JP2019205379A - アルコール飲料 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の課題は、リモネンを含有するアルコール飲料においてリモネンとアルコールとによるピリピリとした後味の刺激を抑制することである。【解決手段】本発明によって、10〜60ppmのリモネンと5〜25ppmのエリオシトリンを含有するアルコール飲料が提供される。【選択図】なし

Description

本発明は、リモネンおよびエリオシトリンを含有するアルコール飲料およびその製造方法に関する。
リモネンなどに代表される柑橘類由来の香味成分は、様々な飲食品に配合されている。柑橘類の香味成分は、適度な甘酸味と柑橘系果実特有の爽やかな香気があいまって、特有の爽快感を飲料に付与することができるため、柑橘類の香味を付与した飲料は多くの人に好まれている。例えば、レモンを用いたリキュールであるリモンチェッロ(Limoncello)は、レモンの果皮をアルコール含有量(アルコール度数)の高い蒸留酒に一定期間浸漬して製造されるが、リモンチェッロには、レモンに由来する種々の香味成分が含まれている(非特許文献1)。
特許文献1には、生の果実を丸ごと凍結したまま微粉砕し、それをアルコールに浸漬することによってアルコール飲料を製造することが記載されている。また、特許文献2には、柑橘果実由来の抗酸化成分であるエリオシトリンを食品に配合することが記載されている。さらに、特許文献3には、香酸柑橘類の果汁と柑橘フラボノイドを飲料に配合することによって、果実のフレッシュさや香酸柑橘類果実に特徴的な香味が感じられる飲料を製造することが提案されている。
国際公開2006/009252号 特開2000−217560号公報 国際公開2016/114277号
Analysis of Some Italian Lemon Liquors (Limoncello), J. Agric. Food Chem., Vol. 51, No. 17, 2003, P4978-4983
本発明者らは、アルコール飲料にリモネンを配合すると、リモネンとアルコールとによってピリピリとした味の刺激が特に強くなることを見出した。すなわち、柑橘類などの香味成分には独特のピリピリとした後味が感じられるものがあり、また、アルコール(エタノール)には、それ自体、刺激を有するものであるが、リモネンとアルコールが共存する場合、柑橘類の香味成分に起因するピリピリとした刺激が特に強く感じられることを見出した。
しかし、これらのピリピリとした後味の刺激を低減するため柑橘類に由来する香味成分を単に除去すると、飲食品の香味に大きな影響を与えてしまい、その結果、飲食品自体の美味しさや柑橘系果実らしさが損なわれてしまう。
このような状況に鑑み、本発明は、柑橘系果実の香味を有する飲食品の中でも、特にアルコールを含有するアルコール飲料において、ピリピリとした味の刺激を緩和した飲みやすい飲料を提供することを目的とする。
本発明者らは、柑橘類の香味成分であるリモネンとアルコールとが共存した場合に特に強く感じられる後味の刺激について、それをマスキングする方法を鋭意研究した結果、特定の濃度のエリオシトリンを含有させることにより、上記課題が解決できることを見出した。
これに限定されるものではないが、本発明は以下の発明を包含する。
(1) 10〜60ppmのリモネンと5〜25ppmのエリオシトリンを含有するアルコール飲料。
(2) 15〜50ppmのリモネンを含有する、(1)に記載のアルコール飲料。
(3) アルコール含有量が1〜15v/v%である、(1)または(2)に記載のアルコール飲料。
(4) p−クレゾール/エリオシトリンの重量比が0.0060以下となるようにp−クレゾールを含有する、(1)〜(3)のいずれかに記載のアルコール飲料。
(5) 10〜60ppmのリモネンを含有するアルコール飲料においてピリピリとした後味の刺激を抑制する方法であって、飲料中に5〜25ppmのエリオシトリンを含有させることを含む、上記方法。
本発明によれば、リモネンを含有するアルコール飲料において、リモネンとアルコールに起因するピリピリとした味の刺激を特定範囲の量のエリオシトリンによって効果的にマスキングすることが可能である。
