JP2019184876A - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像剤が残っている収容容器が装着部から取り出された状態で現像器内の現像剤の量が所定量未満になった場合であっても、適切な表示を行う。【解決手段】CPU701は、交換条件を満たしていない(トナーの量が第1の所定量以上の)トナー容器Tが装着部310から取り外されたと判定されると、再装着を促すための警告画面1を表示させる。CPU701は、警告画面1の表示の実施中で且つ装着部310にトナー容器Tが装着されていないと判定されている状態で扉26が閉じられたと判定されると、警告画面1の表示を終了し、その後、画像形成動作中において、現像器100内のトナーが空となったと判定され且つ、装着部310にトナー容器Tが装着されていないと判定されると、警告画面1の表示を再度実施する。【選択図】図16

Description

本発明は、現像剤を収容した収容容器が着脱可能な画像形成装置及びその制御方法に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、感光体上に形成された静電潜像を、現像器(現像装置)内の現像剤を用いて現像することによって画像を形成する。現像器内に蓄積できる現像剤の量には限りがあるので、画像形成装置に着脱可能な収容容器から現像器へ適宜現像剤が補給される。なお、収容容器内の現像剤の量にも限りがあるので、収容容器内に現像剤がなくなると、収容容器から現像器へ現像剤が補給できなくなる。そのため、収容容器内の現像剤がなくなった場合、画像形成装置は収容容器の交換をユーザに通知する。
ところが、収容容器内の現像剤の量が第1の所定量以上であるにも拘わらず、ユーザが収容容器を交換してしまうことがある。そこで、特許文献1に記載の画像形成装置は、収容容器が空となる前に収容容器が取り出された場合に、収容容器に現像剤が残っていてまだ使用できる旨を警告するための警告画面を表示している。特許文献1によれば、空ではない収容容器が再装着されることで画像形成動作が実行できるので、現像剤が残っている収容容器が廃棄されることを抑制できる。
特開2006−71905号公報
ところで、ユーザが収容容器を装着部に装着したにも拘わらず、収容容器の装着を画像形成装置が正常に検知できない場合がある。収容容器の装着を正常に検知できなかった場合に警告画面が表示され続けると、ユーザが警告画面に表示された操作を繰り返してしまう可能性がある。例えば、ユーザが不要に収容容器の挿抜を繰り返す可能性がある。そのため、収容容器を着脱する際に開閉される装着部の扉が閉じられた場合は警告画面とは異なる画面が表示されていることが好ましい。
また、装着部に収容容器が装着されていない状態で装着部の扉を閉じることが可能な装置がある。このような装置では、上記警告画面が一旦表示された後、残存する現像剤が第1の所定量以上の収容容器が取り外されたままで扉が閉じられる可能性がある。この画像形成装置においては、扉が閉じたことに応じて上記警告画面と異なる画面が表示とされると、取り外された収容容器の再装着を改めて促す機会がなくなる。従って、収容容器が未だ使用できることをユーザに再度通知できず、現像剤が残っている収容容器が無駄に廃棄されるおそれがあった。
例えば、残存する現像剤が第1の所定量以上の収容容器が取り外されたままで扉が閉じられて表示画面に警告画面とは異なる画面が表示とされた後、収容容器が装着されていない状態でジョブが実行される場合を考える。この場合、画像形成動作中に現像器内の現像剤の量が第2の所定量未満と判定されると、収容容器を他の収容容器に交換すべき旨を示す交換画面が表示される。それを見たユーザは通常、前回に取り外した収容容器(残存する現像剤が第1の所定量以上の収容容器)ではなく、別の収容容器を装着してしまう。そのため、収容容器の不要な交換が実施されることになる。
本発明は、現像剤が残っている収容容器が装着部から取り出された状態で現像器内の現像剤の量が所定量未満になった場合であっても、適切な表示を行うことを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、感光体と、前記感光体に静電潜像を形成するために前記感光体を露光する露光手段と、現像剤を収容し、前記感光体に形成された前記静電潜像を前記現像剤を用いて現像する現像手段と、前記現像手段へ補給するための現像剤を収容した収容容器が装着される装着部と、前記装着部に収容容器が装着される際に開閉される扉と、前記扉の開閉を検知する検知手段と、前記装着部に収容容器が装着されているか否かを判定する第1の判定手段と、前記現像手段内の現像剤が空となったか否かを判定する第2の判定手段と、交換条件を満たしていない収容容器が前記装着部から取り外されたと前記第1の判定手段により判定された場合に、前記交換条件を満たしていない収容容器の再装着を促すための第1の報知を実施すると共に、前記第1の報知の実施中で且つ前記装着部に収容容器が装着されていないと前記第1の判定手段により判定されている状態で前記扉が閉じられたことが前記検知手段により検知されると前記第1の報知を終了し、その後、前記現像手段内の現像剤が空となったと前記第2の判定手段により判定され且つ、前記装着部に収容容器が装着されていないと前記第1の判定手段により判定されると、前記第1の報知を再度実施する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、現像剤が残っている収容容器が装着部から取り出された状態で現像器内の現像剤の量が所定量未満になった場合であっても、適切な表示を行うことができる。
画像形成装置の構成図である。 画像形成装置の制御ブロック図である。 画像形成装置の斜視図である。 装着部の部分正面図、斜視図である。 1つのトナー容器の外観図、内部構造を示す図である。 トナー容器を装着部の側から見た図である。 移動しているトナーを濃度センサが検知する様子を示す図である。 トナー空判定のタイムチャートである。 交換画面の例を示す図である。 回転速度制御処理のフローチャートである。 各種信号のタイミングチャートである。 扉開閉SWと出力検知部の信号出力タイミングを示す図である。 液晶画面に表示される画面例を示す図である。 画面表示制御処理のフローチャートである。 ボトル有無検知処理のフローチャートである。 交換画面表示処理のフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る画像形成装置の構成図である。この画像形成装置200は、それぞれ異なる色の画像を形成するための複数の画像形成部P(Pa、Pb、Pc、Pd)を備える。画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdはそれぞれ、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)のトナー像を形成する。画像形成装置200の本体には、画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdに対応する色の現像剤(トナー)を収容するトナー容器T(Ta、Tb、Tc、Td)が着脱自在に設けられる。トナー容器Tはトナーボトルや収容容器とも称される。トナー容器Taはイエローのトナーを収容し、画像形成部Paにイエローのトナーを補給する。トナー容器Tbはマゼンタのトナーを収容し、画像形成部Pbにマゼンタのトナーを補給する。トナー容器Tcはシアンのトナーを収容し、画像形成部Pcにシアンのトナーを補給する。トナー容器Tdはブラックのトナーを収容し、画像形成部Pdにブラックのトナーを補給する。
画像形成部Pa〜Pdは互いに同様の構成である。画像形成部Pは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナー像を形成するものに限定されず、他の色のトナー像を形成する画像形成部であってもよい。なお、画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdの並びはこの限りでない。画像形成部Pの各々は、感光体1(1a、1b、1c、1d)、帯電器2(2a、2b、2c、2d)、現像器100(100a、100b、100c、100d)、及びドラムクリーナ6(6a、6b、6c、6d)を備える。画像形成部Pの各々の周囲には、露光手段である露光器3(3a、3b、3c、3d)及び一次転写部4(4a、4b、4c、4d)が設けられる。以降、各色に対応する構成要素を色ごとに区別しないときは同じ符号を用い、区別するときは符号の後にa、b、c、dを付す。
感光体1はドラム型であり、金属ローラの表面に感光層を備える。感光体1は、画像形成時に矢印A方向に回転する。帯電器2は、感光体1の表面を一様に帯電させる。表面が帯電した感光体1は、対応する色の画像を表す画像データに基づいて露光器3から照射されるレーザ光により走査される。これにより感光体1の表面に対応する色の画像の静電潜像が形成される。現像器100は、静電潜像をトナーにより現像することで、感光体1にトナー像を形成する現像手段である。現像器100は内部のトナー濃度を検知する濃度センサ80(80a、80b、80c、80d)(図2で後述)を備える。濃度センサ80による検知の結果、トナー濃度が低下している場合、現像器100には対応するトナー容器Tからトナーが補給される。現像器100の内部には、非磁性トナーと磁性キャリアとを混合した二成分現像剤、或いは磁性トナーや非磁性トナーのみの一成分現像剤が収容される。本実施の形態では、二成分現像剤を用いるとする。
