JP2019201591A - 非アルコール性脂肪肝炎誘発実験動物用飼料およびその製造方法、並びに非アルコール性脂肪肝炎モデル動物の作出方法 - Google Patents

非アルコール性脂肪肝炎誘発実験動物用飼料およびその製造方法、並びに非アルコール性脂肪肝炎モデル動物の作出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】遺伝子欠損や薬剤を用いることなく、NASHの病態により近い病態を示すNASH誘発実験動物を作出するための飼料であって、且つ実験動物の生育に影響を与えない、NASH誘発実験動物用飼料およびその製造方法、並びにNASHモデル動物の作出方法を提供する。【解決手段】炭水化物源35〜60質量%、アミノ酸源10〜25質量%、油脂類15〜35質量%、並びにミネラル類および/または金属塩類3〜8質量%を含有する非アルコール性脂肪肝炎誘発実験動物用飼料において、(i)前記アミノ酸源として、メチオニン0.05〜0.4質量%を含有し、(ii)コリン類の含有量が0.01質量%以下であり、(iii)前記ミネラル類および/または金属塩類として、鉄化合物0.05〜0.5質量%を含有する実験動物用飼料およびその製造方法、並びに非アルコール性脂肪肝炎モデル動物の作出方法である。【選択図】なし

Description

本発明は、非アルコール性脂肪肝炎誘発実験動物用飼料およびその製造方法、並びに非アルコール性脂肪肝炎モデル動物の作出方法に関する。
近年、アルコールの摂取量が基準値以下であっても発症する肝臓病である、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の患者数が急増しており注目されている。NAFLDには、予後が比較的良好である非アルコール性脂肪肝(NAFL)、および進行性疾患である非アルコール性脂肪肝炎(NASH)が含まれる。
NASHを発症すると、肝細胞が破壊され、線維化を起こし、その後肝硬変に進行し、その一部において、肝がんが発生する。NASHの発症には、肥満、糖尿病、脂質異常症、高血圧症などが関連すると考えられているが、発症および進行のメカニズムは解明されておらず、そのメカニズム解明のためにはNASHを誘発する実験動物が必要である。
NASH誘発実験動物としては、遺伝子欠損動物や薬剤誘導性の実験動物が開発されているが(例えば、特許文献1および非特許文献1参照)、これらはNASHの病態を必ずしも反映したものではないという問題がある。
したがって、遺伝子欠損や薬剤を用いることなく、NASHの病態により近い病態を示すNASH誘発実験動物を作出するための飼料であって、且つ実験動物の使用目的やその生育に悪影響を与えない、NASH誘発実験動物用飼料およびその製造方法、並びにNASH誘発実験動物の製造方法の開発が求められている。
特開2017−006022号公報
Nature 2013 499:97−101
本発明は、このような要望に応え、現状を打破し、従来における前記諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、遺伝子欠損や薬剤を用いることなく、非アルコール性脂肪肝炎(以下、単に「NASH」と称することがある)の病態により近い病態を示すNASH誘発実験動物を作出するための飼料であって、且つ実験動物の使用目的やその生育に悪影響を与えない、NASH誘発実験動物用飼料およびその製造方法、並びにNASHモデル動物の作出方法を提供することを目的とする。なお、本明細書において、「実験動物の使用目的やその生育に悪影響を与えない」および「実験動物に悪影響を与えない」とは、NASHおよびこれに関連する病態を発症する以外には、飼料として嗜好性に問題がなく実験動物が摂食し、体重が落ち込むことがなく生育し、NASHおよびこれに関連する病態の動物モデルとして適合することを意味する。
本発明者らは、前記目的を達成するべく鋭意努力した結果、実験動物用飼料において、栄養成分やその配合を調整することにより、遺伝子欠損や薬剤を用いることなく、NASHの病態により近い病態を示すNASH誘発実験動物を作出するための飼料であって、且つ実験動物に悪影響を与えない、NASH誘発実験動物用飼料となることを知見した。
