JP2019200588A - スケジュール通知機能付き個人証ホルダ及びスケジュール通知システム - Google Patents
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Abstract
【課題】通知対象者本人がスケジュール情報を漏れなく確認できるスケジュール通知システムを提供する。【解決手段】このスケジュール通知システムは、社員証101を保持するスケジュール通知機能付きカードホルダ100と、社員識別情報及び社員のスケジュール情報を紐付けて管理するスケジュール管理システム200と、により構成され、カードホルダ100は、社員証101から社員IDを読み出し、スケジュール管理システム200に対し、社員IDに基づくスケジュール情報の送信要求を、一定時間毎に送信し、送信要求の応答として受信したスケジュール情報を記憶部に記憶させる。【選択図】図1
Description
本発明は、個人にスケジュールを通知するスケジュール通知機能付き個人証ホルダ及びスケジュール通知システムに関する。
従来、個人のスケジュールをシステム上で管理する技術として、個人に対して圧迫感のないスケジュール管理を行うことが可能なスケジュール管理システム及びスケジュール管理装置が挙げられる(例えば、特許文献1参照)。
その他の関連技術として、簡単にスケジュールを確認でき、且つスケジュールデータの転送し忘れを防止することができる情報管理システムおよび個人識別媒体が挙げられる(例えば、特許文献2参照)。
特許文献1に係る技術では、社員IDを有する無線タグを埋め込んだ社員証から活動箇所に設置された無線タグリーダで社員IDを読み込む。そして、無線タグリーダが、設置場所ID付きの社員IDを、ネットワークを介してスケジュール管理装置へ送信する。スケジュール管理装置では、その社員のスケジュール情報に基づく管理情報を、ネットワークを介して管理箇所へ送信する。これにより、活動箇所、管理部所に設置された表示装置の双方で社員の所在場所を特定でき、行き先の表示装置により、社員の管理情報を表示して確認できるシステム機能を構築している。
特許文献2に係る技術では、無線通信機能を持つ社員証カードから読み取った個人情報を勤怠管理装置のタイムレコーダで記録し、タイムレコーダがその個人情報を勤怠管理サーバへ伝達する。そして、勤怠管理サーバがその個人情報毎のスケジュール情報をスケジュール管理サーバから受け、タイムレコーダ経由で社員証カードへ送信するシステム機能を構築している。
ところが、係るシステム機能の技術は、何れも社員本人がスケジュール情報の通知を確認できなかった場合、通常、そのスケジュール情報の通知を確認した人間から社員本人へスケジュール情報を連絡している。例えば、この連絡方法としては、スケジュール情報の通知を確認した人間が、社員本人の所持する携帯電話へ直接電話して連絡する場合、システムに予め登録している携帯電話のメールアドレスへ、メール送信して連絡する場合等が挙げられる。こうした対処を行う場合にも、社員本人が就業時間中であれば、スケジュール情報が確認されない可能性がある。
要するに、周知のスケジュール通知システムによれば、通知対象者本人がスケジュール情報の通知を確認できていない状況においては、他人が代わりに連絡しなければ、通知対象者本人がスケジュール情報を確認することができず、不便であるという問題がある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、他人が代わりに連絡する必要なく、通知対象者本人がスケジュール情報を漏れなく確認できるスケジュール通知機能付き個人証ホルダ及びスケジュール通知システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のスケジュール通知機能付き個人証ホルダは、個人識別情報を有する個人証を保持するホルダ部と、ホルダ部に保持された個人証から個人識別情報を読み出すリーダ部と、個人識別情報及び個人のスケジュール情報を紐付けて管理するスケジュール管理システムに対し、リーダ部で読み出された個人識別情報に対応するスケジュール情報の送信要求を、一定時間毎に無線通信で送信し、送信要求の応答として、スケジュール管理システムからスケジュール情報を受信する無線通信部と、リーダ部及び無線通信部を統括制御する制御部と、制御部の制御を受け、送信要求の応答として、無線通信部で受信されたスケジュール情報を記憶する記憶部と、を備える。