本発明は、リモネンとエリオシトリンを含有するアルコール飲料に関する。本発明に係るアルコール飲料とは、アルコールを含有する飲料のことであるが、ここでいうアルコールとは、特に断らない限り、エチルアルコール(エタノール)を意味する。上述したように、リモネンを含有する飲料にアルコールが共存すると、ピリピリとした後味の刺激が強く感じられるところ、本発明によれば、この後味の刺激を抑制することができる。
本発明に係るアルコール飲料は、アルコールを含有していれば特に種類は問わないが、例えば、チューハイ、カクテル、フィズなどのスピリッツ類、リキュール類などを好ましい例として挙げることができる。アルコール原料としては特に限定はないが、例えば、スピリッツ類(ラム、ウオッカ、ジン等)、リキュール類(例えば、ジン、ウォッカ、及びテキーラ等のスピリッツ、原料用アルコール、ニュートラルアルコール等)、ウイスキー、ブランデー又は焼酎などが挙げられ、さらにはビールなどの醸造酒類でもよい。これらのアルコール原料については、それぞれ単独又は併用して用いることができる。
本発明の飲料に用いるアルコールの原料としては、飲料に適したアルコール含有液状物であれば特に制限はなく、例えば、酵母による糖のアルコール発酵によって得ることができる。アルコール発酵の原料も特に制限されず、ブドウ、リンゴ、サクランボ、ヤシ等の果実や米、麦、トウモロコシ等の穀物、ジャガイモ、サツマイモ等の根菜類、ならびにサトウキビ等を上げることができる。
アルコール飲料のアルコール含有量は特に制限されないが、15v/v%以下が好ましく、13v/v%以下がより好ましく、11v/v%以下がさらに好ましい。アルコール含有量が15v/v%を超える場合は、ピリピリとした後味の刺激が強くなるため、ピリピリとした後味の刺激に対すマスキングには多量のエリオシトリンが必要となり、飲料の美味しさに影響が及ぶことがある。アルコール含有量の下限は特に制限されないが、1v/v%以上が好ましく、2v/v%以上がより好ましく、3v/v%以上がさらに好ましい。アルコール含有量が1v/v%未満の場合は、リモネンが共存していてもピリピリとした後味の刺激がそれほど強く感じられにくい。好ましい態様において、本発明のアルコール飲料のアルコール含有量は4〜9v/v%である。
本発明の飲料におけるアルコール含有量は、例えば、振動式密度計によって測定することができる。具体的には、アルコール飲料から濾過又は超音波によって炭酸ガスを抜いた試料を調整し、試料を直火蒸留し、得られた溜液の15℃における密度を測定し、国税庁所定分析法(平19国税庁訓令第6号、平成19年6月22日改定)の付表である「第2表アルコール分と密度(15℃)及び比重(15/15℃)換算表」を用いて算出することができる。
リモネン
本発明に係るアルコール飲料は、10〜60ppm(mg/L)のD−リモネンを含有する。リモネンは、モノテルペン系の炭化水素化合物であり、柑橘系果実を想起させるような甘酸っぱい香りや爽やかさを有する。リモネンは、柑橘系の香味を呈するフレーバー中によく含有されており、本発明の飲料に含まれるリモネンは、柑橘類(果汁、果皮、果実など)に由来するものであってもよいし、柑橘類以外の植物由来のもの、人工的に合成されたものであってもいい。
本発明のアルコール飲料は、好ましい態様において、12〜55ppmのリモネンを含有するが、より好ましくは14〜45ppm、さらに好ましくは16〜35ppmのリモネンを含有する。リモネンの濃度が低いと、アルコール共存によるピリピリとした後味に対する刺激が小さく、本発明のピリピリとした後味の刺激に対するマスキング効果を強く感じられない。一方、リモネンの濃度が高いと、リモネン自体の香味が強くなりすぎてしまうことがある。
飲料に含まれるリモネンは、公知の方法によって定量することができ、例えば、以下の方法によって定量することができる。予めリモネンで検量線を作成することにより、飲料サンプルである液体組成物を、以下の条件でガスクロマトグラフィー/質量分析(GC−FID)に供することによって分析することができる。
・分析前処理:Extrelut NT-1カラムにサンプルを充填し、エーテルで抽出
・分析装置:GC 6890N (Agilent Technologies)
・カラム:HP-ULTRA 2(内径0.32mm、長さ50m、膜厚0.52μm)
