JP2019202736A - シフト装置 - Google Patents

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Yosuke Fushiya
陽介 伏屋
宙樹 小野
Hiroki Ono
宙樹 小野
秀一 望月
Shuichi Mochizuki
秀一 望月
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Abstract

【課題】簡単な構成で移動部に検出部を組付ける。【解決手段】シフト装置10では、マグネット体26が組付けられる際に、ホルダ28内に下側からマグネット38が挿入される。ここで、ホルダ28に付勢バー34が一体に設けられており、付勢バー34がマグネット38を下側に付勢した状態で、ホルダ28内にマグネット38が組付けられる。このため、簡単な構成でホルダ28内にマグネット38を組付けることができる。【選択図】図4

Description

本発明は、移動部の移動位置が検出されるシフト装置に関する。
下記特許文献1に記載の回転角度検出装置では、ホルダの凹部内に磁石が固定されており、ホルダ及び磁石が一体回転される。さらに、磁石が磁気検出素子に対向されており、磁気検出素子が磁石の回転位置を検出して、ホルダの回転位置が検出される。
ここで、このような回転角度検出装置では、簡単な構成でホルダに磁石を組付けることができるのが好ましい。
特開2015−45557号公報
本発明は、上記事実を考慮し、簡単な構成で移動部に検出部を組付けることができるシフト装置を得ることが目的である。
本発明の第1態様のシフト装置は、移動されてシフト位置が変更されるシフト体と、付勢部が一体に設けられ、移動可能にされる移動部と、前記付勢部が一側に付勢した状態で前記移動部に組付けられ、前記移動部が移動されて移動される検出部と、前記検出部の一側に配置され、前記検出部の移動位置を検出して前記移動部の移動位置が検出される検出機構と、を備える。
本発明の第2態様のシフト装置は、本発明の第1態様のシフト装置において、前記移動部に設けられ、前記検出部の一側への移動を制限する制限部を備える。
本発明の第3態様のシフト装置は、本発明の第1態様又は第2態様のシフト装置において、前記移動部に設けられ、前記検出部の前記付勢部による付勢方向に対する垂直方向側への移動を規制する規制部を備える。
本発明の第1態様のシフト装置では、シフト体が移動されて、シフト位置が変更される。また、移動部に検出部が組付けられており、移動部が移動されて、検出部が移動される。さらに、検出部の一側に検出機構が配置されており、検出機構が検出部の移動位置を検出して、移動部の移動位置が検出される。
ここで、移動部に付勢部が一体に設けられており、付勢部が検出部を一側に付勢した状態で移動部に検出部が組付けられる。このため、付勢部を移動部と別体で設ける場合とは異なり、簡単な構成で移動部に検出部を組付けることができる。
本発明の第2態様のシフト装置では、移動部の制限部が検出部の一側への移動を制限する。このため、付勢部の付勢力による検出部の一側への移動を制限できる。
本発明の第3態様のシフト装置では、移動部の規制部が検出部の付勢部による付勢方向に対する垂直方向側への移動を規制する。このため、検出部の付勢部による付勢方向に対する垂直方向側への移動を規制できる。
本発明の実施形態に係るシフト装置を示す前方から見た断面図である。 (A)〜(C)は、本発明の実施形態に係るシフト装置のマグネット体を示す右斜め前方から見た斜視図であり、(A)は、マグネット体のホルダを示し、(B)は、マグネット体のシールドを示し、(C)は、マグネット体のマグネットを示している。 (A)〜(C)は、本発明の実施形態に係るシフト装置のマグネット体を示す図であり、(A)は、右斜め前方から見た斜視図であり、(B)は、上方から見た平面図であり、(C)は、前方から見た正面図である。 (A)〜(C)は、本発明の実施形態に係るシフト装置のマグネット体を示す図であり、(A)は、図3(B)の4A−4A線断面図であり、(B)は、図3(B)の4B−4B線断面図であり、(C)は、図3(B)の4C−4C線断面図である。 (A)は、本発明の実施形態に係るシフト装置のケースロアを示す右斜め前方から見た分解斜視図であり、(B)は、本発明の実施形態に係るシフト装置のマグネット体を示す左斜め前方から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係るシフト装置の組付状況を示す前方から見た断面図である。
