JP6878115B2 - 低蛍光性実験動物用飼料およびその製造方法 - Google Patents
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しかし、実験動物を生きた状態(In vivo)で蛍光イメージング解析する際に、標的部位以外の組織、特に消化器系で飼料由来の自家蛍光によるノイズが生じ、正確な解析が困難となる問題があった。
そこで、自家蛍光を低減させた実験動物用飼料が開発されてきたが、自家蛍光の低減の程度は低く、正確なイメージング解析が困難である状況は変わっていないのが現状である。
しかしながら、上記方法では、長期的な試験に対応することができず、また、絶食は動物愛護の観点からも避ける必要がある。
<1> 炭水化物源60〜85質量%、蛋白源10〜30質量%および油脂3〜15質量%を含有する低蛍光性実験動物用飼料において、
(i)前記炭水化物源として、糖類3〜20質量%および澱粉類40〜70質量%を含有し、
(ii)前記澱粉類が、α化コーンスターチと、米粉、米澱粉、タピオカ澱粉、サゴ澱粉および小麦澱粉から選択される1種以上の未α化澱粉とを含有し、
前記α化コーンスターチと前記未α化澱粉との質量比が、1:2〜10の範囲であることを特徴とする実験動物用飼料である。
<2> 前記蛋白源が、脱脂処理カゼインおよび/または卵白粉末である前記<1>に記載の実験動物用飼料である。
<3> 実験動物が、げっ歯類である前記<1>または<2>に記載の実験動物用飼料である。
<4> セルロースの含有量が、5質量%以下である前記<1>〜<3>のいずれかに記載の実験動物用飼料である。
<5> 前記未α化澱粉が、米澱粉またはサゴ澱粉である前記<1>〜<4>のいずれかに記載の実験動物用飼料である。
<6> さらに、ビタミン類およびミネラル類を含有する前記<1>〜<5>のいずれかに記載の実験動物用飼料である。
<7> 炭水化物源60〜85質量%、蛋白源10〜30質量%および油脂3〜15質量%を含有する低蛍光性実験動物用飼料の製造方法において、
(i)前記炭水化物源として、糖類3〜20質量%および澱粉類40〜70質量%を配合し、且つ
(ii)前記澱粉類として、α化コーンスターチと、米粉、米澱粉、タピオカ澱粉、サゴ澱粉および小麦澱粉から選択される1種以上の未α化澱粉とを用い、
前記α化コーンスターチと前記未α化澱粉との質量比を、1:2〜10の範囲に調整することを特徴とする実験動物用飼料の製造方法である。
<8> 前記蛋白源として、脱脂処理カゼインおよび/または卵白粉末を配合する前記<7>に記載の製造方法である。
本発明の低蛍光性実験動物用飼料(以下、「本発明の飼料」と称することがある)は、特定の炭水化物源と、蛋白源と、油脂とを少なくとも含み、必要に応じてさらにその他の成分を含む。
前記炭水化物源は、糖類と、特定の澱粉類とを少なくとも含み、必要に応じてさらにその他の澱粉類を含む。
前記糖類としては、特に制限はなく、適宜選択することができ、例えば、スクロース、グルコース、ガラクトース、フルクトース、マルトース、ラクトースなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記糖類は、公知の方法により調製したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。
前記澱粉類は、α化コーンスターチと、特定の未α化澱粉とを少なくとも含み、必要に応じてさらにその他の澱粉類を含む。
前記α化コーンスターチは、飼料の成型ために用いられる。
前記α化コーンスターチは、公知の方法により調製したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。
前記未α化澱粉は、米粉、米澱粉、タピオカ澱粉、サゴ澱粉および小麦澱粉から選択される1種以上である。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記加工澱粉としては、特に制限はなく、適宜選択することができ、例えば、熱処理澱粉、酸処理澱粉、架橋澱粉、エーテル化澱粉、エステル化澱粉などが挙げられる。前記加工澱粉は、複数の加工処理(架橋とエーテル化、酸処理と架橋等)を施したものでもよい。
前記その他の澱粉類としては、本発明の効果を損なわない限り、特に制限はなく、適宜選択することができ、例えば、α化コーンスターチ以外のα化澱粉、コーンスターチ、馬鈴薯澱粉などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記その他の澱粉類は、公知の方法により調製したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。
前記その他の澱粉類の本発明の飼料における含有量としては、本発明の効果を損なわない限り、特に制限はなく、適宜選択することができる。
