JPS60210108A - 架空送電線路の点検方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は架空送電線路の点検方法に関するものである。

［従来技術Ｊ 架空送電線路においては、事故防止や損害軽減等のため
に、定期的あるいは非定期的（非常時など）に例えばス
ペーサやダンパーの取付は状態、導体の素線切れの有無
などについての保守点検が行なわれる。従来、この点検
作業は、作業員が架空送電線路に沿って巡視していく作
業であるために特に山間地などにおいては多大な労力を
必要とし、また、一般に高所作業となって危険性が高く
、さらに、一定区間を停電させる必要が生じることもあ
り、作業性が悪く不便であった。

「発明の目的」 本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、高所作業や
停電を必要とせずに能率的に作業を行ない得て、作業員
の低減等の合理化および危険防止を図ることができる架
空送電線路の点検方法に関するものである。

「発明の構成」 このような目的を達成するために、本発明は、架空送電
線路に沿って移動する如く遠隔操縦がなされる飛行体に
、カメラを搭載して、該カメラによって撮影されｌζ架
空送電線路の映像を地上で観察するものである。

［実施例］ 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明すると、
第１図および第２図に示すように、小型かつ無人の飛行
船、ヘリコプタ−などの飛行体１に、地上のｍｌＪ操縦
機３Ａからコントロール信号をキャッチする受信器３Ｂ
と、架空送電線路２を顕彰するためのカメラ４とが設け
られ、該カメラ４に、躍影した映像を地上の受像１１５
Ａに送信するための送像Ｉａ５Ｂが設けられている。さ
て、保守点検作業に際しては、前記飛行体１を遠隔操縦
ｉ１３　Ａによってコントロールして架空送電線路２に
沿って飛行させながら、この架空送電線路２をカメラ４
によって踊影する。そして送像４Ｍ　５　Ｂから送信さ
れた映像を地上の受像機５Ａによって観察して、送電線
路２の異常の有無を確認するものである。したがって、
飛行体１の操縦と架空送電線路２の保守点検とを地上で
行ない得るので、高所作業および停電を必要とせずに、
安全かつ能率的に点検作業を実施することができ、作業
人員を低減し得て合理化を図ることができる。

また、第２図に示すように、カメラ４を搭載した飛行体
１を複数使用して、遠隔操縦器３Ａおよび受画機５Δを
地上に統括配置することにより、複数の架空送電線路２
を同時に点検することが可能となり、能率をさらに向上
させることができる。

なお、前記遠隔操縦器３Ａおよび受信器３１３、あるい
は送受像器５Ｂ、５Ａは、いわゆるラジコンを利用した
無線の他、光ファイバなどを利用した有線によって連絡
されるようにしてもよい。また、前記飛行体１として推
進装置を備えＩＣ気球の使用も可能である。

「発明の効果」 以上説明したように、本発明の架空送電線路の点検方法
によれば、高所作業や停電を伴うことなく、地上におい
て点検作業を安全かつ能率的に行なうことができるもの
である。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は本発明
方法を実施する場合に用いられる機器装置類の概念図、
第２図は実施状況の説明図である。 １・・・・・・飛行体、２・・・・・・架空送電線路、
４・・・・・・カメラ、５Ａ・・・・・・受像機。 出願人　藤自電線株式会社 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １１ｉ１影カメラ（４）を搭載させた飛行体（１）を架
   空送電線路（２）に沿って遠隔操縦飛行させ、前記撮影
   用カメラ（４〉が撮影した映像を地上の受＠機（５Ａ）
   によって観察することを特徴とする架空送電線路の点検
   方法。