JP2019208177A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、複数のスイッチング素子を並列接続した半導体装置の電流アンバランスを抑制できる半導体装置を提供することを目的とする。【解決手段】第1ゲートと、第1接続ラインを介して共通端子に接続された第1ソースと、第1ドレインを有する第1スイッチング素子と、第2ゲートと、第2接続ラインを介して該第1ソースに接続され、該第1接続ラインと該第2接続ラインを介して該共通端子に接続された第2ソースと、該第1ドレインと接続された第2ドレインとを有する第2スイッチング素子と、該第1ソースと電源の高電圧側とを接続する第1キャパシタと、該電源の高電圧側と該第1キャパシタの間に一端が接続された第1回路素子と、該第2ソースと該第1回路素子の他端とを接続する第2キャパシタと、を備えたことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は半導体装置に関する。
特許文献1には、並列接続されたIGBTのエミッタとゲート電源回路の0V端子間にそれぞれインピーダンス手段を接続した回路での過電圧発生を抑制するゲート駆動回路が開示されている。このゲート駆動回路は、各IGBTが導通状態となったときにIGBTの主回路に生成される寄生インダクタンスにより生じる電流を抑制するために、各IGBTのエミッタとゲート電源回路の0V端子間にそれぞれインピーダンス手段を設ける。このインピーダンス手段と並列に、同極性同士が接続されたツェナーダイオードの直列回路をそれぞれ並列に接続する。
特開2018-11096号公報
特許文献1に開示のゲート駆動回路では、並列接続された素子のソース間に挿入されたツェナーダイオードが導通作動するまでの間、ゲート過電圧および並列接続された素子間の電流アンバランスが生じる。
複数のスイッチング素子を並列接続した半導体装置において、電流アンバランスを抑制するために、スイッチング素子毎の主回路配線インダクタンスを統一することが考えられる。しかしながら、そうするとトータルのインダクタンスが大きくなる問題があった。また並列数が増えると対処に限界がある。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、複数のスイッチング素子を並列接続した半導体装置の電流アンバランスを抑制できる半導体装置を提供することを目的とする。
本願の発明に係る半導体装置は、第1ゲートと、第1接続ラインを介して共通端子に接続された第1ソースと、第1ドレインを有する第1スイッチング素子と、第2ゲートと、第2接続ラインを介して該第1ソースに接続され、該第1接続ラインと該第2接続ラインを介して該共通端子に接続された第2ソースと、該第1ドレインと接続された第2ドレインとを有する第2スイッチング素子と、該第1ソースと電源の高電圧側とを接続する第1キャパシタと、該電源の高電圧側と該第1キャパシタの間に一端が接続された第1回路素子と、該第2ソースと該第1回路素子の他端とを接続する第2キャパシタと、を備えたことを特徴とする。
本発明のその他の特徴は以下に明らかにする。
本発明によれば、複数のスイッチング素子のソース電位を均一に近づけることで、電流アンバランスを抑制できる。
実施の形態1の半導体装置の回路図である。 実施の形態2に係る半導体装置の回路図である。 第1検出回路をスイッチと抵抗素子で構成した例を示す図である。 実施の形態3に係る半導体装置の回路図である。 第2検出回路をスイッチと抵抗素子で構成した例を示す図である。 実施の形態4に係る第1スイッチング素子の構成例を示す図である。 第1スイッチング素子の別の構成例を示す図である。 実施の形態5に係る半導体装置の回路図である。 実施の形態6に係る半導体装置の回路図である。
