JP2019210529A - 水電解システム - Google Patents

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Abstract

【課題】筐体の周囲温度が変化しても筐体内の温度を適切に調整することができる水電解システムを提供する。【解決手段】水電解システム10は、水電解ユニット12と、筐体14と、筐体14の空間14a内の空気を流動させる換気装置16と、空気の流動経路70上で水電解装置22よりも上流側に設けられる加熱装置18と、を備える。制御装置20は、水電解装置22よりも上方に設けられる換気用温度センサ88の換気用温度情報に基づき換気装置16の動作を制御する。さらに、制御装置20は、流動経路70上で加熱装置18と水電解装置22との間に設けられる加熱用温度センサ90の加熱用温度情報に基づき加熱装置18の動作を制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、水電解ユニットを筐体内に収容した水電解システムに関する。
特許文献1には、水電解装置が収容されている筐体内に空気(外気)を取り込んで筐体内の換気を行う水電解システムが開示されている。筐体内に取り込まれた空気は、筐体内を流動して漏出された水素を除去すると共に、筐体内に設けられた各種のデバイスを冷却する。
特開2016−56397号公報
ところで、特許文献1に開示の水電解システムは、水素の製造状態に応じて換気装置であるファンの動作又は動作停止を切り換えている。そのため、水電解システムは、筐体の外部の気温の影響を受けることで、筐体内の温度が容易に変動することになる。
例えば、夏場等において気温が高くなると、水電解装置の水電解時に水を充分に冷却することができず、また筐体内のデバイスは温度保証範囲を逸脱した状態で動作する可能性がある。逆に、冬場等において気温が氷点下以下になると、水電解ユニットの内部に存在する水が凍結するおそれがある。
本発明は、上記の実情に鑑みてなされたものであり、筐体の外部の気温が変化しても筐体内の温度を適切に調整して、各デバイスの動作環境を良好に保つことができる水電解システムを提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明に係る水電解システムは、水電解を行う水電解装置を有する水電解ユニットと、空気が流動する空間を内部に有すると共に、前記水電解ユニットを前記空間に収容する筐体と、前記空間内の前記空気を流動させる換気装置と、前記空気の流動経路上で前記水電解装置よりも上流側に設けられ、前記空気を加熱する加熱装置と、前記空間の前記水電解装置よりも上方に設けられる換気用温度センサと、前記流動経路上で前記加熱装置と前記水電解装置との間に設けられる加熱用温度センサと、前記換気用温度センサが検出した換気用温度情報に基づき前記換気装置の動作を制御すると共に、前記加熱用温度センサが検出した加熱用温度情報に基づき前記加熱装置の動作を制御する制御装置と、を備える。
本発明によれば、水電解システムは、換気用温度センサ、加熱用温度センサ及び制御装置を有することで、換気装置及び加熱装置の動作を適切に制御することが可能となる。例えば、夏場は、筐体内の温度が上昇し、水電解装置の上方に熱気が集まり易いため、制御装置が換気用温度センサの換気用温度情報に基づき換気風量を増やすことで、筐体内の温度を低下させることができる。また、冬場は、筐体の外部の気温が低下しても、水電解装置と加熱装置の間の流動経路に設けられた加熱用温度センサの加熱用温度情報に基づき加熱装置により空気を加熱することで、水電解ユニットの凍結を回避することができる。すなわち、水電解システムは、一年を通して筐体の外部の気温が変化しても筐体内の温度を適切に調整して、各デバイスの動作環境を良好に保つことができる。
本発明の一実施形態に係る水電解システムを概略的に示す側面断面である。 水電解システムの水電解ユニットを説明する説明図である。 図3Aは、遮断装置が閉塞した状態の換気装置を示す正面図である。図3Bは、遮断装置が開放した状態の換気装置を示す正面図である。 水電解システムの制御装置のブロック図である。 水電解システムの換気制御を示すタイムチャートである。 水電解システムの加熱制御を示すタイムチャートである。
以下、本発明について好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
本発明の一実施形態に係る水電解システム10は、水素供給用施設等に設置される定置型のシステムであり、図1に示すように、水電解を行い水素及び酸素を製造する水電解ユニット12を備える。この水電解システム10は、水電解ユニット12の構成の大部分(又は全部)を筐体14に収容して構成されている。
水電解システム10の筐体14は、空気が流動する空間14aを内部に有する。また筐体14内には、水電解ユニット12の他に、換気装置16、加熱装置18及び制御装置20が設置されている。
図1及び図2に示すように、水電解ユニット12は、水素及び酸素を実際に製造する水電解装置22(差圧式水電解装置)と、水電解装置22との間で水を循環させる水循環回路部24と、を有する。
水電解ユニット12の水電解装置22は、水電解により、常圧の酸素圧力よりも高圧、例えば、1MPa〜70MPaの水素(高圧水素)を生成する。なお、水電解装置22は常圧水素を生成する構成でもよい。例えば、水電解装置22は、複数の水電解セル26を積層して構成され、その積層方向一端に第1エンドプレート28を備えると共に、積層方向他端に第2エンドプレート30を備える。また、水電解セル26の積層体には、直流電源である電解電源32が接続されている。
