JP2019194143A - 化学強化ガラスの製造方法 - Google Patents
化学強化ガラスの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019194143A JP2019194143A JP2018160835A JP2018160835A JP2019194143A JP 2019194143 A JP2019194143 A JP 2019194143A JP 2018160835 A JP2018160835 A JP 2018160835A JP 2018160835 A JP2018160835 A JP 2018160835A JP 2019194143 A JP2019194143 A JP 2019194143A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ion exchange
- glass
- glass plate
- chemically strengthened
- compressive stress
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Surface Treatment Of Glass (AREA)
Abstract
Description
[1]以下の工程(1)〜(3)を順次含む、化学強化ガラスの製造方法。
(1)表層に圧縮応力層を有するガラス板を準備する、ガラス板準備工程
(2)前記ガラス板を無機塩組成物に接触させて、前記圧縮応力層の圧縮応力値を低減させるように、少なくとも1組のイオン交換を行う、第1のイオン交換工程
(3)前記ガラス板を無機塩組成物に接触させて、表層の圧縮応力層の圧縮応力値を増加させるように、少なくとも1組のイオン交換を行う、第2のイオン交換工程
[2]前記第1のイオン交換工程と、前記第2のイオン交換工程と、の間に、前記ガラス板表面を研磨する、研磨工程を含む、[1]に記載の化学強化ガラスの製造方法。
[3]前記研磨工程において、ガラス板表面を1μm以上研磨する、[2]に記載の化学強化ガラスの製造方法。
[4]前記研磨工程において、板厚方向に対向する2つのガラス板主面について、同じ研磨量を研磨する、[3]に記載の化学強化ガラスの製造方法。
[5]前記第1のイオン交換工程と、前記第2のイオン交換工程と、の間に、前記ガラス板表面を、フッ酸を含む薬液によりエッチングする、エッチング工程を含む、[1]に記載の化学強化ガラスの製造方法。
[6]前記第1のイオン交換工程における前記1組と、前記第2のイオン交換工程における前記1組とは、同じ1組のイオンの組み合わせである、[1]〜[5]のいずれか1に記載の化学強化ガラスの製造方法。
[7]前記1組のイオンの組み合わせは、KイオンとNaイオンとの組み合わせである、[6]に記載の化学強化ガラスの製造方法。
[8]前記第1のイオン交換工程において、前記ガラス板を50質量%以上のNaNO3を含む無機塩組成物に接触させる、[7]に記載の化学強化ガラスの製造方法。
[9]前記第2のイオン交換工程において、前記ガラス板を75質量%以上のKNO3を含む無機塩組成物に接触させる、[7]または[8]に記載の化学強化ガラスの製造方法。
[10]前記第1のイオン交換工程において、2組のイオン交換を行い、且つ、
前記第2のイオン交換工程において、2組のイオン交換を行う、[1]〜[9]のいずれか1に記載の化学強化ガラスの製造方法。
[11]前記第1のイオン交換工程における前記2組と、前記第2のイオン交換工程における前記2組とは、同じ2組のイオンの組み合わせである、[10]に記載の化学強化ガラスの製造方法。
[12]前記2組のイオンの組み合わせは、KイオンとNaイオンとの組み合わせ、および、NaイオンとLiイオンとの組み合わせである、[11]に記載の化学強化ガラスの製造方法。
[13]前記第1のイオン交換工程において、前記ガラス板を5質量%以上のLiNO3および、50質量%以上のNaNO3を含む無機塩組成物に接触させる、[12]に記載の化学強化ガラスの製造方法。
[14]前記第1のイオン交換工程において、前記ガラス板を5質量%以上のLiNO3、50質量%以上のNaNO3および3質量%以上20質量%以下のKNO3を含む無機塩組成物に接触させる、[12]に記載の化学強化ガラスの製造方法。
[15]前記第2のイオン交換工程において、前記ガラス板を55質量%以上のNaNO3を含む無機塩組成物に接触させた後、75質量%以上のKNO3を含む無機塩組成物に接触させる、[12]〜[14]のいずれか1に記載の化学強化ガラスの製造方法。
