JP2015014663A - 画像形成装置及びトナー収容容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、安価な構成で、トナー収容容器の交換検知と回転検知を行い、ユーザーに煩わしい操作を行わせることなく、早期に記録材の出力が可能となる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】トナーを収容したトナー収容容器Tを挿抜可能に装着し、前記トナー収容容器Tを回転することで前記トナー収容容器Tからトナーを排出する画像形成装置において、前記トナー収容容器Tに設けられた位相検知部20mを検知することで前記トナー収容容器Tの回転位相を検知する位相検知センサTSを有し、前記位相検知センサTSにより、前記トナー収容容器Tの画像形成装置に対する引き抜き又は装着を検知する。
【選択図】 図13

Description

本発明は、トナー収容容器の回転検知及び交換検知を同一検知手段にて行う画像形成装置に関する。トナー収容容器が挿抜可能に装着される画像形成装置及びこれに用いられるトナー収容容器に関する。
従来、特許文献1に示すように、挿抜可能なトナー収容容器を画像形成装置に装着して、装着したトナー収容容器の回転動作に伴ってポンプ部を往復運動させ、排出口からトナーを排出する構成が開示されている。
特開2010−256893号公報
しかしながら、トナー収容容器内のトナーが空となった後のトナー収容容器の交換作業において、交換完了を直接検知する手段が無いため、ユーザーにトナー収容容器の交換完了を確認(ユーザーがトナー収容容器の交換完了を入力)する必要があった。
また、上記確認作業後、トナー収容容器を回転動作させ、現像装置内のトナー量が増加したことを検知して初めてトナー収容容器が交換されたことが把握可能となる。そのため、装置が交換完了を認識するまでに時間を要し、記録材の出力においてユーザーを待たせることがあった。
そこで本発明の目的は、安価な構成で、トナー収容容器の交換検知と回転検知を行い、ユーザーに煩わしい操作を行わせることなく、早期に記録材の出力が可能となる画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明は、トナーを収容したトナー収容容器を挿抜可能に装着し、前記トナー収容容器を回転することで前記トナー収容容器からトナーを排出する画像形成装置において、前記トナー収容容器に設けられた位相検知部を検知することで前記トナー収容容器の回転位相を検知する位相検知手段と、前記位相検知手段からの信号により前記トナー収容容器の回転停止位置を決定する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記トナー収容容器を画像形成装置から引き抜いた際の前記位相検知手段からの信号により前記トナー収容容器が画像形成装置から引き抜かれたことを判断することを特徴とする。
更に、前記制御手段は、前記トナー収容容器が画像形成装置から引き抜かれたことを判断した後、前記トナー収容容器を画像形成装置に挿入した際の前記位相検知手段からの信号により前記トナー収容容器が画像形成装置に装着されたことを判断することを特徴とする。
本発明によれば、安価な構成で、トナー収容容器の交換とトナー収容容器の位相を検知することが可能となる。その結果、ユーザーに煩わしい交換確認操作を行わせることなく、トナー収容容器交換後、早期に記録材の出力が可能となる。
画像形成装置の動作説明をする断面図 トナー収容容器の断面図 トナー収容容器の部分拡大図 画像形成装置の上視図 画像形成装置の背面図 補給装置の左側面図 制御ブロック図 トナー補給動作の制御フローを説明するフローチャート 補給駆動装置の説明図 実施例1におけるトナー収容容器の斜視図 実施例1におけるトナー収容容器の回転遷移図 実施例1における回転検知遷移図 実施例1におけるトナー収容容器の挿抜遷移図 実施例1における挿抜検知遷移図 トナー補給動作の制御フローを説明するフローチャート 実施例2におけるトナー収容容器の斜視図 実施例2における画像形成装置の右側面図 実施例2における補給駆動装置の動作図 実施例2における扉開閉ロック機構の動作図 実施例2におけるトナー収容容器の挿抜遷移図 実施例2における挿抜検知遷移図 トナー補給動作の制御フローを説明するフローチャート
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。従って、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
〔実施例1〕
<画像形成装置について>
本発明に係る画像形成装置について説明する。図1は、電子写真方式を用いたカラー画像形成装置の断面図であり、画像形成装置200は4色の画像形成部を中間転写ベルト7上に並べて配置した、所謂中間転写タンデム方式の画像形成装置である。この中間転写タンデム方式は、高いプロダクティビティや様々なメディアの搬送に対応できる点から、近年主流となっている構成である。なお、図1において、記録材の搬送方向と直交する幅方向が装置の前奥方向である。
<記録材の搬送プロセス>
記録材Sは記録材収納庫10上に積載される形で収納されており、摩擦分離方式を採用した給送ローラ61により画像形成タイミングに合わせて給送される。給送ローラ61により送り出された記録材Sは搬送パスを通過し、レジストローラ62へと搬送される。レジストローラ62において斜行補正やタイミング補正を行った後、記録材Sは二次転写部T2へと送られる。二次転写部T2は、対向する二次転写内ローラ8および二次転写外ローラ9により形成される転写ニップ部であり、所定の加圧力と静電的負荷バイアスを与えることで記録材S上にトナー像を吸着させる。
