JP2019197110A - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】交換条件を満たしていない収容容器から別の収容容器へ交換されたことで画像形成動作を保留状態にした場合に、任意のユーザによる保留状態の解除を可能にする。【解決手段】CPU701は、交換条件を満たしていないトナー容器Tが別のトナー容器T´へ交換されたと判定した場合に、警告画面3(図8(c))を表示させると共に、画像形成動作を保留状態にする。警告画面3には一時解除ボタン81が押下可能に表示されることで保留状態の解除機能が有効になる。画像形成動作の保留中における任意のユーザは、一時解除ボタン81を押下することで、別のトナー容器T´が装着されたままで画像形成動作の保留状態を解除できる。【選択図】図9

Description

本発明は、現像剤を収容した収容容器(トナー容器)が着脱可能な画像形成装置及びその制御方法に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、感光体上に形成された静電潜像を、現像器(現像装置)内の現像剤を用いて現像することによって画像を形成する。現像器内に蓄積できる現像剤の量には限りがあるので、画像形成装置に着脱可能な収容容器から現像器へ適宜現像剤が補給される。なお、収容容器内の現像剤の量にも限りがあるので、収容容器内に現像剤がなくなると、収容容器から現像器へ現像剤が補給できなくなる。そのため、収容容器内の現像剤がなくなった場合、画像形成装置は収容容器の交換をユーザに通知する。
ところが、収容容器内の現像剤の量が所定量以上であるにも拘わらず、ユーザが収容容器を交換してしまうことがある。そこで、収容容器が空となる前に収容容器が取り出された場合に、収容容器に現像剤が残っていてまだ使用できる旨を警告する画像形成装置が知られている。また、特許文献1の画像形成装置は、収容容器が空となる前の収容容器が別の収容容器に交換された場合に、空となる前に取り外された収容容器が再装着されるまで、画像形成動作を保留する。ユーザは、空となる前に取り外された収容容器を再装着することで、画像形成動作の保留状態を解除することができる。
特開2015−75701号公報
しかしながら、空となる前に取り外された収容容器を紛失する等によって、再装着ができなくなった場合、サービスマンによることなく画像形成動作の保留状態を解除することが困難となり不便である。ところで、特許文献1の画像形成装置では、管理者権限を有するユーザが認証処理を実行することで画像形成動作の保留状態を解除可能である。しかし、収容容器の交換を行ったユーザが、管理者権限を有しない一般のユーザである場合、空となる前に取り外された収容容器の再装着以外に、画像形成動作の保留状態を容易に解除する方法がなく不便である。
本発明は、交換条件を満たしていない収容容器から別の収容容器へ交換されたことで画像形成動作を保留状態にした場合に、任意のユーザによる保留状態の解除を可能にすることを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、感光体と、前記感光体に静電潜像を形成するために前記感光体を露光する露光手段と、現像剤を収容し、前記感光体に形成された前記静電潜像を前記現像剤を用いて現像する現像手段と、前記現像手段へ補給するための現像剤を収容した収容容器が装着される装着部と、前記装着部における交換条件を満たしていない収容容器が別の収容容器へ交換されたか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、前記交換条件を満たしていない収容容器が別の収容容器へ交換されたと判定された場合に、画像形成動作を保留状態にする保留手段と、前記保留手段により画像形成動作が保留状態とされた場合に、任意のユーザの操作に基づき前記別の収容容器が装着されたままで画像形成動作の保留状態を解除する解除機能を有効にする制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、交換条件を満たしていない収容容器から別の収容容器へ交換されたことで画像形成動作を保留状態にした場合に、任意のユーザによる保留状態の解除を可能にすることができる。
画像形成装置の構成図である。 画像形成装置の制御ブロック図である。 画像形成装置の斜視図である。 装着部の部分正面図、斜視図である。 1つのトナー容器の外観図、内部構造を示す図である。 トナー容器を装着部の側から見た図である。 扉開閉SWと出力検知部の信号出力タイミングを示す図である。 液晶画面に表示される画面例を示す図である。 画面表示制御処理のフローチャートである。 印刷処理のフローチャートである。 印刷処理のフローチャートである。 解除報知画面の例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の構成図である。この画像形成装置200は、それぞれ異なる色の画像を形成するための複数の画像形成部P(Pa、Pb、Pc、Pd)を備える。画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdはそれぞれ、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)のトナー像を形成する。画像形成装置200の本体には、画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdに対応する色の現像剤(トナー)を収容するトナー容器T(Ta、Tb、Tc、Td)が着脱自在に設けられる。トナー容器Tはトナーボトルや収容容器とも称される。トナー容器Taはイエローのトナーを収容し、画像形成部Paにイエローのトナーを補給する。トナー容器Tbはマゼンタのトナーを収容し、画像形成部Pbにマゼンタのトナーを補給する。トナー容器Tcはシアンのトナーを収容し、画像形成部Pcにシアンのトナーを補給する。トナー容器Tdはブラックのトナーを収容し、画像形成部Pdにブラックのトナーを補給する。
画像形成部Pa〜Pdは互いに同様の構成である。画像形成部Pは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナー像を形成するものに限定されず、他の色のトナー像を形成する画像形成部であってもよい。なお、画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdの並びはこの限りでない。画像形成部Pの各々は、感光体1(1a、1b、1c、1d)、帯電器2(2a、2b、2c、2d)、現像器100(100a、100b、100c、100d)、及びドラムクリーナ6(6a、6b、6c、6d)を備える。画像形成部Pの各々の周囲には、露光手段である露光器3(3a、3b、3c、3d)及び一次転写部4(4a、4b、4c、4d)が設けられる。以降、各色に対応する構成要素を色ごとに区別しないときは同じ符号を用い、区別するときは符号の後にa、b、c、dを付す。
感光体1はドラム型であり、金属ローラの表面に感光層を備える。感光体1は、画像形成時に矢印A方向に回転する。帯電器2は、感光体1の表面を一様に帯電させる。表面が帯電した感光体1は、対応する色の画像を表す画像データに基づいて露光器3から照射されるレーザ光により走査される。これにより感光体1の表面に対応する色の画像の静電潜像が形成される。現像器100は、静電潜像をトナーにより現像することで、感光体1にトナー像を形成する現像手段である。現像器100は内部のトナー濃度を検知する濃度センサ80(80a、80b、80c、80d)(図2で後述)を備える。濃度センサ80による検知の結果、トナー濃度が低下している場合、現像器100には対応するトナー容器Tからトナーが補給される。現像器100の内部には、非磁性トナーと磁性キャリアとを混合した二成分現像剤、或いは磁性トナーや非磁性トナーのみの一成分現像剤が収容される。本実施の形態では、二成分現像剤を用いるとする。