[16]前記第1のイオン交換工程により、前記ガラス板表面の圧縮応力を100MPa以下にする、[1]〜[15]のいずれか1に記載の化学強化ガラスの製造方法。
[17]前記ガラス板は、少なくとも一部に曲率半径100mm以下の曲面部を有する、[1]〜[16]のいずれか1に記載の化学強化ガラスの製造方法。
(1)表層に圧縮応力層を有するガラス板を準備する、ガラス板準備工程
(2)前記ガラス板を無機塩組成物に接触させて、前記圧縮応力層の圧縮応力値を低減させるように、少なくとも1組のイオン交換を行う、第1のイオン交換工程
(3)前記ガラス板を無機塩組成物に接触させて、表層の圧縮応力層の圧縮応力値を増加させるように、少なくとも1組のイオン交換を行う、第2のイオン交換工程
以下、各工程について説明する。
工程(1)は、表層に圧縮応力層を有するガラス板を準備する工程である。ガラス板の組成は、成形、化学強化処理による強化が可能な組成であればよい。ガラス板として、例えば、アルミノシリケートガラス、ソーダライムガラス、ホウ珪酸ガラス、鉛ガラス、アルカリバリウムガラス、アルミノホウ珪酸ガラス等が挙げられる。
酸化物基準のモル百分率表示で、SiO2を50〜80%、Al2O3を2〜25%、Li2Oを0.1〜20%、Na2Oを0.1〜18%、K2Oを0〜10%、MgOを0〜15%、CaOを0〜5%、P2O5を0〜5%、B2O3を0〜5%、Y2O3を0〜5%およびZrO2を0〜5%を含むガラス。
工程(2)は、表層に圧縮応力層を有する化学強化ガラス板を無機塩組成物に接触させて、前記圧縮応力層の圧縮応力値を低減させるように、少なくとも1組のイオン交換を行う、第1のイオン交換工程である。
・ガラス中のKイオンと無機塩組成物中のNaイオン
・ガラス中のNaイオンと無機塩組成物中のLiイオン
・ガラス中のKイオンと無機塩組成物中のNaイオン、およびガラス中のNaイオンと無機塩組成物中のLiイオン
・ガラス中のKイオンと無機塩組成物中のNaイオンとをイオン交換する場合、NaNO3を50質量%以上含む無機塩組成物の使用が好ましい。また、NaNO3を55質量%以上含む無機塩組成物の使用がより好ましく、NaNO3を60質量%以上含む無機塩組成物の使用がさらに好ましい。
・ガラス中のKイオンと無機塩組成物中のNaイオン、およびガラス中のNaイオンと無機塩組成物中のLiイオンとをイオン交換する場合、LiNO3を5質量%以上およびNaNO3を50質量%以上含む無機塩組成物の使用が好ましい。
また、LiNO3を10質量%以上およびNaNO3を55質量%以上含む無機塩組成物の使用がより好ましく、LiNO3を15質量%以上およびNaNO3を60質量%以上含む無機塩組成物の使用がさらに好ましい。
・LiNO3を5質量%以上、NaNO3を50質量%以上およびKNO3を3質量%以上20質量%以下含む無機塩組成物の使用が好ましい。すなわち、ガラス中のKイオンと無機塩組成物中のNaイオンをイオン交換する場合であっても、無機塩組成物にKNO3を上記の割合含ませると、Kイオンによる圧縮応力がガラス組成の方かいを防ぐ効果がある理由から好ましい。
また、LiNO3を10質量%以上、NaNO3を55質量%以上およびKNO3を5質量%以上18質量%以下含む無機塩組成物の使用がより好ましく、LiNO3を15質量%以上、NaNO3を60質量%以上およびKNO3を7質量%以上15質量%以下含む無機塩組成物の使用がより好ましい。
工程(3)は、工程(2)において圧縮応力値を低減させたガラス板を無機塩組成物に接触させて、該ガラス板の表層に形成する圧縮応力層の圧縮応力値を増加させるように、少なくとも1組のイオン交換をして化学強化する、第2のイオン交換工程である。具体的には、第2のイオン交換工程においては、ガラス中のイオンと、該イオンよりも大きいイオン半径を有するイオンとをイオン交換させて、圧縮応力層の圧縮応力値を増加させる。
・ガラス中のNaイオンと無機塩組成物中のKイオン
・ガラス中のLiイオンと無機塩組成物中のNaイオン
・ガラス中のNaイオンと無機塩組成物中のKイオン、およびガラス中のLiイオンと無機塩組成物中のNaイオン
・第1段階のイオン交換として、55質量%以上のNaNO3を含む無機塩組成物にガラス板を接触させて、該ガラス中のLiイオンと無機塩組成物中のNaイオンとをイオン交換した後に、
第2段階のイオン交換として、75質量%以上のKNO3を含む無機塩組成物にガラス板を接触させて、ガラス中のNaイオンと無機塩組成物中のKイオンとをイオン交換する。
上記の第1段階のイオン交換時の無機塩組成物におけるNaNO3の含有量は、60質量%以上が好ましく、65質量%以上がより好ましい。また、上記の第2段階のイオン交換時の無機塩組成物におけるKNO3の含有量は、80質量%以上が好ましく、85質量%以上がより好ましい。
