2019215246A - 三次元計測装置、三次元計測用のセンサデバイス、および三次元計測装置における制御方法 - Google Patents

三次元計測装置、三次元計測用のセンサデバイス、および三次元計測装置における制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】三次元計測時の照射光よりも均一な光の照射を可能とする三次元計測装置を提供する。【解決手段】三次元計測装置は、光源と、光源からの光を被写体に導くレンズと、光源とレンズとの間の光軸上に配置され、予め定められたパターンが形成されたフォトマスクと、レンズおよびフォトマスクの少なくとも一方の部材の位置またはレンズの光学特性を変化させる駆動装置と、駆動装置を制御する制御部とを備える。制御部は、第1のモードが指定されると、上記部材の位置またはレンズの光学特性を固定することによって、フォトマスクにより形成される濃淡パターン光の結像位置を被写体の位置に固定し、第2のモードが指定されると、上記部材の位置またはレンズの光学特性を変化させる制御によって、濃淡パターン光による濃淡差が第1のモードよりも小さくなるように、濃淡パターン光の結像位置を変化させる。【選択図】図1

Description

本発明は、三次元計測装置、三次元計測用のセンサデバイス、および三次元計測装置における制御方法に関する。
従来、検査対象物の高さを含む検査を実行可能な三次元計測装置が知られている。たとえば、特許文献1には、このような三次元計測装置として、所定パターンを投影して撮像された画像から所定パターンを検出することにより、三次元計測を行う装置が開示されている。
特開2012−79294号公報
特許文献1に開示された装置は、所定パターンを投影した状態で撮像を行うため、均一な照明下での撮像(二次元計測のための撮像)ができない。
本開示は、上記の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、三次元計測時の照射光よりも均一な光の照射を可能とする三次元計測装置、三次元計測用のセンサデバイス、および三次元計測装置における制御方法を提供することにある。
本開示のある局面に従うと、三次元計測装置は、光源と、光源からの光を被写体に導くレンズと、光源とレンズとの間の光軸上に配置され、予め定められたパターンが形成されたフォトマスクと、レンズおよびフォトマスクの少なくとも一方の部材の位置またはレンズの光学特性を変化させる駆動装置と、駆動装置を制御する制御部とを備える。制御部は、第1のモードと第2のモードとを有する。制御部は、第1のモードが指定されると、部材の位置またはレンズの光学特性を固定することによって、フォトマスクにより形成される濃淡パターン光の結像位置を被写体の位置に固定する。制御部は、第2のモードが指定されると、部材の位置またはレンズの光学特性を変化させる制御によって、濃淡パターン光による濃淡差が第1のモードよりも小さくなるように、濃淡パターン光の結像位置を変化させる。
このような構成によれば、第2のモードでは、駆動対象部材の位置またはレンズの光学特性を変化させる制御によって、濃淡パターン光による濃淡差を第1のモードよりも小さくすることができる。それゆえ、第2のモードにおいては、第1のモード時よりも均一な照明下での撮像(二次元計測のための撮像)が可能となる。
好ましくは、制御部は、第2のモードでは、部材を光軸に対して垂直な方向に移動させる。
このような構成によれば、濃淡パターン光による濃淡差を第1のモードよりも小さくすることができる。
好ましくは、制御部は、第2のモードでは、部材を記光軸に対して垂直な方向に振動させる。
このような構成によれば、濃淡パターン光による濃淡差を第1のモードよりもより小さくすることができる。
好ましくは、パターンでは、複数の要素パターンが平面的に配置されている。振動の振幅は、振幅方向の要素パターンの幅よりも大きい。
このような構成によれば、振幅が要素パターンの幅よりも小さい構成よりも、濃淡差を小さくすることができる。したがって、振幅が要素パターンの幅よりも小さい構成よりも均一な光を被写体に照射することが可能となる。
好ましくは、三次元計測装置は、被写体にパターンが投影された状態で、被写体を撮像する撮像部をさらに備える。振動の周期は、撮像による露光時間よりも短い。
このような構成によれば、振動の周期が露光時間よりも長い構成よりも、濃淡差を小さくすることができる。したがって、周期が露光時間よりも長い構成よりも均一な光を被写体に照射することが可能となる。
好ましくは、制御部は、第2のモードが指定されると、部材を光軸に沿った方向に移動させる。
このような構成によれば、濃淡パターン光による濃淡差を第1のモードよりも小さくすることができる。
好ましくは、三次元計測装置は、被写体にパターンが投影された状態で、被写体を撮像する撮像部をさらに備える。制御部は、第1のモードが指定されていることを条件に、被写体の撮像画像に現れるパターンを検出し、当該検出結果に基づいて、被写体の三次元形状を計測する。第2のモードが指定されたときの部材の光軸に沿った方向への移動量は、第2のモードにおける結像位置が第1のモードが指定されたときの三次元形状の計測における計測レンジ外になるように設定されている。
このような構成によれば、第2のモードにおける結像位置が当該計測レンジ内に収まっている場合よりも、濃淡差を小さくすることができる。したがって、第2のモードにおける結像位置が当該計測レンジ内に収まっている場合よりも均一な光を被写体に照射することが可能となる。
好ましくは、レンズは、印加される駆動電圧に応じて焦点距離を変化させる液体レンズである。駆動装置は、液体レンズに対して駆動電圧を印加する駆動回路である。駆動装置は、第1のモードでは、駆動電圧の値を一定に維持する。駆動装置は、第2のモードでは、駆動電圧を変動させる。
