JP2019198947A - ワイヤソーの運転パラメータの設定方法及びワイヤソー - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイヤに対応する運転パラメータをワイヤソーに対して自動的に設定できるようにすること。【解決手段】ワイヤソーは、複数の加工用ローラ11間においてワイヤ13を周回状態で走行させるとともに、加工用ローラ11間のワイヤ13の切断領域に対してワーク27を加工送りしてワーク27を切断する。このようなワイヤソーにおいて、ワーク27の加工に先立ち、ワイヤ13に振動を与えて、ワイヤ13の物理的挙動からワイヤ13の太さを判断し、ワイヤ13の太さに従う運転パラメータを自動的にワイヤソーに設定する。【選択図】図1

Description

本発明は、半導体材料、磁性材料、セラミックス等の脆性材料よりなるワークをワイヤにより切断加工するためのワイヤソーの運転パラメータの設定方法及びワイヤソーに関するものである。
ワイヤソーにおけるワークの切断加工のために使用されるワイヤは、径や材質の異なる各種のものが存在し、作業条件に適合したワイヤが選択される。そして、選択されたワイヤに対応して、ワイヤソーの運転パラメータが設定される。このパラメータの設定により、ワイヤが断線することなく、所要の加工精度や加工速度が得られるように、ワイヤに付与される張力が調節されたり、ワークの送り速度やワイヤの走行速度が調節されたりする。
ところで、特許文献1に開示されたワイヤソーにおいては、ワイヤの反復使用の可否を判断するために、ワークの加工部から送り出されたワイヤの径を機械的なセンサによって検出して、その反復使用の可否が表示部において表示される。
特許文献2に開示されたワイヤソーにおいては、ワイヤの断線の発生を未然に防止するとともに、正確な加工を可能にするために、ワイヤ走行時に磁性材料よりなるワイヤを磁化してその磁気力を検出し、検出された磁気力からワイヤ径を検出するようにしている。そして、ワイヤ径が断線のおそれがある所定値以下になったときには、表示部においてワイヤ交換が指示される。
特許文献3に開示されたワイヤソーにおいては、固定砥粒付ワイヤの断線を未然に防止するために、ワークの切断加工中にレーザセンサによってワイヤの径を検出し、ワイヤの径が使用限界を下回った場合には、ワイヤソーの運転が停止される。
特開平8−174402号公報 特開平10−264007号公報 特開平11−188599号公報
特許文献1〜3のワイヤソーにおいては、ワークの切断加工のために走行されるワイヤの径をその走行中に検出して使用可否を判断するものである。言い換えれば、ワークの切断加工が開始された後にワイヤの径が検出されるものである。従って、ワークの切断加工前におけるワイヤソーとワイヤとのマッチングには考慮されていない。このため、同一種類のワイヤを異なるワイヤソーにおいて用いた場合、ワイヤソーが同一機種であっても、装置の個体差により、ワイヤの耐久性や加工精度等に差が生じるおそれがある。
従って、ワイヤソーにおいては、ワイヤソーとワイヤとのマッチングを図るために、ワイヤの種類に応じて、運転パラメータを装置ごとに設定して、ワイヤに与える張力等を適切な値に調節する必要がある。しかしながら、従来のワイヤソーにおいては、作業者がワイヤの種類を判断して、手動によって運転パラメータを設定していた。このため、設定忘れや、設定の入力ミスが生じるおそれがあり、このような場合は、ワイヤ切断や、加工精度の低下等の不都合な事態が招来される結果となる。
本発明の目的は、ワークの切断加工前に、自動的にワイヤソーとワイヤとのマッチングを図ることができるワイヤソーの運転パラメータ設定方法及びワイヤソーを提供することにある。
以上の目的を達成するために、本発明のワイヤソーの運転パラメータ設定方法においては、複数の加工用ローラ間においてワイヤを周回状態で走行させるとともに、前記加工用ローラ間のワイヤの切断領域に対してワークを加工送りしてそのワイヤによってワークを切断するようにしたワイヤソーにおいて実施される。そして、本発明においては、前記ワークの加工に先立ち、前記ワイヤに変動を与えて、ワイヤの状態変化からワイヤの機械的特性を判断し、その機械的特性に基づいて装置の運転パラメータを設定することを特徴とする。
本発明においては、ワーク加工に先立って、ワイヤに変動を与えることにより、ワイヤのばね定数等の機械的特性に基づいて、装置の運転パラメータを自動的に設定できるため、ワークの加工前にワイヤと装置との間のマッチングを図ることができる。従って、運転パラメータの設定忘れや、設定の入力ミスを防止できて、ワイヤ切断や加工精度低下等を未然に防止できる。