第1エンドプレート28には、水供給ポート28aが設けられており、第2エンドプレート30には、水排出ポート30a及び水素導出ポート30bが設けられている。水素導出ポート30bには、高圧水素配管34の一端部が接続される。水電解装置22は、高圧水素配管34の他端部に接続された図示しない高圧水素気液分離装置及び吸着装置に水素を導出する。
高圧水素気液分離装置及び吸着装置は、筐体14の外部の隣接モジュール(例えば、図示しない隣接筐体)に設置される。高圧水素気液分離装置は水素から水を分離し、吸着装置はさらに水素に含まれる水を吸着して製品水素(ドライ水素)を生成する。生成された水素は、筐体14の外部に設けられた図示しない水素タンクに貯留される。なお、高圧水素気液分離装置、吸着装置及び水素タンク等は、筐体14内に設けられてもよい。
水循環回路部24は、水電解装置22の水供給ポート28a及び水排出ポート30aに接続される水循環配管36を有する。この水循環配管36上には、酸素気液分離装置38、水循環ポンプ40及びイオン交換装置42が設けられている。
水循環配管36は、酸素気液分離装置38から水電解装置22に水を供給する一方で、水電解装置22から酸素気液分離装置38に水電解で使用した水を供給(排出)する。
酸素気液分離装置38は、水電解装置22から排出された液体(水)から気体(酸素、水素等)を分離する。この酸素気液分離装置38は、水循環配管36の他に、酸素供給配管44、純水供給配管46及び排気配管48が接続されている。酸素供給配管44には、酸素気液分離装置38にエアを供給するブロア50が接続されている。
純水供給配管46には、酸素気液分離装置38に純水を供給する純水製造装置52が接続されている。純水製造装置52は、例えば、陽イオン交換樹脂及び陰イオン交換樹脂を有するイオン交換部52aを備え、市水に含まれる塩素等を除去する。
排気配管48は、酸素気液分離装置38において水から分離した気体(酸素、水素等)を、ブロア50のエア供給下に筐体14の外部に排出する。そして、酸素気液分離装置38は、気体から分離された水を水循環配管36に流出する。
水循環ポンプ40は、酸素気液分離装置38の下流側の水循環配管36に設置されている。水循環ポンプ40は、例えば、回転速度を設定可能なフィン(不図示)を有する遠心ポンプが適用され、フィンの回転速度に応じた流動力を水に付与する。すなわち、水循環配管36は、水循環ポンプ40の回転速度に基づき適宜の流動量に調整された水が循環する。
また、イオン交換装置42は、水循環ポンプ40の下流側の水循環配管36に設置されている。イオン交換装置42は、イオン交換樹脂等のイオン交換体を内部に備え、水に含まれるイオンとのイオン交換作用を生じさせることで、不純物を除去する。
以上の水電解ユニット12を収容する筐体14は、図1に示すように、水電解ユニット12の収容状態で空間的余裕を充分に有している。詳細には、筐体14は、水電解ユニット12が固定設置される基台54と、基台54に連結されこの基台54から水電解ユニット12の高さよりも充分に高い箱状のケース56と、を有する。また、本実施形態に係る水電解システム10は、筐体14(ケース56)の上部に屋根ダクト58が取り付けられている。
筐体14の基台54には、フレーム60が連結固定され、水電解ユニット12はこのフレーム60を介して筐体14内の所定位置に設置されている。ケース56は、基台54との組付状態で、筐体14の外部から空気(外気)を流動可能な空間14aを形成する。またケース56は、空間14aに空気を流入させる換気用入口62と、空間14aの空気を外部に流出させる換気用出口64と、を有する。
換気用入口62は、ケース56を構成する4つの側壁66のうちの一つに設けられ、筐体14内の空間14aと筐体14の外部と連通している。そして、この換気用入口62に換気装置16が取り付けられている。換気装置16は、その動作に伴い、筐体14の外部の空気を空間14aに流入させる。この換気装置16の構成については後に詳述する。
換気用出口64は、ケース56を構成する天井壁68に設けられる。また換気用出口64は、換気用入口62が設けられている側壁66から最も離れた位置に配置され、この位置は、水電解装置22の概ね直上に設定されている。換気用出口64は、屋根ダクト58の開口部に重なることで、筐体14の空間14aと屋根ダクト58の内部空間58aとを連通している。
屋根ダクト58は、ケース56の天井壁68を全体的に覆うと共に、所定の容積の内部空間58aを有するように構成される。屋根ダクト58は、太陽の直射日光が上方から筐体14に当たることを遮断すると共に、内部空間58aを介して換気用出口64から排出された空気を流動させることで、筐体14の断熱性を高める。
この屋根ダクト58は、例えば、上述した隣接モジュールの隣接筐体の上方にも延在しており、屋根ダクト58の内部空間58aは隣接筐体に連通するように構成される。すなわち、換気用出口64から内部空間58aに流動した空気は、水素タンク等が収容された隣接筐体に導かれて、隣接筐体の換気を行って外部に排出される(図1中では、便宜的に内部空間58aから外部に空気が排出される状態を点線で示している)。
さらに、筐体14内には、換気用入口62から空間14aに流入した空気の流動経路70を形成する内壁構造72が設けられている。具体的には、図1中の側面断面視で、側壁66に連なると共に換気用入口62から多少離れた位置を略鉛直上方に延在して所定の上端位置にて水平方向に延在する第1内壁72aと、第1内壁72aから離間した位置で天井壁68から鉛直下方に延在する第2内壁72bと、を有する。水電解ユニット12(水電解装置22及び主な構成)は、この内壁構造72の側方且つ下方(つまり内壁構造72の外部)に設置されている。
