JP2019188609A - 偽造防止カードならびに偽造防止カードの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】カード券面のデザイン性に影響を与えることなく、また比較的コストが高くつく着色シートなどを用いることなく、カード側面部に任意の装飾を付与することにより、高い意匠性と偽造防止性を有するとともに、実運用に耐え得る耐久性を有する偽造防止カードを提供する。【解決手段】少なくとも2層以上の樹脂層を積層した積層体からなるカードであって、前記カードの側面部に、少なくとも保護層と接着層とを有する装飾層が設けられており、前記保護層の膜厚が1μm〜10μmであることを特徴とする偽造防止カード。【選択図】図1

Description

本発明は、装飾性に優れたICカードや磁気カード等の高い意匠性と偽造防止性を備えたデザインカードに関するものである。
従来から、キャッシュカードやクレジットカード、IDカード等の各種分野において、磁気カードやICカードなどが、幅広く使われてきた。
この様なカードは、一般に単層あるいは複数層からなるコアシートと、このコアシートを両面から挟み込むように設けられたオーバーシートとを積層して形成される。
この時、カードに施される装飾として代表的な手法として、絵柄などの印刷が施されるが、印刷方法としては、コアシート表面に形成して、オーバーシートで覆う方法や、オーバーシート上に、隠蔽層などを形成した後に印刷を施すオーバープリント方式などが用いられてきた。
しかし、これらはいずれもカードを平面視した際の券面への加飾であり、カードを複数枚重ねて持ち歩く場合など、カードを確認するために、1枚毎の券面を確認する必要があった。
この様な問題に対し、必ずしもカード側面への加飾を意図するものではないが、カード側面が他のカードと異なるものとして観察し得るものとして、例えば、特許文献1〜特許文献3のような提案がなされている。
特許文献1は、単層又は多層の有色コアシートの表面に、前記コアシートと同色であって濃度の異なるインキで、文字等の印刷を行うとともに、コアシートとは異なる色のインキで任意のパターン印刷を施すことが記されており、これにより、通常の観察では、異なる色のインキによるパターンが強く認識され、カードを傾けた時に、同色の印刷が視認されるというものである。
また、特許文献2は、コアシートの上部に、光透過性着色シートを少なくとも積層したカードにおいて、コアシートと光透過性着色シートとの間には熱変色性で画像が形成されており、その画像は常温下では光透過性着色シート下に隠蔽されるように、その色相及び濃度が調整されていることが記されており、カードを加熱あるいは冷却した時に画像が視認されるというものである。
特許文献3は、表層、中間層及び裏層の3層構成としたICカードのコアシート用の樹脂シートであって、表層及び裏層のフィラー含有量を中間層のフィラー含有量よりも少なくし、各層の樹脂に着色剤を添加し、この着色剤の割合が中間層よりも表裏層で多いことが記されており、埋め込まれたICチップが透けて見えないように隠蔽性を高めるというものである。
これらは、いずれもカードを平面視した際の券面における視覚効果を求めたもので、カードの側面部に対する加飾を考慮したものではなく、また、シート全体が着色されていることから、用いる着色剤によってカード券面のデザインが限定されるか、オーバープリント方式のように隠蔽層を別途設けるなどの対策が求められる可能性がある。
更に、シート全体を着色した場合には、ロット数の多いカードを作製する際には、利点もあるが、少ロットのカード生産に対しては、コスト面や原材料のロスなどの面から不利であった。
実開昭61−28554号公報 実公平2−21250号公報 特開2003−034009号公報
本発明は、このような状況に鑑み、カード券面のデザイン性に影響を与えることなく、また比較的コストが高くつく着色シートなどを用いることなく、カード側面部に任意の装飾を付与することにより、高い意匠性と偽造防止性を有する偽造防止カードを提供しようとするものである。
本発明はこれらの課題を解決すべくなされたものである。
すなわち、請求項1に記載の発明は、少なくとも2層以上の樹脂層を積層した積層体からなるカードであって、前記カードの側面部に、少なくとも保護層と接着層とを有する装飾層が設けられており、前記保護層の膜厚が1μm〜10μmであることを特徴とする偽造防止カードである。