このような構成によれば、液体レンズに印加する駆動電圧を制御することによって、レンズの光学特性を変化させることが可能となる。
本開示の他の局面に従うと、三次元計測用のセンサデバイスは、光源と、光源からの光を被写体に導くレンズと、光源とレンズとの間の光軸上に配置され、予め定められたパターンが形成されたフォトマスクと、レンズおよびフォトマスクの少なくとも一方の部材の位置またはレンズの光学特性を変化させる駆動装置とを備える。センサデバイスは、第1のモードでは、部材の位置またはレンズの光学特性を固定することによって、フォトマスクにより形成される濃淡パターン光の結像位置を被写体の位置に固定する。センサデバイスは、第2のモードでは、駆動装置によって部材の位置またはレンズの光学特性を変化させることにより、濃淡パターン光による濃淡差が第1のモードよりも小さくなるように、濃淡パターン光の結像位置を変化させる。
このような構成によれば、第2のモードでは、駆動対象部材の位置またはレンズの光学特性を変化させる制御によって、濃淡パターン光による濃淡差を第1のモードよりも小さくすることができる。それゆえ、第2のモードにおいては、第1のモード時よりも均一な照明下での撮像(二次元計測のための撮像)が可能となる。
本開示のさらに他の局面に従うと、制御方法は、三次元計測装置において実行される。三次元計測装置は、光源からの光を被写体に導くレンズと、光源とレンズとの間の光軸上に配置され、予め定められたパターンが形成されたフォトマスクとを備える。三次元計測装置は、レンズおよびフォトマスクの少なくとも一方の部材の位置またはレンズの光学特性を変化させる。制御方法は、第1のモードと第2のモードとのうちのいずれかのモードの指定を受け付けるステップと、第1のモードが指定されたことに基づき、部材の位置またはレンズの光学特性を固定することによって、フォトマスクにより形成される濃淡パターン光の結像位置を被写体の位置に固定するステップと、第2のモードが指定されたことに基づき、部材の位置またはレンズの光学特性を変化させる制御によって、濃淡パターン光による濃淡差が第1のモードよりも小さくなるように、濃淡パターン光の結像位置を変化させるステップとを備える。
このような方法によれば、第2のモードでは、駆動対象部材の位置またはレンズの光学特性を変化させる制御によって、濃淡パターン光による濃淡差を第1のモードよりも小さくすることができる。それゆえ、第2のモードにおいては、第1のモード時よりも均一な照明下での撮像(二次元計測のための撮像)が可能となる。
本開示によれば、第2のモードにおいては、第1のモード時よりも均一な照明下での撮像が可能となる。
三次元計測装置における処理の概要を説明するための図である。 三次元計測装置の概略構成を説明するための図である。 3D計測センサの概略構成を表した図である。 空間パターンの一例を表した図である。 空間コード化法の計測原理を説明するための図である。 均一照明の生成方法を説明するための図である。 三次元計測装置の機能的構成を説明するためのブロック図である。 三次元計測装置において実行される処理の流れを表したフロー図である。 均一照明の他の生成方法を説明するための図である。 他の3D計測センサの概略構成を表した図である。 均一照明の生成方法を説明するための図である。 他の三次元計測装置の機能的構成を説明するためのブロック図である。 他の三次元計測装置において実行される処理の流れを表したフロー図である。 均一照明の他の生成方法を説明するための図である。 さらに他の三次元計測装置における処理の概要を説明するための図である。
以下において、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについては詳細な説明は繰り返さない。
§1 適用例
図1は、三次元計測装置における処理の概要を説明するための図である。三次元計測装置は、本例においては、空間コード化法を用いて三次元計測を行う。
図1に示すように、三次元計測装置は、光源と、フォトマスクと、レンズと、駆動装置と、制御部とを備えている。
レンズは、光源からの光を被写体に導く。フォトマスクは、光源とレンズとの間の光軸上に配置され、予め定められたパターンが形成されている。駆動装置は、レンズおよびフォトマスクの少なくとも一方の部材(以下、「駆動対象部材」とも称する)の位置を変化させる。
制御部は、駆動装置を制御する。詳しくは、制御部は、第1のモード(3Dモード)と第2のモード(2Dモード)とを有する。
制御部は、第1のモードが指定されると、状態(A)に示すように、駆動対象部材の位置を固定することによって、フォトマスクにより形成される濃淡パターン光(パターン照明光,空間パターン光)の結像位置を被写体の位置に固定する。
制御部は、第2のモードが指定されると、状態(B)に示すように、駆動対象部材の位置を変化させる制御によって、濃淡差が第1のモードよりも小さくなるように、(好ましくは、濃淡パターン光による空間的な明るさの変化が被写体の表面に生じないように)、濃淡パターン光の結像位置を変化させる。
第1のモードにおいて、三次元計測が実行できる。詳しくは、三次元計測装置は、第1のモードにおいて、被写体に濃淡パターン光が投影された状態で、被写体を撮像する。さらに、三次元装置は、被写体の撮像画像に現れるパターンを検出し、当該検出結果に基づいて、被写体の三次元形状を計測する。
また、第2のモードでは、駆動対象部材の位置を変化させる制御によって、濃淡パターン光による濃淡差を第1のモードよりも小さくすることができる。それゆえ、第2のモードにおいては、第1のモード時よりも均一な照明下での撮像(二次元計測のための撮像)が可能となる。
また、第2のモードが指定された場合、駆動対象部材の位置を変化させるかわりに、駆動装置がレンズの光学特性を変化させることによっても、同様の効果を得られる。
§2 構成例
[実施の形態1]
<A.システム構成>
図2は、三次元計測装置1000の概略構成を説明するための図である。