・キャリアガス:ヘリウム
・流量:2.2mL/分
・注入口:Splitless
・注入口温度:250℃
・オーブン温度:45℃(1.5分)から5℃/分で昇温して230℃(2分)
・検出器:FID
・検出器温度:260℃
・注入量:2.0μL
エリオシトリン
本発明の飲料は、5〜25ppm(mg/L)のエリオシトリンを含有し、これによって、リモネンとアルコールとによるピリピリした後味の刺激が効果的にマスキングされる。エリオシトリンは、レモン等に含まれるポリフェノールの一種であり、下記の構造を有する。
Figure 2019205379
本発明の飲料に含まれるエリオシトリンは、柑橘類などの植物由来のものであってもよいし、人工的に合成されたものなどであってもよい。本発明に係るアルコール飲料は、エリオシトリン濃度が5〜25ppmであるが、6〜20ppmが好ましく、7〜15ppmがより好ましく、8〜10ppmとしてもよい。エリオシトリン濃度がこのような範囲であると、リモネンとアルコールの共存によるピリピリとした後味の刺激を効果的にマスキングすることができ、また、エリオシトリンの飲料に対する香味の影響が少なく飲料としての美味しさが維持される。
飲料中のエリオシトリンの濃度は、例えば、高速液体クロマトグラフ法(HPLC法)にて下記の測定条件で測定することができる。
・液体クロマトグラフ:Prominence(島津製作所社製)
・検出器:SPD−M20A
・カラムオーブン:CTO−20A
・オートサンプラー:SIL−20AHT
・カラム:TSKgel ODS−80TsQA(4.6mm×150mm)
・カラム温度:40℃
・検出波長:280nm
・注入量:10μL
・流速:1.0mL/min
・移動相
(移動相A) 水/アセトニトリル/トリフルオロ酢酸(950/50/0.5)
(移動相B) 水/アセトニトリル/トリフルオロ酢酸(50/950/0.5)
(グラジエント)
時間 移動相A 移動相B
0分 100% 0%
19分 33% 67%
19.5分 0% 100%
24.5分 0% 100%
25分 100% 0%
30分 100% 0%
p−クレゾール
本発明によれば、リモネンとアルコールとの共存による後味の刺激をエリオシトリンによってマスキングすることができる。本発明の好ましい態様において、飲料に含まれるp−クレゾールが特定の濃度の場合には、後味の刺激をマスキングしつつも香味に厚みが感じられる優れたアルコール飲料が得られることが確認された。
好ましい態様において本発明のアルコール飲料は、0.055ppm以下のp−クレゾールを含有し、0.045ppm以下がより好ましく、0.035ppm以下がさらに好ましく、0.025ppm以下がよりさらに好ましく、0.015ppm以下としてもよい。p−クレゾールの濃度が0.055ppm以下であると、エリオシトリンによる後味の刺激に対するマスキング効果が十分に確認することができる。また、p−クレゾールとエリオシトリンとの重量比については、p−クレゾール/エリオシトリンの重量比(質量比)が0.0055以下であることが好ましい。このような範囲であると、エリオシトリンによる後味の刺激に対するマスキング効果を十分に確認することができる。p−クレゾール/エリオシトリンの重量比は、0.0030以下がより好ましく、0.0010以下がさらに好ましく、0.0005以下がよりさらに好ましい。
飲料中のp−クレゾールの含有量は、例えば、高速液体クロマトグラフ法(HPLC法)を用いて、以下の条件で測定することができる。
・HPLC装置:Prominence(島津製作所)
・ポンプ:LC−20AD
・検出器:RF−20A
・カラムオーブン:CTO−20A
・オートサンプラー:SIL−20AHT
・カラム:TSKgel ODS−80TsQA(4.6mm×150mm)
・カラム温度:40℃
・検出:Ex280nm、 Em310nm
・注入量:10μL
・流速:1.0mL/min
・移動相
(移動相A) 水/アセトニトリル/トリフルオロ酢酸(950/50/0.5)
(移動相B) 水/アセトニトリル/トリフルオロ酢酸(50/950/0.5)
(グラジエント)
時間 移動相A 移動相B
0分 100% 0%
19分 55% 45%
19.5分 0% 100%