請求項2に記載の発明は、前記保護層に、フィラーが添加されてなることを特徴とする請求項1に記載の偽造防止カードである。
請求項3に記載の発明は、前記接着層が、少なくとも1つ以上の色素を含むことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の偽造防止カードである。
請求項4に記載の発明は、前記装飾層において、保護層と接着層との間に中間層が設けられてなることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の偽造防止カードである。
請求項5に記載の発明は、前記中間層が、少なくとも1つ以上の色材を含むことを特徴とする請求項4に記載の偽造防止カードである。
請求項6に記載の発明は、前記中間層が、任意の画像を有する印刷層からなることを特徴とする請求項4または請求項5のいずれかに記載の偽造防止カードである。
請求項7に記載の発明は、前記中間層が、表面に凹凸構造を有するレリーフ構造形成層と前記凹凸構造の少なくとも一部を覆う反射層とを、少なくとも有することを特徴とする請求項4または請求項5のいずれかに記載の偽造防止カードである。
請求項8に記載の発明は、支持体上に、少なくとも保護層と接着層とを有する装飾層を剥離可能に設けた装飾転写フィルムを作製する工程と、少なくとも2層以上の樹脂層を積層してカードを作製する工程と、前記カードの側面部に、前記装飾転写フィルムを熱圧着し、前記装飾層を前記カード側面部に熱転写する工程と、を有することを特徴とする偽造防止カードの製造方法である。
請求項9に記載の発明は、前記装飾転写フィルムにおいて、前記保護層と前記接着層との間に、中間層を更に設けたことを特徴とする請求項8に記載の偽造防止カードの製造方法である。
請求項10に記載の発明は、前記中間層を、任意の画像を有する印刷層とすることを特徴とする請求項9に記載の偽造防止カードの製造方法である。
請求項11に記載の発明は、前記中間層を、表面に凹凸構造を有するレリーフ構造形成層と前記凹凸構造の少なくとも一部を覆う反射層とを、少なくとも有する構成としたことを特徴とする請求項9に記載の偽造防止カードの製造方法である。
本発明によれば、カード券面のデザイン性に影響を与えることなく、また比較的コストが高くつく着色シートなどを用いることなく、カード側面部に任意の装飾を付与することにより、高い意匠性と偽造防止性を有するとともに、実運用に耐え得る耐久性を有する偽造防止カードを提供することができる。
本発明の偽造防止カードの一例を示す平面図である。 本発明の偽造防止カードの断面構成の一例を示す断面図である。 本発明の装飾転写フィルムの一例を示す断面図である。 装飾層としてホログラム装飾層を転写した例を示す斜視図である。 装飾転写フィルムを転写する工程を示した概念図である。
以下では、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明するが、各図はそれぞれ一例を示しているにすぎず、これらに限定されるものではない。なお、各図において、同様又は類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の偽造防止カードの一例を示す平面図である。
図1では、偽造防止カード(10)の外周に沿って、カード側面部全体に装飾層(20)が設けられている。
装飾層(20)は、必ずしもカード側面部全体に設けられている必要はなく、例えばカードの平面視における天側や地側の側面部や、左右横側の側面部に設けるなどのように、カード側面部に部分的に設ける手法が取られてあっても良い。
図2は、本発明の偽造防止カード(10)の構成例を示す断面図である。
カード基材(14)は、コアシート(12)の両面にオーバーシート(13)がラミネートされた構成であり、コアシート(12)とオーバーシートとの間に印刷部(11)が設けられた例を示している。
このカード基材(14)の側面部には、接着層(21)、中間層(22)、保護層(23)からなる装飾層(20)が設けられている。
ここで、コアシート(12)は1層の構成となっているが、コアシート(12)は、必ずしも単一の層である必要はなく、2層以上の複数層から構成されてあっても良く、またICチップやアンテナなどを含むICインレットが内包されてあっても良い。