本発明の実施の形態に係る半導体装置について図面を参照して説明する。同じ又は対応する構成要素には同じ符号を付し、説明の繰り返しを省略する場合がある。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1の半導体装置の回路図である。この半導体装置は、第1スイッチング素子10と第2スイッチング素子12を備えている。第1スイッチング素子10は、 第1ゲートG1と、第1ソースS1と、第1ドレインD1とを有している。第1ソースS1は第1接続ライン11を介して共通端子T1に接続されている。共通端子T1は例えば電源14の中点とすることができる。
第2スイッチング素子12は、第2ゲートG2と、第2ソースS2と、第1ドレインD1と接続された第2ドレインD2とを備えている。第2ソースS2は第2接続ライン13を介して第1ソースS1に接続されている。第2ソースS2は第1接続ライン11と第2接続ライン13を介して共通端子T1に接続されている。共通端子T1は電力端子ということもできる。このように、第1スイッチング素子10と第2スイッチング素子12は並列接続されている。第1スイッチング素子10と第2スイッチング素子12は、例えばIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)又はパワーMOSFETとすることができる。第1スイッチング素子10と第2スイッチング素子12は、大電流をスイッチングするパワーチップとすることができる。
第1ソースS1と電源14の高電圧側は、第1キャパシタC1によって接続されている。そして、電源14の高電圧側と第1キャパシタC1の間に第1回路素子20の一端が接続されている。第1回路素子20は、過渡的なインピーダンスの大きい任意の素子が該当する。例えば、第1回路素子20を抵抗素子、インダクタンス素子又はダイオードとすることができる。第2ソースS2と第1回路素子20の他端は、第2キャパシタC2によって接続されている。
このように、第1ソースS1と第2ソースS2に電源用のコンデンサを設ける。すなわち、第1ソースS1は電源14の高電圧側に素子を介在せずに接続される。第2ソースS2は第1回路素子20を介して電源14の高電圧側に接続される。
第1スイッチング素子10と第2スイッチング素子12がターンオンすると主回路に電流変化が発生する。共通の主電極端子である共通端子T1から2つのスイッチング素子までの距離は異なる。この例では、第1ソースS1が第1接続ライン11で共通端子T1に接続されているのに対し、第2ソースS2は第1第2接続ライン11、13で共通端子T1に接続されている。したがって、共通端子T1からみて第1スイッチング素子10よりも第2スイッチング素子12の方が遠い。そのため、2つのスイッチング素子に電流変化が発生している間、第2スイッチング素子12のソース電位は第1スイッチング素子10のソース電位よりも大きい。この電位差は第2接続ライン13の寄生インダクタンスL1と電流変化率の積で与えられ、数ボルトに達する。2つのソース電位の差をΔVとする。
第1キャパシタC1と第2キャパシタC2と第1回路素子20がない場合、第2スイッチング素子12に印加される実効的なゲート電源電圧は、ゲート駆動正電圧からΔVを差し引いた値となる。このため、第2スイッチング素子12のゲート立ち上がりの電圧変化が抑えられ、ΔVの影響を受けない第1スイッチング素子10との間で素子に流れる電流変化率di/dtに差が生じる。具体的には、第1スイッチング素子10より第2スイッチング素子12のスイッチングスピードが遅くなりスイッチング時の過渡的な電流アンバランスが生じ得る。
この問題は、複数のスイッチング素子を並列接続する構成において共通して起こり得る。具体的には、駆動用の複数のソースを配線に接続すると主回路配線インダクタンスの誘導起電圧により、並列接続された素子間のスイッチングスピードに差が生じる。例えば、SiC−MOSFETでは小さなチップを複数並列接続することが多いので、この問題が顕著である。