本発明は、本発明者らの前記知見に基づくものであり、前記課題を解決するための手段としては、以下の通りである。即ち、
<1> 炭水化物源35〜60質量%、アミノ酸源10〜25質量%、油脂類15〜35質量%、並びにミネラル類および/または金属塩類3〜8質量%を含有する非アルコール性脂肪肝炎誘発実験動物用飼料において、(i)前記アミノ酸源として、メチオニン0.05〜0.4質量%を含有し、(ii)コリン類の含有量が0.01質量%以下であり、(iii)前記ミネラル類および/または金属塩類として、鉄化合物0.05〜0.5質量%を含有することを特徴とする実験動物用飼料である。
<2> 前記炭水化物源として、α化澱粉15質量%以上を含有する前記<1>に記載の実験動物用飼料である。
<3> 前記実験動物がげっ歯類である前記<1>または<2>に記載の実験動物用飼料である。
<4> 前記油脂類として、コーン油、パーム油、大豆油、ラード、牛脂、菜種油およびサフラワー油から選択される少なくとも1種の食用油脂を主として含有する前記<1>〜<3>のいずれかに記載の実験動物用飼料である。
<5> 前記アミノ酸源がカゼインベースである前記<1>〜<4>のいずれかに記載の実験動物用飼料である。
<6> 炭水化物源35〜60質量%、アミノ酸源10〜25質量%、油脂類15〜35質量%、並びにミネラル類および/または金属塩類3〜8質量%を含有する非アルコール性脂肪肝炎誘発実験動物用飼料の製造方法において、(i)前記アミノ酸源として、メチオニン0.05〜0.4質量%を配合し、(ii)コリン類の含有量を0.01質量%以下に調節し、(iii)前記ミネラル類および/または金属塩類として、鉄化合物0.05〜0.5質量%を配合する工程を含むことを特徴とする実験動物用飼料の製造方法である。
<7> 前記<1>〜<5>のいずれかに記載の実験動物用飼料を実験動物に摂取させる工程を含むことを特徴とする非アルコール性脂肪肝炎モデル動物の作出方法である。
本発明によると、従来における前記諸問題を解決することができ、遺伝子欠損や薬剤を用いることなく、NASHの病態により近い病態を示すNASH誘発実験動物を作出するための飼料であって、且つ実験動物の使用目的やその生育に悪影響を与えない、NASH誘発実験動物用飼料およびその製造方法、並びにNASH誘発実験動物の製造方法を提供することができる。
図1は、試験例1において、飼料2を摂取させたマウスについて、12週間後、30週間後、40週間後、および54週間後の肝臓をデジタルカメラで撮影した画像を示す図である。 図2は、試験例1において、飼料3を摂取させたマウスについて、12週間後、20週間後、30週間後、および40週間後の肝臓をデジタルカメラで撮影した画像を示す図である。 図3は、試験例1において、飼料1または2を摂取させたマウスについての肝臓薄層切片のヘマトキシリンエオシン染色後の光学顕微鏡写真を示す図である。 図4は、試験例1において、飼料1または2を摂取させたマウスについての脂肪沈着の評価結果を示す図である。 図5は、試験例1において、飼料1または2を摂取させたマウスについての炎症細胞浸潤の評価結果を示す図である。 図6は、試験例1において、飼料1または2を摂取させたマウスについてのNASの評価結果を示す図である。 図7は、試験例1において、飼料1または2を摂取させたマウスについて、3週間後、および12週間後の肝臓の薄層切片のマッソントリクローム染色後の光学顕微鏡写真を示す図である。 図8は、試験例1において、飼料1または2を摂取させたマウスについての線維化の評価結果を示す図である。 図9は、試験例1において、飼料1、2または3を摂取させたマウスについての、飼育開始から1週間ごとの体重測定結果を示す図である。
(実験動物用飼料)
本発明の実験動物用飼料(以下、「飼料」と称することがある)は、炭水化物源と、アミノ酸源と、油脂類と、ミネラル類および/または金属塩類とを少なくとも含み、必要に応じてさらにその他の成分を含む。
<炭水化物源>
