JP2019184414A - 架空電線検査システム及び架空電線検査方法 - Google Patents

架空電線検査システム及び架空電線検査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】検査全体に要する時間を短縮し、且つ、潜在的な架空電線の不具合を検査すること。【解決手段】架空電線検査システム(1)は、ドローン(10)と、ドローンを操作可能な操作端末(20)とを有する。ドローンには、検査対象物である架空電線(30)にX線を照射するX線照射装置(14)と、架空電線を透過したX線を受像するX線受像装置(15)とが、架空電線を挟んで対向するように支持される。操作端末からの指示に応じてX線照射装置からX線を架空電線に照射し、架空電線を透過したX線をX線受像装置で受像し、受像情報を操作端末に送信する。【選択図】図4

Description

本発明は、架空電線検査システム及び架空電線検査方法に関する。
近年、高圧送電線などの架空電線における腐食や損傷の定期的な検査のために、架空電線上を走行しながら架空電線を検査する装置(自走式検査装置)による検査を実施されている。このような自走式検査装置による架空電線の検査では、実際に作業者が架空電線に乗って検査を行う場合に比べて、安全性及び省力化に優れている。このような自走式検査装置として、架空電線上に障害となる物がある場合であっても、安定感をもって障害物を通過しつつ、多導体方式の架空電線を活線で検査することができる自走式架空電線検査装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−254567号公報
ところで、上述した自走式架空電線検査装置では、架空電線に設置する際の作業が煩雑であるという問題がある。特に、高所に架設される架空電線(例えば、高圧送電線)においては、自走式架空電線検査装置を架空電線に設置するまでに煩雑な作業を必要とし、架空電線の検査時間が長時間に及んでしまうという問題がある。また、高圧送電線等の架空電線においては、鉄塔と架空電線との接続部分の損傷を防止するために架空電線の上下振動を防止する振動防止部材を備えるものがある。自走式架空電線検査装置でこのような振動防止部材等を乗り越える場合には、走行速度を低減しなければならず、結果として検査時間が長時間に及んでしまう問題がある。
また、上述した自走式架空電線検査装置では、架空電線の外観の変化(例えば、色味の変化や形状の変化)に基づいて架空電線の腐食や損傷を検査する。架空電線の検査においては、潜在的な不具合を検出する上で、架空電線の内部における変化を検査することが重要なポイントとなる。架空電線の検査では、検査全体に要する時間を短縮し、且つ、潜在的な架空電線の不具合を検査することが要請されている。
本発明はかかる実情に鑑みてなされたものであり、検査全体に要する時間を短縮し、且つ、潜在的な架空電線の不具合を検査することができる架空電線検査システム及び架空電線検査方法を提供することを目的の1つとする。
本実施形態の架空電線検査システムは、無人航空機と、前記無人航空機を操作可能な操作端末とを有し、検査対象物である架空電線を検査する架空電線検査システムであって、前記無人航空機には、前記架空電線にX線を照射するX線照射装置と、前記架空電線を透過した前記X線を受像するX線受像装置とが、前記架空電線を挟んで対向するように支持され、前記操作端末からの指示に応じて前記X線照射装置から前記X線を前記架空電線に照射し、前記架空電線を透過した前記X線を前記X線受像装置で受像し、受像情報を前記操作端末に送信することを特徴としている。
本実施形態の架空電線検査方法は、検査対象物である架空電線を挟んで対向するようにX線照射装置とX線受像装置とを支持する無人航空機と、前記無人航空機を操作可能な操作端末とを有し、前記架空電線を検査する架空電線検査方法であって、前記操作端末からX線の検査指示を送信する指示送信ステップと、前記X線照射装置から前記架空電線に前記X線を照射する照射ステップと、前記X線受像装置にて前記架空電線を透過した前記X線を受像する受像ステップと、前記受像ステップで受像したX線情報を前記操作端末に送信する送信ステップと、を有することを特徴としている。
本発明によれば、検査全体に要する時間を短縮し、且つ、潜在的な架空電線の不具合を検査することができる架空電線検査システム及び架空電線検査方法を提供することができる。