換気用入口62に設けられる換気装置16は、図3A、図3Bに示すように、複数(本実施形態では4つ)のファン74を備える。具体的には、筐体14の換気装置16が設けられている側壁66を正面視で見た場合に、左から右に向かって順に第1〜第4ファン74A〜74Dを有する。第1〜第4ファン74A〜74Dは、それぞれ独立的に回転可能、且つ同じプロペラ75及びモータ等の回転駆動部(不図示)を有する。そのため、第1〜第4ファン74A〜74Dは、制御装置20の制御下に同じ電力量が供給されることで、互いに同じ回転速度で回転して空気を空間14aに流入させる。
ここで、第1〜第4ファン74A〜74Dのうち中央に設けられた第2及び第3ファン74B、74Cは、水電解ユニット12の動作時(或いは非動作時)に常に回転して空気を流動させる定常用ファン76となっている。その一方で、第1〜第4ファン74A〜74Dのうち両側に設けられた第1及び第4ファン74A、74Dは、必要に応じて回転して空気の流動量を増加させる追加用ファン78となっている。すなわち制御装置20は、筐体14内の冷却の必要性を判断し、冷却が不要な場合に第1及び第4ファン74A、74Dを回転停止し、冷却が必要な場合に第1及び第4ファン74A、74Dを回転する。
また、換気装置16は、第1及び第4ファン74A、74Dの回転停止時に、筐体14の外部に対し第1及び第4ファン74A、74Dを閉塞状態にして、空気の流動を遮断する遮断装置80を備える。例えば、遮断装置80としては、第1及び第4ファン74A、74Dの上流側に複数の羽板80aを並列且つ回転可能に設けたルーバを適用することができる。この遮断装置80は、制御装置20によって制御されることで、第1及び第4ファン74A、74Dの閉塞状態(空気の流動遮断状態)と、第1及び第4ファン74A、74Dの開放状態(空気の流動許容状態)と、に変形する。
図1に戻り、筐体14内における流動経路70は、定常用ファン76により流入した空気を流動させる定常用流動経路70aと、追加用ファン78により流入した空気を流動させる追加用流動経路70bと、を含む。
定常用流動経路70aは、筐体14内の内壁構造72に基づき、空気を上方に一旦向かわせた後、第1内壁72aの突出端部を横方向且つ下方向に折り返させ、さらに下方側(第2内壁72bの突出端部の下側)に向かわせて内壁構造72を抜ける経路である。そして、水電解システム10は、この定常用流動経路70aの途中位置に加熱装置18を備える。
一方、追加用流動経路70bは、追加用ファン78により流入した空気が加熱装置18を通らない経路である。例えば、追加用流動経路70bは、図1中の点線の矢印で示すように、追加用ファン78から制御装置20に空気を直接又は迂回して向かわせた後、そのまま第2内壁72bの下側に向かわせて内壁構造72を抜けるように構成される。
また、水電解システム10は、流動経路70の上流側に、空間14aに流入した空気に含まれるゴミや塵芥等の異物を除去するフィルタ82を有する。このフィルタ82は、例えば、定常用流動経路70aにおいて空気が上方に向かう箇所、又は追加用ファン78と制御装置20の間の追加用流動経路70bの途上等に設けられている。
加熱装置18は、内壁構造72内の第2内壁72bの上部寄りに取り付けられている。この加熱装置18は、第1内壁72aの突出端(空気の折り返し位置)を上下に覆う箱体84を備え、この箱体84内には空気を流動可能な空洞84aが形成されている。空洞84aは、箱体84と第1内壁72aの組み合わせによって、空気が流動する定常用流動経路70aの一部を構成する。
箱体84内には、流入した空気を加熱する電熱線86が複数設けられている。すなわち、加熱装置18は、電熱線86に電力が供給されることで、空洞84aに流入して第1内壁72aを折り返している間の空気を加熱し、定常用流動経路70aの加熱装置18よりも下流に温風を供給する。
水電解システム10の制御装置20は、内壁構造72内の下方側に設置されている。上述したように、内壁構造72は、筐体14内において水電解装置22の側方且つ上方に設けられていることから、制御装置20も水電解装置22の上流側且つ側方に位置している。
制御装置20は、図示しないプロセッサ、メモリ及び入出力インタフェースを有するコンピュータ(マイクロコントローラを含む)として構成され、水電解システム10全体の動作を制御する。例えば、制御装置20は、水電解ユニット12の電解電源32の電力供給及び水循環ポンプ40の動作を制御して水電解装置22による水電解の実施又は非実施(待機)を切り替える。
また、制御装置20は、水電解システム10の筐体14に設けられた換気装置16及び加熱装置18の動作を制御する。この換気装置16及び加熱装置18の制御のために、筐体14内には、温度情報を制御装置20に提供する複数の温度センサと、空気の流動量を制御装置20に提供する流量センサ92が設けられている。
複数の温度センサとしては、換気用温度センサ88と、加熱用温度センサ90とがあげられる。換気用温度センサ88及び加熱用温度センサ90は、それぞれ筐体14内の適宜の位置に設けられることで、換気装置16及び加熱装置18を適切なタイミングで動作可能とする。
詳細には、換気用温度センサ88は、換気用出口64の近傍位置、つまり筐体14内の水電解装置22の上方に設けられる。換気用温度センサ88は、水電解システム10の各デバイス(水電解ユニット12等)により昇温した空間14aの熱気を検出し、温度情報として換気用温度情報を制御装置20に出力する。