<画像の作像プロセス>
以上説明した二次転写部T2までの記録材Sの搬送プロセスに対して、同様のタイミングで二次転写部T2まで送られて来る画像の形成プロセスについて説明する。
画像形成部Pa〜Pdは、主に感光体1a〜1d、帯電装置2a〜2d、露光装置3a〜3d、現像装置100a〜100d、現像容器101a〜101d、一次転写装置T1a〜T1d、および感光体クリーナ6a〜6d等から構成される。
予め前記帯電装置2a〜2dにより表面を一様に帯電され、図示しない現像駆動装置によって回転駆動される前記感光体1a〜1dに対し、送られてきた画像情報の信号に基づいて前記露光装置3a〜3dが駆動され、回折手段を適宜経由して静電潜像が形成される。次に、感光体1a〜1d上に形成された静電潜像は、前記現像装置100a〜100dによるトナー現像を経て、トナー像として顕在化する。その後、前記一次転写装置T1a〜T1dにより所定の加圧力および静電的負荷バイアスが与えられ、中間転写ベルト7上にトナー像が転写される。最後に、感光体1a〜1d上に僅かに残った転写残トナーは前記感光体クリーナ6a〜6dにより回収され、再び次の作像プロセスに備える。
なお、前記現像装置100a〜100d各々には、トナーと磁性キャリアの比率を透磁率に応じて電圧で出力するインダクセンサISが設けられ、インダクセンサISの値に応じてトナー量が低下した際には、対応するトナー収容容器Ta〜Td(Tb〜TdはTaと同形状)からトナーが供給される。このとき、トナー補給装置70a〜70d(70b〜70dは70aと同形状のため、図1では70aのみ図示し、以下70と略す)は、対応する前記現像装置100a〜100dと駆動を同期しながらトナー補給を行う。補給動作については後述する。
トナー収容容器Ta〜Tdは、画像形成装置に対して挿抜可能に装着される。なお、ここではトナー収容容器Ta〜Tdの画像形成装置に対する挿抜方向は、画像形成装置に設置されたトナー収容容器Ta〜Tdの回転方向と交差する方向である。ここで、図4に示すようにトナー収容容器Ta〜Tdは前側板500、後側板600間に懸架されたトナー収容容器保持部材TMa〜TMdにそれぞれ収容保持される。トナー収容容器保持部材TMa〜TMdは前側板500、後側板600間にそれぞれ独立に懸架されている。また、前記現像駆動装置は後側板600に締結、設置されている。
以上説明した画像形成部Pa〜Pdは図1の場合、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)およびブラック(Bk)の4セット存在する。ただし、色数は4色に限定されるものではなく、また色の並び順もこの限りではない。また、前記現像容器101a〜101d内部には予め非磁性トナーと磁性キャリアを混合した二成分現像剤が収容されるが、磁性トナー又は非磁性トナーのみの一成分現像剤の場合もある。本実施例は、二成分現像剤(初期剤)が収容された場合に関する記述を行う。
次に、前記中間転写ベルト7について説明する。前記中間転写ベルト7は図示しない中間転写ベルトフレームに設置されている。中間転写ベルト7は無端ベルトであり、中間転写ベルトへの駆動伝達手段を兼ねる前記二次転写内ローラ8、テンションローラ17、二次転写上流ローラ18によって張架され、図中矢印R7方向へと搬送駆動される。前記Y、M、CおよびBkの画像形成部Pa〜Pdにより並列処理される各色の作像プロセスは、中間転写ベルト1上に一次転写された上流色のトナー像上に順次重ね合わせるタイミングで行われる。その結果、最終的にはフルカラーのトナー像が中間転写ベルト7上に形成され、前記二次転写部T2へと搬送される。なお、二次転写部T2を通過した後の転写残トナーは、転写クリーナ装置11によって回収される。
<二次転写以降のプロセス>
以上、それぞれ説明した搬送プロセスおよび作像プロセスを以って、前記二次転写部において記録材Sとフルカラートナー像のタイミングが一致し、二次転写が行われる。その後、記録材Sは定着装置13へと搬送される。定着装置13は対向するローラにより形成された定着ニップ内で、通過する記録材Sに所定の圧力と熱量を与えて、記録材S上にトナー像を溶融固着させるものである。したがって、前記定着装置13は熱源となるヒータを備え、常に最適な温度が維持されるように制御されている。こうして画像定着された記録材Sは、排出トレイ63上に排出されるか、もしくは両面画像形成を要する場合には図示しない反転搬送装置へと搬送されるかの経路選択が行われる。
<トナー収容容器>
次に、トナー収容容器保持部材TMa〜TMd(各保持部材とも共通形状のため、以下TMと訳す)に保持されるトナー収容容器Ta〜Td(各容器とも共通形状のため、以下Tと訳す)について図2を用いて説明する。
トナー収容容器Tは図2(a)に示すように、中空円筒状に形成され内部にトナーを収容する内部空間を備えたトナー収容部20を有している。さらに、トナー収容容器Tは、トナー収容部20の長手方向(現像剤搬送方向)一端側にフランジ部21(非回転部とも呼ぶ)を有している。また、トナー収容部20はこのフランジ部21に対して相対回転可能に構成されている。
フランジ部21には、図2(b)に示すように、トナー収容部20内から搬送されてきたトナーを一時的に貯留するための中空の排出部21hが設けられている。この排出部21hの底部には、トナー収容容器Tの外へトナーの排出を許容する、つまり、トナー補給装置70へトナーを補給するための小さな排出口21aが形成されている。このフランジ部21は、トナー収容容器を画像形成装置に装着した際(設置時)に回転不可能となるように設けられている。フランジ部21には、トナー収容容器Tの画像形成装置に対する挿抜時に、トナー収容容器保持部材TMと面接触しつつ、容器の回転軸線方向に案内される平面(底面)21eが設けられている(図10参照)。このフランジ部21の底面21eが、トナー収容容器保持部材TMに面接触することで、トナー収容容器Tのフランジ部21が装置本体に対して回転しない状態で挿入・装着される。