図1には、本発明の実施形態に係るシフト装置10が前方から見た断面図にて示されている。なお、図面では、シフト装置10の前方を矢印FRで示し、シフト装置10の右方を矢印RHで示し、シフト装置10の上方を矢印UPで示す。
本実施形態に係るシフト装置10は、車両(自動車)のコンソール(図示省略)に設置されて、車両の運転席(図示省略)の車両前側かつ車幅方向内側に配置されており、シフト装置10の前方、右方及び上方は、それぞれ車両の前方、右方及び上方に向けられている。
図1に示す如く、シフト装置10の上側には、本体装置としてのプレートユニット10Aが設けられている。
プレートユニット10Aには、設置体としての樹脂製のプレート12が設けられており、プレート12は、コンソール内に固定されている。プレート12には、上側のプレートアッパ12Aと下側のプレートロア12Bとが設けられており、プレート12は、プレートアッパ12Aとプレートロア12Bとが上下方向において組付けられて構成されている。
プレートアッパ12A及びプレートロア12Bは、略直方体形箱状にされており、プレートアッパ12A内は、下側に開放されると共に、プレートロア12Bの上壁が下側から閉鎖している。プレートロア12Bの上壁の右端部には、貫通孔14が形成されており、貫通孔14は、略前後方向に延伸されて、長手方向が右側に凸状に湾曲されている。プレートロア12Bの上壁下面には、誘導部としての誘導突起16が一体形成されており、誘導突起16は、貫通孔14の前後方向中央部の左側に隣接されると共に、下面が右方へ向かうに従い下方へ向かう方向に傾斜されている。また、プレートロア12B内は、下側及び左側に開放されている。
プレートアッパ12A内には、シフト体としての略円柱状のノブ18が支持されており、ノブ18は、中心軸線周りの周方向(シフト方向)である一方向(図1の矢印Aの方向)及び他方向(図1の矢印Bの方向)に回転(移動)可能にされると共に、軸方向(セレクト方向)である上下方向に変位(移動)可能にされている。ノブ18は、プレートアッパ12Aの上壁を貫通されて、コンソールから車室内に露出されており、ノブ18は、車両の乗員(特に運転手)によって操作可能にされている。
ノブ18は、シフト位置(所定シフト位置)としての「H」位置(ホーム位置)に配置されており、ノブ18は、「H」位置から一方向に回転されてシフト位置としての「B」位置(ブレーキ位置)に配置されると共に、「H」位置から下方に変位されてシフト位置としての「N」位置(ニュートラル位置)に配置される。さらに、ノブ18は、「N」位置から一方向に回転されてシフト位置としての「D」位置(ドライブ位置)に配置されると共に、「N」位置から他方向に回転されてシフト位置としての「R」位置(リバース位置)に配置される。
ノブ18の下側かつ右側の端部には、矩形柱状のアーム20が一体形成されており、アーム20は、下方に延出されて、プレートロア12Bの貫通孔14を一方向及び他方向に回転可能かつ上下方向に変位可能に貫通している。アーム20の下端部には、接続部としての矩形状の接続孔20Aが貫通形成されており、接続孔20Aは、左右方向両側(ノブ18の径方向両側)に開放されると共に、プレートロア12Bの誘導突起16の右側における直下に配置されている。
プレートアッパ12A内には、付勢機構としての復帰機構(モーメンタリ機構、図示省略)が設けられており、復帰機構は、ノブ18を「H」位置側に付勢している。このため、ノブ18が「H」位置以外の位置に配置された状態で操作力を解除された際には、ノブ18が復帰機構の付勢力により「H」位置に復帰される。
シフト装置10の下側には、検出装置としてのセンサユニット10Bが設けられており、センサユニット10Bは、プレートロア12B内に左側から挿入されて組付けられている(図6参照)。
センサユニット10Bには、収容体としての樹脂製のケース22が設けられており、センサユニット10Bがプレートロア12B内に左側から挿入される際には、ケース22がプレートロア12Bによって前後方向及び上下方向への移動を規制されつつ右方への移動を案内される。