24.5分 0% 100%
25分 100% 0%
(柑橘類の香味)
本発明において「柑橘系」の飲料とは、柑橘類の香味を有する飲料を意味し、飲用した際に、柑橘類を連想させるような香味とを有する飲料をいう。柑橘類としては、例えば、バレンシアオレンジ、ネーブルオレンジなどオレンジ類、グレープフルーツなどのグレープフルーツ類、レモン、ライム、シークヮーサー、ダイダイ、ゆず、カボス、すだち、シトロン、ブッシュカン、などの香酸柑橘類、ナツミカン、ハッサク、ヒュウガナツ、スウィーティ―、デコポンなどの雑柑類、イヨカン、タンカンなどのブンタン類、マンダリンオレンジ、ウンシュウミカン、ポンカン、紀州ミカンなどのミカン類、キンカンなどの
キンカン類が挙げられる。
柑橘類の香味を有する飲料としては、例えば、柑橘類の果実や果汁を含有する飲料や、柑橘類自体を一部使用した飲料が挙げられる。また、柑橘類の香味が感じられるものであれば、無果汁であってもよく、例えば、柑橘類から抽出した香気成分を含有するエキスを含む飲料や、柑橘系果実に特徴的な香気成分を人工的に再現した香料を含有する飲料でもよい。
本発明に係るアルコール飲料に柑橘果汁を配合する場合、その配合量は特に制限されないが、ストレート果汁換算で0.01〜30%とすることが好ましく、20%以下、10%以下、さらには5%以下としてもよい。果汁の種類も、果実を搾汁して得られる果汁をそのまま使用するストレート果汁、あるいは濃縮した濃縮果汁のいずれの形態であってもよい。また、混濁果汁であっても、透明果汁であってもよい。
本発明に係るアルコール飲料は、柑橘類以外の果汁を併用してもよい。柑橘果汁と併用する果汁は特に制限されず、1または複数の果汁を用いることができる。併用する果汁の配合量は特に限定されない。果汁の種類も、果実を搾汁して得られる果汁をそのまま使用するストレート果汁、あるいは濃縮した濃縮果汁のいずれの形態であってもよい。また、混濁果汁を使用することもでき、透明果汁を使用してもよい。
(pH)
本発明に係るアルコール飲料は、好ましい態様において、飲料のpHが2.3〜4.5であり、より好ましくは2.8〜4.3、さらに好ましくは3.3〜4.1である。このような範囲とした場合に、飲料としての美味しさが特に優れたものとなる。飲料のpHが2.3未満であると、エリオシトリン特有のハーブ様の香りが顕著になり過ぎることがあり、飲料の味に影響する場合がある。また、飲料のpHが4.5を超えると、飲料に若干のえぐみが感じられるようになることがある。
飲料のpHを調整する場合には、調整方法は特に限定されず、クエン酸やクエン酸三ナトリウム等の、飲料のpH調整に通常用いられる物質を用いて調整することができ、また、他の成分(例えば果汁など)の含有量を調整することでpHを調整してよい。
飲料のpHは、通常のpHメーターを用いて測定することができる。飲料のpHを測定する際、飲料が炭酸を含む場合は、測定前に脱気をする。脱気方法は特に限定されず、超音波処理、エアレーション処理、減圧脱気処理等、一般的な方法により炭酸を脱気すればよい。
(炭酸)
本発明に係る飲料は、炭酸ガスを含有する炭酸飲料であってよい。炭酸ガスの圧力は、炭酸ガスに由来する爽快感が感じられる程度の圧力であることが好ましく、液温が20℃において0.5〜3.5kgf/cmが好ましく、1.0〜3.0kgf/cmがより好ましく、1.5〜2.5kgf/cmがさらに好ましい。
炭酸ガスの添加は、当業者に通常知られている方法を用いればよく、例えば、これらに限定されないが、二酸化炭素を含む炭酸水を配合しても良いし、二酸化炭素を加圧下で飲料に溶解させても良いし、ツーヘンハーゲン社のカーボネーターなどのミキサーを用いて配管中で二酸化炭素と飲料とを混合してもよいし、また、二酸化炭素が充満したタンク中に飲料を噴霧することにより二酸化炭素を飲料に吸収させてもよいし、飲料と炭酸水とを混合して炭酸ガス含有飲料としてもよい。
(その他)
本発明の飲料には、本発明の効果を妨げない範囲で、通常の飲料と同様、各種添加剤等を配合してもよい。各種添加剤としては、例えば、酸味料、香料、ビタミン類、色素類、酸化防止剤、乳化剤、保存料、調味料、エキス類、pH調整剤、増粘剤、品質安定剤等を挙げることができる。
