JP2019196573A - 粗紡システムおよび粗紡機 - Google Patents
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Abstract
【課題】粗紡機1台ごとにテンションセンサを搭載しなくても、各々の粗紡機において良質な粗糸を紡出可能とする。【解決手段】テンションセンサ37A、粗糸巻取機構40A、制御部41Aおよび送信部44Aを有する粗紡機1Aと、粗糸巻取機構40B、制御部41Bおよび受信部46Bを有する粗紡機1Bを備える粗紡機1Bと、をネットワーク42を介して接続し、テンションセンサ37Aが出力するテンションデータを粗紡機1Aから粗紡機1Bに送ることにより、各々の粗紡機1A,1Bで同じテンションデータを用いて粗糸巻取機構40A,40Bの動作を制御する。【選択図】図4
Description
本発明は、粗紡システムおよび粗紡機に関する。
一般に粗紡機においては、ドラフト装置から送り出される粗糸を、フライヤの回転とボビンの回転により加撚しつつボビンに巻き取る。その際、ボビンはボビンホイールに装着されて、ボビンホイールと一体に回転する。また、ボビンホイールとボビンはボビンレール上に配置され、ボビンレールと一体に昇降する。これにより、ボビンに所定の積層形状で粗糸が巻き取られる。
粗紡機においてボビンに巻かれる粗糸は比較的太くて柔らかい。このため、ドラフト装置からフライヤに送り込まれる粗糸に強いテンションが加わると、糸切れを起こしやすくなる。また、粗糸に加えるテンションが弱すぎると、ボビンに粗糸を巻き取っている途中で粗糸の積層形状に崩れが生じやすくなる。このため、粗紡機には、粗糸のテンションを検出するテンションセンサを備えたものがある(特許文献1参照)。テンションセンサを備える粗紡機によれば、テンションセンサが出力するテンションデータに基づいて粗糸の巻取動作を制御することにより、良質な粗糸を紡出することができる。
しかしながら、テンションセンサは非常に高い精度で粗糸のテンションを検出するものであるため、センサ自体の価格が高額になる。このため、たとえば、機械仕様が同じ複数台の粗紡機を使用して同じ品種の粗糸を紡出する場合に、粗紡機1台ごとにテンションセンサを搭載するとなると、テンションセンサの価格が上乗せされる分だけ、個々の粗紡機の価格が上昇してしまう。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、その目的は、機械仕様が同じ複数台の粗紡機を使用して同じ品種の粗糸を紡出する場合に、粗紡機1台ごとにテンションセンサを搭載しなくても、各々の粗紡機において良質な粗糸を紡出できるようにすることにある。
本発明に係る粗紡システムは、粗糸を加撚しつつボビンに巻き取る第1粗糸巻取機構と、前記ボビンに巻き取られる前記粗糸のテンションを検出するテンションセンサと、前記テンションセンサが出力するテンションデータに基づいてテンション制御データを生成し、前記テンション制御データに基づいて前記第1粗糸巻取機構の動作を制御する第1制御部と、を備える第1粗紡機と、前記第1粗紡機と同じ品種の粗糸を紡出するとともに、前記第1粗糸巻取機構と同じ機械仕様の第2粗糸巻取機構と、前記第2粗糸巻取機構の動作を制御する第2制御部と、を備え、かつ、前記テンションセンサを備えない第2粗紡機と、を含む複数の粗紡機がネットワークを介して接続され、前記第1粗紡機は、前記テンションデータまたは前記テンション制御データを前記ネットワークを介して送信する送信部をさらに備え、前記第2粗紡機は、前記第1粗紡機から送信される前記テンションデータまたは前記テンション制御データを前記ネットワークを介して受信する受信部をさらに備え、前記第2制御部は、前記受信部が受信したテンションデータに基づいて前記第2制御部が生成したテンション制御データ、または、前記受信部が受信したテンション制御データに基づいて、前記第2粗糸巻取機構の動作を制御する。
