JP2019189189A - シフト装置 - Google Patents

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康道 佐々木
Yasumichi Sasaki
康道 佐々木
宙樹 小野
Hiroki Ono
宙樹 小野
秀一 望月
Shuichi Mochizuki
秀一 望月
陽介 伏屋
Yosuke Fushiya
陽介 伏屋
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Abstract

【課題】シフト体が周方向側に回転されると共に軸方向側に変位される場合でもシフト体のシフト位置を検出する。【解決手段】シフト装置10では、ノブ14が一方向及び他方向に回転される際にホルダ22と一体にマグネットが回転されると共に、ノブ14が上下方向に変位される際にホルダ22と一体にマグネットが傾動される。このため、センサ基板28がマグネットの回転位置と傾動位置とを検出することで、ノブ14のシフト位置を検出できる。【選択図】図1

Description

本発明は、シフト体のシフト位置が検出されるシフト装置に関する。
下記特許文献1に記載のギヤシフト装置では、セレクタレバーが傾動されて、マグネットが傾動される。さらに、磁気センサがマグネットの傾動位置を検出して、セレクタレバーのシフト位置が検出される。
ここで、このようなギヤシフト装置では、セレクタレバーが周方向側に回転されると共に軸方向側に変位される場合でも、セレクタレバーのシフト位置を検出できるのが好ましい。
欧州特許出願公開第2636926号明細書
本発明は、上記事実を考慮し、シフト体が周方向側に回転されると共に軸方向側に変位される場合でもシフト体のシフト位置を検出できるシフト装置を得ることが目的である。
本発明の第1態様のシフト装置は、周方向側に回転されると共に軸方向側に変位されてシフト位置が変更されるシフト体と、前記シフト体が周方向側に回転されて回転されると共に前記シフト体が軸方向側に変位されて傾動される検出部と、前記検出部の回転位置及び傾動位置を検出して前記シフト体のシフト位置が検出される検出機構と、を備える。
本発明の第2態様のシフト装置は、本発明の第1態様のシフト装置において、前記シフト体側と前記検出部側とを接続し、前記シフト体が周方向側に回転されて前記検出部が回転されると共に、前記シフト体が軸方向側に変位されて前記検出部が傾動される接続部を備える。
本発明の第3態様のシフト装置は、本発明の第2態様のシフト装置において、前記接続部が前記検出部の前記検出機構とは反対側に配置される。
本発明の第4態様のシフト装置は、本発明の第1態様〜第3態様の何れか1つのシフト装置において、前記検出部を回転可能かつ傾動可能に支持する支持部を備える。
本発明の第5態様のシフト装置は、本発明の第1態様〜第4態様の何れか1つのシフト装置において、前記検出部の前記検出機構側の面に複数の磁極が設けられる。
本発明の第6態様のシフト装置は、本発明の第1態様〜第5態様の何れか1つのシフト装置において、前記シフト体が複数の軸方向側への変位位置において周方向側に回転されて前記検出部が複数の傾動位置において回転される。
本発明の第1態様のシフト装置では、シフト体が周方向側に回転されると共に軸方向側に変位されて、シフト体のシフト位置が変更される。
ここで、シフト体が周方向側に回転されて検出部が回転されると共に、シフト体が軸方向側に変位されて検出部が傾動される。さらに、検出機構が検出部の回転位置及び傾動位置を検出して、シフト体のシフト位置が検出される。このため、シフト体が周方向側に回転されると共に軸方向側に変位される場合でも、シフト体のシフト位置を検出できる。
本発明の第2態様のシフト装置では、シフト体側と検出部側とを接続部が接続しており、シフト体が周方向側に回転されて検出部が回転されると共に、シフト体が軸方向側に変位されて検出部が傾動される。このため、シフト体が周方向側に回転されて検出部が回転できると共に、シフト体が軸方向側に変位されて検出部が傾動できる。
本発明の第3態様のシフト装置では、接続部が検出部の検出機構とは反対側に配置される。このため、検出部と検出機構とを接近させて配置できる。
本発明の第4態様のシフト装置では、支持部が検出部を回転可能及び傾動可能に支持する。このため、シフト体が周方向側に回転されて検出部が適切に回転できると共に、シフト体が軸方向側に変位されて検出部が適切に傾動できる。