画像形成部Pa〜Pdの上方には中間転写ベルト7が設けられる。一次転写部4は、中間転写ベルト7を挟んで、対応する画像形成部Pに対向する位置に設けられる。各感光体1と対応する一次転写部4との間には、一次転写ニップ部T1(T1a、T1b、T1c、T1d)が形成される。中間転写ベルト7は、一次転写ニップ部T1を通過する際に、感光体1に形成されたトナー像が転写される。トナー像の転写後に感光体1に残ったトナーは、ドラムクリーナ6により除去される。中間転写ベルト7は、二次転写内ローラ8、従動ローラ17、テンションローラ18、19に掛け回される無端ベルトである。中間転写ベルト7が、二次転写内ローラ8の回転に応じて矢印B方向に回転すると、中間転写ベルト7上に転写されたトナー像は矢印B方向に搬送される。中間転写ベルト7を挟んで二次転写内ローラ8に対向する位置には、二次転写ローラ9が配設される。二次転写内ローラ8と二次転写ローラ9との間には転写ニップ部である二次転写部T2が形成される。中間転写ベルト7及びシート等の記録材Sが二次転写部T2を通過する際に、中間転写ベルト7に形成されたトナー像が記録材Sに転写される。トナー像の転写後に中間転写ベルト7に残ったトナーは、ベルトクリーナ11により除去される。
記録材Sは、カセット部60に収納されており、中間転写ベルト7に形成されたトナー像が二次転写部T2に搬送されるタイミングに合わせて、二次転写部T2に搬送される。まず、カセット部60に収納された記録材Sは、給紙ローラ61により給紙され、レジストレーションローラ対62に向けて搬送パスを搬送される。レジストレーションローラ対62は、記録材Sの斜行補正等を行った後に、記録材Sが二次転写部T2において中間転写ベルト7上のトナー像と接触するタイミングで、記録材Sを搬送する。二次転写部T2でトナー像が転写された記録材Sは定着器13に搬送される。定着器13は、熱源となるヒータを備え、常に最適な温度が維持されるように制御される。定着器13は、対向する2つのローラにより形成された定着ニップ内で、通過する記録材Sに所定の圧力と熱量を与えて、記録材S上にトナー像を溶融固着させる。トナー像が定着された記録材Sは排紙ローラ対64により画像形成装置200から排出される。
図2は、画像形成装置200の制御ブロック図である。制御部700は、画像形成装置200の全体を制御する。制御部700は、CPU701、ROM702、RAM703、モータ駆動部704、出力検知部705を備える。
CPU701は、画像形成装置200の各デバイスを制御する制御回路である。ROM702は、画像形成装置200で実行される各種処理を制御するための制御プログラムを格納している。RAM703は、CPU701が制御プログラムを実行するために使用されるシステムワークメモリである。
濃度センサ80は、例えば、現像器100内のトナーの量に基づいて変化する透磁率に応じた信号を出力する。なお、濃度センサ80は、現像器100内のトナーの量に基づいて変化する透磁率に応じた信号を出力するセンサに限定されず、現像器100内のトナーの量を検知できればどのようなセンサであってもよい。CPU701は、濃度センサ80の出力信号を不図示の変換テーブルに基づいてトナー濃度に変換する。CPU701は、トナー濃度が目標濃度となるようにトナー容器Tから現像器100へのトナーの補給を制御する。
操作部706はタッチパネル等の液晶画面707を有する。操作部706の液晶画面707はCPU701からの信号によって警告画面や未装着画面等の各種画面を表示する。さらに、操作部706はCPU701からの信号によってユーザに画像形成装置200の状態を通知する。なお、画面を表示する構成は液晶画面707に限らず、例えば、ネットワークを通じて画像形成装置200と通信可能に接続されたPCのモニタであってもよい。
駆動モータ604は、トナー容器Tから現像器100にトナーを補給するために、トナー容器Tを回転させる駆動源である。モータ駆動部704は、駆動モータ604を制御するために駆動モータ604に供給する電流を制御する。CPU701が所定時間あたりに駆動モータ604に電流を供給すべき時間の割合を示す制御値であるPWM値を設定する。これによって、モータ駆動部704がPWM値に基づいて駆動モータ604に供給する電流を制御する。駆動モータ604としてDCモータ(DCブラシモータ)が用いられる。そのため、駆動モータ604の回転速度、及び、駆動モータ604の回転駆動力は、所定時間あたりに駆動モータ604に電流が供給された時間の割合に応じて変化する。
なお、CPU701がENB(イネーブル)信号を出力している間、モータ駆動部704が駆動モータ604に電流を供給することができる。つまり、CPU701がENB信号を出力している間、モータ駆動部704が駆動モータ604にPWM値に基づく電流を供給する。これによりトナー容器Tが回転駆動される。一方、CPU701がENB信号を停止することに応じて、モータ駆動部704は駆動モータ604への電流の供給を停止する。これによりトナー容器Tの回転が停止する。
回転センサ203は発光部と受光部とを備えた光学センサであり、受光部の受光量に応じた信号を出力する。トナー容器Tの所定領域(外周部221)が検出位置を通過している間、回転センサ203の受光量は閾値以上となる。一方、トナー容器Tが回転する回転方向においてトナー容器Tの所定領域以外の領域が検出位置を通過している間、回転センサ203の受光量は閾値未満となる。なお、回転センサ203の具体的な構成は、図6を用いて後述する。
出力検知部705は、回転センサ203の出力信号に基づき、トナー容器Tの回転位置を示す出力信号として回転検知信号を出力する。すなわち、出力検知部705は、回転センサ203の受光量が閾値以上であればローレベルの信号を出力し、回転センサ203の受光量が閾値未満であればハイレベルの信号を出力する。従って、出力検知部705は、トナー容器Tの所定領域が検出位置を通過している間にローレベルの信号を出力し、トナー容器Tの所定領域以外の領域が検出位置を通過している間にハイレベルの信号を出力する。
読取部224は、画像形成装置200の装着位置に装着されたトナー容器Tのボトルメモリ223に記録された補給情報を読み取ってCPU701へ通知する。さらに、読取部224は、CPU701から通知された補給情報をトナー容器Tのボトルメモリ223へ書き込むこともできる。この補給情報は、例えば、トナー容器Tに収容されたトナーの色、トナー容器Tの識別番号、トナー容器Tの補給履歴を含む。なお、トナー容器Tの補給履歴は、例えば、トナー容器Tの回転回数である。CPU701は、トナー容器Tを1回転する度に、読取部224によってトナー容器Tの回転回数の情報をボトルメモリ223(図5)に記録する。トナー容器Tの回転回数はトナーの補給回数に相当する。
モータ駆動部704、出力検知部705、回転センサ203、及び読取部224は色毎に設けられている。駆動モータ604も色毎に設けられている。しかし、駆動モータ604は、例えば、複数のトナー容器Tを1つの駆動モータによって回転する構成であってもよい。クラッチを介して駆動モータ604からトナー容器Tへ駆動力を伝達可能な状態と伝達不可能な状態とに切り替え制御できる構成であれば、1つの駆動モータ604が複数のトナー容器Tを選択的に回転駆動できる。
検知手段としての扉開閉SW(スイッチ)27は、画像形成装置200の扉26(図3)の開閉状態に応じて開閉検知信号をCPU701へ出力する。開閉検知信号は、例えば、2値の信号である。開閉検知信号がローレベルの信号ならば、CPU701は扉26が閉状態であると判定する。一方、開閉検知信号がハイレベルの信号ならば、CPU701は扉26が開状態であると判定する。つまり、CPU701は開閉検知信号に基づいて扉26が開状態であるか閉状態であるかを判定する。
ここで、画像形成装置200の扉26に関して図3に基づき説明する。図3は、画像形成装置200の斜視図である。図3において、画像形成装置200は、トナー容器Tを着脱するためにユーザが開閉する扉26を備える。扉26には突起部26aが設けられている。扉26が閉じられた場合、突起部26aは扉開閉SW27を押圧する。扉開閉SW27は突起部26aによって押圧されるとローレベルの信号を出力する。一方、扉開閉SW27は突起部26aによる押圧を解除されるとハイレベルの信号を出力する。なお、扉26は、トナー容器Tが装着される装着部310(図4)のみを開閉する扉であってもよい。あるいは、扉26は画像形成装置200の一側面の全体を開閉するように構成された開閉部材であってもよい。
図4を用いて装着部310の構成について説明する。図4(a)は装着部310をトナー容器Tの装着方向正面から見た部分正面図、図4(b)は装着部310の内部を説明するための斜視図である。なお、トナー容器Tは、図4(b)に示すように、装着部310に対して矢印M方向に装着される。この矢印M方向は、画像形成装置200の感光ドラム1の回転軸線方向と略平行である。また、トナー容器Tの装着部310からの取り出し方向は、このM方向とは反対方向となる。トナー容器Tは、回転可能に装着部310に装着される。