本例のポンプ部20bは、排出口21aを介して吸気動作と排気動作を交互に行わせる吸排気機構として機能する。
ポンプ部20bは、図2(b)に示すように、排出部21hと円筒部20kとの間に設けられており、円筒部20kに接続、固定されている。つまり、ポンプ部20bは円筒部20kとともに一体的に回転可能となる。また、本例のポンプ部20bは、その内部にトナーを収容可能な構成となっている。
そして、本例では、ポンプ部20bとして、往復動に伴いその容積が可変な樹脂製の容積可変型ポンプ(蛇腹状ポンプ)を採用している。具体的には、図2(a)〜図2(b)に示すように、蛇腹状のポンプを採用しており、「山折り」部と「谷折り」部が周期的に交互に複数形成されている。
また、ポンプ部20bは、図2(b)に示すように、排出部21h側の端部がフランジ部21の内面に設けられたリング状のシール部材27を圧縮した状態で、排出部21hに対して相対回転可能に固定されている。
トナー収容容器Tにはギア部20aが設けられている。このギア部20aは、ポンプ部20bの長手方向一端側に固定されている。つまり、ギア部20a、ポンプ部20b、円筒部20kは、一体的に回転可能な構成となっている。
従って、ギア部20aに入力された回転駆動力はポンプ部20bを介して円筒部20k(搬送部20c)伝達される仕組みとなっている。
一方、フランジ部21の内周面には、このカム突起20dが嵌り込む従動部として機能するカム溝21bが全周に亘り形成されている。このカム溝21bについて、図3を用いて説明する。図3において、矢印Aは円筒部20kの回転方向(カム突起20dの移動方向)、矢印Bはポンプ部20bの伸張方向、矢印Cはポンプ部20bの圧縮方向を示している。また、円筒部20kの回転方向Aに対するカム溝21cのなす角度をα、カム溝21dのなす角度をβとする。また、カム溝21bのポンプ部20bの伸縮方向B、Cにおける振幅(=ポンプ部20bの伸縮長さ)をLとする。
具体的には、このカム溝21bは、これを展開した図3に示すように、円筒部20k側から排出部21h側へ傾斜した溝部であるカム溝21cと、排出部21h側から円筒部20k側へ傾斜した溝部であるカム溝21dとが、交互に連結された構造となっている。本例では、α=βに設定している。
従って、本例では、このカム突起20dとカム溝21bが、ポンプ部20bへの駆動伝達機構として機能する。つまり、このカム突起20dとカム溝21bは、ギア部20aが受けた回転駆動力を、ポンプ部20bを往復移動させる方向への力(円筒部20kの回転軸線方向への力)に変換し、これをポンプ部20bへ伝達する機構として機能する。
<補給構成>
次に、トナー収容容器Tからトナーを排出させるための補給構成について図4〜図7を用いて述べる。
図4は装置本体の上視図、図5は装置本体の背面図であり、図6は補給装置の左側面図、図7は補給制御ブロック図である。
前側板500と後側板600に張架されたトナー収容容器保持部材TMにトナー収容容器Tが着脱自在に収容されている。また、画像形成装置の装置本体に開閉可能に設けられた開閉部材としての前扉700が、トナー収容容器の挿抜側を覆っている。
後側板600には補給駆動装置Dab,Dcd(Dab,Dcdは同形状のため、以下Dと略す)が設置されている。補給駆動装置Dはボトル駆動モータ80と駆動を減速伝達するためのギア列(詳細は後述する)から構成され、ギア列の最終段には駆動ギア45が設置される。駆動ギア45はトナー収容容器T上のギア部20aと駆動連結する。
以上により、ボトル駆動モータ80からの駆動がトナー収容容器Tへと伝達され、トナー収容容器Tのトナー補給動作が可能となる。
ボトル駆動モータ80は、その回転時期、回転回数が図7に示すCPU50により決定される。この時、トナー収容容器Tのポンプ部20bが補給毎に縮んだ状態(図2(b))から開始可能なように、位相検知手段としての位相検知センサTSの値を元に制御手段としてのCPU50が回転停止位置を決定する(詳細は後述する)。また、ボトル駆動モータ80の回転時期、回転回数は、図7に示すCPU50が、インダクセンサISから出力される値が、所定の閾値に対して上か下かで判断される。
制御フローを図8に示す。記録材Sの通紙動作に伴って、CPU50がインダクセンサISからの出力値を受け(STEP2)、閾値以上なら補給動作は行わない(STEP3)、閾値未満なら1ブロック分補給する(STEP4)。ここでの1ブロックとは、位相検知センサTSがONからOFFを経てONに戻るまでを指す。詳細は後述する。
通紙が終了(STEP5)なら補給制御も終了(STEP6)、後続紙が通紙されるなら、STEP2へ戻る制御フローとなる。
また、ボトル駆動モータ80は図17に示す前扉700がトナー収容容器Tの挿抜方向を覆っている状態(前扉センサCSがON)のみで動作可能となる。表示部60には、前扉700の開閉を検知する開閉検知手段としての前扉センサCSのON−OFF状態に応じて前扉700の開閉状態が表示される。
これにより、所定量のトナーがトナー収容容器Tからトナー補給装置70内へと安定的に送られる。