(a)第1のイオン交換工程および第2のイオン交換工程において同じ1組のイオンの組み合わせをイオン交換する。
(b)第1のイオン交換工程および第2のイオン交換工程において、異なる1組のイオンの組み合わせをイオン交換する。
(c)第1のイオン交換工程において2組のイオン交換を行った後に、第2のイオン交換工程において該2組と同じ2組のイオン交換を行う。
(d)第1のイオン交換工程において1組のイオン交換を行った後に、第2のイオン交換工程で2組のイオン交換を行う。
(e)第1のイオン交換工程において2組のイオン交換を行った後に、第2のイオン交換工程で1組のイオン交換を行う。
本製造方法は、第1のイオン交換工程と第2のイオン交換工程との間に、ガラス板表面を研磨する研磨工程または、ガラス表面をエッチングするエッチング工程を含んでもよい。圧縮応力値を低減したガラス板表面を研磨またはエッチングすることで、ガラス板表面のミクロな傷が除去され、第2のイオン交換工程による化学強化後のガラス板の面強度を向上できる。
本実施例における各種評価は以下に示す分析方法により行った。
(表面応力)
ガラスの表面圧縮応力値(単位:MPa)と各深さにおける圧縮応力値(CS、CSk、単位:MPa)および圧縮応力層の深さ(DOL、単位:μm)は、折原製作所社製表面応力計(FSM−6000)および折原製作所社製散乱光光弾性応力計(SLP−1000)を用いて測定した。
引張応力値は(CT、単位:MPa)は、特開2016−142600号公報に開示される応力プロファイル算出方法を用いて、応力分布を測定し、その応力分布を厚みで積分し、算出した。
ガラス板の長さは、株式会社ミツトヨ製のデジタルノギスを用いて下記寸法のガラス板の長手方向の長さを測定した。
暗室環境で照度5000ルクスの照明下、ガラスと判定者の目との距離を50cmとし、ガラス外観観察をした際に、傷などの規格判定上異常と判定されるかによって、判別した。ここでは、上記環境下で、0.1mmの幅を持つスクラッチ、もしくは0.05mm〜0.1mmの幅かつ1mm以上の長さを持つスクラッチと判定できる傷を異常と判定した。
<実施例1>
[工程(1)]
フロート法により製造された下記に示す組成(酸化物基準のモル百分率表示)であり、120mm×60mm×0.55mmのガラス板を、下記イオン交換条件により、表層に圧縮応力層を形成させたガラス板を用意した。
ガラスA:SiO2 70%、Al2O3 7.5%、Li2O 8.0%、Na2O 5.3%、K2O 1.0%、MgO 7.0%、CaO 0.2%およびZrO2 1.0%
第1段階のイオン交換として、450℃に保持された100質量%の硝酸ナトリウムからなる無機塩組成物の溶融塩浴槽中に、上記のガラス板を1.5時間浸漬した。その後、ガラス板を浴槽から取り出し、ガラス板の表面を洗浄し、乾燥させた。
第2段階のイオン交換として、乾燥後のガラス板を、425℃に保持された100質量%の硝酸カリウムからなる無機塩組成物の溶融塩浴槽中に1.5時間浸漬した。その後、ガラス板を浴槽から取り出し、ガラス板の表面を洗浄し、乾燥させた。
工程(1)で準備したガラス板を、450℃に保持された、20質量%の硝酸リチウムおよび80質量%の硝酸ナトリウムからなる無機塩組成物の溶融塩浴槽中に30時間浸漬した。その後、ガラス板を浴槽から取り出し、ガラス板の表面を洗浄し、乾燥させた。工程(2)の後のガラス板は、ガラス表面の圧縮応力値が100[MPa]以下であった。
研磨スラリーとして、平均粒子直径(d50)が1.2μmの酸化セリウムを水に分散させて比重1.07のスラリーを作製した。次に、得られたスラリーを用いて、ショアA硬度が58°、100g/cm2での沈み込み量が0.11mmの不織布研磨パッドを用いて、研磨圧9.8kPaの条件で、ガラス板の両面を同時に各々5μm研磨した。
ガラス板を下記条件によりイオン交換して、実施例1の化学強化ガラスを得た。
(イオン交換条件)
第1段階のイオン交換として、450℃に保持された100質量%の硝酸ナトリウムからなる無機塩組成物の溶融塩浴槽中に1.5時間浸漬した。その後、ガラス板を浴槽から取り出し、ガラス板の表面を洗浄し、乾燥させた。
第2段階のイオン交換として、乾燥後のガラス板を、425℃に保持された100質量%の硝酸カリウムからなる無機塩組成物の溶融塩浴槽中に1.5時間浸漬した。その後、ガラス板を浴槽から取り出し、ガラス板の表面を洗浄し、乾燥させた。
工程(2)のイオン交換条件を表1に示す条件に変更した以外は、実施例1と同様にして、実施例2、実施例3の化学強化ガラスを作製した。