本発明の第5態様のシフト装置では、検出部の検出機構側の面に複数の磁極が設けられる。このため、検出部が発生する磁束の検出機構による検出精度を高くできる。
本発明の第6態様のシフト装置では、シフト体が複数の軸方向側への変位位置において周方向側に回転されて、検出部が複数の傾動位置において回転される。このため、シフト体が複数の軸方向側への変位位置において周方向側に回転される場合でも、シフト体のシフト位置を検出できる。
本発明の実施形態に係るシフト装置を示す右斜め前方から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係るシフト装置を示す右斜め前方から見た分解斜視図である。 (A)〜(E)は、本発明の実施形態に係るシフト装置を示す右方から見た側面図であり、(A)は、ノブが「H」位置に配置された際を示し、(B)は、ノブが「B」位置に配置された際を示し、(C)は、ノブが「N」位置に配置された際を示し、(D)は、ノブが「D」位置に配置された際を示し、(E)は、ノブが「R」位置に配置された際を示している。 本発明の実施形態に係るシフト装置の主要部を示す右方から見た断面図である。 (A)及び(B)は、本発明の実施形態に係るシフト装置のマグネット及び磁気センサを示す図であり、(A)は、後方から見た後面図であり、(B)は、後斜め上方から見た斜視図である。
図1には、本発明の実施形態に係るシフト装置10が右斜め前方から見た斜視図にて示されており、図2には、シフト装置10が右斜め前方から見た分解斜視図にて示されている。なお、図面では、シフト装置10の前方を矢印FRで示し、シフト装置10の右方を矢印RHで示し、シフト装置10の上方を矢印UPで示す。
本実施形態に係るシフト装置10は、車両(自動車)のコンソール(図示省略)に設置されて、車両の運転席(図示省略)の車両前側かつ車幅方向内側に配置されており、シフト装置10の前方、右方及び上方は、それぞれ車両の前方、右方及び上方に向けられている。
図1及び図2に示す如く、シフト装置10には、設置体としての樹脂製で略直方体形箱状のプレート12が設けられており、プレート12は、コンソール内に固定されている。プレート12には、上側のプレートアッパ12Aと下側のプレートロア12Bとが設けられており、プレート12は、プレートアッパ12Aとプレートロア12Bとが上下方向において組付けられて構成されている。
プレート12内には、シフト体としての略円柱状のノブ14が支持されており、ノブ14は、一方向(図1等の矢印Aの方向)及び他方向(図1等の矢印Bの方向)に回転(周方向(シフト方向、中心軸線周り)に回転)可能にされると共に、上下方向に変位(軸方向(セレクト方向)に変位)可能にされている。ノブ14は、プレート12の上壁(プレートアッパ12Aの上壁)を貫通されて、コンソールから車室内に露出されており、ノブ14は、車両の乗員(特に運転手)によって操作可能にされている。
ノブ14は、シフト位置(所定シフト位置)としての「H」位置(ホーム位置)に配置されており(図3(A)参照)、ノブ14は、「H」位置から一方向に回転されてシフト位置としての「B」位置(ブレーキ位置)に配置される(図3(B)参照)と共に、「H」位置から下方に変位されてシフト位置としての「N」位置(ニュートラル位置)に配置される(図3(C)参照)。さらに、ノブ14は、「N」位置から一方向に回転されてシフト位置としての「D」位置(ドライブ位置)に配置される(図3(D)参照)と共に、「N」位置から他方向に回転されてシフト位置としての「R」位置(リバース位置)に配置される(図3(E)参照)。
ノブ14の下側かつ右側の端部には、矩形柱状のアーム16が一体形成されており、アーム16は、下方に延出されて、プレート12の下壁(プレートロア12Bの下壁)を一方向及び他方向に回転可能かつ上下方向に変位可能に貫通している。アーム16の下端部には、接続部を構成する接続部位としての矩形状の接続孔16Aが貫通形成されており、接続孔16Aは、左右方向両側(ノブ14の径方向両側)に開放されている。
プレート12内には、付勢機構としての復帰機構(モーメンタリ機構、図示省略)が設けられており、復帰機構は、ノブ14を「H」位置側に付勢している。このため、ノブ14が「H」位置以外の位置に配置された状態で操作力を解除された際には、ノブ14が復帰機構の付勢力により「H」位置に復帰される。
