JP2019204598A - コネクタユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】優れた排水機能を有するコネクタユニットを提供する。【解決手段】コネクタユニットは、コンタクトの周囲を覆い且つ相手側コネクタとの嵌合方向に向かって開放されているシェル35と、シェル35の外周面を覆うシェル保護部15を有するハウジング11とを備え、シェル保護部15は、嵌合方向に向かって開口し且つ相手側コネクタとの嵌合時に相手側コネクタが挿入される開口部14を有し、シェル保護部15は、シェル保護部とシェル35の外周面との間に開口部14に連通する隙間Gが形成されるようにシェル35の外周面から離れて配置されると共に、シェル35の嵌合方向の前端面を覆うように配置され、シェル保護部15は、隙間Gに連通する排水通路D1,D2を有する。【選択図】 図7

Description

この発明は、コネクタユニットに係り、特に、排水機能を備えたコネクタユニットに関する。
屋外用として使用されるUSB(ユニバーサル・シリアル・バス)コネクタを有するコネクタユニットが、例えば、特許文献1に開示されている。図17に示されるように、コネクタ1は、支持部2により支持された板状の端子台3を有しており、板状の端子台3に複数の端子4の前端部が配置されている。複数の端子4は、支持部2により支持され、複数の端子4の後端部は、支持部2から後方に突出して、コネクタ1の背部に位置する図示しない電気機器に接続されている。また、端子台3および複数の端子4を囲むようにシェル5が形成され、支持部2と端子台3とシェル5が樹脂により一体成形されている。
コネクタ1と電気機器は、上ケース6および下ケース7からなるケーシング内に収納され、上ケース6と下ケース7の間に形成された開口部8を通して挿入される相手側コネクタがコネクタ1に嵌合するように構成されている。上ケース6および下ケース7にそれぞれ形成されている凹部6Aおよび7Aに、シェル5の鍔状部5Aが嵌め込まれており、これにより、開口部8に対するコネクタ1の位置決めがなされている。
特開2015−191874号公報
特許文献1に開示されたコネクタユニットにおいては、コネクタ1の支持部2と端子台3とシェル5が樹脂により一体成形されているので、上ケース6および下ケース7の開口部8からコネクタ1のシェル5内に水が入り込んだ際に、水がコネクタ1の背部に位置する電気機器にまで浸入することが防止される。
しかしながら、コネクタ1のシェル5の内部に水が滞留するため、シェル5内に露出している複数の端子4の前端部が錆びるおそれがある。このようにして複数の端子4の前端部が錆びると、相手側コネクタとの電気接続を正常に行うことができなくなってしまう。
この発明は、このような従来の問題点を解消するためになされたもので、優れた排水機能を有するコネクタユニットを提供することを目的とする。
この発明に係るコネクタユニットは、コンタクトの周囲を覆い且つ相手側コネクタとの嵌合方向に向かって開放されているシェルと、シェルの外周面を覆うシェル保護部を有するハウジングとを備え、シェル保護部は、嵌合方向に向かって開口し且つ相手側コネクタとの嵌合時に相手側コネクタが挿入される開口部を有し、シェル保護部は、シェル保護部とシェルの外周面との間に開口部に連通する隙間が形成されるようにシェルの外周面から離れて配置されると共に、シェルの嵌合方向の前端面を覆うように配置され、ハウジングは、隙間とハウジングの外周面とを連通する排水通路を有するものである。
排水通路は、隙間からハウジングを貫通してハウジングの外周面に開口する貫通孔からなることが好ましい。
排水通路は、嵌合方向に対して直交する方向に延びていることが好ましい。
また、ハウジングは、それぞれ隙間に接続された複数の排水通路を有することができる。
この場合、嵌合方向から見て、隙間は、シェルの外周面を囲むように形成され、複数の排水通路は、嵌合方向に対して直交する所定の方向における隙間の両端部にそれぞれ接続されるように構成することができる。
さらに、隙間の両端部のそれぞれに、互いに異なる方向に延びる2つの排水通路が接続されていてもよい。
また、嵌合方向から見て、隙間は、シェルの外周面を囲むように形成され、複数の排水通路のうち少なくとも2つの排水通路が、嵌合方向に対して直交し、且つ、互いに平行でない方向に延びているように構成することもできる。