装着部310は、駆動ギア300、トナー容器Tの回転に応じてトナー容器Tのキャップ部222(図5)が回転することを規制する回転規制部311、底部321、規制部312を備える。規制部312は、トナー容器Tのキャップ部222を係止することでキャップ部222の回転軸線方向への移動を規制する。駆動ギア300は、装着部310に装着されたトナー容器Tに対して駆動モータ604からの回転駆動力を伝達する。
底部321には、トナー容器Tが装着された場合に、トナー容器Tの排出口211(図5)と連通し、トナー容器Tから排出されたトナーを受け入れる受け入れ口313が形成されている。トナー容器Tの排出口211(図5)から排出されたトナーは受け入れ口313を通って現像器100へと供給される。受け入れ口の直径は排出口211(図5)と同じであり、例えば、約2[mm]である。
図5(a)は、1つのトナー容器Tの外観図である。図5(b)、(c)は、トナー容器Tの内部構造を示す図である。トナー容器Tの各々の基本構成は共通であるので、トナー容器Tの1つを説明する。トナー容器Tはキャップ部222を有する。図5(b)、(c)ではキャップ部222を外した状態が示されている。トナー容器Tは伸縮するポンプ部210を有する。図5(b)はポンプ部210が最大限伸張された状態を示し、図5(c)はポンプ部210が最大限圧縮された状態を示す。
トナー容器Tは、主として、トナーを収容する収容部207、駆動モータ604から回転駆動力が伝達される駆動伝達部206、及び排出部212を備える。排出部212はトナーを排出する排出口211を有する。トナー容器Tは、トナーを排出口211から排出するためのポンプ部210を伸縮させる往復動部材213を備える。駆動伝達部206は、凸部220及びカム溝214を有する。カム溝214は、トナー容器Tの駆動伝達部206が回転する回転方向において駆動伝達部206の一周に亘って形成されている。収容部207は駆動伝達部206に連結されている。カム溝214及び凸部220は駆動伝達部206と一体に回転する。駆動モータ604が駆動ギアを介してトナー容器Tの駆動伝達部206に回転駆動力を伝達することによって、駆動伝達部206及び収容部207が回転する。収容部207の内部には、内周側に突出した凸部205が螺旋状に形成されている。凸部205は収容部207の回転に伴って収容部207内のトナーを排出口211に向けて搬送する。外周部221は、駆動伝達部206のうち、周方向における凸部220に隣接する部位であって、凸部220より低い領域である。
トナー容器Tは装着部310(図4(b))に装着されて使用される。キャップ部222は、装着部310によって回転が規制されるので、駆動伝達部206が回転したとしても回転しない。排出口211、ポンプ部210、往復動部材213もキャップ部222と同様に、駆動伝達部206が回転したとしても回転しないように規制されている。キャップ部222の内側には、回転規制溝215(図6(a)、(b))が形成されている。往復動部材213と回転規制溝215との係合により、回転規制溝215は、駆動伝達部206の回転によって往復動部材213が回転することを規制する。往復動部材213は、ポンプ部210に接続されると共に、往復動部材213が有する爪部213aが駆動伝達部206のカム溝214と係合する。これにより、駆動伝達部206が回転することに応じて、往復動部材213が回転を規制された状態で爪部213aがカム溝214に沿って移動する。従って、往復動部材213は、駆動伝達部206の回転に伴って、駆動伝達部206の回転軸の軸線方向、すなわち、矢印X方向及びその反対方向に往復動する。
ポンプ部210は、伸縮動作に伴って自身の容積が可変する樹脂製の蛇腹状のポンプである。ポンプ部210は、「山折り」部と「谷折り」部とがトナー容器Tの長手方向に沿って交互に繰り返し並んでいる。往復動部材213はポンプ部210と連結されているので、往復動部材213が往復動することによってポンプ部210は伸長と圧縮を交互に繰り返す。往復動部材213が矢印X方向に移動することによりポンプ部210が伸長する。そして、ポンプ部210が伸長することによりトナー容器Tの内圧が低下し、排出口211から空気が吸い込まれ、排出部212内のトナーを解す。次に、往復動部材213が矢印X方向と逆方向に移動することによりポンプ部210が圧縮される。そして、ポンプ部210が圧縮されることによりトナー容器Tの内圧が上昇し、排出口211に堆積したトナーが排出口211から現像器100に供給される。つまり、駆動モータ604は、装着部310に装着されたトナー容器Tを回転させ、トナー容器Tの回転駆動によってポンプ部210を伸縮させる駆動手段として機能する。
キャップ部222には、トナー容器Tに関する情報を記録したボトルメモリ223が貼り付けられている。CPU701は、読取部224を介してボトルメモリ223と通信し、トナー容器Tの補給情報を読み取る。補給情報はトナー容器Tの識別情報を含む。例えば、CPU701は、ボトルメモリ223に記憶された識別情報に基づいてトナー容器Tを一意に特定する識別処理を実行する。さらに、補給情報はトナー容器Tの回転回数の値を含む。CPU701は、トナー容器Tが1/2回転する度に、ボトルメモリ223に記憶されたトナー容器Tの回転回数の情報を更新する。さらに、キャップ部222は、排出口211を封止するシール部材222bを備えている。このシール部材222bにより排出口211が封止されていれば、トナー容器T内のトナーが排出口211から漏れ出すことを防止できる。なお、トナー容器Tが装着部310に装着される前にユーザがシール部材222bを除去することによって、トナー容器Tの排出口211が開放される。
トナー容器Tは1回転する間に補給動作を2回行う。1回のトナー補給動作は、ポンプ部210が最大圧縮している状態から開始し、ポンプ部210が伸長し、その後に圧縮し、ポンプ部210が最大圧縮した状態で終了する。カム溝214には、2つのピーク領域214aと2つの谷領域214bとが、カム溝214の形成方向において、谷→ピーク→谷→ピークの順番で形成されている。往復動部材213の爪部213aが係合しているカム溝214の位置がピーク領域214aであるとき、ポンプ部210が最大伸長状態である(図5(b))。往復動部材213の爪部213aが係合しているカム溝214の位置が谷領域214bであるとき、ポンプ部210が最大圧縮状態である(図5(c))。
回転センサ203について、図6(a)、(b)を用いて説明する。図6(a)、(b)は、トナー容器Tを装着部310の側から見た図である。図6(a)、(b)は、はそれぞれ、出力検知部705がローレベル、ハイレベルの信号を出力している状態を示している。
回転センサ203は、上述のように発光部と受光部とを有する光学センサである。フラグ204は自重によってトナー容器Tの駆動伝達部206に接触する。フラグ204は、駆動伝達部206の軸心方向においては凸部220の形成領域と重なる位置に配置される。駆動伝達部206が回転すると、フラグ204は、駆動伝達部206の凸部220に押されて回転軸204aを中心に回動し、発光部からの光を遮光する。
図6(a)は、駆動伝達部206の回転方向(図6(a)の時計方向)において外周部221にフラグ204が当接している様子を示している。この場合、フラグ204が発光部と受光部の間に位置していないので、受光部は発光部から発せられた光を受光することができる。本実施の形態においては、フラグ204が発光部と受光部の間に位置していなければ、受光部の受光光量が閾値以上となる。従って、回転センサ203によって、フラグ204が凸部220に接触しているか、外周部221に接触しているかを検知することができる。これにより回転センサ203は、トナー容器Tの回転位置を検知することができる。
具体的には、出力検知部705(図2)は、受光部に受光される光の受光光量が閾値以上であればローレベルの信号(論理‘L’)を出力する。つまり、図6(a)に示すように、フラグ204が外周部221に接触している間、出力検知部705はローレベルの信号(論理‘L’)をCPU701に出力する。一方、図6(b)に示すように、フラグ204が凸部220に当接している場合、フラグ204が発光部と受光部の間に位置しているので、受光部は発光部から発せられた光を受光することができない。従って、受光部の受光光量は閾値未満となり、出力検知部705は、ハイレベルの信号(論理‘H’)を出力する。つまり、フラグ204が凸部220に接触している間、出力検知部705はハイレベルの信号(論理‘H’)をCPU701に出力する。CPU701は、出力検知部705の出力に基づきトナー容器Tの装着の有無を判定する第1の判定手段に該当する。
出力検知部705の出力信号がハイレベルからローレベルへ変化した後、トナー容器Tのポンプ部210は伸長し始める。出力検知部705の出力信号がローレベルを維持している間に、ポンプ部210は最大限伸長された状態を経て圧縮し始める。そして、出力検知部705の出力信号がローレベルからハイレベルへ変化する前に、ポンプ部210は最大限圧縮された状態へ移行する。つまり、フラグ204が外周部221に当接している間にポンプ部210は伸縮してトナーを現像器100へ供給する。