プレート12の下側には、保持体としての樹脂製のケース18(図4参照)が配置されており、ケース18は、コンソール内に固定されている。ケース18には、上側のケースアッパ18A(カバー)と下側のケースロア18B(ケース本体)とが設けられており、ケース18は、ケースアッパ18Aとケースロア18Bとが上下方向において組付けられて構成されている。ケースアッパ18A及びケースロア18Bは、略直方体形箱状されており、ケースアッパ18A内及びケースロア18B内は、下側に開放されている。
ケース18には、支持部としての略円柱形枠状の支持枠20が形成されており、支持枠20は、ケースアッパ18Aの上壁とケースロア18Bの上壁とが構成している。支持枠20内は、下側に開放されると共に、上下方向中間部分が前側、後側及び右側に開放されている。支持枠20の側壁の内周面は、球面状の支持面20Aにされており、支持面20Aは、中心軸線がノブ14の中心軸線と一致されて、曲率中心がノブ14の中心軸線上に配置されている。
支持枠20内には、嵌合部としての樹脂製で略円柱形枠状のホルダ22(図4参照)が支持されており、ホルダ22の側面は、球面状の嵌合面22Aにされている。嵌合面22Aは、支持枠20の支持面20Aに嵌合されており、嵌合面22Aは、中心軸線が支持面20Aの中心軸線と一致されると共に、曲率中心が支持面20Aの曲率中心と一致されている。
嵌合面22Aの前端及び後端には、傾動軸としての円柱状のボス22Bが一体形成されており、前側及び後側のボス22Bは、それぞれ支持枠20の支持面20Aの前方及び後方に突出されている。一対のボス22Bは、同軸上に配置されており、一対のボス22Bの中心軸線は、嵌合面22Aの曲率中心を通過している。一対のボス22Bは、ケースアッパ18Aの上壁とケースロア18Bの上壁との間に上下方向において嵌合されており、ホルダ22は、一対のボス22Bを中心軸として上下方向(傾倒方向(図2の矢印Cの方向)及び復元方向(図2の矢印Dの方向))に傾動可能にされている。ケースアッパ18Aの上壁とケースロア18Bの上壁とは、一対のボス22Bの一方向及び他方向への回転を案内可能にされており、ホルダ22は、一対のボス22Bと一体に一方向及び他方向(支持面20Aの中心軸線周り)に回転可能にされている。
嵌合面22Aの右端上部には、略円柱状のジョイント24が一体形成されており、ジョイント24は、右方へ向かうに従い上方へ向かう方向に延出されて、支持枠20を一方向及び他方向に回転可能かつ上下方向に傾動可能に貫通している。ジョイント24の先端部には、接続部を構成する被接続部位としての球状の接続球24Aが形成されており、接続球24Aの中心(周面の曲率中心)は、嵌合面22Aの曲率中心の上側に配置されている。
接続球24Aは、ノブ14のアーム16の接続孔16Aに挿入されて、ノブ14が接続されており、接続球24Aは、接続孔16Aに左右方向(ノブ14及びホルダ22の周方向)及び上下方向において嵌合されている。このため、ノブ14が一方向及び他方向に回転される際には、それぞれ、接続孔16A及び接続球24Aが一体に一方向及び他方向に回転されて、ホルダ22がノブ14によって一方向及び他方向に回転される(図3における(A)と(B)との間及び(C)と(D)及び(E)との間を参照)。さらに、ノブ14が下方及び上方に変位される際には、それぞれ、接続球24Aが接続孔16Aに対し上下方向に回転かつホルダ22の傾動径方向に移動されつつ、接続孔16A及び接続球24Aが一体に下方及び上方に変位されて、ホルダ22がノブ14によって傾倒方向及び復元方向に傾動される(図3における(A)と(C)との間を参照)。また、ホルダ22が傾倒方向に傾動された際には、ジョイント24が水平方向に延出される(図3の(C)〜(E)参照)。なお、ノブ14のシフト位置が変更されるためのホルダ22の一方向及び他方向への回転角度は、例えば30°にされると共に、ノブ14のシフト位置が変更されるためのホルダ22の傾倒方向及び復元方向への傾動角度は、例えば17°以上18°以下にされている。
ホルダ22内には、検出部としての円柱状のマグネット26(図4、図5の(A)及び(B)参照)が固定されており、マグネット26は、中心軸線がホルダ22の嵌合面22Aの中心軸線と一致されると共に、中心(中心軸線の中央)が嵌合面22Aの曲率中心より下側に配置されている。マグネット26の上面及び下面には、それぞれN極とS極との一対の磁極が着磁されており、マグネット26の上面及び下面は、それぞれ上側及び下側において磁束を発生している。マグネット26は、ホルダ22と一体に、一方向及び他方向に回転可能にされると共に、傾倒方向及び復元方向に傾動可能にされており、これにより、マグネット26が発生する磁束の方向が変更可能にされている。