ケース22には、上側のケースアッパ22A(カバー)と下側のケースロア22B(ケース本体)とが設けられており、ケース22は、ケースアッパ22Aとケースロア22Bとが上下方向において組付けられて構成されている。ケースアッパ22A及びケースロア22Bは、略直方体形箱状されており、ケースアッパ22A内は、下側に開放されると共に、ケースロア22Bの上壁が下側から閉鎖している。
ケース22には、支持部としての略円柱形枠状の支持枠24が形成されており、支持枠24は、ケースアッパ22Aの上壁中央部とケースロア22Bの上壁中央部とが構成している。支持枠24内は、下側に開放されると共に、上下方向中間部分が前側、後側及び右側に開放されている(図5(A)参照)。支持枠24の側壁の内周面には、球面状の支持面24Aが形成されており、支持面24Aは、中心軸線がノブ18の中心軸線と一致されて、曲率中心がノブ18の中心軸線上に配置されている。
支持枠24の側壁には、左端部の下部において、保持部としての略湾曲板状の保持フック24B(図5(A)参照)が形成されており、保持フック24Bは、上端部を中心として左右方向に弾性傾動可能にされると共に、下端部が支持枠24内(右側)に突出されている。支持枠24の側壁には、保持フック24Bの下端部の前側及び後側において、案内部としての略三角柱状の案内突起24C(図5(A)参照)が突出形成されており、案内突起24Cは、支持枠24内(右側)に突出されている。案内突起24Cの保持フック24B側の面は、上方へ向かうに従い保持フック24Bとは反対側(前側又は後側)へ向かう方向に傾斜されており、案内突起24C間の前後方向寸法は、上方へ向かうに従い大きくされている。
支持枠24内には、移動体としてのマグネット体26(図3の(A)〜(C)及び図4の(A)〜(C)参照)が収容されている。
マグネット体26には、移動部としての樹脂製で略円柱形枠状のホルダ28(図2(A)参照)が設けられており、ホルダ28内は、下側に開放されている。ホルダ28の側面には、球面状の嵌合面28Aが形成されており、嵌合面28Aが支持枠24の支持面24Aに嵌合されて、ホルダ28が支持枠24内に支持されている。嵌合面28Aの中心軸線は、支持面24Aの中心軸線と一致されており、嵌合面28Aの曲率中心は、支持面24Aの曲率中心と一致されている。
ホルダ28の側面の前端及び後端には、傾動軸としての円柱状のボス28Bが一体形成されており、前側及び後側のボス28Bは、それぞれ支持枠24の支持面24Aの前方及び後方に突出されている。一対のボス28Bは、同軸上に配置されており、一対のボス28Bの中心軸線は、嵌合面28Aの曲率中心を通過している。一対のボス28Bは、ケースアッパ22Aの上壁とケースロア22Bの上壁との間に上下方向において嵌合されており、ホルダ28は、一対のボス28Bを中心軸として上下方向(傾倒方向(図1の矢印Cの方向)及び復元方向(図1の矢印Dの方向))に傾動可能にされている。ケースアッパ22Aの上壁とケースロア22Bの上壁とは、一対のボス28Bの一方向及び他方向への回転を案内可能にされており、ホルダ28は、一対のボス28Bと一体に一方向及び他方向(支持面24Aの中心軸線周り)に回転可能にされている。
ホルダ28の側面の右端上部には、略円柱状のジョイント30が一体形成されており、ジョイント30は、右方へ向かうに従い上方へ向かう方向に延出されて、支持枠24を一方向及び他方向に回転可能かつ上下方向に傾動可能に貫通している。
ジョイント30の先端部には、被接続部としての球状の接続球30Aが形成されている。接続球30Aは、ノブ18のアーム20の接続孔20Aに挿入されて、ノブ18が接続されており、接続球30Aは、接続孔20Aに左右方向(ノブ18及びホルダ28の周方向)及び上下方向において嵌合されている。このため、ノブ18が一方向及び他方向に回転される際には、それぞれ、接続孔20A及び接続球30Aが一体に一方向及び他方向に回転されて、ホルダ28がノブ18によって一方向及び他方向に回転される。さらに、ノブ18が下方及び上方に変位される際には、それぞれ、接続孔20A及び接続球30Aが一体に下方及び上方に変位されて、ホルダ28がノブ18によって傾倒方向及び復元方向に傾動される。