画像形成部Pa〜Pdの上方には中間転写ベルト7が設けられる。一次転写部4は、中間転写ベルト7を挟んで、対応する画像形成部Pに対向する位置に設けられる。各感光体1と対応する一次転写部4との間には、一次転写ニップ部T1(T1a、T1b、T1c、T1d)が形成される。中間転写ベルト7は、一次転写ニップ部T1を通過する際に、感光体1に形成されたトナー像が転写される。トナー像の転写後に感光体1に残ったトナーは、ドラムクリーナ6により除去される。中間転写ベルト7は、二次転写内ローラ8、従動ローラ17、テンションローラ18、19に掛け回される無端ベルトである。中間転写ベルト7が、二次転写内ローラ8の回転に応じて矢印B方向に回転すると、中間転写ベルト7上に転写されたトナー像は矢印B方向に搬送される。中間転写ベルト7を挟んで二次転写内ローラ8に対向する位置には、二次転写ローラ9が配設される。二次転写内ローラ8と二次転写ローラ9との間には転写ニップ部である二次転写部T2が形成される。中間転写ベルト7及びシート等の記録材Sが二次転写部T2を通過する際に、中間転写ベルト7に形成されたトナー像が記録材Sに転写される。トナー像の転写後に中間転写ベルト7に残ったトナーは、ベルトクリーナ11により除去される。
記録材Sは、カセット部60に収納されており、中間転写ベルト7に形成されたトナー像が二次転写部T2に搬送されるタイミングに合わせて、二次転写部T2に搬送される。まず、カセット部60に収納された記録材Sは、給紙ローラ61により給紙され、レジストレーションローラ対62に向けて搬送パスを搬送される。レジストレーションローラ対62は、記録材Sの斜行補正等を行った後に、記録材Sが二次転写部T2において中間転写ベルト7上のトナー像と接触するタイミングで、記録材Sを搬送する。二次転写部T2でトナー像が転写された記録材Sは定着器13に搬送される。定着器13は、熱源となるヒータを備え、常に最適な温度が維持されるように制御される。定着器13は、対向する2つのローラにより形成された定着ニップ内で、通過する記録材Sに所定の圧力と熱量を与えて、記録材S上にトナー像を溶融固着させる。トナー像が定着された記録材Sは排紙ローラ対64により画像形成装置200から排出される。画像形成装置200は、上述の画像形成動作によって、画像データに基づく印刷物を印刷することができる。
図2は、画像形成装置200の制御ブロック図である。制御部700は、画像形成装置200の全体を制御する。制御部700は、CPU701、ROM702、RAM703、モータ駆動部704、出力検知部705を備える。
まず、画像形成装置200への画像データの入力方法について説明する。画像形成装置200へ転送される画像データの入力経路は複数存在する。例えば、オフィスなどのコンピュータ106で作成された画像データが印刷ジョブに含まれて外部IF107を経由して転送される。この画像データは、プリンタ画像データと称される。また、FAX受信部101により原稿データが受信される。この原稿データはFAX画像データと称される。また、イメージリーダ制御部102により原稿用紙を読み取ることにより得られたデータが入力される。この画像データは、コピー画像データと称される。原稿給送装置制御部103より複数の原稿を連続で読み取ることで、コピー画像データが複数得られることも可能である。ところで、機密性の高い原稿等を印刷出力する場合に特定のユーザを識別する必要がある。そのため、カードリーダ読み取り部104にて所定の管理番号を読み取ることで許可された特定のユーザにのみ、上述した各画像データを印刷し、印刷物を出力することを許可する制御も可能となっている。
CPU701は、画像形成装置200の各デバイスを制御する制御回路である。ROM702は、画像形成装置200で実行される各種処理を制御するための制御プログラムを格納している。RAM703は、CPU701が制御プログラムを実行するために使用されるシステムワークメモリである。制御部700は、定着器13を制御すると共に、画像信号制御部105を通じて画像形成部Pを制御する。
濃度センサ80は、例えば、現像器100内のトナーの量に基づいて変化する透磁率に応じた信号を出力する。濃度センサ80は、磁性体を含むトナーを検知した場合にはON(オン)状態の信号を出力し、トナーを検知していない場合にはOFF(オフ)状態の信号を出力する。即ち、濃度センサ80は、トナーを検知したか否かを示す信号を出力する。CPU701は、濃度センサ80からの出力信号を例えば100msec間隔でモニタリングすることで、現像器100内のトナーの有無を判定している。CPU701は、濃度センサ80によって所定の回数、連続してトナーが検知されなかった場合(即ち、濃度センサ80からの出力信号において、所定の回数、OFF状態の検知が続いた場合)、現像器100内にトナーが無いと判定する。なお、上記したトナーの有無検知処理は一例であり、他の処理を採用してもよい。なお、濃度センサ80は、現像器100内のトナーの量に基づいて変化する透磁率に応じた信号を出力するセンサに限定されず、現像器100内のトナーの量を検知できればどのようなセンサであってもよい。例えば、濃度センサにピエゾセンサを適用してトナーの有無を検知する構成を採用してもよい。CPU701は、濃度センサ80の出力信号を不図示の変換テーブルに基づいてトナー濃度に変換する。CPU701は、トナー濃度が目標濃度となるようにトナー容器Tから現像器100へのトナーの補給を制御する。
操作部706はタッチパネル等の液晶画面707を有する。操作部706の液晶画面707はCPU701からの信号によって警告画面や未装着画面等の各種画面を表示する。さらに、操作部706はCPU701からの信号によってユーザに画像形成装置200の状態を通知する。なお、画面を表示する構成は液晶画面707に限らず、例えば、ネットワークを通じて画像形成装置200と通信可能に接続されたPCのモニタであってもよい。
駆動モータ604は、トナー容器Tから現像器100にトナーを補給するために、トナー容器Tを回転させる駆動源である。モータ駆動部704は、駆動モータ604を制御するために駆動モータ604に供給する電流を制御する。CPU701が第1の所定時間あたりに駆動モータ604に電流を供給すべき時間の割合を示す制御値であるPWM値を設定する。これによって、モータ駆動部704がPWM値に基づいて駆動モータ604に供給する電流を制御する。駆動モータ604としてDCモータ(DCブラシモータ)が用いられる。そのため、駆動モータ604の回転速度、及び、駆動モータ604の回転駆動力は、第1の所定時間あたりに駆動モータ604に電流が供給された時間の割合に応じて変化する。
なお、CPU701がENB(イネーブル)信号を出力している間、モータ駆動部704が駆動モータ604に電流を供給することができる。つまり、CPU701がENB信号を出力している間、モータ駆動部704が駆動モータ604にPWM値に基づく電流を供給する。これによりトナー容器Tが回転駆動される。一方、CPU701がENB信号を停止することに応じて、モータ駆動部704は駆動モータ604への電流の供給を停止する。これによりトナー容器Tの回転が停止する。