前記炭水化物源としては、特に制限はなく、適宜選択することができ、例えば、糖類、澱粉類などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記炭水化物源の前記飼料における含有量としては、35〜60質量%であれば特に制限はなく、適宜選択することができるが、NASH誘発性、栄養のバランス等の点で、40〜60質量%が好ましい。
−糖類−
前記糖類としては、特に制限はなく、適宜選択することができ、例えば、スクロース、グルコース、ガラクトース、フルクトース、マルトース、ラクトースなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記糖類は、公知の方法により調製したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。
前記糖類の前記飼料における含有量としては、特に制限はなく、適宜選択することができるが、嗜好性、栄養のバランス等の点で、3〜25質量%が好ましく、5〜20質量%がより好ましい。
−澱粉類−
前記澱粉類としては、特に制限はなく、適宜選択することができ、例えば、コーンスターチ、ワキシーコーンスターチ、小麦澱粉、馬鈴薯澱粉、タピオカ澱粉、米澱粉、サゴ澱粉などが挙げられる。前記澱粉類は、α化澱粉であってもよいし、未α化澱粉であってもよい。また、酸処理澱粉、架橋澱粉、エーテル化澱粉、エステル化澱粉などの加工がされた加工澱粉であってもよい。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記澱粉類の前記飼料における含有量としては、特に制限はなく、適宜選択することができるが、嗜好性、栄養のバランス等の点で、20〜55質量%が好ましく、25〜50質量%がより好ましい。
前記α化澱粉の前記飼料における含有量としては、特に制限はなく、適宜選択することができるが、前記飼料の成型性・保型性に優れる点で、15質量%以上が好ましく、25質量%以上がより好ましく、30質量%以上がさらに好ましい。
<アミノ酸源>
前記アミノ酸源としては、特に制限はなく、適宜選択することができ、例えば、カゼインベースのアミノ酸源、卵白ベースのアミノ酸源、大豆蛋白ベースのアミノ酸源などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
これらの中でも、NASH誘発性、栄養のバランス等の点で、カゼインベースのアミノ酸源が好ましい。
本発明において、カゼインベースのアミノ酸源とは、カゼインのアミノ酸成分と同様の組成となるように配合したアミノ酸源である。
前記アミノ酸源は、公知の方法により調製したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。
前記アミノ酸源の前記飼料における含有量としては、10〜25質量%であれば特に制限はなく、適宜選択することができるが、NASH誘発性、栄養のバランス等の点で、15〜20質量%が好ましい。
メチオニンの前記飼料における含有量としては、0.05〜0.4質量%であれば特に制限はなく、適宜選択することができるが、NASH誘発性および実験動物に悪影響を与えない点で、0.07〜0.3質量%が好ましい。
<油脂類>
前記油脂類としては、特に制限はなく、適宜選択することができ、例えば、大豆油、コーン油、菜種油、米油、綿実油、ゴマ油、ヒマワリ油、パーム油、ヤシ油、落花生油、サフラワー油、ココナッツ油、カカオバター等の植物性油脂、ラード、牛脂等の動物性油脂などが挙げられるが、嗜好性、栄養のバランス等の点で、コーン油、パーム油、大豆油、菜種油、サフラワー油、ラードおよび牛脂から選択される少なくとも1種の食用油脂を主として含有することが好ましい。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記油脂は、公知の方法により調製したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。