本実施の形態に係る架空電線検査システムの構成の説明図である。 本実施の形態に係る架空電線検査システムが有するドローンの斜視図である。 本実施の形態に係る架空電線検査システムが有するドローンの斜視図である。 本実施の形態に係る架空電線検査システムが有するドローンの上面図、正面図及び下面図である。 本実施の形態に係る架空電線検査システムが有するドローンの機能ブロック図である。 本実施の形態に係る架空電線検査システムが有する操作端末の機能ブロック図である。 本実施の形態に係る架空電線検査システムで送電線に対してX線検査を行う際のシーケンス図である。
一般に、高所に架設される高圧送電線等の架空電線の検査においては、検査全体に要する時間を短縮し、且つ、潜在的な架空電線の不具合を検査することが要請されている。従来、自走式検査装置により架空電線上を走行しながら架空電線を検査することが行われている。しかしながら、このような自走式検査装置による検査では、自走式検査装置を架空電線に設置するまでに煩雑な作業が必要となり、検査全体の時間が長時間に及ぶことが多い。また、自走式検査装置による検査では、架空電線の外観変化に基づいて架空電線の不具合が検査されるため、架空電線の潜在的な不具合を検出することが困難である。
本発明者らは、自走式検査装置による検査において、検査装置が架空電線上を走行しながら検査することが検査時間を長時間化させ、架空電線の外観変化に基づいて検査することが架空電線における潜在的な不具合の検出を妨げる要因となっている点に着目した。そして、架空電線上を走行することなく架空電線の内部変化を検査することが、検査全体に要する時間の短縮及び潜在的な架空電線の不具合の検出に寄与することを見出し、本発明に想到した。
すなわち、本発明の骨子は、架空電線を挟んで対向するようにX線照射装置とX線受像装置とを無人航空機に搭載し、無人航空機を操作可能な操作端末からの指示に応じてX線照射装置からX線を架空電線に照射し、架空電線を透過したX線をX線受像装置で受像し、受像情報を操作端末に送信することである。
本発明によれば、操作端末からの指示に応じて無人航空機に搭載されたX線照射装置からX線が架空電線に照射され、架空電線を透過したX線がX線受像装置で受像され、受像情報が操作端末に送信されることから、架空電線に対して非接触でX線検査を実行できる。これにより、架空電線に対する検査装置の設置に要する時間が必要なく、架空電線上に配設される振動防止部材等を通過する際の検査装置の速度の低減も必要がない。また、架空電線に対してX線検査が行われることから、架空電線の内部変化を検査でき、架空電線の潜在的な不具合を検出できる。この結果、検査全体に要する時間を短縮し、且つ、潜在的な架空電線の不具合を検査することが可能となる。
以下、本発明に係る架空電線検査システム(以下、単に「検査システム」という)の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態に係る検査システム1の構成の説明図である。以下においては、検査システム1による検査対象物として、高所に架設される高圧送電線等の架空電線(以下、単に「電線」という)を例示して説明するものとする。しかしながら、検査システム1による検査対象物は、電線に限定されるものではなく適宜変更が可能である。
図1に示すように、検査システム1は、X線検査装置(X線検査ユニット)を搭載した無人航空機としてのドローン10と、このドローン10を遠隔操作する操作端末20とを含んで構成される。検査システム1においては、操作端末20の制御の下、ドローン10が検査対象物である電線30まで飛行すると共に、ドローン10に搭載したX線検査装置によって電線30に対してX線検査を行うことができる。
検査システム1において、操作端末20は、ドローン10と無線通信可能に構成される。詳細について後述するように、操作端末20は、操作者からの指示に応じてドローン10に対して制御情報(飛行制御情報や撮影制御情報等)を送信する一方、ドローン10から取得情報(撮影情報やX線受像情報等)を受信する。ドローン10は、操作端末20からの制御情報に応じて飛行制御、撮影制御及びX線検査制御を実行し、撮影制御及びX線検査制御等により取得した取得情報を操作端末20に送信する。操作端末20は、ドローン10からの取得情報に含まれるX線情報(X線受像情報)の解析を行うことで、電線30の内部における腐食や損傷等の不具合を検出することができる。
ここで、検査システム1が有するドローン10の構成について、図2〜図4を参照して説明する。図2及び図3は、本実施の形態に係る検査システム1が有するドローン10の斜視図である。図4は、本実施の形態に係る検査システム1が有するドローン10の上面図(図4A)、正面図(図4B)及び下面図(図4C)である。図2A及び図3Aにおいては、ドローン10を上方側から示し、図2B及び図3Bにおいては、ドローン10を下方側から示している。なお、説明の便宜上、ドローン10が備えるガイドアーム16を図4のみに示し、図2及び図3から省略している。