工程(2)のイオン交換条件を表1に示す条件に変更した以外は、実施例1と同様にして、実施例4、実施例5の化学強化ガラスを作製した。とくに、実施例4、実施例5は、工程(2)において、実施例1〜3とは異なり、KNH3を所定の割合含有させた無機塩組成物にガラス板を浸漬させイオン交換を実施した。
工程(2)を行なわずに、ガラス板を研磨処理して追加の化学強化処理を実施した以外は、実施例1と同様にして、比較例1の化学強化ガラスを作製した。
Claims (17)
- 以下の工程(1)〜(3)を順次含む、化学強化ガラスの製造方法。
(1)表層に圧縮応力層を有するガラス板を準備する、ガラス板準備工程
(2)前記ガラス板を無機塩組成物に接触させて、前記圧縮応力層の圧縮応力値を低減させるように、少なくとも1組のイオン交換を行う、第1のイオン交換工程
(3)前記ガラス板を無機塩組成物に接触させて、表層の圧縮応力層の圧縮応力値を増加させるように、少なくとも1組のイオン交換を行う、第2のイオン交換工程 - 前記第1のイオン交換工程と、前記第2のイオン交換工程と、の間に、前記ガラス板表面を研磨する、研磨工程を含む、請求項1に記載の化学強化ガラスの製造方法。
- 前記研磨工程において、ガラス板表面を1μm以上研磨する、請求項2に記載の化学強化ガラスの製造方法。
- 前記研磨工程において、板厚方向に対向する2つのガラス板主面について、同じ研磨量を研磨する、請求項3に記載の化学強化ガラスの製造方法。
- 前記第1のイオン交換工程と、前記第2のイオン交換工程と、の間に、前記ガラス板表面を、フッ酸を含む薬液によりエッチングする、エッチング工程を含む、請求項1に記載の化学強化ガラスの製造方法。
- 前記第1のイオン交換工程における前記1組と、前記第2のイオン交換工程における前記1組とは、同じ1組のイオンの組み合わせである、請求項1〜5のいずれか1項に記載の化学強化ガラスの製造方法。
- 前記1組のイオンの組み合わせは、KイオンとNaイオンとの組み合わせである、請求項6に記載の化学強化ガラスの製造方法。
- 前記第1のイオン交換工程において、前記ガラス板を50質量%以上のNaNO3を含む無機塩組成物に接触させる、請求項7に記載の化学強化ガラスの製造方法。
- 前記第2のイオン交換工程において、前記ガラス板を75質量%以上のKNO3を含む無機塩組成物に接触させる、請求項7または請求項8に記載の化学強化ガラスの製造方法。
- 前記第1のイオン交換工程において、2組のイオン交換を行い、且つ、
前記第2のイオン交換工程において、2組のイオン交換を行う、請求項1〜9のいずれか1項に記載の化学強化ガラスの製造方法。 - 前記第1のイオン交換工程における前記2組と、前記第2のイオン交換工程における前記2組とは、同じ2組のイオンの組み合わせである、請求項10に記載の化学強化ガラスの製造方法。
- 前記2組のイオンの組み合わせは、KイオンとNaイオンとの組み合わせ、および、NaイオンとLiイオンとの組み合わせである、請求項11に記載の化学強化ガラスの製造方法。
- 前記第1のイオン交換工程において、前記ガラス板を5質量%以上のLiNO3および、50質量%以上のNaNO3を含む無機塩組成物に接触させる、請求項12に記載の化学強化ガラスの製造方法。
- 前記第1のイオン交換工程において、前記ガラス板を5質量%以上のLiNO3、50質量%以上のNaNO3および3質量%以上20質量%以下のKNO3を含む無機塩組成物に接触させる、請求項12に記載の化学強化ガラスの製造方法。
- 前記第2のイオン交換工程において、前記ガラス板を55質量%以上のNaNO3を含む無機塩組成物に接触させた後、75質量%以上のKNO3を含む無機塩組成物に接触させる、請求項12〜14のいずれか1項に記載の化学強化ガラスの製造方法。
- 前記第1のイオン交換工程により、前記ガラス板表面の圧縮応力を100MPa以下にする、請求項1〜15のいずれか1項に記載の化学強化ガラスの製造方法。
- 前記ガラス板は、少なくとも一部に曲率半径100mm以下の曲面部を有する、請求項1〜16のいずれか1項に記載の化学強化ガラスの製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US16/394,040 US20190337844A1 (en) | 2018-05-01 | 2019-04-25 | Method for producing chemically strengthened glass |
CN201910354335.6A CN110423021B (zh) | 2018-05-01 | 2019-04-29 | 化学强化玻璃的制造方法 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018088231 | 2018-05-01 | ||