しかしながら、実施の形態1に係る半導体装置によれば、第1キャパシタC1と第2キャパシタC2と第1回路素子20を設けることで、電流アンバランスを抑制できる。第2接続ラインL2の誘導起電圧は、第1回路素子20の両端電圧に反映される。第2接続ラインL2に誘導起電圧が発生した時に、第1キャパシタC1の両端電圧と第2キャパシタC2の両端電圧を実質的に一致させることができる。これにより、第2スイッチング素子12のスイッチングスピードが補正され、第1スイッチング素子10のスイッチングスピードと同等にすることができる。したがって、第1第2スイッチング素子10、12のスイッチングスピードのバランスを改善し、電流アンバランスを抑制することができる。しかも、この作用は、各スイッチング素子に電流変化率di/dtが発生している期間に限定して働くため、ゲート動作開始から電流変化率di/dtが発生するまでの遅れ時間には影響を及ぼさない。また、第1接続ライン11と第2接続ライン13へのインダクタンスの追加はないので、主回路インダクタンスを犠牲にすることなく、スイッチングバランスを補正することができる。
電源14から第1ゲートG1と第2ゲートG2に電圧が印加される。第1キャパシタC1と第2キャパシタC2は、ゲート電荷供給を担っている。そのため、これらの容量はスイッチング素子のゲートソース間容量Cgs以上とする必要がある。具体的には、第1キャパシタC1の容量は第1ゲートG1と第1ソースS1の間の容量以上であり、第2キャパシタC2の容量は第2ゲートG2と第2ソースS2の間の容量以上とすることができる。
第1スイッチング素子10又は第2スイッチング素子12は、珪素によって形成してもよいし、珪素に比べてバンドギャップが大きいワイドバンドギャップ半導体によって形成してもよい。ワイドバンドギャップ半導体としては、例えば、炭化珪素、窒化ガリウム系材料又はダイヤモンドがある。例えば、SiC−MOSFETは現時点で大面積チップの歩留まりが悪く、小面積チップを複数並列接続することが多い。よって、複数並列接続したSiC−MOSFETの駆動回路において、上述の構成を適用することができる。また、この例では、2つのスイッチング素子を並列接続したが、並列接続するスイッチング素子の数を2より大きくしてもよい。
実施の形態1で説明した変形例は以下の実施の形態にかかる半導体装置に応用することができる。以下に実施の形態にかかる半導体装置は実施の形態1との共通点が多いので実施の形態1との相違点を中心に説明する。
実施の形態2.
図2は、実施の形態2に係る半導体装置の回路図である。この半導体装置は第1検出回路30を備えている。第1検出回路30は、第1回路素子20の両端電圧を検出し、過渡的な電圧が発生したときに、第2ゲートG2に電流を供給する。例えば、第1検出回路30は、第1回路素子20の両端電圧が予め定められた電圧に達すると、第2キャパシタC2の正極から第2ゲートG2に電流を流すスイッチとすることができる。
図3は、第1検出回路30をスイッチQ1と抵抗素子R1で構成した例を示す図である。第1回路素子20は抵抗素子とした。この例において、第1第2スイッチング素子10、12がターンオンして寄生インダクタンスL1による誘導起電圧が増加すると、第1回路素子20の両端電圧が発生することでスイッチQ1がオン状態となり、抵抗素子R1を介して第2ゲートG2に向けて充電が行われる。第2ゲートG2の充電のための電荷は、第2キャパシタC2から供給される。第2ゲートG2には、抵抗素子R1を経由する電流と、抵抗素子R2を経由する電流が提供される。そのため、抵抗素子R1を経由する電流がない場合に比べて、電流変化率di/dtが生じている期間中の第2スイッチング素子12の駆動スピードは大きくなる。抵抗素子R1の抵抗値を適正に調節することにより、第1第2スイッチング素子10、12の駆動スピードを同等にすることが可能となる。つまり、スイッチングバランスを改善することができる。そして、電流変化率di/dtが生じている期間が過ぎると、スイッチQ1はオフとなり第2スイッチング素子12の駆動スピードに影響を与えない状態となる。
実施の形態3.