図7(a)、(b)、(c)は、移動しているトナーを濃度センサ80が検知する様子を示す図である。濃度センサ80は透磁率センサである。濃度センサ80は、図7(a)、(c)に示すように、磁性体を含むトナーを検知した場合にはON(オン)状態の信号を出力し、図7(b)に示すようにトナーを検知していない場合にはOFF(オフ)状態の信号を出力する。即ち、濃度センサ80は、トナーを検知したか否かを示す信号を出力する。
本実施の形態においては、CPU701は、濃度センサ80からの出力信号を100msec間隔でモニタリングすることで、現像器100内のトナーの有無を判定している。CPU701は、濃度センサ80によって所定の回数、連続してトナーが検知されなかった場合(即ち、濃度センサ80からの出力信号において、所定の回数、OFF状態の検知が続いた場合)、現像器100内にトナーが無いと判定する。なお、上記したトナーの有無検知処理は一例であり、他の処理を採用してもよい。また、濃度センサにピエゾセンサを適用してトナーの有無を検知する構成を採用してもよい。
図8を用いて、トナー容器T内のトナー空判定シーケンスを説明する。図8は、トナー空判定のタイムチャートである。前述したように、画像形成中、画像データに応じたトナーが現像器100から排出される。そして、トナーが現像器100から排出されると、やがて濃度センサ80により現像器100内のトナーが無いと判定される。濃度センサ80により現像器100内のトナーが無いと判定される状態は、現像器100内のトナーが第2の所定量未満となったことを意味する。以下、この状態になったことを、便宜上、現像器100が空になった、表現する。CPU701は、現像器100内のトナーが無くなった(空になった)と判定すると、駆動モータ604を制御してトナー容器Tを回転させる。これによって、トナー容器Tから現像器100へトナーが補給されるので、やがて濃度センサ80により現像器100内にトナーが有ると判定される。
つまり、CPU701は、現像器100内のトナーが一定量に保たれるように、駆動モータ604を制御する。図8の例では、CPU701は、駆動モータ604を4sec駆動させることで、濃度センサ80の検知結果が、現像器100内のトナー無しからトナー有りに変化している。また、トナー容器T内のトナーの量が第1の所定量未満となると、駆動モータ604を駆動しても現像器100内にトナーが補給されない。すると、駆動モータ604を16secの間、継続して駆動しても、濃度センサ80により現像器100内にトナーが無いと判定され続ける。この場合、CPU701は、トナー容器T内のトナーが空である(残トナーが第1の所定量未満である)と判定する。
図9は、交換画面の例を示す図である。この交換画面は、現像器100内のトナーが空であると判定されたときに操作部706の液晶画面707に表示される。この交換画面では、トナー容器T内のトナーがなくなったこと、及び、トナー容器Tを新しい(新品の)トナー容器Tに交換する必要があることをユーザに報知するメッセージが表示される。
ユーザは、交換画面の指示に従い、トナー容器Tを取り出し、代わりに新しいトナー容器Tを装着部310に装着する。CPU701は、トナー容器Tが取り外されたことを検出した後に、トナー容器Tが装着されたことを検出すると、交換画面を消す。トナー容器Tが交換された場合、操作部706にはホーム画面が表示される。
なお、トナー容器Tが交換された直後は、現像器100内が空であるため、CPU701は、まず駆動モータ604を制御してトナー容器Tから現像器100内へのトナー補給を実行する。そして、濃度センサ80によって現像器100内にトナー有りと判定されると、画像形成装置200は画像形成動作が実行可能となる。
駆動モータ604はDCモータ(DCブラシモータ)である。駆動モータ604がトナー容器Tを回転駆動する場合、トナー容器Tの回転速度がトナー容器Tの重量に応じて変動してしまう。トナー容器Tから現像器100にトナーを供給するとトナー容器Tに収容されたトナーの量が減少するので、トナー容器Tは軽くなる。トナー容器T内のトナーの量が減少したにもかかわらず駆動モータ604が一定のPWM値に基づきトナー容器Tを回転させた場合、トナー容器Tの回転速度が目標回転速度よりも速くなる。トナー容器Tから現像器100に補給されるトナーの量(補給量)は、トナー容器Tの内圧が変化する速度に応じた値となることが実験によって分かっている。つまり、トナー容器Tの重量が減少することによってトナー容器Tの回転速度が目標回転速度よりも速くなった場合、トナー容器Tの補給量が目標とする補給量よりも増加してしまう。
さらに、実験によれば、トナー容器Tの回転速度が増加するとトナー容器Tから1回に排出されるトナーの量が増加する。具体的には、トナー容器Tの回転速度が120rpmにおけるトナー排出量は、トナー容器Tの回転速度が30rpmにおけるトナー排出量に対して40[%]も増加した。トナー容器Tから直接、現像器100にトナーを補給する構成において、トナー排出量が40[%]も変化した場合、印刷物の濃度が変化してしまう可能性がある。
本実施の形態では、1回のトナー補給動作は、ポンプ部210が最大圧縮された状態から開始し、ポンプ部210を伸長させ、その後に圧縮させ、ポンプ部210が最大圧縮された状態で終了する。そして、トナーの補給量は、ポンプ部210を圧縮する際の回転速度の影響を受ける。そこで、トナー容器Tは、ポンプ部210が圧縮を開始するまでにDCモータ(DCブラシモータ)が目標回転速度で安定するように、回転開始状態(すなわち、前回のトナー補給の回転停止状態)の位置が設計されている。
さらに、本実施の形態では、トナー容器Tの回転速度をフィードバック制御することにより、トナー容器Tの重量の変化に応じたトナー容器Tの回転速度の変化を低減する。フィードバック制御を高精度に行うためには、制御部700がトナー容器Tの回転速度を高精度に測定することが重要である。DCモータ(DCブラシモータ)は、回転開始してから目標回転速度に達するまでに時間がかかる。さらに、DCモータ(DCブラシモータ)は、ENB信号が停止してから回転停止するまでにも時間がかかる。従って、DCモータ(DCブラシモータ)が目標回転速度で安定しているタイミングを検出し、回転速度を測定する必要がある。上述したように、本実施形態のDCモータ(DCブラシモータ)は、ポンプ部210が圧縮を開始するまでに目標回転速度で安定するように設計されている。よって、ポンプ部210が圧縮処理しているタイミングで制御部700はトナー容器Tの回転速度を測定する。
以下、駆動モータ604の回転速度が目標速度となるように、CPU701が駆動モータ604の回転駆動を制御する回転速度制御処理を説明する。図10は、回転速度制御処理のフローチャートである。図10に示す回転速度制御処理は、CPU701がROM702に格納されたプログラムをRAM703に読み出して実行することにより実現される。
トナー容器Tから現像器100にトナーを補給する場合、CPU701は図10に示す回転速度制御処理を実行する。つまり、CPU701は、トナー補給指示に基づき、図10に示す回転速度制御処理を実行する。なお、CPU701は、濃度センサ80により検知された現像器100内のトナーの量が第3の所定量よりも低下した場合にトナー補給指示を発する。
CPU701は、まず、ステップS100において駆動モータ604を制御してトナー容器Tを回転させる。すなわち、CPU701はRAM703に記憶されたPWM値をモータ駆動部704に設定すると共に、ENB信号をモータ駆動部704に出力する。これによって駆動モータ604がトナー容器Tの回転駆動を開始する。なお、RAM703にPWM値が記憶されていなければ、CPU701は、例えば、PWM値として初期値を設定する。
駆動モータ604の回転駆動が開始された後、ステップS101において、CPU701は出力検知部705からローレベルの信号(論理‘L’)が出力されるまで待機する。つまり、CPU701はフラグ204が外周部221に当接するまで処理を待機する。ステップS101において、出力検知部705からローレベルの信号が出力されると、ステップS102において、CPU701は所定クロック信号に応じたカウントを開始する。次いで、ステップS103において、CPU701は出力検知部705からハイレベルの信号(論理‘H’)が出力されるまで待機する。つまり、CPU701はフラグ204が凸部220に当接するまで待機する。出力検知部705から出力される信号がローレベルからハイレベルに変化すると、ステップS104において、CPU701はカウントを停止する。すなわち、ステップS101からステップS104において、CPU701は出力検知部705からローレベルの信号が出力されていた時間を計測する。ここで、出力検知部705から出力された信号がローレベルである期間は、トナー容器Tの回転に伴ってフラグ204が外周部221に当接していた期間に相当する。
出力検知部705の出力信号がローレベルからハイレベルに変化することに応じて、CPU701は補給動作が1回(1ブロック)実施されたことを判定する。そのため、続くステップS105において、CPU701はトナー容器Tの回転を停止する。CPU701はモータ駆動部704に入力していたENB信号を停止してトナー容器Tの回転駆動を停止する。