本発明によれば、上記構成により、他人が代わりに連絡する必要なく、通知対象者本人がスケジュール情報を漏れなく確認できるようになる。
以下、本発明のスケジュール通知機能付き個人証ホルダ及びスケジュール通知システムに係る実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明のスケジュール通知機能付き個人証ホルダの一例である実施の形態1に係るスケジュール通知機能付きカードホルダ100を含むスケジュール通知システムの全体構成図である。
図1は、本発明のスケジュール通知機能付き個人証ホルダの一例である実施の形態1に係るスケジュール通知機能付きカードホルダ100を含むスケジュール通知システムの全体構成図である。
図1を参照すれば、このスケジュール通知システムは、スケジュール通知機能付きカードホルダ100と、外部との無線通信機能を有し、社員ID(識別情報)及び社員のスケジュール情報を紐付けて管理するスケジュール管理システム200と、により構成される。スケジュール通知機能付きカードホルダ100は、社員IDを有するカード式の社員証101を保持できる構成となっている。また、スケジュール通知機能付きカードホルダ100は、無線通信機能を有している。従って、通知対象者本人は、スケジュール通知機能付きカードホルダ100に社員証101を保持させることで、スケジュール管理システム200と無線通信を行うことができる。
スケジュール管理システム200は、スケジュールデータベース220、スケジュール通知装置210、スケジュール登録装置230、スケジュール登録端末240、及び3台の無線端末200a〜200cを備えて構成される。このスケジュール管理システム200は、例えば、会社内に設置される。
スケジュールデータベース220は、社員毎のスケジュール情報を格納して保管する。スケジュール通知装置210は、スケジュールデータベース220からスケジュール情報を取得する。スケジュール登録端末240は、スケジュール情報を操作入力し、スケジュール登録装置230に操作入力されたスケジュール情報を登録させる。スケジュール登録装置230は、登録されたスケジュール情報をスケジュールデータベース220に格納する。スケジュール通知装置210と接続された無線端末200a〜200cは、スケジュール通知機能付きカードホルダ100との間で無線通信を行う。尚、図1において3台として図示した無線端末200a〜200cの台数は、任意であって良い。
図2は、スケジュール通知機能付きカードホルダ100の基本構成を示すブロック図である。
図2を参照すれば、スケジュール通知機能付きカードホルダ100は、社員証ホルダ部102、社員証リーダ部103、無線通信部104、メモリ部105、スケジュール通知部106、電池監視部107、及び時計機能部108を備える。その他、スケジュール通知機能付きカードホルダ100は、スケジュール通知スイッチ109、電源スイッチ110、及び制御部111を備えて構成される。
社員証ホルダ部102は、社員証101を保持する。社員証リーダ部103は、社員証101から社員番号等の社員IDを読み込む。無線通信部104は、無線端末200a〜200cとの間で無線通信を行う。メモリ部105は、無線端末200a〜200cから無線通信部104で受信したスケジュール情報を記憶する。スケジュール通知部106は、スケジュール情報が更新されたこと及びスケジュール情報の内容を通知する。電池監視部107は、内蔵される電池の残量を監視する。時計機能部108は、時刻を計数し、スケジュール情報の日時になったことを確認する。スケジュール通知スイッチ109は、スケジュール通知部106の機能をオン・オフさせる切り換えスイッチである。電源スイッチ110は、各部への電源供給をオン・オフさせる切り換えスイッチである。制御部111は、電源供給された状態で各部の全体の動作の制御を行う。
このうち、社員証リーダ部103は、社員証ホルダ部102に保持された社員証101から社員IDを読み出すリーダ部として働く。無線通信部104は、スケジュール管理システム200の無線端末200a〜200cに対して、社員証リーダ部103で読み出された社員IDに基づくスケジュール情報の送信要求を、一定時間毎に無線通信で送信する。メモリ部105は、送信要求の応答として、無線通信部104で受信されたスケジュール情報を記憶する記憶部として機能する。