図2〜図4に示すように、ドローン10は、本体部11と、本体部11から異なる方向に延出する4つのロータユニット12と、本体部11の下方に固定されるフレーム13と、フレーム13に支持されるX線照射装置(以下、「照射装置」という)14及びX線受像装置(以下、「受像装置」という)15と、フレーム13に固定されるガイドアーム16とを含んで構成される。本明細書においては、照射装置14と受像装置15とを組み合わせてX線検査装置又はX線検査ユニットと呼ぶことがある。
本体部11は、概して円盤形状を有し、内部に後述する制御部101、通信部102や記憶部106等の構成要素を収容している(図5参照)。本体部11内に収容された構成要素により、ロータユニット12や照射装置14及び受像装置15の駆動制御や、操作端末20との間の無線通信制御が実行される。
ロータユニット12は、本体部11の外周面にアーム12aを介して接続されている。アーム12aは、上面視にて90度間隔で本体部11から水平方向に延出している(図4A参照)。各ロータユニット12は、モータケース12bとロータ12cとを有している。本体部11内に収容された制御部101(航行制御部113)の駆動指示に応じてモータケース12b内のモータが回転し、ロータ12cが回転する(図5参照)。
フレーム13は、平行に配置された一対のベースフレーム131、132を有している。ベースフレーム131は、正面視にて水平に延在する水平延在部131aと、水平延在部131aの両端部から下方側に屈曲する屈曲部131b、131cとを有し、下方側に開口する形状をなす(図4B参照)。ベースフレーム132は、ベースフレーム131と同様の構成を有し、水平延在部132a及び屈曲部132b、132cを有する(図4B参照)。
ベースフレーム131、132(屈曲部131b、131c及び屈曲部132b、132c)の先端部には、脚部133、134が接続されている。脚部133は、水平方向に延在し、ベースフレーム131、132の先端部の双方に接続される水平延在部133aと、水平延在部133aの両端部から下方側に屈曲する屈曲部133b、133cとを有し、下方側に開口する形状をなす(図3参照)。脚部134は、脚部133と同様の構成を有し、水平延在部134a及び屈曲部134b、134cを有する(図2参照)。
脚部133、134の先端部には、樹脂等の弾性部材からなるカバー135が装着されている。カバー135の下端部は、照射装置14及び受像装置15の下端部よりも下方側の位置に配置される。未飛行状態の場合、ドローン10は、脚部133、134に装着された4つのカバー135の下端部が地面等の離着陸面に接触した状態となっている。
ベースフレーム131の水平延在部131aと、ベースフレーム132の水平延在部132aとの間には、固定面部136が設けられている(図2B、図3B及び図4C参照)。固定面部136は、ベースフレーム131とベースフレーム132とを連結する役割を果たす。固定面部136を本体部11の下面に固定することにより、ベースフレーム131、132が本体部11に固定される。
固定面部136の中央には、撮像装置としてのカメラ17が配置されている(図2B、図3B参照)。カメラ17は、固定面部136を挟んで本体部11の下面に固定されている。カメラ17は、照射装置14によるX線の照射領域を撮影可能に構成される。例えば、カメラ17は、複数の魚眼レンズを内蔵し、本体部11の下方側の領域全体を撮影可能に構成される。
照射装置14は、フレーム13の脚部133の近傍に支持される。照射装置14は、脚部133の水平延在部133aと、ベースフレーム131、132の屈曲部131b、132bに固定具により固定される(図3参照)。照射装置14は、概して直方体形状を有し、その内側面の中央にX線の照射点141が設けられている(図2参照)。照射装置14は、本体部11に収容された制御部101(X線検査制御部114)からの照射指示(X線検査指示)に応じて検査対象物にX線を照射可能に構成される(図5参照)。例えば、照射装置14は、ドローン10の下方領域に配置された電線30に対してX線を照射する(図4B参照)。図4Bには、照射装置14からのX線の照射範囲を一点鎖線で示している。
