JP2019186464A - 配線修正装置および配線修正方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板に損傷を与えることを抑制でき、配線修正を迅速に行え、しかも他の配線パターンへ影響が及ぶことを抑制できる配線修正装置を提供する。【解決手段】欠損箇所を包含する領域に金属ナノ粒子を含む金属ナノ粒子インクを塗布するインク供給部と、基板の表面に塗布された金属ナノ粒子インクに対して、レーザビームを照射して選択的に焼成を行うインク加熱部と、液化炭酸ガスをジュールトムソン効果によりドライアイス粒子に変化させるドライアイス噴射部とからなり、レーザビームが照射された後の金属ナノ粒子インクに、ドライアイス粒子を噴射させてレーザビームが照射されていない領域の金属ナノ粒子インクを除去する。【選択図】図1

Description

本発明は、配線修正装置および配線修正方法に関する。
FPD(Flat Panel Display)は、微細な配線パターンが形成された基板を備える。FPDの製造工程において、配線パターンに欠陥がある場合にはリペア処理を行っている。このようなリペア処理を行う方法としては、例えば、特許文献1に開示された、導電路を形成する方法が知られている。この導電路を形成する方法は、5から100ナノメートルの直径をもつ金属粒子を含む金属ナノ粒子インクでなる材料層を基板上に堆積させる工程と、上記材料層における配線形成予定領域へ選択的にレーザビームを照射して金属ナノ粒子を焼結させる工程と、配線形成予定領域以外の未焼結の材料層をアブレーション用のレーザビームで照射して除去するアブレーション工程と、を備える。
特表2016−534552号公報
しかしながら、上述のアブレーション工程では、ビーム径の小さいレーザビームでアブレーションを行うため、不要な領域の材料層の全部を除去するには長時間を要するという問題点がある。また、アブレーション用のレーザビームは、材料層を溶融・飛散させるために大きなパワー出力密度が要求される。このため、上述のアブレーション工程では、下地の基板が損傷を受けないようにレーザビームの照射条件を正確に決定する必要がある。加えて、基板に損傷を与えないようにするためには、パルス幅の狭いパルスレーザを用いることが好ましい。しかし、このようなパルスレーザのレーザ光源は、非常に高価格であるため装置全体のコスト高を招くという問題点がある。
金属ナノ粒子インクは、加熱により導電性を発現する。このため、上述のアブレーション工程では、アブレーション用のレーザビームにより溶融・飛散された金属ナノ粒子インクが焼結により導電性を持つ可能性があり、他の配線パターンへの影響が懸念される。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、基板に損傷を与えることを抑制でき、配線修正を迅速に行え、しかも他の配線パターンへ影響が及ぶことを抑制できる配線修正装置および配線修正方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の態様は、基板の表面に形成された配線パターンの欠損箇所を修正する配線修正装置であって、前記欠損箇所を包含する領域に金属ナノ粒子インクを塗布するインク供給部と、前記基板の表面に塗布された前記金属ナノ粒子インクに対して、レーザビームを選択的に照射して焼成を行うインク加熱部と、前記基板の表面に向けてドライアイス粒子を噴射させ、前記レーザビームが照射されていない領域の金属ナノ粒子インクを除去する、ドライアイス噴射部と、を備えることを特徴とする。
上記態様としては、前記金属ナノ粒子インクは、金、銀、銅、アルミニウムのいずれかでなる金属ナノ粒子を含む液状体であることが好ましい。
上記態様としては、前記インク供給部は、インクジェット法、ディスペンサ、静電吐出法のいずれかを用いて前記金属ナノ粒子インクを供給すること好ましい。
上記態様としては、前記ドライアイス噴射部から噴射されたドライアイス粒子の噴流により前記基板から剥離された前記金属ナノ粒子インクを吸引する吸引部を備えることが好ましい。
本発明の他の態様は、配線修正方法であって、基板の表面に形成された配線パターンの欠損箇所を包含する領域に金属ナノ粒子インクを塗布する工程と、前記基板の表面に塗布された前記金属ナノ粒子インクに対して、レーザビームを照射して選択的に焼成を行い基板へ固定する工程と、前記レーザビームが照射された後の前記金属ナノ粒子インクに向けて、ドライアイス粒子を噴射して、前記レーザビームが照射されていない領域の金属ナノ粒子インクを除去する工程とを備えることを特徴とする。
上記態様としては、前記金属ナノ粒子インクは、金、銀、銅、アルミニウムのいずれかでなる金属ナノ粒子を含む液状体であることが好ましい。