ICインレットを内包する場合には、ICインレットとして公知のものを任意に使用することができるが、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)や、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリイミド(PI)、紙、合成紙などからなるICインレット用支持体上に、互いに電気的に接続されたICチップとアンテナが設けられたものなどを、使用することができる。
ここで、アンテナはアルミニウムや銅などに代表される金属箔をパターン状にエッチングまたは抜き加工したものや、導電性インキをスクリーン印刷法、フレキソ印刷法、グラビア印刷法、インクジェット方式などの公知手段によってパターン状にもうけたもの、あるいは巻線溶着加工によるものなどを例示することができる。
コアシート(12)は、従来公知の材料をいずれも用いることができ、例えば、紙類をはじめポリエチレンテレフタレート(PET)やPET−Gなどのポリエチレンテレフタレート樹脂類、ポリ塩化ビニル樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、ポリカーボネート樹脂、ポリアクリル酸エステル樹脂、ポリメタクリル酸エステル樹脂、スチレン−メチルメタクリレート共重合体、ポリ乳酸樹脂類、ポリオレフィン樹脂類、など任意の樹脂を単独あるいは複合体、アロイ体、ブレンド体などとして用いることができる。
これらの樹脂には、酸化チタン、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、白鉛華など従来公知の顔料や体質顔料をはじめ、熱安定剤、紫外線吸収剤などを各種添加剤が添加されてあっても何ら問題ない。
オーバーシート(13)は、本質的に光透過性を有する樹脂からなり、具体的には、ポリエチレンテレフタレート樹脂類、ポリエチレンナフタレート樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアクリル酸エステル樹脂、ポリメタクリル酸エステル樹脂、ポリスチレン樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、スチレン−メチルメタクリレート共重合体、ポリ乳酸樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、トリアセチルセルロース樹脂などの合成樹脂、天然樹脂類、あるいはその樹脂の変性樹脂などを単独、あるいは組合せた複合体、アロイ体、ブレンド体などを用いることができる。
オーバーシートには、熱安定剤や紫外線吸収剤、可塑剤、帯電防止剤など従来公知の各種添加剤の添加やマット処理などの特殊処理等を施すことができる。
また、コアシート(12)とオーバーシート(13)との間には、例えばレーザー印字特性などを有する層や接着性付与層のような機能層などが、別途設けられてあっても何ら問題ない。
このような機能層は、シート状のものとして設置されてあっても良く、またコーティング層あるいは印刷層として設けられてあっても良い。
印刷部(11)は、コアシート(12)とオーバーシート(13)の間に設けられているが、印刷部(11)は、これに限定されるものではなく、積層体10のいずれの層に設けられてあっても良く、例えば、偽造防止カード(10)の最表面に隠蔽層などを介して印刷部を形成するオーバープリント方式などが用いられてあっても良い。
印刷部(11)は、オフセット印刷法、スクリーン印刷法、フレキソ印刷法、グラビア印刷法など公知印刷技術やインクジェット法、湿式あるいは乾式の静電写真法などのオン
デマンド印刷技術などを用いて形成することができる。
上述のようにして形成されるカード基材(14)は、その表裏のいずれかあるいは両面に磁気記録層などが設けられてあっても良い。
装飾層(20)は、少なくとも接着層(21)、保護層(23)を含む層からなり、図2に示すように、中間層(22)が設けられてあっても良い。
また、装飾層(20)は、図3に示すように、装飾転写フィルム(30)として形成され、カード基材(14)の側面部に熱転写することにより形成される。
以下に、装飾転写フィルム(30)の層構成について、説明する。
装飾転写フィルム(30)に用いられる支持体(26)としては、コンデンサ紙などの紙類をはじめ、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリプロピレン(PP)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリカーボネート(PC)、トリアセチルセルロース(TAC)、ポリイミド(PI)などの樹脂フィルムを用いることができ、中でも取扱いの容易性やコスト面を考慮するとポリエチレンテレフタレート(PET)を好適に用いることができる。