トナー補給装置70は収容部71、搬送モータ90、ギア列73に駆動連結されたスクリュー72等により構成される。トナー補給装置70は収容部71内部にトナーを収容可能である。トナー補給装置70は、前述のとおり、搬送モータ90が現像駆動装置と同期しながら回転することで、トナー補給装置70内へと送られたトナーを現像装置100へと搬送し、前述の画像形成動作が行われる。
<補給駆動構成>
次に、補給駆動構成について図9用いて述べる。
図9は補給駆動装置Dを画像形成装置背面側から見た図である。補給駆動装置Dにおいては、ボトル駆動モータ80と同軸上に設けられたピニオンギア41が揺動ギア42と噛み合った状態で設置されている(図6参照)。揺動ギア42は、ギアフレーム40に設けられた、ピニオンギア41を中心とする円弧状の長穴40aに移動可能に支持されている。これにより、揺動ギア42は、ピニオンギア41を介してボトル駆動モータ80の回転が伝達された際に、回転しつつ長穴40aに沿って揺動する。
揺動ギア42はボトル駆動モータ80が図9中、時計回りに回転することで、右方向へ揺動し、ギアフレーム40に回転可能に支持された段ギア43と噛み合う。逆に、ボトル駆動モータ80が反時計回りに回転することで、左方向へ揺動し、ギアフレーム40に回転可能に支持された段ギア44と噛み合う。揺動ギア42が段ギア43と噛み合っているときは段ギア44側へ駆動は伝達されず、揺動ギア42が段ギア44と噛み合っているときは、段ギア43側へ駆動が伝達されない。段ギア43,44より下流においては、所定の減速を行いながら、トナー収容容器T上のギア部20aへと駆動が連結される。つまり、ボトル駆動モータ80が図9中、反時計回りに回転することでトナー収容容器Ta,Tcを動作させることができ、時計回りに回転することでトナー収容容器Tb,Tdを動作させることができる。
<トナー収容容器回転検知構成>
次に本実施例の特徴的な構成を有するトナー収容容器回転検知構成について図10〜図12を用いて詳細に述べる。
図10はトナー収容容器Tが画像形成装置本体内に設置されている状態の斜視図である。
トナー収容容器Tにはギア部20aと共に一体となって回転する位相検知部20mが設けられている。位相検知部20mはポンプ部20bの伸縮状態を検知するためのもので、図11(a)の設置状態が図2(b)のポンプ部20bの状態(ポンプ部20bが縮んだ状態)と対応する位相関係にある。
位相検知部20mはトナー収容容器Tのトナー収容部20の周面に突出して設けられている。ここでは位相検知部20mはトナー収容部20の周面に2箇所設けられており、図10中図示しない一方の位相検知部20mは、図10に示す位相検知部20mと180°の位相関係を有する位置にあり、こちらもポンプ部20bが縮んだ状態となるように構成されている。
位相検知部20mと接触可能な検知フラグTFは、画像形成装置側に回転可能に支持されている。検知フラグTFは、トナー収容容器Tの位相検知部20mが接触していない状態では、位相検知センサTSの光軸を遮らない位置に位置している(図11(b)(d)参照)。そして、図10に示すようにトナー収容容器Tの位相検知部20mが前記検知フラグTFに接触することで、位相検知センサTSの光軸を遮る位置に変位する。これにより、赤外線フォトセンサである検知センサTSは、位相検知部20mが所定の位置にあることを検知し、トナー収容容器の回転位相を検知する。
図11、図12を用いて詳細に説明する。図11は装置背面側からトナー収容容器Tを見た図であり、図12は回転検知センサ信号遷移図である。図11(a)〜図11(d)の状態と図12に示す(a)〜(d)の位相検知センサTSのON−OFF信号が対応する。また、図10の状態が図11(a)と対応している。
初期状態(図11(a))では位相検知センサTSがONとなる。トナー収容容器Tに駆動が入力されると、非回転部であるフランジ部21に対してトナー収容部20が矢印Z方向に回転し、このトナー収容部20の周面に設けられた位相検知部20mも矢印Z方向に回転する。位相検知部20mが矢印Z3方向に回転し、検知フラグTFが位相検知センサTSから離れることで位相検知センサTSがOFFとなる(図11(b))。
図11(b)の状態が図2(a)のポンプ部20bの状態(ポンプ部20bが伸びた状態)と対応する位相関係にある。
さらに位相検知部20mが回転を続けると、図11(c)の状態となり、位相検知センサTSがONとなる。図11(a)の状態から図11(c)の状態へと遷移することでトナー収容容器Tからトナーが排出される。ここまでがトナー排出の一周期分となる。さらに位相検知部20mが回転を続けると、図11(d)の状態となり、そこから図11(a)の状態へと遷移する。
本構成においては、トナー補給の停止時に位相検知部20mが図11(a)の状態か図11(c)の状態となるようにCPU50がボトル駆動モータ80の回転を制御する。すなわち、トナー補給動作は図11(a)の状態か図11(c)の状態から開始される。
<トナー収容容器交換検知構成>
次に本実施例の特徴的な構成を有するトナー収容容器交換検知構成について図10、図13、図14を用いて詳細に述べる。本実施例では、位相検知手段としての位相検知センサTSにより、トナー収容容器Tの画像形成装置に対する引き抜き又は装着を検知する。
図10に示すように、トナー収容容器Tのフランジ部21には挿抜検知部21mが設けられている。挿抜検知部21mは、トナー収容容器Tの挿抜方向Z1,Z2に位相検知部20mと同一面になるようにフランジ部21に設けられている。挿抜検知部21mはトナー収容容器Tの本体挿抜方向投影面に対して、位相検知部20mと同一半径R1を有する。すなわち、挿抜検知部21mは、トナー収容容器Tを図10中矢印Z2方向(本体からトナー収容容器Tを抜く方向)へ移動した際、位相検知センサTSがONする位置に構成されている。