本発明によれば、配線の修正において、基板に損傷を与えることを抑制でき、配線修正を迅速に行え、しかも他の配線パターンへ影響が及ぶことを抑制できる。
図1は、本発明の実施の形態に係る配線修正装置の概略構成図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る配線修正装置を用いて配線修正を行う欠損箇所を示す基板の要部を示す平面図である。 図3−1は、本発明の実施の形態に係る配線修正装置を用いて基板の表面に形成された配線パターンの欠損箇所を包含する領域に金属ナノ粒子インクを塗布した状態を示す基板の要部平面図である。 図3−2は、図3−1のA−B断面図である。 図4−1は、本発明の実施の形態に係る配線修正装置を用いて基板の表面に塗布された金属ナノ粒子インクに対して、レーザビームを照射して選択的に焼成を行った状態を示す基板の要部平面図である。 図4−2は、図4−1のC−D断面図である。 図5は、本発明の実施の形態に係る配線修正装置を用いて、レーザビームが照射された後の金属ナノ粒子インクに向けて、ドライアイス粒子を噴射して、レーザビームが照射されていない領域の金属ナノ粒子インクを除去した状態を示す基板の要部平面図である。 図6−1は、図5のE−F断面図である。 図6−2は、図5のG−H断面図である。 図7は、本発明の実施の形態に係る配線修正装置を用いて基板の表面の欠損箇所を修正した状態を示す基板の要部平面図である。 図8は、本発明の実施の形態に係る配線修正方法を示すフローチャートである。
以下に、本発明の実施の形態に係る配線修正装置および配線修正方法の詳細を図面に基づいて説明する。但し、図面は模式的なものであり、各部材の寸法や寸法の比率や形状などは現実のものと異なることに留意すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率や形状が異なる部分が含まれている。
[配線修正装置]
図1は、本発明の実施の形態に係る配線修正装置1を示している。この配線修正装置1は、インク供給部2と、インク加熱部3と、ドライアイス噴射部4と、を備える。配線修正装置1は、位置決め機構として図示しないガントリステージに搭載されている。このガントリステージは、修正用基板5を配置するテーブル6に対して相対的に移動可能である。修正用基板5は、配線修正装置1を用いて配線修正を行う対象物であり、例えば、液晶表示装置などの表示デバイスを構成するTFT基板などを適用できる。
(インク供給部)
インク供給部2は、金属ナノ粒子インクを貯留するインク収容室21と、このインク収容室21に貯留した金属ナノ粒子インクを吐出するためのインク吐出部22と、を備えている。このインク供給部2は、図示しないガントリステージを駆動することにより、修正用基板5の表面に対して移動自在に設定されている。インク吐出部22の先端は、例えば、数十μm程度の幅寸法を有する金属ナノ粒子インクの塗布領域を形成できるように設定されている。なお、このインク吐出部22の先端の開口の大きさや金属ナノ粒子インクの塗布領域の大きさは、配線修正を施す基板の配線パターンの線幅寸法に応じて適宜変更可能である。図2および図3−1に示すように、インク供給部2は、修正用基板5の表面における配線パターン(金属配線)7の欠損箇所(切れている領域)7Aを包含する領域に金属ナノ粒子を含む金属ナノ粒子インク8を塗布するように設定されている。
金属ナノ粒子インク8としては、導電率の高い、金、銀、銅、アルミニウムのいずれかでなる金属ナノ粒子を含む液状体のものを用いることが好ましい。金属ナノ粒子は、表面が、例えば有機分子膜で覆われたものを用いてもよい。有機分子膜で覆われた金属ナノ粒子は安定して溶剤中に分散するため、未焼結の状態では導電性がない。本実施の形態では、金属ナノ粒子インク8として、このような金属ナノ粒子を溶媒に分散した液状体(ペースト状)のものを用いることができる。なお、金属ナノ粒子としては、上記の金属に限定されない。なお、本実施の形態では、金属ナノ粒子インク8を塗布する方式としてインクジェット法を用いる。
(インク加熱部)
インク加熱部3は、インク加熱用レーザ31と、ビームスプリッタ32と、対物レンズ33と、観察用照明光源34と、ビームスプリッタ35と、観察用2次元センサ36と、結像レンズ37と、を備えている。
インク加熱用レーザ31は、修正用基板5の表面に向けてレーザビームLBを発振する。図1に示すように、レーザビームLBは、ビームスプリッタ32を通って対物レンズ33で所定のビーム径に調整されて修正用基板5の表面に入射される。本実施の形態では、レーザビームLBは、修正用基板5の表面に配置された金属ナノ粒子インク8を選択的に加熱する。
