JP2019187292A - 収穫機 - Google Patents
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Abstract
Description
収穫作業の進行により、人参が回収袋に投人されていくと、これに伴って搬送部の終端部を、回収袋と一緒に上昇させていく(特許文献1の図11(b)参照)。
このような回収部としては、例えば、金属製のフレームにより枠組みが構成されて、枠組みの底部や横側部に板材や金網が取り付けられ、作物が投入される上部が開放されたものがあり、回収袋に比べて大きな容量を得ることができる。
圃場の作物を収穫する収穫部と、上部が開放された箱状の回収部と、前記回収部を昇降操作する昇降機構と、
前記収穫部により収穫された作物を搬送して、終端部から前記回収部の上部に作物を投入する搬送部とが備えられ、
前記昇降機構は、
前記搬送部の終端部が前記回収部の上部に入り込むように、前記回収部を横倒れ姿勢に持ち上げる上昇位置と、
前記搬送部の終端部の下側に前記回収部の上部が位置し、前記回収部の底部が前記回収部の上部の下側に位置するように、前記回収部を起立させる下降位置とに亘って、前記回収部を昇降操作し、
前記回収部が前記下降位置に位置することを検出する位置センサーと、前記搬送部の終端部の近傍に作物が存在することを検出する作物センサーとが備えられ、
前記位置センサーの検出と、前記作物センサーの検出とに基づいて、前記回収部が満杯であることを報知する報知部が備えられている。
この状態において、搬送部の終端部の下側に、回収部の底部ではなく横側部が位置しており、搬送部の終端部と回収部の横側部との落差は小さなものとなっている。
この場合、作物が回収部の横側部に落下すると、作物は回収部の横側部から回収部の底部側に転がっていくことが多いので、作物が搬送部の終端部の下側に滞留することなく回収部に投入されていく。
この場合、搬送部の終端部からの落差が小さなものに抑えられた状態で、搬送部の終端部が回収部の上部から抜き出されながら、回収部が上昇位置での横倒れ姿勢から、回収部の上部が上側に向く起立した姿勢となっていくのであり、この間の回収部の姿勢の変化によって、作物が回収部の隅々に入り込んでいく。
回収部が満杯になると、作物を回収部から他の運搬車等に移して、回収部を空の状態とし、回収部を上昇位置に上昇操作して、収穫作業を再開すればよい。
作物を回収部から他の運搬車等に移す作業が遅れることによる不具合、例えば満杯の回収部に作物が投入されて、作物が回収部からこぼれ落ちるような状態を避けながら、回収部を満杯にすることができるようになり、収穫機の作業性能を向上させることができる。
前記報知部が、警報音を発し、且つ、警報を表示すると好適である。
玉ねぎA(作物に相当)の収穫においては、掘り取り機(図示せず)により、圃場Gに埋まっている玉ねぎAを掘り出して、玉ねぎAを掘り出した位置に置き、この後、玉ねぎAを圃場Gに数日間置いて乾燥させる。本発明の収穫機は、乾燥の終了後、圃場Gに置かれた玉ねぎAを拾い上げて収穫するものである。
図1に示すように、右及び左のクローラ型式の走行装置1により、機体10が支持されており、機体10の前部に収穫部2が支持され、収穫部2の後側に搬送部3及び分散部4が機体10に支持されて、機体10の後部に回収部5が支持されている。
機体10の右の前部に、運転部6が備えられており、搬送部3の右及び左の横側に、作業デッキ7が備えられている。
図1に示すように、収穫部2において、拾い上げ装置8と、掻き込み装置9とが備えられている。
これにより、圃場Gの玉ねぎAに対して、掻き込み部材15が圃場Gの上側から接触しながら、玉ねぎAを後側(拾い上げ装置8側)に扱き込むのであり、拾い上げ装置8(拾い上げ部材12)の下端部からの玉ねぎAの拾い上げが補助される。
図1に示すように、搬送部3に、前側の第1搬送装置17と、後側の第2搬送装置18とが備えられている。
第2搬送装置18は、第1搬送装置17及び拾い上げ装置8の左右幅と略同じ左右幅を備えて、第1搬送装置17の後側に配置されており、側面視で斜め後上向きに配置されている。第2搬送装置18の終端部(搬送部3の終端部3a)が、側面視で軸芯P8(後述の(容器支持部の昇降操作構造)及び図2,3,4参照)よりも後側に突出している。
玉ねぎAは第1搬送装置17によって後側に搬送され、第2搬送装置18に受け渡されて、第2搬送装置18により後側に搬送される。
図2,3,4,6に示すように、右及び左の走行装置1を支持する右及び左のトラックフレーム20が備えられており、トラックフレーム20の後部に亘って左右方向に、フレーム21が連結されている。