また、本発明のワイヤソーにおいては、複数の加工用ローラ間においてワイヤを周回状態で走行させるとともに、前記加工用ローラ間のワイヤの切断領域に対してワークを加工送りしてそのワイヤによってワークを切断するようにしたワイヤソーにおいて具体化される。そして、本発明においては、前記ワークの加工に先立って前記ワイヤに変動を与える変動付与手段と、その変動付与によるワイヤの状態変化を検出する検出手段と、その検出手段による検出に基づいてワイヤの機械的特性を判断する判断手段と、その判断手段の判断結果に基づいて装置の運転パラメータを設定する設定手段とを備えたことを特徴とする。
従って、本発明においては、ワークの加工に先立って、変動付与手段により、ワイヤに変動が付与され、検出手段によってその変動付与によるワイヤの状態変化が検出される。また、検出手段による検出に基づいて判断手段によりワイヤのばね定数等の機械的特性が判断され、その判断手段の判断結果に基づいて設定手段により装置の運転パラメータが設定される。
従って、前記のように、ワークの加工前にワイヤと装置との間のマッチングを図ることができる。従って、運転パラメータの設定忘れや、設定の入力ミスを防止できて、ワイヤ切断や加工精度低下等を未然に防止できる。
本発明においては、ワークの切断加工前に、ワイヤソーとワイヤとのマッチングを図るための運転パラメータを自動的に設定することができて、運転パラメータの設定忘れや設定ミスを防止できて、高精度加工やワイヤの耐久性向上等を得ることができる効果を発揮する。
ワイヤソーを示す模式図。 ワイヤソーの電気的構成を示すブロック図。 第1実施形態の動作を示すフローチャート。 ダンサアームの動作を示す線図。 ワイヤの物理的挙動を示す線図。 ワイヤのばね定数とワイヤの太さとの関係を示すテーブル。 ワイヤの太さと運転パラメータとの関係を示すテーブル。 第2実施形態の動作を示すフローチャート。
(第1実施形態)
以下に、本発明を具体化した第1実施形態を図1〜図7の図面に従って説明する。
図1に示すように、ワイヤソーの装置フレーム(図示しない)には平行な軸線上において複数の加工用の溝付ローラ(以下、加工用ローラという)11が回転可能に支持されている。この加工用ローラ11は、通常、2本〜4本装設され、本実施形態では2本装設されている。加工用ローラ11の外周には多数の環状溝(図示しない)が等ピッチで形成され、環状溝にはワーク切断用のワイヤ13が螺旋状に巻回されている。ワイヤ13は、炭素鋼製の芯線の外周にバインダを用いてダイヤモンドやホワイトアランダム等の砥粒を固定保持する固定砥粒タイプのものである。
そして、1本の加工用ローラ11が図2に示すモータ12によって一方向及びその逆方向に交互に回転されることにより、ワイヤ13を介して他方の加工用ローラ11も追従回転される。そのため、ワイヤ13が両加工用ローラ11とともに一方向及びその逆方向に周回状態で走行される。ワイヤ13の両端側はそれぞれモータ20によって回転されるボビン15に巻き取られている。そして、ワイヤ13の走行と同期するボビン15の回転によって、ワイヤ13は、ボビン15の軸方向に往復移動可能にした一方のトラバーサ16のトラバースローラ17を介して一方のボビン15から巻き出され、他方のトラバーサ16のトラバースローラ17を介して他方のボビン15に巻き取られる。
加工用ローラ11とトラバーサ16との間におけるワイヤ13の走行域には、サーボモータよりなるダンサモータ18の駆動力によってワイヤ13に対して先端のダンサローラ21を介して適度の張力を付与するための一対のダンサアーム19が設けられている。ダンサモータ18及びダンサアーム19は変動付与手段を構成している。ダンサローラ21と加工用ローラ11との間にはワイヤ13をガイドするためのガイドローラ22が設けられている。
前記トラバースローラ17の軸部及びガイドローラ22の軸部には、それぞれワイヤ13に作用する張力に対応した検出信号を出力するためのロードセルよりなる検出手段としてのセンサ25,26が設けられている。
前記加工用ローラ11間におけるワイヤ13の上方において、前記装置フレームには昇降体23が昇降可能に設置され、その下面にはシリコンインゴットであるワーク27が貼着支持される。そして、昇降体23が下方に向かって加工送りされることにより、ワーク27が加工用ローラ11間を走行するワイヤ13の切断領域に押し付けられて、ワイヤ13の固定砥粒の作用によって切断され、多数枚のウェーハが同時に削出される。
図2に示すように、ワイヤソーの制御装置33は、中央処理装置(以下、CPUという)31及び記憶部32を有する。この制御装置33が判断手段及び設定手段を構成し、記憶部32が記憶手段を構成している。CPU31は、前記加工用ローラ11を回転させるためのローラ用のモータ12,ボビン15を回転させるためのボビン用のモータ20,ダンサアームを動作させるためのダンサ用のモータ18等を含むワイヤソー全体の運転を制御する。記憶部32には図3に示すフローチャートのプログラムデータが格納されるとともに、各種の一時的なデータが記憶される。キーボード34は作業者によって操作され、各種データが手動入力される。