受像装置15は、フレーム13の脚部134の近傍に支持される。受像装置15は、脚部134の水平延在部134aと、ベースフレーム131、132の屈曲部131c、132cに固定具により固定される(図2参照)。受像装置15は、平板形状を有し、その内側面にX線受像パネル151が設けられている(図3参照)。受像装置15は、検査対象物である電線30を挟んで照射装置14と対向して配置される(図4B参照)。受像装置15は、本体部11に収容された制御部101(X線検査制御部114)からの受像指示(X線検査指示)に応じて検査対象物を透過したX線を受像する。例えば、受像装置15は、ドローン10の下方領域に配置された電線30を透過したX線を受像する(図4B参照)。
ガイドアーム16は、図4に示すように、ベースフレーム131、132の水平延在部131a、132aから延出して設けられる。ガイドアーム16は、水平延在部131a、132aの延在方向と直交する方向に延出して設けられている。ガイドアーム16は、水平延在部131a、132aと同一高さで延出する水平延出部161と、この水平延出部161の先端部から垂下して屈曲する屈曲部162と、この屈曲部162の下端部に設けられた収容部163とを有している。収容部163は、下方側に開口した形状を有し、開口部で検査対象物である電線30を収容可能に構成されている。ガイドアーム16は、案内部材を構成するものであり、電線30に対してドローン10が所定位置に配置されるように案内する役割を果たす。ドローン10は、ガイドアーム16で電線30を収容した状態で照射装置14から電線30に対してX線を照射する。
ここで、このように構成されるドローン10が有する機能について、図5を参照して説明する。図5は、本実施の形態に係る検査システム1が有するドローン10の機能ブロック図である。なお、図5に示すドローン10の機能ブロックは、説明の便宜上、本発明に関連する構成要素のみを示している。ドローン10は、ドローンが一般的に備える構成要素を備えるものとする。また、図5において、図2〜図4と同一の構成については、共通の符号を付与し、その説明を省略する。
図5に示すように、ドローン10は、ドローン10が有する構成要素を制御する制御部101を備えている。制御部101には、通信部102、カメラ17、GPS(Global Positioning System)103、ロータユニット12、ジャイロユニット104、X線検査ユニット105及び記憶部106に接続されている。制御部101は、これらの構成要素との間で制御信号や各種情報を通信可能に構成される。
通信部102は、操作端末20との間で無線通信を行う。通信部102は、後述する制御部101の主制御部111の制御の下、操作端末20から各種制御情報を受信する一方、操作端末20に撮影情報等の取得情報を送信する。GPS103は、測位装置を構成するものであり、ドローン10の位置情報(緯度、経度)を測位する。ジャイロユニット104は、ドローン10の高度や飛行姿勢等を測位する。GPS103及びジャイロユニット104で測位された位置情報や高度等は、後述する制御部101の航行制御部113による航行制御に利用される。
X線検査ユニット105は、上述した照射装置14及び受像装置15を有し、検査対象物である電線30に対するX線検査を行う。記憶部106は、ドローン10内で取得された撮影情報、位置情報やX線受像情報等を一時的に保存する。記憶部106には、制御部101がドローン10を制御するための制御プログラムが保存される。
制御部101は、主制御部111、撮影制御部112、航行制御部113、X線検査制御部114、位置情報取得部115、撮影情報取得部116及びX線情報取得部117を有する。制御部101は、記憶部106に保存された制御プログラムを実行することにより、これらの主制御部111、撮影制御部112、航行制御部113、X線検査制御部114、位置情報取得部115、撮影情報取得部116及びX線情報取得部117としての機能を有する。
主制御部111は、通信部102を介して操作端末20から取得した制御情報に基づいて各種制御部や各種情報取得部を制御する。撮影制御部112は、制御情報に含まれる撮影制御情報に基づいてカメラ17による撮影処理を制御する。航行制御部113は、制御情報に含まれる飛行制御情報に基づいてロータユニット12における航行処理を制御する。X線検査制御部114は、制御情報に含まれるX線検査制御情報に基づいてX線検査ユニット105におけるX線検査を制御する。
位置情報取得部115は、GPS103により測位されたドローン10の位置情報(緯度、経度)を取得する。なお、位置情報には、GPS103により測位された位置情報に加えて、ジャイロユニット104により測位された高度、飛行姿勢等の情報も含まれる。撮影情報取得部116は、カメラ17により撮影された画像情報(撮影情報)を取得する。X線情報取得部117は、X線検査ユニット105によるX線情報(X線受像情報)を取得する。これらの撮影情報やX線情報は、位置情報に関連づけられて記憶部106に保存される。