スケジュール通知部106は、時計機能部108で計数される時刻がメモリ部105に記憶されたスケジュール情報に示される時刻に至ったこと、並びに、無線通信部104で受信されたスケジュール情報が更新されたこと、を通知する通知部として働く。通知の手段は、ブザーを鳴らす、LEDを点灯させる、表示部へ表示する等を採用すれば良いが、特に問わないものとする。
図3は、上述したスケジュール通知システムにおけるスケジュール要求に応じた動作処理の手順を示したフローチャートである。但し、ここでは、スケジュール通知機能付きカードホルダ100において、電源スイッチ110をオンにして、電源供給された制御部111により、各部の全体の動作の制御を行わせ、社員証101を社員証ホルダ部102に保持させた状態を前提とする。また、スケジュール通知スイッチ109もオンにして、スケジュール通知部106の機能を働かせる場合を想定している。
図3を参照すれば、このスケジュール通知システムの動作処理では、まず、ステップS300において、スケジュール通知機能付きカードホルダ100は、無線端末200a〜200cへ、スケジュール要求を送信する。即ち、ここでは、スケジュール通知機能付きカードホルダ100の無線通信部104は、社員証リーダ部103で読み出された社員IDに基づくスケジュール情報の送信要求を、一定時間毎に無線通信で送信する。
図4は、無線通信部104から無線端末200a〜200cへ送信するスケジュール要求のメッセージフォーマットを例示した模式図である。図4を参照すれば、ここでは、メッセージ種別としてスケジュール要求が添付され、社員IDとして社員番号1111が添付された場合を示している。
次に、ステップS301において、無線端末200a〜200cは、スケジュール通知装置210へスケジュール要求を送信する。例えば、無線端末200bがスケジュール要求を受信したと仮定する。この場合、無線端末200bは、図4に示したようなスケジュール要求を受信すると、スケジュール通知装置210に図5に示されるようなメッセージフォーマットのスケジュール要求を送信する。図5を参照すれば、ここでは、図4の内容以外に、例えば、送信元の無線端末Bの情報が添付される場合を示している。
図6は、スケジュール通知装置210が保持するスケジュール情報の取得日時のデータフォーマットを例示した模式図である。図6を参照すれば、スケジュール通知装置210は、社員毎の社員番号に応じたスケジュール情報の取得日時を表形式で保持している。具体的に云えば、社員番号1111のスケジュール情報の取得日時は、2018/1/10の09:00である。社員番号2222のスケジュール情報の取得日時は、2018/1/10の10:00である。
更に、ステップS302において、スケジュール通知装置210は、スケジュールデータベース220からスケジュール(情報)を取得する。図7は、スケジュールデータベース220が保持する各社員のスケジュール情報と更新日時とのデータフォーマットを例示した模式図である。図7を参照すれば、スケジュールデータベース220は、社員毎の社員番号に応じたスケジュール情報と更新日時との履歴を表形式で保持している。スケジュール情報には、開始日時、終了日時、要件、場所が含まれる。
具体的に云えば、社員番号1111の履歴については、スケジュール情報の開始日時2018/1/15の09:00、終了日時2018/1/15の12:00、要件○○案件会議、場所A会議室、更新日時2018/1/7の014:00が1つ目のデータである。また、開始日時2018/1/16の13:00、終了日時2018/1/16の14:00、要件△△案件会議、場所B会議室、更新日時2018/1/10の014:00が2つ目のデータである。更に、開始日時2018/1/17の16:00、終了日時2018/1/17の17:00、要件□□案件会議、場所C会議室、更新日時2018/1/6の014:00が3つ目のデータである。
また、社員番号2222の履歴については、スケジュール情報の開始日時2018/1/12の09:00、終了日時2018/1/12の12:00、要件○○案件会議、場所A会議室、更新日時2018/1/10の014:00が1つ目のデータである。また、開始日時2018/1/13の13:00、終了日時2018/1/13の14:00、要件△△案件会議、場所B会議室、更新日時2018/1/11の014:00が2つ目のデータである。更に、開始日時2018/1/17の16:00、終了日時2018/1/17の17:00、要件□□案件会議、場所C会議室、更新日時2018/1/9の014:00が3つ目のデータである。
