JP2019210045A - ワンハンドペットボトルオープナー - Google Patents

Abstract

【課題】本発明は、片手でペットボトルのキャップを開けることができるオープナーを提供する。【解決手段】 ペットボトルのキャップに嵌める内側に滑り止め縦溝部を設けた輪部より水平または横に突出した拇指で押すことができる垂直面で形成される押し面を両側に持つ押し面部を設けたことを特徴とするワンハンドペットボトルオープナー。【選択図】図４

Description

本発明は、片手でペットボトルのキャップを開けるためのオープナーに関するものである。

従来のオープナーでは、力の弱い子供や高齢者が容易にペットボトルのキャップを開けることができるか工夫（（特許文献２、３）が示され、また他の機能を合わせ持つ工夫（特許文献１）が示されている。キャップのギザギザ部（ローレット部）に対応したオープナーは文献３に詳細に示されており市場にも見られる。しかし、病気や外傷で片手が不自由な人が健側の片手で使用できるオープナーは市場では見当たらない。

特開２００２−３７３８７ 特開２００４−２０３４７８ 特開２００９−１２６５１７

現在、市場でみられるペットボトルのキャップのオープナーは、ペットボトルの周囲のローレット部分に対応してオープナーの内側に滑り止め縦溝が刻んである輪部をキャップにはめて片手でペットボトル本体を持ち、他方の利き手でオープナーの持ち手を握りキャップを回転させるが、片手のみでキャップを開けることはできない。
本発明は以上の問題を解決しようとするものである。

ペットボトルのキャップに嵌める内側に滑り止め縦溝部を設けた輪部より、水平または横に突出した拇指で押すことができる垂直面の押し面を両側にもつ押し面部を設けた。
以上を特徴とするワンハンドペットボトルオープナーである。

片手が不自由な人が一人で健側片手でペットボトルを開けることができる。

本発明の押し面部がひとつの斜視図である。 本発明とペットボトルの斜視図である。 本発明をキャップに嵌め拇指で押し面を押している使用時の斜視図である。 押し面部と把持部を４か所とした本発明の斜視図である。 図４の本発明の使用時の斜視図である。

以下本発明の実施の形態について形態を説明する。
（イ）キャップ本体（５）に嵌める輪部（１）を設け、輪部（１）の内側にキャップの ローレット部分（６）に対応した滑り止め縦溝部（２）を設ける。
（ロ）輪部（１）より水平または横に突出した垂直面からなる押し面（３ａ）を両側に 持つ押し面部（３）を設ける。
（ハ）押し面部（３）先端に連続した本発明を把持し易い様に把持部（４）を設ける。
（ニ）押し面部（３）と把持部（４）を等間隔に４か所設ける。
本発明は以上のような構成である。
本発明を使用するときは、図２のように置いてあるペットボトル（９）のキャップ本体 （５）の上から輪部（１）を嵌め込み、図３のように片手でペットボトル（９）のキャ ップのリング（８）の下を掴み、拇指（１０）にて押し面（３ａ）をキャップを左回転 方向に押し込む。拇指（１０）が押し面（３ａ）に届かなくなったらペットボトルを掴 み直し同じ動作を繰り返してキャップが約２７０度回転するとキャップ本体（５）とリ ング（８）を連結しているブリッジ（７）が断裂する。図４図５のようにこの押し面部 （３）を４か所設ければペットボトルを掴み直すことなく連続動作が可能となる。押し 面部（３）は３か所でも５か所以上でも良いが、３か所だと拇指を次の押し面に移すと き拇指を大きく動かす必要があり、５か所以上だと小刻みに押し面を押してキャップを 回転することができる。

把持部（４）は蓋を開けた後、本発明を片手で保持できれば良く形態は突起状でも輪状でも良い。全体を上下対称に作成すると使用し易い。

１ 輪部
２ 滑り止め縦溝部
３ 押し面部
３ａ 押し面
４ 把持部
５ キャップ
６ キャップのローレット部分
７ ブリッジ
８ リング
９ ペットボトル
１０ 拇指

Claims (2)

1. ペットボトルのキャップに嵌める内側に滑り止め縦溝部を設けた輪部より水平または横に突出した拇指で押すことができる垂直面の押し面を両側に持つ押し面部を設けたことを特徴とするワンハンドペットボトルオープナー。
2. 押し面部を複数設けた請求項１のワンハンドペットボトルオープナー。

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