次に、本実施の形態に係る操作端末20が有する機能について、図6を参照して説明する。図6は、本実施の形態に係る検査システム1が有する操作端末20の機能ブロック図である。本実施の形態に係る検査システム1において、操作端末20は、タブレットパソコンで構成されるが、これに限定されない。操作端末20には、スマートフォン等の多機能携帯端末やノートパソコン等を採用することもできる。図6に示す操作端末20の機能ブロックは、説明の便宜上、本発明に関連する構成要素のみを示している。操作端末20は、タブレットコンピュータが一般的に備える構成要素を備えるものとする。
図6に示すように、操作端末20は、操作端末20が有する構成要素を制御する制御部201を備えている。制御部201には、通信部202、操作部203、表示部204及び記憶部205に接続されている。制御部201は、これらの構成要素との間で制御信号や各種情報を通信可能に構成される。
通信部202は、ドローン10との間で無線通信を行う。通信部202は、後述する制御部201の主制御部211の制御の下、ドローン10に対して各種制御情報を送信する一方、ドローン10から撮影情報等の取得情報を受信する。
操作部203は、タッチパネル上に表示された操作キーで構成される。操作部203は、操作者から入力された指示(飛行指示やX線照射指示等)を受け付ける。表示部204は、タッチパネルを構成する液晶ディスプレイ等で構成される。表示部204には、ドローン10に対する指示を入力するための操作画面(例えば、後述するドローン制御情報入力画面)や、ドローン10で取得された撮影情報、位置情報やX線受像情報を表示可能に構成される。
記憶部205は、ドローン10から受信した取得情報(撮影情報、位置情報やX線情報等)を保存する。記憶部205は、後述する制御部201の画像解析部218による画像解析のための参照画像を保存する。この参照画像には、検査対象物である電線30の内部に不具合を有する画像が含まれる。記憶部205は、この画像解析部218による画像解析結果を保存する。記憶部205には、制御部201が操作端末20を制御するための制御プログラムが保存される。
制御部201は、主制御部211、撮影/位置情報取得部212、X線情報取得部213、ドローン制御部214、カメラ制御部215、X線検査ユニット制御部(X線ユニット制御部)216、表示制御部217及び画像解析部218を有する。制御部201は、記憶部205に保存された制御プログラムを実行することにより、これらの主制御部211、撮影/位置情報取得部212、X線情報取得部213、ドローン制御部214、カメラ制御部215、X線ユニット制御部216、表示制御部217及び画像解析部218としての機能を有する。
主制御部211は、操作部203を介して受け付けた指示に基づいて各種制御部や各種情報取得部を制御する。主制御部211は、通信部202を介して各種制御情報をドローン10に送信する。撮影/位置情報取得部212は、ドローン10から送信される撮影情報及び位置情報を取得する。X線情報取得部213は、ドローン10から送信されるX線検査情報(X線情報)を取得する。これらの撮影情報やX線情報は、位置情報に関連づけられて記憶部205に保存される。
ドローン制御部214は、操作部203から受け付けた飛行指示に基づいて制御情報(飛行制御情報)を生成してドローン10に送信することにより、ドローン10の飛行を制御する。カメラ制御部215は、操作部203から受け付けた撮影指示に基づいて制御情報(撮影制御情報)を生成してドローン10に送信することにより、カメラ17による撮影を制御する。
X線ユニット制御部216は、操作部203から受け付けたX線検査指示に基づいて制御情報(X線検査制御情報)を生成してドローン10に送信することにより、X線検査ユニット105によるX線検査を制御する。表示制御部217は、操作部203から受け付けた指示に応じて操作画面や、ドローン10から受信した撮影情報やX線情報の表示を制御する。
画像解析部218は、ドローン10から受信したX線情報に含まれる画像を解析する。画像解析部218は、記憶部205に保存された参照画像に基づいて、X線情報に含まれる画像の解析を行う。例えば、画像解析部218は、X線情報と参照画像とのパターンマッチングによりX線情報に含まれる画像の解析を行う。