次に、以上のように形成されたワイヤソーの作用について説明する。
はじめに、ワーク27の加工に先立って、図1に示すように、ワイヤソーにワイヤ13が装着され、そのワイヤ13は、両ボビン15間の部分が加工用ローラ11,トラバースローラ17,ガイドローラ22及びダンサローラ21を周回または通過する。
この状態で、図3のフローチャートが動作される。この図3に示すフローチャートは、ワーク27の加工開始前の状態において、記憶部32に格納されたプログラムデータがCPU31の制御のもとに進行するものである。すなわち、図3のステップS(以下、単にSという)1において、図4に示すように、一方のダンサアーム19が所定の周期及び所定の振幅で、所定時間往復傾動される。以後、この往復傾動を振動という。そして、この振動にともない、ワイヤ13に物理的変動が付与されて、図5に示すように、ワイヤ13がその太さや材質に応じた状態変化としての物理的な挙動を示す。その挙動はS2において記憶部32に記憶される。記憶される挙動は、ダンサローラ21のセンサ25に作用する荷重の変動として現出し、その荷重値の変動履歴が前記のように記憶部32に記憶される。
そして、S3において、記憶された荷重値のデータが抽出されて、S4においてワイヤ13の機械的特性であるばね定数が演算され、記憶部32に記憶される。本実施形態では、ダンサアーム19の傾動時におけるセンサ25からの荷重検出値αに基づいてばね定数が演算される。このばね定数の演算は、複数の異なる検出値αに対応するばね定数が設定されたテーブルを用いて、そのテーブルから前記検出値αと対応するばね定数を抽出してもよく、あるいは、あらかじめ設定された数式に前記検出値αを与えてばね定数を算出してもよい。
そして、S5及びS6において、前記ばね定数に関係づけられたワイヤ太さを示す図6に表されたテーブルからワイヤ13の太さの値が抽出されて確定される。そして、S7において、ワイヤ太さの値に関係づけられた図7に示すテーブルが参照される。このテーブルは個々のワイヤソーごとに設定されたものである。そして、このテーブルからワイヤ太さに適合する運転パラメータが選択され、S8においてそのパラメータが記憶部32に記憶されて、設定される。従って、個々のワイヤソーとワイヤ13の種類とのマッチングが確保される。
次いで、S9において、ワイヤソーの始動スイッチのオン操作が待たれ、オン操作によってワイヤソーが加工運転のために始動され、S10において設定された運転パラメータに従ってワイヤソーが運転される。従って、運転パラメータに従ってワイヤ13の張力や走行速度、あるいはワーク27の加工速度が適切に調節されて、ワーク27の高精度な切断加工が高効率に実行される。
従って、本実施形態においては、以下の効果がある。
(1)ワーク27の切断加工前に、ワイヤ13に対して振動が付与され、その振動付与に基づくワイヤ13の挙動によってワイヤ13の太さが認識される。そして、その認識に基づいて、ワイヤソーとワイヤ13との間のマッチングが図られ、ワイヤ太さに応じたパラメータがワイヤソーに自動的に設定される。従って、ワイヤ13が異なる種類のものに変更されたとしても、パラメータの設定忘れや、設定の入力ミスの事態が生じるようなことはなく、ワイヤ13の切断や加工精度の低下等を防止できる。
(2)ワーク27の加工前に、ダンサアーム19の振動によってワイヤ13の太さを把握できるため、作業者がワイヤ13の太さを把握したり、ワイヤ13を太さごとに整理して管理したりすることが不要になる。従って、ワイヤ13の管理や段取りの煩雑さを解消できる。
(3)ダンサアーム19を振動させることによって、ワイヤ13の太さを認識できるため、ワイヤ13の太さを認識するための専用の装置を設ける必要がなく、ワイヤソーの構成の複雑化を避けることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を図5及び図8の図面に従って第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