そこで、スケジュール通知装置210は、スケジュールデータベース220からスケジュール要求に含まれている社員番号の更新日時を取得し、取得日時と比較する。これにより、スケジュール通知装置210は、更新日時が取得日時以降であれば、スケジュールの更新があると判断できる。そこで、ステップS303に進み、スケジュール通知装置210は、スケジュール取得日時以降に更新ありか否かの判定を行う。
この判定の結果、スケジュール取得日時以降に更新がある場合には、ステップS304に進み、スケジュール通知装置210は、スケジュール応答にスケジュールを格納し、更新有無フラグを有りに設定し、その旨を無線端末200a〜200cに送信する。この後、ステップS306に進み、無線端末200a〜200cは、スケジュール通知機能付きカードホルダ100へスケジュール応答を送信する。
これに対し、係る判定の結果、スケジュール取得日時以降に更新が無い場合には、ステップS305に進む。ステップS305において、スケジュール通知装置210は、スケジュール応答にスケジュールを格納し、更新有無フラグを無しに設定し、その旨を無線端末200a〜200cに送信する。この後、ステップS306に進み、無線端末200a〜200cは、スケジュール通知機能付きカードホルダ100へスケジュール応答を送信する。
図8は、スケジュール通知装置210から無線端末200a〜200c、及び無線端末200a〜200cからスケジュール通知機能付きカードホルダ100へ送信するスケジュール応答のメッセージフォーマットを例示した模式図である。
図8を参照すれば、ここでは、スケジュール通知装置210が、スケジュールデータベース220から取得したスケジュールを格納すると共に、更新有無を判断した結果の更新有りの設定を行って、例えば、無線端末200bに送信する。送信されるスケジュール情報は、社員番号1111の1つ目のデータをスケジュール1、2つ目のデータをスケジュール2とした場合を例示している。尚、スケジュール取得日時以降に更新が無い場合には、更新有無が更新無しとされる。
無線端末200a〜200cからスケジュール応答を無線通信部104で受信したスケジュール通知機能付きカードホルダ100は、受信したスケジュール(情報)をメモリ部105に記憶する。次に、ステップS307に進み、スケジュール通知機能付きカードホルダ100は、スケジュールの更新が有りの場合、所持者へ通知を行う。通知の手段は、上述した通り、ブザーを鳴らす、LEDを点灯させる、表示部へ表示する等を例示できる。この後、ステップS308に進み、スケジュール通知機能付きカードホルダ100は、例えば、無線端末200bにスケジュール受信完了を送信する。
図9は、スケジュール通知機能付きカードホルダ100からスケジュール管理システム200における無線端末200a〜200cへ送信するスケジュール受信完了のメッセージフォーマットを例示した模式図である。
図9を参照すれば、ここでは、メッセージ種別としてスケジュール受信完了が添付されると共に、社員番号が1111である旨が添付される場合を示している。このスケジュール受信完了の旨は、次のステップS309において、同様に用いられる。例えば、無線端末200bは、スケジュール通知装置210に同様な旨のスケジュール受信完了を送信する。
そして、最後のステップS310に進み、スケジュール通知装置210は、スケジュール受信完了を受信すると、該当するスケジュール(情報)の取得日時を更新する。ここでは、スケジュール通知装置210が該当する社員番号の取得日時を更新することになる。
以下では、スケジュール通知機能付きカードホルダ100の細部機能について、補足説明する。まず、スケジュール通知部106の機能について説明する。このスケジュール通知部106を働かせるためには、スケジュール通知スイッチ109がオンの状態で、制御部111が時計機能部108の時刻の計数で得られる日時とメモリ部105に記憶されたスケジュール情報の日時とを比較する。この比較の結果、時刻の計数で得られる日時がスケジュール情報の日時に至ると、スケジュール通知部106は、制御部111からの制御指令に基づいて、ブザーを鳴らす、LEDを点灯させる、表示部へ表示する等の通知手段によりスケジュール情報の通知を行うものである。
また、電池監視部107は、制御部111から制御指令を受けると、内蔵する電池の残量を監視し、電池の残量を検出する。制御部111は、この制御指令を、一定周期で出力することが可能である。電池監視部107による電池の残量の検出結果は、制御部111に送信される。そこで、制御部111は、電池の残量が少なければ、スケジュール情報の通知を行う場合と同様に、例えば、ブザーを鳴らす、LEDを点灯させる、表示部へ表示する等の通知手段により、その旨を所持者に通知する。そこで、所持者は、電池を充電する、電池を交換する等の手法により、電池の残量を増やすことができる。
