JP2019201130A - コイル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自然冷却による冷却性能を向上することが可能なコイル装置を提供する。【解決手段】コイル装置10は、設置対象に設置される。コイル装置10は、少なくともコイル部2を収容する筐体1と、設置対象と熱的に接触する放熱部材4と、を備える。放熱部材4は、筐体1と設置対象との間の少なくとも一部に介在する本体部41と、本体部41から設置対象に向かって突出する突起42と、を含む。【選択図】図2

Description

本開示は、コイル装置に関する。
従来、コイル装置の冷却に関する技術が知られている(例えば特許文献1)。特許文献1に記載の非接触給電装置は、樹脂に封入されたコイルと、コイルと共に樹脂に封入された第1伝導体と、一端部が樹脂の内部で第1伝導体と接触し、他端部が樹脂の外部に露出する第2伝導体と、第2伝導体の他端部に取り付けられた放熱体と、を備えている。
国際公開第2014/057587号
上記特許文献1には、放熱体が水冷の冷却装置として構成される強制冷却と、放熱体が地中に埋設される自然冷却と、が開示されている。自然冷却では、冷却装置等を省略できるため、構成の簡素化を図ることが可能である。そこで、この技術分野では、自然冷却による冷却性能を向上することが望まれている。
本開示は、自然冷却による冷却性能を向上することが可能なコイル装置を提供することを説明する。
本開示の一態様に係るコイル装置は、設置対象に設置されるコイル装置であって、少なくともコイル部を収容する筐体と、設置対象と熱的に接触する放熱部材と、を備え、放熱部材は、筐体と設置対象との間の少なくとも一部に介在する本体部と、本体部から設置対象に向かって突出する突起と、を含む。
本開示の一態様に係るコイル装置では、放熱部材の本体部が、筐体と設置対象との間の少なくとも一部に介在する。そのため、筐体からの熱が本体部に伝達される。放熱部材が、設置対象と熱的に接触すると共に、本体部から設置対象に向かって突出する突起を含む。そのため、本体部に伝達された熱が突起を介して設置対象へ放射される。これにより、筐体から設置対象への放熱が促進される。その結果、自然冷却による冷却性能を向上することが可能となる。
いくつかの態様において、突起は、本体部から設置対象に向かって突出する複数の壁部であってもよい。この場合、複数の壁部により、放熱部材の放熱面積が効果的に拡大される。よって、自然冷却による冷却性能を一層向上することが可能となる。
いくつかの態様において、設置対象は、地面及び地盤を含み、壁部の少なくとも一部は、地面よりも下に埋没されており、壁部は、本体部に沿って延在する複数の第1壁部と、第1壁部に交差する複数の第2壁部とを含み、第1壁部及び第2壁部で画成される間隙には、充填材が充填されていてもよい。この場合、地盤への放熱は、専ら、間隙に充填された充填材を介した熱の放射により実現される。そのため、間隙において空気等の流体の対流を利用しなくてもよいため、互いに交差する第1壁部及び第2壁部の構成を採用することができ、放熱部材の放熱面積を更に拡大することができる。
いくつかの態様において、本体部は、コイル部を支持するコイル支持部を含み、コイル支持部は、コイル部により発生させられる渦電流を低減する渦電流低減部を含んでもよい。この場合、コイル部により発生させられる渦電流が渦電流低減部により低減されるため、放熱部材自体の発熱が抑制される。よって、放熱部材の大型化を抑制することができる。
いくつかの態様において、筐体は、回路基板を更に収容し、本体部は、回路基板を支持する回路基板支持部を含んでもよい。この場合、回路基板支持部により、回路基板を筐体内に収容することができる。更に、回路基板支持部を介して、熱源としての回路基板から設置対象への熱の放射が促進される。よって、回路基板を効率的に冷却することが可能となる。
いくつかの態様において、本体部に沿う基準面に対する突起の突出量は、本体部の周縁部から本体部の中央部に向かうに従って大きくなってもよい。この場合、放熱部材の突起の外形形状が、例えば本体部の中央部を通る中心軸を有する錐体の立体形状に近付く。よって、放熱部材の放熱面積が実質的に増加するため、突出量が一定の場合と比べて、放熱部材から設置対象への熱の放射が促進される。その結果、自然冷却による冷却性能を一層向上することが可能となる。