ケースロア18B内には、検出機構としての矩形板状のセンサ基板28(図4、図5の(A)及び(B)参照)が固定されており、センサ基板28は、上下方向に垂直に配置されている。センサ基板28の中央部には、検出部位としての磁気センサ28A(例えば3Dホールセンサ)が複数(本実施形態では3個)設けられており、複数の磁気センサ28Aは、センサ基板28における配置が互いに相違されている(本実施形態では、センサ基板28の上面に1個配置されると共に、センサ基板28の下面に2個配置されている)。複数の磁気センサ28Aは、マグネット26の下側に配置されており、磁気センサ28Aは、マグネット26の下面が発生する磁束H(図5の(A)及び(B)参照)の前後方向成分、左右方向成分及び上下方向成分を検出可能にされている。
マグネット26が一方向及び他方向に回転される際には、マグネット26の下面が発生する磁束Hがマグネット26と一体に一方向及び他方向に回転されて、磁気センサ28Aにおける磁束Hの前後方向成分及び左右方向成分が変化する。このため、磁気センサ28Aが磁束Hの前後方向成分及び左右方向成分を検出することで、マグネット26の一方向及び他方向への回転位置が検出される。マグネット26が傾倒方向及び復元方向に傾動される際には、マグネット26の下面が発生する磁束Hがマグネット26と一体に傾倒方向及び復元方向に傾動されて、磁気センサ28Aにおける磁束Hの上下方向成分が変化する。このため、磁気センサ28Aが磁束Hの上下方向成分を検出することで、マグネット26の傾倒方向及び復元方向への傾動位置が検出される。
次に、本実施形態の作用を説明する。
以上の構成のシフト装置10では、ノブ14が一方向及び他方向に回転及び上下方向に変位されて、ノブ14のシフト位置が変更される。
ここで、ノブ14が一方向及び他方向に回転される際には、ノブ14によってホルダ22及びマグネット26が一方向及び他方向に回転されると共に、ノブ14が上下方向に変位される際には、ノブ14によってホルダ22及びマグネット26が傾倒方向及び復元方向に傾動される。さらに、センサ基板28の磁気センサ28Aがマグネット26の一方向及び他方向への回転位置と傾倒方向及び復元方向への傾動位置とを検出することで、ノブ14の一方向及び他方向への回転位置及び上下方向への変位位置が検出されて、ノブ14のシフト位置が検出される。このため、ノブ14が一方向及び他方向に回転及び上下方向に変位される場合でも、ノブ14のシフト位置を検出できる。
また、マグネット26側におけるホルダ22(ジョイント24)の接続球24Aがノブ14(アーム16)の接続孔16Aにノブ14及びホルダ22の周方向及び上下方向において嵌合されている。このため、ノブ14が一方向及び他方向に回転されることで、マグネット26が一方向及び他方向に回転できると共に、ノブ14が上下方向に変位されることで、マグネット26が傾倒方向及び復元方向に傾動できる。
さらに、ケース18の支持枠20がホルダ22及びマグネット26を一方向及び他方向に回転可能かつ傾倒方向及び復元方向に傾動可能に支持している。このため、ノブ14が一方向及び他方向に回転されてマグネット26が適切に一方向及び他方向に回転できると共に、ノブ14が上下方向に変位されてマグネット26が適切に傾倒方向及び復元方向に傾動できる。
しかも、ノブ14が上側と下側との変位位置において一方向及び他方向に回転されて、ホルダ22及びマグネット26が復元方向側と傾倒方向側との傾動位置とにおいて一方向及び他方向に回転される。このため、ノブ14が上側と下側との変位位置において一方向及び他方向に回転される場合でも、センサ基板28の磁気センサ28Aがマグネット26の一方向及び他方向への回転位置と傾倒方向及び復元方向への傾動位置とを検出することで、ノブ14のシフト位置を検出できる。
さらに、ノブ14が上側と下側との変位位置において一方向及び他方向に回転される。このため、ノブ14が1つの上下方向への変位位置において一方向及び他方向に回転される場合とは異なり、ノブ14の一方向及び他方向への回転方向に配置するシフト位置の数を少なくでき、ノブ14の一方向及び他方向への回転量を小さくできる。