図2を参照して、三次元計測装置1000は、3D(dimensions)計測センサ1と、画像処理装置2と、ディスプレイ3と、キーボード4とを備えている。画像処理装置2は、センサコントローラあるいは視覚センサとも称される。
3D計測センサ1は、画像処理装置2と通信可能に接続されている。画像処理装置2は、ディスプレイ3に接続されている。キーボード4は、画像処理装置2に接続されている。
3D計測センサ1は、典型的には、建物9内に設置される。3D計測センサ1は、設備等の対象物(被写体)を撮像する。なお、本例では、ワークWがコンベア上を搬送されている状態を表している。対象物の撮像により、ワークWとワークWの周囲とを含む撮像画像が得られる。
詳細については後述するが、三次元計測装置1000は、空間コード化法を用いて、被写体の三次元計測を行う。
<B.3Dセンサ>
図3は、3D計測センサ1の概略構成を表した図である。
図3を参照して、3D計測センサ1は、投影部11と、撮像部12とを備えている。
投影部11は、光源111と、フォトマスク112と、レンズ113と、駆動装置114とを有する。撮像部12は、受光素子121と、レンズ122とを有する。
光源111は、所定の波長の光をフォトマスク112の方向に向けて照射する。フォトマスク112には、所定のパターンが形成されている。フォトマスク112を通過した光は、レンズ113を介して、外部に照射される。これにより、外部空間に空間パターンが投影される。
撮像部12は、空間パターンが投影された状態の被写体を撮像する。詳しくは、レンズ122を通過した光を受光素子121が受光することにより、撮像画像が得られる。
駆動装置114は、具体的には駆動機構である。駆動装置114は、画像処理装置2からの指示に基づき、フォトマスク112を駆動する。駆動装置114は、フォトマスク112の位置を変化させる。駆動装置114は、典型的には、フォトマスク112を所定の周期で振動させることにより、フォトマスク112の位置を周期的に変化させる。フォトマスク112の移動方向(具体的には、振幅の方向)については、後述する(図6,図9)。
<C.空間コード化法>
三次元計測装置1000において用いられる空間コード化法について説明する。
(c1.原理)
図4は、空間パターンの一例を表した図である。空間パターンPは、フォトマスク112を光源111からの光が通過することによって生じる。
空間パターンPは、被写体に投影される。撮像部12は、被写体に空間パターンPが投影された状態で、当該被写体を撮像する。
図5は、空間コード化法の計測原理を説明するための図である。
図5(A)は、4種類のコードを表した図である。4種類のコードによって、0〜3の4つの数値を表現できる。
図5(A)を参照して、各コードは、4つの大きな正方形Qa,Qb,Qc,Qdと、中心部に位置する1つの小さな正方形Qeとで構成される。正方形Qa〜Qdの各々は、コードの中心位置Rがコーナとなるように配置されている。中心位置Rは、小さな正方形Qeの中心位置でもある。
4つの大きな正方形Qa,Qb,Qc,Qdは、「グリッド」と称される。グリッドの交点に位置する小さな正方形Qeは、「プリミティブ」と称される。後述するように、2種類のグリッドと、2種類のプリミティブとの組み合わせで、4種類のコードが表現される。
左上の正方形Qaが黒色のとき、所定の変数p1の値を0(p1=0)とする。正方形Qaが白色のとき、変数p1の値を1(p1=1)とする。
中心の小さな正方形Qeの色が黒色のときに、所定の変数p0の値を0(p0=0)とする。正方形Qeの色が白色のときに、変数p0の値を1(p0=1)とする。さらに、2p1とp0との和(2p1+p0)を、コードの値とする。
たとえば、正方形Qaが黒色、かつ正方形Qeが黒色の場合、当該コードの値は、「0」となる。正方形Qaが黒色、かつ正方形Qeが白色の場合、当該コードの値は、「1」となる。正方形Qaが白色、かつ正方形Qeが黒色の場合、当該コードの値は、「2」となる。正方形Qaが白色、かつ正方形Qeが白色の場合、当該コードの値は、「3」となる。
このように、4種のコードにより、「0」,「1」,「2」,「3」の4つの数値を表現できる。
図5(B)は、空間パターンP(図4参照)の一部と等価な行列を説明するための図である。図5(B)を参照して、投影された空間パターンの各コードの種類を数値で表現することにより、空間パターンと等価な行列Kを生成できる。
図5(C)は、空間パターンと等価な行列Kの部分行列を説明するための図である。行列Kに対して、高さHwordかつ幅Wwordの部分行列を考える。なお、このような部分行列を「ワード」とも称する。
行列Kから全てのワードが取り出される。図の例では、取り出された3つのワードを示している。各ワードは、他のワードと一部が重複する。
本例の場合、高さおよび幅が「3」に設定されている。つまり、ワードが、3×3の行列に設定した場合を示している。このように、ワードが、3×3の行列とした場合、1つのワードで、29=512通りの並びを表現できる。
この点に関し、詳しく説明すると、以下のとおりである。コードは、上記のように4種類ある。しかしながら、1種類のプリミティブの隣に表現されるコードは実質的には2種類である。これは、グリッドが固定されるためである。グリッドは、実質的には、プリミティブの位置だけを表現し、ワードを表現するコード情報はプリミティブの2種類となる。このため、1コードあたり、1bitの情報となる。したがって、3×3のワードの場合、2の9乗、すなわち9bitの情報となり、1つのワードで、512通りの表現が可能となる。
空間パターンPでは、全てのワードの各々が唯一のものとなるように、コードが配置されている。ワードを3×3の行列とする場合、29通りの中から、重複しないように各ワードの並びが設定されている。
全てのワードを取り出したときに、数値の並びが唯一のものであるワードについては、空間パターンにおける位置(ワードの位置)が特定できる。
