JP2007294564A - パターン投影装置、及びパターン検査装置 - Google Patents
パターン投影装置、及びパターン検査装置 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】レーザ光を発生するレーザ発生装置と、パターンを有するマスクと、レーザ発生装置とマスクの間に配置され、レーザ光をマスク上に照射し、パターンを対象物に投影する光学系と、光学系内に配置される回転位相板と、回転位相板を回転する駆動装置と、回転位相板と光学系間の振動伝播を阻止する緩衝材と、を備えている、パターン投影装置、及び、パターン検査装置。
【選択図】図1
Description
(2)又は、本発明は、レーザ光を用いたパターン投影装置において、回転位相板の振動が光学系へ伝播することを低減することにある。
(3)又は、本発明は、レーザ光を用いたパターン投影装置において、回転位相板の振動を利用して、干渉縞の発生を低減することにある。
(4)又は、本発明は、レーザ光を用いたパターン検査装置において、干渉縞の発生を低減し、パターン検査をより正確にすることにある。
(2)また、本発明は、マスクのパターンを検査するパターン検査装置において、レーザ光を発生するレーザ発生装置と、パターンを有するマスクと、パターン画像を受光するセンサと、センサで受光した画像と基準画像とを比較する比較部と、レーザ発生装置とマスクの間に配置され、レーザ光をマスク上に照射し、パターンをセンサに投影する光学系と、光学系内に配置される回転位相板と、回転位相板を回転する駆動装置と、回転位相板と光学系間の振動伝播を阻止する緩衝材と、を備えている、パターン検査装置にある。
パターン投影装置は、パターン検査装置、半導体ウェーハや液晶用ガラスにパターンを露光する露光装置など、パターンを対象物に投影する装置である。パターン投影装置は、レーザ光を光源として使用し、レーザ光の干渉を低減するために位相板を使用する。なお、マスクは、レチクルやフォトマスクなどパターンを有し、そのパターンを対象物に投影するものであれば、どのようなものでも良い。
図1は、パターン投影装置30を使用したパターン検査装置10のブロック構成を示している。パターン検査装置10は、マスク36など被検査対象物に描かれたパターンの欠陥を検査するものである。パターン投影装置30は、レーザ発生装置32、照明光学系34、マスク36、対物光学系38、対象物40を備えている。レーザ発生装置32は、レーザ光を回転位相板50が配置された照明光学系34を介してマスク36に照射する。マスク36は、マスクステージに保持されている。マスク36に照射されたレーザ光は、対物光学系38を介して対象物40であるセンサ400に照射される。センサ400にはパターン画像12が投影される。パターン検査装置は、パターン投影装置30で得られたパターン画像12と比較の対象となる基準画像18とを比較して、マスク36に形成されたパターンの欠陥を検出する。なお、基準画像18は、パターンの基になるCADデータ14をデータ展開部16で処理して、マスク36のパターンに類似させて作成することができる。このCADデータ14から求めた画像を基準画像18としてパターン画像12を検査する方法(DB比較)、又は、マスク36の他の領域のパターンの画像を基準画像18としてパターン画像12を検査する方法(DD比較)がある。
緩衝材54は、駆動装置52が回転位相板50を駆動する際に発生する振動を吸収する。それにより、回転位相板50の駆動により発生する振動が筐体42に伝播しないために、照明光学系34や対物光学系38の振動を抑えることができる。それにより、回転位相板50の駆動により発生する振動がパターンの投影に影響を与えないようにすることができる。よって、より精密なパターンの投影が可能となる。
図3は、パターン投影装置の回転位相板50の配置例を示している。図3(a)は、回転位相板50と駆動装置52の構造部分の側面図であり、図3(b)は、回転位相板50と駆動装置52の構造部分の正面図である。図3の光軸46は、下方から上方に向けて形成されている。第1照明光学系34aと第2照明光学系34bは、固定材44に固定されている。図3のパターン投影装置は、第1照明光学系34aと第2照明光学系34b間に回転位相板50を2枚、備えている。回転位相板50を2枚使用することにより、より照明むらを均一にすることができる。第1回転位相板50aは、浮動保持部材56の下部に回転可能に取り付けられ、第1駆動装置52aで駆動される。第2回転位相板50bは、浮動保持部材56の上部に回転可能に取り付けられ、第2駆動装置52bで駆動される。浮動保持部56は、横方向に突出している固定材44に緩衝材54のロープを介して吊り下げられている。それため、回転位相板50と駆動装置52の振動は、緩衝材54で吸収され、光学系34を固定している固定材44までは阻止される。この構成により、回転位相板50の回転面に平行な振動は、生じている。このように、回転位相板50aと50bを2枚使用することにより、回転位相板50の振動がより複雑になり、より照明むらを均一にすることができる。