また、フランジ部21の外周半径はR2となり、R1>R2の関係となるように、また、検知フラグTFがR2の面に当接した際は位相検知センサTSがOFFとなるように構成されている。
位相検知部20mと挿抜検知部21m、位相検知センサTSの関係を図13、図14を用いて詳細に説明する。
図13はトナー収容容器Tを本体上面から見た図であり、図14は回転検知センサ信号遷移図である。図13(a)〜図13(d)の状態と図14に示す(a)〜(d)の位相検知センサTSのON−OFF信号が対応する。また、図13(a)の状態が図10の状態と対応する。
図13(a)に示す初期状態では、位相検知部20mが検知フラグTFと接触して、検知フラグTFが位相検知センサTSの光軸を遮る位置に位置しているため、位相検知センサTSがONとなっている。
図13(a)に示す初期状態から、トナー収容容器Tを図13中矢印Z2方向へ移動すると、図13(b)に示すように位相検知部20mが検知フラグTFから離れて、検知フラグTFが位相検知センサTSの光軸を遮らない位置に変位する。これにより、位相検知センサTSがOFFとなる。
さらにトナー収容容器Tを図13中矢印Z2方向へ移動すると、図13(c)に示すように挿抜検知部21mが検知フラグTFと接触して、検知フラグTFが位相検知センサTSの光軸を遮る位置に変位する。これにより、位相検知センサTSが再びONとなる。
その後、さらにトナー収容容器Tを図13中矢印Z2方向へ移動すると、図13(d)に示すように挿抜検知部21mが検知フラグTFから離れて、検知フラグTFが位相検知センサTSの光軸を遮らない位置に変位する。これにより、位相検知センサTSが再びOFFとなる。このようにして、装置本体からトナー収容容器Tが引き抜かれる。
ここで、前扉700が開状態(前扉センサCSがOFF)かつ、位相検知センサTSがON〜OFF〜ON〜OFFとなった場合に、トナー収容容器Tが装置本体から引き抜かれたことが判断できる。
トナー収容容器Tを装置本体へ設置する際は、トナー収容容器Tの非回転部であるフランジ部21の底面21e(図10参照)が、トナー収容容器保持部材TMと面接触しつつ、挿入方向(容器の回転軸線方向)に案内される。これにより、トナー収容容器Tのフランジ部21は、トナー収容容器保持部材TMにより回転規制されつつ、案内される。このため、トナー収容容器Tはフランジ部21が装置本体に対して回転しない状態で挿入され、フランジ部21(非回転部)に設けられた挿抜検知部21mが必ず位相検知センサTSをONする。このようにして、そのため、位相検知センサTSがONした場合、トナー収容容器Tが装置本体へ挿入されたことが判断できる。
なお、ここでは、トナー収容容器Tのフランジ部21の回転を規制する構成として、フランジ部21の底面(平面)21eがトナー収容容器保持部材TMと面接触する構成を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、トナー収容容器保持部材TMに、フランジ部21の側面21f(図10参照)と当接してフランジ部21の回転を規制する規制部を設けた構成としても良い。
<交換検知フロー>
ここで、交換検知構成について、トナー収容容器Tの交換するフローを図15を用いて説明する。
上述のCPU50からの指令でインダクセンサISの値を閾値以上にするような補給制御を行っているが、所定枚数以上通紙してもインダクセンサISの値が閾値以上とならない場合、CPU50がトナーなし表示を表示部60に出す(STEP101)。
トナーなしをユーザーが表示部60で確認し、前扉700を開けるとCPU50が前扉センサCSからOFFの信号を得る(STEP102)。
ユーザーがトナー収容容器Tを引き抜くとCPU50は位相検知センサTSからON〜OFF〜ON〜OFFの信号を得(STEP103)、CPU50がトナー収容容器Tが本体から引き抜かれたことを判断する(STEP104)。
ユーザーが新品のトナー収容容器Tを本体に挿入すると、CPU50が位相検知センサTSからの1回以上のON信号を得(STEP105)、トナー収容容器Tを挿入完了と判断する(STEP106)。
ユーザーが前扉700を閉めると、CPU50が前扉センサCSからONの信号を得(STEP107)、CPU50がトナー収容容器Tの交換完了を判断する(STEP108)。
これらのフローが完了すると、CPU50が表示部60に出していたトナーなし表示を消す。
以上によりトナー収容容器Tの交換検知と回転検知を同一の検知手段(位相検知センサTS)にて行うことによって、安価で、ユーザーにトナー収容容器Tの交換を確認するような煩わしい操作を行わせることなく、早期に記録材の出力が可能となる。
〔実施例2〕
本発明の実施例2について説明する。図16に本発明の実施例2に係るトナー収容容器Tを装置本体に設置した際の斜視図を示す。前述した実施例1では、トナー収容容器Tの装置本体への挿入により、トナー収容容器Tのフランジ部21に設けた挿抜検知部21mが位相検知センサTSをONすることで、トナー収容容器Tが装置本体へ装着されたことを検知している。これに対して実施例2に係るトナー収容容器Tのフランジ部21には、実施例1に対して挿抜検知部21mが設けられていない。実施例2では、トナー収容容器Tが引き抜かれた際に前扉700をロックする機構を設けて、前扉700を閉じたことに起因する、前扉センサCSがONとなったことで、トナー収容容器Tが装置本体に装着されたことを検知するようにしている。以下、説明する。
作像プロセスは基本的に実施例1と同じ図1に示した画像形成装置において行われ、トナー収容容器Tの内部構成、トナー補給構成、トナー収容容器回転検知構成は同様である。
