JP2019186277A - コンデンサ - Google Patents

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【課題】コンデンサ素子や封止樹脂内への受熱を抑制しやすいコンデンサを提供する。【解決手段】コンデンサ1は、コンデンサ素子と封止樹脂と一対のバスバ4とを有する。封止樹脂は、コンデンサ素子を封止する。一対のバスバ4は、コンデンサ素子に接続される。各バスバ4は、封止樹脂から露出する露出部41を有する。各露出部41は、板状部411と電源端子412と部品接続端子413とを有する。電源端子412は、板状部411から延設されるとともに電源に電気的に接続されている。部品接続端子413は、板状部411から延設されるとともに他の電子部品に電気的に接続されている。各板状部411には、部品接続端子413よりも電源端子412側の領域に、周囲よりも厚みが小さい特定部414が形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、コンデンサに関する。
特許文献1には、電気自動車、ハイブリッド自動車等に搭載されるインバータ等の電力変換装置の一部を構成するコンデンサ装置が開示されている。特許文献1に記載のコンデンサ装置は、電力変換回路を構成する半導体素子を樹脂モールドしてなる半導体モジュールに加わる直流電圧を平滑化する役割を有する。
特許文献1に記載のコンデンサ装置は、コンデンサケース内にコンデンサ素子を配置すると共に、これらのコンデンサ素子を封止樹脂によって封止してなる。コンデンサ素子の一対の電極には、一対のバスバが接続されている。各バスバは、電源側に接続される電源入力端子と、半導体モジュール側に接続される接続部とを備える。バスバは、電源入力端子及び前記接続部を封止樹脂から露出させている。また、電源入力端子と前記接続部とは、封止樹脂内部において電気的に接続されている。
電源からコンデンサ装置に流れる直流電流は、コンデンサ素子を通るリップル成分と、コンデンサ素子を通らない直流成分とを有する。前記直流成分はコンデンサ素子を通らず、電源入力端子から封止樹脂内に配されたバスバを通り前記接続部に流れる。
特開2014−45035号公報
しかしながら、特許文献1に記載のコンデンサ装置は、入力される直流電流のうち、リップル成分だけではなく、前記直流成分も封止樹脂内に配されたバスバを流れる。それゆえ、封止樹脂内のバスバの発熱量が大きくなりやすく、バスバの熱がコンデンサ素子に影響を及ぼすおそれがある。さらに、封止樹脂に封止されたバスバが発熱すると、その熱は封止樹脂内にこもりやすく放熱されにくいため、封止樹脂内においてバスバが発熱することは好ましくない。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、封止樹脂内におけるバスバの発熱を抑制しやすいコンデンサを提供しようとするものである。
本発明の一態様は、コンデンサ素子(2)と、
前記コンデンサ素子を封止する封止樹脂(3)と、
前記コンデンサ素子に接続される一対のバスバ(4)と、を有し、
前記各バスバは、前記封止樹脂から露出する露出部(41)を有し、
前記各露出部は、板状部(411)と、前記板状部から延設されるとともに電源に電気的に接続される電源端子(412)と、前記板状部から延設されるとともに他の電子部品に電気的に接続される部品接続端子(413)と、を有し、
前記各板状部には、前記部品接続端子よりも前記電源端子側の領域に、周囲よりも厚みが小さい特定部(414)が形成されている、コンデンサ(1)にある。
前記態様のコンデンサは、封止樹脂から露出したバスバの露出部が、電源端子と部品接続端子とを有する。それゆえ、電源端子からバスバへ流入される直流電流の直流成分は、板状部を通って部品接続端子から流出する。これにより、封止樹脂の内部に配されたバスバに直流電流の直流成分が流れることを防止することができる。
また、各板状部には、周囲よりも厚みが小さい特定部が形成されている。それゆえ、板状部は、特定部周辺において電気抵抗率が高くなる。そして、特定部は、各板状部における部品接続端子よりも電源端子側の領域に形成されている。それゆえ、各板状部における部品接続端子よりも電源端子側の領域の電気抵抗率を高くすることができる。これにより、電源端子に流入した直流電流の直流成分を、部品接続端子側に誘導しやすい。それゆえ、電源端子から板状部へ流入した直流電流の直流成分が、封止樹脂内のバスバ側へ向かって流れることを防止しやすい。