本発明において、コーン油、パーム油、大豆油、菜種油、サフラワー油、ラードおよび牛脂から選択される少なくとも1種の食用油脂を主として含有するとは、前記飼料において、コーン油、パーム油、大豆油、菜種油、サフラワー油、ラードおよび牛脂から選択される少なくとも1種が最も配合量の多い油脂類であることを意味する。
前記油脂の前記飼料における含有量としては、15〜35質量%であれば特に制限はなく、適宜選択することができるが、嗜好性や栄養のバランスだけでなく、NASH誘発性および実験動物に悪影響を与えない点で、20〜30質量%が好ましい。
さらに、前記油脂類としてコレステロールを含有してもよい。
前記コレステロールの前記飼料における含有量としては、特に制限はなく、適宜選択することができるが、配合する場合は通常は0.1〜5質量%の範囲である。
<ミネラル類および/または金属塩類>
前記ミネラル類および/または金属塩類としては、特に制限はなく、適宜選択することができ、例えば、カルシウム、リン、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、鉄、銅、亜鉛、マンガン、モリブデン、セレン、シリコン、クロム、ニッケル、リチウム、バナジウム、ヨウ素、フッ素、ホウ素、塩素、硫酸根(SO)、硫黄(無機)、食塩等のミネラル類、鉄化合物、銅化合物、亜鉛化合物、マンガン化合物、コバルト化合物、クロム化合物、カルシウム化合物、マグネシウム化合物等の金属塩類などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記鉄化合物としては、特に制限はなく、適宜選択することができ、例えば、クエン酸鉄、クエン酸鉄アンモニウム、塩化鉄、塩化第二鉄、炭酸鉄、酸化鉄、硫酸鉄などが挙げられるが、NASH誘発性および実験動物に悪影響を与えない点で、酸化鉄、硫酸鉄、およびクエン酸鉄から選択される少なくとも一種が好ましい。
前記ミネラル類および/または金属塩類は、公知の方法により調製したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。
前記ミネラル類および/または金属塩類の前記飼料における含有量としては、3〜8質量%であれば特に制限はなく、適宜選択することができるが、栄養のバランスや実験動物に悪影響を与えない等の点で、4〜7質量%が好ましい。
前記ミネラル類の具体例としては、例えば、米国国立栄養研究所(AIN)が発表したマウス・ラットを用いた栄養研究のための標準精製飼料におけるミネラル混合であるAIN−76ミネラル混合(1977年発表)、AIN−93Gミネラル混合(1993年発表)などが挙げられる。
前記ミネラル混合の代表例として、AIN−93Gミネラル混合を添加した飼料100g中の前記ミネラル混合由来のミネラルの組成を以下に示す。
・ カルシウム ・・・ 500(mg)
・ リン ・・・ 150(mg)
・ マグネシウム ・・・ 50(mg)
・ ナトリウム ・・・ 100(mg)
・ カリウム ・・・ 360(mg)
・ 鉄 ・・・ 3.5(mg)
・ 銅 ・・・ 0.6(mg)
・ 亜鉛 ・・・ 3.0(mg)
・ マンガン ・・・ 1.0(mg)
・ モリブデン ・・・ 0.015(mg)
・ セレン ・・・ 0.015(mg)
・ シリコン ・・・ 0.5(mg)
・ クロム ・・・ 0.1(mg)
・ ニッケル ・・・ 0.05(mg)
・ リチウム ・・・ 0.01(mg)
・ バナジウム ・・・ 0.01(mg)
・ ヨウ素 ・・・ 0.02(mg)
・ フッ素 ・・・ 0.1(mg)
・ ホウ素 ・・・ 0.05(mg)
・ 塩素 ・・・ 160(mg)
・ 硫黄(無機) ・・・ 30(mg)
前記鉄化合物の前記飼料における含有量としては、0.05〜0.5質量%であれば特に制限はなく、適宜選択することができるが、栄養のバランスや実験動物に悪影響を与えない等の点で、0.07〜0.4質量%が好ましい。
<コリン類>
