JP2019183533A - 屋根構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】大棟を境にして隣接する二つの屋根において、その一方の屋根と他方の屋根の妻側端部の位置を大棟に沿った方向にずらして、一方の屋根と他方の屋根が交わる大棟に沿って現れる、その一方の屋根の頂部による片棟と、他方の屋根の妻側端部に取り付ける破風との納まりの問題を解消する。【解決手段】一方の屋根1の片棟5に取り付けられた片棟部材12と、大棟4に沿った方向にずれて配置された他方の屋根2の妻側端部7に取り付けられ、かつ、片棟部材12に接続する破風部材13と、一方の屋根1の上方から片棟部材12の上方に跨って配置され、かつ、一方の屋根1、片棟部材12、破風部材13に接続する棟包み部材23・24・25・26と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、屋根構造に関する。
特許文献1において、作業員の技術を問わず、勾配が異なる屋根間に形成された入隅部を確実に雨仕舞することができる水切り板が提案される。これは、切妻屋根とその先に設けられている異種勾配屋根とで形成されている入隅部に取り付けられる水切り板で、切妻屋根に沿って固定する平板部と、異種勾配屋根に沿って固定する折曲部とを有し、これら平板部と折曲部の段差間に、平板部と折曲部を連結させる連結部を設けたものである。
また、特許文献2において、破風化粧材の上面の雨水が破風化粧材の下端から雨垂れとなって落下する恐れのない屋根のけらば部の水切り構造が提案される。これは、破風化粧材の内側に屋根材が設けられた屋根のけらば部の水切り構造で、破風化粧材の上面の下端部付近には、破風化粧材の外側端から内側端にかけて案内板が取付けられ、その案内板の水上側が、破風化粧材の外側端の比較的上方に設けられ、案内板の水下側が、破風化粧材の内側端の比較的下方に設けられている。
また、特許文献3において、パネル式屋根において、半寄棟屋根のケラバ近傍部分に対応した形状のケラバ屋根パネルおよびその設置構造が提案される。このケラバ屋根パネルは、切妻屋根の妻側端部に寄棟屋根が設けられ、切妻屋根のケラバが、寄棟屋根の軒先より妻壁側に後退している半切妻屋根における、切妻屋根の妻側端部を構成するものである。そして、所定の厚さを有し、切妻屋根の妻側端部に設けられるケラバ屋根パネル本体と、平面視において、切妻屋根の端部に当接されかつ切妻屋根の軒先まで延出する第1当接部と、寄棟屋根の隅棟に当接されかつ寄棟屋根の軒先まで延出する第2当接部と、寄棟屋根の軒先より妻壁側に後退した位置に形成されたケラバとを備えている。
特開平5−239888号公報 特開平7−279323号公報 特開2001−49785号公報
ところで、大棟を境にして隣接する二つの屋根において、その一方の屋根と他方の屋根の妻側端部の位置を大棟に沿った方向にずらした場合、一方の屋根と他方の屋根が交わる大棟に沿って、一方の屋根の頂部による片棟が現れる。
すると、その一方の屋根の頂部による片棟に対し直交方向に、他方の屋根の妻側端部も現れるが、その他方の屋根の妻側端部に取り付ける破風と一方の屋根の頂部による片棟を連続させる部品が従来はなく、破風と片棟を連続させる納まりの問題が生じる。
すなわち、一般的に、破風は大工の仕事で、棟包みは屋根職人の仕事に分担されており、破風と棟包みを連続させる作業は手順的に難がある。
また、破風が棟包みの上に来るのは防水上良くない。
本発明の課題は、大棟を境にして隣接する二つの屋根において、その一方の屋根と他方の屋根の妻側端部の位置を大棟に沿った方向にずらして、一方の屋根と他方の屋根が交わる大棟に沿って現れる、その一方の屋根の頂部による片棟と、他方の屋根の妻側端部に取り付ける破風との納まりの問題を解消することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、例えば図1から図10に示すように、
少なくとも二方向に傾斜する屋根1・2が大棟4を境にして互いに隣接しており、当該屋根のうち一方の屋根1の妻側端部8と他方の屋根2の妻側端部7の位置が当該大棟4に沿った方向にずれて配置されることで、当該一方の屋根1の頂部による片棟5が当該大棟4に沿って現れる屋根構造であって、
前記片棟5に取り付けられた片棟部材12と、
前記他方の屋根2の前記妻側端部7に取り付けられ、かつ、前記片棟部材12に接続する破風部材13と、