JP2018088231 | 2018-05-01 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019194143A true JP2019194143A (ja) | 2019-11-07 |
Family
ID=68469275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018160835A Pending JP2019194143A (ja) | 2018-05-01 | 2018-08-29 | 化学強化ガラスの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019194143A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113233788A (zh) * | 2021-06-30 | 2021-08-10 | 重庆鑫景特种玻璃有限公司 | 一种强化玻璃的回收利用方法 |
CN114426400A (zh) * | 2020-10-29 | 2022-05-03 | Uti有限公司 | 柔性覆盖窗及其制造方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004091291A (ja) * | 2002-09-03 | 2004-03-25 | Seiko Epson Corp | ガラス板、電気光学パネル用のガラス基板、電気光学パネル、ガラス板の製造方法、電気光学パネル用のガラス基板の製造方法、電気光学パネルの製造方法及び電子機器 |
JP2010116276A (ja) * | 2008-11-11 | 2010-05-27 | Nippon Electric Glass Co Ltd | 強化ガラス基板及びその製造方法 |
JP2011527661A (ja) * | 2008-07-11 | 2011-11-04 | コーニング インコーポレイテッド | 民生用途のための圧縮面を有するガラス |
WO2017218475A1 (en) * | 2016-06-14 | 2017-12-21 | Corning Incorporated | Glasses having improved drop performance |
WO2018143991A1 (en) * | 2017-02-02 | 2018-08-09 | Corning Incorporated | Lithium containing glass or glass ceramic article with modified k2o profile near the glass surface |
-
2018
- 2018-08-29 JP JP2018160835A patent/JP2019194143A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004091291A (ja) * | 2002-09-03 | 2004-03-25 | Seiko Epson Corp | ガラス板、電気光学パネル用のガラス基板、電気光学パネル、ガラス板の製造方法、電気光学パネル用のガラス基板の製造方法、電気光学パネルの製造方法及び電子機器 |
JP2011527661A (ja) * | 2008-07-11 | 2011-11-04 | コーニング インコーポレイテッド | 民生用途のための圧縮面を有するガラス |
JP2010116276A (ja) * | 2008-11-11 | 2010-05-27 | Nippon Electric Glass Co Ltd | 強化ガラス基板及びその製造方法 |
WO2017218475A1 (en) * | 2016-06-14 | 2017-12-21 | Corning Incorporated | Glasses having improved drop performance |
WO2018143991A1 (en) * | 2017-02-02 | 2018-08-09 | Corning Incorporated | Lithium containing glass or glass ceramic article with modified k2o profile near the glass surface |
JP2020506151A (ja) * | 2017-02-02 | 2020-02-27 | コーニング インコーポレイテッド | ガラス表面近くのk2oプロファイルが変更された、リチウムを含有するガラスまたはガラスセラミック物品 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114426400A (zh) * | 2020-10-29 | 2022-05-03 | Uti有限公司 | 柔性覆盖窗及其制造方法 |