また、本発明に係る粗紡機は、粗糸を加撚しつつボビンに巻き取る粗糸巻取機構と、前記粗糸のテンションを検出するテンションセンサと、前記テンションセンサが出力するテンションデータに基づいてテンション制御データを生成し、前記テンション制御データに基づいて前記粗糸巻取機構の動作を制御する制御部と、前記テンションデータまたは前記テンション制御データをネットワークを介して他機に送信する送信部と、を備える。
また、本発明に係る粗紡機は、粗糸を加撚しつつボビンに巻き取る粗糸巻取機構と、前記粗糸巻取機構の動作を制御する制御部と、ネットワークを介してデータを受信する受信部と、を備え、前記受信部は、他機に搭載されて粗糸のテンションを検出するテンションセンサが出力するテンションデータ、または、前記テンションデータに基づいて前記他機内で生成されたテンション制御データを前記ネットワークを介して受信し、前記制御部は、前記受信部が受信したテンションデータに基づいて前記制御部が生成したテンション制御データ、または、前記受信部が受信したテンション制御データに基づいて、前記粗糸巻取機構の動作を制御する。
本発明によれば、機械仕様が同じ複数台の粗紡機を使用して同じ品種の粗糸を紡出する場合に、粗紡機1台ごとにテンションセンサを搭載しなくても、各々の粗紡機において良質な粗糸を紡出することが可能となる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
<粗紡機の基本構成>
図1は、本発明の実施形態に係る粗紡機の基本的な構成例を示す概略図である。
粗紡機1は、ドラフト装置10と、ドラフト装置10によりドラフトされた粗糸Rを加撚しつつボビンBに巻き取る機構としてフライヤ12と、ボビンレール16と、ボビンホイール17とを含む粗糸巻取機構40を備えている。なお、1台の粗紡機1には、機台の長手方向に多数の紡錘が並んで設けられるが、図1ではそのうちの1つの紡錘を構成する粗糸巻取機構40を示している。
図1は、本発明の実施形態に係る粗紡機の基本的な構成例を示す概略図である。
粗紡機1は、ドラフト装置10と、ドラフト装置10によりドラフトされた粗糸Rを加撚しつつボビンBに巻き取る機構としてフライヤ12と、ボビンレール16と、ボビンホイール17とを含む粗糸巻取機構40を備えている。なお、1台の粗紡機1には、機台の長手方向に多数の紡錘が並んで設けられるが、図1ではそのうちの1つの紡錘を構成する粗糸巻取機構40を示している。
ドラフト装置10は、粗糸原料を引き伸ばして供給するものである。ドラフト装置10はフロントローラ11を有し、フロントローラ11の回転によって粗糸Rが送り出される構成になっている。
ドラフト装置10から供給された粗糸Rは、フライヤ12のフライヤトップ12aに送り込まれる。フライヤトップ12aは、フライヤ12の最上部に配置されている。フライヤ12は、ドラフト装置10から供給される粗糸Rに撚りを加えつつ、ボビンBに粗糸Rを巻き取るために回転するものである。フライヤ12の上部には被動歯車13が固定されている。被動歯車13には駆動歯車15が噛み合っている。このため、駆動歯車15が回転すると、ボビンレール16の回転力が被動歯車13に伝達される。これにより、被動歯車13と一体にフライヤ12が回転する。
一方、ボビンレール16にはリフターラック23が固定されている。リフターラック23には歯車24が噛み合っている。リフターラック23および歯車24は、ボビンレール16を昇降動作させるためのものである。歯車24は、双方向に回転可能に設けられている。リフターラック23は、歯車24が一方向に回転したときにボビンレール16と一体に上昇し、歯車24が他方向に回転したときにボビンレール16と一体に下降する。
ボビンホイール17は、ボビンBを着脱可能に支持するものである。ボビンホイール17に装着されたボビンBは、ボビンホイール17と一体に回転する。ボビンホイール17は、ボビンレール16に設けられている。ボビンホイール17には被動歯車17aが固定されている。被動歯車17aには駆動歯車18が噛み合っている。このため、駆動歯車18が回転すると、駆動歯車18の回転力が被動歯車17aに伝達される。これにより、被動歯車17aと一体にボビンホイール17が回転する。