シェルは、金属から形成されていることが好ましい。
コネクタユニットは、屋外において使用可能な電気機器に装着されることができる。
この発明によれば、シェル保護部は、嵌合方向に向かって開口し且つ相手側コネクタとの嵌合時に相手側コネクタが挿入される開口部を有し、シェル保護部は、シェル保護部とシェルの外周面との間に開口部に連通する隙間が形成されるようにシェルの外周面から離れて配置されると共に、シェルの嵌合方向の前端面を覆うように配置され、さらに、シェル保護部は、隙間に連通する排水通路を有するので、優れた排水機能を有するコネクタユニットが実現される。
この発明の実施の形態1に係るコネクタユニットを示す斜視図である。 実施の形態1に係るコネクタユニットを示す平面図である。 実施の形態1に係るコネクタユニットを示す正面図である。 図3のA−A線断面図である。 図4の要部拡大図である。 図3のB−B線断面図である。 図6の要部拡大図である。 図7のC−C線断面図である。 図7のD−D線断面図である。 図7のE−E線断面図である。 実施の形態1に係るコネクタユニットにおけるシェルの前端面とシェル保護部との位置関係を示す部分断面図である。 実施の形態1に係るコネクタユニットにおける排水経路を示す部分断面図である。 実施の形態1の変形例に係るコネクタユニットの部分断面図である。 実施の形態2に係るコネクタユニットを示す正面図である。 実施の形態3に係るコネクタユニットを示す正面図である。 実施の形態4に係るコネクタユニットを示す正面図である。 従来のコネクタユニットを示す断面図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1
図1、図2および図3に、それぞれ、実施の形態1に係るコネクタユニットU1の斜視図、平面図および正面図を示す。コネクタユニットU1は、樹脂から形成されたハウジング11を有している。ハウジング11は、ほぼ直方体形状を有するハウジング本体部12と、ハウジング本体部12の一端に形成された前面プレート部13とを有し、前面プレート部13に、図示しない相手側コネクタとの嵌合方向に向かって開口し且つ相手側コネクタとの嵌合時に相手側コネクタが挿入される開口部14が形成されている。前面プレート部13は、ほぼ長方形の板状部材であり、開口部14は、前面プレート部13の長辺と平行に細長く延びる長円形を有している。図示しない相手側コネクタは、開口部14を通る嵌合軸Cに沿って移動され、開口部14に挿入される。
ここで、便宜上、前面プレート部13の表面に沿って前面プレート部13の長辺が延びる方向をX方向、X方向に直交し且つ前面プレート部13が形成されているハウジング11の前部からハウジング11の後部に向かう方向を+Y方向、XY面に垂直な方向をZ方向と呼ぶものとする。図示しない相手側コネクタは、−Y方向から+Y方向に向けて前面プレート部13の開口部14に挿入されることとなる。
図3において、開口部14の中心を通るYZ面(A−A線)により切断されたコネクタユニットU1の断面図を図4に示す。電気機器21にコネクタユニットU1が装着されている。電気機器21は、屋外において使用可能な機器であり、ハウジング本体部12内に収容されており、電気機器21の−Y方向端部にコネクタ31が取り付けられている。ハウジング11はシェル保護部15を有し、シェル保護部15の内側にコネクタ31が配置されている。
図5に示されるように、コネクタ31は、インシュレータ32の一部として−Y方向に突出する舌状部33を有し、舌状部33の+Z方向側表面および−Z方向側表面にそれぞれ複数のコンタクト34の−Y方向端部が配置されている。これら複数のコンタクト34は、インシュレータ32により保持され、複数のコンタクト34の+Y方向端部がコネクタ31から+Y方向に突出して電気機器21に接続されている。
コネクタ31は、舌状部33と舌状部33に配置された複数のコンタクト34の−Y方向端部の周囲を覆う筒形状のシェル35を有している。シェル35は、金属から形成されており、図示しない相手側コネクタとの嵌合方向である−Y方向に向かって開放されている。また、シェル35の外周面は、シェル保護部15により覆われている。