<D.均一照明>
以下では、レンズ113およびフォトマスク112のうち、フォトマスク112を駆動対象部材とした構成例を説明する。
図6は、均一照明の生成方法を説明するための図である。図6を参照して、三次元計測装置1000(詳しくは、後述する制御部20)は、3Dモードでは、駆動装置114(図3参照)を停止した状態とする。これにより、状態(A)に示すように、フォトマスク112の位置が固定される。その結果、三次元計測装置1000は、フォトマスク112により形成される濃淡パターン光(空間パターンPの光)の結像位置を被写体の位置に固定する。
次に、三次元計測装置1000は、2Dモードが指定されると、駆動装置114(図3参照)を動作させる。詳しくは、三次元計測装置1000は、フォトマスク112を光軸に対して垂直な方向(図のX軸方向)に移動させる。より詳しくは、三次元計測装置1000は、矢印J1に示すように、フォトマスク112を光軸に対して垂直な方向に振動させる。
これにより、2Dモードでは、濃淡パターン光の結像位置が時間的に変化する。それゆえ、三次元計測時の照射光(濃淡パターン光の結像位置が時間的に変化しない照射光)よりも均一な照明下での撮像(二次元計測のための撮像)が可能となる。
より詳しく説明すると、以下のとおりである。空間パターンPでは、上述したように、複数のワード(要素パターン)が平面的に配置されている。フォトマスク112の振動の振幅は、振幅方向のワードの幅よりも大きくなるように設定されている。なお、状態(B)では、振幅は、x4−x2(あるいはx3−x1)となる。
このような振幅を有するようにフォトマスク112を振動させることにより、各ワード幅分、ワード位置が変更される。それゆえ、三次元計測装置1000によれば、振幅がワードの幅よりも小さい構成よりも、空間パターン光(濃淡パターン光)による濃淡差を小さくすることができる。したがって、振幅がワードの幅よりも小さい構成よりも均一な光を被写体に照射することが可能となる。
また、三次元計測装置1000は、被写体に空間パターンPが投影された状態で、被写体を撮像する。フォトマスク112の上記振動の周期は、撮像による露光時間よりも短く設定されている。このように振動の周期を設定することにより、少なくとも1周期の間、受光素子121の露光状態が維持される。それゆえ、三次元計測装置1000によれば、周期が露光時間よりも長い構成よりも、空間パターン光による濃淡差を小さくすることができる。したがって、周期が露光時間よりも長い構成よりも均一な光を被写体に照射することが可能となる。なお、上記振動の周期を整数倍した値が撮像による露光時間になることが、均一化の観点化からはさらに好ましい。
以上のように、フォトマスク112を光軸に垂直な方向に移動させることにより、濃淡パターン光による濃淡差を3Dモードよりも小さくすることができる。それゆえ、2Dモードが指定されることにより、三次元計測時(3Dモード時)の照射光よりも均一な照明下での撮像(二次元計測のための撮像)が可能となる。また、三次元計測装置1000では、フォトマスク112の駆動の有無により、三次元計測と、二次元計測とを切り替えることが可能となる。
<E.機能的構成>
図7は、三次元計測装置1000の機能的構成を説明するためのブロック図である。
図7を参照して、三次元計測装置1000は、上述したように、3D計測センサ1と、画像処理装置2と、ディスプレイ3と、キーボード4とを備える。
3D計測センサ1は、上述したように、投影部11と、撮像部12とを備える(図3参照)。投影部11は、上述したように、光源111と、フォトマスク112と、レンズ113と、駆動装置114とを備える。
画像処理装置2は、制御部20を備える。制御部20は、投影制御部21と、撮像制御部22と、計測部23と、表示制御部24とを有する。
制御部20は、画像処理装置2の全体的な動作を制御する。制御部20は、キーボード3等の入力装置からの入力を受け付ける。制御部20は、たとえば上記入力として、3Dモードの指示、2Dモードの指示等を受け付ける。制御部20は、当該入力応じた動作を実行する。たとえば、制御部20は、3D計測センサ1の動作およびディスプレイ3への出力を制御する。
制御部20における各処理は、典型的には、画像処理装置2のメモリ(図示せず)に予め記憶されたプログラムを、画像処理装置2のプロセッサ(図示せず)が実行することにより実現される。
投影制御部21は、投影部11の動作を制御する。たとえば、投影制御部21は、光源111のオンおよびオフを制御する。さらに、投影制御部21は、2Dモードを指定する入力を受け付けた場合、駆動装置114を駆動させることにより、フォトマスク112を光軸に対して垂直な方向に振動させる。
撮像制御部22は、撮像部12の動作を制御する。たとえば、撮像制御部22は、撮像の指令を撮像部12に送り、撮像画像を撮像部12から得る。撮像制御部22は、被写体の撮像画像を計測部23に送る。
計測部23は、3Dモードが指定されている場合、被写体の撮像画像に現れるパターンを検出し、当該検出結果に基づいて、被写体の三次元形状を計測する。
表示制御部24は、3Dモードが指定されている場合、三次元形状の計測結果をディスプレイ3に表示する。表示制御部24は、2Dモードが指定されている場合、二次元形状の計測結果をディスプレイ3に表示する。
<F.制御構造>
図8は、三次元計測装置1000において実行される処理の流れを表したフロー図である。
図8を参照して、ステップS1において、制御部20は、指定された計測モードが3Dモードであるか2Dモードであるかを判断する。3Dモードが指定されていると判断されると、ステップS2において、投影部11は、空間パターンPを被写体に投影する。ステップS3において、撮像部12は、被写体に空間パターンPが投影された状態で、被写体を撮像する。