前記コリン類としては、特に制限はなく、適宜選択することができ、例えば、塩化コリン、重酒石酸コリン、クエン酸水素コリン、クエン酸二水素コリン、アセチルコリン、塩化アセチルコリン、ホスファチジルコリン、コリン酒石酸水素塩などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記コリン類の前記飼料における含有量としては、0.01質量%以下であれば特に制限はなく、適宜選択することができるが、NASH誘発性の点で、0.001質量%以下が好ましく、0%がより好ましい。
<その他の成分>
前記飼料におけるその他の成分としては、本発明の効果を損なわない限り、特に制限はなく、適宜選択することができ、例えば、ビタミン類、セルロース、第三ブチルヒドロキノン等の精製飼料用原料、汎用されている一般的飼料原料などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記その他の成分は、公知の方法により調製したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。
前記その他の成分の前記飼料における含有量としては、本発明の効果を損なわない限り、特に制限はなく、適宜選択することができる。
−ビタミン類−
前記ビタミン類としては、特に制限はなく、適宜選択することができ、例えば、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、ビタミンK、ビタミンB、ビタミンB、ビタミンB、ビタミンB12、ビタミンC、ビオチン、葉酸、パントテン酸カルシウム、パラアミノ安息香酸、ニコチン酸、イノシトール、重酒石酸コリン、塩化コリンなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記ビタミン類は、公知の方法により調製したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。
前記ビタミン類の前記飼料における含有量としては、本発明の効果を損なわない限り、特に制限はなく、適宜選択することができる。
前記ビタミン類の具体例としては、例えば、米国国立栄養研究所(AIN)が発表したマウス・ラットを用いた栄養研究のための標準精製飼料におけるビタミン混合であるAIN−76ビタミン混合(1977年発表)、AIN−93ビタミン混合(1993年発表)などが挙げられる。
前記ビタミン混合の代表例として、AIN−93ビタミン混合のビタミンの組成を以下に示す。
・ ニコチン酸 ・・・ 0.30%
・ パントテン酸Ca ・・・ 0.16%
・ ビタミンB ・・・ 0.07%
・ ビタミンB ・・・ 0.06%
・ ビタミンB ・・・ 0.06%
・ 葉酸 ・・・ 0.02%
・ D−ビオチン(2%) ・・・ 0.10%
・ ビタミンB12(0.1%) ・・・ 0.25%
・ ビタミンE(50%) ・・・ 1.50%
・ ビタミンA(100万IU/g) ・・・ 0.04%
・ ビタミンD(50万IU/g) ・・・ 0.02%
・ ビタミンK(phylloquinone)・・・ 0.01%
・ グラニュー糖 ・・・ 97.41%
−セルロース−
前記セルロースは、公知の方法により調製したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。
前記セルロースの前記飼料における含有量としては、本発明の効果を損なわない限り、特に制限はなく、適宜選択することができるが、10質量%以下が好ましく、5質量%以下がより好ましい。
−汎用されている一般的飼料原料−
前記汎用されている一般的飼料原料としては、特に制限はなく、適宜選択することができ、例えば、コーンフラワー、小麦粉、大豆粕、米ぬか、ふすま、大麦粉、魚粉、肉粉、脱脂粉乳などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記汎用されている一般的飼料原料は、公知の方法により調製したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。
前記汎用されている一般的飼料原料の前記飼料における含有量としては、本発明の効果を損なわない限り、特に制限はなく、適宜選択することができる。
前記飼料の形状、構造、大きさ、硬さとしては、特に制限はなく、実験動物に応じて適宜選択することができる。