前記一方の屋根1の上方から前記片棟部材12の上方に跨って配置され、かつ、前記一方の屋根1、前記片棟部材12、前記破風部材13に接続する棟包み部材23・24・25・26と、
を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、一方の屋根1の片棟5に片棟部材12を取り付けて、他方の屋根2の妻側端部7に破風部材13を取り付けておき、その一方の屋根1の上方から片棟部材12の上方に跨って、かつ、一方の屋根1、片棟部材12、破風部材13に接続する棟包み部材23・24・25・26を配置する。
こうして、大棟4に沿って現れる片棟5と、他方の屋根2の妻側端部7とを、その一方の屋根1の上方から片棟部材12の上方に跨って、かつ、一方の屋根1、片棟部材12及び破風部材13に接続する棟包み部材23・24・25・26で連続させることができる。
これら片棟部材12、破風部材13及び棟包み部材23・24・25・26により、片棟5と、他方の屋根2の妻側端部7に取り付ける破風との納まりの問題を解消することができる。
すなわち、一方の屋根1の上方から片棟部材12の上方に跨って、かつ、一方の屋根1、片棟部材12及び破風部材13に接続する棟包み部材23・24・25・26で連続させることで、防水性を確保できる。
そして、片棟5と破風が連続して形成されることから意匠性も向上する。
しかも、屋根職人による棟包みの取り付け作業ができることから施工性もよい。
請求項2に記載の発明は、例えば図1から図8に示すように、
請求項1に記載の屋根構造において、
前記棟包み部材は、前記片棟部材12の上半部に下端部が重ねられて取り付けられた片棟包み23を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、一方の屋根1の上方から片棟部材12の上方に跨って、片棟部材12の上半部に下端部が重ねられる片棟包み23を取り付けることで、片棟5の上半部を覆うことができる。
請求項3に記載の発明は、例えば図1から図10に示すように、
請求項1又は2に記載の屋根構造において、
前記破風部材13は、前記片棟5と前記他方の屋根2の前記妻側端部7とによる入隅部に取り付けられた片棟入隅下がり部品14・16を介して前記片棟部材12に接続されており、
前記片棟入隅下がり部品14・16の一端部は、前記片棟部材12の入隅部側端部に重ねられ、他端部は、前記破風部材13の入隅部側端部に重ねられていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、片棟部材12の入隅側端部に一端部を重ね、破風部材13の入隅側端部に他端部を重ねて、片棟5と他方の屋根2の妻側端部7とによる入隅部に片棟入隅下がり部品14・16を取り付けることで、片棟部材12と破風部材13を片棟入隅下がり部品14・16を介して接続することができる。
請求項4に記載の発明は、例えば図4、図5に示すように、
請求項3に記載の屋根構造において、
前記片棟入隅下がり部品は、
前記片棟部材12の下半部12aに一端部が重ねられ、前記破風部材13の下半部13aに他端部が重ねられて、前記入隅部の下半部に取り付けられた片棟入隅下がり下部品14と、
前記片棟部材12の上半部12bに一端部が重ねられ、前記破風部材13の上半部13bに他端部が重ねられて、前記入隅部の上半部に取り付けられた片棟入隅下がり上部品16と、
の分割体で構成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、片棟部材12の下半部12aに一端部を重ね、破風部材13の下半部13aに他端部を重ねて、片棟5と他方の屋根2の妻側端部7とによる入隅部に片棟入隅下がり下部品14を取り付けて、片棟部材12の上半部12bに一端部を重ね、破風部材13の上半部13bに他端部を重ねて、片棟5と他方の屋根の妻側端部7とによる入隅部に片棟入隅下がり上部品16を取り付ける。
こうして、異種勾配屋根3の大棟4に沿って現れる、片棟5と、他方の屋根の妻側端部7とを、片棟部材12及び破風部材13と、上下に分割された片棟入隅下がり下部品14及び片棟入隅下がり上部品16とで連続させることができる。
これら片棟部材12、破風部材13、片棟入隅下がり下部品14及び片棟入隅下がり上部品16により、片棟5と、他方の屋根2の妻側端部7に取り付ける破風との納まりの問題を解消することができる。
請求項5に記載の発明は、例えば図1及び図2に示すように、