図4は、パターン投影装置の回転位相板50の他の配置例を示している。図4(a)は回転位相板50と駆動装置52の構造部分の側面図であり、図4(b)は回転位相板50と駆動装置52の構造部分の上面図であり、図4(c)は回転位相板50と駆動装置52の構造部分の正面図である。図4の光軸46は、横方向に形成されている。第1照明光学系34aと第2照明光学系34bは、固定材44に固定されている。図4のパターン投影装置は、第1照明光学系34aと第2照明光学系34b間に回転位相板50を2枚、備えている。第1回転位相板34aは、浮動保持部材56に回転可能に取り付けられ、第1駆動装置52aで駆動される。第2回転位相板34bは、浮動保持部材56に回転可能に取り付けられ、第2駆動装置52bで駆動される。浮動保持部56は、上方に伸びた固定材44から緩衝材54のロープを介して吊り下げられている。そのため、回転位相板50と駆動装置52の振動は、ロープで吸収され、光学系を固定している固定材44までは伝播が阻止される。
12・・パターン画像
14・・CADデータ
16・・データ展開部
18・・基準画像
20・・比較部
30・・パターン投影装置
32・・レーザ発生装置
34・・照明光学系
34a・第1光学系
34b・第2光学系
36・・マスク
38・・対物光学系
40・・対象物
400・センサ
42・・筐体
44・・固定材
46・・光軸
48・・均一照明材
50・・回転位相板
50a・第1回転位相板
50b・第2回転位相板
52・・駆動装置
52a・第1駆動装置
52b・第2駆動装置
54・・緩衝材
54a・第1緩衝材
54b・第2緩衝材
56・・浮動保持部材
Claims (5)
- レーザ光を発生するレーザ発生装置と、
パターンを有するマスクと、
レーザ発生装置とマスクの間に配置され、レーザ光をマスク上に照射し、パターンを対象物に投影する光学系と、
光学系内に配置される回転位相板と、
回転位相板を回転する駆動装置と、
回転位相板と光学系間の振動伝播を阻止する緩衝材と、を備えている、パターン投影装置。 - 請求項1に記載のパターン投影装置において、
緩衝材は、回転位相板を吊る非伸縮性のロープである、パターン投影装置。 - 請求項2に記載のパターン投影装置において、
回転位相板の振動方向と回転面が平行している、パターン投影装置。 - 請求項2に記載のパターン投影装置において、
回転位相板を吊っているロープの方向と光学系の光軸が平行している、パターン投影装置。 - マスクのパターンを検査するパターン検査装置において、
レーザ光を発生するレーザ発生装置と、
パターンを有するマスクと、
パターン画像を受光するセンサと、
センサで受光した画像と基準画像とを比較する比較部と、
レーザ発生装置とマスクの間に配置され、レーザ光をマスク上に照射し、パターンをセンサに投影する光学系と、
光学系内に配置される回転位相板と、
回転位相板を回転する駆動装置と、
回転位相板と光学系間の振動伝播を阻止する緩衝材と、を備えている、パターン検査装置。
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JP2006118843A JP4354466B2 (ja) | 2006-04-24 | 2006-04-24 | パターン投影装置、及びパターン検査装置 |
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JP2011095642A (ja) * | 2009-11-02 | 2011-05-12 | Lasertec Corp | 照明光学系、照明方法、及び検査装置 |
WO2019239905A1 (ja) * | 2018-06-13 | 2019-12-19 | オムロン株式会社 | 三次元計測装置、三次元計測用のセンサデバイス、および三次元計測装置における制御方法 |
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2006
- 2006-04-24 JP JP2006118843A patent/JP4354466B2/ja active Active
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