フレーム25の後部及び前後中間部に、左右方向に亘ってフレーム28,29が連結されており、平板を平面視でチャンネル状に折り曲げた支持部材30がフレーム29に連結されている。支持フレーム24の上部に亘って、支持軸31が連結されている。
図2,3,4,6に示すように、第2搬送装置18の終端部(搬送部3の終端部3a)の下側に、分散部4が備えられている。分散部4は、第2搬送装置18の終端部(搬送部3の終端部3a)の下側の作用位置B1(図3参照)、及び、作用位置B1から離れた非作用位置B2(図4参照)に亘って移動操作される。
図2,6,7,8に示すように、板材が折り曲げられて箱状に形成された連結部38が備えられており、連結部38の前部に支持軸38aが左右方向に沿って連結されて、支持軸38aの右及び左の端部に、右及び左のアーム38bが連結されて前側に延出されている。連結部38に2組の連結孔38c,38dが開口されており、分散部4の連結部36が、連結部38の連結孔38cにボルト連結されている。
非作用位置B2において、分散部4の後端部(作物センサー37)が、平面視及び側面視で軸芯P8(後述の(容器支持部の昇降操作構造)参照)の直上に位置している。
図2,4,5に示すように、回収部5は、上部42aが開放された箱状の回収容器42(図3及び図12参照)を支持する容器支持部43が備えられている。
図3及び図12に示すように、回収容器42は、金属製のフレームにより箱状の枠組みが形成されて、枠組みの底部42bや横側部42cに板材や金網が取り付けられており、上部42aが開放されている。
図2,5,9,10に示すように、フレーム44の上端部に、丸パイプ状の支持フレーム57が連結されて、右及び左の横外側に延出されており、支持フレーム57の右及び左の外端部に、右及び左の案内板58が連結されている。
図3及び図10に示すように、第2位置D2において、案内カバー61及びフレーム59が、側面視で容器支持部43の支持アーム52,53と略平行な状態となる。
図2,4,5,6に示すように、機体10の支持軸31が、容器支持部43の支持フレーム48に挿入されて、機体10の支持軸31の左右方向の軸芯P8周りに、容器支持部43が上下に揺動自在に支持されている。
図3に示すように、油圧シリンダ64を伸縮作動させることによって、容器支持部43を、上昇位置E1、及び下降位置E6に亘って昇降操作することができる。
図11に示すように、制御装置67が機体10に備えられており、作物センサー37の検出信号が制御装置67に入力され、位置センサー65の検出値が制御装置67に入力されている。
制御弁72を操作する移動操作部75、制御弁73を操作する離脱操作部76及び制御弁74を操作する昇降操作部77、満杯検出部78が、ソフトウェアとして、制御装置67に備えられている。
昇降スイッチ68は停止位置、上昇位置及び下降位置に操作自在で、停止位置に付勢されており、昇降スイッチ68を上昇位置(下降位置)に操作すると、昇降操作部77により制御弁74が操作されて、油圧シリンダ64が伸縮作動する。
警報ブザー70(報知部に相当)が運転部6及び作業デッキ7の両方に備えられ、警報ランプ71(報知部に相当)が運転部6のメータパネル(図示せず)に備えられている。
図12に示すように、機体10の停止状態において、容器支持部43が下降位置E6に位置し、支持アーム52,53(容器支持部43)が支持位置C1に位置し、分散部4が非作用位置B2に位置し、案内カバー61及びフレーム59が第1位置D1に位置した状態で、別の作業車(図示せず)により、空の回収容器42を容器支持部43(支持アーム52,53)に後側から設置する。
前項(収穫作業の開始時の作業の流れ)に記載のようにして、容器支持部43が上昇位置E1に位置した状態で、収穫作業を開始する。この場合、自動降下スイッチ79をON位置に操作しておく。
収穫作業の進行に伴って、回収容器42に玉ねぎAが積み上げられていくのであり、玉ねぎAは作物センサー37の位置に達する。
この場合、玉ねぎAが作物センサー37の接触部37aに上側から接触することによって、作物センサー37の接触部37aが押し下げられるのであり、玉ねぎAが作物センサー37の接触部37aに接触する時間が短いことによって、作物センサー37の接触部37aが押し下げられた状態に保持されない。
容器支持部43が中間位置E2に下降操作されることにより、回収容器42に積み上げられた玉ねぎAが、作物センサー37から下側に離れる。
容器支持部43が中間位置E3に下降操作されることにより、回収容器42に積み上げられた玉ねぎAが、作物センサー37から下側に離れる。