また、支持体(26)には、帯電防止処理、易接着処理、離型処理などの各種処理が施されてあっても良い。
この様な支持体の厚みは、1μm〜100μmとすることができ、取扱いの容易性を考慮すると、3μm〜50μm程度とすることができる。
保護層(23)は、最終的に得られた偽造防止カード(10)を実際に用いる時に、各種リーダライタに、偽造防止カード(10)を挿入して用いる場合であっても装飾層(20)を一定期間保護できることが好ましく、耐摩性や耐キズ性、滑り性などが求められるとともに、装飾層(20、20’)をカード基材(14)の側面部に転写する際に、支持体(26)から装飾層(20、20’)を容易に剥離できることが求められる。
このような保護層(23)に用いられる材料としては、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂、あるいは放射線硬化性樹脂などを用いることができる。
保護層(23)として、熱可塑性樹脂を用いる場合には、例えば(メタ)アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリカーボネート樹脂、セルロース系樹脂などを例示することができるが、必ずしもこれらに限定されるものではない。
保護層(23)として、熱硬化性樹脂を用いる場合には、例えば各種ポリオール樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂などの各種樹脂類と、これら樹脂類に対応した硬化剤とを組み合わせたものを例示することができる。
また保護層(23)として、放射線硬化性樹脂を用いる場合には、例えばラジカル重合可能なエチレン基などの官能基を有するモノマー類、オリゴマー類や樹脂類、あるいはカチオン重合可能なエポキシ基などの官能基を有するモノマー類、オリゴマー類や樹脂類と、重合開始剤とを組み合わせたものなどを例示することができる。
これらの各種樹脂は、それぞれ単独で用いられても良いし、2種類以上の材料を積層、混合などして複合的な構成として用いられても良い。
保護層(23)には、フィラーが添加されていることが望ましく、フィラーとしては例えば、シリカ、タルク、珪藻土、炭酸カルシウム、樹脂微粒子などを例示することができるが、シリカを好適に用いることができる。
保護層(23)に対して、フィラーを添加することにより、保護層膜の機械的強度を増すことができると共に、装飾層(20)の転写時における保護層(23)の切れ性を向上させることができる。
このようなフィラーの添加量は、保護層の樹脂分に対して、質量比で、0.5%〜40%の範囲であることが望ましい。これは、0.5%未満では十分な膜強度を得ることができず、また40%を超えると保護層(23)が脆くなり、クラック等が発生しやすくなるためである。
また保護層(23)には、動物ワックスや植物ワックス、モンタンワックスなどの鉱物ワックス、パラフィンワックスなどの石油ワックスといった天然ワックス、ポリエチレンワックスなどの合成ワックスや変性ワックスといった各種ワックス類、ステアリン酸亜鉛などの脂肪酸金属塩類、高級脂肪酸、フッ素系樹脂やシリコン系樹脂からなるフィラー類、シリコーンオイルなどの滑剤、重合禁止剤、重合促進剤、光増感剤、熱安定剤、光安定剤などの各種添加剤が添加されてあっても良い。
この様な保護層(23)の膜厚は、1μm〜10μm以下であることが望ましい。これは、膜厚が1μm未満とした場合には十分な耐摩性や耐キズ性が発揮できず、また10μmを超える場合には、装飾転写フィルム(30)から装飾層(20、20’)を熱転写する際に、装飾層(20、20’)の切れ性が低下し、バリなどが発生しやすくなるためである。
中間層(22)は、装飾効果の付与や装飾層(20)の膜強度の向上などを目的として設けることができ、具体的には熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、放射線硬化性樹脂など任意の材料を用いることができる。