回転センサ203は発光部と受光部とを備えた光学センサであり、受光部の受光量に応じた信号を出力する。トナー容器Tの所定領域(外周部221;図6(a)参照)が検出位置を通過している間、回転センサ203の受光量は閾値以上となる。一方、トナー容器Tが回転する回転方向においてトナー容器Tの所定領域以外の領域が検出位置を通過している間、回転センサ203の受光量は閾値未満となる。なお、回転センサ203の具体的な構成は、図6を用いて後述する。
出力検知部705は、回転センサ203の出力信号に基づき、トナー容器Tの回転位置を示す出力信号として回転検知信号を出力する。すなわち、出力検知部705は、回転センサ203の受光量が閾値以上であればローレベルの信号を出力し、回転センサ203の受光量が閾値未満であればハイレベルの信号を出力する。従って、出力検知部705は、トナー容器Tの所定領域が検出位置を通過している間にローレベルの信号を出力し、トナー容器Tの所定領域以外の領域が検出位置を通過している間にハイレベルの信号を出力する。
読取部224は、画像形成装置200の装着位置に装着されたトナー容器Tのボトルメモリ223に記録された補給情報を読み取ってCPU701へ通知する。さらに、読取部224は、CPU701から通知された補給情報をトナー容器Tのボトルメモリ223へ書き込むこともできる。この補給情報は、例えば、トナー容器Tに収容されたトナーの色、トナー容器Tの識別番号、トナー容器Tの補給履歴を含む。なお、トナー容器Tの補給履歴は、例えば、トナー容器Tの回転回数である。CPU701は、トナー容器Tを1回転する度に、読取部224によってトナー容器Tの回転回数の情報をボトルメモリ223(図5)に記録する。トナー容器Tの回転回数はトナーの補給回数に相当する。
モータ駆動部704、出力検知部705、回転センサ203、及び読取部224は色毎に設けられている。駆動モータ604も色毎に設けられている。しかし、駆動モータ604は、例えば、複数のトナー容器Tを1つの駆動モータによって回転する構成であってもよい。クラッチを介して駆動モータ604からトナー容器Tへ駆動力を伝達可能な状態と伝達不可能な状態とに切り替え制御できる構成であれば、1つの駆動モータ604が複数のトナー容器Tを選択的に回転駆動できる。
扉開閉SW(スイッチ)27は、画像形成装置200の扉26(図3)の開閉状態に応じて開閉検知信号をCPU701へ出力する。開閉検知信号は、例えば、2値の信号である。開閉検知信号がローレベルの信号ならば、CPU701は扉26が閉状態であると判定する。一方、開閉検知信号がハイレベルの信号ならば、CPU701は扉26が開状態であると判定する。つまり、CPU701は開閉検知信号に基づいて扉26が開状態であるか閉状態であるかを判定する。
ここで、画像形成装置200の扉26に関して図3に基づき説明する。図3は、画像形成装置200の斜視図である。図3において、画像形成装置200は、トナー容器Tを着脱するためにユーザが開閉する扉26を備える。扉26には突起部26aが設けられている。扉26が閉じられた場合、突起部26aは扉開閉SW27を押圧する。扉開閉SW27は突起部26aによって押圧されるとローレベルの信号を出力する。一方、扉開閉SW27は突起部26aによる押圧を解除されるとハイレベルの信号を出力する。なお、扉26は、トナー容器Tが装着される装着部310(図4(a)、(b))のみを開閉する扉であってもよい。あるいは、扉26は画像形成装置200の一側面の全体を開閉するように構成された開閉部材であってもよい。
図4を用いて装着部310の構成について説明する。図4(a)は装着部310をトナー容器Tの装着方向正面から見た部分正面図、図4(b)は装着部310の内部を説明するための斜視図である。なお、トナー容器Tは、図4(b)に示すように、装着部310に対して矢印M方向に装着される。この矢印M方向は、画像形成装置200の感光ドラム1の回転軸線方向と略平行である。また、トナー容器Tの装着部310からの取り出し方向は、このM方向とは反対方向となる。トナー容器Tは、回転可能に装着部310に装着される。
装着部310は、駆動ギア300、トナー容器Tの回転に応じてトナー容器Tのキャップ部222(図5)が回転することを規制する回転規制部311、底部321、規制部312を備える。規制部312は、トナー容器Tのキャップ部222を係止することでキャップ部222の回転軸線方向への移動を規制する。駆動ギア300は、装着部310に装着されたトナー容器Tに対して駆動モータ604からの回転駆動力を伝達する。
底部321には、トナー容器Tが装着された場合に、トナー容器Tの排出口211(図5)と連通し、トナー容器Tから排出されたトナーを受け入れる受け入れ口313が形成されている。トナー容器Tの排出口211(図5)から排出されたトナーは受け入れ口313を通って現像器100へと供給される。受け入れ口の直径は排出口211(図5)と同じであり、例えば、約2[mm]である。
図5(a)は、1つのトナー容器Tの外観図である。図5(b)、(c)は、トナー容器Tの内部構造を示す図である。トナー容器Tの各々の基本構成は共通であるので、トナー容器Tの1つを説明する。トナー容器Tはキャップ部222を有する。図5(b)、(c)ではキャップ部222を外した状態が示されている。トナー容器Tは伸縮するポンプ部210を有する。図5(b)はポンプ部210が最大限伸張された状態を示し、図5(c)はポンプ部210が最大限圧縮された状態を示す。
トナー容器Tは、主として、トナーを収容する収容部207、駆動モータ604から回転駆動力が伝達される駆動伝達部206、及び排出部212を備える。排出部212はトナーを排出する排出口211を有する。トナー容器Tは、トナーを排出口211から排出するためのポンプ部210を伸縮させる往復動部材213を備える。駆動伝達部206は、凸部220及びカム溝214を有する。カム溝214は、トナー容器Tの駆動伝達部206が回転する回転方向において駆動伝達部206の一周に亘って形成されている。収容部207は駆動伝達部206に連結されている。カム溝214及び凸部220は駆動伝達部206と一体に回転する。駆動モータ604が駆動ギアを介してトナー容器Tの駆動伝達部206に回転駆動力を伝達することによって、駆動伝達部206及び収容部207が回転する。収容部207の内部には、内周側に突出した凸部205が螺旋状に形成されている。凸部205は収容部207の回転に伴って収容部207内のトナーを排出口211に向けて搬送する。外周部221は、駆動伝達部206のうち、周方向における凸部220に隣接する部位であって、凸部220より低い領域である。
トナー容器Tは装着部310(図4(b))に装着されて使用される。キャップ部222は、装着部310によって回転が規制されるので、駆動伝達部206が回転したとしても回転しない。排出口211、ポンプ部210、往復動部材213もキャップ部222と同様に、駆動伝達部206が回転したとしても回転しないように規制されている。キャップ部222の内側には、回転規制溝215(図6(a)、(b))が形成されている。往復動部材213と回転規制溝215との係合により、回転規制溝215は、駆動伝達部206の回転によって往復動部材213が回転することを規制する。往復動部材213は、ポンプ部210に接続されると共に、往復動部材213が有する爪部213aが駆動伝達部206のカム溝214と係合する。これにより、駆動伝達部206が回転することに応じて、往復動部材213が回転を規制された状態で爪部213aがカム溝214に沿って移動する。従って、往復動部材213は、駆動伝達部206の回転に伴って、駆動伝達部206の回転軸の軸線方向、すなわち、矢印X方向及びその反対方向に往復動する。