いくつかの態様において、突起は、設置対象に接触する設置用突起を含んでもよい。この場合、放熱部材として機能する設置用突起を、コイル装置を設置対象に設置するための設置台としても機能させることができる。
いくつかの態様において、筐体は、設置対象側に開口する開口部を含む箱状であり、開口部の縁に沿って延在すると共に本体部に対向する対向面を含み、本体部は、開口部の縁において対向面と当接する当接面を含んでもよい。この場合、開口部の縁において対向面及び当接面が互いに当接するため、筐体に作用した力が本体部に伝達可能となる。そのため、例えば設置対象に向かう力が筐体に働いたとしても、対向面及び当接面を介して本体部が筐体を支持することができる。
本開示によれば、自然冷却による冷却性能を向上することが可能なコイル装置を提供することが可能となる。
図1は、本開示のコイル装置を備える非接触給電システムの概略図である。 図2は、第1実施形態に係るコイル装置の側断面図である。 図3は、図2のコイル装置の放熱部材の平面図である。 図4は、第2実施形態に係るコイル装置の側断面図である。 図5は、図4のコイル装置の対向面及び当接面を示す拡大図である。 図6は、第3実施形態に係るコイル装置の側断面図である。
以下、本開示のいくつかの実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。以下、図中に示す直交座標系を用いて説明する場合がある。
[第1実施形態]
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
まず、図1〜図3を参照して、第1実施形態に係るコイル装置10を説明する。図1は、本開示のコイル装置を備える非接触給電システムの概略図である。図2は、第1実施形態に係るコイル装置10の側断面図である。
図1に示されるように、コイル装置10は、例えば、非接触給電システム100における送電装置101又は受電装置102に用いられる。非接触給電システム100は、例えば電気自動車又はハイブリッド自動車等の車両Vに搭載されたバッテリを充電するためのシステムである。以下の第1〜第3実施形態の説明では、コイル装置10が送電装置101に用いられる場合を例に、コイル装置10を説明する。
送電コイル装置としてのコイル装置10には、送電回路及び整流回路等を介して、外部電源が接続される。第1実施形態では、送電回路及び整流回路等は、例えばコイル装置10の外部に設けられる。送電コイル装置と受電コイル装置とが上下方向において対向し、内部のコイル同士が電磁気的に結合して電磁結合回路を形成することにより、送電コイル装置のコイルから受電コイル装置のコイルへと非接触給電が行われる。言い換えれば、受電コイル装置は、送電コイル装置から非接触で電力を受け取る。電磁結合回路は、「電磁誘導方式」で給電を行う回路であってもよく、「磁界共鳴方式」で給電を行う回路であってもよい。
図2に示されるように、コイル装置10は、例えば扁平な形状を成している。コイル装置10は、地面GSに設置されている。コイル装置10の少なくとも一部は、地面GSよりも下に埋没されている。コイル装置10は、地盤Eにおける設置面DSに沿って設置される。つまり、地面GS及び地面GSよりも下方の地盤Eは、コイル装置10が設置される設置対象である。
地面GSは、土壌の表面を含んでもよいし、舗装等の路面構造物の表面を含んでもよい。地面GSよりも下方には、地盤Eが広がっている。地盤Eは、地面GSよりも下方に広がる土壌を含んでもよいし、舗装等の路面構造物における地面GSよりも下方の部分を含んでもよい。地盤Eの熱容量は、例えばコイル装置10の周囲の空気の熱容量と比べて非常に大きい。地盤Eの熱容量は、例えば季節変化等の外部環境の変化によって受ける影響が小さく、安定している。
コイル装置10は、筐体1と、筐体1内に収容されるコイル部2とを備えている。筐体1は、例えば上下方向視(平面視)で矩形形状を呈している。筐体1は、ベース11と、ベース11に固定されるカバー12とを有している。