KR20220058684A (ko) * | 2020-10-29 | 2022-05-10 | (주)유티아이 | 플렉시블 커버 윈도우 및 그 제조방법 |
KR102509484B1 (ko) * | 2020-10-29 | 2023-03-13 | (주)유티아이 | 플렉시블 커버 윈도우 및 그 제조방법 |
TWI818341B (zh) * | 2020-10-29 | 2023-10-11 | 南韓商Uti有限公司 | 可撓性覆蓋窗及製造其的方法 |
CN113233788A (zh) * | 2021-06-30 | 2021-08-10 | 重庆鑫景特种玻璃有限公司 | 一种强化玻璃的回收利用方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN110423021B (zh) | 化学强化玻璃的制造方法 | |
JP6312722B2 (ja) | 耐衝撃損傷性ガラス板の製造方法 | |
KR102433784B1 (ko) | 형상화된 유리 제품 및 동일한 것을 형성하는 방법 | |
CN106458700B (zh) | 玻璃制品及其形成方法 | |
CN208378728U (zh) | 玻璃板和显示装置 | |
WO2013047679A1 (ja) | 化学強化ガラス板及びその製造方法 | |
JP2013536153A (ja) | ガラス製品の端面を強化する方法 | |
TWI525056B (zh) | Chemically strengthened glass plate | |
WO2013035840A1 (ja) | 携帯機器用カバーガラスの製造方法 | |
JP4794982B2 (ja) | ガラス条の製造方法 | |
JP2012218995A (ja) | 強化ガラス板及びカバーガラスの製造方法並びにカバーガラス | |
WO2014045809A1 (ja) | 化学強化ガラスの製造方法 | |
JPWO2020075708A1 (ja) | 強化ガラスおよび強化ガラスの製造方法 | |
KR102436191B1 (ko) | 화학 강화 유리의 제조 방법 | |
JP6451495B2 (ja) | 化学強化ガラスの製造方法 | |
JP2012250905A (ja) | 電子機器用カバーガラスの製造方法および電子機器用カバーガラスのガラス基板保持具 | |
JP2019194143A (ja) | 化学強化ガラスの製造方法 | |
KR102289741B1 (ko) | 화학적으로 강화된 방현 유리 및 방현 처리용 유리 | |
JP2017165645A (ja) | 化学強化ガラスの製造方法 | |
JP2015157733A (ja) | 化学強化ガラス板の製造方法 | |
JP6152340B2 (ja) | 円板形状の基板の製造方法、及び研削又は研磨用キャリア | |
JP2023168218A (ja) | 化学強化後ガラス基板の製造方法、化学強化後ガラス基板のリワーク方法及び化学強化後ガラス基板 | |
US20230365463A1 (en) | Method for producing chemically strengthened glass substrate, method for reworking chemically strengthened glass substrate, and chemically strengthened glass substrate | |
CN117049793A (zh) | 化学强化后玻璃基板的制造方法、化学强化后玻璃基板的再加工方法和化学强化后玻璃基板 | |
WO2022196046A1 (ja) | 強化ガラス板および強化ガラス板の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210209 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210916 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210921 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211119 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20220208 |