中間層(22)として、熱可塑性樹脂を用いる場合には、例えばポリエステル系樹脂、(メタ)アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、塩化ビニルなどのビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、エポキシ系樹脂、セルロース系樹脂などの各種樹脂を任意に選定することができる。
また、熱硬化性樹脂を用いる場合には、例えば各種ポリオール樹脂、エポキシ系樹脂、フェノール系樹脂、メラミン系樹脂などと、各種樹脂に対応する硬化剤を添加したものなどを例示することができるが、必ずしもこれらに限定されるものではない。
放射線硬化性樹脂としては、ラジカル重合型のモノマー類、オリゴマー類や樹脂類、あるいはカチオン重合型のモノマー類、オリゴマー類や樹脂類と、重合開始剤の混合物を例示することができる。
この様な中間層(22)には、色材を添加することができ、色材としては例えばパール顔料やコレステリック液晶硬化膜の微粉末、粒状あるいは鱗片状の金属粉などの他に、カーボンブラックに代表される各種顔料類、染料類、各種蛍光材料などを例示することができるが、必ずしもこれらに限定されるものではない。
更に中間層(22)には、その表面すなわち接着層と接する面側に真空蒸着法、スパッ
タリング法、化学蒸着法(CVD法)などの気相体積法によって形成された、アルミニウムや銀、金、銅、ニッケルなどの金属薄膜を設けてあっても良い。
また、中間層(22)は概ね均一な膜として形成されてあっても良いが、任意の絵柄を構成する印刷層として設けられてあっても良い。
印刷層として設ける場合には、従来公知の印刷方法をいずれも用いることができ、例えばグラビア印刷法、オフセット印刷法、スクリーン印刷法、フレキソ印刷法などの任意の印刷法を適宜選定して用いることができる。
また、中間層(22’)は表面に凹凸構造を有するレリーフ構造形成層(25)と、この凹凸構造の少なくとも一部を覆うように形成された反射層(24)などから構成されてあっても良い。
レリーフ構造形成層(25)は、その表面に光学素子として機能するための凹凸構造を形成する層であり、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、放射線硬化性樹脂などを用いることができる。
レリーフ構造形成層(25)として熱可塑性樹脂を用いる場合には、例えば、(メタ)アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、セルロース系樹脂、ビニル系樹脂、ポリエステル系樹脂などや、これらの混合物、またはこれらの共重合体などを使用することができる。
レリーフ構造形成層(25)として熱硬化性樹脂を用いる場合には、例えば、アクリル系ポリオール樹脂やポリエステル系ポリオール樹脂などのポリオール系樹脂とイソシアネート化合物との架橋反応によって形成されるウレタン系樹脂、メラミン系樹脂、エポキシ系樹脂、フェノール系樹脂などや、これらの混合物、またはこれらの共重合物を使用することができる。
また、放射線硬化性樹脂をレリーフ構造形成層(25)として用いる場合には、放射線硬化性樹脂は、典型的には重合性化合物と重合開始剤とを含んでいる。
重合性化合物としては、例えば、ラジカル重合が可能な化合物を使用することができ、具体的には1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコールジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ペンタエイスリトールペンタアクリレートおよびジペンタエリスリトールヘキサアクリレート等のモノマー、エポキシアクリレート、ウレタンアクリレートおよびポリエステルアクリレート等のオリゴマー、またはウレタン変性アクリル樹脂およびエポキシ変性アクリル樹脂等のポリマーなどを例示することができる。
このようなラジカル重合が可能な化合物を用いる場合には、重合開始剤として、ラジカル重合開始剤を使用することができ、例えば、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテルおよびベンゾインエチルエーテル等のベンゾイン系化合物、アントラキノンおよびメチルアントラキノン等のアントラキノン系化合物、アセトフェノン、ジエトキシアセトフェノン、ベンゾフェノン、ヒドロキシアセトフェノン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、α−アミノアセトフェノンおよび2−メチル−1−(4−メチルチオフェニル)−2−モリホリノプロパン−1−オン等のフェニルケトン系化合物、ベンジルジメチルケタール、チオキサントン、アシルホスフィンオキサイド、または、ミヒラーズケトンなどを使用することができる。