ハウジング11のシェル保護部15は、ハウジング本体部12の一部と前面プレート部13の一部により形成されており、シェル35の+Z方向、−Z方向、+X方向および−X方向を向いた外周面との間に隙間Gが形成されるように、シェル35の外周面から離れて配置された内周面15Aを有している。さらに、シェル保護部15は、シェル35の−Y方向側の前端面35Aとの間にも隙間Gが延びるように、シェル35の前端面35Aから−Y方向に離れて配置された前面部15Bを有し、前面部15Bに開口部14が形成されている。
なお、隙間Gは、開口部14に連通している。
また、コネクタ31は、シェル35の+Y方向端部の外周面を連続して囲むように配置された弾性変形可能な防水部材36を有しており、防水部材36が、シェル35の外周面とシェル保護部15の内周面15Aとの間で弾性的に圧縮されることで、隙間Gの+Y方向端部が閉鎖されている。
図3において、開口部14の+X方向端部の近傍を通るYZ面(B−B線)により切断されたコネクタユニットU1の断面図を図6に示す。ハウジング11に、隙間Gに連通された排水通路Dが形成されている。排水通路Dは、隙間Gからハウジング11を貫通してハウジング11の外周面に開口する貫通孔からなり、ハウジング11内を、図示しない相手側コネクタとの嵌合方向であるY方向に対して直交するZ方向に延びている。また、排水通路Dは、隙間Gから−Z方向に延びる第1の排水通路D1と、隙間Gから+Z方向に延びる第2の排水通路D2とを含んでいる。
図7に示されるように、第1の排水通路D1は、シェル35の−Z方向側に位置する隙間Gから−Z方向に延び、ハウジング本体部12の−Z方向側の外周面S1に開口している。一方、第2の排水通路D2は、シェル35の+Z方向側に位置する隙間Gから+Z方向に延び、ハウジング本体部12の+Z方向側の外周面S2に開口している。
図7において、第1の排水通路D1および第2の排水通路D2よりも+Y方向側にずれた位置で、XZ面(C−C線)によりハウジング本体部12およびコネクタ31を切断した断面図を図8に示す。図8に示されるように、図示しない相手側コネクタとの嵌合方向であるY方向から見て、隙間Gは、シェル35の外周面を囲む長円形状に形成されている。
図7において、第1の排水通路D1および第2の排水通路D2が形成されているY方向位置で、XZ面(D−D線)によりハウジング本体部12およびコネクタ31を切断した断面図を図9に示す。図9に示されるように、隙間Gの+X方向端部に、−Z方向に延び且つハウジング本体部12の−Z方向側の外周面S1に開口する第1の排水通路D1と+Z方向に延び且つハウジング本体部12の+Z方向側の外周面S2に開口する第2の排水通路D2とが接続され、隙間Gの−X方向端部にも、−Z方向に延び且つハウジング本体部12の−Z方向側の外周面S1に開口する第1の排水通路D1と+Z方向に延び且つハウジング本体部12の+Z方向側の外周面S2に開口する第2の排水通路D2とが接続されている。すなわち、隙間GのX方向の両端部に、それぞれ、第1の排水通路D1および第2の排水通路D2の双方が接続されている。
図7において、第1の排水通路D1および第2の排水通路D2が形成されているY方向位置で、XZ面(E−E線)により前面プレート部13およびコネクタ31を切断した断面図を図10に示す。図10に示されるように、隙間GのX方向の両端部にそれぞれ接続された第1の排水通路D1は、前面プレート部13の−Z方向端部にまで至っており、隙間GのX方向の両端部にそれぞれ接続された第2の排水通路D2は、前面プレート部13の+Z方向端部にまで至っている。
また、図11に示されるように、シェル35の−Y方向端部には、図示しない相手側コネクタとの嵌合時に相手側コネクタをシェル35の内部に円滑に挿入するために、−Y方向に向かうほど嵌合軸Cから離れるように傾斜するテーパ部35Bが形成されている。シェル35の−Y方向側の前端面35Aは、テーパ部35Bに隣接してXZ面に沿って延び、−Y方向を向いている。
シェル保護部15の前面部15Bに開口部14が形成されているが、開口部14の縁部14Aは、Y方向から見たときに、テーパ部35Bの厚さΔTの範囲内に位置することにより、テーパ部35Bと重なるように配置されている。すなわち、シェル保護部15の前面部15Bは、Y方向から見て、シェル35の内部に張り出すことなく、シェル35の前端面35Aを覆っている。
このため、シェル保護部15の前面部15Bとシェル35の前端面35Aとの間に隙間Gが形成されていながらも、コネクタ31に図示しない相手側コネクタを嵌合する際に、相手側コネクタがシェル35の前端面35Aに突き当たることを防止することができ、相手側コネクタは、シェル35のテーパ部35Bに案内されてシェル35の内部に円滑に挿入されることとなる。