粗糸Rの送り方向において、フロントローラ11とフライヤトップ12aとの間には、テンションセンサ37が設けられている。テンションセンサ37は、フロントローラ11からフライヤトップ12aに至る糸経路の途中で、粗糸Rの位置(以下、「粗糸位置」ともいう。)を検出し、これによって粗糸Rのテンションを検出するものである。フロントローラ11とフライヤトップ12aとの間で粗糸Rのテンションが相対的に強くなると、粗糸位置は上方に変位し、粗糸Rのテンションが相対的に弱くなると、粗糸位置は下方に変位する。したがって、テンションセンサ37により粗糸位置を検出することにより、粗糸Rのテンションを検出することができる。
上記構成からなる粗紡機1においては、ドラフト装置10からフロントローラ11の回転によって粗糸Rが送り出される。ドラフト装置10から送り出された粗糸Rは、フライヤトップ12aからフライヤ12に導入される。一方、ボビンBは、ボビンレール16上でボビンホイール17に装着される。また、ボビンBは、ボビンレール16と一体に上昇する。これにより、フライヤ12の内側にボビンBが配置される。
ここで、フライヤ12は、駆動歯車15と被動歯車13の回転により所定の速度で回転する。一方、ボビンBは、駆動歯車18と被動歯車17aの回転によりボビンホイール17と一体に回転する。その際、ボビンBは、フライヤ12よりも高速で回転する。これにより、粗糸Rは、フライヤ12の回転によって撚りを加えられながら、フライヤ12とボビンBの回転速度差によってボビンBに巻き取られる。また、ボビンBに粗糸Rを巻き取っている間、ボビンBはボビンレール16と一体に昇降動作を繰り返す。これにより、ボビンBに所定の積層形状で粗糸Rが巻き取られる。
また、ボビンBに巻き取られる粗糸Rは太くて柔らかいため、粗糸Rのテンションが強すぎると糸切れを起こしやすく、粗糸Rのテンションが弱すぎると巻取途中で粗糸の積層形状が崩れやすくなる。このため、粗紡機1においては、フロントローラ11とフライヤトップ12aとの間で粗糸Rのテンションをテンションセンサ37で連続的に検出している。また、粗紡機1では、テンションセンサ37が出力するテンションデータを用いて、粗糸巻取機構40の動作を制御している。本実施形態では、テンションデータを用いて制御される粗糸巻取機構40の動作の一例として、粗糸巻取機構40による粗糸の巻取速度を制御するものとする。
具体的には、テンションデータが示す粗糸のテンションが、目標とする基準テンションに比べて弱すぎる場合は、粗糸のテンションを基準テンションに近づけるために、粗糸巻取機構40による粗糸の巻取速度を相対的に速くする。また、テンションデータが示す粗糸のテンションが、目標とする基準テンションに比べて強すぎる場合は、粗糸のテンションを基準テンションに近づけるために、粗糸巻取機構40による粗糸の巻取速度を相対的に遅くする。これにより、ボビンBに巻き取られる粗糸Rのテンションを適切に制御しつつ、ボビンBに粗糸Rを巻き取ることができる。
ここで、フライヤ12は、予め決められた速度曲線に従った回転速度で回転するのに対し、ボビンホイール17はフライヤ12よりも高速で回転する。そして、粗糸Rは、フライヤ12とボビンホイール17の回転速度差によってボビンBに巻き取られる。このため、ボビンホイール17の回転速度を速めると、粗糸の巻取速度が速くなり、ボビンホイール17の回転速度を遅くすると、粗糸の巻取速度が遅くなる。また、粗糸の巻取速度が速くなると、粗糸のテンションが増加し、粗糸の巻取速度が遅くなると、粗糸のテンションが減少する。すなわち、粗糸のテンションは、粗糸巻取機構40による粗糸の巻取速度に依存し、粗糸の巻取速度は、ボビンホイール17の回転速度に依存する。
したがって、ボビンホイール17の回転速度を制御することで、粗糸のテンションを制御することができる。そこで、粗紡機1においては、テンションセンサ37が出力するテンションデータに基づいてテンション制御データを生成し、このテンション制御データに基づいてボビンホイール17の回転速度を制御する。テンション制御データは、粗糸のテンションを制御するためのデータである。本実施形態では、ボビンホイール17の回転速度を制御パラメータとして粗糸のテンションを制御するため、テンション制御データは、ボビンホイール17の回転速度を決定するデータとなる。テンション制御データは、テンションセンサ37が検出する粗糸Rのテンションが基準テンションに近づくように決定される。