以上のごとく、前記態様によれば、コンデンサ素子や封止樹脂内への受熱を抑制しやすいコンデンサを提供することができる。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決する手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
実施形態1における、コンデンサの平面図。 実施形態1における、コンデンサの背面図。 実施形態1における、コンデンサの側面図。 図1における、バスバ及び絶縁部材のIV−IV線矢視断面図。 実施形態1における、封止樹脂及びコンデンサケースを除いたコンデンサの平面図。 実施形態2における、バスバの平面図。 実施形態3における、バスバの平面図。 実施形態4における、バスバの平面図。 その他の実施形態における、バスバ及び絶縁部材の図4の断面図に相当する断面図。
(実施形態1)
コンデンサの実施形態につき、図1〜図5を用いて説明する。
本実施形態のコンデンサ1は、図1〜図3、図5に示すごとく、コンデンサ素子2と封止樹脂3と一対のバスバ4とを有する。封止樹脂3は、コンデンサ素子2を封止する。一対のバスバ4は、コンデンサ素子2に接続される。各バスバ4は、封止樹脂3から露出する露出部41を有する。各露出部41は、板状部411と電源端子412と部品接続端子413とを有する。電源端子412は、板状部411から延設されるとともに電源に電気的に接続されている。部品接続端子413は、板状部411から延設されるとともに他の電子部品(本実施形態においては後述の半導体モジュール)に電気的に接続されている。各板状部411には、部品接続端子413よりも電源端子412側の領域に、周囲よりも厚みが小さい特定部414が形成されている。以後、本実施形態につき詳説する。
コンデンサ1は、電力変換装置の一部を構成する。電力変換装置は、電気自動車やハイブリッド車等の車両に搭載される車載用電力変換装置とすることができる。電力変換装置は、図示しない直流電源と三相交流モータとの間に配される。コンデンサ1は、直流電源側から印加される直流電圧を平滑化し、平滑後の直流電圧をスイッチング回路側へ出力する。スイッチング回路よって直流電圧を交流電圧に変換する。このようにして得られた交流電圧を、三相交流モータに印加する。
複数のコンデンサ素子2は、図1〜図3に示すごとく、コンデンサケース5内に収容されている。コンデンサケース5は、一面が開口した矩形箱体形状を呈している。コンデンサケース5は、その開口方向から見たとき、長方形状を呈している。以後、コンデンサケース5の開口方向を横方向Xといい、横方向Xから見たときのコンデンサケース5の長手方向を縦方向Y、短手方向を高さ方向Zという。横方向X、縦方向Y、及び高さ方向Zは、互いに直交する。
図3に示すごとく、コンデンサケース5の内部には、コンデンサ素子2を封止する封止樹脂3が充填されている。封止樹脂3は、例えばエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を用いることができる。封止樹脂3は、コンデンサケース5の開口部51から露出する樹脂面31を有する。樹脂面31は、横方向Xに直交する面である。
図1、図5に示すごとく、コンデンサケース5内には、複数のコンデンサ素子2が封止されている。各コンデンサ素子2は、金属化フィルムを巻回してなるフィルムコンデンサである。複数のコンデンサ素子2は、金属化フィルムの巻回軸方向が互いに同じ方向(高さ方向Z)となる姿勢で配されている。
図5に示すごとく、各コンデンサ素子2は、高さ方向Zから見たとき、楕円形状である。各コンデンサ素子2の高さ方向Zの両端面には、一対の電極面21が形成されている。各電極面21は、例えば、電極面21を形成する前のコンデンサ素子2の高さ方向Zの両端にアルミニウム等の金属を溶射することによって形成される。
コンデンサ素子2の一対の電極面21に、一対のバスバ4が接続されている。各バスバ4の露出部41は、図1〜図3に示すごとく、樹脂面31の外側に露出するよう形成されている。前述のごとく、露出部41は、板状部411と電源端子412と部品接続端子413とを有する。
図1〜図3に示すごとく、各板状部411は、高さ方向Zに厚みを有するとともに、縦方向Yに長尺な略長方形板状に形成されている。一対の板状部411のうち、一方は、他方よりも縦方向Yに長く形成されている。以後、一対の板状部411のうち、縦方向Yに長い側の板状部411を長尺板状部411aといい、縦方向Yに短い側の板状部411を短尺板状部411bという。