以下、上記構成を有する検査システム1により電線30に対して検査(X線検査)を行う方法(架空電線検査方法)について、図7を参照して説明する。図7は、本実施の形態に係る検査システム1で電線30に対してX線検査を行う際のシーケンス図である。なお、検査システム1においては、図7に示すシーケンスを実行する前段階において、操作端末20が操作者からの指示を待機している状態であり、ドローン10が操作端末20からの制御情報を待機している状態であるものとする。このとき、ドローン10は、操作端末20の操作者の近傍の地面等に配置されている。
検査対象物である電線30のX線検査を行う場合、操作端末20の操作者は、表示部204にドローン制御情報入力画面を表示させる。例えば、ドローン制御情報入力画面には、ドローン10の飛行指示を入力する領域(以下、「飛行指示領域」という)と、撮影指示を入力する領域(以下、「撮影指示領域」という)と、X線検査指示を入力する領域(以下、「X線検査指示領域」という)とが含まれる。
飛行指示領域には、例えば、ドローン10の進行方向(前後左右方向)を指示する方向レバーや、ドローン10の昇降方向(上下方向)を指示する昇降レバーや、ホバリングを指示するホバリングボタンや、カメラ17が撮影した撮影画像を表示する表示領域などが含まれる。撮影指示領域には、ドローン10のカメラ17による撮影モードを手動モードと自動モードとの間で切り替えるモード切替ボタンや、撮影を指示する撮影ボタンや、撮影タイミングを指示する撮影タイミングボタンや、焦点距離を調整する焦点調整ボタンなどが含まれる。X線検査指示領域には、X線検査を指示するX線検査指示ボタンや、X線情報の画像解析結果を表示する表示領域などが含まれる。
このようなドローン制御情報入力画面を介して操作者から飛行指示及び撮影指示を受け付けると(ステップ(以下、「ST」という)701)、ドローン制御部214により、飛行指示に応じた制御情報(飛行制御情報)が生成されると共に、カメラ制御部215により撮影指示に応じた制御情報(撮影制御情報)が生成される。ここでは、検査対象物である電線30までの航路に応じた飛行指示が入力されると共に、ドローン10の飛行中に自動で撮影を行う自動モードによる撮影指示が入力されるものとする。なお、飛行指示は、ドローン10の飛行中はドローン制御情報入力画面から常に指示されるものであるが、以下ではその説明を省略する。ドローン制御部214及びカメラ制御部215により生成された制御情報(飛行制御情報及び撮影制御情報)は、通信部202を介してドローン10に送信される(ST702)。
ドローン10において、操作端末20から送信された制御情報は、通信部102を介して制御部101に入力される。これらの制御情報のうち、航行制御部113により飛行制御情報が取得され、撮影制御部112により撮影制御情報が取得される(ST703)。これらの制御情報を取得すると、航行制御部113によりドローン10の飛行制御が実行され、撮影制御部112により撮影制御が実行される(ST704)。
撮影制御が実行されると、撮影情報取得部116により撮影情報が取得され、位置情報取得部115によりドローン10の位置情報が取得される(ST705)。ここでは、ドローン10が飛行すると共に、撮影制御部112の下、カメラ17による撮影が開始される(自動モード)。したがって、飛行中のドローン10の下方領域の画像が撮影情報として取得される。また、ドローン10が飛行すると、GPS103及びジャイロユニット104により位置情報が取得される。これらの撮影情報は、位置情報と関連づけて記憶部106に保存される。そして、取得された撮影情報及び位置情報は、通信部102を介して操作端末20に送信される(ST706)。
操作端末20において、ドローン10から送信された撮影情報及び位置情報は、通信部202を介して制御部201に入力される。撮影情報及び位置情報は、撮影/位置情報取得部212により取得される(ST707)。撮影情報及び位置情報が取得されると、表示制御部217により撮影情報の表示制御が行われる。これにより、表示部204(より具体的には、ドローン制御情報入力画面の飛行指示領域の一部)に撮影情報が表示される(ST708)。例えば、電線30に到達するまでの航路では、表示部204に飛行位置に応じたドローン10の下方側の風景等の撮影情報が表示され、電線30に到達した場合には、表示部204に電線30を含む撮影情報が表示される。
電線30にドローン10が到達する直前、ドローン10は、ガイドアーム16の収容部163で電線30を収容するように飛行制御される。この場合、操作者は、表示部204に表示された撮影情報を参照しながらガイドアーム16で電線30を収容するように飛行指示を入力する。ガイドアーム16の収容部163で電線30を収容するのは、後続するX線検査ユニット105によるX線検査制御を安定して実行するためである。収容部163で電線30を収容することにより、照射装置14と受像装置15とが電線30を挟んで対向して配置された状態となる。