請求項1から3のいずれか一項の屋根構造において、
前記一方の屋根1の前記妻側端部8に取り付けられ、かつ、前記片棟部材12に接続する、前記破風部材13と異なる破風部材18をさらに備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、一方の屋根1の妻側端部8には、他方の屋根2の妻側端部7に取り付けられた破風部材13と異なる、片棟部材12に接続する破風部材18が取り付けられているので、破風のラインが連続して形成されるため、意匠性がよい。
請求項6に記載の発明は、例えば図4、図5に示すように、
請求項5に記載の屋根構造において、
前記片棟部材12は、前記片棟5の出隅部に取り付けられた片棟出隅部品15・17を介して前記異なる破風部材18と接続されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、片棟5の出隅部に片棟出隅部品15・17を取り付けることで、片棟5の出隅部を覆うことができる。
そして、片棟部材12は、片棟出隅部品15・17を介して異なる破風部材18と接続されているので、片棟と破風のラインが連続して形成されるため、意匠性がよい。
請求項7に記載の発明は、例えば図4、図5に示すように、
請求項6に記載の屋根構造において、
前記片棟出隅部品は、
前記片棟部材12に一端部が重ねられて、前記出隅部の下半部に取り付けられた片棟出隅下部品15と、
前記出隅部の上半部に取り付けられた片棟出隅上部品17と、
の分割体で構成されていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明によれば、片棟部材12に一端部を重ねて、片棟5の出隅部の下半部に片棟出隅下部品15を取り付けて、片棟5の出隅部の上半部に片棟出隅上部品17を取り付けることで、片棟5の出隅部の下半部及び上半部を、上下に分割された片棟出隅下部品15及び片棟出隅上部品17で覆うことができる。
請求項8に記載の発明は、例えば図7に示すように、
請求項1から7のいずれか一項に記載の屋根構造において、
前記大棟4及び前記片棟5の上面に取り付けられた棟下地材22を備えることを特徴とする。
請求項8に記載の発明によれば、大棟4及び片棟5の上面に棟下地材22を取り付けることで、以降の片棟包み23、片棟入隅下がり包み24及び棟包み26の施工に対応することができる。
請求項9に記載の発明は、例えば図8に示すように、
請求項8に記載の屋根構造において、
前記片棟包み23は、前記棟下地材22の上面に重ねられていることを特徴とする。
請求項9に記載の発明によれば、片棟部材12の上半部に下端部を重ねて、棟下地材22の上面に重ねられる片棟包み23を取り付けることで、片棟5の上半部及び棟下地材22を覆うことができる。
請求項10に記載の発明は、例えば図9に示すように、
請求項9に記載の屋根構造において、
前記棟包み部材は、前記片棟包み23に一端部が重ねられて、前記片棟5の前記入隅部側の上半部と前記棟下地材22の上面と前記片棟入隅下がり上部品16の上面に取り付けられた片棟入隅下がり包み24を備えることを特徴とする。
請求項10に記載の発明によれば、片棟包み23に一端部を重ねて、片棟5の入隅部側の上半部と棟下地材22の上面と片棟入隅下がり上部品16の上面に片棟入隅下がり包み24を取り付ける。
こうして、異種勾配屋根3の片棟5の上面に取り付けた棟下地材22と、片棟包み23とを、片棟5の入隅部側の上半部と棟下地材22の上面と片棟入隅下がり上部品16の上面に取り付けた片棟入隅下がり包み24で連続させることができる。
請求項11に記載の発明は、例えば図9に示すように、
請求項10に記載の屋根構造において、
前記棟包み部材は、前記片棟包み23に一端部が重ねられて、前記片棟5の前記出隅部の上半部及び上面に取り付けられた片棟出隅包み25を備えることを特徴とする。
請求項11に記載の発明によれば、片棟包み23に一端部を重ねて、片棟5の出隅部の上半部及び上面に片棟出隅包み25を取り付ける。
こうして、片棟出隅上部品17と片棟包み23とを片棟出隅包み25で連続させることができる。
請求項12に記載の発明は、例えば図10に示すように、
請求項11に記載の屋根構造において、
前記棟包み部材は、前記片棟入隅下がり包み24の上面に一端部が重ねられて、前記棟下地材22の上面に取り付けられた棟包み26を備えることを特徴とする。