<参考形態のシステム構成>
図2は、本発明の参考形態に係る粗紡システムの構成例を示す模式図である。
図示した粗紡システム100は、複数(図例では3台)の粗紡機1A,1B,1Cによって構成されている。各々の粗紡機1A,1B,1Cは、互いに同じ品種の粗糸を紡出するもので、互いに同じ機械仕様の粗糸巻取機構40A,40B,40Cを有する。粗糸の品種は、粗糸原料、番手(糸径)、染色の有無、などによって特定される。粗糸巻取機構の機械仕様には、粗糸巻取機構を構成する部品の仕様や、粗糸の品種に応じた機械のセッティング仕様などが含まれる。
図2は、本発明の参考形態に係る粗紡システムの構成例を示す模式図である。
図示した粗紡システム100は、複数(図例では3台)の粗紡機1A,1B,1Cによって構成されている。各々の粗紡機1A,1B,1Cは、互いに同じ品種の粗糸を紡出するもので、互いに同じ機械仕様の粗糸巻取機構40A,40B,40Cを有する。粗糸の品種は、粗糸原料、番手(糸径)、染色の有無、などによって特定される。粗糸巻取機構の機械仕様には、粗糸巻取機構を構成する部品の仕様や、粗糸の品種に応じた機械のセッティング仕様などが含まれる。
また、各々の粗紡機1A,1B,1Cは、粗紡機1台ごとにテンションセンサ37A,37B,37Cを備えている。テンションセンサ37A,37B,37Cは、1台の粗紡機が備える多数の紡錘のうち、特定の紡錘にのみ設けられる。各々の粗紡機1A,1B,1Cにおいて、テンションセンサ37A,37B,37Cが出力するテンションデータは、それぞれに対応する制御部41A,41B,41Cに取り込まれる。制御部41A,41B,41Cは、それぞれに対応するテンションセンサ37A,37B,37Cが出力するテンションデータに基づいて粗糸巻取機構40A,40B,40Cの動作を制御する。
上記構成の参考形態に係る粗紡システム100では、各々の粗紡機1A,1B,1Cが個別にテンションセンサ37A,37B,37Cを備えているため、いずれの粗紡機1A,1B,1Cでも適切なテンション制御によって良質な粗糸を紡出することができる。ただし、粗紡機1台ごとにテンションセンサ37A,37B,37Cを装備しているため、粗紡システム100を構成する個々の粗紡機1A,1B,1Cの価格が高くなる。
<実施形態のシステム構成>
図3は、本発明の実施形態に係る粗紡システムの構成例を示す模式図である。
なお、本実施形態においては、上記参考形態との比較のため、参考形態で挙げた構成部分と対応する構成部分に同じ符号を付して説明する。
図3は、本発明の実施形態に係る粗紡システムの構成例を示す模式図である。
なお、本実施形態においては、上記参考形態との比較のため、参考形態で挙げた構成部分と対応する構成部分に同じ符号を付して説明する。
図示した粗紡システム100は、複数(図例では3台)の粗紡機1A,1B,1Cによって構成されている。各々の粗紡機1A,1B,1Cは、互いに同じ品種の粗糸を紡出するもので、互いに同じ機械仕様の粗糸巻取機構を有する。以上の点は、参考形態と同様である。
ただし、本実施形態においては、3つの粗紡機1A,1B,1Cのうち、粗紡機1Aはテンションセンサ37Aを備えているが、粗紡機1B,1Cはテンションセンサを備えていない。すなわち、粗紡機1Aだけがテンションセンサ37Aを備えている。また、本実施形態の粗紡システム100では、粗紡機1Aをマスター機台、粗紡機1B,1Cをそれぞれスレーブ機台としてシステムを構成している。マスター機台は、粗糸のテンションを制御するために、自機に搭載されたテンションセンサを利用する粗紡機であって、第1粗紡機に相当する。スレーブ機台は、粗糸のテンションを制御するために、他機に搭載されたテンションセンサを利用する粗紡機であって、第2粗紡機に相当する。他機は、自機以外の粗紡機を意味する。したがって、マスター機台となる粗紡機から見て、そのマスター機台自身は自機に相当し、スレーブ機台は他機、すなわち他の粗紡機に相当する。また、スレーブ機台となる粗紡機から見て、そのスレーブ機台自身は自機、マスター機台は他機に相当する。