ガイドアーム16の収容部163に電線30が収容された後、ドローン制御情報入力画面(より具体的には、X線検査指示領域)からX線の検査指示を受け付けると(ST709)、X線ユニット制御部216により、X線検査指示に応じた制御情報(X線検査制御情報)が生成される。ここでは、X線検査指示領域内のX線検査示ボタンが選択されることにより、X線検査制御情報が生成される。生成された制御情報(X線検査制御情報)は、通信部202を介してドローン10に送信される(ST710)。
ドローン10において、操作端末20から送信された制御情報は、通信部102を介して制御部101に入力される。X線検査制御情報は、X線検査制御部114により取得される(ST711)。X線制御情報を取得すると、X線検査制御部114によりX線検査ユニット105のX線検査が制御される(ST712)。X線検査においては、照射装置14による照射制御が実行されると共に、受像装置15による受像制御が実行される。
X線検査制御が実行されると、X線情報取得部117によりX線情報(X線受像情報)が取得される(ST713)。ここでは、ドローン10が位置する電線30に対するX線検査が実行され、その電線30の位置におけるX線情報が取得される。また、X線情報の取得に伴い、撮影情報取得部116により撮影情報が取得され、位置情報取得部115によりドローン10の位置情報が取得される。そして、取得されたX線情報等は、通信部102を介して操作端末20に送信される(ST714)。
操作端末20において、ドローン10から送信されたX線情報は、通信部202を介して制御部201に入力される。X線情報は、X線情報取得部213により取得される(ST715)。なお、図示は省略しているが、撮影情報及び位置情報は、撮影/位置情報取得部212により取得され、表示制御部217により撮影情報の表示制御が行われる(上述したST707、ST708参照)。また、X線情報及び撮影情報は、位置情報と関連づけて記憶部205に保存される。
X線情報取得部213によりX線情報が取得されると、画像解析部218によりX線情報に含まれる画像の画像解析が行われる(ST716)。そして、表示制御部217により解析結果の表示制御が行われる。これにより、表示部204(より具体的には、X線検査指示領域の一部)にX線情報に含まれる画像の解析結果が表示される(ST717)。ここでは、ドローン10が位置する電線30に対応するX線情報の画像解析結果が表示される。これにより、電線30の内部に腐食や損傷などの不具合が存在する場合には、表示部204にその不具合を含む画像が表示される。
このように本実施の形態に係る検査システム1においては、検査対象物である電線30を挟んで対向するように照射装置14と受像装置15とをドローン10に搭載し、操作端末20からの指示に応じて照射装置14からX線を電線30に照射し、電線30を透過したX線を受像装置15で受像し、受像情報(X線情報)を操作端末20に送信することから、操作端末20からの指示に応じて電線30に対して非接触でX線検査を実行することができる。これにより、電線30に対する検査装置の設置に要する時間が必要なく、電線30上に配設される振動防止部材等を通過する際に検査装置の速度の低減も必要がない。また、電線30に対してX線検査が行われることから、電線30の内部変化を検査でき、電線30の潜在的な不具合を検出できる。この結果、検査全体に要する時間を短縮し、且つ、潜在的な電線30の不具合を検査することが可能となる。
また、本実施の形態に係る検査システム1においては、操作端末20からの指示に応じて電線30に対して非接触でX線検査が実行されるので、電線30上に設けられた振動防止部材等の内部変化を検査できる。このため、電線30だけでなく電線30上に設けられた部材の潜在的な不具合も検査することができる。
さらに、本実施の形態に係る検査システム1においては、照射装置14によるX線の照射領域を撮影するカメラ17と、ドローン10の位置情報を測位するGPS103とをドローン10に備え、カメラ17で撮影した撮影情報及びGPS103で測位された位置情報を受像情報(X線情報)と一緒に操作端末20に送信する。これにより、X線検査ユニット105による検査結果と、撮影情報及び位置情報とを関連付けることができるので、電線30の潜在的な不具合が存在する箇所を効率的に特定することができる。