このような構成のコネクタユニットU1を屋外で使用すると、ハウジング11の前面プレート部13に開口部14が形成されているため、開口部14を通してコネクタユニットU1内に雨水等の水Wが入り込むことがある。しかしながら、シェル保護部15とシェル35の外周面との間に開口部14に連通する隙間Gが形成され、シェル保護部15に、隙間Gに連通する排水通路Dが形成されているので、開口部14を通してコネクタユニットU1内に入り込んだ水Wは、隙間Gから排水通路Dを通って排出される。
例えば、コネクタユニットU1が、第1の排水通路D1が隙間Gから下方に延び且つ第2の排水通路D2が隙間Gから上方に延びるような姿勢でレイアウトされる場合には、図12に示されるように、開口部14からコネクタユニットU1内に入り込んだ水Wは、シェル保護部15の前面部15Bとシェル35の前端面35Aとの間に形成されている隙間Gおよびシェル保護部15の内周面15Aとシェル35の外周面との間に形成されている隙間Gを通り、さらに、重力の作用を受けることにより、隙間Gに連通している第1の排水通路D1内を下方に流れ、ハウジング本体部12の−Z方向側の外周面S1における開口からハウジング11の外部に排出されることとなる。
なお、図示しないが、コネクタユニットU1が、図12に示される姿勢とは上下反対の姿勢、すなわち、第2の排水通路D2が隙間Gから下方に延び且つ第1の排水通路D1が隙間Gから上方に延びるような姿勢でレイアウトされる場合には、開口部14からコネクタユニットU1内に入り込んだ水Wは、隙間Gから第2の排水通路D2内を流れ、ハウジング本体部12の+Z方向側の外周面S2における開口からハウジング11の外部に排出される。
また、図示しない相手側コネクタとの嵌合方向であるY方向から見て、シェル35の外周面を囲む長円形状の隙間GのX方向の両端部に、それぞれ、第1の排水通路D1および第2の排水通路D2が接続されている。従って、コネクタユニットU1が嵌合軸Cの回りに所定の角度だけ回転するように傾斜した姿勢になった場合においても、開口部14からコネクタユニットU1内に入り込んだ水Wは、隙間Gの+X方向端部に接続された第1の排水通路D1および第2の排水通路D2と隙間Gの−X方向端部に接続された第1の排水通路D1および第2の排水通路D2のうちのいずれかの排水通路を通ってハウジング11の外部へと排出される。
さらに、コネクタユニットU1の+Y方向端部が−Y方向端部よりも上方に位置するようにコネクタユニットU1が前傾する、あるいは、コネクタユニットU1の+Y方向端部が−Y方向端部よりも下方に位置するようにコネクタユニットU1が後傾する姿勢となっても、隙間Gの+X方向端部に接続された第1の排水通路D1および第2の排水通路D2と隙間Gの−X方向端部に接続された第1の排水通路D1および第2の排水通路D2のうち、隙間Gから下方に向かう排水通路を通って排水がなされる。
また、Z方向がほぼ水平方向を向くような姿勢にコネクタユニットU1がレイアウトされた場合であっても、開口部14からコネクタユニットU1内に入り込んだ水Wは、下側に位置する第1の排水通路D1または第2の排水通路D2を通って排水がなされる。
このように、コネクタユニットU1の姿勢に関わらずに、開口部14からコネクタユニットU1内に入り込んだ水Wが、ハウジング11の外部へと排出される。このため、コネクタユニットU1内に水Wが滞留して、舌状部33に配置されている複数のコンタクト34が錆びることが防止され、相手側コネクタとの電気接続を正常に行うことが可能となる。
なお、ハウジング11の前面プレート部13は、コネクタユニットU1をレイアウトする際に使用されるものであり、ハウジング11は必ずしも前面プレート部13を有していなくてもよい。
例えば、図13に示されるコネクタユニットU11のように、ハウジング41が、コネクタ31のシェル35の外周面との間に開口部44に連通する隙間Gが形成されるように配置されたシェル保護部45を有し、シェル保護部45に、隙間Gに連通する第1の排水通路D1および第2の排水通路D2が形成されていれば、実施の形態1のコネクタユニットU1と同様に、コネクタユニットU11の姿勢に関わらずに、開口部14からコネクタユニットU11内に入り込んだ水Wが、第1の排水通路D1または第2の排水通路D2を通って排出される。
実施の形態2