次に、ステップS106において、CPU701はRAM703に記憶されたカウント値Tnを取得する。カウント値Tnは、トナー容器Tが回転する間に回転センサ203により外周部221が検出された時間に相当する。そして、回転センサ203により外周部221が検出された時間はポンプ部210が伸縮している時間に相当する。これは、トナー容器Tから現像器100にトナーを補給する補給動作が実施された時間に相当する。
次に、ステップS107において、CPU701はカウント値Tnに基づき、RAM703に記憶されているPWM値を補正し、回転速度制御処理を終了する。CPU701は以下のようにPWM値を補正する。まず、CPU701は、カウント値Tnから今回の補給動作の回転速度V(n)を求める。カウント値Tnはフラグ204が外周部221に当接していた時間を示す。外周部221の周長は既知であるので、カウント値Tnに基づき、今回の補給動作の回転速度V(n)を求めることができる。次に、CPU701は、次の式1に基づきPWM設定値の補正値D(n+1)を算出する。
D(n+1)=D(n)+Ki*(Vtgt−V(n))・・・(式1)
ここで、D(n)は現在のPWM値(ステップS100において設定されたPWM値)である。Kiは所定の比例定数、Vtgtは目標回転速度である。PWM値の補正値D(n+1)は、次回の補給動作の際に使用される。つまり、CPU701は、ポンプ部210が伸縮する時間を計測し、計測結果に基づいて次にトナー容器Tを回転駆動させるときの回転速度を制御している。
フラグ204が凸部220に押し上げられるタイミングはポンプ部210の圧縮の終了タイミングに対応する。つまり、制御部700は回転方向における凸部220の前端部の検知結果を回転速度の計測時間の終了と補給動作の終了の両方を示す指標として使用している。これにより、駆動伝達部206に設けられている凸部220の構成を簡単にすることができると共に、CPU701の制御も簡単にすることができる。このようにCPU701は、駆動モータ604の回転速度を制御するPWM値を、回転センサ203によりトナー容器Tの外周部221が検知される時間に基づいて補正する。これによって、トナー容器Tの回転速度が目標回転速度に制御される。そのため、トナー容器Tのトナー排出量を安定させることができる。
図11は、PWM値、出力検知部705の出力信号(回転検知信号)、駆動モータ604の回転速度、カウント値Tn、補給動作を開始させるスタート信号、カウント開始を示すカウント開始信号、補給動作を終了させるストップ信号のタイミングチャートである。
CPU701は、時刻t0においてトナー容器Tから現像器100にトナーを補給する場合、時刻t0においてスタート信号を出力する。このスタート信号が出力されたことに応じて、モータ駆動部704が駆動モータ604に電流を供給する時間をPWM値(図11においてはD(n)[%])に基づいて制御し始める。さらに、CPU701は、時刻t0においてスタート信号を出力することに応じて、カウント値を0に設定する。モータ駆動部704により駆動モータ604の回転駆動が開始された後、駆動モータ604の回転速度が増加する。このとき、出力検知部705はハイレベルの信号を出力している。つまり、トナー容器Tのポンプ部210は最大限圧縮された状態である。
次いで、時刻t1において、出力検知部705の出力信号がハイレベルの信号からローレベルの信号に変化する。CPU701は出力検知部705の出力信号がハイレベルの信号からローレベルの信号に変化することに応じてカウント開始信号を出力する。これにより、カウント値Tnが増加し始める。出力検知部705がローレベルの信号を出力している間にポンプ部210は伸縮する。
次いで、時刻t2において、出力検知部705の出力信号がローレベルの信号からハイレベルの信号に変化する。出力検知部705の出力信号がローレベルの信号からハイレベルの信号に変化することに応じてCPU701はストップ信号を出力する。これにより、カウント値Tnの増加が停止すると共に、モータ駆動部704により駆動モータ604の回転駆動が停止される。このとき、トナー容器Tのポンプ部210は最大限圧縮している。CPU701がモータ駆動部704により駆動モータ604の回転駆動を停止することによって、ポンプ部210が伸長を開始する前に、トナー容器Tの回転駆動を停止させる。
ここで、トナー容器Tが所定の回転角度にて装着部310に装着されると、フラグ204が凸部220(所定部位)に押し上げられる。つまり、ユーザがトナー容器Tを所定の回転角度にて装着部310に装着した場合、出力検知部705の出力信号はローレベルからハイレベルへ変化する。そのため、CPU701は、出力検知部705の出力に基づいて、画像形成装置200の装着部310にトナー容器Tが所定の回転角度にて装着されているか否を判定できる。CPU701は、出力検知部705の出力信号がハイレベルであれば、装着部310にトナー容器Tが装着されていると判定し、出力検知部705の出力信号がローレベルであれば、装着部310にトナー容器Tが装着されていないと判定する。
図12(a)、(b)は、扉開閉SW27の出力信号と出力検知部705の出力信号の出力タイミングを示す図である。図12(a)、(b)を用いて、画像形成装置200の装着部310にトナー容器Tが装着されているか否かを判定する動作について説明する。
トナー補給動作が実行されていない場合、トナー容器Tはホームポジション(HP)にて停止している。このとき、フラグ204はトナー容器Tの凸部220によって押し上げられている(図6(b))。そのため、出力検知部705はハイレベルの信号を出力する。なお、扉26が開放されていなければ、扉開閉SW27はローレベルの信号を出力する。
ユーザがトナー容器Tを交換する場合、ユーザは扉26を開放する。扉26が開状態ならば、扉開閉SW27はハイレベルの信号を出力する。そして、ユーザがトナー容器Tを装着部310から取り出したことに応じて、出力検知部705はローレベルの出力信号を出力する。これは、フラグ204が自重によって発光部と受光部との間の位置から退避するためである(図6(a))。フラグ204が光路を遮らない位置へ移動するので、出力検知部705はローレベルの信号を出力する。
その後、ユーザが装着部310にトナー容器Tを装着したことに応じて、出力検知部705はハイレベルの出力信号を出力する。そして、ユーザが扉26を閉じたことに応じて、扉開閉SW27はローレベルの出力信号を出力する。扉開閉SW27がハイレベルの信号を出力している間に、出力検知部705の出力信号がハイレベルからローレベルに変化し、さらにローレベルからハイレベルに変化した場合、CPU701はトナー容器Tが一旦抜き取られた後に装着されたと判定する。
しかし、図12(b)に示すように、出力検知部705がローレベルの出力信号を出力した状態で扉26が閉じられる可能性がある。例えば、トナー容器Tが装着部310に装着されないまま扉26が閉められた場合、各出力信号は図12(b)に示すようになる。あるいは、トナー容器Tが装着部310に装着されているが、トナー容器Tの回転角度が所定(適切な)の回転角度と異なっている場合も、各出力信号は図12(b)に示すようになる。CPU701は、図12(b)に示すような場合(出力検知部705がローレベルを出力した状態で扉開閉SW27の出力がハイレベルからローレベルに変化した場合)、トナー容器Tが装着部310に装着されているのか否かを判定できない。
そこでこのような場合、CPU701は、トナー容器Tの有無を判定するために駆動モータ604によってトナー容器Tを回転させる。トナー容器Tが装着部310に装着されていれば、回転するトナー容器Tの凸部220がやがて回転センサ203によって検知される。すると、出力検知部705の出力信号がローレベルからハイレベルに切り替わる。つまり、CPU701は駆動モータ604にトナー容器Tを回転させ、出力検知部705の出力信号がローレベルからハイレベルに変化したことに応じて、トナー容器Tが装着部310に装着されていたと判定する。しかし、トナー容器Tを回転させても、出力検知部705の出力信号がローレベルのままであったなら、CPU701は、トナー容器Tが装着部310に装着されていないと判定する。
図13(a)〜(c)は、液晶画面707に表示される画面例を示す図である。まず、図13(a)は、トナー容器Tにトナーが第1の所定量以上残っている(交換条件を満たさない)状態でトナー容器Tが装着部310から取り出されたことに応じて表示される警告画面1(第1の報知)を示す図である。警告画面1には、取り出されたトナー容器T内のトナーの色に関する情報、及び、取り出されたトナー容器Tを装着部310に再装着するようにユーザに促すためのメッセージが表示される。これにより、ユーザが誤って交換不要であったトナー容器Tを廃棄してしまうことを抑制できる。警告画面1は、装着部310から取り出されたトナー容器Tの再装着をユーザに促すためのガイダンスに相当する。なお、取り外されたトナー容器T内のトナーの量が第1の所定量未満であったならば警告画面1は表示されない。
なお、トナー容器Tにトナーが第1の所定量以上残っていることは、そのトナー容器Tが交換条件を満たさないことを意味する。残存するトナーの量が第1の所定量未満のトナー容器Tは交換条件を満たす。交換条件の充足は、残存するトナー量に基づき決まるとしたが、他の要素で、または他の要素も含めて交換条件を定めてもよい。