ステップS4において、制御部20は、被写体の撮像画像に現れるパターンを検出する。ステップS5において、制御部20は、当該検出結果に基づいて、被写体の三次元形状を計測する。
ステップS1において2Dモードが指定されていると判断されると、ステップS6において、投影部11は、空間パターンPを被写体に投影する。ステップS7において、制御部20は、駆動装置114によってフォトマスク112を振動させる。ステップS8において、撮像部12は、撮像を行う。ステップS9において、制御部20は、フォトマスク112の振動を停止させる。
<G.変形例>
図9は、均一照明の他の生成方法を説明するための図である。図9を参照して、三次元計測装置1000(詳しくは、制御部20)は、3Dモードでは、駆動装置114(図3参照)を停止した状態とする。これにより、状態(A)に示すように、フォトマスク112の位置が固定される。その結果、三次元計測装置1000は、フォトマスク112により形成される濃淡パターン光(空間パターンPの光)の結像位置を被写体の位置に固定する。
次に、三次元計測装置1000は、2Dモードが指定されると、駆動装置114を動作させる。詳しくは、三次元計測装置1000は、フォトマスク112を光軸に沿った方向(図のY軸方向)に移動させる。より詳しくは、三次元計測装置1000は、矢印J2に示すように、フォトマスク112を光軸に沿った方向に振動させる。
この場合であっても、フォトマスク112を光軸に垂直な方向に移動させる場合と、同様の効果を得ることができる。なお、この場合における、振幅は、y4−y2(あるいはy3−y1)となる。
詳しくは、フォトマスク112の光軸に沿った方向への移動量は、2Dモードにおける結像位置が3Dモードが指定されたときの三次元形状の計測における計測レンジ外になるように設定されている。このような構成によれば、2Dモードにおける結像位置が当該計測レンジ内に収まっている場合よりも、空間パターン光による濃淡差を小さくすることができる。したがって、2Dモードにおける結像位置が当該計測レンジ内に収まっている場合よりも均一な光を被写体に照射することが可能となる。
[実施の形態2]
実施の形態1においては、2Dモード時にフォトマスク112の位置を変化させる制御を行った。本実施の形態では、2Dモード時にレンズ113の位置を変化させる構成について説明する。
本実施の形態に係る三次元計測装置1000Aは、3D計測センサ1Aと、画像処理装置2と、ディスプレイ3と、キーボード4とを備える。三次元計測装置1000Aは、3D計測センサ1Aを備える点において、3D計測センサ1を備える実施の形態1に係る三次元計測装置1000とは異なる。
<A.3Dセンサ>
図10は、3D計測センサ1Aの概略構成を表した図である。
図10を参照して、3D計測センサ1Aは、投影部11Aと、撮像部12とを備えている。
投影部11Aは、光源111と、フォトマスク112と、レンズ113と、駆動装置114Aとを有する。撮像部12は、上述したように、受光素子121と、レンズ122とを有する。
駆動装置114Aは、具体的には駆動機構である。駆動装置114Aは、画像処理装置2からの指示に基づき、レンズ113を駆動する。駆動装置114Aは、レンズ113の位置を変化させる。駆動装置114は、典型的には、レンズ113を所定の周期で振動させることにより、レンズ113の位置を周期的に変化させる。レンズ113の移動方向(具体的には、振幅の方向)については、後述する(図11,図14)。
<B.均一照明>
図11は、均一照明の生成方法を説明するための図である。図11を参照して、三次元計測装置1000A(詳しくは、制御部20)は、3Dモードでは、駆動装置114(図3参照)を停止した状態とする。これにより、状態(A)に示すように、レンズ113の位置が固定される。その結果、三次元計測装置1000は、フォトマスク112により形成される濃淡パターン光(空間パターンPの光)の結像位置を被写体の位置に固定する。
次に、三次元計測装置1000Aは、2Dモードが指定されると、駆動装置114を動作させる。詳しくは、三次元計測装置1000Aは、レンズ113を光軸に対して垂直な方向(図のX軸方向)に移動させる。より詳しくは、三次元計測装置1000Aは、矢印J3に示すように、レンズ113を光軸に対して垂直な方向に振動させる。
これにより、濃淡パターン光の結像位置が時間的に変化する。それゆえ、三次元計測時の照射光(濃淡パターン光の結像位置が時間的に変化しない照射光)よりも均一な照明下での撮像(二次元計測のための撮像)が可能となる。
より詳しく説明すると、以下のとおりである。空間パターンPでは、上述したように、複数のワード(要素パターン)が平面的に配置されている。レンズ113の振動の振幅は、振幅方向のワードの幅よりも大きくなるように設定されている。なお、状態(B)では、振幅は、x8−x6(あるいはx7−x5)となる。
このような振幅を有するようにレンズ113を振動させることにより、各ワード幅分、ワード位置が変更される。それゆえ、三次元計測装置1000Aによれば、振幅がワードの幅よりも小さい構成よりも、空間パターン光による濃淡差を小さくすることができる。したがって、振幅がワードの幅よりも小さい構成よりも均一な光を被写体に照射することが可能となる。
また、三次元計測装置1000Aは、被写体に空間パターンPが投影された状態で、被写体を撮像する。フォトマスク112の上記振動の周期は、撮像による露光時間よりも短く設定されている。このように振動の周期を設定することにより、少なくとも1周期の間、受光素子121の露光状態が維持される。それゆえ、三次元計測装置1000Aによれば、周期が露光時間よりも長い構成よりも、空間パターン光による濃淡差を小さくすることができる。したがって、周期が露光時間よりも長い構成よりも均一な光を被写体に照射することが可能となる。