上記の実施の形態1に係るコネクタユニットU1では、シェル35の外周面を囲む長円形状の隙間GのX方向の両端部に、それぞれ、隙間Gから−Z方向に延びる第1の排水通路D1および隙間Gから+Z方向に延びる第2の排水通路D2の双方が接続されているが、これに限るものではない。
図14に、実施の形態2に係るコネクタユニットU2を示す。コネクタユニットU2は、隙間Gから+Z方向に延びる第2の排水通路D2を有しておらず、隙間GのX方向の両端部に、それぞれ、−Z方向に延びる第1の排水通路D1のみが接続されている。第2の排水通路D2を有しない点以外は、コネクタユニットU2は、実施の形態1に係るコネクタユニットU1と同様の構成を有している。
このような構成のコネクタユニットU2は、第1の排水通路D1が隙間Gから下方に延びるような姿勢でレイアウトされることで、開口部14からコネクタユニットU2内に入り込んだ水Wが、隙間GのX方向の両端部にそれぞれ接続された第1の排水通路D1の少なくとも一方を通って排出されることとなる。
なお、隙間GのX方向の両端部に、それぞれ、第1の排水通路D1ではなく、+Z方向に延びる第2の排水通路D2のみを接続することもできる。
実施の形態3
上記の実施の形態1に係るコネクタユニットU1では、第1の排水通路D1および第2の排水通路D2が、それぞれ、一定のX方向の幅を有しているが、これに限るものではない。
図15に、実施の形態3に係るコネクタユニットU3を示す。コネクタユニットU3においては、長円形状の隙間GのX方向の両端部に、それぞれ、第1の排水通路D1Aおよび第2の排水通路D2Aの双方が接続されている。これら第1の排水通路D1Aおよび第2の排水通路D2Aは、それぞれ、一定のX方向の幅を有するのではなく、隙間Gから離れるほどX方向の幅が拡がるような形状を有している。
特に、隙間Gの+X方向端部に接続される第1の排水通路D1Aおよび第2の排水通路D2Aは、それぞれ、隙間Gから離れるほど+X方向に向かって拡がる形状を有し、隙間Gの−X方向端部に接続される第1の排水通路D1Aおよび第2の排水通路D2Aは、それぞれ、隙間Gから離れるほど−X方向に向かって拡がる形状を有している。第1の排水通路D1および第2の排水通路D2の代わりに第1の排水通路D1Aおよび第2の排水通路D2Aを有する他は、コネクタユニットU3は、実施の形態1に係るコネクタユニットU1と同様の構成を有している。
このような構成のコネクタユニットU3においても、実施の形態1のコネクタユニットU1と同様に、コネクタユニットU3の姿勢に関わらずに、開口部14からコネクタユニットU3内に入り込んだ水Wが、第1の排水通路D1Aまたは第2の排水通路D2Aを通って排出される。特に、隙間Gの+X方向端部に接続される第1の排水通路D1Aおよび第2の排水通路D2Aは、それぞれ、隙間Gから離れるほど+X方向に向かって拡がる形状を有し、隙間Gの−X方向端部に接続される第1の排水通路D1Aおよび第2の排水通路D2Aは、それぞれ、隙間Gから離れるほど−X方向に向かって拡がる形状を有しているので、Z方向がほぼ水平方向を向くような姿勢にコネクタユニットU3がレイアウトされた場合にも、効率よくコネクタユニットU3からの排水を行うことができる。
この実施の形態3においても、実施の形態2と同様に、隙間GのX方向の両端部に、それぞれ、−Z方向に延びる第1の排水通路D1Aのみ、あるいは、+Z方向に延びる第2の排水通路D2Aのみを接続することもできる。
実施の形態4
上記の実施の形態1に係るコネクタユニットU1では、第1の排水通路D1および第2の排水通路D2が、それぞれ、Z方向に延びているが、これに限るものではない。
図16に、実施の形態4に係るコネクタユニットU4を示す。コネクタユニットU4においては、X方向に細長い長円形状の隙間GのZ方向の両端部に、それぞれ、X方向に延びる第1の排水通路D3および第2の排水通路D4の双方が接続されている。Z方向に延びる第1の排水通路D1および第2の排水通路D2の代わりにX方向に延びる第1の排水通路D3および第2の排水通路D4を有する他は、コネクタユニットU4は、実施の形態1に係るコネクタユニットU1と同様の構成を有している。