図13(b)は、トナー容器Tにトナーが第1の所定量以上残っている(交換条件を満たさない)状態で別のトナー容器T´に交換されたことに応じて液晶画面707に表示される警告画面2(第3の報知)を示す図である。警告画面2には、トナーが第1の所定量以上残っている状態で交換されたトナー容器T内のトナーの色に関する情報、及び、装着部310に装着されたトナー容器T´に代えて前回取り出した(元の)トナー容器Tを再装着するように促すメッセージが表示される。これにより、一旦取り外したトナー容器Tにトナーが第1の所定量以上残っていることをユーザに報知させ、再度装着させることができる。そのため、トナー容器Tの無駄な廃棄を抑制できる。
なお、CPU701は、トナー容器Tが装着部310に装着された後、トナー容器Tの識別情報をボトルメモリ223から取得する。この識別情報は、RAM703に記憶される。そして、CPU701は、新たに装着部310に装着されたトナー容器Tの識別情報と、RAM703に記憶されている識別情報とを比較し、新たに装着されたトナー容器Tが、直前に取り外したトナー容器Tと同一かどうかを判定する。例えばCPU701は、トナーが第1の所定量以上残っているトナー容器Tが取り外された後、何らかのトナー容器Tが装着されたとき、識別情報同士を比較する。そして比較する識別情報が互いに異なっていれば、CPU701は、トナー容器Tにトナーが第1の所定量以上残っている状態で別のトナー容器T´に交換されたと判定できる。
図13(c)は、トナー容器Tが装着部310に装着されていない状態で扉26が閉じられたことに応じて液晶画面707に表示される未装着画面(第2の報知)の例を示す図である。未装着画面には、トナー容器Tを装着部310に装着することをユーザに促すためのメッセージが表示される。
ところで、トナー容器Tの装着を適切に検知できなかった場合であっても液晶画面707に表示された警告画面1を消す必要がある。ユーザが扉26を閉じたにもかかわらず警告画面1が表示され続けてしまえば、ユーザが不快に感じるからである。
そこで、本実施の形態の画像形成装置200は、扉開閉SWの出力信号がハイレベルからローレベルに変化した場合にも、警告画面1を非表示にする。従って、警告画面1の表示中にユーザがトナー容器Tを装着部310に装着した状態で、不適切装着等によって回転センサ203が凸部220を検知できない場合であっても、ユーザが扉26を閉じると警告画面1が消去される。あるいは、警告画面1の表示中にユーザがトナー容器Tを装着部310に装着せずにユーザが扉26を閉じた場合も警告画面1が消去される。
次に、液晶画面707の画面表示制御を説明する。図14は、画面表示制御処理のフローチャートである。この処理は、CPU701がROM702に格納されたプログラムをRAM703に読み出して実行することにより実現される。
ところで、CPU701は、画像形成装置200の主電源がオンされた後、読取部224を用いて、装着部310に装着されたトナー容器Tの補給情報を取得し、RAM703に記憶する。トナー容器T内のトナーの量が第1の所定量以上で且つ、扉開閉SW27の開閉検知信号がローレベルからハイレベルに変化すると、CPU701は図14に示す画面表示制御を開始する。従って、通常、第1の所定量以上のトナーが残っているトナー容器Tが装着されている状態で扉26が開けられると画面表示制御が開始される。ここで、CPU701は、例えば、トナー容器T内のトナーの量が第1の所定量以上であるか否かを、トナー容器Tの回転回数に基づいて判定する。例えば、CPU701は、トナー容器Tの回転回数が所定回数未満ならば、トナー容器T内のトナーの量が第1の所定量以上であると判定する。
1回の補給動作においてトナー容器Tから排出されるトナーの量は決まっている。そのため、トナー容器Tの回転回数に基づきトナー容器T内のトナーの残量を判定できる。CPU701は、装着部310に装着されているトナー容器Tが交換条件を満たしているか否かをトナー残量に基づき判定する。具体的には、CPU701は、トナー容器Tの回転回数が所定回数以上であるならば交換条件が満たされたと判定し、トナー容器Tの回転回数が所定回数未満であるならば交換条件が満たされないと判定する。なお、交換条件の充足を、トナー容器Tの回転回数で決めることに限定されない。例えば、トナー容器Tを回転させても現像器100内のトナーの量が第2の所定量以上とならない場合、CPU701は、そのトナー容器Tは交換条件が満たされたと判定してもよい。
ステップS201で、CPU701は、駆動モータ604が停止している状態でトナー容器Tが取り出される(取り外される)まで待機する。CPU701は、出力検知部705の出力信号がハイレベルからローレベルへ変化すると、トナー容器Tが取り出されたと判定し、処理をステップS202に進める。なお、CPU701は、トナー容器Tが取り出されずに扉26が閉じられた場合、図14の画面表示制御を終了する。
ステップS202において、CPU701は、液晶画面707に警告画面1(図13(a))を表示させる。つまり、トナー容器T内のトナーの量が第1の所定量以上で且つ、そのトナー容器Tが取り出されたと判定されたので、CPU701は警告画面1を表示させることで、そのトナー容器Tの再装着を促す。
次に、ステップS203において、CPU701は、トナー容器Tが装着部310に装着されたか否かを判定する。ここではCPU701は、出力検知部705の出力信号がローレベルからハイレベルに変化するとトナー容器Tが装着されたと判定する。CPU701は、トナー容器Tが装着された判定すると、処理をステップS205へ移行する。一方、出力検知部705の出力信号がローレベルに維持されていれば、CPU701は、トナー容器Tが装着されたと判定せず、処理をステップS204へ移行する。ステップS204において、CPU701は、扉26が閉じられたか否かを判定する。CPU701は、扉開閉SW27の開閉検知信号がハイレベルからローレベルへ変化すると扉26が閉じられたと判定し、処理をステップS211に進める。一方、開閉検知信号がハイレベルに維持されていれば、CPU701は扉26が閉じられたと判定せず、処理をステップS203へ戻す。従って、CPU701は、トナー容器Tが装着部310に装着されるかまたは、扉26が閉じられるまで、ステップS203、S204の処理を繰り返す。
ステップS205において、CPU701は液晶画面707に表示させた警告画面1を消す(つまり、警告画面1を非表示にする)。従って、CPU701は、トナー容器Tの装着が検知されれば、扉26が開状態であっても警告画面1を非表示にする。なお、ステップS205において、CPU701は、液晶画面707に警告画面1とは異なる他の画面を表示させてもよい。例えば、トナー容器Tの装着操作がなされたことを報知してもよい。あるいは、ステップS205において、液晶画面707は、警告画面1の上に他の画面を重ねて表示してもよい。
次に、ステップS206において、CPU701は読取部224を用いて、新たに装着されたトナー容器Tのボトルメモリ223から補給情報を読み取る。補給情報には識別情報が含まれる。次に、ステップS207において、CPU701は装着部310に装着されたトナー容器Tが、前回(直前に)取り出されたトナー容器Tと同一であるか否かを判定する識別処理を実施する。前回取り出されたトナー容器Tの識別情報はRAM703に記憶されている。従って、CPU701は、ステップS206で読み取った識別情報と、RAM703に記憶されている識別情報とが同じであるかによって、新たに装着されたトナー容器Tと、前回取り出されたトナー容器Tとが同一のトナー容器Tであるか否かを判定する。
ステップS207において、両識別情報が一致せず、すなわち両トナー容器Tが同一でない場合は、CPU701は、ステップS208において、液晶画面707に警告画面2(図13(b))を表示させる。従って、CPU701は、扉26が開状態であっても、取り出されたトナー容器Tとは別のトナー容器Tが装着されると警告画面2を表示させる。これにより、トナーが残っているトナー容器Tの無駄な廃棄を抑制できる。その後CPU701は、処理をステップS209に進める。また、ステップS207において、両識別情報が一致し、すなわち、両トナー容器Tが同一である場合は、CPU701は警告画面2を表示させることなく処理をステップS209へ移行する。
ステップS209において、CPU701は、扉開閉SW27の開閉検知信号がハイレベルからローレベルへ変化したか否かによって、扉26が閉じられたか否かを判定する。CPU701は扉26が閉じられたと判定すると、本画面表示制御を終了させる。一方、開閉検知信号がハイレベルに維持されていれば、CPU701は扉26が閉じられたと判定せず、処理をステップS210に進める。
ステップS210において、CPU701は、出力検知部705の出力信号がハイレベルからローレベルへ変化したか否かによって、トナー容器Tが取り出されたか否かを判定する。ステップS210において、出力検知部705の出力信号がハイレベルに維持されていれば、CPU701は、トナー容器Tが取り出されたと判定せず、処理をステップS209へ戻す。従って、トナー容器Tが取り出されるかまたは、扉26が閉じられるまで、CPU701はステップS209、S210の処理を繰り返す。一方、ステップS210において、CPU701はトナー容器Tが取り出されたと判定すると、処理をステップS202に戻す。従って、CPU701は、警告画面1を消去した後、扉26が閉じられることなく装着部310にトナー容器Tが装着され、その後、そのトナー容器Tが取り出されると、警告画面1を再表示させる。