観察用照明光源34は、観察用照明光Mを出射してビームスプリッタ35,32および対物レンズ33を通って修正用基板5の表面に入射するように設定されている。修正用基板5の表面に入射した観察用照明光Mは、修正用基板5の表面で反射して対物レンズ33、ビームスプリッタ32,35、結像レンズ37を通って観察用2次元センサ36に入射するように設定されている。観察用2次元センサ36は、修正用基板5の表面の状態を撮像して、配線パターン7の欠損箇所7Aの検出、金属ナノ粒子インク8の配置位置の検出などを可能にする。
(ドライアイス噴射部)
ドライアイス噴射部4は、ドライアイス粒子を生成するためのユニット41と、このユニット41に接続されたドライアイス噴射ノズル42と、吸引部43を備えている。なお、ドライアイス噴射ノズル42には、補助気体としてのクリーンドライエア(CDA)を供給してもよい。図1に示すように、ドライアイス噴射ノズル42の先端部は、テーブル6に配置された修正用基板5に向けて突出している。また、ドライアイス噴射ノズル42の先端部の近傍には、吸引部43の吸引口43Aが配置されている。
ドライアイス噴射ノズル42は、修正用基板5上の配線パターン7の欠損箇所7Aに配置された金属ナノ粒子インク8への加熱処理後に、この金属ナノ粒子インク8が存在する修正用基板5の表面に向けてユニット41で生成したドライアイス粒子を噴射させる。ドライアイスのモース硬度は2、基板材料のガラスのモース硬度は5、配線材料の銀、アルミニウム、銅はそれぞれ2.7、2.9、3.0である。このため、本実施の形態では、修正用基板5を損傷させることなく、未焼結の金属ナノ粒子インク8のみを除去できる。
観察用2次元センサ36は、ドライアイス噴射ノズル42から噴射されたドライアイス粒子が衝突する修正用基板5の表面位置および表面状態を観察してドライアイス粒子が衝突する位置を特定することを可能にする。
なお、ドライアイス粒子の粒径としては、0.1〜1000μmの範囲にすることが可能である。また、ドライアイス粒子が修正用基板5の表面に衝突する圧力は、0.01〜1MPaに調整することができる。
吸引部43は、ドライアイス粒子が衝突して修正用基板5から剥離された未焼成の金属ナノ粒子インク8を剥離直後に吸引口43Aで吸引するように設定されている。
[配線修正方法]
次に、図1から図8を用いて、配線修正方法について説明する。まず、図示しないガントリステージを駆動して配線修正装置1を修正用基板5に相対的に移動させて、図2に示すような、配線パターン(金属配線)7の欠損箇所(切れている領域)7Aを検出しておく。本実施の形態に係る配線修正方法は、図8に示すフローチャートで表すことができる。
まず、図2に示すような配線パターン7の欠損箇所7Aに、金属ナノ粒子インク8を供給する(ステップS1)。この工程では、図示しないガントリステージを駆動してインク供給部2のインク吐出部22の先端が欠損箇所7Aに近接させる。そして、インク供給部2から所定量の金属ナノ粒子インク8を吐出する。このとき、図3−1および図3−2に示すように、金属ナノ粒子インク8は、欠損箇所7Aを包含する程度に塗布すればよく、塗布する精度は要求されない。
次に、図4−1および図4−2に示すように、塗布した金属ナノ粒子インク8にレーザビームLBを選択的に照射して欠損箇所7Aを跨ぐ領域を焼成させる(ステップS2)。
この結果、レーザビームLBが照射された焼成領域(導電性領域)8Aは、焼結されて固化する。レーザビームLBが照射されなかった領域8Bは、未焼成の液状体の金属ナノ粒子インク8の状態である。この工程では、図4−2に示すように、対物レンズ33をスキャン方向Sに移動させながら、レーザビームLBの照射を行えばよい。なお、レーザビームLBを照射する領域は、少なくとも欠損箇所7Aに重なるように走査させればよい。図4−1に示すように、本実施の形態では、焼成領域8Aの線幅を配線パターン7の線幅よりも大きく設定している。
次に、図5に示すように、上記のレーザビームLBによる加熱工程を経て得られた焼成領域8Aのみを残すために、レーザビームが照射された後の焼成領域8Aと、レーザビームLBが照射されずに液状体のままの金属ナノ粒子インク8と、に向けて、ドライアイス粒子の噴流44を当てる(ステップS3)。この工程においても、図示しないガントリステージを駆動して、ドライアイス噴射ノズル42を移動させる。
図6−1は図5のE−F断面図、図6−2は、図5のG−H断面図である。図6−1および図6−2に示すように、本実施の形態では、ユニット41で液化炭酸ガスをジュールトムソン効果によりドライアイス粒子に変化させ、このドライアイス粒子の噴流44で、レーザビームLBが照射されていない領域8Bの未焼成の金属ナノ粒子インク8を吹き飛ばして除去する。その結果、図7に示すように、配線パターン7の欠損箇所7Aを確実に修正することができる。