請求項12に記載の発明によれば、片棟入隅下がり包み24の上面に一端部を重ねて、棟下地材22の上面を覆う棟包み26を取り付けることで、片棟入隅下がり包み24と大棟4を棟包み26で連続させることができる。
本発明によれば、大棟を境にして隣接する二つの屋根において、その一方の屋根と他方の屋根の妻側端部の位置を大棟に沿った方向にずらして、一方の屋根と他方の屋根が交わる大棟に沿って現れる、その一方の屋根の頂部による片棟と、他方の屋根の妻側端部に取り付ける破風との納まりの問題を解消することができる。
本発明に係る屋根構造を適用した異種勾配屋根の建物を示す正面図である。 図1の建物を左側から見た側面図である。 図2の屋根の片棟部分の拡大斜視図で、捨て水切り、片棟部材及び破風部材の施工を示した図である。 図3に続いて、片棟入隅下がり下部品及び片棟出隅下部品の施工を示した図である。 図4に続いて、片棟入隅下がり上部品及び片棟出隅上部品の施工を示した図である。 図5に続いて、屋根材の施工を示した図である。 図6に続いて、棟下地材の施工を示した図である。 図7に続いて、棟包み部材を構成する片棟包みの施工を示した図である。 図8に続いて、棟包み部材を構成する片棟入隅下がり包み及び片棟出隅包みの施工を示した図である。 図9に続いて、棟包みの施工を示した図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
(実施形態)
図1及び図2は本発明に係る屋根構造を適用した異種勾配屋根の建物を示すもので、図示のように、建物の勾配屋根は、一方の第一屋根1の勾配と、他方の第二屋根2の勾配とが異なるように設定された異種勾配屋根3とされている。
第一屋根1は、第二屋根2に比して角度の緩い緩勾配の屋根とされ、第二屋根2は、第一屋根1に比して角度の急な急勾配とされている。
第一屋根1は、正面側から背面側にかけての長さが、第二屋根2の正面側から背面側にかけての長さよりも長く設定されている。
第二屋根2の正面の妻側端部7は、第一屋根1の正面の妻側端部8よりも後方に位置している。
第二屋根2の背面の妻側端部9は、第一屋根1の背面の妻側端部10よりも前方に位置している。
したがって、異種勾配屋根3の棟部は、勾配屋根の頂部において第一屋根1と第二屋根2とが交わる位置に設けられた水平な大棟4と、この大棟4に沿って第二屋根2の正面側端部から第一屋根1の正面側端部にかけて設けられた水平な片棟5と、大棟4に沿って第二屋根2の背面側端部から第一屋根1の背面側端部にかけて設けられた水平な片棟6と、を有している。
なお、第二屋根2における勾配は、北側斜線制限や道路斜線制限、隣地斜線制限に対応している。また、東京都や神奈川県横浜市のような狭小地の多い地域では、「高度地区」と呼ばれる建築物の高さに関する規定があり、本実施形態における建物は、当該規定を満たすように建築されている。より具体的には、本実施形態における建物は、「東京2種高度」、「横浜3種高度」の規定を満たしている。
本実施形態における第二屋根2は、1分の1傾斜、すなわち、45度の角度で傾斜している(10寸勾配、矩勾配ともいう。)。
本実施形態における第一屋根1は、上述のように緩勾配であり、雨仕舞いを向上させるために、金属製の屋根(板金屋根)が採用されている。
一方、第二屋根2は急勾配であるため、必ずしも板金屋根が採用されなくてもよいが、本実施形態においては、勾配屋根全体の施工性を考慮して、第一屋根1と第二屋根2の双方に板金屋根が採用されている。
図3は図2の異種勾配屋根3の片棟5部分を拡大して、捨て水切り11、片棟部材12及び破風部材13の施工を示したものである。
図示のように、第一屋根1の片棟5の出隅部の上に、片棟5と直交する方向に板金製の捨て水切り11を敷き、その捨て水切り11の端部を片棟5頂部で立ち上げてシーリング処理して固定する。また、第二屋根2の妻側端部7の上に、大棟4と直交する方向に捨て水切り11を敷き、その捨て水切り11を大棟4頂部で立ち上げてシーリング処理して固定する。
そして、第一屋根1の片棟5に片棟部材12を固定する。
片棟部材12は板金製で、図示のように、片棟5の下半部及びその下方を覆う下半部12aと、その下半部12aの上部から内側に曲がって上方に伸びて片棟5の頂部に預ける形の折り曲げ部が形成された上半部12bと、下半部12aの下部から内側に伸びる折り返し形状部12cとを有する形状となっている。
このような形状の片棟部材12を片棟5にビス止めして固定する。
また、第二屋根2の妻側端部7に破風部材13を固定する。