従って、画像形成装置の動作説明については省略し、トナー収容容器の交換検知構成を中心に説明する。
<補給駆動構成>
補給駆動構成について、図17、図18を用いて説明する。図17は画像形成装置の本体右側面図である。図17(a)はトナー収容容器Tが画像形成装置本体内に設置され、前扉700が閉じた状態、図17(b)は図17(a)の状態から前扉700を開けた状態、図17(c)は図17(b)からトナー収容容器Tを引き抜いた状態である。図18は本体背面から見た補給駆動装置Dの図であり、図18(a)、図18(b)、図18(c)の状態は、それぞれ図17(a)、図17(b)、図17(c)の状態と対応している。
前扉700を図17中矢印X1方向へ回動させること(前扉700を開ける操作)によって図17(b)の状態となる。この時、前扉700の開閉に応じて開閉レバー30ab,30cdが動作する。前扉700に付勢されている開閉レバー30ab,30cd(各部材とも共通形状のため、以下30と訳す)は、前扉700の開動作に伴って矢印X2方向へ移動する。
この時、前扉700の閉状態(信号ON)を検知していた前扉センサCSは、前扉700を開けたことによって、信号がOFFとなる。
補給駆動装置Dにおいては、ボトル駆動モータ80と同軸上に設けられたピニオンギア41が揺動ギア42と噛み合った状態で設置されている(図6参照)。揺動ギア42は、ギアフレーム40に設けられた、ピニオンギア41を中心とする円弧状の長穴40aに移動可能に支持されている。これにより、揺動ギア42は、ピニオンギア41を介してボトル駆動モータ80の回転が伝達された際に、回転しつつ長穴40aに沿って揺動する。
揺動ギア42はボトル駆動モータ80が図18中、時計回りに回転することで、長穴40aに沿って右方向へ揺動し、ギアフレーム40に回転可能に支持された段ギア43と噛み合う。逆に、揺動ギア42はボトル駆動モータ80が反時計回りに回転することで、長穴40aに沿って左方向へ揺動し、ギアフレーム40に回転可能に支持された段ギア44と噛み合う。揺動ギア42が段ギア43と噛み合っているときは段ギア44側へ駆動は伝達されず、揺動ギア42が段ギア44と噛み合っているときは、段ギア43側へ駆動が伝達されない。段ギア43,44より下流においては、所定の減速を行いながら、トナー収容容器T上のギア部20aへと駆動が連結される。つまり、ボトル駆動モータ80が図9中、反時計回りに回転することでトナー収容容器Ta,Tcを動作させることができ、時計回りに回転することでトナー収容容器Tb,Tdを動作させることができる。
前扉700が図17(b)に示す開状態(ユーザーがトナー収容容器Tを触れることが可能な状態)となると、図18(b)に示すように、ロック部材33が段ギア43,44と噛み合う。つまり、前扉700の開動作に伴ってトナー収容容器Tの回転は抑制され、前扉700の閉動作に伴ってトナー収容容器Tの回転抑制は解放される。
<トナー収容容器交換検知構成>
次に本実施例の特徴的な構成を有するトナー収容容器交換検知構成について図16〜図21を用いて詳細に説明する。
図19は本体右側面から扉開閉ロック機構LTを見た図であり、図19(a)、図19(b)、図19(c)の状態はそれぞれ図17(a)、図17(b)、図17(b)の状態と対応している。
図19(a)に示す状態は、図17(a)に示すようにトナー収容容器が装置本体に装着され、前扉700が閉められている状態であり、この状態では前扉700によって開閉レバー30が図19(a)に示す位置に規制されている。そのため、ロックバネ34によって回動方向(矢印X3方向)に付勢されているリンクアーム31は、ロックバネ34の付勢力に抗して前記開閉レバー30により実線位置に規制されている。
この状態から図17(b)に示すように前扉700を開放すると、図19(b)に示すように開閉レバー30の規制が解除される。そのため、リンクアーム31がロックバネ34の付勢力により矢印X3方向に回動し、その回動に伴って開閉レバー30が矢印X2方向に移動される。
リンクアーム31の端部には突起部31aが設けられており、突起部31aはスライダ32のガイド溝32aに係合している。前述の如くリンクアーム31が矢印X3方向に回動することによって、リンクアーム31の突起部31aがスライダ32のガイド溝32aに案内されつつこれを押すため、スライダ32が矢印X4方向へ移動する。リンクアーム32には、ロック部材33の突起部33aと係合してこれを案内するガイド溝32bが設けられている。リンクアーム31の回動に伴ってスライダ32が矢印X4方向へ移動することで、ガイド溝32bに係合している突起部33aが案内されて、ロック部材33が矢印X5方向へ移動する。
この状態で、装置本体からトナー収容容器Tを取り出すことが可能となる。
図20はトナー収容容器Tを本体上面から見た図であり、図21は回転検知センサ信号遷移図である。図20(a)〜図20(d)の状態と図21に示す(a)〜(d)の位相検知センサTSのON−OFF信号が対応する。また、図20(a)の状態が図16の状態と対応する。
図20(a)に示す初期状態では、位相検知部20mが検知フラグTFと接触して、検知フラグTFが位相検知センサTSの光軸を遮り、位相検知センサTSがONとなっている。
図20(a)に示す初期状態から、トナー収容容器Tを図20(a)中矢印Z2方向へ移動する。これにより、図20(b)に示すように位相検知部20mが検知フラグTFから離れて、検知フラグTFが位相検知センサTSの光軸を遮らない位置に変位することで、位相検知センサTSがOFFとなる。
さらにトナー収容容器Tを図20中矢印Z2方向へ移動すると、図20(c)及び図20(d)に示す状態(位相検知センサTSがOFFのまま)となった後、装置本体からトナー収容容器Tが引き抜かれる。
