JP2007126213A - 溝穴付き蓋 - Google Patents

溝穴付き蓋 Download PDF

Info

Publication number
JP2007126213A
JP2007126213A JP2006290504A JP2006290504A JP2007126213A JP 2007126213 A JP2007126213 A JP 2007126213A JP 2006290504 A JP2006290504 A JP 2006290504A JP 2006290504 A JP2006290504 A JP 2006290504A JP 2007126213 A JP2007126213 A JP 2007126213A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
slot
opened
container
fitted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006290504A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Maruyama
昭治 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2006290504A priority Critical patent/JP2007126213A/ja
Publication of JP2007126213A publication Critical patent/JP2007126213A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

【課題】従来のネジ蓋は力の弱い人は開けにくいので、蓋の上面に、コインや箸棒などを差し込める溝穴を設けることで、テコの作用で簡単に開けられる蓋を提供する。
【解決手段】 ネジ嵌合する容器2の蓋1を形成する上面4に、適度な幅と深さの溝穴6を、前記した蓋1の上面4の一方側端部から、中心部を経て対向側端部に至る溝穴6設けた蓋1を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、水やお茶、ジュ−ス等を封入したペットボトルや、ジャム、梅、塩辛等を入れた瓶詰め容器や、薬や化粧品等を封入した様々な容器(以下、容器と称す)にネジ嵌合する蓋があるが、力の弱い高齢者や子供、手が不自由な人でも容易に開けられる溝穴付き蓋に関する。
従来より、様々な飲料ボトルや瓶詰めなどの容器には、ネジ嵌合による蓋を備えたものが多く、その代表的なものとして、水やお茶、ジュ−スなどを入れた容器は、屋内外を問わず日常的に数多く消費されているが、その蓋には、スベリ止めとしてキャップ周囲に細かい溝を付けており、力のある大人は問題ないが、高齢者や子供のように力の弱い者にとっては容易に開けられないことが多く、その時は大人の手を借りて開けたり、また摩擦性があるゴムや皮素材を蓋に巻き付けて開けている。また専用のキャップオ−プナ−を用いて開けることもある。
さらに力の弱い高齢者や子供でも開けやすくするために、ボトルキャップの直径を、ボトルの口より30パ−セント以上大きくした技術が開示されている。(例えば、特許文献1参照)
特開2002−96849公報(第2頁、図1)
上記するような方法で蓋を開けているが、力の弱い高齢者や手の不自由な人がネジ蓋を開ける際は、蓋の周囲にスベリ止めの溝が付けられていても容易に開けられないし、助ける人が側に居ない場合はあきらめたりすることもあった。また摩擦部材のゴムや皮などを蓋に巻いて開ける場合はスベリにくいが、開ける力は必要であるので力の弱い者にとっては変わらないし、摩擦部材を探したり巻き付けたりする面倒や不便があった。さらに、専用のキャップオ−プナ−を使う場合でも、蓋の大きさや形など様々であるので、一つのキャップオ−プナ−で全てに対応できないなどの不便や欠点があった。
さらに、公知公開される特開2002−96849公報による、お年寄りにも簡単に開けられるペットボトルのキャップの技術は、キャップの直径を、ペットボトルの口の直径より30パ−セント以上大きくすることで、手でも回しやすくした技術であるが、搬送途中や自動販売機への出し入れの際にキャップが物に当たった際に回ってしまう恐れもあり、また、この程度を大きくしても出荷時は途中で緩まないようにしっかりと閉め付けているので、例え、キャップを通常より大きくしても力の弱い者や手の不自由な者には簡単に開けられない技術であった。
本発明は上記するような不便や欠点を解消するために、請求項1においては、ネジ嵌合する容器の蓋の上面に適度の幅と深さの溝穴を、前記した蓋の一方側端部から中心部を経て対向側端部に至るように設けた蓋を形成し、開ける際はコインや箸、棒等を前記する溝穴に嵌め込んで廻すことで、テコの作用を得て軽い力で蓋を取り外せるものとする。