また重合性化合物としては、カチオン重合が可能な化合物を使用しても良く、カチオン
重合が可能な化合物としては、例えばエポキシ基を備えたモノマー、オリゴマー、樹脂などや、キセタン骨格含有化合物、ビニルエーテル類などを例示することができる。
重合性化合物としてカチオン重合が可能な化合物を用いる場合には、重合開始剤としては、カチオン重合開始剤を使用することができ、例えば、芳香族ジアゾニウム塩、芳香族ヨードニウム塩、芳香族スルホニウム塩、芳香族ホスホニウム塩、または混合配位子金属塩などを用いることができる。
重合性化合物は、ラジカル重合が可能な化合物と、カチオン重合が可能な化合物とを混合して用いても良く、この場合にはそれぞれの重合開始剤を混合して用いるか、あるいは芳香族ヨードニウム塩や芳香族スルホニウム塩のように双方の重合開始剤として機能し得るものを用いることができる。
また、重合開始剤を使用しない例として、電子線照射により重合性化合物の重合反応を引き起こす方法が用いられてあっても良い。
上述のような放射線硬化性樹脂には、増感剤、染料、顔料、重合禁止剤、レベリング剤、消泡剤、タレ止め剤、付着向上剤、塗面改質剤、可塑剤、含窒素化合物、エポキシ樹脂等の添加剤、離型剤またはこれらの組み合わせを含んでいても良い。
また、レリーフ構造形成層(25)に用いられる各種樹脂は、単独または混合物として用いることができ、例えば、熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂の組み合わせや、放射線硬化性樹脂と熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂の組み合わせなど、各種の混合物を用いることができる。
上述のようなレリーフ構造形成層(25)の膜厚は、0.5μm〜5μm程度とすることができる。これは、0.5μm未満では、十分な凹凸構造の形成が困難であり、5μmを超えると、装飾層(20)の切れ性などが低下するためである。
このようにして得られたレリーフ構造形成層(25)に対し、凹凸構造を形成する際には、凹凸パターンを有するニッケルなどの金属からなるプレス版を加熱押圧することにより形成することができる。
次いで、レリーフ構造形成層(25)の表面に、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法、印刷あるいはコーティング法等の従来公知の手法を用いて、凹凸構造の少なくとも一部を覆うように反射層(24)が設けられる。
このような反射層(24)としては、例えば、Al、Sn、Cu、Au、Ag、Cr、Feなどの金属からなる薄膜、あるいはこれらの金属薄膜を鱗片状にして、インキ化した高輝度インキ、更にはレリーフ構造形成層とは屈折率の異なる誘電体で、例えば、Sb、Fe、TiO、CdS、CeO、ZnS、PbCl、CdO、SbO、WO、SiO、Si、In、PbO、Ta、ZnO、Cd、Alなどの無機材料からなる透過性薄膜や、これら無機材料からなる透過性薄膜を複数の層に組み合わせたものや、あるいは部分的に設けた金属薄膜と透過性薄膜を組み合わせたものなどを用いることができる。
反射層(24)を金属薄膜や誘電体からなる透過性薄膜とする場合には、厚さを100Å〜800Å程度とすることができる。これは100Å未満では十分な反射効果が得られず、800Åを超えると反射層が脆くなりクラックなどが発生しやすくなり、また誘電体の場合には透過性の低下や色相の不具合などが発生しやすいためである。
接着層(21)は、カード基材(14)と装飾層(20)とを接着させるための層で、カード基材(14)との接着性を有する材料であれば、いずれも用いることができるが、熱可塑性樹脂を好適に用いることができる。
熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリエステル系樹脂、ウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂、酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂、各種(メタ)アクリル酸エステル共重合樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、アイオノマー樹脂、スチレン−ブタジエン共重合樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン共重合樹脂などの各種樹脂や各種ゴム類などを、カード基材(14)の材料などに応じて、適宜任意に選定することができ、各種材料を単独あるいは組合せた複合体、アロイ体、ブレンド体などとして用いることができる。
この様な接着層(21)には、色素が添加されてあって良く、色素としては例えば、カーボンブラックなどに代表される顔料や染料、蛍光材料などを例示することができ、これらの材料を必要に応じて、任意に選定して1つ以上の材料を添加することができる。
また、接着層(21)には、状況に応じて、例えばシリカ、炭酸カルシウム、タルク、樹脂微粒子などの各種体質顔料が添加されてあっても良い。
接着層(21)の膜厚は、0.3μm〜3μm程度とすることができる。これは、0.3μm以下では、十分な接着性を得ることができず、3μmを超えると装飾層(20)の切れ性が低下し、バリ等が発生し易くなるためである。
図4は、上述のようにして得られた装飾転写フィルム(30)を用いて、平面視したカード基材(14)の底側の側面部にホログラム絵柄を転写して、ホログラム装飾転写部(40)を形成した例を示している。
また、図5は装飾転写フィルム(30)を用いて、カード基材(14)の側面部に装飾層(20、20’)を設ける方法を模式的に描いた概念図である。
装飾転写フィルム(30)は、巻出部(31)から巻き出され、被転写体であるカード基材(14)の装飾層(20)を設けるべき側面部と対向配置される。
この時、カード基材(14)は、1枚毎に設置されて順次転写が実施される方法が取られてもよいが、複数枚のカード基材(14)を重ねて設置し、熱ロール(51)を用いて側面部への装飾層(20)転写を実施することが望ましい。このような方法を取ることにより、生産性を向上させることが可能となる。
また、カード基材(14)の側面部への装飾層(20)を形成する方法として、熱転写方式を採用する利点としては、以下のような点を挙げることができる。
カード基材(14)製造工程では、印刷部(11)を設けたコアシート(12)を2枚のオーバーシートで挟んでラミネート加工することにより、一体化されたカード基材シートを形成した後、抜き型を用いてカード形状に抜くことで、カード基材(14)が形成される。
この時、カード基材(14)の側面部には、抜き刃によって形成される細かい凹凸が生じている、従って、側面部の加飾方法として印刷方式を採用した場合には、印刷インキ中の粒子が、側面部の凹凸に追従するため、輝度の高い高輝度インキなどを用いて印刷した
場合に、マット調に見えることとなる。
これに対して、転写方式を採用した場合には、接着層(21)の部分のみが側面部の細かい凹凸に追従し、中間層(22、22’)等には凹凸の影響が出ることなく、高い輝度を有する光沢面を形成することが可能となる。
(装飾転写フィルムの作製)
装飾転写フィルム(30)用の支持体(26)として、PETフィルム(ルミラー 25T60 ; 東レ株式会社製)を用意し、このPETフィルム上に下記の保護層用塗布液をグラビアコータによって、乾燥後の膜厚が5.0μmとなるように保護層を形成し、その上に下記のレリーフ構造形成層用塗布液をグラビアコータによって、乾燥後の膜厚が2.0μmになるようにレリーフ構造形成層を形成した。
次いで、ホログラム柄である凹凸構造を設けたニッケル版を用いて、レリーフ構造形成層の表面にエンボス加工を施した後、真空蒸着法によりアルミニウムの薄膜を厚さ400Åとなるように形成した。
その後、下記の接着層用塗布液をグラビアコータによって、乾燥後の膜厚が1.0μmとなるように接着層を設けて、装飾転写フィルムを得た。
<保護層用塗布液>
アクリル樹脂 30質量部
シリカフィラー 3質量部
トルエン 40質量部
メチルエチルケトン 40質量部
メチルイソブチルケトン 20質量部
<レリーフ構造形成層用塗布液>
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体とウレタン樹脂の混合物 25質量部
メチルエチルケトン 70質量部
トルエン 30質量部
<接着層用塗布液>
ポリエステル樹脂 5質量部