ここで、前扉700が開状態(前扉センサCSがOFF)かつ、位相検知センサTSがON〜OFFとなった場合に、トナー収容容器Tが装置本体から引き抜かれたことが判断できる。
トナー収容容器Tが装置本体から引き抜かれると、扉開閉ロック機構LTが動作するが、詳細な動作を図17、図18、図19を用いて説明する。
扉開閉ロック機構LTは、スライドロック46,47、ボトルアーム48、ボトルレバー49から構成されている。
図17(a)に示すように前扉700を開いた後、トナー収容容器Tを装置本体から引き抜くと、トナー収容容器Tとボトルレバー49との当接(図17(b)参照)が解除される。このボトルレバー49はボトルアーム48と当接しており、ボトルアーム48はバネ等の付勢部材により矢印X8方向に付勢されている。そのため、前述の如く当接が解除されると、ボトルレバー49はボトルアーム48に押されて図19(c)中矢印X10方向へ回動する。このボトルアーム48は、それぞれスライドロック46,47が有する傾斜した長穴46a,47aと係合しているボス48aを有している。そのため、前述のボトルレバー49の回動に伴うボトルアーム48の矢印X8方向への移動により、図18(c)に示すように、スライドロック46,47が長穴46a,47aを介してボトルアーム48のボス48aに押されて、スライドロック46,47がそれぞれ矢印X6、X7方向へ移動する。スライドロック46,47が移動すると、スライドロック46,47のロック部431,441が図18(b)に示す位置から図18(c)に示す位置に移動してスライダ32の移動方向投影面内に進入してスライダ32の規制面321に係合する。これにより、ロック部431,441がスライダ32の図19(b)矢印X4方向とは逆方向への移動を規制する。このため、スライダ32に連結された回動可能なリンクアーム31、及びリンクアーム31に当接している開閉レバー30の移動も規制され、結果的に前扉700を閉じることができなくなる。
すなわち、扉開閉ロック機構LTは、前扉700の開動作に伴って移動した開閉レバー30(図4中の30ab,30cd)をトナー収容容器Tの引き抜き動作により前扉700の閉動作を規制する規制位置(図15に示す位置)にロックする。これにより、前述の引き抜き動作後、トナー収容容器Tが未挿入の際は、扉開閉ロック機構LTによりロックされた開閉レバー30ab,30cdにより前扉700の閉動作が抑制される。これにより、CPU50が、前扉センサCSからの信号により前扉700が閉められていないことを検知して、トナー収容容器Tが画像形成装置本体に対して未装着であることを検知する。
つまり、CPU50は、トナー収容容器Tを引き抜いたことは位相検知センサTSで把握する。一方、トナー収容容器Tを装置本体に設置(装着)した状態は、前扉700を閉じたことに起因する、前扉センサCSがONとなったことを間接的な手法で検知する。
すなわち、前述の引き抜きの手順とは逆の手順で、トナー収容容器Tの挿入動作により、ロック部431,441によるスライダ32の移動規制が解除され、扉開閉ロック機構LTによる開閉レバー30ab,30cdのロックが解除される。このため、開閉レバー30ab,30cdによる前扉700の閉動作の抑制も解除され、トナー収容容器Tが画像形成装置に装着されることで前扉700の閉動作も可能となる。これにより、前述のトナー収容容器Tの引き抜き動作の後、前扉センサCSがONされることで、トナー収容容器の交換が行われたことを把握することができる。
なお、上記ではスライドロック46,47の動作を同時に説明したが、一方のみでも、スライダ32の移動を規制することが可能である。
<交換検知フロー>
ここで、交換検知構成について、トナー収容容器Tの交換するフローを図22を用いて説明する。
上述のCPU50からの指令でインダクセンサISの値を閾値以上にするような補給制御を行っているが、所定枚数以上通紙してもインダクセンサISの値が閾値以上とならない場合、CPU50がトナーなし表示を表示部60に出す(STEP201)。
トナーなしをユーザーが表示部60で確認し、前扉700を開けるとCPU50が前扉センサCSからOFFの信号を得る(STEP202)。
ユーザーがトナー収容容器Tを引き抜くとCPU50は位相検知センサTSからON〜OFFの信号を得(STEP203)、CPU50がトナー収容容器Tが本体から引き抜かれたことを判断する(STEP204)。
ユーザーが新品のトナー収容容器Tを本体に挿入すると、上述の扉開閉ロック機構LT
が解除され、前扉700を閉めることが物理的に可能となる。
ユーザーが前扉700を閉めると、CPU50が前扉センサCSからONの信号を得(STEP205)、CPU50がトナー収容容器Tの挿入完了(STEP206)と交換完了を判断する(STEP207)。
これらのフローが完了すると、CPU50が表示部60に出していたトナーなし表示を消す。
以上によりトナー収容容器Tの交換検知と回転検知を同一の検知手段(位相検知センサTS)にて行うことによって、安価で、ユーザーにトナー収容容器Tの交換を確認するような煩わしい操作を行わせることなく、早期に記録材の出力が可能となる。
なお、前述した実施例2では、単一の前扉の開閉を検知するセンサを用いてトナー収容容器の装着を間接的に検知する構成を例示したが、例えば各色毎に専用の交換扉を設けて、その開閉をそれぞれセンサで検知する構成にすることで、各色毎のトナー収容容器の交換を検知できる。しかしながら、本発明ではそのような構成ではなく、前扉の開閉検知だけでは、どの色のトナー収容容器が引き抜かれたかは検知できない構成となっている。
CS …前扉センサ
IS …インダクセンサ