実施の形態1、2ではターンオン側の電流アンバランスの抑制について説明したが、これと同じ方法で、ターンオフ側の電流アンバランスを抑制することができる。図4は、実施の形態3に係る半導体装置の回路図である。この回路には第3キャパシタC3、第4キャパシタC4及び第2回路素子40が提供されている。第3キャパシタC3は第1ソースS1と電源14の低電圧側とを接続する。第2回路素子40の一端は、電源14の低電圧側と第3キャパシタC3との間に接続されている。第2回路素子40は第1回路素子20と同じ素子とすることができる。第4キャパシタC4は第2ソースS2と第2回路素子40の他端とを接続する。
第1第2スイッチング素子10、12のターンオフ時に、第2接続ライン13の誘導起電圧は、第2回路素子40の両端電圧に反映される。これにより、第2スイッチング素子12のスイッチングスピードが補正され、第1スイッチング素子10のスイッチングスピードと同等にすることができる。
この半導体装置に第2検出回路50を設けてもよい。第2検出回路50は第2回路素子40の両端電圧が予め定められた電圧に達すると、第4キャパシタC4の正極から第2ゲートG2に電流を流す回路である。
図5は、第2検出回路50をスイッチQ2と抵抗素子R3で構成した例を示す図である。第1第2スイッチング素子10、12がターンオフして寄生インダクタンスL1による誘導起電圧が増加すると、第2回路素子40の両端電圧が発生することでスイッチQ2がオン状態となり、抵抗素子R3を介して第2ゲートG2に向けて充電が行われる。第2ゲートG2の充電のための電荷は、第4キャパシタC4から供給される。第2スイッチング素子12には、抵抗素子R3を経由する電流と、抵抗素子R2を経由する電流が提供される。そのため、抵抗素子R3を経由する電流がない場合に比べて、電流変化率di/dtが生じている期間中の第2スイッチング素子12の駆動スピードは大きくなる。抵抗素子R3の抵抗値を適正に調節することにより、第1第2スイッチング素子10、12の駆動スピードを同等とすることが可能となり、スイッチングバランスを改善することができる。そして、電流変化率di/dtが生じている期間が過ぎると、スイッチQ2はオフとなり第2スイッチング素子12の駆動スピードに影響を与えない状態となる。
第1回路素子20が抵抗素子である場合について考察する。スイッチング時に、第1第2キャパシタC1、C2それぞれの正極側に電位差が生じると、抵抗素子である第1回路素子20の両端に電位差が過渡的に発生する。上述の効果を十分享受するためには、少なくともスイッチングの電流遷移時間の間、電位差を維持させておく必要がある。そこで、第2キャパシタC2の容量と第1回路素子20の抵抗値の積は、第2スイッチング素子12の電流遷移時間以上とすることができる。第2キャパシタC2の容量と第1回路素子20の抵抗値の積は過渡時定数である。この過渡時定数をスイッチングの電流遷移時間以上とする。例として、スイッチングの遷移時間を100nsec、第1第2キャパシタC1、C2の容量を10nFとすると、10Ω以上の抵抗値が必要となる。第2回路素子40が抵抗素子である場合についても同様に考えることができる。
実施の形態4.
図6は第1スイッチング素子10の構成例を示す図である。第1スイッチング素子10は、島状の複数のチップ10aを備えている。複数のチップ10aの裏面がコレクタパターン60に接続され、ソースがワイヤでソースパターン62に接続されている。図7には、第1スイッチング素子10が備える島状の複数のチップ10aの別の例が図示されている。図6、7は、1つのスイッチング素子が島状の複数のチップを備えることを示す。第2スイッチング素子12についても第1スイッチング素子10と同様の構成とすることができる。島状の複数のチップ間の電流アンバランスは、上述したキャパシタと回路素子の提供によって抑制される。
例えば第1スイッチング素子10などの1つのスイッチング素子を、複数のチップを有するモジュールとすることもできる。第1スイッチング素子10と第2スイッチング素子12の少なくとも一方をモジュールとする場合、モジュール間の電流アンバランスは上述したキャパシタと回路素子の提供によって抑制される。
実施の形態5.
図8は、実施の形態5に係る半導体装置の回路図である。この半導体装置は、第1回路素子20と第2回路素子40をインダクタンス素子としたものである。上述の効果を十分享受するために、インダクタンス素子のインダクタンスを、第1ソースS1と第2ソースS2の間に生じる寄生インダクタンスL1の10倍以上にすることができる。
このとき、第1キャパシタC1と第2キャパシタC2とインダクタンス素子によりゲート電圧が振動することによるスイッチングバランスへの影響を抑制するため、第1第2キャパシタC1、C2の容量はできるだけ小さくすることが必要である。例えば、第1キャパシタC1の容量をC、第2キャパシタC2の容量をC、インダクタンス素子のインダクタンスをLa、第2スイッチング素子12の電流遷移時間をtrとしたときに、以下の式を満たすように、各素子の特性を調整する。
2π√(La×C)<tr
この条件に加えて、Cをゲートソース間容量と同等以上とすることができる。第3キャパシタC3と第4キャパシタC4についても同じ議論が成り立つ。
実施の形態6.