ベース11は、筐体1における設置面DS側に配置された板状部材であり、コイル装置10の全体としての剛性を確保する。ベース11の設置面DS側の面は、筐体1の底面13を成している。ベース11は、例えば、非磁性材料であって導電性を有する材料からなる。ベース11は、剛性の高い材料であって透磁率の低い金属製であり、例えばアルミニウムからなる。これにより、ベース11は、漏えい磁束の外部流出を遮蔽し得る。言い換えれば、ベース11は、磁気シールド板である。
カバー12は、筐体1における設置面DSとは反対側に配置された箱体であり、コイルを含む内装部品を保護する。カバー12は、例えば、非磁性かつ非導電性の材料製であり、例えば絶縁性樹脂からなる。コイル装置10では、これらのベース11及びカバー12によって、コイル部2を収容する収容空間14が形成されている。
コイル部2は、少なくともコイルを有している。コイルは、例えばサーキュラー型のコイルである。コイルは、例えば、同一平面内で略矩形の渦巻状に巻回された導線によって形成される。導線としては、例えば、互いに絶縁された複数の導体素線が撚り合わされたリッツ線が用いられてもよい。コイル装置10が送電装置101に用いられる場合、コイルは、磁束を発生させる。
コイル部2は、例えばボビン及びフェライトコアを更に有していてもよい。ボビンは、当該ボビンに対して導線が巻回されることで導線を保持する平板状のコイル保持部材である。ボビンは、非磁性かつ非導電性の材料製であり、例えば絶縁性樹脂からなる。フェライトコアは、磁性体であるフェライトからなる。
コイル部2では、例えばコイル、ボビン、及びフェライトコアが一体になって筐体1内の収容空間14に配置されている。コイル部2は、コイル装置10を用いた給電時においてジュール熱等により発熱する発熱体である。
コイル装置10は、コイル部2で発生した熱を自然冷却で放熱させる放熱部材4を備えている。放熱部材4は、熱伝導部材3を介して筐体1に取り付けられている。熱伝導部材3は、筐体1と放熱部材4との密着性を高めて、筐体1からの熱を放熱部材4に伝達し易くする。熱伝導部材3としては、例えばシリコーンシートを用いることができる。
放熱部材4は、筐体1と設置面DSとの間に介在するように設けられた本体部41と、本体部41から設置面DSに向かって突出する複数の突起42(いわゆる放熱ピン)と、を含む。例えば、放熱部材4は、筐体1の底面(設置面DSに対向する面)の一部と(直接)接触するように設けられている。
本体部41は、放熱部材4のうち、主にコイル部2で発生した熱を受け取る部分である。本体部41は、例えば平板状であり、上下方向視(平面視)で矩形形状を呈している。本体部41は、例えば上下方向に筐体1を投影した領域(筐体1の投影領域)の略全体と重複するように、筐体1の底面13に沿って延在している。本体部41と筐体1との重複部分では、コイル部2で発生した熱が本体部41に伝達される。
突起42は、放熱部材4のうち、主にコイル部2から受け取った熱を地盤Eに放射する部分である。一例として、突起42は、本体部41から設置面DSに向かって突出する壁部43である。コイル装置10では、壁部43の少なくとも一部が地面GSよりも下に埋没されている。壁部43は、本体部41と一体的に形成されており、本体部41の熱を地盤Eへ放射する。すなわち、放熱部材4は、地盤Eと熱的に接触している。
図3は、図2のコイル装置10の放熱部材4の平面図である。図2及び図3に示されるように、壁部43は、本体部41に沿って延在する複数の第1壁部43aと、第1壁部43aに交差する複数の第2壁部43bと、を含む。
第1壁部43aは、本体部41に沿う第1方向に沿って延びる平板である。第1方向は、例えば本体部41の外縁の一辺(矩形形状の一辺)に沿う方向であってもよい。複数の第1壁部43aは、互いに略平行に延在する。複数の第1壁部43aの長さは、略同等である。複数の第1壁部43aは、本体部41における設置面DS側の表面に対して略直角に突出している。複数の第1壁部43aは、本体部41における設置面DS側の表面に対して所定角度で傾斜するように突出していてもよい。