一方、加熱用温度センサ90は、筐体14内の水電解装置22と加熱装置18の間の空間14a(流動経路70)に設けられている。また本実施形態において、加熱用温度センサ90は、筐体14内に2つ設けられている(以下、2つのセンサをそれぞれ第1加熱用温度センサ90a、第2加熱用温度センサ90bという)。
第1加熱用温度センサ90aは、加熱装置18の下流側近傍位置に設けられ、加熱装置18から流出する空気の温度を検出し、温度情報として第1加熱用温度情報を制御装置20に出力する。この第1加熱用温度センサ90aにより加熱装置18の挙動(温風の温度)を良好に監視することができる。また、第2加熱用温度センサ90bは、水電解装置22の上流側近傍位置に設けられ、内壁構造72を抜けて水電解装置22に向かう空気の温度を検出し、温度情報として第2加熱用温度情報を制御装置20に出力する。この第2加熱用温度センサ90bにより水電解装置22の加熱不足が生じることを抑制できる。
さらに、流量センサ92は、筐体14の換気用出口64内(又は換気用出口64の近傍位置)に設けられる。流量センサ92は、換気用出口64から流出する空気の流量である換気風量を検出する。
そして、制御装置20は、メモリに記憶された図示しないプログラムをプロセッサが実行することで、換気装置16及び加熱装置18を制御する機能部として、図4に示すように換気制御部94及び加熱制御部96を構築する。
より具体的には、換気制御部94の内部には、換気判定部98、風量算出部100、換気内容設定部102、定常用ファン指令部104、追加用ファン指令部106及び遮断装置指令部108が形成される。また、加熱制御部96の内部には、加熱判定部110及び加熱装置指令部112が形成される。
換気判定部98は、換気用温度センサ88が検出した換気用温度情報を取得して、この換気用温度情報と予め保有している温度閾値との比較を行う。換気判定部98は、温度閾値として、所定の温度値である流量増加開始閾値FTsと、流量増加開始閾値FTsよりも低い温度値である流量増加停止閾値FTeと、を有する。そして、換気判定部98は、追加用ファン78の回転停止中に、換気用温度情報と流量増加開始閾値FTsとを比較して、その結果を換気内容設定部102に提供する。また換気判定部98は、追加用ファン78の回転中に、換気用温度情報と流量増加停止閾値FTeとを比較して、その結果を換気内容設定部102に提供する。
風量算出部100は、流量センサ92が検出した流量情報を取得して、換気用出口64付近の空気の流量を算出する。流量センサ92は、流量を瞬時値として検出するため上下に細かく振動する流量情報を出力する(図5、図6等も参照)。このため、風量算出部100は、取得した流量情報から例えば5〜30secの範囲の移動平均値を算出し、時間軸上で滑らかに変化する算出流量値を換気内容設定部102に提供する。
換気内容設定部102は、換気判定部98の比較結果、及び風量算出部100の算出流量値に基づき換気装置16(遮断装置80を含む)の制御内容を決定する。具体的には、換気内容設定部102は、換気用温度情報が流量増加開始閾値FTs以下の状態で、定常用ファン76を回転させ、追加用ファン78を回転停止させる通常換気制御を実施する。そして、換気用温度情報が流量増加開始閾値FTs以下の状態から流量増加開始閾値FTsを超えた場合に、追加用ファン78を回転させる強制空冷制御を実施する。この換気装置16の具体的な制御については後述する。
また、換気内容設定部102は、回転中の第1〜第4ファン74A〜74D(図3A、図3B参照)の回転数(回転速度)を、算出流量に基づき設定する。水電解システム10では、水電解ユニット12により水素を製造するため、筐体14の空間14aに水素が存在する可能性がある。このため、筐体14から水素が確実に排出されて換気防爆が成立するように、流量センサ92の流量情報をフィードバックして第1〜第4ファン74A〜74Dの回転数を所定以上に保つようにしている。また、本実施形態では、定常用ファン76のみの駆動、及び定常用ファン76に追加用ファン78を加えた駆動の両方において、第1〜第4ファン74A〜74Dを相互に同じ回転数で回転させる。
定常用ファン指令部104は、換気内容設定部102の指示下に、定常用ファン76のドライバ(不図示)に定常用ファン指令を出力して定常用ファン76の動作を制御する。追加用ファン指令部106は、換気内容設定部102の指示下に、追加用ファン78のドライバ(不図示)に追加用ファン指令を出力して追加用ファン78の動作を制御する。定常用ファン76及び追加用ファン78のドライバはPID制御を実施して目的の回転速度に沿うように回転駆動を行う。また、遮断装置指令部108は、換気内容設定部102の指示下に、遮断装置80のドライバ(不図示)に遮断装置指令を出力して遮断装置80の動作を制御する。
一方、加熱制御部96の加熱判定部110は、加熱用温度センサ90が検出した加熱用温度情報を取得して、この加熱用温度情報と予め保有している温度閾値との比較を行う。加熱判定部110は、温度閾値として、所定の温度値である加熱開始閾値HTsと、加熱開始閾値HTsよりも高い温度値である加熱停止閾値HTeと、を有する。
また上述したように、水電解システム10は、加熱用温度センサ90として第1加熱用温度センサ90a及び第2加熱用温度センサ90bを備える。このため、加熱開始閾値HTsも、第1加熱用温度センサ90aの第1加熱用温度情報と比較するための第1加熱開始閾値HTs1と、第2加熱用温度センサ90bの第2加熱用温度情報と比較するための第2加熱開始閾値HTs2とが存在する。第1加熱開始閾値HTs1は第2加熱開始閾値HTs2よりも高い温度値である。同様に、加熱停止閾値HTeも、第1加熱用温度情報と比較するための第1加熱停止閾値HTe1と、第2加熱用温度情報と比較するための第2加熱停止閾値HTe2とが存在する。第1加熱停止閾値HTe1は第2加熱停止閾値HTe2よりも高い温度値である。