また、ホルダ22のジョイント24が上側に延出されて、ジョイント24の接続球24A及びノブ14(アーム16)の接続孔16A(接続球24A及び接続孔16Aの中心)がマグネット26(マグネット26の上端、中心及び下端)より上側(マグネット26のセンサ基板28とは反対側)に配置されている。このため、ホルダ22及びマグネット26が傾倒方向に傾動された際にジョイント24及びアーム16がセンサ基板28に干渉することを抑制できる。これにより、マグネット26とセンサ基板28とを接近させて配置でき、センサ基板28の磁気センサ28Aによるマグネット26の回転位置及び傾動位置の検出精度を高くできて、ノブ14のシフト位置の検出精度を高くできる。
さらに、マグネット26の下面(センサ基板28側の面)に一対の磁極が着磁されている。このため、マグネット26が下側(センサ基板28側)において磁束Hを効果的に発生することができ、センサ基板28の磁気センサ28Aによるマグネット26の回転位置及び傾動位置の検出精度を効果的に高くできて、ノブ14のシフト位置の検出精度を効果的に高くできる。
しかも、ホルダ22及びマグネット26の傾動中心O(ホルダ22の嵌合面22Aの曲率中心、図5(A)参照)がマグネット26の中心より上側に配置されている。このため、ホルダ22及びマグネット26の傾動によるマグネット26の傾動量を大きくでき、センサ基板28の磁気センサ28Aによるマグネット26の傾動位置の検出精度を効果的に高くできて、ノブ14のシフト位置の検出精度を効果的に高くできる。
また、センサ基板28に複数の磁気センサ28Aが設けられると共に、複数の磁気センサ28Aの配置が互いに相違されている。このため、マグネット26が発生する磁束Hを複数の磁気センサ28Aが互いに異なる位置において検出することで、マグネット26の回転位置及び傾動位置の検出精度を効果的に高くできて、ノブ14のシフト位置の検出精度を効果的に高くできる。
なお、本実施形態では、マグネット26の下面に一対の磁極(N極及びS極)を着磁した。しかしながら、マグネット26の下面に複数対の磁極(N極及びS極)を着磁してもよい。
さらに、本実施形態では、ホルダ22及びマグネット26の傾動中心Oをマグネット26の中心より上側に配置した。しかしながら、ホルダ22及びマグネット26の傾動中心Oをマグネット26の上端より上側に配置してもよい。しかも、ホルダ22及びマグネット26の傾動中心Oをマグネット26の中心と一致させてもよく、ホルダ22及びマグネット26の傾動中心Oをマグネット26の中心より下側に配置してもよい。
また、本実施形態では、シフト装置10をコンソールに設置した。しかしながら、シフト装置10をインストルメントパネルやコラムカバーに設置してもよい。
10・・・シフト装置、14・・・ノブ(シフト体)、16A・・・接続孔(接続部)、20・・・支持枠(支持部)、24A・・・接続球(接続部)、26・・・マグネット(検出部)、28・・・センサ基板(検出機構)

Claims (6)

  1. 周方向側に回転されると共に軸方向側に変位されてシフト位置が変更されるシフト体と、
    前記シフト体が周方向側に回転されて回転されると共に前記シフト体が軸方向側に変位されて傾動される検出部と、
    前記検出部の回転位置及び傾動位置を検出して前記シフト体のシフト位置が検出される検出機構と、
    を備えるシフト装置。
  2. 前記シフト体側と前記検出部側とを接続し、前記シフト体が周方向側に回転されて前記検出部が回転されると共に、前記シフト体が軸方向側に変位されて前記検出部が傾動される接続部を備える請求項1記載のシフト装置。
  3. 前記接続部が前記検出部の前記検出機構とは反対側に配置される請求項2記載のシフト装置。
  4. 前記検出部を回転可能かつ傾動可能に支持する支持部を備える請求項1〜請求項3の何れか1項記載のシフト装置。
  5. 前記検出部の前記検出機構側の面に複数の磁極が設けられる請求項1〜請求項4の何れか1項記載のシフト装置。
  6. 前記シフト体が複数の軸方向側への変位位置において周方向側に回転されて前記検出部が複数の傾動位置において回転される請求項1〜請求項5の何れか1項記載のシフト装置。
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JP2017036949A (ja) * 2015-08-07 2017-02-16 株式会社東海理化電機製作所 磁気検出装置

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