第2壁部43bは、本体部41に沿う方向であって第1方向に直角な第2方向に沿って延びる平板である。複数の第2壁部43bは、互いに略平行に延在する。複数の第2壁部43bの長さは、略同等である。複数の第2壁部43bは、本体部41における設置面DS側の表面に対して略直角に突出している。複数の第2壁部43bは、本体部41における設置面DS側の表面に対して所定角度で傾斜するように突出していてもよい。第2壁部43bの両端部は、第1壁部43aの両端部と同じ位置に配置されている。したがって、第1壁部43a及び第2壁部43bは、上下方向視(平面視)で格子状を成している。
第1壁部43a及び第2壁部43bは、複数の間隙43cを画成している。間隙43cのそれぞれには、充填材5が充填されている、充填材5は、壁部43の熱が地盤Eへ伝達し易くするための部材である。充填材5は、地盤Eを構成する土等よりも伝熱性が高い部材である。充填材5としては、例えばコンクリートを用いることができる。
突起42は、設置面DSに接触する設置用突起44を含む。本体部41に対する設置用突起44の突出量は、本体部41に対する突起42の突出量よりも大きい。設置用突起44は、放熱部材4として機能すると共に、コイル装置10を地面GSに設置するための設置台として機能する。
設置用突起44は、例えば上下方向視で壁部43を囲う矩形枠状に配置されている。設置用突起44は、例えばコの字(Uの字)断面の金属部材(例えばアルミチャンネル材)を枠状に組み合わせて構成されている。設置用突起44は、例えばコの字(Uの字)断面が設置面DSに向かって開口するように、設置面DSに載置される。設置用突起44の断面内の空間44aには、上述の充填材5が充填される。
以上のように構成されたコイル装置10は、放熱部材4の壁部43の少なくとも一部が地面GSよりも下に埋没されるようにして、地面GSに設置される。具体的には、設置用突起44は、地面GSから所定深さで設けられた窪みDPの底に相当する設置面DSに接触した状態で、設置用突起44の枠体の水平が出るように設置面DSに固定される。そして、固定された設置用突起44に対して、本体部41、熱伝導部材3、及び筐体1が順次載置されることにより、コイル装置10が地面GSに設置される。
次に、第1実施形態に係るコイル装置10の作用・効果について説明する。コイル装置10では、放熱部材4の本体部41が、筐体1と設置面DSとの間の少なくとも一部に介在する。そのため、筐体1からの熱が本体部41に伝達される。放熱部材4が、地面GSと熱的に接触すると共に、本体部41から設置面DSに向かって突出する突起42を含む。そのため、本体部41に伝達された熱が突起42を介して地盤Eへ放射される。ここで、地盤Eの熱容量は、例えばコイル装置10の周囲の空気の熱容量と比べて非常に大きい。地盤Eの熱容量は、例えば季節変化等の外部環境の変化によって受ける影響が小さく、安定している。このように、コイル装置10を自然冷却で冷却する場合、地盤Eへの熱の放射は、コイル装置10の周囲の空気への熱の放熱と比較して有利である。その結果、筐体1から地盤Eへの放熱が促進される。したがって、コイル装置10によれば、自然冷却による冷却性能を向上することが可能となる。
コイル装置10では、突起42は、本体部41から設置面DSに向かって突出する複数の壁部43である。このような複数の壁部43により、放熱部材4の放熱面積が効果的に拡大される。よって、自然冷却による冷却性能を一層向上することが可能となる。
コイル装置10が設置される設置対象は、地面GS及び地面GSよりも下方の地盤Eを含んでいる。壁部43の少なくとも一部は、地面GSよりも下に埋没されている。壁部43は、本体部41に沿って延在する複数の第1壁部43aと、第1壁部43aに交差する複数の第2壁部43bとを含んでいる。第1壁部43a及び第2壁部43bで画成される間隙43cには、充填材5が充填されている。この構成では、地盤Eへの放熱は、専ら、間隙43cに充填された充填材5を介した熱の放射により実現される。そのため、間隙43cにおいて空気等の流体の対流を利用しなくてもよいため、互いに交差する第1壁部43a及び第2壁部43bの構成を採用することができ、放熱部材4の放熱面積を更に拡大することができる。