前項の(収穫作業の中半の流れ)に記載の操作が繰り返されることにより、容器支持部43は、上昇位置E1から中間位置E2、中間位置E2から中間位置E3、中間位置E3から中間位置E4、中間位置E4から中間位置E5、中間位置E5から下降位置E6に段階的に自動的に下降操作される。
警報ブザー70が停止して、警報ランプ71が消灯すると、図4及び図17に示すように、油圧シリンダ40が伸長作動し、分散部4が作用位置B1から案内カバー61の開口部62(図5参照)を通って、非作用位置B2に自動的に移動操作される。
前項の(収穫作業の後半の流れ)に記載のように、回収容器42が満杯となり、機体10を停止させて収穫作業を中断すると、図18に示すように、機体10を少し後進させて停止させるのであり、補助作業者は、案内カバー61及びフレーム59を第1位置D1(図9参照)に操作する。
容器支持部43において、フレーム44の下端部に、支持フレーム50及びフレーム49を上下スライド自在に支持して、油圧シリンダ51により、支持フレーム50及びフレーム49、支持アーム52,53を、支持位置C1及び離脱位置C2に亘って、平行に昇降操作するように構成してもよい。
回収容器42を備えずに、回収容器42に相当する形状を備えたものを、容器支持部43に連結して、回収部5を構成してもよい。
上昇位置E1と下降位置E6との間の中間位置E2〜E5を、図3及び図11に示す状態よりも多く設定してもよく、図3及び図11に示す状態よりも少なく設定してもよい。
分散部4において、図7に示すゴム材による案内部33を廃止して、図21に示すように、金属製の丸パイプの外面にゴム材を被覆した案内部33を、平板部32の右及び左の横側部32bの上面に、前後方向に対して後広がり状に斜めに取り付けてもよい。
分散部4を廃止してもよい。
この構造によると、作物センサー37を、第2搬送装置18の終端部(搬送部3の終端部3a)に取り付けて、第2搬送装置18の終端部(搬送部3の終端部3a)の少し下側の位置に配置すればよい。
警報ブザー70だけを備えて、警報ランプ71を廃止してもよい。逆に警報ランプ71だけを備えて、警報ブザー70を廃止してもよい。
本発明は、圃場Gから掘り出されて圃場Gに数日間置かれた作物を回収する収穫機ばかりではなく、圃場Gから作物を掘り出して、作物を圃場Gに置かずに、そのまま回収部5に貯留していく収穫機にも適用できる。
3 搬送部
3a 終端部
5 回収部
37 作物センサー
42a 上部
42b 底部
64 油圧シリンダ(昇降機構)
65 位置センサー
70 警報ブザー(報知部)
71 警報ランプ(報知部)
A 玉ねぎ(作物)
E1 上昇位置
E6 下降位置
G 圃場
Claims (2)
- 圃場の作物を収穫する収穫部と、上部が開放された箱状の回収部と、前記回収部を昇降操作する昇降機構と、
前記収穫部により収穫された作物を搬送して、終端部から前記回収部の上部に作物を投入する搬送部とが備えられ、
前記昇降機構は、
前記搬送部の終端部が前記回収部の上部に入り込むように、前記回収部を横倒れ姿勢に持ち上げる上昇位置と、
前記搬送部の終端部の下側に前記回収部の上部が位置し、前記回収部の底部が前記回収部の上部の下側に位置するように、前記回収部を起立させる下降位置とに亘って、前記回収部を昇降操作し、
前記回収部が前記下降位置に位置することを検出する位置センサーと、前記搬送部の終端部の近傍に作物が存在することを検出する作物センサーとが備えられ、
前記位置センサーの検出と、前記作物センサーの検出とに基づいて、前記回収部が満杯であることを報知する報知部が備えられている収穫機。 - 前記報知部が、警報音を発し、且つ、警報を表示する請求項1に記載の収穫機。
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JP2002186474A (ja) * | 2000-12-19 | 2002-07-02 | Iseki & Co Ltd | 玉ねぎの収穫処理装置 |
JP2004075126A (ja) * | 2002-08-19 | 2004-03-11 | Sanei Kogyo Kk | 農作物自動搬入装置 |
JP2007300888A (ja) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Iseki & Co Ltd | 根菜類収穫機 |
JP2011115069A (ja) * | 2009-12-01 | 2011-06-16 | Kubota Corp | 作物収穫機 |
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