本発明の飲料は、ぶどう糖をはじめとする糖類を含有してもよい。本発明の飲料は、天然甘味料や人工甘味料を1または複数使用することができる。
本発明のアルコール飲料は、通常の飲料と同様、瓶、缶、樽、またはペットボトル等の
密封容器に充填して、殺菌等の工程を経て容器入り飲料とすることができる。
例えば、飲料を容器に充填した後に熱水シャワー殺菌等の加熱殺菌を行う方法や、飲料を殺菌してから容器に充填する方法により、殺菌された容器詰め飲料を製造することができる。
本発明の飲料は、好ましい態様においてブリックス値が3〜9である。糖度計や屈折計などを用いて得られるブリックス(Brix)値によって可溶性固形分濃度を評価することができ、ブリックス値は、20℃で測定された屈折率を、ICUMSA(国際砂糖分析法統一委員会)の換算表に基づいてショ糖溶液の質量/質量パーセントに換算した値である。単位は「°Bx」、「%」または「度」で表示される。
本発明の飲料は、可能性固形分濃度の低い低溶質飲料であってもよく、「糖類ゼロ」、「糖質ゼロ」、「カロリーオフ」等と表示される、いわゆるカロリーオフタイプ飲料の態様を包含する。なお、「糖類ゼロ」、「糖質ゼロ」、「カロリーオフ」等の表示は、健康増進法の規定による栄養表示基準に定義されている。例えば、「糖類ゼロ」との表示は、飲料に含まれる糖類(単糖類又は二糖類であって、糖アルコールでないもの)の量が、飲料100gあたり0.5g未満のものに対して付与付されるものである。また、「糖質ゼロ」との表示は、飲料に含まれる糖質の濃度が0.5g/100mL未満である場合に表示される。糖質は、3大栄養素の炭水化物の一つであり、炭水化物から食物繊維を除いたものの総称である。
また本発明の飲料の酸度は、クエン酸換算で0.05〜0.60g/100mlとすることが好ましく、0.10〜0.50g/100mlがより好ましく、0.15〜0.40g/100mlがさらに好ましい。このような範囲であると、適度な酸味によって特に飲みやすい飲料とすることができる。なお、飲料の酸度は一般的な滴定法によって測定することができる。
酸味料としては、例えば、クエン酸、コハク酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、グルコン酸、リン酸などの酸またはこれらの塩を挙げることができるが、これらに限定されるわけではない。酸味料の使用量は、使用する酸味料の種類などにより異なり一概には言えないが、飲料の0.01〜5質量%、好ましくは0.05〜0.5質量%の範囲内を例示することができる。
一つの態様において、本発明は飲料の製造方法と理解することもできる。本発明の飲料はエリオシトリンとリモネンを含むアルコール飲料であるが、本発明に係る飲料の製造方法は、エリオシトリンとリモネンを含有させる工程を含むものである。容器詰飲料を製造する場合は、調製した飲料を容器に充填する工程を少なくとも備える。
本発明の飲料は、従来公知の方法を用いて製造することができる。当業者であれば、配合方法、必要に応じ殺菌方法、容器充填方法の条件を、適宜設計することができる。
また別の態様において本発明は、エリオシトリンを配合することによる、リモネンを含有するアルコール飲料の呈味向上方法と理解することもできる。
以下、具体的な実験例を示しつつ、本発明をより詳細に説明するが、本発明は下記の実験例に限定されるものではない。また、本明細書において特に記載しない限り、濃度などは重量基準であり、数値範囲はその端点を含むものとして記載される。
実験1:リモネンを含有するアルコール飲料の製造と評価
下表に基づいて、アルコール含有量が0〜15v/v%の飲料を製造した。具体的には、アルコール(ニュートラルスピリッツ、アルコール含有量:59v/v%)、リモネン(ナカライテスク、D−リモネン)を純水に順次添加して、容器詰飲料を製造した。
得られた飲料について、リモネンによる「ピリピリとした後味の刺激の強さ」を、評点法による官能試験によって、6段階で評価した。具体的には、良く訓練された官能評価者6名が、下記の基準に基づいて評価した。ここで、(a)純水、および、(b)30ppmのリモネンを含有するアルコール含有量が15v/v%の溶液、を準備し、(a)が6点、(b)が1点となるように官能評価者で確認してから、官能評価を実施した。
「ピリピリとした後味の刺激の強さ」