ポンプ部210は、伸縮動作に伴って自身の容積が可変する樹脂製の蛇腹状のポンプである。ポンプ部210は、「山折り」部と「谷折り」部とがトナー容器Tの長手方向に沿って交互に繰り返し並んでいる。往復動部材213はポンプ部210と連結されているので、往復動部材213が往復動することによってポンプ部210は伸長と圧縮を交互に繰り返す。往復動部材213が矢印X方向に移動することによりポンプ部210が伸長する。そして、ポンプ部210が伸長することによりトナー容器Tの内圧が低下し、排出口211から空気が吸い込まれ、排出部212内のトナーを解す。次に、往復動部材213が矢印X方向と逆方向に移動することによりポンプ部210が圧縮される。そして、ポンプ部210が圧縮されることによりトナー容器Tの内圧が上昇し、排出口211に堆積したトナーが排出口211から現像器100に供給される。つまり、駆動モータ604は、装着部310に装着されたトナー容器Tを回転させ、トナー容器Tの回転駆動によってポンプ部210を伸縮させる駆動源として機能する。
キャップ部222には、トナー容器Tに関する情報を記録したボトルメモリ223が貼り付けられている。CPU701は、読取部224を介してボトルメモリ223と通信し、トナー容器Tの補給情報を読み取る。補給情報はトナー容器Tの識別情報を含む。例えば、CPU701は、ボトルメモリ223に記憶された識別情報に基づいてトナー容器Tを一意に特定する識別処理を実行する。さらに、補給情報はトナー容器Tの回転回数の値を含む。CPU701は、トナー容器Tが1/2回転する度に、ボトルメモリ223に記憶されたトナー容器Tの回転回数の情報を更新する。さらに、キャップ部222は、排出口211を封止するシール部材222bを備えている。このシール部材222bにより排出口211が封止されていれば、トナー容器T内のトナーが排出口211から漏れ出すことを防止できる。なお、トナー容器Tが装着部310に装着される前にユーザがシール部材222bを除去することによって、トナー容器Tの排出口211が開放される。
トナー容器Tは1回転する間に補給動作を2回行う。1回のトナー補給動作は、ポンプ部210が最大圧縮している状態から開始し、ポンプ部210が伸長し、その後に圧縮し、ポンプ部210が最大圧縮した状態で終了する。カム溝214には、2つのピーク領域214aと2つの谷領域214bとが、カム溝214の形成方向において、谷→ピーク→谷→ピークの順番で形成されている。往復動部材213の爪部213aが係合しているカム溝214の位置がピーク領域214aであるとき、ポンプ部210が最大伸長状態である(図5(b))。往復動部材213の爪部213aが係合しているカム溝214の位置が谷領域214bであるとき、ポンプ部210が最大圧縮状態である(図5(c))。
回転センサ203について、図6(a)、(b)を用いて説明する。図6(a)、(b)は、トナー容器Tを装着部310の側から見た図である。図6(a)、(b)は、はそれぞれ、出力検知部705がローレベル、ハイレベルの信号を出力している状態を示している。
回転センサ203は、上述のように発光部と受光部とを有する光学センサである。フラグ204は自重によってトナー容器Tの駆動伝達部206に接触する。フラグ204は、駆動伝達部206の軸心方向においては凸部220の形成領域と重なる位置に配置される。駆動伝達部206が回転すると、フラグ204は、駆動伝達部206の凸部220に押されて回転軸204aを中心に回動し、発光部からの光を遮光する。
図6(a)は、駆動伝達部206の回転方向(図6(a)の時計方向)において外周部221にフラグ204が当接している様子を示している。この場合、フラグ204が発光部と受光部の間に位置していないので、受光部は発光部から発せられた光を受光することができる。本実施の形態においては、フラグ204が発光部と受光部の間に位置していなければ、受光部の受光光量が閾値以上となる。従って、回転センサ203によって、フラグ204が凸部220に接触しているか、外周部221に接触しているかを検知することができる。これにより回転センサ203は、トナー容器Tの回転位置を検知することができる。
具体的には、出力検知部705(図2)は、受光部に受光される光の受光光量が閾値以上であればローレベルの信号(論理‘L’)を出力する。つまり、図6(a)に示すように、フラグ204が外周部221に接触している間、出力検知部705はローレベルの信号(論理‘L’)をCPU701に出力する。一方、図6(b)に示すように、フラグ204が凸部220に当接している場合、フラグ204が発光部と受光部の間に位置しているので、受光部は発光部から発せられた光を受光することができない。従って、受光部の受光光量は閾値未満となり、出力検知部705は、ハイレベルの信号(論理‘H’)を出力する。つまり、フラグ204が凸部220に接触している間、出力検知部705はハイレベルの信号(論理‘H’)をCPU701に出力する。CPU701は、出力検知部705の検知結果(出力)に基づきトナー容器Tの装着の有無を判定する。
出力検知部705の出力信号がハイレベルからローレベルへ変化した後、トナー容器Tのポンプ部210は伸長し始める。出力検知部705の出力信号がローレベルを維持している間に、ポンプ部210は最大限伸長された状態を経て圧縮し始める。そして、出力検知部705の出力信号がローレベルからハイレベルへ変化する前に、ポンプ部210は最大限圧縮された状態へ移行する。つまり、フラグ204が外周部221に当接している間にポンプ部210は伸縮してトナーを現像器100へ供給する。
トナー容器T内のトナー空判定シーケンスは例えば、次のように実施される。画像形成中、トナーが現像器100から排出されると、やがて濃度センサ80により現像器100内のトナーが無いと判定される。濃度センサ80により現像器100内のトナーが無いと判定される状態は、現像器100内のトナーが第2の所定量未満となったことを意味する。以下、この状態になったことを、便宜上、現像器100が空になった、表現する。CPU701は、現像器100内のトナーが無くなった(空になった)と判定すると、駆動モータ604を制御してトナー容器Tを回転させる。これによって、トナー容器Tから現像器100へトナーが補給されるので、やがて濃度センサ80により現像器100内にトナーが有ると判定される。
つまり、CPU701は、現像器100内のトナーが一定量に保たれるように、駆動モータ604を制御する。また、トナー容器T内のトナーの量が第1の所定量未満となると、駆動モータ604を駆動しても現像器100内にトナーが補給されない。すると、駆動モータ604を継続して駆動しても、濃度センサ80により現像器100内にトナーが無いと判定され続ける。この場合、CPU701は、トナー容器T内のトナーが空である(残トナーが第1の所定量未満である)と判定する。
現像器100内のトナーが空であると判定されたときには、操作部706の液晶画面707に交換画面(不図示)が表示される。この交換画面では、トナー容器T内のトナーがなくなったこと、及び、トナー容器Tを新しい(新品の)トナー容器Tに交換する必要があることをユーザに報知するメッセージが表示される。ユーザは、交換画面の指示に従い、トナー容器Tを取り出し、代わりに新しいトナー容器Tを装着部310に装着する。CPU701は、トナー容器Tが取り外されたことを検出した後に、トナー容器Tが装着されたことを検出すると、交換画面を消す。トナー容器Tが交換された場合、操作部706にはホーム画面が表示される。
ところで、トナー容器Tが所定の回転角度にて装着部310に装着されると、フラグ204が凸部220によって押し上げられる。つまり、ユーザがトナー容器Tを所定の回転角度にて装着部310に装着した場合、出力検知部705の出力信号はローレベルからハイレベルへ変化する。そのため、CPU701は、出力検知部705の出力に基づいて、画像形成装置200の装着部310にトナー容器Tが所定の回転角度にて装着されているか否を判定できる。CPU701は、出力検知部705の出力信号がハイレベルであれば、装着部310にトナー容器Tが装着されていると判定し、出力検知部705の出力信号がローレベルであれば、装着部310にトナー容器Tが装着されていないと判定する。