以上のように、レンズ113を光軸に垂直な方向に移動させることにより、濃淡パターン光による濃淡差を3Dモードよりも小さくすることができる。それゆえ、それゆえ、2Dモードが指定されることにより、三次元計測時(3Dモード時)の照射光よりも均一な照明下での撮像(二次元計測のための撮像)が可能となる。また、三次元計測装置1000Aでは、レンズ113の駆動の有無により、三次元計測と、二次元計測とを切り替えることが可能となる。
<C.機能的構成>
図12は、三次元計測装置1000Aの機能的構成を説明するためのブロック図である。
図12を参照して、三次元計測装置1000Aは、上述したように、3D計測センサ1と、画像処理装置2と、ディスプレイ3と、キーボード4とを備える。
3D計測センサ1Aは、投影部11Aと、撮像部12とを備える。投影部11Aは、光源111と、フォトマスク112と、レンズ113と、駆動装置114Aとを備える。
本実施の形態では、制御部20の投影制御部21は、投影部11Aの動作を制御する。たとえば、投影制御部21は、光源111のオンおよびオフを制御する。さらに、投影制御部21は、2Dモードを指定する入力を受け付けた場合、駆動装置114Aを駆動させることにより、フォトマスク112を光軸に対して垂直な方向に振動させる。
<D.制御構造>
図13は、三次元計測装置1000Aにおいて実行される処理の流れを表したフロー図である。
図13を参照して、本実施の形態では、ステップS7(図8)の代わりにステップS7Aを有し、かつステップS8(図8)の代わりにステップS8Aを有する点において、実施の形態1で説明した処理の流れとは異なる。以下、2Dモードが指定されている場合に着目して説明する。
ステップS1において2Dモードが指定されていると判断されると、ステップS6において、投影部11Aは、空間パターンPを被写体に投影する。ステップS7Aにおいて、制御部20は、駆動装置114Aによってレンズ113を振動させる。ステップS8において、撮像部12は、撮像を行う。ステップS9Aにおいて、制御部20は、レンズ113の振動を停止させる。
<E.変形例>
図14は、均一照明の他の生成方法を説明するための図である。図14を参照して、三次元計測装置1000A(詳しくは、制御部20)は、3Dモードでは、駆動装置114Aを停止した状態とする。これにより、状態(A)に示すように、レンズ113の位置が固定される。その結果、三次元計測装置1000は、フォトマスク112により形成される濃淡パターン光(空間パターンPの光)の結像位置を被写体の位置に固定する。
次に、三次元計測装置1000Aは、2Dモードが指定されると、駆動装置114Aを動作させる。詳しくは、三次元計測装置1000Aは、レンズ113を光軸に沿った方向(図のY軸方向)に移動させる。より詳しくは、三次元計測装置1000は、矢印J4に示すように、レンズ113を光軸に沿った方向に振動させる。
この場合であっても、レンズ113を光軸に垂直な方向に移動させる場合と、同様の効果を得ることができる。なお、この場合における、振幅は、y6−y5となる。
詳しくは、レンズ113の光軸に沿った方向への移動量は、2Dモードにおける結像位置が3Dモードが指定されたときの三次元形状の計測における計測レンジ外になるように設定されている。このような構成によれば、2Dモードにおける結像位置が当該計測レンジ内に収まっている場合よりも,空間パターン光による濃淡差を小さくすることができる。したがって、2Dモードにおける結像位置が当該計測レンジ内に収まっている場合よりも均一な光を被写体に照射することが可能となる。
[実施の形態3]
上記実施の形態2では、機械的に駆動する駆動機構である駆動装置114Aによって、2Dモード時にレンズ113の位置を変化させる構成について説明した。本実施の形態では、機械的な駆動を行わない構成について説明する。詳しくは、本実施の形態では、レンズの位置を変化させない構成について説明する。
本実施の形態では、レンズ113の代わりに液体レンズを用いる。なお、以下では、主として、実施の形態1,2で説明した三次元計測装置1000,1000Aとは異なる点を説明する。
図15は、本実施の形態に係る三次元計測装置1000Bにおける処理の概要を説明するための図である。図15に示すように、三次元計測装置1000Bは、光源111と、フォトマスク112と、レンズ113Bと、駆動装置114Bと、制御部20とを備えている。
レンズ113Bは、印加される駆動電圧に応じて焦点距離を変化させる液体レンズである。レンズ113Bは、光源111からの光を被写体に導く。フォトマスク112は、光源111とレンズ113Bとの間の光軸上に配置され、パターンPが形成されている。
レンズ113Bは、駆動電圧が印加されていない状態では、焦点距離が最短となる。レンズ113Bは、十分に大きな駆動電圧が印加されると、焦点距離が最長となる。
駆動装置114Bは、レンズ113Bの光学特性を変化させる。詳しくは、駆動装置114Bは、具体的には、レンズ113Bに対して駆動電圧を印加する駆動回路である。
駆動装置114Bは、3Dモードでは、駆動電圧の値を一定に維持する。なお、一定に維持することは、電圧値を0にしておくことも含む。
駆動装置114Bは、2Dモードでは、駆動電圧を変動させる。詳しくは、駆動装置114Bは、2Dモードでは、周期的に駆動電圧を変化させる。駆動装置114Bは、駆動電圧の上昇と下降とを、短い時間間隔で繰り返す。駆動装置114Bが駆動電圧を変動させることにより、レンズ113Bの光学特性が変化する。この光学特性の変化により、焦点距離が変化する。なお、駆動電圧の変動周期は、たとえば、実施の形態2におけるレンズ113の振動周期と同じにすればよい。
制御部20は、駆動装置114Bを制御する。制御部20は、3Dモードが指定されると、状態(A)に示すように、レンズ113Bの光学特性を固定することによって、フォトマスク112により形成される濃淡パターン光(パターン照明光,空間パターン光)の結像位置を被写体の位置に固定する。