複数の粗紡機1A,1B,1Cは、共通のネットワーク42に接続されている。ネットワーク42は、たとえば、LAN(Local Area Network)によって構成される。ネットワーク42は有線でも無線でもかまわない。
<実施形態の粗紡機の構成>
図4は、本発明の実施形態に係る粗紡システムにおいて、マスター機台となる粗紡機の構成とスレーブ機台となる粗紡機の構成を示す機能ブロック図である。
なお、図4では、本発明を実施するために必要となる機能のみを表示している。
図4は、本発明の実施形態に係る粗紡システムにおいて、マスター機台となる粗紡機の構成とスレーブ機台となる粗紡機の構成を示す機能ブロック図である。
なお、図4では、本発明を実施するために必要となる機能のみを表示している。
(マスター機台)
まず、マスター機台となる粗紡機1Aは、上述したテンションセンサ37A、粗糸巻取機構40A(第1粗糸巻取機構)、制御部41A(第1制御部)の他に、送信部44Aを備えている。送信部44Aは、ネットワーク42を介してデータを送信するものである。粗紡機1Aにおいては、テンションセンサ37Aから出力されるテンションデータが、制御部41Aと送信部44Aに与えられる。これにより、制御部41Aは、テンションセンサ37Aから与えられるテンションデータを利用して粗糸巻取機構40Aの動作を制御する。また、送信部44Aは、テンションセンサ37Aから出力されるテンションデータをネットワーク42を介して他機(粗紡機1Bおよび粗紡機1C)に送信する。
まず、マスター機台となる粗紡機1Aは、上述したテンションセンサ37A、粗糸巻取機構40A(第1粗糸巻取機構)、制御部41A(第1制御部)の他に、送信部44Aを備えている。送信部44Aは、ネットワーク42を介してデータを送信するものである。粗紡機1Aにおいては、テンションセンサ37Aから出力されるテンションデータが、制御部41Aと送信部44Aに与えられる。これにより、制御部41Aは、テンションセンサ37Aから与えられるテンションデータを利用して粗糸巻取機構40Aの動作を制御する。また、送信部44Aは、テンションセンサ37Aから出力されるテンションデータをネットワーク42を介して他機(粗紡機1Bおよび粗紡機1C)に送信する。
(スレーブ機台)
一方、スレーブ機台となる粗紡機1Bは、上述した粗糸巻取機構40B(第2粗糸巻取機構)、制御部41B(第2制御部)の他に、受信部46Bを備えている。粗糸巻取機構40Bの機械仕様は、粗紡機1Aが備える粗糸巻取機構40Aの機械仕様と同じである。受信部46Bは、ネットワーク42を介してデータを受信するものである。粗紡機1Bにおいては、粗紡機1Aの送信部44Aから送信されるテンションデータを、ネットワーク42を介して受信部46Bにより受信する。受信部46Bは、受信したテンションデータを制御部41Bに与える。これにより、制御部41Bは、受信部46Bから与えられるテンションデータを利用して粗糸巻取機構40Bの動作を制御する。また、スレーブ機台となる粗紡機1Cは、粗紡機1Bと同様の構成、すなわち粗糸巻取機構40C(第2粗糸巻取機構)、制御部41C(第2制御部)および受信部46Cを備えている。ただし、粗紡機1B,1Cは、いずれもテンションセンサを備えてない。
一方、スレーブ機台となる粗紡機1Bは、上述した粗糸巻取機構40B(第2粗糸巻取機構)、制御部41B(第2制御部)の他に、受信部46Bを備えている。粗糸巻取機構40Bの機械仕様は、粗紡機1Aが備える粗糸巻取機構40Aの機械仕様と同じである。受信部46Bは、ネットワーク42を介してデータを受信するものである。粗紡機1Bにおいては、粗紡機1Aの送信部44Aから送信されるテンションデータを、ネットワーク42を介して受信部46Bにより受信する。受信部46Bは、受信したテンションデータを制御部41Bに与える。これにより、制御部41Bは、受信部46Bから与えられるテンションデータを利用して粗糸巻取機構40Bの動作を制御する。また、スレーブ機台となる粗紡機1Cは、粗紡機1Bと同様の構成、すなわち粗糸巻取機構40C(第2粗糸巻取機構)、制御部41C(第2制御部)および受信部46Cを備えている。ただし、粗紡機1B,1Cは、いずれもテンションセンサを備えてない。