コイル装置10では、突起42は、設置面DSに接触する設置用突起44を含んでいる。これにより、放熱部材4として機能する設置用突起44を、コイル装置10を地面GSに設置するための設置台としても機能させることができる。
[第2実施形態]
図4及び図5を参照して、第2実施形態に係るコイル装置について説明する。図4は、第2実施形態に係るコイル装置10Aの側断面図である。コイル装置10Aが第1実施形態のコイル装置10と違う点は、主に、筐体1Aが、ベース11を含んでおらず、回路基板6を更に収容している点、及び、放熱部材4Aの本体部41Aが、コイル部2を支持するコイル支持部45Aと、回路基板6を支持する回路基板支持部46Aと、を含んでいる点である。なお、放熱部材4Aの突起42は、第1実施形態の放熱部材4の突起42と同様に構成されている。
筐体1Aは、カバー12に代えて、設置面DS側に開口する開口部15を含む箱状のカバー12Aを備えている。筐体1Aは、例えば上下方向視で矩形形状(平面形状)を呈している。開口部15の縁15aは、例えば上下方向視(平面視)で、筐体1Aの平面形状よりも小さい矩形形状を呈している。
筐体1Aは、回路基板6を更に収容している。回路基板6は、例えば、キャパシタを含む送電回路、直流電力を交流電力(高周波電力)に変換するインバータを含む整流回路、図1の送電装置101から受電装置102への電力供給を制御する制御回路等を含んでいる。
カバー12Aの開口部15には、放熱部材4Aが配置されている。放熱部材4Aは、本体部41Aが開口部15を覆うように設けられている。本体部41Aは、上下方向視(平面視)で筐体1Aの投影領域の略全体と重複している。本体部41Aの外縁は、上下方向視(平面視)で、開口部15の縁15aまで達している。つまり、本体部41Aは、筐体1Aと設置面DSとの間の少なくとも一部に介在するように設けられている。本体部41Aは、筐体1Aの投影領域の外側まで延在していてもよい。本体部41Aは、必ずしも筐体1Aの投影領域の略全体と重複しなくてもよく、筐体1Aの投影領域の少なくとも一部と重複していてもよい。コイル装置10Aでは、カバー12A及び本体部41Aによって、コイル部2及び回路基板6を収容する収容空間14が形成されている。
本体部41Aは、コイル部2を支持する複数のコイル支持部45Aを有している。本体部41Aは、回路基板6を支持する複数の回路基板支持部46Aを含んでいる。コイル支持部45A及び回路基板支持部46Aのそれぞれは、例えばアルミ鋳造等により、本体部41Aと一体的に形成されていてもよい。
コイル支持部45Aは、本体部41Aにおいて突起42とは反対側に突出すると共に、先端部においてコイル部2を支持する平板部を有している。コイル支持部45Aは、平板部がコイル部2の縁部と中央部とを支持するように、本体部41Aの縁部と中央部とを含む複数箇所に配置されている。このようなコイル支持部45Aは、コイル部2を全体的に支持すると共に、コイル部2で発生した熱を、より直接的に受け取ることができる。
回路基板支持部46Aは、複数のコイル支持部45Aに挟まれて画成された箱状の空間の底部に設けられている。回路基板支持部46Aは、当該空間の底部において、コイル支持部45Aの平板部と略平行に延びている平板部である。複数の回路基板支持部46Aのそれぞれは、複数の回路基板6のそれぞれを支持している。このような回路基板支持部46Aは、回路基板6を支持すると共に、回路基板6で発生した熱をより直接的に受け取ることができる。
回路基板支持部46Aには、コイル支持部45Aの平板部の端縁に囲まれた開口部を介してアクセスすることができる。この開口部には、例えばアルミニウムからなる蓋が設けられてもよい。この場合、蓋は、コイル部2からの磁束が回路基板6に鎖交することを抑制する磁気シールド板として機能する。
図5に示されるように、カバー12Aは、開口部15の縁15aにおいて放熱部材4Aの本体部41Aに対向する対向面16を含んでいる。対向面16は、開口部15の縁15aに沿って、例えば上下方向視(平面視)で矩形形状を呈するように延在している。対向面16には、開口部15の縁15aに沿って延びる溝16aが形成されている。溝16aには、シール材7が嵌め込まれる。シール材7としては、例えば溝16aに対応する形状のゴム製のOリングを用いることができる。
