JP2019207947A - 回路基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】差動インピーダンス値をより安定させた回路基板を提供する。【解決手段】回路基板1Aは、基板本体2と、基板本体上に設けられた差動ペア配線3である第1信号線10および第2信号線20と、を備える。第1信号線および第2信号線の一部には、互いの線長の相違を調整するミアンダ部が設けられ、ミアンダ部における差動ペア配線には、ブロード部3aと、ブロード部よりも第1信号線と前記第2信号線との間の回路間隔L1が小さいナロー部3cと、ブロード部とナロー部とを接続する接続部3bと、が設けられている。接続部3bでは、ナロー部3cに向かうに従って回路間隔L1が漸次小さくなり、接続部3bにおいて、第1信号線および第2信号線の少なくとも一方の幅は、ナロー部3cに向かうに従って漸次小さくなっている。【選択図】図1

Description

本発明は、回路基板に関する。
下記特許文献1には、差動ペア配線が設けられた回路基板が開示されている。この回路基板では、信号伝送を安定させるため、差動ペア配線における回路間隔を、固定部と可動部とで変化させている。
特開2011−113575号公報
ところで、この種の差動ペア配線では、2つの配線の経路の差によって生じる配線長の相違を解消するために、いわゆるミアンダ部を設ける場合がある。ミアンダ部では、2つの配線のうち一方を波形状とする。
ここで、差動ペア配線にミアンダ部を設けた場合、回路間隔が変化することによって差動インピーダンス値が局所的に変動してしまう。差動インピーダンス値が変動すると、回路基板とその他の電子機器との接続部で、信号の反射が生じるなどの不具合が生じやすくなる。
本発明はこのような事情を考慮してなされ、差動インピーダンス値をより安定させた回路基板を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る回路基板は、基板本体と、前記基板本体上に設けられた差動ペア配線である第1信号線および第2信号線と、を備え、前記第1信号線および前記第2信号線の一部には、互いの線長の相違を調整するミアンダ部が設けられ、前記ミアンダ部における前記差動ペア配線には、ブロード部と、前記ブロード部よりも前記第1信号線と前記第2信号線との間の回路間隔L1が小さいナロー部と、前記ブロード部と前記ナロー部とを接続する接続部と、が設けられ、前記接続部では、前記ナロー部に向かうに従って前記回路間隔L1が漸次小さくなり、前記接続部において、前記第1信号線および前記第2信号線の少なくとも一方の幅は、前記ナロー部に向かうに従って漸次小さくなっている。
上記態様では、接続部において、回路間隔L1が漸次変化することに合わせて、第1信号線および第2信号線の少なくとも一方の幅が漸次変化している。この構成によれば、回路間隔L1が変化することによる差動インピーダンス値の変動を、信号線の幅を変化させることで打ち消すことができる。したがって、差動ペア配線の一部で差動インピーダンス値が変動することを抑え、信号伝送に与える影響を低減させることができる。
ここで、前記基板本体上には、前記第1信号線および前記第2信号線を間に挟むように配置された第1GND線および第2GND線が設けられ、平面視において、前記ミアンダ部で前記第1信号線および前記第2信号線が向かい合う方向を第1方向とし、前記第1方向に直交する方向を第2方向とするとき、前記ミアンダ部における前記第1信号線と前記第1GND線との間の間隔L2は、前記第2方向に沿って実質的に一定であり、前記ミアンダ部における前記第2信号線と前記第2GND線との間の間隔L3は、前記第2方向に沿って実質的に一定であってもよい。
この場合、各信号線と各GND線との間隔L2、L3が実質的に一定であることで、回路基板の電気特性をより安定させることができる。
また、前記基板本体上には、前記第1信号線および前記第2信号線を間に挟むように配置された第1GND線および第2GND線が設けられ、平面視において、前記ミアンダ部で前記第1信号線および前記第2信号線が向かい合う方向を第1方向とし、前記第1方向に直交する方向を第2方向とするとき、前記ミアンダ部における前記第1GND線と前記第2GND線との間の間隔L4が、前記第2方向に沿って実質的に一定であってもよい。