前記蛋白源としては、特に制限はなく、適宜選択することができ、例えば、ミルクカゼイン、脱脂処理カゼイン、卵白粉末、大豆蛋白などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
これらの中でも、自家蛍光をより低減できる点で、脱脂処理カゼインおよび/または卵白粉末が好ましく、卵白粉末がより好ましい。
前記蛋白源は、公知の方法により調製したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。
前記油脂としては、特に制限はなく、適宜選択することができ、例えば、大豆油、コーン油、菜種油、米油、パーム油等の植物性油脂、ラード、牛脂等の動物性油脂などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記油脂は、公知の方法により調製したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。
本発明の飼料におけるその他の成分としては、本発明の効果を損なわない限り、特に制限はなく、適宜選択することができ、例えば、ビタミン類、ミネラル類、セルロース、L−シスチン(以下、「シスチン」と称することがある)、DL−メチオニン、第三ブチルヒドロキノン等の精製飼料用原料、汎用されている一般的飼料原料などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記その他の成分は、公知の方法により調製したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。
前記その他の成分の本発明の飼料における含有量としては、本発明の効果を損なわない限り、特に制限はなく、適宜選択することができる。
前記ビタミン類としては、特に制限はなく、適宜選択することができ、例えば、ビタミンA、ビタミンD3、ビタミンE、ビタミンK1、ビタミンK3、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ビオチン、葉酸、パントテン酸カルシウム、パラアミノ安息香酸、ニコチン酸、イノシトール、重酒石酸コリン、塩化コリンなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記ビタミン類は、公知の方法により調製したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。
前記ビタミン類の本発明の飼料における含有量としては、本発明の効果を損なわない限り、特に制限はなく、適宜選択することができる。
・ ビタミンA ・・・ 400(IU)
・ ビタミンD3 ・・・ 100(IU)
・ ビタミンE ・・・ 7.5(mg)
・ ビタミンK1 ・・・ 75(μg)
・ ビタミンB1 ・・・ 0.6(mg)
・ ビタミンB2 ・・・ 0.6(mg)
・ ビタミンB6 ・・・ 0.7(mg)
・ ビタミンB12 ・・・ 2.5(μg)
・ ビオチン ・・・ 20.0(μg)
・ 葉酸 ・・・ 0.2(mg)
・ パントテン酸カルシウム ・・・ 1.6(mg)
・ ニコチン酸 ・・・ 3.0(mg)
・ 重酒石酸コリン ・・・ 0.25(g)
前記ミネラル類としては、特に制限はなく、適宜選択することができ、例えば、カルシウム、リン、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、鉄、銅、亜鉛、マンガン、モリブデン、セレン、シリコン、クロム、ニッケル、リチウム、バナジウム、ヨウ素、フッ素、ホウ素、塩素、硫酸根(SO4)、硫黄(無機)などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記ミネラル類は、公知の方法により調製したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。
前記ミネラル類の本発明の飼料における含有量としては、本発明の効果を損なわない限り、特に制限はなく、適宜選択することができる。
・ カルシウム ・・・ 500(mg)
・ リン ・・・ 200(mg)
・ マグネシウム ・・・ 50(mg)
・ ナトリウム ・・・ 100(mg)
・ カリウム ・・・ 360(mg)
・ 鉄 ・・・ 3.5(mg)
・ 銅 ・・・ 0.6(mg)
・ 亜鉛 ・・・ 3.0(mg)
・ マンガン ・・・ 1.0(mg)
・ モリブデン ・・・ 0.015(mg)
・ セレン ・・・ 0.015(mg)
・ シリコン ・・・ 0.5(mg)
・ クロム ・・・ 0.1(mg)
・ ニッケル ・・・ 0.05(mg)
・ リチウム ・・・ 0.01(mg)
・ バナジウム ・・・ 0.01(mg)
・ ヨウ素 ・・・ 0.02(mg)