<マスター機台となる粗紡機の処理手順>
図5は、本発明の実施形態に係る粗紡システムにおいて、マスター機台となる粗紡機1Aの処理手順を示すフローチャートである。
なお、図5では、粗紡機1Aが備える各々の紡錘で1つのボビンBに所定量の粗糸Rを巻き取るときの処理手順を示している。
図5は、本発明の実施形態に係る粗紡システムにおいて、マスター機台となる粗紡機1Aの処理手順を示すフローチャートである。
なお、図5では、粗紡機1Aが備える各々の紡錘で1つのボビンBに所定量の粗糸Rを巻き取るときの処理手順を示している。
まず、粗紡機1Aにおいては、粗糸Rのテンション検出を開始する(ステップS11)。粗糸Rのテンションの検出はテンションセンサ37Aが行う。テンションセンサ37Aは、粗糸Rのテンションデータを制御部41Aと送信部44Aに与える。
次に、送信部44Aは、テンションセンサ37Aから与えられるテンションデータの送信を開始する(ステップS12)。その際、送信部44Aは、ネットワーク42を介して他機、すなわち粗紡機1B,1Cにテンションデータを送信する。また、送信部44Aは、粗紡機1Aにおいて1つのボビンBに粗糸の巻き取りを終えるまでの間、テンションデータの送信を継続する。
次に、制御部41Aは、テンションセンサ37Aから与えられるテンションデータを利用して粗糸巻取機構40Aの動作制御を開始する(ステップS13)。その際、制御部41Aは、テンションセンサ37Aから与えられるテンションデータに基づいてテンション制御データを生成し、このテンション制御データに基づいてボビンホイール17の回転速度を制御する。これにより、マスター機台である粗紡機1Aでは、自機が備えるテンションセンサ37Aが出力するテンションデータを用いて、粗糸Rのテンションが適切に制御される。
次に、制御部41Aは、ボビンBが満管状態になったかどうかを判断する(ステップS14)。満管状態とは、予め設定された所定量の粗糸をボビンBに巻き取った状態をいう。ボビンBが満管状態でない場合は、粗糸巻取機構40Aによる粗糸の巻取動作を継続し、ボビンBが満管状態であれば糸切りして粗糸の巻き取りを終える。
<スレーブ機台となる粗紡機の処理手順>
図6は、本発明の実施形態に係る粗紡システムにおいて、スレーブ機台となる粗紡機1B,1Cの処理手順を示すフローチャートである。
なお、図6では、粗紡機1B,1Cが備える各々の紡錘で1つのボビンBに所定量の粗糸Rを巻き取るときの処理手順を示している。また、粗紡機1Bと粗紡機1Cは互いに同じ処理手順で動作するため、ここでは粗紡機1Bの処理手順についてのみ説明する。
図6は、本発明の実施形態に係る粗紡システムにおいて、スレーブ機台となる粗紡機1B,1Cの処理手順を示すフローチャートである。
なお、図6では、粗紡機1B,1Cが備える各々の紡錘で1つのボビンBに所定量の粗糸Rを巻き取るときの処理手順を示している。また、粗紡機1Bと粗紡機1Cは互いに同じ処理手順で動作するため、ここでは粗紡機1Bの処理手順についてのみ説明する。
まず、粗紡機1Bにおいて、受信部46Bは、テンションデータの受信待ちとなり(ステップS21)、ネットワーク42を介してテンションデータが送られてくると、テンションデータの受信を開始する(ステップS22)。その際、受信部46Bは、粗紡機1Aの送信部44Aがネットワーク42を介してテンションデータを送信している間、テンションデータの受信を継続する。また、受信部46Bは、受信したテンションデータを制御部41Bに与える。
次に、制御部41Bは、受信部46Bから与えられるテンションデータを利用して粗糸巻取機構40Bの動作制御を開始する(ステップS23)。その際、制御部41Bは、受信部46Bから与えられるテンションデータに基づいてテンション制御データを生成し、このテンション制御データに基づいてボビンホイール17の回転速度を制御する。これにより、スレーブ機台である粗紡機1Bでは、マスター機台である粗紡機1Aと同じテンションデータを用いて、粗糸Rのテンションが適切に制御される。
次に、制御部41Bは、ボビンBが満管状態になったかどうかを判断する(ステップS24)。そして、ボビンBが満管状態でない場合は、粗糸巻取機構40Bによる粗糸の巻取動作を継続し、ボビンBが満管状態であれば糸切りして粗糸の巻き取りを終える。