前記飼料は、必要に応じて滅菌処理を行ってもよい。
前記滅菌処理としては、特に制限はなく、公知の方法を適宜選択することができ、例えば、γ線照射による滅菌処理、オートクレーブによる滅菌処理などが挙げられる。
<対象>
前記飼料の対象となる実験動物としては、特に制限はなく、適宜選択することができ、例えば、マウス、ラット、ハムスター、モルモット、ウサギ等のげっ歯類の他にミニブタ、ビーグル犬、サルなどが挙げられるが、げっ歯類が好ましい。
前記飼料の製造方法としては、特に制限はなく、適宜選択することができるが、後述する本発明の実験動物用飼料の製造方法により、好適に製造することができる。
(実験動物用飼料の製造方法)
本発明の実験動物用飼料の製造方法は、上記した前記飼料を製造する方法である(以下、「飼料の製造方法」と称することがある)。
前記飼料の製造方法は、炭水化物源35〜60質量%、アミノ酸源10〜25質量%、油脂類15〜35質量%、並びにミネラル類および/または金属塩類3〜8質量%を含有する実験動物用飼料の製造方法であって、(i)前記アミノ酸源として、メチオニン0.05〜0.4質量%を配合し、(ii)コリン類の含有量を0.01質量%以下に調節し、且つ(iii)前記ミネラル類および/または金属塩類として、鉄化合物0.05〜0.5質量%を配合する工程を含む限り、特に制限はなく、一般的な方法を適宜選択することができる。
例えば、ペレット状固型飼料とする場合には、上記原料を混合後、アジテーターまたはコンディショナーにて、水および蒸気を用いて原料水分が10〜25質量%程度となるように調製する。次いで、ペレットミル、エクストルーダー等の押出造粒機に投入してダイの孔より押し出し、所望の長さとしたペレットを固定刃または回転刃で切断し、その後乾燥する方法などが挙げられる。
ペレットの径および長さとしては、特に制限はなく、適宜選択することができ、例えば、径3〜15mm程度、長さは前記径の1〜1.5倍以上とするなどが挙げられる。
前記乾燥の方法としては、特に制限はなく、適宜選択することができ、例えば、通常の通風乾燥などを用い、80〜140℃程度の加熱により乾燥する方法などが挙げられる。
(非アルコール性脂肪肝炎モデル動物の作出方法)
本発明の非アルコール性脂肪肝炎モデル動物の作出方法は、上記した前記飼料を用いた、非アルコール性脂肪肝炎モデル動物を作出する方法である(以下、「モデル動物の作出方法」と称することがある)。
前記モデル動物の作出方法は、上記した前記飼料を実験動物に摂取させる工程を含む限り、特に制限はなく、一般的な方法を適宜選択することができる。
例えば、前記飼料を実験動物に摂取させ、飼育する方法などが挙げられる。
前記実験動物としては、前記飼料の対象となる実験動物と同様である。
前記摂取としては、特に制限はなく、適宜選択することができ、例えば、自由摂取、強制経口投与などが挙げられるが、簡便性の点から、自由摂取が好ましい。
前記摂取期間としては、特に制限はなく、適宜選択することができるが、NASH誘発性の点から、3週間以上が好ましく、9週間以上がより好ましく、12週間以上がさらに好ましく、20週間以上が特に好ましい。
前記飼育としては、特に制限はなく、適宜選択することができ、例えば、20〜26℃の温度条件下、12時間点灯および12時間消灯の照明条件下での飼育が挙げられる。
以下、試験例を示して本発明を説明するが、本発明はこれらの試験例に何ら限定されるものではない。
(比較例1)
一般的な実験用の基礎飼料として、AIN−93G飼料を比較例1の飼料(以下、「飼料1」と称することがある)とした。
飼料1の配合組成は、以下のとおりである。
カゼイン(20.0%)、シスチン(0.3%)、βコーンスターチ(39.7%)、αコーンスターチ(13.2%)、スクロース(10.0%)、大豆油(7.0%)、セルロースパウダー(5.0%)、AIN−93Gミネラル混合(3.5%)、AIN−93ビタミン混合(1.0%)、重酒石酸コリン(0.25%)、第三ブチルヒドロキノン(0.0014%)。「AIN−93Gミネラル混合」および「AIN−93ビタミン混合」は、米国国立栄養研究所(AIN)が1993年(AIN−93)に発表したマウス・ラットを用いた栄養研究のための標準精製飼料(AIN−93精製飼料)におけるビタミン混合およびミネラル混合を表す。