・ フッ素 ・・・ 0.1(mg)
・ ホウ素 ・・・ 0.05(mg)
・ 塩素 ・・・ 160(mg)
・ 硫黄(無機) ・・・ 30(mg)
前記セルロースは、公知の方法により調製したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。
前記セルロースの本発明の飼料における含有量としては、本発明の効果を損なわない限り、特に制限はなく、適宜選択することができるが、自家蛍光をより低減できる点で、5質量%以下が好ましい。
前記汎用されている一般的飼料原料としては、特に制限はなく、適宜選択することができ、例えば、コーンフラワー、小麦粉、大豆粕、米ぬか、ふすま、大麦粉、魚粉、肉粉、脱脂粉乳などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記汎用されている一般的飼料原料は、公知の方法により調製したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。
前記汎用されている一般的飼料原料の本発明の飼料における含有量としては、本発明の効果を損なわない限り、特に制限はなく、適宜選択することができる。
前記滅菌処理としては、特に制限はなく、公知の方法を適宜選択することができ、例えば、γ線照射による滅菌処理、オートクレーブによる滅菌処理などが挙げられる。
本発明の飼料の対象となる実験動物としては、特に制限はなく、適宜選択することができ、例えば、マウス、ラット、ハムスター等のげっ歯類の他に、モルモット、ウサギ、ミニブタなどが挙げられるが、げっ歯類が好ましい。
また、本発明の飼料によれば、特に、600〜850nm程度の波長領域での蛍光イメージング解析において、自家蛍光による影響を低減することができる。
本発明の低蛍光性実験動物用飼料の製造方法は、上記した本発明の飼料を製造する方法である(以下、「本発明の飼料の製造方法」と称することがある)。
また、前記蛋白源として、脱脂処理カゼインおよび/または卵白粉末を配合してもよい。
ペレットの径および長さとしては、特に制限はなく、適宜選択することができ、例えば、径3〜15mm程度、長さは前記径の1〜1.5倍以上とするなどが挙げられる。
前記乾燥の方法としては、特に制限はなく、適宜選択することができ、例えば、通常の通風乾燥などを用い、80〜140℃程度の加熱により乾燥する方法などが挙げられる。
以下の各原料について、蛍光を発するかどうかを試験した。
<原料>
A ・・・ α化澱粉(α化タピオカ澱粉、昭和産業株式会社製)
B ・・・ 未α化澱粉(タピオカ澱粉、昭和産業株式会社製)
C ・・・ 未α化澱粉(サゴ澱粉、昭和産業株式会社製)
D ・・・ 未α化澱粉(タピオカ澱粉、日本食品化工株式会社製)
E ・・・ 未α化澱粉(うるち米澱粉、上越スターチ株式会社製)
F ・・・ α化澱粉(α化うるち米澱粉、上越スターチ株式会社製)
G ・・・ 未α化澱粉(小麦澱粉、株式会社新進製)
H ・・・ 未α化澱粉(馬鈴薯澱粉)
I ・・・ 未α化ワキシーコーンスターチ(株式会社J−オイルミルズ製)
マイクロプレートに各原料を投入し(各原料の投入量は、同量)、IVIS(Perkin Elmer社)を用い、表1に記載の各励起波長/放出波長における蛍光スペクトル画像を撮影し、比較した。なお、前記比較の結果は、「−」と「+」の数で評価した。具体的には、蛍光を発していないものを「−」とし、発する蛍光が高いものほど「+」の数を多くした。結果を表1に示す。
以下の各原料について、蛍光を発するかどうかを試験した。
<原料>
J ・・・ ミルクカゼイン(Fonterra Limited社製)
K ・・・ 脱脂処理カゼイン(Biomedicals社製)
L ・・・ 卵白粉末(太陽化学株式会社製)
マイクロプレートに各原料を投入し(各原料の投入量は、同量)、IVIS(Perkin Elmer社)を用い、表2に記載の各励起波長/放出波長における蛍光スペクトル画像を撮影し、比較した。なお、前記比較の結果は、「−」と「+」の数で評価した。具体的には、蛍光を発していないものを「−」とし、発する蛍光が高いものほど「+」の数を多くした。結果を表2に示す。
一般的な実験用の基礎飼料として、改良NIH飼料(オリエンタル酵母工業株式会社製)を比較例1の飼料(以下、「飼料1」と称することがある)とした。
飼料1の配合組成は、以下のとおりである。
脱脂粉乳(5.0%)、魚粉(10.0%)、脱脂大豆(10.0%)、アルファルファミール(4.0%)、グルテンミール(3.0%)、とうもろこし(24.5%)、小麦粉(32.87%)、ビール酵母(2.0%)、糖蜜(0.75%)、大豆油(2.5%)、食塩(0.33%)、リン酸2カルシウム(1.25%)、AIN−93ミネラル混合(1.05%)、AIN−93ビタミン混合(1.0%)。