図7は、扉開閉SW27の出力信号と出力検知部705の出力信号の出力タイミングを示す図である。画像形成装置200の装着部310にトナー容器Tが装着されているか否かを判定する動作について説明する。
トナー補給動作が実行されていない場合、トナー容器Tはホームポジション(HP)にて停止している。このとき、フラグ204はトナー容器Tの凸部220によって押し上げられている(図6(b))。そのため、出力検知部705はハイレベルの信号を出力する。なお、扉26が開放されていなければ、扉開閉SW27はローレベルの信号を出力する。
ユーザがトナー容器Tを交換する場合、ユーザは扉26を開放する。扉26が開状態ならば、扉開閉SW27はハイレベルの信号を出力する。そして、ユーザがトナー容器Tを装着部310から取り出したことに応じて、出力検知部705はローレベルの出力信号を出力する。これは、フラグ204が自重によって発光部と受光部との間の位置から退避するためである(図6(a))。フラグ204が光路を遮らない位置へ移動するので、出力検知部705はローレベルの信号を出力する。
その後、ユーザが装着部310にトナー容器Tを装着したことに応じて、出力検知部705はハイレベルの出力信号を出力する。そして、ユーザが扉26を閉じたことに応じて、扉開閉SW27はローレベルの出力信号を出力する。扉開閉SW27がハイレベルの信号を出力している間に、出力検知部705の出力信号がハイレベルからローレベルに変化し、さらにローレベルからハイレベルに変化した場合、CPU701はトナー容器Tが一旦抜き取られた後に装着されたと判定する。
図8(a)、(b)、(c)は、液晶画面707に表示される画面例を示す図である。まず、図8(a)は、トナー容器Tにトナーが第1の所定量以上残っている(交換条件を満たさない)状態でトナー容器Tが装着部310から取り出されたことに応じて表示される警告画面1を示す図である。警告画面1には、取り出されたトナー容器T内のトナーの色に関する情報、及び、取り出されたトナー容器Tを装着部310に再装着するようにユーザに促すためのメッセージが表示される。これにより、ユーザが誤って交換不要であったトナー容器Tを廃棄してしまうことを抑制できる。警告画面1は、装着部310から取り出されたトナー容器Tの再装着をユーザに促すためのガイダンスに相当する。なお、取り外されたトナー容器T内のトナーの量が第1の所定量未満であったならば警告画面1は表示されない。
なお、トナー容器Tにトナーが第1の所定量以上残っていることは、そのトナー容器Tが交換条件を満たさないことを意味する。残存するトナーの量が第1の所定量未満のトナー容器Tは交換条件を満たす。交換条件の充足は、残存するトナー量に基づき決まるとしたが、他の要素で、または他の要素も含めて交換条件を定めてもよい。
図8(b)は、トナー容器Tにトナーが第1の所定量以上残っている(交換条件を満たさない)状態で別のトナー容器T´に交換されたことに応じて液晶画面707に表示される警告画面2を示す図である。警告画面2には、トナーが第1の所定量以上残っている状態で交換されたトナー容器T内のトナーの色に関する情報、及び、装着部310に装着されたトナー容器T´に代えて前回取り出した(元の)トナー容器Tを再装着するように促すメッセージが表示される。これにより、一旦取り外したトナー容器Tにトナーが第1の所定量以上残っていることをユーザに報知させ、再度装着させることができる。そのため、トナー容器Tの無駄な廃棄を抑制できる。この状態では、印刷ジョブに従って画像データが画像形成装置200に入力されたとしても、画像形成動作は保留される。
図8(c)は、液晶画面707に表示される警告画面3を示す図である。警告画面3においては、警告画面2と同様の内容に加えて、画像形成動作の保留状態を解除する為の一時解除ボタン81が同時に液晶画面707に表示される。警告画面3が表示されると、画像形成動作が保留状態となる。警告画面3において、ユーザ操作によって一時解除ボタン81が押下されると、警告画面3は非表示とされると共に、画像形成動作の保留状態が解除されることで、投入された印刷ジョブの処理が可能となる。従って、一時解除ボタン81が押下可能に表示されることで、画像形成動作の保留状態を解除する解除機能が有効になる。一時解除ボタン81は、特別な権限のない任意のユーザによって押下操作可能である。なお、一時解除ボタン81の押下は、画面上でのオン操作を意味し、指の接触や、カーソルを用いた擬似的な押下操作を含む概念である。
なお、CPU701は、トナー容器Tが装着部310に装着された後、トナー容器Tの識別情報をボトルメモリ223から取得する。この識別情報は、RAM703に記憶される。そして、CPU701は、新たに装着部310に装着されたトナー容器Tの識別情報と、RAM703に記憶されている識別情報とを比較し、新たに装着されたトナー容器Tが、直前に取り外したトナー容器Tと同一かどうかを判定する。例えばCPU701は、トナーが第1の所定量以上残っているトナー容器Tが取り外された後、何らかのトナー容器Tが装着されたとき、識別情報同士を比較する。そして比較する識別情報が互いに異なっていれば、判定手段としてのCPU701は、トナー容器Tにトナーが第1の所定量以上残っている状態で別のトナー容器T´に交換されたと判定できる。
次に、液晶画面707の画面表示制御を説明する。図9は、画面表示制御処理のフローチャートである。この処理は、CPU701がROM702に格納されたプログラムをRAM703に読み出して実行することにより実現される。
ところで、CPU701は、画像形成装置200の主電源がオンされた後、読取部224を用いて、装着部310に装着されたトナー容器Tの補給情報を取得し、RAM703に記憶する。CPU701は、例えば、トナー容器T内のトナーの量が第1の所定量以上で且つ、扉開閉SW27の開閉検知信号がローレベルからハイレベルに変化すると、図9に示す画面表示制御処理を開始する。従って、通常、第1の所定量以上のトナーが残っているトナー容器Tが装着されている状態で扉26が開けられると画面表示制御が開始される。ここで、CPU701は、例えば、トナー容器T内のトナーの量が第1の所定量以上であるか否かを、トナー容器Tの回転回数に基づいて判定する。例えば、CPU701は、トナー容器Tの回転回数が所定回数未満ならば、トナー容器T内のトナーの量が第1の所定量以上であると判定する。
1回の補給動作においてトナー容器Tから排出されるトナーの量は決まっている。そのため、トナー容器Tの回転回数に基づきトナー容器T内のトナーの残量を判定できる。CPU701は、装着部310に装着されているトナー容器Tが交換条件を満たしているか否かをトナー残量に基づき判定する。具体的には、CPU701は、トナー容器Tの回転回数が所定回数以上であるならば交換条件が満たされたと判定し、トナー容器Tの回転回数が所定回数未満であるならば交換条件が満たされないと判定する。なお、交換条件の充足を、トナー容器Tの回転回数で決めることに限定されない。例えば、トナー容器Tを回転させても現像器100内のトナーの量が第2の所定量以上とならない場合、CPU701は、そのトナー容器Tは交換条件が満たされたと判定してもよい。