ホルダ28の側壁は、周方向において、4個の側壁部28Cに分割されており、側壁部28Cは、ホルダ28の前側、後側、左側及び右側の部分に配置されている。側壁部28Cの上部間は、矩形板状の連結板28Dによって連結されており、連結板28Dは、ホルダ28の嵌合面28Aより径方向内側に配置されている。連結板28Dには、制限部としての略長尺矩形板状のフック32(図4(C)参照)が一体形成されており、フック32は、下方に延出されると共に、ホルダ28の嵌合面28Aより径方向内側に配置されている。フック32の下端部には、三角形柱状のフック部32Aが形成されており、フック部32Aは、ホルダ28の径方向内側に突出されると共に、上面が上下方向に垂直に配置されている。
左側及び右側の側壁部28Cには、前端部及び後端部において、規制部としての長尺矩形板状の規制板28E(図4(B)参照)が一体形成されており、規制板28Eは、上下方向に延伸されて、ホルダ28の上壁と一体にされている。規制板28Eは、ホルダ28の径方向内側に突出されており、規制板28Eの突出端面(ホルダ28径方向内側の面)は、ホルダ28の径方向に対し垂直に配置されている。
ホルダ28の上壁には、付勢部としての逆J字形棒状の付勢バー34(図4(A)参照)が一体形成されており、付勢バー34の基端側部分は、上側に突出されている。付勢バー34の先端側部分は、下方に延出されており、付勢バー34の先端側部分は、ホルダ28の上壁を貫通している。付勢バー34の先端面には、球面状の付勢面34Aが形成されており、付勢面34Aは、下側に突出されている。
ホルダ28の側壁の左端部には、被保持部としての略台形板状の保持板36(図5(B)参照)が一体形成されており、保持板36は、下側に突出されると共に、ホルダ28の嵌合面28Aの径方向内側に配置されている。保持板36の前面及び後面は、上方へ向かうに従い保持板36の前後方向外側(前側又は後側)へ向かう方向に傾斜されており、保持板36の前後方向寸法は、上方へ向かうに従い大きくされている。保持板36の前後方向中央部には、正面視矩形状の保持孔36Aが形成されており、保持孔36Aは、左側に開放されている。ホルダ28がノブ18によって傾倒方向及び復元方向に傾動される際には、保持板36がケース22の支持枠24における保持フック24Bの下端部及び案内突起24Cに到達不能にされている。
マグネット体26には、検出部としての円柱状のマグネット38(図2(C)参照)が設けられており、マグネット38は、ホルダ28内に収容されている。マグネット38の下部には、前側及び後側における左部及び右部において、被制限部としての矩形柱状の制限孔38Aが形成されており、制限孔38Aは、マグネット38の径方向外側及び下側に開放されると共に、上面が上下方向に垂直に配置されている。制限孔38Aには、ホルダ28のフック32のフック部32Aが挿入されており、制限孔38Aの上面にフック部32Aの上面が当接されて、マグネット38のホルダ28に対する下方への移動が制限されている(図4(C)参照)。
マグネット38の側面には、ホルダ28の各規制板28Eの突出端面が当接されており、これにより、マグネット38のホルダ28に対する前後方向及び左右方向への移動が規制されている(図4(C)参照)。このため、マグネット38は、ホルダ28に対し前後方向及び左右方向において位置決めされており、マグネット38の中心軸線は、ホルダ28の嵌合面28Aの中心軸線と一致されている。また、マグネット38は、少なくとも下側に磁場を発生している。
マグネット体26には、遮蔽部としての金属製で板状のシールド40(図2(B)参照)が設けられており、シールド40は、マグネット38と共にホルダ28内に収容されている。シールド40の上端には、略円板状の上板40Aが設けられており、上板40Aは、マグネット38の上面を被覆している(図4の(A)〜(C)参照)。シールド40の前端、後端、左端及び右端には、矩形板状の側板40Bが設けられており、側板40Bは、上板40Aから下方に延出されて、マグネット38の前側面、後側面、左側面及び右側面を被覆している(図4(A)参照)。シールド40は、上側からの外部磁場を遮蔽しており、これにより、マグネット38が下側に発生する磁場に当該外部磁場が影響を与えることが抑制されている。