次に、スケジュール管理システム200におけるスケジュールデータベース220に対するスケジュール情報の登録手順について説明する。図10は、スケジュールデータベース220へのスケジュール登録の動作処理の手順を示したフローチャートである。
前提として、スケジュール情報は、パーソナルコンピュータ等のスケジュール登録端末240により作成され、スケジュール登録装置230に送信される。図10を参照すれば、まず、ステップS400において、スケジュール登録端末240は、スケジュール登録装置230へスケジュール登録要求を送信する。
次に、ステップS401に進み、スケジュール登録装置230は、スケジュールデータベース220にスケジュール(情報)とその更新日時とを格納する。スケジュールデータベース220のデータフォーマットは、先の図7に示したように、社員毎の社員番号に対応したスケジュール情報と更新日時とである。
以上に説明した実施の形態1に係るスケジュール通知システムによれば、スケジュール通知機能付きカードホルダ100の所持者は、一定周期で通知されるスケジュール情報を取得できる。そうした前提で、スケジュール通知機能付きカードホルダ100の所持者は、就業時間中でも社員証101を携帯していれば、最新のスケジュール情報を随時確認でき、確認漏れを防止できる。
また、実施の形態1に係るスケジュール通知システムによれば、特許文献1に係る技術のように、活動箇所、管理部所に設置された表示装置に移動するような手間が省ける。この結果、通知対象者本人がスケジュール情報の通知を確認できなくても、他人が代わりに連絡する必要なく、通知対象者本人がスケジュール情報を漏れなく確認できるようになる。
100 スケジュール通知機能付きカードホルダ、101 社員証、102 社員証ホルダ部、103 社員証リーダ部、104 無線通信部、105 メモリ部、106 スケジュール通知部、107 電池監視部、108 時計機能部、109 スケジュール通知スイッチ、110 電源スイッチ、111 制御部、200 スケジュール管理システム、200a〜200c 無線端末、210 スケジュール通知装置、220 スケジュールデータベース、230 スケジュール登録装置、240 スケジュール登録端末。
Claims (5)
- 個人識別情報を有する個人証を保持するホルダ部と、
前記ホルダ部に保持された前記個人証から前記個人識別情報を読み出すリーダ部と、
前記個人識別情報及び個人のスケジュール情報を紐付けて管理するスケジュール管理システムに対し、前記リーダ部で読み出された当該個人識別情報に対応するスケジュール情報の送信要求を、一定時間毎に無線通信で送信し、前記送信要求の応答として、前記スケジュール管理システムから前記スケジュール情報を受信する無線通信部と、
前記リーダ部及び前記無線通信部を統括制御する制御部と、
前記制御部の制御を受け、前記送信要求の応答として、前記無線通信部で受信された前記スケジュール情報を記憶する記憶部と、
を備えるスケジュール通知機能付き個人証ホルダ。 - 時刻を計数する時計機能部と、
前記時計機能部で計数される時刻が前記記憶部に記憶された前記スケジュール情報に示される時刻に至ったこと、並びに、前記無線通信部で受信された前記スケジュール情報が更新されたこと、を通知する通知部と、
を更に備える請求項1に記載のスケジュール通知機能付き個人証ホルダ。 - 請求項1又は2に記載のスケジュール通知機能付き個人証ホルダと、
個人識別情報及び個人のスケジュール情報を紐付けて管理すると共に、無線通信機能を持つスケジュール管理システムと、
を備えるスケジュール通知システム。 - 前記スケジュール管理システムは、前記スケジュール情報の更新日時と取得日時とを管理することにより、前記無線通信機能により前記スケジュール通知機能付き個人証ホルダへ当該スケジュール情報の更新を通知可能である
請求項3に記載のスケジュール通知システム。 - 前記無線通信部は、前記スケジュール管理システムに備えられる無線端末から送信された前記スケジュール情報を受信し、受信した前記スケジュール情報を前記記憶部に記憶させる
請求項3又は4に記載のスケジュール通知システム。
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