請求項2においては、前記する蓋の上面に設ける溝穴を、大小異なる幅の溝穴を複数本交差するように設けることによりコインで開けることはもとより、コインや箸棒等が存在しない際には、所定した前記の溝穴と幅の異なる溝穴を形成することによって、大小異なった溝穴が設けられることによって、いろいろな開ける方法で、コインや箸棒等の幅、もしくは略板状体等の幅に応じ、いずれの物でも嵌め込み回すことによって、楽に開けられる溝穴付き蓋を形成する。
本発明における実施例1の容器の蓋は、蓋の上面にコインや箸、棒、等を嵌める溝穴を設けているので、屋内外を問わず、常時携行されるコインや箸、棒、等の身近な物を嵌め込み廻すことにより、強く締め付けられ封印した蓋であっても容易に開けることができ、より大きい蓋等であれば略板状体等を嵌め込んでテコの作用を利用して廻すことによって、握力の弱い高齢者や子供、手が不自由な人の場合でも簡単に開けられる、従来には見られない機能的にしてユニークにして特異な蓋である。
実施例2の容器には、コインや箸、棒など幅の狭い物を差込める溝穴に加え、形状大きさ異なる蓋であっても略板状体等を嵌め込む幅の広い溝穴2本を交差して十字状に設けているので屋内外の場所を問わず、いかなる場所にても開けられるユニークにして特異な蓋である。また、いずれの場合もタイプ、形はきわめてシンプルであり安価に製造できる。さらに蓋の外部には突起部を形成しないので、安心、容易に取り扱え、自動販売機に入れて販売する場合でも引っ掛かる要素がない容器の蓋である。加えて、飲料容器以外に、ジャム、や梅塩辛などを封入した瓶詰め食品の蓋や、薬や化粧品等のあらゆるネジ蓋付き容器に限定をされない程、広く多様に使用ができる。さらに蓋の開け方も、寝たきり状態の人や身障者の場合には、容器を横にして、溝穴に嵌めても開けられる。またコインを嵌めて廻して開ける以外に、溝穴に嵌めて容器の方を廻して開けられるなどいずれの方法でも効果的に開けられるネジ溝付き蓋を提供できる。
蓋がネジ嵌合による容器において、力の弱い高齢者や子供、手の不自由な人でも簡単に、容器の蓋を取り外せるために、蓋の上面の溝穴にコインや箸、棒等を嵌め込んでテコの作用を得て軽く廻して取り外せる溝付き蓋とする。
本発明による実施例1の蓋を、図1の示す斜視図と図2に示す断面図、図3の容器のを開ける使用状態図、図4の他の使用状態図を示す参考図で説明をする。
実施例1における蓋1は、容器2の口にネジ嵌合するものであって、蓋1の内側に内ネジ3を有する上面4を厚くし、上面4の一方側端部から中心部を経て他方側端部までコイン5や箸、棒等が嵌まる適度な幅と深さの溝穴6を直線状に設けて成る蓋1を構成する。
実施例1の蓋1の上面4には、コイン5や箸、棒等を嵌める適度な幅と深さの溝穴6を設けているので、蓋1を開ける際は、図3、図4に示すように、一方の手で容器2を握り、他方の手で持ったコイン5や箸、棒等を前記した溝穴6に嵌め込んで回すと、テコの作用を得て軽い力で廻せるため、力の弱い高齢者や子供でも簡単に蓋1を廻して取り外せる。
実施例2の蓋を図5に示す斜視図で説明する。
実施例2の蓋1は、前記した実施例1のように内ネジ3付き(図示せず)の蓋1の上面4に実施例1のような適度な幅の狭い溝穴6を設けるとともに、前記溝穴6より幅が異なる広い、例えば、略板状体等が嵌められる幅と深さの溝穴6aと交差して十字状になるように設けて成る蓋1を構成する。
実施例2に示す蓋1は、上面4に適度な幅の狭い溝穴6とともに、略板状体などを嵌め込められる幅の異なる広い溝穴6aを交差させて十字状にして設けているので、コイン5や箸、棒、等でも開けられるが、前記コインが手元にない場合、さらに、コインが小さくて開けにくい場合には、略板状体を嵌め込んでから廻すと、実施例1と同様にテコの作用を得て軽い力で蓋1を取り外せる複合タイプが可能である。
本発明による蓋1は合成樹脂製であるが、金属製であっても差し障えず、また上面4に設ける溝穴6,6aの幅や深さはもとより、さらに異なる幅のものを2本以上設けても構わないものであり、いずれも特に限定をされるものではない。
本発明はネジ嵌合する飲用容器の蓋を対象に図示説明をしているが、これら以外に例えば、ストーブの給油口の蓋、各種収納容器の蓋、水筒の蓋、懐中電灯の蓋、機器の蓋、その他あらゆる容器に係らず、ネジ嵌合する全ての蓋にも適用できるものとする。
実施例1の蓋を示す斜視図である。 実施例2の蓋を示す断面図である。 実施例1の蓋を、容器から取り外す使用状態を示す参考図である。 実施例1の蓋を、容器から取り外す他の使用状態を示す参考図である。 実施例2の蓋を示す斜視図である。
符号の説明
1 蓋
2 容器
3 内ネジ
4 上面
5 コイン
6 溝穴
6a溝穴
7 略板状体