破風部材13は板金製で、図示のように、妻側端部7の上下まで覆う下半部13a及び上半部13bを有する形状となっている。なお、下半部13aと上半部13bの境に沿った溝13cが形成されている。
このような形状の破風部材13を妻側端部7にビス止めして固定する。
次に、図4は片棟入隅下がり下部品14及び片棟出隅下部品15の施工を示したものである。
図示のように、第一屋根1の片棟5から第二屋根2の妻側端部7にわたって片棟入隅下がり下部品14を固定する。
片棟入隅下がり下部品14は板金製で、片棟5の入隅側下半部を覆う下半部14aと、その下半部14aと直角に連続して妻側端部7の入隅側下半部を覆う下がり形状下半部14bと、下半部14aの上部から内側に曲がって上方に伸びて片棟5の頂部に預ける形の折り曲げ部が形成された上半部14cと、下がり形状下半部14bの上部から内側に曲がって上方に伸びた上方延長部14dとを有する形状となっている。
このような形状の片棟入隅下がり下部品14は、図示のように、下半部14a及び上半部14cの先端を片棟部材12の入隅側端部に重ね、下がり形状下半部14bの先端を破風部材13の下半部13aの入隅側端部に重ねて、下半部14a、下がり形状下半部14b、上半部14c及び上方延長部14dを、片棟5の入隅側及び妻側端部7の入隅側にビス止めして固定する。
なお、片棟入隅下がり下部品14と片棟部材12及び破風部材13との重ね部はシーリングを塗布しておく。
また、図4に示したように、片棟5の出隅部に片棟出隅下部品15を固定する。
片棟出隅下部品15は、図示のように、片棟5の出隅側の下半部を覆う下半部15aと、その下半部15aと直角に連続して片棟5の出隅部の突出端面下半部を覆う直角端面部15bと、下半部15aの上部から内側に曲がって上方に伸びた上方延長部15cとを有する形状となっている。
このような形状の片棟出隅下部品15は、下半部15aの先端を片棟部材12の出隅側端部に重ねて、下半部15a、直角端面部15b及び上方延長部15cを、片棟5の出隅側下半部及び突出端面下半部にビス止めして固定する。
なお、片棟出隅下部品15と片棟部材12との重ね部は、シーリング剤を塗布して重ねる。
次に、図5は片棟入隅下がり上部品16及び片棟出隅上部品17の施工を示したものである。
図示のように、第一屋根1の片棟5から第二屋根2の妻側端部7にわたって片棟入隅下がり上部品16を固定する。
片棟入隅下がり上部品16は板金製で、妻側端部7の入隅側上半部を覆う下がり形状上半部16bと、その下がり形状上半部16bと直角に連続して片棟5の入隅側上半部に重なるように伸びた直角延長部16cとを有する形状となっている。
このような形状の片棟入隅下がり上部品16は、図示のように、下がり形状上半部16bの先端を破風部材13の上半部13bの入隅側端部に重ね、直角延長部16cを片棟入隅下がり下部品14の上半部14cに重ねて、下がり形状上半部16b及び直角延長部16cを、片棟5の入隅側及び妻側端部7の入隅側にビス止めして固定する。
なお、片棟入隅下がり上部品16と破風部材13との重ね部は、シーリング剤を塗布して重ねる。
また、図5に示したように、片棟5の出隅部に片棟出隅上部品17を固定する。
片棟出隅上部品17は板金製で、図示のように、片棟5の出隅部の突出端面上半部を覆う形状となっている。
このような形状の片棟出隅上部品17は、片棟出隅下部品15の上に重ねて、片棟5の出隅部の先端部及び突出端面上半部にビス止めして固定する。
以上、図3から図5が大工工事となる。
そして、次の図6から図10が屋根工事である。
図6は屋根材21の施工を示したものである。
図示のように、第一屋根1及び第二屋根2の上面に屋根材21を敷設してビス止めにより固定する。
次に、図7は棟下地材22の施工を示したもので、図示のように、大棟4及び片棟5の上面に連続する棟下地材22を敷設してビス止めにより固定する。
次に、図8は棟包み部材を構成する片棟包み23の施工を示したもので、図示のように、片棟5の上半部及び棟下地材22の上面部を覆う片棟包み23を固定する。
片棟包み23は板金製で、片棟5の上半部を覆う垂直面部23aと、棟下地材22の上面を覆う水平面部23bとを有する形状となっている。
このような形状の片棟包み23は、図示のように、片棟部材12の上半部12b、片棟出隅下部品15の上方延長部15c、及び片棟入隅下がり上部品16の直角延長部16cに垂直面部23aを重ね、棟下地材22の上面部に水平面部23bを重ねてビス止めにより固定する。