ステップS100で、CPU701は、駆動モータ604が停止している状態でトナー容器Tが取り出される(取り外される)まで待機する。CPU701は、出力検知部705の出力信号がハイレベルからローレベルへ変化すると、トナー容器Tが取り出されたと判定し、処理をステップS101に進める。なお、CPU701は、トナー容器Tが取り出されずに扉26が閉じられた場合、図9の画面表示制御処理を終了する。
ステップS101において、CPU701は、液晶画面707に警告画面1(図8(a))を表示させる。つまり、トナー容器T内のトナーの量が第1の所定量以上で且つ、そのトナー容器Tが取り出されたと判定されたので、CPU701は警告画面1を表示させることで、そのトナー容器Tの再装着を促す。
次に、ステップS102において、CPU701は、トナー容器Tが装着部310に装着されたと判別するまで待機する。ここではCPU701は、出力検知部705の出力信号がローレベルからハイレベルに変化するとトナー容器Tが装着されたと判別する。CPU701は、トナー容器Tが装着されたと判別すると、ステップS103において、液晶画面707に表示されている警告画面1を消す(つまり、警告画面1を非表示にする)。従って、CPU701は、トナー容器Tの装着が検知されれば、扉26が開状態であっても警告画面1を非表示にする。なお、ステップS103において、CPU701は、液晶画面707に警告画面1とは異なる他の画面を表示させてもよい。例えば、CPU701は、トナー容器Tの装着操作がなされたことを報知してもよい。あるいは、ステップS103において、CPU701は、液晶画面707において、警告画面1の上に他の画面を重ねて表示してもよい。
次に、ステップS104において、CPU701は読取部224を用いて、新たに装着されたトナー容器Tのボトルメモリ223から補給情報を読み取る。補給情報には識別情報が含まれる。次に、ステップS105において、CPU701は装着部310に装着されたトナー容器Tが、前回(直前に)取り出されたトナー容器Tと同一であるか否かを判別する。前回取り出されたトナー容器Tの識別情報はRAM703に記憶されている。従って、CPU701は、ステップS104で読み取った識別情報と、RAM703に記憶されている識別情報とが同じであるかによって、新たに装着されたトナー容器Tと、前回取り出されたトナー容器Tとが同一のトナー容器Tであるか否かを判別する。
ステップS104での判別の結果、両識別情報が一致せず、すなわち両トナー容器Tが同一でない場合は、制御手段としてのCPU701は、ステップS106において、一時解除ボタン81を含んだ警告画面3(図8(c))を液晶画面707に表示させる。それと共に、保留手段としてのCPU701は、画像形成動作を保留状態にする。従って、CPU701は、扉26が開状態であっても、取り出されたトナー容器Tではないトナー容器Tが装着されると警告画面3を表示させる。これにより、トナーが残っているトナー容器Tの再装着を促すことができる。また、一時解除ボタン81が表示されるので、画像形成動作が保留されるのと並行して保留状態を解除する手段を任意のユーザに提供できる。その後CPU701は、処理をステップS108に進める。また、ステップS105において、両識別情報が一致し、すなわち、両トナー容器Tが同一である場合は、CPU701は処理をステップS107に進める。ステップS107では、CPU701は、液晶画面707に警告画面が表示されていたならばその警告画面を非表示とし、処理をステップS108へ進める。
ステップS108において、CPU701は、扉開閉SW27の開閉検知信号がハイレベルからローレベルへ変化したか否かによって、扉26が閉じられたか否かを判別する。CPU701は扉26が閉じられたと判別すると、本画面表示制御を終了させる。一方、開閉検知信号がハイレベルに維持されていれば、CPU701は扉26が閉じられたと判別せず、処理をステップS109に進める。
ステップS109において、CPU701は、出力検知部705の出力信号がハイレベルからローレベルへ変化したか否かによって、トナー容器Tが取り出されたか否かを判別する。ステップS109において、出力検知部705の出力信号がハイレベルに維持されていれば、CPU701は、トナー容器Tが取り出されたと判別せず、処理をステップS108へ戻す。従って、トナー容器Tが取り出されるかまたは、扉26が閉じられるまで、CPU701はステップS108、S109の処理を繰り返す。一方、ステップS109において、CPU701はトナー容器Tが取り出されたと判別すると、処理をステップS101に戻す。
次に、交換条件を満たしていないトナー容器Tが別のトナー容器T´に交換された場合(ステップS105でNO)における印刷動作を、図10を用いて説明する。
図10は、印刷処理のフローチャートである。この処理は、CPU701がROM702に格納されたプログラムをRAM703に読み出して実行することにより実現される。この処理は例えば、液晶画面707に警告画面3(図8(c))が表示されると開始される。なお、この処理は、図9の画面表示制御処理と並行して実施され得、図9のステップS107が実行されると終了する。なお、警告画面3等が表示されていない場合における通常の印刷処理については、図示しないが、印刷ジョブの投入により実行される。
ステップS200で、CPU701は、警告画面3内の一時解除ボタン81が押下されるまで待機する。一時解除ボタン81が押下されると、ステップS201で、CPU701は、液晶画面707における警告画面3を非表示にする。これによりCPU701は、別のトナー容器T´が装着されたままで、画像形成動作の保留状態を一時的に解除する。警告画面3が消去されたことで、ユーザはコピーなどの印刷動作を指示できるようになる。なお、ステップS201において、CPU701は、液晶画面707に警告画面3とは異なる他の画面を表示させてもよい。なお、警告画面3を非表示とする代わりに、警告画面3の上に他の画面を重ねて表示することで、一時解除ボタン81を含む警告画面3がほぼ視認されないようにしてもよい。
次に、ステップS202で、CPU701は、投入された印刷ジョブがあるか否かを判別すると共に、投入された印刷ジョブがなければ新たな印刷ジョブの投入があるまで待機する。例えば、既に、コンピュータ106から外部IF107を通じて印刷ジョブが投入されていた場合はYESと判別される。あるいは、ステップS201で警告画面3が非表示となった後に、操作部706へのユーザからの印刷指示入力があったことで印刷ジョブが投入された場合もYESと判別される。
ステップS202で、投入された印刷ジョブがある場合は、ステップS203で、CPU701は、その印刷ジョブの処理を実行する。すなわちCPU701は、投入された印刷ジョブに従って1ページの画像形成を実行し、処理をステップS204に進める。ステップS204では、CPU701は、投入された印刷ジョブの全ページの画像形成が終了、すなわち、印刷ジョブの処理が終了したか否かを判別する。そして、印刷ジョブの処理が終了していない場合は、CPU701は、処理をステップS203に戻す。一方、印刷ジョブの処理が終了した場合は、ステップS205で、CPU701は、再度、液晶画面707に警告画面3(図8(c))を表示させる。それと共に、CPU701は、画像形成動作を保留状態にする。そして、図10の印刷処理が終了する。
この印刷処理によれば、一時解除ボタン81が押下されると、別のトナー容器T´が装着されたままで画像形成動作の保留状態が一時的に解除される。そして投入された印刷ジョブの処理が実行された後、画像形成動作が保留状態とされると共に、警告画面3が再び表示されることで、トナーが残っているトナー容器Tの再装着が促される。