このような処理手順で粗紡機1Bと粗紡機1Cが動作することにより、粗紡機1Aのテンションセンサ37Aが出力するテンションデータを、粗紡機1Bと粗紡機1Cで共有させることができる。そして、共有のテンションデータを適用して粗紡機1Bと粗紡機1Cを同時進行で動作させることができる。
<実施形態の効果>
本発明の実施形態によれば、粗紡システム100を構成する各々の粗紡機1A,1B,1Cで同じ品種の粗糸を紡出する場合に、粗紡機1Aのテンションセンサ37Aが出力するテンションデータを、粗紡機1A,1B,1Cで共用して粗糸の巻取動作を制御する。これにより、テンションセンサ37Aを備える粗紡機1Aはもちろん、テンションセンサを備えない粗紡機1B,1Cでも、粗紡機1Aと同等の精度で粗糸のテンションを制御することができる。このため、機械仕様が同じ複数台の粗紡機1A,1B,1Cを使用して同じ品種の粗糸を紡出する場合に、粗紡機1台ごとにテンションセンサを搭載しなくても、各々の粗紡機1A,1B,1Cにおいて良質な粗糸を紡出することが可能となる。したがって、参考形態(図2参照)に比較すると、粗紡システム100を構成する粗紡機1A,1B,1Cのうち、粗紡機1B,1Cの価格を低減することができる。
本発明の実施形態によれば、粗紡システム100を構成する各々の粗紡機1A,1B,1Cで同じ品種の粗糸を紡出する場合に、粗紡機1Aのテンションセンサ37Aが出力するテンションデータを、粗紡機1A,1B,1Cで共用して粗糸の巻取動作を制御する。これにより、テンションセンサ37Aを備える粗紡機1Aはもちろん、テンションセンサを備えない粗紡機1B,1Cでも、粗紡機1Aと同等の精度で粗糸のテンションを制御することができる。このため、機械仕様が同じ複数台の粗紡機1A,1B,1Cを使用して同じ品種の粗糸を紡出する場合に、粗紡機1台ごとにテンションセンサを搭載しなくても、各々の粗紡機1A,1B,1Cにおいて良質な粗糸を紡出することが可能となる。したがって、参考形態(図2参照)に比較すると、粗紡システム100を構成する粗紡機1A,1B,1Cのうち、粗紡機1B,1Cの価格を低減することができる。
また、参考形態においては、各々の粗紡機1A,1B,1Cに個別にテンションセンサ37A,37B,37Cが搭載されている。このため、テンションセンサ37A,37B,37Cが故障した粗紡機1A,1B,1Cは個々に手動調整するか、あるいはテンションセンサ37A,37B,37Cを使用しない状態で稼働しなければならない。これに対し、本実施形態においては、粗紡機1Aが備えるテンションセンサ37Aのテンションデータを、粗紡システム100内のすべての粗紡機1A,1B,1Cに適用して粗糸の巻取動作を行う。このため、テンションセンサ37Aのみで各々の粗紡機1A,1B,1Cで紡出される粗糸の品質を保持することができる。
<変形例等>
本発明の技術的範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の構成要件やその組み合わせによって得られる特定の効果を導き出せる範囲において、種々の変更や改良を加えた形態も含む。
本発明の技術的範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の構成要件やその組み合わせによって得られる特定の効果を導き出せる範囲において、種々の変更や改良を加えた形態も含む。
たとえば、上記実施形態においては、粗紡機1Aのテンションセンサ37Aが出力するテンションデータを、ネットワーク42を介して粗紡機1B,1Cに送信する場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らない。たとえば、粗紡機1Aのテンションセンサ37Aが出力するテンションデータに基づいて、粗紡機1Aの制御部41Aが生成するテンション制御データを、ネットワーク42を介して粗紡機1B,1Cに送信する構成を採用してもよい。この構成を採用した場合は、粗紡機1Aの送信部44Aから送信されたテンション制御データを、粗紡機1B,1Cの各受信部46B,46Cが受信し、受信したテンション制御データに基づいて、粗紡機1B,1Cの各制御部41B,41Cが、それぞれ自機の粗糸巻取機構40B,40Cの動作を制御することになる。