次に、図9は棟包み部材を構成する片棟入隅下がり包み24及び片棟出隅包み25の施工を示したものである。
図示のように、片棟5から第二屋根2の妻側端部7にわたって片棟入隅下がり包み24を固定する。
片棟入隅下がり包み24は板金製で、片棟5の入隅部側上半部を覆う垂直面部24aと、棟下地材22及び片棟包み23の内端部側の上面を覆う水平面部24bと、片棟入隅下がり上部品16の直角延長部16cの上面を覆う直角延長部24cを有する形状となっている。
このような形状の片棟入隅下がり包み24は、図示のように、片棟5の入隅部側上半部及び片棟包み23の垂直面部23aの内端部側に垂直面部24aを重ね、棟下地材22及び片棟包み23の水平面部23bの内端部側に水平面部24bを重ね、片棟入隅下がり上部品16の直角延長部16cの上面に直角延長部24cを重ねてビス止めにより固定する。
なお、片棟包み23と片棟入隅下がり包み24との重ね部は、シーリング剤を塗布して重ねる。
また、図9に示したように、片棟5から出隅部に片棟出隅包み25を固定する。
片棟出隅包み25は板金製で、片棟5の出隅部側上半部を覆う垂直面部25aと、片棟包み23の水平面部23bの外端部側上面及び片棟出隅上部品17の上面を覆う水平面部25bとを有する形状となっている。
このような形状の片棟出隅包み25は、片棟5の出隅部側上半部に垂直面部25aを重ね、片棟包み23の水平面部23bの外端部側上面及び片棟出隅上部品17の上面に水平面部25bを重ねてビス止めにより固定する。
なお、片棟包み23と片棟出隅包み25との重ね部は、シーリング剤を塗布して重ねる。
次に、図10は棟包み26の施工を示したもので、図示のように、大棟4に沿って棟下地材22を覆う棟包み26をネジ止めして固定し、所定のシーリング処理を施す。
なお、異種勾配屋根3の背面側において、第一屋根1の片棟6と第二屋根2の妻側端部9とは、以上の片棟及び破風の納まり構造と左右反転した構成を採用する。
図1及び図2に示すように、屋根の正面側において、第一屋根1の妻側端部8には、片棟出隅部品15・17が接続される破風部材18が取り付けられており、また、背面側において、第二屋根2の妻側端部9に破風部材19が取り付けられて、第一屋根1の妻側端部10に破風部材20が取り付けられている。
以上、実施形態によれば、異種勾配屋根3を形成する一方の第一屋根1の片棟5に片棟部材12を取り付けて、他方の第二屋根2の妻側端部7に破風部材13を取り付けておき、その第一屋根1の上方から片棟部材12の上方に跨って、かつ、第一屋根1、片棟部材12、破風部材13に接続する棟包み部材(片棟包み23、片棟入隅部下がり包み24、片棟出隅包み25、棟包み26)を配置する片棟及び破風の構造とした。
こうして、大棟4に沿って現れる片棟5と、第二屋根2の妻側端部7とを、第一屋根1の上方から片棟部材12の上方に跨って、かつ、第一屋根1、片棟部材12及び破風部材13に接続する棟包み部材(片棟包み23、片棟入隅部下がり包み24、片棟出隅包み25、棟包み26)で連続させることができる。
これら片棟部材12、破風部材13及び棟包み部材(片棟包み23、片棟入隅部下がり包み24、片棟出隅包み25、棟包み26)により、片棟5と、第二屋根2の妻側端部7に取り付ける破風との納まりの問題を解消することができる。
すなわち、第一屋根1の上方から片棟部材12の上方に跨って、かつ、第一屋根1、片棟部材12及び破風部材13に接続する棟包み部材(片棟包み23、片棟入隅部下がり包み24、片棟出隅包み25、棟包み26)で連続させることによって、防水性を確保できる。
そして、片棟5と破風が連続して形成されることから意匠性も向上する。
しかも、屋根職人による棟包みの取り付け作業ができることから施工性もよい。
具体的には、第一屋根1の上方から片棟部材12の上方に跨って、片棟部材12の上半部に下端部が重ねられる片棟包み23を取り付けることで、片棟5の上半部を覆うことができる。
次に、片棟部材12の入隅側端部に一端部を重ね、破風部材13の入隅側端部に他端部を重ねて、片棟5と他方の屋根2の妻側端部7とによる入隅部に片棟入隅下がり部品14・16を取り付けることで、片棟部材12と破風部材13を片棟入隅下がり部品14・16を介して接続することができる。
また、第一屋根1の妻側端部8には、第二屋根2の妻側端部7に取り付けられた破風部材13と異なる、片棟部材12に片隅出隅部品15・17を介して接続する破風部材18が取り付けられているので、破風のラインが連続して形成されるため、意匠性がよい。