加熱装置指令部112は、加熱判定部110の比較結果に基づき、加熱装置18のドライバ(不図示)に加熱装置指令を出力して加熱装置18の加熱又は加熱停止を制御する。ドライバは、加熱装置指令に基づき、電熱線86の通電と通電停止を切り換えるリレースイッチが適用される。この加熱装置18の具体的な動作については後述する。
なお、加熱制御部96は、加熱装置18の空気の流量に基づき、加熱の許可又は不許可を行う構成でもよい。すなわち、制御装置20は、空気が所定以上流動していない場合に、加熱装置18の加熱を許可しないことで、加熱装置18の加熱を防止することができる。
本実施形態に係る水電解システム10は、基本的には以上のように構成されるものであり、以下その動作について説明する。
例えば、夏場等において気温が高くなった場合の水電解システム10の動作の一例について説明する。水電解システム10は、周囲の気温が高くなることで、筐体14内の空間14aの温度も高まる。これに加えて、水電解ユニット12が駆動していれば、水電解装置22等からの排熱により筐体14の空間14aが温められる。
換気用温度センサ88は、空間14aにおいて熱気が溜まり易い(空間14a内で高い温度となる)水電解装置22の上方の温度を検出する。空間14aの大部分は換気用温度センサ88付近の温度よりも低いため、水電解システム10は、換気用温度センサ88の温度検出によって筐体14内の温度変化を早期に捉えることができる。
ここで、水電解システム10は、筐体14内の換気のため、制御装置20(換気制御部94)の制御下に通常換気制御を実施している。通常換気制御では、換気装置16の第2及び第3ファン74B、74Cを常に回転させる。この際、風量算出部100は、流量センサ92の流量情報から算出流量を算出し、換気内容設定部102は、この算出流量に基づき第2及び第3ファン74B、74Cの回転数を設定する。そして、定常用ファン指令部104は、設定された回転数の定常用ファン指令を出力して、第2及び第3ファン74B、74Cを回転させる。
第2及び第3ファン74B、74Cの回転により、筐体14の外部から空間14aに流入した空気は、定常用流動経路70aを流動する。すなわち、空気は、非加熱状態の加熱装置18を通った後、先に内壁構造72の制御装置20の周囲を流れ、その後に水電解ユニット12を含む各デバイスの周囲を流動する。このため、水電解システム10は、水電解ユニット12が水素を漏出しても、水素が制御装置20に向かうことを抑制し、筐体14の外部に水素を排出する(水素の防爆を行う)ことができる。
また、制御装置20は、通常換気制御中に、換気用温度センサ88の換気用温度情報が流量増加開始閾値FTs以下の場合に、第1及び第4ファン74A、74Dの回転を停止し、さらに遮断装置80により第1及び第4ファン74A、74Dを閉塞状態としている。このように遮断装置80が第1及び第4ファン74A、74Dを閉塞していることで、空間14aの空気が第1及び第4ファン74A、74Dの隙間から抜け出ることが防止される。
そして、制御装置20の換気判定部98は、第2及び第3ファン74B、74Cのみが回転している状態において、換気用温度センサ88の換気用温度情報を取得し、換気用温度情報と流量増加開始閾値FTsとの比較を行う。比較において、換気用温度情報が流量増加開始閾値FTs以下の場合には、第2及び第3ファン74B、74Cのみ回転を継続して第1及び第4ファン74A、74Dの回転停止(及び遮断装置80の閉塞)状態を維持する。そして時点t1において、換気判定部98により換気用温度情報が流量増加開始閾値FTsを超えたことを判定すると、通常換気制御から強制空冷制御に切り換える。
詳細には、換気内容設定部102は、強制空冷制御の開始時(時点t1)に、まず遮断装置指令部108を介して遮断装置80を動作させて、第1及び第4ファン74A、74Dを閉塞状態から開放状態に切り替える。
そして、時点t1よりも若干遅い時点t2おいて、換気内容設定部102は、第1ファン74Aを第4ファン74Dよりも先に回転させる制御を行う。これにより、空間14aの空気の流量を段階的に増加させることが可能となる。第1ファン74Aは、回転を開始すると、聴覚的に認識し難い回転数増量レートで目標の回転数に向けて回転数を増加していく。また、制御装置20は、遮断装置80が開放状態になった後(時点t2)、第2及び第3ファン74B、74Cの回転数を一時的に増加させる制御を行う。これにより、第1及び第4ファン74A、74Dが開放状態になることに伴い、空間14aの空気の流動量が低下して水素防爆能力が低下することを防止することができる。
制御装置20は、第1〜第3ファン74A〜74Cの回転数が互いに指令値(騒音レベルを考慮した上限値)に合った時点t3において、第4ファン74Dの回転を開始する。第4ファン74Dも、回転を開始すると、聴覚的に認識し難い回転数増量レートで目標の回転数に向けて回転数を増加していく。結果として、換気装置16の第1〜第4ファン74A〜74Dが全て回転することになり、時点t4の段階で目的の流動量(強制空冷制御の換気風量)の空気が空間14aを流動するようになる。この強制空冷制御において、第1〜第4ファン74A〜74Dは、互いに回転数が一致して回転し、また第2、第3ファン74B、74Cは、通常換気制御よりも増加した回転数で回転する。