この場合、GND線同士の間隔L4が一定であるため、回路基板における他の回路領域との干渉が生じにくく、回路設計をより容易にすることができる。
本発明の上記態様によれば、差動インピーダンス値をより安定させた回路基板を提供することができる。
第1実施形態に係る配線基板の、ミアンダ部の拡大図である。 第2実施形態に係る配線基板の、ミアンダ部の拡大図である。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態の回路基板について図面に基づいて説明する。
図1に示すように、回路基板1Aは、基板本体2と、差動ペア配線3と、第1GND線30と、第2GND線40と、を備えている。差動ペア配線3は、第1信号線10および第2信号線20によって構成されている。第1信号線10、第2信号線20、第1GND線30、および第2GND線40は、基板本体2上に形成された配線パターンである。
第1信号線10および第2信号線20は、第1GND線30と第2GND線40との間に挟まれている。第1信号線10および第2信号線20の一部には、互いの線長の相違を調整するためのミアンダ部が設けられている。図1は、当該ミアンダ部を抜き出して示した平面図である。
(方向定義)
本実施形態では、回路基板1Aを厚さ方向から見た平面視において、ミアンダ部で第1信号線10と第2信号線20とが向かい合う方向を第1方向Xといい、第1方向Xに直交する方向を第2方向Yという。また、第1方向Xに沿って、第1信号線10側(一方側)を+X側といい、第2信号線20側(他方側)を−X側という。また、第1方向Yに沿って、一方側を+Y側といい、他方側を−Y側という。
第1GND線30、第1信号線10、第2信号線20、第2GND線40は、+X側から−X側に向けて、この順に並べて配置されている。
差動ペア配線3のミアンダ部では、第1信号線10と第2信号線20との間の間隔(回路間隔L1)が、第2方向Yに沿って変動している。より詳しくは、差動ペア配線3は、回路間隔L1が大きいブロード部3a(第1ブロード部)およびブロード部3e(第2ブロード部)と、ブロード部3a、3eよりも回路間隔L1が小さいナロー部3cと、を有している。ブロード部3aとナロー部3cとの間は接続部3b(第1接続部)によって接続され、ナロー部3cとブロード部3eとの間は接続部3d(第2接続部)によって接続されている。接続部3bにおける回路間隔L1は、+Y側に向かうに従って漸次小さくなっている。接続部3dにおける回路間隔L1は、−Y側に向かうに従って漸次小さくなっている。つまり、接続部3b、3dにおける回路間隔L1は、ナロー部3cに向かうに従って漸次小さくなっている。
第1信号線10は、第2方向Yに沿って幅W1が実質的に一定であるストレート部11(第1ストレート部)、ストレート部13(第2ストレート部)、およびストレート部15(第3ストレート部)を有している。また、第1信号線10は、第2方向Yに沿って幅W1が変化するテーパ部12(第1テーパ部)およびテーパ部14(第2テーパ部)を有している。テーパ部12はストレート部11とストレート部13との間に位置し、テーパ部14はストレート部13とストレート部15との間に位置している。
第1信号線10の各部11〜15における+X側の稜線は、第2方向Yに沿って一直線状に伸びている。第1信号線10の各部11〜15の−X側の稜線は、第2方向Yに沿って蛇行している。テーパ部12の−X側の稜線は、−Y側から+Y側に向かうに従い、漸次+X側に向けて伸びている。テーパ部14の−X側の稜線は、+Y側から−Y側に向かうに従い、漸次+X側に向けて伸びている。テーパ部12における幅W1は+Y側に向かうに従って漸次小さくなり、テーパ部14における幅W1は−Y側に向かうに従って漸次小さくなっている。つまり、テーパ部12、14の幅W1は、ストレート部13に向かうに従い、漸次小さくなっている。
第1GND線30の−X側の稜線は、第1信号線10の+X側の稜線と平行に、第2方向Yに沿って一直線状に伸びている。このため、第1信号線10と第1GND線30との間の間隔L2は、第2方向Yに沿って実質的に一定となっている。