(実施例1〜2)
下記表1に記載の原料を混合した後、水を外割40%に加水して一軸押出し成型機にて、孔径12mmのダイの孔より押し出して固型飼料を得た。次に、バンド乾燥機で乾燥した後冷却する通常の条件下で、実施例1〜2のペレット状固型飼料を得た(実施例1の飼料を「飼料2」、実施例2の飼料を「飼料3」と称することがある)。
下記表2に、カゼインのアミノ酸組成を示した。
(試験例1)
<非アルコール性脂肪肝炎誘発実験動物の作製>
4週齢のC57BL/6J雄性マウスを市販ケージにて、飼料1、2または3と、水とを自由摂取させ、飼育した(23±2℃、点灯12時間、消灯12時間)。
<病態観察>
飼料2を摂取させたマウスについて、12週間後(n=5)、30週間後(n=5)、および40週間後(n=5)、54週齢後(n=5)に安楽死させ、肝臓を摘出し、病態の進行を観察した。摘出した肝臓をデジタルカメラで撮影し、画像を図1に示した。
12週間後には、100%のマウスにおいて、脂肪肝、炎症、および線維化が観察された。
30週間後には、80%のマウスにおいて、直径2mm未満の結節が観察され(黒三角)、40%のマウスにおいて、直径2mm以上の大型結節が観察された(白三角)。
40週間後には、60%のマウスにおいて、直径2mm以上の大型結節が観察された(白三角)。54週間後には、100%のマウスにおいて、肝臓の腫瘍化が観察された。
飼料3を摂取させたマウスについて、12週間後(n=5)、20週間後(n=5)、および30週間後(n=5)、40週齢後(n=5)に安楽死させ、肝臓を摘出し、病態進行を観察した。摘出した肝臓をデジタルカメラで撮影し、画像を図2に示した。
12週間後には、100%のマウスにおいて、脂肪肝、炎症、および線維化が観察された。
20週間後には、60%のマウスにおいて、直径2mm未満の結節が観察され(黒三角)、40%のマウスにおいて、直径2mm以上の大型結節が観察された(白三角)。
30週間後には、80%のマウスにおいて、直径2mm以上の大型結節が観察され(白三角)、肝硬変の疑いが見受けられた。40週齢後(n=5)でも、30週齢と同程度の結果が観察され、40週間後には、50%のマウスにおいて、肝臓の腫瘍化が観察された。
図1および2の結果から、正常マウスに飼料2または3を摂取させることにより、短期間でヒトの非アルコール性脂肪肝炎の病態に類似する病態を示す実験動物が作製できることが分かった。
<病理評価>
飼料1を摂取させたマウスについて、3週間後(n=3)、20週間後(n=3)および30週間後(n=3)に安楽死させ、肝臓を摘出した。
飼料2を摂取させたマウスについて、3週間後(n=4)、6週間後(n=4)、9週間後(n=5)、12週間後(n=5)、20週間後(n=5)、および30週間後(n=5)に安楽死させ、肝臓を摘出した。摘出した肝臓から常法に従って薄層切片標本を作製した。
−ヘマトキシリンエオシン染色−
前記薄層切片標本をマイヤーのヘマトキシリン液に8分間浸漬させ、水洗後、エオシン液に3分間浸漬させることにより染色し、前記薄層切片を光学顕微鏡で観察した。
飼料1を摂取させたマウスの20週間後、並びに飼料2を摂取させたマウスの、9週間後および30週間後の薄層切片の光学顕微鏡写真を図3に示した。
対物レンズ20倍の視野にて、NAS(NAFLD Activity Score)による評価を行なった。NASによる評価は、表3の基準に従った。
脂肪沈着の評価結果を図4に示した。
炎症細胞浸潤の評価結果を図5に示した。
NASの評価結果を図6に示した。
−−マイヤーのヘマトキシリン液−−
1000mLの蒸留水に、50gの硫酸カリウムアルミニウムを添加したA液と、20mLのアルコールに、1gのヘマトキシリン、0.2gのヨウ化ナトリウム、50gの抱水クロラール、3mLの酢酸を添加したB液とを混合した。
−−エオシン液−−
100mLの蒸留水に、1gのエオシンYおよび0.1mLの酢酸を添加して混合した。