このとき、図1に示す吸引部43は、ドライアイス噴射部4と同時に稼働して吹き飛ばされる未焼成の金属ナノ粒子インク8を捕捉する。本実施の形態では、ドライアイス噴射ノズル42の先端部の近傍に吸引部43の吸引口43Aが配置されているため、修正用基板5から剥離した、領域8Bの未焼成の金属ナノ粒子インク8を確実に捕捉して回収することができる。
また、焼成領域8A以外の金属ナノ粒子インク8は焼成されないため、焼結して導電性を発現させることがなく、隣接する配線パターン7へ影響が及ぶことを防止できる。
本実施の形態に係る配線修正装置1および配線修正方法によれば、レーザビームLBは金属ナノ粒子インク8を焼成させるために用いるものであり、金属ナノ粒子インク8をレーザビームLBで飛散させるものではない。したがって、本実施の形態では、レーザビームLBのパワー出力密度を大きくする必要がないため、修正用基板5に損傷を与えることを抑制でき、しかも他の配線パターンへ影響が及ぶことを抑制できる。
本実施の形態に係る配線修正装置1および配線修正方法によれば、未焼成領域の金属ナノ粒子インク8をドライアイス噴射部4で一括して除去できるため、配線修正を迅速に行える。このため、本実施の形態に係る配線修正装置1および配線修正方法によれば、例えば、TFT基板などを備えるFPDの生産効率を向上できる。
[その他の実施の形態]
以上、本発明の実施の形態について説明したが、この実施の形態の開示の一部をなす論述および図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例および運用技術が明らかとなろう。
上記実施の形態では、修正用基板5の表面の欠損箇所7A毎に、金属ナノ粒子インク8を塗布する工程と、レーザビームLBを照射して選択的に焼成を行う工程と、ドライアイス粒子の噴流44でレーザビームLBが照射されていない領域8Bの金属ナノ粒子インク8を除去する工程と、を行った。本発明では、修正用基板5の表面全体の複数の欠損箇所7Aに、一括して金属ナノ粒子インク8を塗布した後、一括して複数の欠損箇所7AへレーザビームLBを照射し、その後、ドライアイス粒子の噴流44でレーザビームLBが照射されていない領域の金属ナノ粒子インク8を一括して除去しても勿論よい。
上記実施の形態では、金属ナノ粒子インク8の供給手段として、インクジェット法の他、ディスペンサで塗布する方法や、静電吐出法を用いることができる。
上記実施の形態では、金属ナノ粒子インク8として、液状体のものを用いたが、修正用基板5の表面へ塗布後に、乾燥させて流動性を低減させる工程を加えてもよい。
LB レーザビーム
1 配線修正装置
2 インク供給部
3 インク加熱部
4 ドライアイス噴射部
5 修正用基板(基板)
7 配線パターン
7A 欠損箇所
8 金属ナノ粒子インク
8A 焼成領域
8B 領域(未焼成領域)
43 吸引部
44 噴流

Claims (6)

  1. 基板の表面に形成された配線パターンの欠損箇所を修正する配線修正装置であって、
    前記欠損箇所を包含する領域に金属ナノ粒子インクを塗布するインク供給部と、
    前記基板の表面に塗布された前記金属ナノ粒子インクに対して、レーザビームを選択的に照射して焼成を行うインク加熱部と、
    前記基板の表面に向けてドライアイス粒子を噴射させ、前記レーザビームが照射されていない領域の前記金属ナノ粒子インクを除去する、ドライアイス噴射部と、
    を備える、
    配線修正装置。
  2. 前記金属ナノ粒子インクは、金、銀、銅、アルミニウムのいずれかでなる金属ナノ粒子を含む液状体である、
    請求項1に記載の配線修正装置。
  3. 前記インク供給部は、インクジェット法、ディスペンサ、静電吐出法のいずれかを用いて前記金属ナノ粒子インクを供給する、
    請求項1または請求項2に記載の配線修正装置。
  4. 前記ドライアイス噴射部から噴射された前記ドライアイス粒子の噴流により前記基板から剥離された未焼成の前記金属ナノ粒子インクを吸引する吸引部を備える、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の配線修正装置。
  5. 基板の表面に形成された配線パターンの欠損箇所を包含する領域に金属ナノ粒子を含む金属ナノ粒子インクを塗布する工程と、
    前記基板の表面に塗布された前記金属ナノ粒子インクに対して、レーザビームを照射して選択的に焼成を行う工程と、
    前記レーザビームが照射された後の前記金属ナノ粒子インクに向けて、ドライアイス粒子を噴射して、前記レーザビームが照射されていない領域の前記金属ナノ粒子インクを除去する工程と、
    を備える、
    配線修正方法。
  6. 前記金属ナノ粒子インクは、金、銀、銅、アルミニウムのいずれかでなる金属ナノ粒子を含む液状体である、
    請求項5に記載の配線修正方法。
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