前記飼料1におけるアルファルファミールを除いたものを比較例2の飼料(以下、「飼料2」と称することがある)とした。
下記表3に記載の原料を混合した後、水を外割40%に加水して一軸押出し成型機にて、孔径12mmのダイの孔より押し出して固型飼料を得た。次に、バンド乾燥機で乾燥した後冷却する通常の条件下で、比較例3および実施例1〜2のペレット状固型飼料を得た(以下、比較例3の飼料を「飼料3」、実施例1の飼料を「飼料4」、実施例2の飼料を「飼料5」と称することがある)。
比較例1〜3および実施例1で作製した飼料1〜4について、蛍光を発するかどうかを試験した。
<試験方法>
飼料1〜4について、IVIS(Perkin Elmer社)を用い、表4に記載の各励起波長/放出波長における蛍光スペクトル画像を撮影し、比較した。なお、前記比較の結果は、「−」と「+」の数で評価した。具体的には、蛍光を発していないものを「−」とし、発する蛍光が高いものほど「+」の数を多くした。結果を表4に示す。
比較例2および実施例1で作製した飼料2および4について、それぞれの飼料を給餌して飼育したマウスにおける自家蛍光を試験した。
<マウスの飼育>
市販ケージにて、飼料2もしくは飼料4と、水とを自由摂取させ、1週間飼育した。なお、飼育に際して金網スノコを利用し、床敷や糞との接触を防止した。
供試飼料を1週間摂取させた供試動物を安楽死させ、開腹した。次いで、IVIS(Perkin Elmer社)を用い、励起波長675nm/放出波長720nm、もしくは励起波長745nm/放出波長820nmにおける蛍光スペクトル画像を撮影し、比較した。
図1A〜1Dの結果から、比較例2の飼料2を給餌して飼育したマウスと比べ、実施例1の飼料4を給餌して飼育したマウスでは、腸内における飼料由来の自家蛍光が低減されていた、したがって、本発明の飼料を給餌して飼育することにより、実験動物をIn vivo蛍光イメージング解析する際に、飼料由来の自家蛍光を低減させ、鮮明な蛍光イメージング解析が可能となることが示された。
飼料として、実施例1または2で作製した飼料4または5を用いた以外は、試験例4と同様にしてマウスを飼育し、自家蛍光を試験した。
図2A〜2Dの結果から、実施例2の飼料を給餌して飼育したマウスでも、腸内における飼料由来の自家蛍光が低減されていることが確認された。したがって、本試験例からも、本発明の飼料を給餌して飼育することにより、実験動物をIn vivo蛍光イメージング解析する際に、飼料由来の自家蛍光を低減させ、鮮明な蛍光イメージング解析が可能となることが示された。
比較例1、実施例1または2の飼料を給餌してマウスを飼育し、経時でのマウスの体重変化を試験した。なお、マウスの飼育は、試験例4と同様にして行い、体重の測定は、飼育開始から34日間行った。
その結果、比較例1の飼料を給餌して飼育したマウスと、実施例1または2の飼料を給餌して飼育したマウスの体重変動は、同程度であることが確認された。したがって、本発明の飼料は、実験動物の生育に必要な栄養組成を維持していることが確認された。
Claims (8)
- 炭水化物源60〜85質量%、蛋白源10〜30質量%および油脂3〜15質量%を含有する低蛍光性実験動物用飼料において、
(i)前記炭水化物源として、糖類3〜20質量%および澱粉類40〜70質量%を含有し、
(ii)前記澱粉類が、α化コーンスターチと、米粉、米澱粉、タピオカ澱粉、サゴ澱粉および小麦澱粉から選択される1種以上の未α化澱粉とを含有し、
前記α化コーンスターチと前記未α化澱粉との質量比が、1:2〜10の範囲であることを特徴とする実験動物用飼料。 - 前記蛋白源が、脱脂処理カゼインおよび/または卵白粉末である請求項1に記載の実験動物用飼料。
- 実験動物が、げっ歯類である請求項1または2に記載の実験動物用飼料。
- セルロースの含有量が、5質量%以下である請求項1〜3のいずれかに記載の実験動物用飼料。
- 前記未α化澱粉が、米澱粉またはサゴ澱粉である請求項1〜4のいずれかに記載の実験動物用飼料。
- さらに、ビタミン類およびミネラル類を含有する請求項1〜5のいずれかに記載の実験動物用飼料。
- 炭水化物源60〜85質量%、蛋白源10〜30質量%および油脂3〜15質量%を含有する低蛍光性実験動物用飼料の製造方法において、
(i)前記炭水化物源として、糖類3〜20質量%および澱粉類40〜70質量%を配合し、且つ
(ii)前記澱粉類として、α化コーンスターチと、米粉、米澱粉、タピオカ澱粉、サゴ澱粉および小麦澱粉から選択される1種以上の未α化澱粉とを用い、
前記α化コーンスターチと前記未α化澱粉との質量比を、1:2〜10の範囲に調整することを特徴とする実験動物用飼料の製造方法。 - 前記蛋白源として、脱脂処理カゼインおよび/または卵白粉末を配合する請求項7に記載の製造方法。
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