第2信号線20は、第2方向Yに沿って幅W2が実質的に一定であるストレート部21(第1ストレート部)、ストレート部23(第2ストレート部)、およびストレート部25(第3ストレート部)を有している。また、第2信号線20は、第2方向Yに沿って幅W2が変化するテーパ部22(第1テーパ部)およびテーパ部24(第2テーパ部)を有している。テーパ部22はストレート部21とストレート部23との間に位置し、テーパ部24はストレート部23とストレート部25との間に位置している。
第2信号線20の各部21〜25における+X側および−X側の稜線は、双方とも、第2方向Yに沿って蛇行している。すなわち第2信号線20は、ミアンダ部において、全体として第2方向Yに沿って蛇行している。
テーパ部22の+X側および−X側の稜線は双方とも、−Y側から+Y側に向かうに従い、漸次+X側に向けて延びている。テーパ部24の+X側および−X側の稜線は双方とも、+Y側から−Y側に向かうに従い、漸次+X側に向けて延びている。テーパ部22における幅W2は+Y側に向かうに従って漸次小さくなり、テーパ部24における幅W2は−Y側に向かうに従って漸次小さくなっている。つまり、テーパ部22、24の幅W2は、ストレート部23に向かうに従い、漸次小さくなっている。
第2GND線40は、+X側の稜線が第2方向Yに平行に伸びるストレート部41(第1ストレート部)、ストレート部43(第2ストレート部)、およびストレート部45(第3ストレート部)を有している。また、第2GND線40は、+X側の稜線が、+Y側に向かうに従って漸次+X側に向けて延びるテーパ部22(第1テーパ部)と、−Y側に向かうに従って漸次+X側に向けて延びるテーパ部24(第2テーパ部)と、を有している。テーパ部42はストレート部41とストレート部43との間に位置し、テーパ部44はストレート部43とストレート部45との間に位置している。
第2GND線40の+X側の稜線は、第2信号線20の−X側の稜線と平行に延びている。このため、第2信号線20と第2GND線40との間の間隔L3は、第2方向Yに沿って実質的に一定となっている。
また、第2GND線40の+X側の稜線は蛇行している一方で、第1GND線30の−X側の稜線は一直線状に延びている。このため、第1GND線30と第2GND線40との間の間隔L4は、第2方向Yに沿って変化している。
ブロード部3aは、第1信号線10および第2信号線20のストレート部11、21によって構成されている。接続部3bは、第1信号線10および第2信号線20のテーパ部12、22によって構成されている。ナロー部3cは、第1信号線10および第2信号線20のストレート部13、23によって構成されている。接続部3dは、第1信号線10および第2信号線20のテーパ部14、24によって構成されている。ブロード部3eは、第1信号線10および第2信号線20のストレート部15、25によって構成されている。
接続部3bを構成するテーパ部12、22では、第1信号線10および第2信号線20の幅W1、W2が、ナロー部3cに向かうに従って漸次小さくなっている。同様に、接続部3dを構成するテーパ部14、24では、第1信号線10および第2信号線20の幅W1、W2が、ナロー部3cに向かうに従って漸次大きくなっている。
ここで、差動ペア配線3の差動インピーダンス値は、差動ペア配線3の全体を通して一定であることが好ましい。差動インピーダンス値が部分的に設計値から外れると、回路基板1Aと他の電子機器との接続箇所において、電気信号の反射がより生じやすくなる。そしてこのような現象は、信号の伝送速度が高速になるほど生じやすい。特に近年では、例えば100GHzを超えるような高速伝送が行われるため、差動インピーダンス値をより精度よく整合させることが求められている。
しかしながら、信号線10、20の幅W1、W2が一定の場合には、回路間隔L1が広いほど差動インピーダンス値が大きくなり、回路間隔L1が狭いほど小さくなる。例えば信号線10、20の幅W1、W2が第2方向Yに沿って一定であったと仮定すると、ブロード部3aの差動インピーダンス値がナロー部3cの差動インピーダンス値よりも大きくなってしまう。