本実施の形態によれば、CPU701は、交換条件を満たしていないトナー容器Tが別のトナー容器T´へ交換されたと判定した場合に、警告画面3(図8(c))を表示させると共に、画像形成動作を保留状態にする。警告画面3には一時解除ボタン81が押下可能に表示されることで保留状態の解除機能が有効になる。任意のユーザは、一時解除ボタン81を押下することで、別のトナー容器T´が装着されたままで画像形成動作の保留状態を解除できる。よって、交換条件を満たしていないトナー容器Tから別のトナー容器T´へ交換されたことで画像形成動作を保留状態にした場合に、任意のユーザによる保留状態の解除を可能にすることができる。サービスマンによることなく、また、空となる前に取り外されたトナー容器Tを再装着することなく、画像形成動作の保留状態を解除する方法が提供されるので、ユーザにとって便利で、ユーザビリティが向上する。
また、CPU701は、画像形成動作の保留状態が解除された後、実行された印刷ジョブの処理が終了したことに応じて、再び、画像形成動作を保留状態にすると共に、警告画面3を表示する(S205)。これにより、保留状態が解除されたままとならないようにすると共に、トナーが残っているトナー容器Tの再装着を再び促すことができる。
また、警告画面3に関し、画像形成動作の保留解除を受け付けるための一時解除ボタン81が、トナーが残っているトナー容器Tの再装着を促す報知が表示されるのと同じ画面上に表示される。これにより、構成が簡単となり、トナーが残っているトナー容器Tの再装着の必要性と、画像形成動作の保留解除が有効であることとを、ユーザが視認しやすい。
なお、トナーが残っているトナー容器Tの再装着を再び促す報知画面と一時解除ボタン81とは別画面で表示させてもよい。また、画像形成動作の保留解除の有効/無効を、一時解除ボタン81の表示/非表示という態様で実現したが、これに限らない。例えば、一時解除ボタン81の表示状態を、保留解除の有効と無効とで異ならせ、一時解除ボタン81を操作不能にグレーアウトすることで保留解除が無効になるようにしてもよい。また、一時解除ボタン81は画面上のソフトボタンとしたが、これに限定されず、例えば、物理的に押下されるボタンを設け、画像形成動作の保留状態時に有効となるように構成してもよい。その際、物理的に押下されるボタンにLEDを内蔵し、有効な場合にだけLEDを発光させてもよい。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、印刷ジョブの処理終了により画像形成動作の保留状態に復帰しても、一時解除ボタン81を押せば何度でも保留状態を解除できた。本発明の第2の実施の形態では、画像形成動作の保留状態の解除に制限を設ける。図10に代えて図11を用いて本実施の形態を説明する。
図11は、印刷処理のフローチャートである。この処理の実行主体、実行開始・終了条件は、図10の印刷処理と同様である。ステップS300〜S304の処理は、図10のステップS200〜S204と同様である。ステップS304で、印刷ジョブの処理が終了した場合は、CPU701は、ステップS305において、解除実施回数Cnをカウントアップする。ここで解除実施回数Cnは、前回のステップS106において画像形成動作の保留状態に移行した以降に、画像形成動作の保留解除を実施した回数である。解除実施回数CnはRAM703に格納され、ステップS106で初期化されている。
次に、ステップS306では、CPU701は、画像形成動作の保留解除機能を無効にする無効条件(所定条件)が成立したか否かを判別する。ここで、本実施の形態では、無効条件として、解除実施回数Cnが所定回数(例えば、20回)を超えることを採用する。従って、Cn>20が成立すると無効条件が成立する。そして、無効条件が成立しない場合は、CPU701は、ステップS307で、図10のステップS205と同様の処理を実行してから、ステップS300に戻る。従って、再び、画像形成動作が保留状態となるが、一時解除ボタン81の押下は可能であり保留解除機能は有効となる。
一方、ステップS306で無効条件が成立した場合は、一時解除ボタン81の押下による保留解除が20回を超えたので、CPU701は、ステップS308で、液晶画面707に警告画面2(図8(b))を表示すると共に、再び、画像形成動作を保留状態にする。警告画面2には一時解除ボタン81が含まれないため、保留解除機能は無効となる。従って、保留解除の回数を一定の範囲に制限すると共に、トナーが残っているトナー容器Tの再装着を促すことができる。その後、図11の印刷処理は終了する。
本実施の形態によれば、交換条件を満たしていないトナー容器Tから別のトナー容器T´へ交換されたことで遷移した画像形成動作の保留状態を、任意のユーザにより解除可能にすることに関し、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。さらに、一時解除ボタン81の押下による保留解除の回数を制限できるので、別のトナー容器T´が装着されたまま無制限に印刷されることを回避でき、交換条件を満たしていないトナー容器Tの再装着を促すことができる。
なお、本実施の形態において、ステップS306での判別に用いる無効条件として他の条件を採用してもよい。例えば、交換条件を満たしていないトナー容器Tが別のトナー容器T´へ最後に交換された後における、画像形成動作の保留状態の最初の解除から第2の所定時間が経過することで、無効条件が成立するとしてもよい。この場合、例えばCPU701は、図11の処理が開始された後の最初のステップS301でタイマの計時を開始し、タイマが第2の所定時間を超えたとき、無効条件が成立したと判別する。あるいは、交換条件を満たしていないトナー容器Tが別のトナー容器T´へ最後に交換された後における、画像形成動作の保留状態の最初の解除からの印刷枚数が所定枚数を超えることで、無効条件が成立するとしてもよい。この場合、例えばCPU701は、図11の処理が開始された後の最初のステップS301で印刷枚数のカウントを開始し、印刷実行に応じてカウントアップし、印刷枚数が所定枚数を超えたとき、無効条件が成立したと判別する。
これらの無効条件の設定によっても、別のトナー容器T´が装着されたまま無制限に印刷されることを回避できる。なお、無効条件の設定に関し、上述した解除実施回数Cnによる制限、解除後の時間経過による制限、印刷枚数による制限のうち、いずれか1つを適用してもよいし、2つ以上を組み合わせて適用してもよい。なお、解除実施回数Cnによる制限を適用せず、解除後の時間経過による制限または印刷枚数による制限を適用する場合は、印刷終了により画像形成動作の保留状態へ復帰することは必須でない。
なお、上記各実施の形態において、画像形成動作の保留解除中には、その旨を報知してもよい。図12(a)は、液晶画面707に表示される解除報知画面の一例を示す図である。例えばCPU701は、第1の実施の形態の図10のステップS201で警告画面3を非表示とし、画像形成動作の保留を解除した場合、ステップS205で警告画面3を再表示するまでの間、解除報知画面(図12(a))を表示させてもよい。この解除報知画面には、保留状態の一時解除中であることを通知するメッセージ等が表示される。第2の実施の形態では、CPU701は、図11のステップS301で警告画面3を非表示としてから、ステップS307で警告画面3を再表示するかまたはステップS308で警告画面2を表示するまでの間、解除報知画面を表示させてもよい。