本体部41Aは、対向面16と当接する当接面41sを含んでいる。当接面41sは、例えば開口部15の縁15aの全体に亘って対向面16と当接している。これにより、対向面16及び当接面41sが互いに当接するため、筐体1Aに作用した力が本体部41Aに伝達可能となる。
第2実施形態に係るコイル装置10Aの作用・効果について説明する。第2実施形態のコイル装置10Aでは、筐体1Aは、回路基板6を更に収容している。本体部41Aは、回路基板6を支持する回路基板支持部46Aを含んでいる。回路基板支持部46Aにより、回路基板6を筐体1A内に収容することができる。更に、回路基板支持部46Aを介して、熱源としての回路基板6から地盤Eへの熱の放射が促進される。よって、回路基板6を効率的に冷却することが可能となる。
コイル装置10Aでは、筐体1Aは、設置面DS側に開口する開口部15を含む箱状である。筐体1Aは、開口部15の縁15aに沿って延在すると共に本体部41Aに対向する対向面16を含んでいる。本体部41Aは、開口部15を覆うように設けられており、対向面16と当接する当接面41sを含んでいる。これにより、対向面16及び当接面41sが互いに当接するため、筐体1Aに作用した力が本体部41Aに伝達可能となる。そのため、例えば設置面DSに向かう力が筐体1Aに働いたとしても、対向面16及び当接面41sを介して本体部41Aが筐体1Aを支持することができる。
[第3実施形態]
図6を参照して、第3実施形態に係るコイル装置について説明する。図6は、第3実施形態に係るコイル装置10Bの側断面図である。コイル装置10Bが第2実施形態のコイル装置10Aと違う点は、主に、放熱部材4Bの本体部41Bが、コイル支持部45Aに代えて、渦電流低減部47を含むコイル支持部45Bを有している点と、本体部41Bが、回路基板支持部46Aに代えて、コイル部2に対する配置が回路基板支持部46Aとは異なる回路基板支持部46Bを有している点と、放熱部材4Bの突起42が、壁部43に代えて、壁部43とは突出の態様が異なる壁部43Bである点と、である。なお、筐体1Bのカバー12Bは、第2実施形態のカバー12Aと同様に構成されている。筐体1B及び本体部41Bは、第2実施形態の対向面16及び当接面41sと同様の構成を有している。
コイル支持部45Bは、コイル部2のコイル2aにより発生させられる渦電流を低減する渦電流低減部47を含んでいる。渦電流低減部47は、コイル支持部45Bに生じ得る渦電流の状態を変化させる。渦電流低減部47は、コイル2aの磁束によって発生する渦電流の一部を遮断する。
渦電流低減部47は、コイル支持部45Bに形成された凹部45cに設けられている。凹部45cは、コイル支持部45Bにおけるコイル2aの下側の範囲(コイル2aの磁束が鎖交し易い部分)に設けられている。凹部45cには、渦電流低減部47として、例えば凹部45cの深さに対応する幅を有する短冊状の金属板を積層した積層体が配置されていてもよい。積層体は、積層方向がコイル支持部45Bの表面に沿う方向となるように凹部45cに嵌め込まれている。渦電流低減部47としては、この形態に限定されず、コイル2aの磁束によって発生する渦電流の一部を遮断する種々の構成(例えば、コイル支持部45Bに形成されたスリット、コイル支持部45Bに形成された貫通孔等)を採用することができる。
これにより、例えばコイル支持部45Bに凹部45c及び渦電流低減部47が形成されない場合にコイル支持部45Bに発生する渦電流よりも、コイル2aの磁束によって渦電流低減部47に発生する渦電流を、小さくすることが可能となる。
回路基板支持部46Bは、コイル部2の中央部の下側に設けられている。回路基板支持部46Bは、コイル2aに囲まれる領域に設けられた凹部の底部において、コイル支持部45Bの平板部と略平行に延びている平板部である。回路基板支持部46Bは、回路基板6を支持すると共に、回路基板6で発生した熱をより直接的に受け取ることができる。
回路基板支持部46Bは、最も内周側のコイル2aから所定距離以上離れている。そのため、回路基板支持部46Bには、コイル2aから発生した磁束が鎖交しにくい。この場合、コイル2aに囲まれる領域に設けられた凹部を、磁気シールド板として機能する蓋で覆うことを省略することができる。