シールド40の上板40Aには、マグネット38の中心軸線上において、ホルダ28の付勢バー34の付勢面34Aが当接されており、付勢バー34は、シールド40及びマグネット38を下側に付勢している(図4の(A)〜(C)参照)。付勢バー34は、シールド40及びマグネット38のホルダ28に対する上方への移動を制限しており、上板40Aとホルダ28の上壁との間には、隙間が形成されている。また、付勢バー34によるシールド40及びマグネット38に対する下側への付勢力は、ホルダ28の全てのフック32によるシールド40及びマグネット38に対する上側への付勢力(下側移動の制限力)に比し小さくされている。
マグネット体26は、ホルダ28、マグネット38及びシールド40が一体となって、一方向及び他方向に回転(移動)可能にされると共に、傾倒方向及び復元方向に傾動(移動)可能にされており、これにより、マグネット38が下側に発生する磁場が変更可能にされている。
ケースロア22B内には、検出機構としての板状のセンサ基板42が固定されており、センサ基板42は、上下方向に垂直に配置されている。センサ基板42の中央部には、検出部位としての磁気センサ42A(例えば3Dホールセンサ)が設けられており、磁気センサ42Aは、マグネット38の下側に配置されている。このため、マグネット38が下側に発生する磁場を磁気センサ42Aが検出することで、マグネット38の一方向及び他方向への回転位置と傾倒方向及び復元方向への傾動位置とが検出されて、マグネット体26の一方向及び他方向への回転位置と傾倒方向及び復元方向への傾動位置とが検出される。
次に、本実施形態の作用を説明する。
以上の構成のシフト装置10では、ノブ18が一方向及び他方向に回転及び上下方向に変位されて、ノブ18のシフト位置が変更される。
ノブ18が一方向及び他方向に回転される際には、ノブ18によってマグネット体26(ホルダ28、マグネット38及びシールド40)が一方向及び他方向に回転されると共に、ノブ18が上下方向に変位される際には、ノブ18によってマグネット体26が傾倒方向及び復元方向に傾動される。さらに、センサ基板42の磁気センサ42Aがマグネット体26の一方向及び他方向への回転位置と傾倒方向及び復元方向への傾動位置とを検出することで、ノブ18の一方向及び他方向への回転位置及び上下方向への変位位置が検出されて、ノブ18のシフト位置が検出される。
ところで、マグネット体26が組付けられる際には、ホルダ28内に下側からマグネット38及びシールド40が挿入される。この際には、ホルダ28のフック32のフック部32Aがマグネット38の側面に当接されて、フック32がホルダ28の径方向外側に弾性傾動されると共に、ホルダ28の付勢バー34の付勢面34Aにシールド40の上板40Aが当接されて、付勢バー34が上側に弾性傾動される。さらに、フック32がホルダ28の径方向内側に弾性復元されて、フック部32Aがマグネット38の制限孔38Aに挿入される。
ここで、ホルダ28に付勢バー34が一体に設けられており、付勢バー34がマグネット38及びシールド40を下側(センサ基板42側、一側)に付勢した状態で、ホルダ28内にマグネット38及びシールド40が組付けられる。このため、付勢バー34をホルダ28と別体で設ける場合とは異なり、簡単な構成でホルダ28内にマグネット38及びシールド40を組付けることができると共に、部品点数を低減できる。
また、マグネット38の制限孔38Aの上面にホルダ28のフック32のフック部32A上面が当接されて、フック32がマグネット38及びシールド40の下側への移動を制限している。このため、付勢バー34の付勢力によるマグネット38及びシールド40の下側への移動を制限できる。
さらに、ホルダ28の上壁とシールド40の上板40Aとの間に隙間が形成されている。このため、ホルダ28内に下側からマグネット38及びシールド40が挿入される際には、マグネット38及びシールド40が、ホルダ28内への組付位置を当該隙間分越えてから(オーバーストロークしてから)、付勢バー34の付勢力によりホルダ28内への組付位置に移動される。これにより、ホルダ28内へのマグネット38及びシールド40の挿入量を大きくでき、マグネット38の制限孔38Aへのフック32のフック部32Aの挿入量を大きくできて、フック32のホルダ28径方向内側への弾性復元量を大きくできる。したがって、フック32がホルダ28の嵌合面28Aより径方向外側に突出されることを抑制でき、フック32がケース22の支持枠24に対し摺動することを抑制できて、ホルダ28の支持枠24に対する回転抵抗及び傾動抵抗を小さくできる。しかも、ホルダ28内にマグネット38及びシールド40が組付けられる際に制限孔38Aへのフック部32Aの挿入によるクリック感を得ることができると共に、制限孔38Aへのフック部32Aの挿入不良によるホルダ28内へのマグネット38及びシールド40の組付不良を低減できる。