そこで本実施形態では、差動インピーダンス値を整合させるために、ブロード部3aとナロー部3cとで信号線10、20の幅W1、W2を異ならせている。より詳しくは、ブロード部3aを構成するストレート部11、21の幅W1、W2は、ナロー部3cを構成するストレート部13、23の幅W1、W2よりも大きくなっている。信号線10、20の幅が大きい部分では、幅が小さい部分よりも、差動インピーダンス値が相対的に小さくなる。したがって、回路間隔L1の違いによる差動インピーダンス値のずれを、信号線10、20の幅W1、W2の違いによって打ち消し、差動インピーダンス値の変動を抑えることができる。
ところで、接続部3b、3dでは、回路間隔L1が第2方向Yに沿って徐々に変化する。このため、接続部3b、3dにおける差動インピーダンス値も、第2方向Yに沿って徐々に変化することになる。
そこで本実施形態では、接続部3b、3dにおいて、第1信号線10の幅W1を、回路間隔L1の変化に合わせて、第2方向Yに沿って徐々に変化させている。より詳しくは、接続部3b、3dを構成するテーパ部12、14の幅W1は、ナロー部3cに向かうに従って漸次小さくなっている。この構成により、回路間隔L1の変化に応じた接続部3b、3dの差動インピーダンス値の変動を打ち消して、差動インピーダンス値をより安定させることができる。
また、第2信号線20についても同様に、接続部3b、3dを構成するテーパ部22、24の幅W2が、ナロー部3cに向かうに従って漸次小さくなっている。これにより、差動インピーダンス値をより一層安定させることができる。
また、信号線10、20とGND線30、40との間隔L2、L3が、第2方向Yに沿って実質的に一定となっているため、回路基板1Aの電気特性をより安定させることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る第2実施形態について説明するが、第1実施形態と基本的な構成は同様である。このため、同様の構成には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
第1実施形態では、信号線10、20とGND線30、40との間の間隔L2、L3が、第2方向Yに沿って一定であった。これに対して本実施形態では、間隔L2、L3を、第2方向Yに沿って変化させている。
図2は、本実施形態の回路基板1Bにおける、差動ペア配線3のミアンダ部の拡大図である。
図2に示すように、本実施形態では、第1信号線10の−X側の稜線が、第2方向Yに沿って一直線状に伸びている。また、第1信号線10の+X側の稜線は、第2方向Yに沿って蛇行している。
第1GND線30の−X側の稜線と、第2GND線40の+X側の稜線とは、第2方向Yに沿って一直線状に、互いに平行に伸びている。このため、第1GND線30と第2GND線40との間の間隔L4は、第2方向Yに沿って実質的に一定となっている。
このように、GND線30、40同士の間隔L4が一定であることで、回路基板1Bにおける他の回路領域との干渉が生じにくくなる。したがって、回路設計をより容易にすることができる。
以下、具体的な実施例を用いて、上記実施形態を説明する。なお、本発明は以下の実施例に限定されない。
(実施例1)
本実施例では、図1に示すような回路基板1A(フレキシブルプリント基板)の設計例を示す。回路基板1Aを作成するために、厚さ50μmのポリイミドフィルムの両面に、厚さ20μmの銅箔が設けられた銅張積層板(CCL)を用いる。表面の銅箔をエッチング加工して、図1に示すような信号線10、20およびGND線30、40を形成する。裏面の銅箔は加工せず、そのままGNDとして用いた。
各部の寸法は、以下の表1の通りである。なお、接続部3b、3dでは、信号線10、20の幅W1、W2がそれぞれ、50〜90μmの範囲で変化する。表1では、当該範囲のうち、幅W1、W2が60、70、80μmとなる箇所についての各寸法を記載している。
Figure 2019207947
表1において、ナロー部3cの各数値は、実際に回路基板1Aを作成して実測したものである。一方、接続部3b、3d、およびブロード部3aの各数値は、差動インピーダンス値がナロー部3cと一致(100Ω)するように、シミュレーションに基づいて設定したものである。