強制空冷制御時には、筐体14内に流入した空気は、定常用流動経路70aと追加用流動経路70bの両方を流動して、制御装置20、水電解ユニット12等と熱交換を行う。この空気は、水電解装置22等によって温度が上昇するものの、第1〜第4ファン74A〜74Dの回転により多量に流動していることで、空間14aの温度を充分に下げることができる。このため、強制空冷制御を実施してある程度時間が経過すると、筐体14内の上方の温度も下がっていき、換気用温度センサ88は徐々に低下する換気用温度情報を検出する。
ここで、換気判定部98は、強制空冷制御中(第1及び第4ファン74A、74Dの回転中)に、換気用温度センサ88の換気用温度情報と流量増加停止閾値FTeとの比較を行っている。強制空冷制御の停止タイミングを計るためである。既述したように、流量増加停止閾値FTeは、流量増加開始閾値FTsよりも低い値であり、換気判定部98は、換気用温度情報が流量増加停止閾値FTeを超えている場合に、第1及び第4ファン74A、74Dの回転を継続する。
そして、強制空冷制御を開始してある程度時間を経過した時点t5において、換気判定部98は、換気用温度情報が流量増加停止閾値FTe以下となったことを判定する。換気内容設定部102は、この判定に基づき強制空冷制御の停止処理を行う。この停止処理では、まず第4ファン74Dの回転数を徐々に低下させて最終的に回転を停止する。また時点t5において、換気内容設定部102は、第2及び第3ファン74B、74Cの回転数を一時的に増加する制御を行うことで、筐体14内の換気防爆に必要な流量を確保する。
換気内容設定部102は、第4ファン74Dの回転が停止する時点t6において、第1ファン74Aの回転数を徐々に低下させて最終的に回転を停止する。そして第1ファン74Aの回転が停止する時点t7において、換気内容設定部102は、遮断装置80を動作して、第1及び第4ファン74A、74Dを開放状態から閉塞状態に移行する。これにより水電解システム10は、第2及び第3ファン74B、74Cのみが回転して、筐体14内を換気する通常換気制御に復帰する。
次に図6を参照して、例えば、冬場等において気温が低くなった(氷点下以下になった)場合の水電解システム10の動作の一例について説明する。この場合、水電解システム10は、水電解ユニット12の凍結を防止するために、筐体14内の温度を所定値(例えば、0℃)以上に保つ制御を行う。
ここで、水電解システム10は、周囲の気温が低くても、筐体14内を換気するため、制御装置20(換気制御部94)の制御下に、第2及び第3ファン74B、74Cを常に回転させる通常換気制御を実施している。第2及び第3ファン74B、74Cの回転により空間14aに流入した空気は、定常用流動経路70aを流動し、加熱装置18を通過した後に水電解ユニット12の周囲を通って換気用出口64に導かれる。
そして、水電解システム10は、加熱装置18の下流側近傍位置の第1加熱用温度センサ90a、及び水電解装置22の上流側近傍位置の第2加熱用温度センサ90bにより、定常用流動経路70aを流動する空気の温度を監視している。制御装置20の加熱制御部96は、第1及び第2加熱用温度センサ90a、90bの第1及び第2加熱用温度情報に基づき、加熱装置18を制御する。
具体的には、加熱判定部110は、加熱装置18の動作停止状態において、第1加熱開始閾値HTs1、第2加熱開始閾値HTs2を読み出す。そして、加熱判定部110は、第1比較を実施して第1加熱用温度情報と第1加熱開始閾値HTs1を比較し、この第1比較と並行に第2比較を実施して第2加熱用温度情報と第2加熱開始閾値HTs2を比較する。これら第1及び第2比較において、各加熱用温度情報が各加熱開始閾値HTsを超えている場合には、加熱装置18の動作停止状態を維持する判定を行う。そして第1及び第2比較のうちいずれか一方でも、加熱用温度情報が加熱開始閾値HTs以下となった場合には、加熱装置18の動作を開始する判定を行う。
例えば、図6中の時点t11において、加熱判定部110は、第1加熱温度情報が第1加熱開始閾値HTs1以下になったことを判定する。加熱装置指令部112は、この加熱判定部110の判定に基づき加熱装置18の駆動を行う指令を出力する。すなわち、水電解システム10は、加熱装置18の電熱線86に通電(電力供給)を行うことで、箱体84の空洞84aを通過する空気を加熱する。この加熱された空気が、加熱装置18の下流側の水電解装置22に流れることで、水電解ユニット12の周囲温度が上昇し、水電解ユニット12の水が凍結しない温度に保たれることになる。
また、加熱判定部110は、加熱装置18の加熱状態において、第1加熱停止閾値HTe1、第2加熱停止閾値HTe2を読み出す。そして加熱判定部110は、第1比較を実施して第1加熱用温度情報と第1加熱停止閾値HTe1を比較し、この第1比較と並行に第2比較を実施して第2加熱用温度情報と第2加熱停止閾値HTe2を比較する。これら第1及び第2比較において、各加熱用温度情報が各加熱停止閾値HTe以下となっている場合には、加熱装置18の加熱状態を維持する判定を行う。そして、第1及び第2比較のうちいずれか一方でも、加熱用温度情報が加熱停止閾値HTeを超えた場合には、加熱装置18の動作を停止する判定を行う。
例えば、図6中の時点t12において、加熱判定部110は、第1加熱開始閾値HTs1よりも高い第1加熱停止閾値HTe1を、第1加熱温度情報が超えたと判定する。加熱装置指令部112は、この加熱判定部110の判定に基づき加熱装置18による加熱状態を停止する。