また、マグネット38の制限孔38Aの上面及びフック32のフック部32Aの上面が上下方向に垂直に配置されている。このため、ホルダ28内に下側からマグネット38及びシールド40が挿入される際には、制限孔38Aへのフック部32Aの挿入量を効果的に大きくできて、フック32のホルダ28径方向内側への弾性復元量を効果的に大きくでき、ホルダ28の支持枠24に対する回転抵抗及び傾動抵抗を効果的に小さくできる。
さらに、マグネット38の制限孔38Aの上面及びフック32のフック部32Aの上面が上下方向に垂直に配置されることで、マグネット38のホルダ28に対する上下方向位置が規定されている。しかも、ホルダ28の規制板28Eの突出端面が、マグネット38の側面に当接されて、マグネット38のホルダ28に対する前後方向及び左右方向(マグネット38の付勢バー34による付勢方向に対する垂直方向)への移動を規制している。このため、マグネット38のホルダ28に対する上下方向、前後方向及び左右方向における位置を規定でき、マグネット38のホルダ28に対する配置精度を高くできる。これにより、ホルダ28の回転及び傾動によるマグネット38の回転位置及び傾動位置の精度を高くでき、磁気センサ42Aによるマグネット体26の回転位置及び傾動位置の検出精度を高くできて、ノブ18の回転位置及び変位位置の検出精度を高くできる。
また、シフト装置10が組付けられる際には、プレートユニット10A(プレート12及びノブ18を含む)のプレートロア12Bによってセンサユニット10B(ケース22、マグネット体26及びセンサ基板42を含む)のケース22が案内されつつ、プレートロア12B内に左側からセンサユニット10Bが挿入される(図6参照)。
プレートロア12B内にセンサユニット10Bが挿入される前には、マグネット体26が復元方向に傾動されて、マグネット体26のホルダ28の保持板36がケース22の支持枠24の案内突起24C間に挿入されることで、保持板36によって支持枠24の保持フック24Bが一時的に弾性傾動されて、保持板36の保持孔36Aに保持フック24Bの下端部が嵌合される。このため、保持板36の一方向及び他方向への回転と傾倒方向及び復元方向への移動とが制限されて、マグネット体26の一方向及び他方向への回転と傾倒方向及び復元方向への傾動とが制限される。これにより、マグネット体26が復元方向に傾動された状態で回転及び傾動を制限されて、マグネット体26が支持枠24に保持(仮固定)される。
プレートロア12B内にセンサユニット10Bが挿入される際には、ホルダ28のジョイント30の接続球30Aがプレートロア12Bの誘導突起16の下面に当接されて、マグネット体26が傾倒方向に傾動される。このため、ホルダ28の保持板36の保持孔36Aによって保持フック24Bが弾性傾動されて、保持孔36Aから保持フック24Bの下端部が離脱されることで、マグネット体26の一方向及び他方向への回転制限と傾倒方向及び復元方向への傾動制限とが解除されて、マグネット体26の支持枠24への保持が解除される。そして、誘導突起16の下面によって、接続球30Aがノブ18のアーム20の接続孔20Aに誘導されつつ、マグネット体26が傾倒方向に傾動されることで、接続球30Aが接続孔20Aに挿入されて、ノブ18とマグネット体26とが接続される。
ここで、プレートロア12B内にセンサユニット10Bが挿入される際には、マグネット体26が支持枠24に保持されることで、ジョイント30の接続球30Aを誘導突起16の下面に当接できると共に、誘導突起16の下面によって接続球30Aをアーム20の接続孔20Aに誘導できて、接続球30Aを接続孔20Aに自動的に挿入できる。このため、プレートロア12B内にセンサユニット10Bが挿入される際にマグネット体26が不要に回転又は傾動されて接続球30Aが接続孔20Aに挿入されないことを抑制でき、ノブ18とマグネット体26とを容易に接続できる。