長尺板状部411aは、短尺板状部411bに対して、縦方向Yにおける部品接続端子413側(以後、「Y2側」という。)と反対側(以後、「Y1側」という。)に突出している。一方、長尺板状部411aと短尺板状部411bとは、縦方向YのY2側端部の位置を略一致させている。また、図3に示すごとく、一対の板状部411は、一部同士が高さ方向Zに対向している。
図1〜図3に示すごとく、各電源端子412は、各板状部411における縦方向Yの同じ側(Y2側)の端部から、横方向Xにおける樹脂面31側と反対側に突出している。一対の電源端子412は同一面状に形成されている。短尺板状部411bから延設された電源端子412は、短尺板状部411bと面一に形成されている。そして、長尺板状部411aから延設された電源端子412は、図3に示すごとく、長尺板状部411aとの接続部側が段状に屈曲しており、当該接続部側と反対側が短尺板状部411bに接続された電源端子412と同一面上に形成されている。前述のごとく、長尺板状部411aが縦方向YのY1側に突出していることに伴い、長尺板状部411aから延設された電源端子412は、短尺板状部411bから延設された電源端子412よりも、Y1側に離れて形成されている。
図1、図2に示すごとく、各部品接続端子413は、各板状部411におけるY2側の領域から、横方向Xにおける樹脂面31側と反対側に突出している。各部品接続端子413は、板状部411における縦方向Yの略中央から、Y2側の領域に形成されている。本実施形態において、部品接続端子413は、スイッチング回路を構成する複数の半導体モジュールの端子(図示略)に接続される。図1〜図3に示すごとく、各部品接続端子413と各電源端子412とは、縦方向Yに並んでいる。
図1〜図3に示すごとく、各部品接続端子413は、複数の半導体モジュールの端子に接続される複数のモジュール接続部413aが、縦方向Yに等間隔で形成されている。各モジュール接続部413aは、縦方向Yに厚みを有する板状に形成されており、半導体モジュールの端子と縦方向Yに接続される。複数のモジュール接続部413aは、各板状部411におけるY2側端部まで形成されている。長尺板状部411aから延設された部品接続端子413と短尺板状部411bから延設された部品接続端子413とは、高さ方向Zから見たとき、横方向Xに並ぶよう形成されている一方、互いに高さ方向Zの位置が異なる。
各板状部411に、特定部414が形成されている。図4の模式図に示すごとく、特定部414は、板状部411の厚み方向(すなわち高さ方向Z)に貫通する貫通穴である。そして、図1、図2に示すごとく、特定部414は、電源端子412と部品接続端子413との並び方向(すなわち縦方向Y)に長尺な形状を有する。本実施形態において、特定部414は、縦方向Yに長尺な楕円形状を呈している。特定部414の縦方向Yの長さは、電源端子412の縦方向Yの長さよりも大きい。
特定部414は、板状部411のY1側の端縁までは形成されていない。すなわち、板状部411における特定部414のY1側には、板状部411の一部が存在している。板状部411における特定部414のY1側に存在する板状部411の一部の縦方向Yの大きさは、電源端子412の縦方向Yの長さの半分以下である。
図1、図2に示すごとく、特定部414は、部品接続端子413よりも電源端子412に近い側の領域に形成されている。つまり、板状部411を通る、特定部414から電源端子412までの最短距離は、特定部414から部品接続端子413よりも短い。
特定部414の少なくとも一部は、電源端子412と封止樹脂3との対向領域に形成されている。すなわち、特定部414の少なくとも一部は、電源端子412と封止樹脂3の樹脂面31とが対向する横方向Xにおける、電源端子412と樹脂面31との間の領域に形成されている。また、特定部414は、横方向Xにおける板状部411の略中央に形成されている。
図1〜図3に示すごとく、一対の板状部411の間には、双方の間を絶縁するための絶縁部材6が配されている。絶縁部材6は、シート状に形成されている。図1に示すごとく、絶縁部材6は、高さ方向Zから見たとき、短尺板状部411bよりも大きく形成されている。そして、短尺板状部411bは、絶縁部材6の内側に収まるよう配されている。