このように、隙間GのZ方向の両端部に、それぞれ、X方向に延びる第1の排水通路D3および第2の排水通路D4の双方が接続されていても、実施の形態1のコネクタユニットU1と同様に、コネクタユニットU4の姿勢に関わらずに、開口部14からコネクタユニットU4内に入り込んだ水Wが、第1の排水通路D3または第2の排水通路D4を通って排出される。従って、コネクタユニットU4内に水Wが滞留することが防止され、相手側コネクタとの電気接続を正常に行うことが可能となる。
この実施の形態4においても、実施の形態2と同様に、隙間GのZ方向の両端部に、それぞれ、−X方向に延びる第1の排水通路D3のみ、あるいは、+X方向に延びる第2の排水通路D4のみを接続することもできる。
また、実施の形態3と同様に、第1の排水通路D1Aおよび第2の排水通路D2Aを、それぞれ、隙間Gから離れるほどZ方向の幅が拡がるような形状とすることもできる。
実施の形態5
上記の実施の形態1に係るコネクタユニットU1では、隙間GのX方向の両端部からそれぞれ第1の排水通路D1および第2の排水通路D2が、互いに平行にZ方向に延びているが、これに限るものではない。
図示はしないが、少なくとも2つの排水通路が、相手側コネクタとの嵌合方向であるY方向に対して直交し、且つ、互いに平行ではない方向に延びていても、実施の形態1のコネクタユニットU1と同様に、コネクタユニットの姿勢に関わらずに、開口部14からコネクタユニット内に入り込んだ水Wが、いずれかの排水通路を通って排出される。従って、コネクタユニット内に水Wが滞留することが防止され、相手側コネクタとの電気接続を正常に行うことが可能となる。
1 コネクタ、2 支持部、3 端子台、4 端子、5 シェル、5A 鍔状部、6 上ケース、6A,7A 凹部、7 下ケース、8 開口部、11,41 ハウジング、12 ハウジング本体部、13 前面プレート部、14,44 開口部、14A 縁部、15,45 シェル保護部、15A 内周面、15B 前面部、21 電気機器、31 コネクタ、32 インシュレータ、33 舌状部、34 コンタクト、35 シェル、35A 前端面、35B テーパ部、36 防水部材、U1,U2,U3,U4,U11 コネクタユニット、C 嵌合軸、G 隙間、D 排水通路、D1,D1A,D3 第1の排水通路、D2,D2A,D4 第2の排水通路、S1,S2 外周面、ΔT 厚さ、W 水。

Claims (9)

  1. コンタクトの周囲を覆い且つ相手側コネクタとの嵌合方向に向かって開放されているシェルと、
    前記シェルの外周面を覆うシェル保護部を有するハウジングと
    を備え、
    前記シェル保護部は、前記嵌合方向に向かって開口し且つ前記相手側コネクタとの嵌合時に前記相手側コネクタが挿入される開口部を有し、
    前記シェル保護部は、前記シェル保護部と前記シェルの外周面との間に前記開口部に連通する隙間が形成されるように前記シェルの外周面から離れて配置されると共に、前記シェルの前記嵌合方向の前端面を覆うように配置され、
    前記シェル保護部は、前記隙間に連通する排水通路を有することを特徴とするコネクタユニット。
  2. 前記排水通路は、前記隙間から前記ハウジングを貫通して前記ハウジングの外周面に開口する貫通孔からなる請求項1に記載のコネクタユニット。
  3. 前記排水通路は、前記嵌合方向に対して直交する方向に延びている請求項1または2に記載のコネクタユニット。
  4. 前記ハウジングは、それぞれ前記隙間に接続された複数の前記排水通路を有する請求項1〜3のいずれか一項に記載のコネクタユニット。
  5. 前記嵌合方向から見て、前記隙間は、前記シェルの外周面を囲むように形成され、
    複数の前記排水通路は、前記嵌合方向に対して直交する所定の方向における前記隙間の両端部にそれぞれ接続されている請求項4に記載のコネクタユニット。
  6. 前記隙間の前記両端部のそれぞれに、互いに異なる方向に延びる2つの前記排水通路が接続されている請求項5に記載のコネクタユニット。
  7. 前記嵌合方向から見て、前記隙間は、前記シェルの外周面を囲むように形成され、
    複数の前記排水通路のうち少なくとも2つの前記排水通路は、前記嵌合方向に対して直交し、且つ、互いに平行でない方向に延びている請求項4に記載のコネクタユニット。
  8. 前記シェルは、金属から形成されている請求項1〜7のいずれか一項に記載のコネクタユニット。
  9. 屋外において使用可能な電気機器に装着される請求項1〜8のいずれか一項に記載のコネクタユニット。
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