放熱部材4Bでは、突起42としての壁部43Bは、第1及び第2実施形態の壁部43と比べて、突出の態様が異なっている。具体的には、本体部41Bに沿う基準面GLに対する壁部43Bの突出量は、本体部41Bの周縁部41nから本体部41Bの中央部41mに向かうに従って大きくなっている。
基準面GLは、本体部41Bの形状に関わらず壁部43Bの突出量を規定するための基準となる仮想的な平面である。基準面GLは、例えば設置面DSと略平行な平面であってもよい。図6の例では、基準面GLは、本体部41Bと地面GSとの当接部分を含む仮想的な平面である。基準面GLは、本体部41Bの表面の一部に沿う仮想的な平面であってもよいし、本体部41Bの内部を通る仮想的な平面であってもよい。
壁部43Bでは、基準面GLに対する突出量が一定の場合と比べて、壁部43Bの外形形状が、例えば本体部41Bの中央部41mを通る中心軸Lを有する錐体の立体形状に近付く。錐体は、本体部41Bの上下方向視(平面視)の外形形状に応じた形状となり、例えば外形形状が矩形状の場合は四角錐となり、外形形状が円状の場合は円錐となる。
これにより、基準面GLに対する突出量が一定の場合と比べて、放熱部材4Bの放熱面積が増加する。具体的には、放熱部材4Bの放熱面4sは、中心軸Lを有する錐体の側面に相当する。そのため、放熱部材4Bでは、基準面GLに対する突起42の突出量が一定の場合と比べて放熱面4sの面積が増加することから、放熱部材4Bの放熱面積が実質的に増加する。これにより、放熱部材4Bから熱の放射範囲が、基準面GLに対する突起42の突出量が一定の場合と比べて広範囲となる。
第3実施形態に係るコイル装置10Bの作用・効果について説明する。第3実施形態のコイル装置10Bでは、本体部41Bは、コイル部2を支持するコイル支持部45Bを含んでいる。コイル支持部45Bは、コイル部2のコイル2aにより発生させられる渦電流を低減する渦電流低減部47を含んでいる。ここで、渦電流によるエネルギー損失(渦電流損)は、例えばコイル2a周辺の最大磁束密度や導体の厚みに依存するが、磁束密度に関するパラメータは、コイル装置10の送受電性能に直結するため、変更が難しい。そこで、コイル2aを支持するコイル支持部45Bに渦電流低減部47を設けることにより、コイル2aにより発生させられる渦電流を渦電流低減部47により低減することができる。その結果、放熱部材4B自体の発熱が抑制されるため、放熱部材4Bの大型化を抑制することができる。
コイル装置10Bでは、本体部41Bに沿う基準面GLに対する壁部43Bの突出量は、本体部41Bの周縁部41nから本体部41Bの中央部41mに向かうに従って大きくなっている。これにより、放熱部材4Bの壁部43Bの外形形状が、例えば本体部41Bの中央部41mを通る中心軸Lを有する錐体(例えば円錐)の立体形状に近付く。よって、基準面GLに対する突起42の突出量が一定の場合と比べて、放熱部材4Bの放熱面積が実質的に増加する。そのため、基準面GLに対する突起42の突出量が一定の場合と比べて、放熱部材4Bから地盤Eへの熱の放射が促進される。その結果、自然冷却による冷却性能を一層向上することが可能となる。
以上、本開示のいくつかの実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
上記実施形態では、コイル装置10が送電装置101に用いられる例について説明した。コイル装置10は、受電装置102に用いられてもよい。コイル装置10が受電装置102に用いられる場合、受電コイル装置としてのコイル装置10は、例えば車両Vのシャシーの底部等に設置される。この場合、放熱部材4は、本体部41から車両Vのシャシーの底部に向かって突出する複数の突起42により、車両Vのシャシーに対して筐体1からの熱を放射してもよい。
放熱部材4の突起42として、互いに交差する第1壁部43a及び第2壁部43bを含む壁部43を例示したが、これに限定されない。例えば、一部の間隙43cにおいて、空気等の流体の対流を利用可能なように、壁部43を構成してもよい。また、突起42は、本体部41から設置面DSに向かって突出する複数の壁部43であったが、例えば、本体部41から設置面DSに向かって突出する複数の柱状の放熱ピンであってもよい。