さらに、支持枠24における案内突起24Cの保持フック24B側の面が上方へ向かうに従い保持フック24Bとは反対側へ向かう方向に傾斜されると共に、ホルダ28の保持板36の前面及び後面が上方へ向かうに従い保持板36の前後方向外側へ向かう方向に傾斜されている。このため、プレートロア12B内にセンサユニット10Bが挿入される前にマグネット体26が復元方向に傾動される際には、案内突起24C間に保持板36が案内されることで、保持板36の保持孔36Aに保持フック24Bの下端部を容易に挿入できて、マグネット体26を支持枠24に容易に保持させることができる。
また、支持枠24に保持フック24B及び案内突起24Cが一体に設けられると共に、ホルダ28の保持板36及び保持孔36Aが一体に設けられている。このため、マグネット体26を支持枠24に保持させるための別部品又は工具を不要にできる。
さらに、シフト装置10が組付けられた状態では、マグネット体26がノブ18によって傾動されても、ホルダ28の保持板36が支持枠24の保持フック24B下端部及び案内突起24Cに到達不能にされている。このため、保持板36が案内突起24C間に挿入されて保持板36の保持孔36Aに保持フック24Bの下端部が嵌合されることを制限でき、マグネット体26のノブ18による回転及び傾動が制限されることを抑制できる。
なお、本実施形態では、ホルダ28の上壁から一体に付勢バー34(付勢部)が1つ設けられて、付勢バー34の付勢面34Aがマグネット38の中心軸線上を付勢する。しかしながら、ホルダ28の側壁から一体に付勢部が設けられてもよく、また、複数の付勢部が分散されて配置されてもよい。
また、本実施形態では、シールド40が設けられて、マグネット38がシールド40によって被覆される。しかしながら、シールド40が設けられなくてもよく、また、シールド40が設けられても付勢バー34(付勢部)がマグネット38にシールド40を介さずに直接接触されてもよい。
さらに、本実施形態では、ホルダ28にマグネット38をフック32により組付けた。しかしながら、ホルダ28にマグネット38を回転組み(例えば螺合による組付け)により組付けてもよい。
また、本実施形態では、移動部をマグネット体26のホルダ28にして、マグネット体26の移動位置を検出可能にした。しかしながら、移動部をノブ18に設けて、ノブ18の移動位置を検出可能にしてもよい。さらに、移動されてノブ18の移動を規制する規制体をシフト装置10に設けると共に、規制体に移動部を設けて、規制体の移動位置を検出可能にしてもよい。しかも、駆動力により移動されてノブ18を移動させる駆動体をシフト装置10に設けると共に、駆動体に移動部を設けて、駆動体の移動位置を検出可能にしてもよい。
さらに、本実施形態では、ノブ18が、回転可能にされると共に、変位(スライド)可能にされる。しかしながら、ノブ18が傾動可能にされてもよい。
また、本実施形態では、シフト装置10をコンソールに設置した。しかしながら、シフト装置10をインストルメントパネルやコラムカバーに設置してもよい。
10・・・シフト装置、18・・・ノブ(シフト体)、28・・・ホルダ(移動部)、28E・・・規制板(移動板)、32・・・フック(制限部)、34・・・付勢バー(付勢部)、38・・・マグネット(検出部)、42・・・センサ基板(検出機構)

Claims (3)

  1. 移動されてシフト位置が変更されるシフト体と、
    付勢部が一体に設けられ、移動可能にされる移動部と、
    前記付勢部が一側に付勢した状態で前記移動部に組付けられ、前記移動部が移動されて移動される検出部と、
    前記検出部の一側に配置され、前記検出部の移動位置を検出して前記移動部の移動位置が検出される検出機構と、
    を備えるシフト装置。
  2. 前記移動部に設けられ、前記検出部の一側への移動を制限する制限部を備える請求項1記載のシフト装置。
  3. 前記移動部に設けられ、前記検出部の前記付勢部による付勢方向に対する垂直方向側への移動を規制する規制部を備える請求項1又は請求項2記載のシフト装置。
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