制御部20は、2Dモードが指定されると、状態(B)に示すように、レンズ113Bの光学特性を変化させる制御によって、濃淡差が3Dモードよりも小さくなるように、(好ましくは、濃淡パターン光による空間的な明るさの変化が被写体の表面に生じないように)、濃淡パターン光の結像位置を変化させる。
このような構成によっても、実施の形態1,2と同様に、2Dモードにおいては、3Dモード時よりも均一な照明下での撮像(二次元計測のための撮像)が可能となる。
<付記>
〔構成1〕
光源(111)と、
前記光源(111からの光を被写体に導くレンズ(113,113B)と、
前記光源(111と前記レンズ(113,113B)との間の光軸上に配置され、予め定められたパターン(P)が形成されたフォトマスク(112)と、
前記レンズ(113)および前記フォトマスク(112)の少なくとも一方の部材の位置またはレンズ(113B)の光学特性を変化させる駆動装置(114,114A,114B)と、
前記駆動装置(114,114A,114B)を制御する制御部(20)とを備え、
前記制御部(20)は、
第1のモードと第2のモードとを有し、
前記第1のモードが指定されると、前記部材の位置またはレンズ(113B)の光学特性を固定することによって、前記フォトマスク(112)により形成される濃淡パターン光の結像位置を前記被写体の位置に固定し、
前記第2のモードが指定されると、前記部材の位置またはレンズ(113B)の光学特性を変化させる制御によって、前記濃淡パターン光による濃淡差が前記第1のモードよりも小さくなるように、前記濃淡パターン光の結像位置を変化させる、三次元計測装置(1000,1000A,1000B)。
〔構成2〕
前記制御部(20)は、前記第2のモードでは、前記部材を前記光軸に対して垂直な方向に移動させる、構成1に記載の三次元計測装置(1000,1000A)。
〔構成3〕
前記制御部(20)は、前記第2のモードでは、前記部材を前記光軸に対して垂直な方向に振動させる、構成2に記載の三次元計測装置(1000,1000A)。
〔構成4〕
前記パターン(P)では、複数の要素パターンが平面的に配置されており、
前記振動の振幅は、前記振幅方向の前記要素パターンの幅よりも大きい、構成3に記載の三次元計測装置(1000,1000A)。
〔構成5〕
前記被写体に前記パターン(P)が投影された状態で、前記被写体を撮像する撮像部を(12)さらに備え、
前記振動の周期は、前記撮像による露光時間よりも短い、構成3または4に記載の三次元計測装置(1000,1000A)。
〔構成6〕
前記制御部(20)は、前記第2のモードが指定されると、前記部材を前記光軸に沿った方向に移動させる、構成1に記載の三次元計測装置(1000,1000A)。
〔構成7〕
前記被写体に前記パターン(P)が投影された状態で、前記被写体を撮像する撮像部を(12)さらに備え、
前記制御部(20)は、前記第1のモードが指定されていることを条件に、前記被写体の撮像画像に現れるパターンを検出し、当該検出結果に基づいて、前記被写体の三次元形状を計測し、
前記第2のモードが指定されたときの前記部材の前記光軸に沿った方向への移動量は、前記第2のモードにおける結像位置が前記第1のモードが指定されたときの前記三次元形状の計測における計測レンジ外になるように設定されている、構成6に記載の三次元計測装置(1000,1000A)。
〔構成8〕
レンズ(113B)は、印加される駆動電圧に応じて焦点距離を変化させる液体レンズであり、
前記駆動装置(114B)は、
前記液体レンズに対して前記駆動電圧を印加する駆動回路であり、
前記第1のモードでは、前記駆動電圧の値を一定に維持し、
前記第2のモードでは、前記駆動電圧を変動させる、構成1に記載の三次元計測装置(1000B)。
〔構成9〕
三次元計測用のセンサデバイス(1,1A,1B)であって、
光源(111)と、
前記光源(111)からの光を被写体に導くレンズ(113,113B)と、
前記光源(111)と前記レンズ(113,113B)との間の光軸上に配置され、予め定められたパターンが形成されたフォトマスク(112)と、
前記レンズ(113)および前記フォトマスク(112)の少なくとも一方の部材の位置またはレンズ(113B)の光学特性を変化させる駆動装置(114,114A,114B)とを備え、
前記センサデバイス(1,1A,1B)は、
第1のモードでは、前記部材の位置またはレンズ(113B)の光学特性を固定することによって、前記フォトマスク(112)により形成される濃淡パターン光の結像位置を前記被写体の位置に固定し、
第2のモードでは、前記駆動装置(114,114A,114B)によって前記部材の位置またはレンズ(113B)の光学特性を変化させることにより、前記濃淡パターン光による濃淡差が前記第1のモードよりも小さくなるように、前記濃淡パターン光の結像位置を変化させる、三次元計測用のセンサデバイス(1,1A,1B)。
〔構成10〕
三次元計測装置(1000,1000A,1000B)における制御方法であって、
前記三次元計測装置(1000,1000A,1000B)は、光源(111)からの光を被写体に導くレンズ(113,113B)と、前記光源(111)と前記レンズ(113,113B)との間の光軸上に配置され、予め定められたパターン(P)が形成されたフォトマスク(112)とを備え、前記レンズ(113)および前記フォトマスク(112)の少なくとも一方の部材の位置またはレンズ(113B)の光学特性を変化させ、
前記制御方法は、
第1のモードと第2のモードとのうちのいずれかのモードの指定を受け付けるステップと、
前記第1のモードが指定されたことに基づき、前記部材の位置またはレンズ(113B)の光学特性を固定することによって、前記フォトマスク(112)により形成される濃淡パターン光の結像位置を前記被写体の位置に固定するステップと、