ステップS211において、CPU701は警告画面1を消す。従って、CPU701は、トナー容器Tの装着が検知されずに扉26が閉じられた場合、警告画面1を非表示にする。なお、ステップS211において、CPU701は、液晶画面707に警告画面1とは異なる他の画面を表示させてもよい。あるいは、ステップS211において、液晶画面707は、警告画面1の上に他の画面を重ねて表示してもよい。次に、ステップS212において、CPU701は後述するボトル有無検知処理(図15)を実行する。このボトル有無検知処理は、トナー容器Tが装着部310に装着されているか否かを再判定する処理である。
次に、ステップS213において、CPU701は、ボトル有無検知の結果に基づき、トナー容器Tが装着部310に装着されているか否かを判定する。そして、トナー容器Tが装着部310に装着されていると判定された場合、CPU701は処理をステップS214へ移行する。ステップS214において、CPU701は読取部224を用いて、装着されたトナー容器Tのボトルメモリ223から補給情報を読み取り、処理をステップS215に進める。ステップS215、S216では、CPU701は、ステップS207、S208と同様の処理を実行する。ステップS216の後、CPU701は、警告画面2が表示された状態で本画面表示制御を終了する。この場合、その後、ユーザが扉26を開放すると、CPU701は再び画面表示制御を開始する。ステップS207での判別の結果、両識別情報が一致し、すなわち、両トナー容器Tが同一である場合は、CPU701は警告画面2を表示させることなく本画面表示制御を終了する。
ステップS213の判別の結果、トナー容器Tが装着されていなければ、ステップS217において、CPU701は液晶画面707に未装着画面(図13(c))を表示させる。従って、トナー容器Tが装着部310に装着されずに扉26が閉じられた場合、液晶画面707には未装着画面が表示される。その後、CPU701は液晶画面707に未装着画面を表示させたまま本画面表示制御を終了する。
ステップS205、S211によれば、回転センサ203によりトナー容器Tの凸部220が検出されるか、または、扉開閉SW27により扉26が閉じられたことが検知されると警告画面1が非表示にされる。あるいは、他の画面が警告画面1の上に重ねられる。
図15は、図14のステップS212で実行されるボトル有無検知処理のフローチャートである。このボトル有無検知処理は、トナー容器Tの装着が検知されずに扉26が閉じられた場合に、トナー容器Tが装着部310に装着されたか否かを改めて判定する処理である。
まず、ステップS400において、CPU701は出力検知部705の出力信号がローレベル(Low)であるか否かを判別する。上述したように、トナー容器Tが所定の回転角度にて装着部310に装着されている場合、出力検知部705はハイレベルの出力信号を出力する。しかし、トナー容器Tが所定の回転角度と異なる回転角度にて装着部310に装着されている場合、出力検知部705はローレベルの出力信号を出力する。また、トナー容器Tが装着部310に装着されていない場合も、出力検知部705はローレベルの信号を出力する。
ステップS400で、出力検知部705の出力信号がローレベルならば、CPU701は、ステップS401において、駆動モータ604を駆動する。すなわち、CPU701は、RAM703に記憶されたPWM値をモータ駆動部704に設定すると共に、ENB信号をモータ駆動部704に出力する。これによって駆動モータ604が駆動され、トナー容器Tが回転を開始する。なお、駆動モータ604の駆動を開始した後、CPU701は不図示のタイマ(不図示)によって時間の計測を開始する。一方、ステップS400において、出力検知部705の出力信号がハイレベルならば、CPU701は処理をステップS404へ移行する。この場合、回転センサ203が凸部220を検知しているので、CPU701はトナー容器Tが装着部310に装着されている(トナー容器T有り)と判定する。
駆動モータ604が駆動を開始した後、CPU701は、ステップS402において、出力検知部705の出力信号がハイレベルであるか否かを判別する。ここで、トナー容器Tが装着部310に装着されていれば、トナー容器Tが回転することで、やがてトナー容器Tの凸部220が回転センサ203によって検知される。つまり、トナー容器Tが装着部310に装着されていれば、出力検知部705の出力信号は駆動モータ604を駆動させた後にローレベルからハイレベルに変化する。
また、ステップS402において、出力検知部705の出力信号がローレベルである場合は、CPU701は、処理をステップS405に進める。ステップS405において、CPU701は、ステップS401で駆動モータ604の駆動を開始してから所定時間が経過したか否かをタイマの計測結果に基づいて判別する。ここで、所定時間は、駆動モータ604が駆動を開始してから回転センサ203が凸部220を検出するのに十分な時間に設定される。そして、駆動モータ604の駆動を開始してから所定時間が経過していない場合は、CPU701は、処理をステップS402に戻す。従って、出力検知部705からハイレベルの出力信号が出力されるかまたは、駆動モータ604の駆動を開始してから所定時間が経過するまで、CPU701は駆動モータ604の駆動を継続する。
ステップS402において出力検知部705の出力信号がハイレベルである場合は、CPU701は処理をステップS403へ移行し、ENB信号を停止して駆動モータ604の駆動を停止させる。なお、駆動モータ604が駆動を停止したことに応じて、CPU701はタイマによる時間の計測を停止する。次に、ステップS404において、CPU701は、トナー容器Tが装着部310に装着されていると判定し、図15の処理を終了する。
ステップS405で、駆動モータ604の駆動を開始してから所定時間が経過すると、トナー容器Tを回転させる動作を所定時間継続しても、回転センサ203が凸部220を検出できなかったと判断できる。そこでCPU701は、ステップS406で、ENB信号を停止して駆動モータ604の駆動を停止させると共に、タイマによる時間の計測を停止する。そしてCPU701は、ステップS407で、トナー容器Tが装着部310に装着されていない(トナー容器T無し)と判定する。
ステップS404、S407の後、CPU701は、図15のボトル有無検知処理を終了する。本処理によれば、扉26が閉じられた時点で回転センサ203がトナー容器Tの凸部220を検出していない場合であっても、その後のトナー容器Tの回転動作によって装着部310にトナー容器Tが装着されていると判定することが可能となる。
次に、警告画面1を再表示するための画面表示制御について説明する。従来の画像形成装置では、トナーボトル内にトナーがまだ残っている旨の警告画面が一旦、非表示になった場合に、トナーボトルの挿抜を再度検知しない限り警告画面が再表示されない。そのため、この状態で画像形成を開始し、現像器内のトナーが空になった場合、トナーボトルの交換を促す通常の交換画面が表示されてしまう。すると、ユーザは、トナーがまだ残っているトナーボトルでなく、新しいトナーボトルを装着してしまうおそれがあった。これを解決するために、本実施の形態では、警告画面1を再表示する機会を設ける。
図16は、交換画面表示処理のフローチャートである。この処理は、CPU701がROM702に格納されたプログラムをRAM703に読み出して実行することにより実現される。この処理は、画像形成ジョブが投入されたとき、または中断中の画像形成ジョブが再開されたときに開始され、画像形成ジョブの終了まで、所定時間間隔で実行される。
まず、ステップS501において、CPU701は、画像形成動作中であるか否かを判別し、画像形成動作中でない場合は、本処理を終了する。画像形成動作中である場合は、CPU701は、ステップS502で、前述したトナー空判定シーケンス(図8)により、現像器100内のトナーが空になったか否かを判別する。ここでCPU701は、現像器100内(現像手段内)の現像剤が空となったか否かを判定する第2の判定手段に該当する。そしてCPU701は、現像器100内のトナーが空でない場合は、処理をステップS501に戻す。一方、現像器100内のトナーが空となった場合は、CPU701は、ステップS503で、出力検知部705の出力信号に基づき、トナー容器Tが装着されているか否かを判別する。ここでトナー容器Tの装着有無を判別するのは、扉26が閉じられたことによって警告画面1を非表示にした場合であるかどうかを判断するためである。トナー容器Tが未装着状態で扉26が閉じられた場合に該当するのは、図14のS204→S211→S212→S213→S217へと処理が移行した場合である。
ステップS503で、トナー容器Tが装着されていると判定された場合は、CPU701は、ステップS504で交換画面(図9)を表示させ、ステップS506で画像形成動作を停止する。これにより、従来と同様に、新品のトナー容器Tへの交換を促すことができる。一方、ステップS503で、トナー容器Tが装着されていないと判定された場合は、制御手段としてのCPU701は、ステップS505で、警告画面1(図13(a))を再度表示させ、処理をステップS506に進める。ステップS506の後、CPU701は図16の交換画面表示処理を終了する。