・6点:まったく感じない(純水)
・5点:ほとんど感じない
・4点:あまり感じない
・3点:やや感じる
・2点:感じる
・1点:強く感じる(30ppmのリモネンを含有するアルコール含有量が15v/v%の飲料)
次いで、官能評価者6名の評価点から平均点を算出し、平均点に応じて「ピリピリとした後味の刺激の強さ」を下記のように評価した。
「−」:平均点が5点以上
「±」:平均点が4点以上5点未満
「+」:平均点が3点以上4点未満
「++」:平均点が2点以上3点未満
「+++」:平均点が1点以上2点未満
Figure 2019205379
上記の表から明らかなように、アルコールを含有する飲料にリモネンが存在すると、ピリピリとした後味の刺激が特に顕著に感じられるようになることがわかった。また、ピリピリとした後味の刺激は、アルコールの含有量が増大すると、また、リモネンの含有量が増大すると、強くなる傾向があった。
リモネンが含まれる柑橘系の香味を有するアルコール飲料において、リモネンとアルコールが共存することによるピリピリとした後味の刺激を抑制することができれば、飲みやすい優れたアルコール飲料が調製できるものと考えられた。
実験2:リモネンを含有するアルコール飲料の製造と評価
実験1と同様にして、下表の配合で柑橘系アルコール飲料を調製した。ただし、本実験においては、エリオシトリン(富士フイルム和光純薬)をさらに添加して、容器詰飲料を製造した。
得られた飲料について、「ピリピリとした後味の刺激の強さ」を実験1と同様にして評価した。さらに本実験においては、「飲料としての美味しさ」について、柑橘らしい香味が感じられるか。また、不自然な香味や異味異臭がないか、といった観点から、下記の基準に基づいて総合的に評価した。
「飲料としての美味しさ」
・6点:非常に良好
・5点:優れている
・4点:好ましい
・3点:製品として許容できる
・2点:やや悪い
・1点:悪い
「飲料としての美味しさ」に関しては、官能評価者6名の評価点から平均点を算出し、下記のように評価した。ここで、評価が「+」以上であれば製品として合格であり、評価が「++」以上であれば製品として優れているといえる。
「+++」:平均点が5点以上
「++」:平均点が4点以上5点未満
「+」:平均点が3点以上4点未満
「±」:平均点が2点以上3点未満
「−」:平均点が1点以上2点未満
Figure 2019205379
Figure 2019205379
Figure 2019205379
上記の表から明らかなように、リモネンを含有するアルコール飲料に5〜25ppmのエリオシトリンを含有させることによって、アルコールとリモネンによるピリピリとした後味の刺激が効果的に抑制され、美味しい飲料が得られた。
実験3:リモネンを含有するアルコール飲料の製造と評価
実験2と同様にして、下表の配合でアルコール飲料を調製した(アルコール含有量:10v/v%、リモネン濃度:15ppm)。ただし、本実験においては、p−クレゾール(ナカライテスク)をさらに添加して、容器詰飲料を製造した。
得られた飲料について、「ピリピリとした後味の刺激の強さ」および「飲料としての美味しさ」を実験2と同様にして評価した。
Figure 2019205379
Figure 2019205379
Figure 2019205379
上記の表から明らかなように、少量のp−クレゾールを配合することによってアルコール飲料に厚みを付与できることが確認された。

Claims (5)

  1. 10〜60ppmのリモネンと5〜25ppmのエリオシトリンを含有するアルコール飲料。
  2. 15〜50ppmのリモネンを含有する、請求項1に記載のアルコール飲料。
  3. アルコール含有量が1〜15v/v%である、請求項1または2に記載のアルコール飲料。
  4. p−クレゾール/エリオシトリンの重量比が0.0060以下となるようにp−クレゾールを含有する、請求項1〜3のいずれかに記載のアルコール飲料。
  5. 10〜60ppmのリモネンを含有するアルコール飲料においてピリピリとした後味の刺激を抑制する方法であって、
    飲料中に5〜25ppmのエリオシトリンを含有させることを含む、上記方法。
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