また、図1、図4に示すごとく、絶縁部材6には、高さ方向Zにおける短尺板状部411b側に突出する位置決め部61が形成されている。位置決め部61は、短尺板状部411bの特定部414(貫通穴)の内側に挿入している。高さ方向Zから見たときの位置決め部61の外形の形状、大きさは、高さ方向Zから見たときの特定部414の外形の形状、大きさと略同等である。これにより、絶縁部材6は短尺板状部411bに対して位置決めされている。
次に、本実施形態の作用効果につき説明する。
前記態様のコンデンサ1は、封止樹脂3から露出したバスバ4の露出部41が、電源端子412と部品接続端子413とを有する。それゆえ、電源端子412からバスバ4へ流入される直流電流の直流成分は、板状部411を通って部品接続端子413から流出する。これにより、封止樹脂3の内部に配されたバスバ4に直流電流の直流成分が流れることを防止することができる。
また、各板状部411には、周囲よりも厚みが小さい特定部414が形成されている。それゆえ、板状部411は、特定部414周辺において電気抵抗率が高くなる。そして、特定部414は、各板状部411における部品接続端子413よりも電源端子412側の領域に形成されている。それゆえ、各板状部411における部品接続端子413よりも電源端子412側の領域の電気抵抗率を高くすることができる。これにより、電源端子412に流入した直流電流の直流成分を、部品接続端子413側に誘導しやすい。それゆえ、電源端子412から板状部411へ流入した直流電流の直流成分が、封止樹脂3内のバスバ4側へ向かって流れることを防止しやすい。
また、各特定部414は、各板状部411の厚み方向に貫通する貫通穴である。それゆえ、特定部414周辺の電気抵抗率をより高くしやすい。これにより、電源端子412から流入した直流電流の直流成分が、板状部411の特定部414周辺を通過することを一層防止することができる。これにより、電源端子412から流入した直流電流の直流成分が、板状部411を通過して封止樹脂3内のバスバ4に流入することを一層防止することができる。また、特定部414の形成を容易にすることができ、コンデンサ1の生産性を向上させやすい。
また、絶縁部材6には、特定部414に挿入される位置決め部61が形成されている。それゆえ、特定部414を絶縁部材6の位置決めとして使用することができる。これにより、別途絶縁部材6の位置決め機構を設ける必要がなく、部品点数の削減につながる。
また、特定部414の少なくとも一部は、電源端子412と封止樹脂3との対向領域に形成されている。これにより、板状部411における、電源端子412と封止樹脂3内のバスバ4との最短ルートとなる領域の電気抵抗率を高くすることができる。それゆえ、電源端子412にから流入した直流電流の直流成分が、板状部411を通過して封止樹脂3内のバスバ4に流入することを一層防止することができる。
また、特定部414は、部品接続端子413よりも電源端子412側に近い側の領域に形成されている。それゆえ、板状部411における電源端子412に近い側の領域の電気抵抗率を高くすることができる。そのため、電源端子412に流入した直流電流の直流成分を、部品接続端子413側に一層誘導しやすい。それゆえ、電源端子412から板状部411へ流入した直流電流の直流成分が、封止樹脂3内のバスバ4側へ向かって流れることを一層防止しやすい。
以上のごとく、本実施形態によれば、コンデンサ素子や封止樹脂内への受熱を抑制しやすいコンデンサを提供することができる。
(実施形態2)
本実施形態は、図6に示すごとく、実施形態1に対して、特定部414の構成を変更した実施形態である。
本実施形態において、各板状部411に複数の特定部414が形成されている。本実施形態においては、各板状部411に2つの特定部414が形成されている。2つの特定部414は、いずれも縦方向Yに長尺な楕円形状を有するとともに、縦方向Yに並ぶよう形成されている。各板状部411において、一方の特定部414は、電源端子412と封止樹脂(図3の符号3参照)との対向領域に配されている。そして、他方の特定部414は、一方の特定部414のY2側に隣接する位置に配されている。各板状部411において形成された各特定部414の縦方向Yの両側には、バスバ4の一部がそれぞれ存在する。
その他は、実施形態1と同様である。
なお、実施形態2以降において用いた符号のうち、既出の実施形態において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、既出の実施形態におけるものと同様の構成要素等を表す。