第2実施形態においては、ワイヤ13の太さを判断するために、ワイヤ13の物理的な減衰特性を検出するものである。すなわち、図8のフローチャートにおいて、加工開始前のS2におけるダンサアーム19による挙動検出及び記憶において、ダンサアーム19の振動終了後に、図5に示すように、センサ25によりワイヤ13の残留伸縮動作の時間βがS2におけるワイヤ13の挙動として検出される。すなわち、図8に示すS11において残留伸縮が収束されるまでの時間βを表すセンサ25の検出出力がCPU31によって認識されて、S12においてワイヤ13の減衰特性が演算される。この減衰特性の演算は、収束時間βの長短と対応する複数の異なる減衰特性を記したテーブルに従って行われてもよく、つまり、テーブルに記された複数の減衰特性のなかから適切な値のものが選択されてもよく、あるいは、所定の演算式に収束時間β値を算入して行われてもよい。
そして、S5において、複数の減衰特性とワイヤ13の太さとの関係を記したテーブルが参照されて、S6においてワイヤ13の太さが確定されて、S7において、個々のワイヤソーに適合した運転パラメータが選択され、S8において、選択された運転パラメータが記憶部32に記憶される。その後の動作は前記第1実施形態と同様である。
従って、第2実施形態においては、前記第1実施形態と同様な効果を得ることができる。
(変更例)
なお、前記実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・前記第1実施形態と第2実施形態とを合体させること。すなわち、ワイヤ13の挙動の変化により、ワイヤ13のばね定数及び減衰特性の双方を検出し、その双方のデータからワイヤ13の太さを認識できるようにすること。
・ワイヤ13の太さを前記両実施形態とは異なる挙動,すなわち、異なる機械的特性を捉えて認識するように構成すること。例えば、図5に示すように、ダンサアーム19の振動に対するワイヤ13の動作遅れγの時間を検出して、ワイヤ13の応答性を判別し、その応答性に対応したワイヤ太さが設定されたテーブルを用意し、そのテーブルを参照してワイヤ太さを認識するように構成すること。
・前記両実施形態とは異なる方法でワイヤ13の太さを認識するように構成すること。例えば、ワイヤ13を叩打したり、張設状態のワイヤ13に微振動を与えたり、あるいは、ワイヤに通電して、抵抗値を検出したりすること。
・ワイヤ13の機械的特性の検出を前記実施形態とは異なる方法で行うこと。例えば、ワイヤ13の挙動をトラバースローラ17のセンサ26によって検出したり、ダンサモータ18等のモータに作用する負荷に基づいて認識したりすること。
・本発明をワイヤ13に遊離砥粒を供給しながらワーク27を切断するタイプのワイヤソーに具体化すること。
11…加工用ローラ、13…ワイヤ、19…ダンサアーム、25…センサ、31…中央処理装置(CPU)、32…記憶部、33…制御装置。

Claims (7)

  1. 複数の加工用ローラ間においてワイヤを周回状態で走行させるとともに、前記加工用ローラ間のワイヤの切断領域に対してワークを加工送りしてそのワイヤによってワークを切断するようにしたワイヤソーにおいて、
    前記ワークの加工に先立ち、前記ワイヤに変動を与えて、ワイヤの状態変化からワイヤの機械的特性を判断し、その機械的特性に基づいて装置の運転パラメータを設定するワイヤソーの運転パラメータの設定方法。
  2. ワイヤに物理的変動を与えて、ワイヤの物理的挙動からワイヤの機械的特性を判断し、その機械的特性に基づいて前記運転パラメータを設定する請求項1に記載のワイヤソーの運転パラメータの設定方法。
  3. 前記ワイヤの挙動からワイヤの径を判断する請求項2に記載のワイヤソーの運転パラメータの設定方法。
  4. 前記ワイヤの挙動からワイヤのばね定数を判別し、そのばね定数からワイヤの径を判断する請求項3に記載のワイヤソーの運転パラメータの設定方法。
  5. 前記ワイヤの挙動からワイヤの減衰特性を判別し、その減衰特性からワイヤの径を判断する請求項3または4に記載のワイヤソーの運転パラメータの設定方法。
  6. 複数の加工用ローラ間においてワイヤを周回状態で走行させるとともに、前記加工用ローラ間のワイヤの切断領域に対してワークを加工送りしてそのワイヤによってワークを切断するようにしたワイヤソーにおいて、
    前記ワークの加工に先立って前記ワイヤに変動を与える変動付与手段と、
    その変動付与によるワイヤの状態変化を検出する検出手段と、
    その検出手段による検出に基づいてワイヤの機械的特性を判断する判断手段と、
    その判断手段の判断結果に基づいて装置の運転パラメータを設定する設定手段とを備えたワイヤソー。
  7. 前記判断手段は、前記ワイヤの機械的特性とワイヤの径との関係を規定したテーブルを備える記憶手段を有し、前記設定手段は前記ワイヤの機械的特性に応じたワイヤ径を認識し、そのワイヤ径に従って前記運転パラメータ設定する請求項6に記載のワイヤソー。
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