図9は、実施の形態6に係る半導体装置の回路図である。この半導体装置は、第1回路素子20と第2回路素子40をダイオードとしたものである。第1第2スイッチング素子10、12にかかるゲートへの電圧降下をできるだけ少なくするためには、順方向電圧の小さいダイオードを用いることができる。例えば、ショットキバリアダイオードを用いることができる。
10 第1スイッチング素子、 11 第1接続ライン、 12 第2スイッチング素子、 13 第2接続ライン、 14 電源、 20 第1回路素子、 C1 第1キャパシタ、 C2 第2キャパシタ

Claims (16)

  1. 第1ゲートと、第1接続ラインを介して共通端子に接続された第1ソースと、第1ドレインを有する第1スイッチング素子と、
    第2ゲートと、第2接続ラインを介して前記第1ソースに接続され、前記第1接続ラインと前記第2接続ラインを介して前記共通端子に接続された第2ソースと、前記第1ドレインと接続された第2ドレインとを有する第2スイッチング素子と、
    前記第1ソースと電源の高電圧側とを接続する第1キャパシタと、
    前記電源の高電圧側と前記第1キャパシタの間に一端が接続された第1回路素子と、
    前記第2ソースと前記第1回路素子の他端とを接続する第2キャパシタと、を備えたことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記電源から前記第1ゲートと前記第2ゲートに電圧が印加され、
    前記第1キャパシタの容量は前記第1ゲートと前記第1ソースの間の容量以上であり、前記第2キャパシタの容量は前記第2ゲートと前記第2ソースの間の容量以上であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第1回路素子の両端電圧が予め定められた電圧に達すると、前記第2キャパシタの正極から前記第2ゲートに電流を流す第1検出回路を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記第1ソースと電源の低電圧側とを接続する第3キャパシタと、
    前記電源の低電圧側と前記第3キャパシタとの間に一端が接続された第2回路素子と、
    前記第2ソースと前記第2回路素子の他端とを接続する第4キャパシタと、を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の半導体装置。
  5. 前記第2回路素子の両端電圧が予め定められた電圧に達すると、前記第4キャパシタの正極から前記第2ゲートに電流を流す第2検出回路を備えたことを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子の少なくとも一方は、島状の複数のチップを備えたことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の半導体装置。
  7. 前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子の少なくとも一方は、複数のチップを有するモジュールであることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の半導体装置。
  8. 前記第1回路素子は抵抗素子であることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の半導体装置。
  9. 前記第2キャパシタの容量と前記抵抗素子の抵抗値の積は、前記第2スイッチング素子の電流遷移時間以上であることを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
  10. 前記第1回路素子と前記第2回路素子はインダクタンス素子であることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  11. 前記インダクタンス素子のインダクタンスは、前記第1ソースと前記第2ソースの間に生じるインダクタンスの10倍以上であることを特徴とする請求項10に記載の半導体装置。
  12. 前記第1キャパシタの容量をC、前記第2キャパシタの容量をC、前記インダクタンス素子のインダクタンスをLa、前記第2スイッチング素子の電流遷移時間をtrとしたときに、
    2π√(La×C)<tr
    を満たすことを特徴とする請求項10に記載の半導体装置。
  13. 前記第1回路素子と第2回路素子はダイオードであることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  14. 前記ダイオードはショットキバリアダイオードであることを特徴とする請求項13に記載の半導体装置。
  15. 前記第1スイッチング素子又は前記第2スイッチング素子はワイドバンドギャップ半導体によって形成されていることを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載の半導体装置。
  16. 前記ワイドバンドギャップ半導体は炭化珪素、窒化ガリウム系材料又はダイヤモンドであることを特徴とする請求項15に記載の半導体装置。
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