このように、CPU701は、トナー容器Tが未装着状態で現像器100内のトナーが空となった場合には、交換画面(図9)を表示させず、警告画面1(図13(a))を表示させる。また、ステップS505において、警告画面1が交換画面の上に重ねられてもよい。これによって、ユーザは警告画面1を認識できる。従って、トナー容器Tが未装着のまま扉26が閉じられたことによって警告画面1とは異なる画面が表示にされた場合であっても、現像器100内のトナーが空となれば再度、警告画面1を表示可能となる。これによって、誤って別の新しいトナー容器Tに交換されることを抑制できる。
本実施の形態によれば、CPU701は、警告画面1の表示の実施中で且つ装着部310にトナー容器Tが装着されていないと判定されている状態で扉26が閉じられたと判定されると、警告画面1とは異なる画面が表示される(S211)。従って、扉26が閉じられたまま警告画面1が表示され続けることによる不快感が解消される。また、ユーザがトナー容器Tの着脱を繰り返すことを抑制できるので、画像形成装置200のダウンタイムを抑制できる。また、その後、画像形成動作中において、現像器100内のトナーが空となったと判定され且つ、装着部310にトナー容器Tが装着されていないと判定されると、CPU701は警告画面1の表示を再度実施する(S505)。これにより、交換条件を満たさないトナー容器Tの再装着を促す報知を、扉26が閉じられたことで一旦終了した後においても、再度の報知を可能にすることができる。よって、現像剤が第1の所定量以上残っているトナー容器Tが装着部310から取り出された状態で現像器100内の現像剤の量が第2の所定量未満になった場合であっても、適切な表示を行うことができる。
また、CPU701は、トナー容器Tが装着されていない状態で扉26が閉じられたことに応じて警告画面1とは異なる画面が表示された場合、扉26が閉じられたまま、トナー容器Tの装着の有無を再度判定する(S212、S213)。これにより、トナー容器Tの回転角度が不適切であっても、装着の有無の再度の判定時にトナー容器Tを回転させることで装着有りへと判定が変わる可能性がある。従って、ユーザによる装着の不備を是正することができる。また、装着の有無の再度の判定の結果、トナー容器Tが装着されていないと改めて判定された場合は、未装着画面(図13(c))が表示されるので(S217)、トナー容器Tが未装着であることを確証の高い状態で報知できる。一方、装着の有無の再度の判定の結果、トナー容器Tが装着されていると判定された場合において、装着されたトナー容器Tと前回取り出されたトナー容器Tとが同一でない場合は、警告画面2(図13(b))が表示される(S216)。これにより、トナーが残っているトナー容器Tの無駄な廃棄を抑制できる。
なお、装着の有無の再度の判定は必須でなく、すなわち、図14のステップS212〜S216を設けることは必須でない。例えば、ステップS211の後、ステップS217を実行してもよい。
なお、図13(a)〜(c)に示す警告画面1(第1の報知)、警告画面2(第3の報知)、未装着画面(第2の報知)、及び図9に示す交換画面は、画面表示による各種報知の例であった。しかし、報知の態様は画面表示に限らず、例えば音声を用いてもよい。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
26 扉
100 現像器
310 装着部
604 駆動モータ
701 CPU
T トナー容器

Claims (9)

  1. 感光体と、
    前記感光体に静電潜像を形成するために前記感光体を露光する露光手段と、
    現像剤を収容し、前記感光体に形成された前記静電潜像を前記現像剤を用いて現像する現像手段と、
    前記現像手段へ補給するための現像剤を収容した収容容器が装着される装着部と、
    前記装着部に収容容器が装着される際に開閉される扉と、
    前記扉の開閉を検知する検知手段と、
    前記装着部に収容容器が装着されているか否かを判定する第1の判定手段と、
    前記現像手段内の現像剤が空となったか否かを判定する第2の判定手段と、
    交換条件を満たしていない収容容器が前記装着部から取り外されたと前記第1の判定手段により判定された場合に、前記交換条件を満たしていない収容容器の再装着を促すための第1の報知を実施すると共に、前記第1の報知の実施中で且つ前記装着部に収容容器が装着されていないと前記第1の判定手段により判定されている状態で前記扉が閉じられたことが前記検知手段により検知されると前記第1の報知を終了し、その後、前記現像手段内の現像剤が空となったと前記第2の判定手段により判定され且つ、前記装着部に収容容器が装着されていないと前記第1の判定手段により判定されると、前記第1の報知を再度実施する制御手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1の報知の実施中で且つ前記装着部に収容容器が装着されていないと判定されている状態で前記扉が閉じられたことが検知されたことに応じて前記第1の報知を終了した場合、その後、前記現像手段内の現像剤が空となったと判定され且つ、前記装着部に収容容器が装着されていると判定されると、新しい収容容器に交換すべき旨を報知することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1の報知の実施中で且つ前記装着部に収容容器が装着されていないと判定されている状態で前記扉が閉じられたことが検知されたことに応じて前記第1の報知を終了した場合、前記扉が閉じられたまま、前記装着部に収容容器が装着されているか否かを前記第1の判定手段に再度判定させ、その判定の結果、前記装着部に収容容器が装着されていないと判定された場合、前記装着部に収容容器が未装着であることを示す第2の報知を実施することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 収容容器は前記装着部に対して回転可能に装着され、
    さらに、回転駆動により、前記装着部に装着された収容容器を回転させる駆動手段を有し、
    前記第1の判定手段は、収容容器の回転方向において収容容器に設けられた所定部位を検知している場合に、当該収容容器が前記装着部に装着されていると判定し、
    前記制御手段は、前記装着部に収容容器が装着されているか否かを前記第1の判定手段に再度判定させる際、前記扉が閉じられたまま前記駆動手段を制御して前記回転駆動を実施させることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記装着部に収容容器が装着されていると判定されている場合において、当該装着されている収容容器が前記取り外された前記交換条件を満たしていない収容容器と同一でないときは、前記交換条件を満たしていない収容容器への交換を促すための第3の報知を実施することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、収容容器を一意に識別する識別情報を前記装着部に装着された収容容器から取得して記憶し、前記装着部に装着されている収容容器が、前記取り外された前記交換条件を満たしていない収容容器と同一であるか否かを、前記装着部に装着されている収容容器から取得した識別情報と前記記憶した識別情報とに基づき判定することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、前記装着部に装着された収容容器内の現像剤が空であるか否かに基づいて、当該収容容器が前記交換条件を満たすか否かを判定することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、前記第1の報知の実施中に前記装着部に収容容器が装着されたと判定されると前記第1の報知を終了し、その後、前記扉が閉じられないまま前記装着部から収容容器が取り外されたと判定されると、前記第1の報知を再度実施することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 感光体と、前記感光体に静電潜像を形成するために前記感光体を露光する露光手段と、現像剤を収容し、前記感光体に形成された前記静電潜像を前記現像剤を用いて現像する現像手段と、前記現像手段へ補給するための現像剤を収容した収容容器が装着される装着部と、前記装着部に収容容器が装着される際に開閉される扉と、を有する画像形成装置の制御方法であって、
    交換条件を満たしていない収容容器が前記装着部から取り外されたと判定した場合に、前記交換条件を満たしていない収容容器の再装着を促すための第1の報知を実施すると共に、前記第1の報知の実施中で且つ前記装着部に収容容器が装着されていないと判定している状態で前記扉が閉じられると前記第1の報知を終了し、その後、前記現像手段内の現像剤が空となり且つ前記装着部に収容容器が装着されていないと判定すると前記第1の報知を再度実施する、ことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
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