前記第2のモードが指定されたことに基づき、前記部材の位置またはレンズ(113B)の光学特性を変化させる制御によって、前記濃淡パターン光による濃淡差が前記第1のモードよりも小さくなるように、前記濃淡パターン光の結像位置を変化させるステップとを備える、三次元計測装置における制御方法。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,1A,1B 3D計測センサ、2 画像処理装置、3 ディスプレイ、4 キーボード、11,11A 投影部、12 撮像部、20 制御部、21 投影制御部、22 撮像制御部、23 計測部、24 表示制御部、111 光源、112 フォトマスク、113,113B,122 レンズ、114,114A,114B 駆動装置、121 受光素子、1000,1000A,1000B 三次元計測装置、K 行列、P 空間パターン、Qa,Qb,Qc,Qd,Qe 正方形、R 中心位置、J1,J2,J3,J4 矢印、W ワーク。

Claims (10)

  1. 光源と、
    前記光源からの光を被写体に導くレンズと、
    前記光源と前記レンズとの間の光軸上に配置され、予め定められたパターンが形成されたフォトマスクと、
    前記レンズおよび前記フォトマスクの少なくとも一方の部材の位置または前記レンズの光学特性を変化させる駆動装置と、
    前記駆動装置を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    第1のモードと第2のモードとを有し、
    前記第1のモードが指定されると、前記部材の位置または前記レンズの光学特性を固定することによって、前記フォトマスクにより形成される濃淡パターン光の結像位置を前記被写体の位置に固定し、
    前記第2のモードが指定されると、前記部材の位置または前記レンズの光学特性を変化させる制御によって、前記濃淡パターン光による濃淡差が前記第1のモードよりも小さくなるように、前記濃淡パターン光の結像位置を変化させる、三次元計測装置。
  2. 前記制御部は、前記第2のモードでは、前記部材を前記光軸に対して垂直な方向に移動させる、請求項1に記載の三次元計測装置。
  3. 前記制御部は、前記第2のモードでは、前記部材を前記光軸に対して垂直な方向に振動させる、請求項2に記載の三次元計測装置。
  4. 前記パターンでは、複数の要素パターンが平面的に配置されており、
    前記振動の振幅は、前記振幅方向の前記要素パターンの幅よりも大きい、請求項3に記載の三次元計測装置。
  5. 前記被写体に前記パターンが投影された状態で、前記被写体を撮像する撮像部をさらに備え、
    前記振動の周期は、前記撮像による露光時間よりも短い、請求項3または4に記載の三次元計測装置。
  6. 前記制御部は、前記第2のモードが指定されると、前記部材を前記光軸に沿った方向に移動させる、請求項1に記載の三次元計測装置。
  7. 前記被写体に前記パターンが投影された状態で、前記被写体を撮像する撮像部をさらに備え、
    前記制御部は、前記第1のモードが指定されていることを条件に、前記被写体の撮像画像に現れるパターンを検出し、当該検出結果に基づいて、前記被写体の三次元形状を計測し、
    前記第2のモードが指定されたときの前記部材の前記光軸に沿った方向への移動量は、前記第2のモードにおける結像位置が前記第1のモードが指定されたときの前記三次元形状の計測における計測レンジ外になるように設定されている、請求項6に記載の三次元計測装置。
  8. 前記レンズは、印加される駆動電圧に応じて焦点距離を変化させる液体レンズであって、
    前記駆動装置は、
    前記液体レンズに対して前記駆動電圧を印加する駆動回路であり、
    前記第1のモードでは、前記駆動電圧の値を一定に維持し、
    前記第2のモードでは、前記駆動電圧を変動させる、請求項1に記載の三次元計測装置。
  9. 三次元計測用のセンサデバイスであって、
    光源と、
    前記光源からの光を被写体に導くレンズと、
    前記光源と前記レンズとの間の光軸上に配置され、予め定められたパターンが形成されたフォトマスクと、
    前記レンズおよび前記フォトマスクの少なくとも一方の部材の位置または前記レンズの光学特性を変化させる駆動装置とを備え、
    前記センサデバイスは、
    第1のモードでは、前記部材の位置または前記レンズの光学特性を固定することによって、前記フォトマスクにより形成される濃淡パターン光の結像位置を前記被写体の位置に固定し、
    第2のモードでは、前記駆動装置によって前記部材の位置または前記レンズの光学特性を変化させることにより、前記濃淡パターン光による濃淡差が前記第1のモードよりも小さくなるように、前記濃淡パターン光の結像位置を変化させる、三次元計測用のセンサデバイス。
  10. 三次元計測装置における制御方法であって、
    前記三次元計測装置は、光源からの光を被写体に導くレンズと、前記光源と前記レンズとの間の光軸上に配置され、予め定められたパターンが形成されたフォトマスクとを備え、前記レンズおよび前記フォトマスクの少なくとも一方の部材の位置または前記レンズの光学特性を変化させ、
    前記制御方法は、
    第1のモードと第2のモードとのうちのいずれかのモードの指定を受け付けるステップと、
    前記第1のモードが指定されたことに基づき、前記部材の位置または前記レンズの光学特性を固定することによって、前記フォトマスクにより形成される濃淡パターン光の結像位置を前記被写体の位置に固定するステップと、
    前記第2のモードが指定されたことに基づき、前記部材の位置または前記レンズの光学特性を変化させる制御によって、前記濃淡パターン光による濃淡差が前記第1のモードよりも小さくなるように、前記濃淡パターン光の結像位置を変化させるステップとを備える、三次元計測装置における制御方法。
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