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂 20質量部
メチルエチルケトン 40質量部
トルエン 40質量部
(偽造防止カードの作製)
厚さ600μmの白色塩化ビニルシートをコアシートとし、このコアシートの両面に厚さ80μmの透明塩化ビニルシートをオーバーシートとして、重ね合わせ、熱プレス機により、熱圧を加えてラミネート加工して、カード基材シートを得た。
その後、JIS規格(X6301:2005)に規定されるID−Iに適合する抜き型を用いて上記のカード基材シートをカード形状に抜いて、カード基材(14)を得た。
得られたカード基材(14)の側面部に対し、先に作製した装飾転写フィルムを試験用熱ロール転写機(ナビタス株式会社製)により、保護層、レリーフ構造形成層、反射層、接着層からなる装飾層を転写し、偽造防止カードサンプルを得た。
(評価方法)
上述のようにして得られた偽造防止カードサンプルを、磁気リーダ(ウェルコムデザイ
ン株式会社製 MJR−350−VCOM)に1200回スワイプさせ、その後、側面部に設けられた装飾層の状況を目視により観察した。
(評価結果)
1200回のスワイプを実施した後であっても、カードの白色コアシートの色が露出してくることは無かった。
以上の結果より、ホログラム柄のように極めて意匠性が高く、高い偽造防止効果を有する装飾層を、簡便にカードの側面部に設けることが可能となり、且つ得られた偽造防止カードの耐久性の面においても、1200回のスワイプ(3年間の使用を想定したもの)に十分に耐える偽造防止カードを提供できることが判った。
10 … 偽造防止カード
11 … 印刷部
12 … コアシート
13 … オーバーシート
14 … カード基材
20、20’ … 装飾層
21 … 接着層
22、22’ … 中間層
23 … 保護層
24 … 反射層
25 … レリーフ構造形成層
26 … 支持体
30 … 装飾転写フィルム
31 … 巻出部
32 … 巻取部
40 … ホログラム装飾層転写部
51 … 熱ロール

Claims (11)

  1. 少なくとも2層以上の樹脂層を積層した積層体からなるカードであって、
    前記カードの側面部に、少なくとも保護層と接着層とを有する装飾層が設けられており、前記保護層の膜厚が1μm〜10μmであることを特徴とする偽造防止カード。
  2. 前記保護層に、フィラーが添加されてなることを特徴とする請求項1に記載の偽造防止カード。
  3. 前記接着層が、少なくとも1つ以上の色素を含むことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の偽造防止カード。
  4. 前記装飾層において、保護層と接着層との間に中間層が設けられてなることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の偽造防止カード。
  5. 前記中間層が、少なくとも1つ以上の色材を含むことを特徴とする請求項4に記載の偽造防止カード。
  6. 前記中間層が、任意の画像を有する印刷層からなることを特徴とする請求項4または請求項5のいずれかに記載の偽造防止カード。
  7. 前記中間層が、表面に凹凸構造を有するレリーフ構造形成層と前記凹凸構造の少なくとも一部を覆う反射層とを、少なくとも有することを特徴とする請求項4または請求項5のいずれかに記載の偽造防止カード。
  8. 支持体上に、少なくとも保護層と接着層とを有する装飾層を剥離可能に設けた装飾転写フィルムを作製する工程と、
    少なくとも2層以上の樹脂層を積層してカードを作製する工程と、
    前記カードの側面部に、前記装飾転写フィルムを熱圧着し、前記装飾層を前記カード側面部に熱転写する工程と、を有することを特徴とする偽造防止カードの製造方法。
  9. 前記装飾転写フィルムにおいて、前記保護層と前記接着層との間に、中間層を更に設けたことを特徴とする請求項8に記載の偽造防止カードの製造方法。
  10. 前記中間層を、任意の画像を有する印刷層とすることを特徴とする請求項9に記載の偽造防止カードの製造方法。
  11. 前記中間層を、表面に凹凸構造を有するレリーフ構造形成層と前記凹凸構造の少なくとも一部を覆う反射層とを、少なくとも有する構成としたことを特徴とする請求項9に記載の偽造防止カードの製造方法。
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