そして、片棟部材12の下半部12aに一端部を重ね、破風部材13の下半部13aに他端部を重ねて、第一屋根1の片棟5と第二屋根2の妻側端部7とによる入隅部に片棟入隅下がり下部品14を取り付けて、片棟部材12の上半部12bに一端部を重ね、破風部材13の上半部13bに他端部を重ねて、第一屋根1の片棟5と第二屋根2の妻側端部7とによる入隅部に片棟入隅下がり上部品16を取り付ける片棟及び破風の構造とした。
このため、異種勾配屋根3の大棟4に沿って現れる、第一屋根1の頂部による片棟5と、第二屋根2の妻側端部7とを、片棟部材12及び破風部材13と、上下に分割された片棟入隅下がり下部品14及び片棟入隅下がり上部品16とで連続させることができる。
したがって、これら片棟部材12、破風部材13、片棟入隅下がり下部品14及び片棟入隅下がり上部品16により、異種勾配屋根3を形成する第一屋根1の頂部による片棟5と、第二屋根2の妻側端部7に取り付ける破風との納まりの問題を解消することができる。
つまり、作業手順が簡易になり、屋根の施工性を向上できる。
また、複数の部材が重なり合って設けられるため、防水性を向上できる。
そして、第一屋根1の片棟5の出隅部に片棟出隅部品15・17を取り付ける構造により、片棟5の出隅部を覆うことができる。
すなわち、片棟部材12に一端部を重ねて、片棟5の出隅部の下半部に片棟出隅下部品15を取り付けて、片棟5の出隅部の上半部に片棟出隅上部品17を取り付ける構造のため、片棟5の出隅部の下半部及び上半部を、上下に分割された片棟出隅下部品15及び片棟出隅上部品17で覆うことができる。
また、片棟部材12は、片棟出隅部品15・17を介して異なる破風部材18と接続されているので、片棟と破風のラインが連続して形成されるため、意匠性がよい。
さらに、片棟部材12の上半部に下端部を重ねて、片棟5の上半部及び棟下地材22の上面に片棟包み23を取り付ける構造のため、片棟5の上半部及び棟下地材22を覆うことができる。
そして、片棟包み23に一端部を重ねて、片棟5の入隅部側の上半部と棟下地材22の上面と片棟入隅下がり上部品16の上面に片棟入隅下がり包み24を取り付ける構造のため、異種勾配屋根3の大棟4に沿った片棟5の上面に取り付けた棟下地材22と、片棟包み23とを、片棟5の入隅部側の上半部と棟下地材22の上面と片棟入隅下がり上部品16の上面に取り付けた片棟入隅下がり包み24で連続させることができる。
さらに、片棟包み23に一端部を重ねて、片棟5の出隅部の上半部及び上面に片棟出隅包み25を取り付ける構造のため、片棟出隅上部品17と片棟包み23とを片棟出隅包み25で連続させることができる。
そして、片棟入隅下がり包み24の上面に一端部を重ねて、棟下地材22の上面を覆う棟包み26を取り付ける構造のため、片棟入隅下がり包み24と大棟4を棟包み26で連続させることができる。
(変形例)
以上の実施形態においては、建物の正面側において、第一屋根に対し第二屋根の妻側端部を大棟に沿って後退させた構成としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、逆に、第二屋根に対し第一屋根の妻側端部を大棟に沿って後退させた構成であってもよい。
また、実施形態では、異種勾配屋根の正面及び背面において、第一屋根と第二屋根の妻側端部の位置をずらしたが、異種勾配屋根の正面又は背面のいずれかにおいて、第一屋根と第二屋根の妻側端部の位置をずらしたものであればよい。
さらに、片棟及び破風の納まり部材を板金製としたが、樹脂製であってもよい。
また、実施形態では、異種勾配屋根について説明したが、少なくとも二方向に傾斜する屋根が大棟を境にして互いに隣接する勾配屋根であればよい。
さらに、屋根の片棟及び妻側端部の形状や、片棟及び破風の納まり部材の形状等も任意であり、例えば、入隅部品、出隅部品は、片棟部材又は破風部材と一体であってもよく、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
1 第一屋根(一方の屋根)
2 第二屋根(他方の屋根)
3 異種勾配屋根
4 大棟
5 片棟
6 片棟
7 妻側端部
8 妻側端部
9 妻側端部
10 妻側端部
11 捨て水切り
12 片棟部材
12a 下半部
12b 上半部
12c 折り返し形状部
13 破風部材
13a 上半部
13b 下半部
13c 溝
14 片棟入隅下がり下部品
14a 下半部
14b 下がり形状下半部
14c 上半部
14d 上方延長部