さらに、本実施の形態に係る検査システム1において、ドローン10には、電線30を収容し、電線30に対してドローン10が所定位置に配置されるように案内するガイドアーム16を有している。これにより、電線30に対してドローン10を所定位置に配置することができるので、照射装置14からのX線の照射領域に電線30を確実に配置でき、適切に電線30のX線検査を行うことができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている構成要素の大きさや形状、機能などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、上記実施の形態においては、ドローン10と操作端末20とで検査システム1を構成する場合について説明している。しかしながら、検査システム1の構成要素については、これらに限定されるものではなく適宜変更が可能である。例えば、操作端末20が有する一部の機能(例えば、画像解析機能)を有するサーバ装置を更に備えてもよい。この場合、サーバ装置は、インターネット等のネットワークを介して操作端末20と通信可能に構成されることが好ましい。このように操作端末20の一部の機能をサーバ装置に備える場合であっても、上記実施の形態と同様に、検査全体に要する時間を短縮し、且つ、潜在的な架空電線の不具合を検査することができる。
本発明の架空電線検査システム及び架空電線検査方法は、検査全体に要する時間を短縮し、且つ、潜在的な架空電線の不具合を検査することができるという効果を有し、特に、高所に架設される電線等の検査対象物の検査に好適である。
1 :架空電線検査システム(検査システム)
10 :ドローン
11 :本体部
12 :ロータユニット
13 :フレーム
14 :X線照射装置(照射装置)
15 :X線受像装置(受像装置)
16 :ガイドアーム
17 :カメラ
20 :操作端末
30 :架空電線(電線)
101 :制御部
102 :通信部
103 :GPS
104 :ジャイロユニット
105 :X線検査ユニット
106 :記憶部
111 :主制御部
112 :撮影制御部
113 :航行制御部
114 :X線検査制御部
115 :位置情報取得部
116 :撮影情報取得部
117 :X線情報取得部
131、132:ベースフレーム
133、134:脚部
135 :カバー
136 :固定面部
141 :照射点
151 :X線受像パネル
161 :水平延出部
162 :屈曲部
163 :収容部
201 :制御部
202 :通信部
203 :操作部
204 :表示部
205 :記憶部
211 :主制御部
212 :位置情報取得部
213 :X線情報取得部
214 :ドローン制御部
215 :カメラ制御部
216 :X線ユニット制御部
217 :表示制御部
218 :画像解析部

Claims (4)

  1. 無人航空機と、前記無人航空機を操作可能な操作端末とを有し、検査対象物である架空電線を検査する架空電線検査システムであって、
    前記無人航空機には、前記架空電線にX線を照射するX線照射装置と、前記架空電線を透過した前記X線を受像するX線受像装置とが、前記架空電線を挟んで対向するように支持され、
    前記操作端末からの指示に応じて前記X線照射装置から前記X線を前記架空電線に照射し、前記架空電線を透過した前記X線を前記X線受像装置で受像し、受像情報を前記操作端末に送信することを特徴とする架空電線検査システム。
  2. 前記無人航空機には、前記X線照射装置による前記X線の照射領域を撮影する撮影装置と、当該無人航空機の位置情報を測位する測位装置とが設けられ、
    前記撮影装置で撮影した撮影情報及び前記測位装置で測位された位置情報を前記X線情報と一緒に前記操作端末に送信することを特徴とする請求項1に記載の架空電線検査システム。
  3. 前記無人航空機には、前記架空電線を収容し、前記架空電線に対して前記無人航空機が所定位置に配置されるように案内する案内部材が設けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の架空電線検査システム。
  4. 検査対象物である架空電線を挟んで対向するようにX線照射装置とX線受像装置とを支持する無人航空機と、前記無人航空機を操作可能な操作端末とを有し、前記架空電線を検査する架空電線検査方法であって、
    前記操作端末からX線の検査指示を送信する指示送信ステップと、
    前記X線照射装置から前記架空電線に前記X線を照射する照射ステップと、
    前記X線受像装置にて前記架空電線を透過した前記X線を受像する受像ステップと、
    前記受像ステップで受像したX線情報を前記操作端末に送信する送信ステップと、
    を有することを特徴とする架空電線検査方法。
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