また、第2の実施の形態において、画像形成動作が保留中であっても、解除機能が無効となる条件を、画像形成動作の保留解除中に報知してもよい。図12(b)は、液晶画面707に表示される解除報知画面の他の例を示す図である。第2の実施の形態において、交換条件を満たしていないトナー容器Tが再装着されるまでの間に、一時解除ボタン81の押下により画像形成動作の保留状態を解除可能な最大回数は決まっているとする。解除機能が無効となる条件は、解除実施回数Cnが最大回数(例えば、20回)を超えることである。これを知らせるために、CPU701は、最大回数と解除実施回数Cnとから、画像形成動作の保留状態を解除可能な残回数を算出する。解除報知画面(図12(b))には、図12(a)の解除報知画面と同様のメッセージに加えて、残回数が表示される。これにより、ユーザにとっては、保留状態が一時解除されて動作していることと、一時解除が不可能になるまでの条件がわかり、便利である。
なお、警告画面1、2、3(図8(a)〜(c))は、画面表示による各種報知の例であった。しかし、報知の態様は画面表示に限らず、例えば音声を用いてもよい。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
81 一時解除ボタン
100 現像器
310 装着部
701 CPU
T トナー容器

Claims (16)

  1. 感光体と、
    前記感光体に静電潜像を形成するために前記感光体を露光する露光手段と、
    現像剤を収容し、前記感光体に形成された前記静電潜像を前記現像剤を用いて現像する現像手段と、
    前記現像手段へ補給するための現像剤を収容した収容容器が装着される装着部と、
    前記装着部における交換条件を満たしていない収容容器が別の収容容器へ交換されたか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により、前記交換条件を満たしていない収容容器が別の収容容器へ交換されたと判定された場合に、画像形成動作を保留状態にする保留手段と、
    前記保留手段により画像形成動作が保留状態とされた場合に、任意のユーザの操作に基づき前記別の収容容器が装着されたままで画像形成動作の保留状態を解除する解除機能を有効にする制御手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記保留手段は、前記解除機能に対するユーザの操作に基づき画像形成動作の保留状態が解除された後、実行された印刷ジョブの処理が終了したことに応じて、再び、画像形成動作を保留状態にすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記交換条件を満たしていない収容容器が別の収容容器へ交換されたと判定したことに応じて、前記交換条件を満たしていない収容容器の再装着を促すための報知を実施することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 画像形成動作の保留解除を受け付けるためのボタンが画面上に表示されることにより、前記解除機能は有効となることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記報知は画面表示によりなされ、
    画像形成動作の保留解除を受け付けるためのボタンが、前記報知が表示されるのと同じ画面上に表示されることにより、前記解除機能は有効となることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記解除機能に対するユーザの操作に基づき画像形成動作の保留状態が解除された場合、前記ボタンの表示を消去すると共に前記報知を終了することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記判定手段は、収容容器を一意に識別する識別情報を前記装着部に装着された収容容器から取得して記憶し、前記装着部に装着されている収容容器が、前記交換条件を満たしていない収容容器と同一であるか否かを、前記装着部に装着されている収容容器から取得した識別情報と前記記憶した識別情報とに基づき判定することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記判定手段は、前記装着部に装着された収容容器内の現像剤が空であるか否かに基づいて、当該収容容器が前記交換条件を満たすか否かを判定することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御手段は、前記解除機能を有効にした後、所定条件の成立によって前記解除機能を無効にすることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記保留手段は、前記解除機能に対するユーザの操作に基づき画像形成動作の保留状態が解除された後、実行された印刷ジョブの処理が終了したことに応じて、再び、画像形成動作を保留状態にし、
    前記所定条件は、前記交換条件を満たしていない収容容器が再装着されるまでの間に、画像形成動作の保留状態が解除された回数が所定回数を超えることであることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記所定条件は、前記交換条件を満たしていない収容容器が別の収容容器へ最後に交換された後における、画像形成動作の保留状態の最初の解除から所定時間が経過することであることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  12. 前記所定条件は、前記交換条件を満たしていない収容容器が別の収容容器へ最後に交換された後における、画像形成動作の保留状態の最初の解除からの印刷枚数が所定枚数を超えることであることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  13. 前記制御手段は、画像形成動作の保留解除中には、その旨を報知することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  14. 前記制御手段は、前記解除機能に対するユーザの操作に基づき画像形成動作の保留状態が解除された後、実行された印刷ジョブの処理が終了したことに応じて、再び、画像形成動作を保留状態にし、
    前記制御手段は、画像形成動作が保留中であっても前記解除機能が無効となる条件を、画像形成動作の保留解除中に報知することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  15. 前記交換条件を満たしていない収容容器が再装着されるまでの間に、画像形成動作の保留状態を解除可能な最大回数は決まっており、
    前記解除機能が無効となる条件は、前記交換条件を満たしていない収容容器が再装着されるまでの間に、画像形成動作の保留状態が解除された回数が、画像形成動作の保留状態を解除可能な残回数を超えることであることを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置。
  16. 感光体と、前記感光体に静電潜像を形成するために前記感光体を露光する露光手段と、現像剤を収容し、前記感光体に形成された前記静電潜像を前記現像剤を用いて現像する現像手段と、前記現像手段へ補給するための現像剤を収容した収容容器が装着される装着部と、を有する画像形成装置の制御方法であって、
    前記装着部における交換条件を満たしていない収容容器が別の収容容器へ交換されたと判定した場合に、画像形成動作を保留状態にし、
    画像形成動作が保留状態とされた場合に、任意のユーザの操作に基づき前記別の収容容器が装着されたままで画像形成動作の保留状態を解除する解除機能を有効にする、ことを特徴とする画像形成装置の制御方法。



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