Claims (2)

  1. ネジ嵌合する容器の蓋であって、前記する蓋の上面に適度な幅と深さの溝穴を、前記した蓋の一方側端部から中心部を経て対向側端部に至るように溝穴を設けた構成を特徴とする溝穴付き蓋。
  2. 上記する蓋の上面に設ける溝穴が、大小異なる幅の溝穴を複数本交差するように設けて成る請求項1に記載する溝穴付き蓋。
JP2006290504A 2005-10-07 2006-09-28 溝穴付き蓋 Pending JP2007126213A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006290504A JP2007126213A (ja) 2005-10-07 2006-09-28 溝穴付き蓋

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005321468 2005-10-07
JP2006290504A JP2007126213A (ja) 2005-10-07 2006-09-28 溝穴付き蓋

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007126213A true JP2007126213A (ja) 2007-05-24

Family

ID=38149187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006290504A Pending JP2007126213A (ja) 2005-10-07 2006-09-28 溝穴付き蓋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007126213A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021120290A (ja) * 2020-01-31 2021-08-19 株式会社吉野工業所 トリガー式液体噴出器
KR102721103B1 (ko) 2022-04-28 2024-10-22 함지혜 탄성재질 포장지의 원터치 제거가 가능한 일회용 병

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021120290A (ja) * 2020-01-31 2021-08-19 株式会社吉野工業所 トリガー式液体噴出器
JP7378306B2 (ja) 2020-01-31 2023-11-13 株式会社吉野工業所 トリガー式液体噴出器
KR102721103B1 (ko) 2022-04-28 2024-10-22 함지혜 탄성재질 포장지의 원터치 제거가 가능한 일회용 병

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2009067748A1 (en) Closure and bottle
US10609939B2 (en) Coconut water removal device and method therefor
JP2019210045A (ja) ワンハンドペットボトルオープナー
JP2007126213A (ja) 溝穴付き蓋
JP2010526737A (ja) 握るのが容易なボトル
JP2008030773A (ja) 蓋と容器
JP2009007065A (ja) ペットボトル用キャップ
KR200412317Y1 (ko) 포일 절단기 겸용 병따개
JP2006290456A (ja) キャップオープナーつきボトル型易開栓容器
JP2006282274A (ja) ペットボトルのキャップ
JP2012081975A (ja) 飲料容器用オープナー
KR200409998Y1 (ko) 음료용기용 손잡이
KR200488719Y1 (ko) 열림 동작이 편리한 용기 뚜껑
JP4088940B2 (ja) 密封容器のネジ蓋開封具
JP2012001271A (ja) キャップ構造
KR20170001533U (ko) 병뚜껑 개방수단이 구비된 소주잔
KR200289219Y1 (ko) 음용이 용이한 위생캔
JP3130737U (ja) 片手で扱える調味料容器
JP5524031B2 (ja) キャップオープナー
KR200198825Y1 (ko) 오프너
JP2006182448A (ja) 栓抜き付き容器
US20020053116A1 (en) Ezi handle
JP3200437U (ja) ペットボトルのキャップ開栓機能付小銭入れ
KR100542117B1 (ko) 음료병
US20200231342A1 (en) Ergonomic cap remover

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071102

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20090701

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20090805

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090811

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091110

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100309