上記のように設計することで、差動ペア配線3のミアンダ部における各部3a〜3eの差動インピーダンス値を一致させることが可能となる。また、寸法L2、L3が第2方向Yで一定となっているので、回路基板1Aの電気特性がより安定する。
(実施例2)
本実施例では、図2に示すような回路基板1B(フレキシブルプリント基板)の設計例を示す。実施例1とは、各線10、20、30、40の形状が異なっているが、その他の条件は同様である。実施例2における各部の寸法を表2に示す。
Figure 2019207947
表2において、ナロー部3cの各数値は、実際に回路基板1Bを作成して実測したものである。一方、接続部3b、3d、およびブロード部3aの各数値は、差動インピーダンス値がナロー部3cと一致(100Ω)するように、シミュレーションに基づいて設定したものである。
上記のように設計することで、差動ペア配線3のミアンダ部における各部3a〜3eの差動インピーダンス値を一致させることが可能となる。また、寸法L4が第2方向Yで一定となっているので、他の回路領域との干渉が生じにくく、回路設計をより容易にすることができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記第1、第2実施形態では、各線10、20、30、40の稜線が直線状に形成されていたが、これらの稜線は曲線状であってもよい。
また、前記第1、第2実施形態では、接続部3b、3dにおいて、第1信号線10および第2信号線20の双方の幅W1、W2が変化していたが、幅W1、W2のうち一方は一定であってもよい。つまり、幅W1,W2の少なくとも一方が、接続部3b、3dにおいて変化していればよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した実施形態や変形例を適宜組み合わせてもよい。
1A、1B…回路基板 2…基板本体 3…差動ペア配線 3a、3e…ブロード部 3b、3d…接続部 3c…ナロー部 10…第1信号線 20…第2信号線 30…第1GND線 40…第2GND線 X…第1方向 Y…第2方向

Claims (3)

  1. 基板本体と、
    前記基板本体上に設けられた差動ペア配線である第1信号線および第2信号線と、を備え、
    前記第1信号線および前記第2信号線の一部には、互いの線長の相違を調整するミアンダ部が設けられ、
    前記ミアンダ部における前記差動ペア配線には、ブロード部と、前記ブロード部よりも前記第1信号線と前記第2信号線との間の回路間隔L1が小さいナロー部と、前記ブロード部と前記ナロー部とを接続する接続部と、が設けられ、
    前記接続部では、前記ナロー部に向かうに従って前記回路間隔L1が漸次小さくなり、
    前記接続部において、前記第1信号線および前記第2信号線の少なくとも一方の幅は、前記ナロー部に向かうに従って漸次小さくなっている、回路基板。
  2. 前記基板本体上には、前記第1信号線および前記第2信号線を間に挟むように配置された第1GND線および第2GND線が設けられ、
    平面視において、前記ミアンダ部で前記第1信号線および前記第2信号線が向かい合う方向を第1方向とし、前記第1方向に直交する方向を第2方向とするとき、
    前記ミアンダ部における前記第1信号線と前記第1GND線との間の間隔L2は、前記第2方向に沿って実質的に一定であり、
    前記ミアンダ部における前記第2信号線と前記第2GND線との間の間隔L3は、前記第2方向に沿って実質的に一定である、請求項1に記載の回路基板。
  3. 前記基板本体上には、前記第1信号線および前記第2信号線を間に挟むように配置された第1GND線および第2GND線が設けられ、
    平面視において、前記ミアンダ部で前記第1信号線および前記第2信号線が向かい合う方向を第1方向とし、前記第1方向に直交する方向を第2方向とするとき、
    前記ミアンダ部における前記第1GND線と前記第2GND線との間の間隔L4が、前記第2方向に沿って実質的に一定である、請求項1に記載の回路基板。
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