本実施形態においては、各板状部411において、複数の特定部414を形成している。これにより、各板状部411に大きな特定部414を1つ形成する場合に比べ、各板状部411の剛性を高くすることができ、各板状部411の固有振動数を向上させることができる。これにより、各板状部411における振動に対する強度を向上させることができる。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
(実施形態3)
図7に示すごとく、本実施形態も、実施形態1に対して、特定部414の構成を変更した実施形態である。
本実施形態において、特定部414は、縦方向Yにやや長尺な長方形状を呈している。
その他は、実施形態1と同様である。
本実施形態においても、実施形態1と同様の作用効果を有する。
(実施形態4)
図8に示すごとく、本実施形態は、実施形態1に対して、特定部414の構成を変更した実施形態である。
特定部414は、板状部411における部品接続端子413側と反対側(Y1側)の端縁に連通している。すなわち、特定部414は、Y1側が開放されている。特定部414は、縦方向Yに長尺なスリット状に形成されている。
その他は、実施形態1と同様である。
本実施形態においては、電源端子412から板状部411へ入力された直流電流の直流成分が、板状部411における特定部414のY1側から封止樹脂3内のバスバ4へ向かうことを防止しやすい。それゆえ、電源端子412から板状部411へ入力された直流電流の直流成分を、部品接続端子413側に一層誘導しやすい。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
本発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の実施形態に適用することが可能である。例えば、図9に示すごとく、特定部414を、貫通穴ではなく、凹部とすることも可能である。この場合、実施形態1の絶縁部材6との位置決め部61を、バスバ4の凹部の内側に挿入することにより、バスバ4に対する絶縁部材6の位置決めを図ることも可能である。
1 コンデンサ
2 コンデンサ素子
3 封止樹脂
4 バスバ
41 露出部
411 板状部
412 電源端子
413 部品接続端子
414 特定部

Claims (8)

  1. コンデンサ素子(2)と、
    前記コンデンサ素子を封止する封止樹脂(3)と、
    前記コンデンサ素子に接続される一対のバスバ(4)と、を有し、
    前記各バスバは、前記封止樹脂から露出する露出部(41)を有し、
    前記各露出部は、板状部(411)と、前記板状部から延設されるとともに電源に電気的に接続される電源端子(412)と、前記板状部から延設されるとともに他の電子部品に電気的に接続される部品接続端子(413)と、を有し、
    前記各板状部には、前記部品接続端子よりも前記電源端子側の領域に、周囲よりも厚みが小さい特定部(414)が形成されている、コンデンサ(1)。
  2. 前記各特定部は、前記各板状部の厚み方向(Z)に貫通する貫通穴である、請求項1に記載のコンデンサ。
  3. 一対の前記板状部の間には、双方の間を電気的に絶縁する絶縁部材(6)が介在しており、前記絶縁部材には、前記特定部に挿入される位置決め部(61)が形成されている、請求項1又は2に記載のコンデンサ。
  4. 前記特定部の少なくとも一部は、前記電源端子と前記封止樹脂との対向領域に形成されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載のコンデンサ。
  5. 前記特定部は、前記部品接続端子よりも前記電源端子に近い側の領域に形成されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載のコンデンサ。
  6. 前記特定部は、前記電源端子と前記部品接続端子との並び方向に長尺な形状を有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のコンデンサ。
  7. 前記特定部は、前記各板状部に複数形成されている、請求項1〜6のいずれか一項に記載のコンデンサ。
  8. 前記特定部は、前記板状部における前記部品接続端子側と反対側の端縁に連通している、請求項1〜7のいずれか一項に記載のコンデンサ。
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