さらに例えば、時点t13において、加熱判定部110は、加熱装置18の加熱停止状態において、第2加熱用温度情報が第2加熱開始閾値HTs2以下となったことを判定する。これにより加熱装置指令部112は、加熱装置18による加熱を開始する。そして時点t14において、加熱判定部110は、加熱装置18の動作状態において、第2加熱用温度情報が第2加熱停止閾値HTe2を超えたことを判定する。これにより加熱装置指令部112は、加熱装置18による加熱を停止する。
水電解システム10は、上記のように第1加熱用温度センサ90a、第2加熱用温度センサ90bの各温度情報に対して閾値による比較を行うことで、筐体14の空間14aに温度ムラがあっても加熱装置18を適切に動作させることができる。これにより、水電解ユニット12の凍結を確実に防止することができる。
なお、水電解システム10は、定常用流動経路70a上に1つの加熱用温度センサ90を備え、この加熱用温度情報に基づき加熱装置18の動作を制御する構成でもよい。また水電解システム10は、複数の加熱用温度センサ90の加熱用温度情報が各加熱開始閾値HTs以下に全てなった場合に、加熱装置18の加熱を開始し、また各加熱停止閾値HTeを全て超えた場合に、加熱装置18の加熱を停止する構成としてもよい。
上述した水電解システム10は、以下の効果を奏する。
水電解システム10は、換気用温度センサ88、加熱用温度センサ90及び制御装置20を有することで、換気装置16及び加熱装置18の動作を適切に制御することが可能となる。例えば、夏場は、筐体14内の温度が上昇し、水電解装置22の上方に熱気が集まり易いため、制御装置20が換気用温度センサ88の換気用温度情報に基づき換気風量を増やすことで、筐体14内の温度を低下させることができる。また、冬場は、筐体14の外部の気温が低下しても、水電解装置22と加熱装置18の間の流動経路70に設けられた加熱用温度センサ90の加熱用温度情報に基づき加熱装置18により空気を加熱することで、水電解ユニット12の凍結を回避することができる。すなわち、水電解システム10は、一年を通して筐体14の外部の気温が変化しても筐体14内の温度を適切に調整して、各デバイスの動作環境を良好に保つことができる。
水電解システム10は、換気用出口64付近の温度である換気用温度情報が流量増加開始閾値FTsを超えた場合に換気装置16による空気の流動量を増加させることで、筐体14内を必要に応じて効果的に冷却することができる。
水電解システム10は、換気装置16の定常用ファン76が常に回転することにより、筐体14内の水素を排出して防爆を行うと共に、筐体14内を適度に冷却することができる。そして、換気用温度情報が流量増加開始閾値FTsを超えた場合に追加用ファン78が回転することで、換気風量が容易に増えて筐体14内を大幅に冷却することが可能となる。
水電解システム10は、追加用ファン78の回転開始時に、複数の追加用ファン78のうち一部を先に回転させた後、複数の追加用ファン78のうち他部を回転させる。これにより筐体14内の空気をスムーズに流動させながら、空間14aの換気風量を増やすことができる。同様に、追加用ファン78の回転停止時も、空気をスムーズに流動させながら、空間14aの換気風量を減らすことができる。
水電解システム10は、追加用ファン78の回転停止状態で、追加用ファン78を閉塞する遮断装置80を有する。これにより、水電解システム10は、定常用ファン76の回転により流動する空気が追加用ファン78から流出して、筐体14内の換気風量が低下することを防止することができる。
制御装置20は、遮断装置80による追加用ファン78の閉塞状態と開放状態の移行時に、定常用ファン76の回転数を増加させる。これにより水電解システム10は、遮断装置80の状態変化に伴い空間14aから空気が抜けて換気風量が減少することを抑制して、筐体14内の換気を安定的に行うことができる。
水電解システム10は、定常用ファン76が常に送風する空気を定常用流動経路70a上の加熱装置18に通すことで、冬場等に加熱装置18の動作に伴い加熱された空気を水電解ユニット12に導くことができる。また、水電解システム10は、加熱装置18を通らない追加用流動経路70bにより、追加用ファン78が回転した際の空気によって筐体14内を短時間に冷却することができる。
水電解システム10は、流量センサ92が検出した流量情報に基づき定常用ファン76及び追加用ファン78の回転数を変化させることで、筐体14内の換気に必要な流量の空気を確実に流動させることができる。
制御装置20は、加熱装置18の加熱停止状態で、加熱用温度情報が加熱開始閾値HTs以下となった場合に加熱装置18の加熱を開始し、加熱装置18の加熱状態で、加熱停止閾値HTeを超えた場合に加熱装置18の加熱を停止する。これにより、加熱用温度センサ90が設けられる定常用流動経路70aの温度が下がった際に、加熱装置18が適切なタイミングで空気を加熱して、水電解ユニット12の凍結を防ぐことができる。
制御装置20は、第1加熱用温度センサ90aの第1加熱温度情報及び第2加熱用温度センサ90bの第2加熱温度情報のいずれかに基づき、加熱装置18の加熱及び加熱停止を制御する。これにより、筐体14内に温度ムラがあっても、加熱装置18をより確実に動作させて凍結を防止することができる。
水電解システム10は、流動経路70上における水電解装置22の上流側、且つ水電解装置22の側方に制御装置20を設けている。これにより水電解システム10は、水電解装置22から水素が漏出しても制御装置20に水素が向かうことを抑制して、制御装置20が水素を発火させる不都合を回避することが可能となる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されず、発明の要旨に沿って種々の改変が可能である。例えば、換気装置16の複数のファン74の回転数(回転速度)は、適切な空気の流動量が得られれば相互に異なってもよい。この場合の一例としては、風切音の基本周波数が分散するように各ファン74の回転数を変えることがあげられる。