また、上記実施形態においては、粗紡システム100を3台の粗紡機1A,1B,1Cによって構成した例を挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、粗紡システム100を構成する粗紡機の台数は2台であってもよいし4台以上であってもよい。
また、上記実施形態においては、粗紡機1Aの構成として、テンションセンサ37Aから送信部44Aに直接、テンションデータを与える構成を示したが、本発明はこれに限らない。たとえば、テンションセンサ37Aが出力するテンションデータを一旦、メモリに保存してから送信部44Aに与える構成を採用してもよい。
また、上記実施形態においては、粗紡機1Bの構成として、受信部46Bで受信したテンションデータを直接、制御部41Bに与える構成を示したが、本発明はこれに限らない。たとえば、受信部46Bで受信したデータを一旦、メモリに保存してから制御部41Bに与える構成を採用してもよい。この点は粗紡機1Cについても同様である。
1 粗紡機、1A 粗紡機(第1粗紡機)、1B,1C 粗紡機(第2粗紡機)、37 テンションセンサ、40 粗糸巻取機構、40A 粗糸巻取機構(第1粗糸巻取機構)、40B,40C 粗糸巻取機構(第2粗糸巻取機構)、41A 制御部(第1制御部)、41B,41C 制御部(第2制御部)、42 ネットワーク、44A 送信部、46B,46C 受信部、100 粗紡システム、B ボビン、R 粗糸。
Claims (3)
- 粗糸を加撚しつつボビンに巻き取る第1粗糸巻取機構と、前記ボビンに巻き取られる前記粗糸のテンションを検出するテンションセンサと、前記テンションセンサが出力するテンションデータに基づいてテンション制御データを生成し、前記テンション制御データに基づいて前記第1粗糸巻取機構の動作を制御する第1制御部と、を備える第1粗紡機と、
前記第1粗紡機と同じ品種の粗糸を紡出するとともに、前記第1粗糸巻取機構と同じ機械仕様の第2粗糸巻取機構と、前記第2粗糸巻取機構の動作を制御する第2制御部と、を備え、かつ、前記テンションセンサを備えない第2粗紡機と、
を含む複数の粗紡機がネットワークを介して接続され、
前記第1粗紡機は、前記テンションデータまたは前記テンション制御データを前記ネットワークを介して送信する送信部をさらに備え、
前記第2粗紡機は、前記第1粗紡機から送信される前記テンションデータまたは前記テンション制御データを前記ネットワークを介して受信する受信部をさらに備え、前記第2制御部は、前記受信部が受信したテンションデータに基づいて前記第2制御部が生成したテンション制御データ、または、前記受信部が受信したテンション制御データに基づいて、前記第2粗糸巻取機構の動作を制御する
粗紡システム。 - 粗糸を加撚しつつボビンに巻き取る粗糸巻取機構と、
前記粗糸のテンションを検出するテンションセンサと、
前記テンションセンサが出力するテンションデータに基づいてテンション制御データを生成し、前記テンション制御データに基づいて前記粗糸巻取機構の動作を制御する制御部と、
前記テンションデータまたは前記テンション制御データをネットワークを介して他機に送信する送信部と、
を備える粗紡機。 - 粗糸を加撚しつつボビンに巻き取る粗糸巻取機構と、
前記粗糸巻取機構の動作を制御する制御部と、
ネットワークを介してデータを受信する受信部と、を備え、
前記受信部は、他機に搭載されて粗糸のテンションを検出するテンションセンサが出力するテンションデータ、または、前記テンションデータに基づいて前記他機内で生成されたテンション制御データを前記ネットワークを介して受信し、
前記制御部は、前記受信部が受信したテンションデータに基づいて前記制御部が生成したテンション制御データ、または、前記受信部が受信したテンション制御データに基づいて、前記粗糸巻取機構の動作を制御する
粗紡機。
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