15 片棟出隅下部品
15a 下半部
15b 直角端面部
15c 上方延長部
16 片棟入隅下がり上部品
16b 下がり形状上半部
16c 直角延長部
17 片棟出隅上部品
18 破風部材
19 破風部材
20 破風部材
21 屋根材
22 棟下地材
23 片棟包み(棟包み部材)
23a 垂直面部
23b 水平面部
24 片棟入隅下がり包み(棟包み部材)
24a 垂直面部
24b 水平面部
24c 直角延長部
25 片棟出隅包み(棟包み部材)
25a 垂直面部
25b 水平面部
26 棟包み(棟包み部材)

Claims (12)

  1. 少なくとも二方向に傾斜する屋根が大棟を境にして互いに隣接しており、当該屋根のうち一方の屋根の妻側端部と他方の屋根の妻側端部の位置が当該大棟に沿った方向にずれて配置されることで、当該一方の屋根の頂部による片棟が当該大棟に沿って現れる屋根構造であって、
    前記片棟に取り付けられた片棟部材と、
    前記他方の屋根の前記妻側端部に取り付けられ、かつ、前記片棟部材に接続する破風部材と、
    前記一方の屋根の上方から前記片棟部材の上方に跨って配置され、かつ、前記一方の屋根、前記片棟部材、前記破風部材に接続する棟包み部材と、
    を備えることを特徴とする屋根構造。
  2. 請求項1に記載の屋根構造において、
    前記棟包み部材は、前記片棟部材の上半部に下端部が重ねられて取り付けられた片棟包みを備えることを特徴とする屋根構造。
  3. 請求項1又は2に記載の屋根構造において、
    前記破風部材は、前記片棟と前記他方の屋根の前記妻側端部とによる入隅部に取り付けられた片棟入隅下がり部品を介して前記片棟部材に接続されており、
    前記片棟入隅下がり部品の一端部は、前記片棟部材の入隅部側端部に重ねられ、他端部は、前記破風部材の入隅部側端部に重ねられていることを特徴とする屋根構造。
  4. 請求項3に記載の屋根構造において、
    前記片棟入隅下がり部品は、
    前記片棟部材の下半部に一端部が重ねられ、前記破風部材の下半部に他端部が重ねられて、前記入隅部の下半部に取り付けられた片棟入隅下がり下部品と、
    前記片棟部材の上半部に一端部が重ねられ、前記破風部材の上半部に他端部が重ねられて、前記入隅部の上半部に取り付けられた片棟入隅下がり上部品と、
    の分割体で構成されていることを屋根構造。
  5. 請求項1から3のいずれか一項の屋根構造において、
    前記一方の屋根の前記妻側端部に取り付けられ、かつ、前記片棟部材に接続する、前記破風部材と異なる破風部材をさらに備えることを特徴とする屋根構造。
  6. 請求項5に記載の屋根構造において、
    前記片棟部材は、前記片棟の出隅部に取り付けられた片棟出隅部品を介して前記異なる破風部材と接続されていることを特徴とする屋根構造。
  7. 請求項6に記載の屋根構造において、
    前記片棟出隅部品は、
    前記片棟部材に一端部が重ねられて、前記出隅部の下半部に取り付けられた片棟出隅下部品と、
    前記出隅部の上半部に取り付けられた片棟出隅上部品と、
    の分割体で構成されていることを特徴とする屋根構造。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の屋根構造において、
    前記大棟及び前記片棟の上面に取り付けられた棟下地材を備えることを特徴とする屋根構造。
  9. 請求項8に記載の屋根構造において、
    前記片棟包みは、前記棟下地材の上面に重ねられていることを特徴とする屋根構造。
  10. 請求項9に記載の屋根構造において、
    前記棟包み部材は、前記片棟包みに一端部が重ねられて、前記片棟の前記入隅部側の上半部と前記棟下地材の上面と前記片棟入隅下がり上部品の上面に取り付けられた片棟入隅下がり包みを備えることを特徴とする屋根構造。
  11. 請求項10に記載の屋根構造において、
    前記棟包み部材は、前記片棟包みに一端部が重ねられて、前記出隅部の上半部及び上面に取り付けられた片棟出隅包みを備えることを特徴とする屋根構造。
  12. 請求項11に記載の屋根構造において、
    前記棟包み部材は、前記片棟入隅下がり包みの上面に一端部が重ねられて、前記棟下地材の上面に取り付けられた棟包みを備えることを特徴とする屋根構造。
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