−マッソントリクローム染色−
前記薄層切片を媒染剤で10〜15分間浸漬させ、水洗後、ワイゲルドの鉄ヘマトキシリン液に5分間浸漬させ、軽く水洗後、1%塩酸70%アルコールで分別し、1液に2〜5分間浸漬させ、軽く水洗後、2液に30分間以上浸漬させ、軽く水洗後、3液に5分間浸漬させ、軽く水洗後、1%酢酸水に浸漬させることにより染色し、前記薄層切片を光学顕微鏡で観察した。
飼料1を摂取させたマウスの3週間後、並びに飼料2を摂取させたマウスの、3週間後および12週間後の薄層切片の光学顕微鏡写真を図7に示した。
12週間後には、100%のマウスで線維化が観察された。
対物レンズ20倍の視野にて、表4の基準に従い、線維化を評価した。評価結果を図8に示した。
−−媒染剤−−
10%トリクロル酢酸水溶液と、10%重クロム酸カリウム水溶液とを当量混合した。
−−1液−−
90mLの1%ビーブリッヒスカーレット、10mLの1%酸性フクシンおよび1mLの酢酸を混合した。
−−2液−−
200mLの蒸留水に、5gのリンモリブデン酸および5gのリンタングステン酸を添加して混合した。
−−3液−−
100mLの蒸留水に、2.5gのアニリン青および2mLの酢酸を添加して混合した。
図1から図8の結果より、正常マウスに飼料2または3を摂取させることにより、短期間でヒトの非アルコール性脂肪肝炎の病態に類似する病態を示す実験動物が作製できることが分かった。具体的には、3週間で100%の個体で脂肪沈着、炎症細胞浸潤および線維化が認められ、30〜40週間で60〜80%の個体で大型結節認められ、飼料3では40週間で50%の個体で、および飼料2では54週間で100%の個体で腫瘍化が認められた。
<体重>
飼料1、2または3を給餌してマウスを飼育し、経時でのマウスの体重変化を試験した。体重の測定は、飼育開始から1週間ごとに行った(n=3−5)。測定結果を図9に示した。
図9の結果より、飼料2または3を給餌して飼育したマウスにおいて、飼料1を給餌して飼育したマウスと同様に、経時的に体重が増加して成長が阻害されないことが分かった。したがって、実験動物の生育に必要な栄養組成を維持していることが確認された。

Claims (7)

  1. 炭水化物源35〜60質量%、アミノ酸源10〜25質量%、油脂類15〜35質量%、並びにミネラル類および/または金属塩類3〜8質量%を含有する非アルコール性脂肪肝炎誘発実験動物用飼料において、
    (i)前記アミノ酸源として、メチオニン0.05〜0.4質量%を含有し、
    (ii)コリン類の含有量が0.01質量%以下であり、
    (iii)前記ミネラル類および/または金属塩類として、鉄化合物0.05〜0.5質量%を含有することを特徴とする実験動物用飼料。
  2. 前記炭水化物源として、α化澱粉15質量%以上を含有する請求項1に記載の実験動物用飼料。
  3. 前記実験動物がげっ歯類である請求項1または2に記載の実験動物用飼料。
  4. 前記油脂類として、コーン油、パーム油、大豆油、ラード、牛脂、菜種油およびサフラワー油から選択される少なくとも1種の食用油脂を主として含有する請求項1〜3のいずれかに記載の実験動物用飼料。
  5. 前記アミノ酸源がカゼインベースである請求項1〜4のいずれかに記載の実験動物用飼料。
  6. 炭水化物源35〜60質量%、アミノ酸源10〜25質量%、油脂類15〜35質量%、並びにミネラル類および/または金属塩類3〜8質量%を含有する非アルコール性脂肪肝炎誘発実験動物用飼料の製造方法において、
    (i)前記アミノ酸源として、メチオニン0.05〜0.4質量%を配合し、
    (ii)コリン類の含有量を0.01質量%以下に調節し、
    (iii)前記ミネラル類および/または金属塩類として、鉄化合物0.05〜0.5質量%を配合する工程を含むことを特徴とする実験動物用飼料の製造方法。
  7. 請求項1〜5のいずれかに記載の実験動物用飼料を実験動物に摂取させる工程を含むことを特徴とする非アルコール性脂肪肝炎モデル動物の作出方法。
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