LT …扉開閉ロック機構
T,Ta〜Td …トナー収容容器
TF …検知フラグ
TS …位相検知センサ
20 …トナー収容部
20m …位相検知部
21 …フランジ部
21m …挿抜検知部
30ab,30cd …開閉レバー
50 …CPU
200 …画像形成装置
700 …前扉

Claims (9)

  1. トナーを収容したトナー収容容器を挿抜可能に装着し、前記トナー収容容器を回転することで前記トナー収容容器からトナーを排出する画像形成装置において、
    前記トナー収容容器に設けられた位相検知部を検知することで前記トナー収容容器の回転位相を検知する位相検知手段と、
    前記位相検知手段からの信号により前記トナー収容容器の回転停止位置を決定する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記トナー収容容器を画像形成装置から引き抜いた際の前記位相検知手段からの信号により前記トナー収容容器が画像形成装置から引き抜かれたことを判断することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記トナー収容容器が画像形成装置から引き抜かれたことを判断した後、前記トナー収容容器を画像形成装置に挿入した際の前記位相検知手段からの信号により前記トナー収容容器が画像形成装置に装着されたことを判断することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記トナー収容容器は、画像形成装置に対する挿抜時に画像形成装置に設けた保持部材に回転を規制されつつ案内されるフランジ部と、前記フランジ部に対して相対回転可能に設けられ、トナーを収容する内部空間を備えた中空円筒状のトナー収容部と、前記トナー収容部の周面に設けられ、前記トナー収容部の回転と同期する位相検知部と、前記トナー収容容器の挿抜方向に前記位相検知部と同一面となるように前記フランジ部に設けられた挿抜検知部と、を有し、
    前記制御手段は、前記位相検知手段により前記挿抜検知部を検知することで前記トナー収容容器の画像形成装置に対する引き抜き又は装着を判断することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記トナー収容容器を画像形成装置から引き抜く際に、前記位相検知手段により前記位相検知部及び前記挿抜検知部を検知することで、前記トナー収容容器が画像形成装置から引き抜かれたことを判断することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記トナー収容容器を画像形成装置に挿入する際に、前記位相検知手段により前記挿抜検知部を検知することで、前記トナー収容容器が画像形成装置に装着されたことを判断することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 画像形成装置に開閉可能に設けられ、前記トナー収容容器の挿抜側を覆う開閉部材と、
    前記開閉部材の開閉を検知する開閉検知手段と、
    前記開閉部材の開閉に伴って移動する開閉レバーと、
    前記開閉部材の開動作に伴って移動した開閉レバーを前記トナー収容容器の引き抜き動作により前記開閉部材の閉動作を規制する規制位置にロックし、前記トナー収容容器の挿入動作により前記開閉レバーのロックを解除する扉開閉ロック機構と、を有し、
    前記トナー収容容器が未挿入の際は前記扉開閉ロック機構により前記規制位置にロックされた前記開閉レバーにより前記開閉部材の閉動作を規制し、
    前記制御手段は、前記開閉検知手段により前記開閉部材が閉められていないことを検知することで、前記トナー収容容器が画像形成装置に対して未装着であることを判断することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、前記トナー収容容器を画像形成装置から引き抜く際に、前記位相検知手段により前記位相検知部を検知することで、前記トナー収容容器が画像形成装置から引き抜かれたことを判断することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、前記トナー収容容器を画像形成装置に装着する際に、前記開閉検知手段により前記開閉部材が閉められたことを検知することで、前記トナー収容容器が画像形成装置に装着されたことを判断することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  9. トナー収容容器に設けられた位相検知部を検知することで前記トナー収容容器の回転位相を検知する位相検知手段と、前記位相検知手段からの信号により前記トナー収容容器の回転停止位置を決定する制御手段と、を有する画像形成装置に対して挿抜可能に装着して回転することで内部に収容したトナーを排出するトナー収容容器であって、
    画像形成装置に対する挿抜時に画像形成装置に設けた保持部材に回転を規制されつつ案内されるフランジ部と、
    前記フランジ部に対して相対回転可能に設けられ、トナーを収容する内部空間を備えた中空円筒状のトナー収容部と、
    前記トナー収容部の周面に設けられ、前記トナー収容部の回転と同期する位相検知部と、を有し、
    さらに、前記トナー収容容器の画像形成装置に対する挿抜方向に前記位相検知部と同一面となるように前記フランジ部に設けられ、画像形成装置に対するトナー収容容器の挿抜により前記位相検知手段に検知される挿抜検知部を有することを特徴とするトナー収容容器。
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