10…水電解システム 12…水電解ユニット
14…筐体 14a…空間
16…換気装置 18…加熱装置
20…制御装置 22…水電解装置
62…換気用入口 64…換気用出口
70…流動経路 70a…定常用流動経路
70b…追加用流動経路 76…定常用ファン
78…追加用ファン 80…遮断装置
88…換気用温度センサ 90…加熱用温度センサ
90a…第1加熱用温度センサ 90b…第2加熱用温度センサ
92…流量センサ FTs…流量増加開始閾値
HTe…加熱停止閾値 HTs…加熱開始閾値

Claims (11)

  1. 水電解を行う水電解装置を有する水電解ユニットと、
    空気が流動する空間を内部に有すると共に、前記水電解ユニットを前記空間に収容する筐体と、
    前記空間内の前記空気を流動させる換気装置と、
    前記空気の流動経路上で前記水電解装置よりも上流側に設けられ、前記空気を加熱する加熱装置と、
    前記空間の前記水電解装置よりも上方に設けられる換気用温度センサと、
    前記流動経路上で前記加熱装置と前記水電解装置との間に設けられる加熱用温度センサと、
    前記換気用温度センサが検出した換気用温度情報に基づき前記換気装置の動作を制御すると共に、前記加熱用温度センサが検出した加熱用温度情報に基づき前記加熱装置の動作を制御する制御装置と、を備える、
    水電解システム。
  2. 請求項1記載の水電解システムにおいて、
    前記筐体は、前記空間から外部に前記空気を流出可能な換気用出口を備え、
    前記換気用温度センサは、前記換気用出口の近傍位置に設けられ、
    前記制御装置は、流量増加開始閾値を有し、前記換気用温度情報が前記流量増加開始閾値以下の状態から前記流量増加開始閾値を超えた場合に前記換気装置による前記空気の流動量を増加させる、
    水電解システム。
  3. 請求項2記載の水電解システムにおいて、
    前記換気装置は、常に回転して前記空気を流動させる定常用ファンを有すると共に、前記換気用温度情報が前記流量増加開始閾値を超えた場合に回転して前記空気の流動量を増加させる追加用ファンを有する、
    水電解システム。
  4. 請求項3記載の水電解システムにおいて、
    前記換気装置は、前記追加用ファンを複数備え、
    前記制御装置は、前記追加用ファンの回転開始時に、複数の前記追加用ファンのうち一部を先に回転させた後に、複数の前記追加用ファンのうち他部を回転させ、
    且つ前記追加用ファンの回転停止時に、複数の前記追加用ファンのうち一部を先に回転停止させた後に、複数の前記追加用ファンのうち他部を回転停止させる、
    水電解システム。
  5. 請求項3又は4記載の水電解システムにおいて、
    前記換気装置は、前記追加用ファンの回転停止状態で、当該追加用ファンを閉塞する遮断装置を有する、
    水電解システム。
  6. 請求項5記載の水電解システムにおいて、
    前記制御装置は、前記遮断装置による前記追加用ファンの閉塞状態と開放状態の移行時に、前記定常用ファンの回転数を増加させる、
    水電解システム。
  7. 請求項3〜6のいずれか1項に記載の水電解システムにおいて、
    前記流動経路は、前記定常用ファンが前記空気を流動させる定常用流動経路と、前記追加用ファンが前記空気を流動させる追加用流動経路と、を含み、
    前記定常用流動経路は前記加熱装置を通る一方で、追加用流動経路は、前記加熱装置を通らない、
    水電解システム。
  8. 請求項3〜7のいずれか1項に記載の水電解システムにおいて、
    前記換気用出口の近傍位置に前記空気の流動量を検出する流量センサを備え、
    前記制御装置は、前記流量センサが検出した流量情報に基づき前記定常用ファン及び前記追加用ファンの回転数を変化させる、
    水電解システム。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の水電解システムにおいて、
    前記制御装置は、加熱開始閾値、及び前記加熱開始閾値よりも高い加熱停止閾値を有し、
    前記加熱装置の加熱停止状態で、前記加熱用温度情報が前記加熱開始閾値以下となった場合に前記加熱装置の加熱を開始し、
    前記加熱装置の加熱状態で、前記加熱停止閾値を超えた場合に前記加熱装置の加熱を停止する、
    水電解システム。
  10. 請求項9記載の水電解システムにおいて、
    前記加熱用温度センサは、前記加熱装置の下流側近傍位置に設けられる第1加熱用温度センサと、前記水電解装置の上流側近傍位置に設けられる第2加熱用温度センサと、を含み、
    前記制御装置は、前記第1加熱用温度センサの第1加熱温度情報及び前記第2加熱用温度センサの第2加熱温度情報のいずれかに基づき、前記加熱装置の加熱及び加熱停止を制御する、
    水電解システム。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の水電解システムにおいて、
    前記制御装置は、前記流動経路上における前記水電解装置の上流側、且つ前記水電解装置の側方に設けられる、
    水電解システム。
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