本体部41は、例えば上下方向に筐体1を投影した領域(筐体1の投影領域)の略全体と重複していたが、筐体1の投影領域の外側まで延在していてもよい。本体部41は、必ずしも筐体1の投影領域の略全体と重複しなくてもよい。要は、本体部41は、筐体1の投影領域の少なくとも一部と重複していればよい。
突起42は、放熱部材4のうち、主にコイル部2から受け取った熱を地盤Eに放射する部分である。一例として、突起42は、本体部41から設置面DSに向かって突出する壁部43である。壁部43は、本体部41と一体的に形成されており、本体部41の熱を地盤Eへ放射する。すなわち、放熱部材4は、地盤Eと熱的に接触している。
上記第1実施形態では、設置用突起44のみが設置面DSに接触したが、設置用突起44に加えて第1壁部43a及び第2壁部43bが設置面DSに接触してもよい。
上記第3実施形態のコイル2aは、いわゆるサーキュラーコイルを例示したが、ソレノイド型コイルであってもよい。
上記実施形態では、車両Vに搭載されたバッテリを充電するための非接触給電システム100に用いられるコイル装置10を例に説明したが、これに限定されない。コイル装置10は、設置対象に設置されることで、放熱部材4により筐体1から設置対象に熱が放射される態様であれば、種々の形態に変形することができる。
1、1A、1B 筐体
2 コイル部
4、4A、4B 放熱部材
5 充填材
6 回路基板
10、10A、10B コイル装置
15 開口部
15a 縁
16 対向面
41、41A、41B 本体部
41n 周縁部
41m 中央部
41s 当接面
42 突起
43、43B 壁部
43a 第1壁部
43b 第2壁部
43c 間隙
44 設置用突起
45A、45B コイル支持部
46A、46B 回路基板支持部
47 渦電流低減部
DS 設置面(設置対象)
E 地盤(設置対象)
GL 基準面
GS 地面(設置対象)
V 車両(設置対象)

Claims (8)

  1. 設置対象に設置されるコイル装置であって、
    少なくともコイル部を収容する筐体と、
    前記設置対象と熱的に接触する放熱部材と、を備え、
    前記放熱部材は、前記筐体と前記設置対象との間の少なくとも一部に介在する本体部と、前記本体部から前記設置対象に向かって突出する突起と、を含む、コイル装置。
  2. 前記突起は、前記本体部から前記設置対象に向かって突出する複数の壁部である、請求項1に記載のコイル装置。
  3. 前記設置対象は、地面及び前記地面よりも下方の地盤を含み、
    前記壁部の少なくとも一部は、前記地面よりも下に埋没されており、
    前記壁部は、前記本体部に沿って延在する複数の第1壁部と、前記第1壁部に交差する複数の第2壁部とを含み、
    前記第1壁部及び前記第2壁部で画成される間隙には、充填材が充填されている、請求項2に記載のコイル装置。
  4. 前記本体部は、前記コイル部を支持するコイル支持部を含み、
    前記コイル支持部は、前記コイル部により発生させられる渦電流を低減する渦電流低減部を含む、請求項1〜3の何れか一項に記載のコイル装置。
  5. 前記筐体は、回路基板を更に収容し、
    前記本体部は、前記回路基板を支持する回路基板支持部を含む、請求項1〜4の何れか一項に記載のコイル装置。
  6. 前記本体部に沿う基準面に対する前記突起の突出量は、前記本体部の周縁部から前記本体部の中央部に向かうに従って大きくなる、請求項1〜5の何れか一項に記載のコイル装置。
  7. 前記突起は、前記設置対象に接触する設置用突起を含む、請求項1〜6の何れか一項に記載のコイル装置。
  8. 前記筐体は、前記設置対象側に開口する開口部を含む箱状であり、前記開口部の縁に沿って延在すると共に前記本体部に対向する対向面を含み、
    前記本体部は、前記開口部の前記縁において前記対向面と当接する当接面を含む、請求項1〜7の何れか一項に記載のコイル装置。
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