JP2019181816A - ローカバーの成形方法及び成形装置 - Google Patents

ローカバーの成形方法及び成形装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019181816A
JP2019181816A JP2018076074A JP2018076074A JP2019181816A JP 2019181816 A JP2019181816 A JP 2019181816A JP 2018076074 A JP2018076074 A JP 2018076074A JP 2018076074 A JP2018076074 A JP 2018076074A JP 2019181816 A JP2019181816 A JP 2019181816A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
apex
core
ring member
crimping
carcass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018076074A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7135395B2 (ja
Inventor
優樹 岩出
Yuki Iwade
優樹 岩出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP2018076074A priority Critical patent/JP7135395B2/ja
Publication of JP2019181816A publication Critical patent/JP2019181816A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7135395B2 publication Critical patent/JP7135395B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/86Optimisation of rolling resistance, e.g. weight reduction 

Abstract

【課題】成形時におけるコア40のカーカス筒体38からの剥がれと、エイペックス42の先端90の接合位置のずれとを防止しながら、コアエイペックス組立体34とカーカス筒体38とを接合できる、ローカバーの成形方法の提供。【解決手段】この成形方法では、圧着工程において、コア40の軸方向外側にコア圧着リング部材56を配置させて当該コア圧着リング部材56で当該コア40をカーカス筒体38の鍔部50に押し付けながら、スプリングからなるエイペックス圧着リング部材58を軸方向内側に移動させることにより、カーカス筒体38の太筒部46から径方向外向きに突出しているエイペックス42全体が押し倒される。【選択図】図1

Description

本発明は、ローカバーの成形方法及び成形装置に関する。
タイヤの製造では、未架橋状態の生タイヤ、すなわち、ローカバーが準備される。このローカバーをモールド内で加圧及び加熱して、ローカバーを構成するゴム組成物が架橋される。これにより、タイヤが得られる。
タイヤは、カーカス、ビード等の多数の部材で構成される。例えば、ビードは、コアと、エイペックスとを備える。エイペックスは、コアから径方向外向きに伸びる。カーカスは、両側のビードの間を架け渡す。カーカスはカーカスプライを備え、カーカスプライはそれぞれのコアの周りにて軸方向内側から外側に向かって折り返される。タイヤを製造する場合、これら構成部材を組み合わせてローカバーが得られる。
ローカバーは通常、シート又は短冊状に加工された構成部材を組み合わせ、構成部材の形を整えながら成形される。高品質なタイヤを効率よく製造するために、このローカバーの成形方法及び成形装置については様々な検討が行われている(例えば、特許文献1)。
図示されていないが、特許文献1が開示する、ローカバーの成形方法では、カーカスプライの部品として準備されたカーカスシートがフォーマーのドラムに筒状に巻かれ、カーカス筒体が形成される。ビードの部品として、リング状のコアの外周にエイペックスが取り付けられた、コアエイペックス組立体が準備され、このコアエイペックス組立体がカーカス筒体と組み合わされる。カーカス筒体の中央部分が拡径された後、成形ブラダーにより、カーカス筒体の端部分がコアの周りにて折り返されるとともに、この折り返されたカーカス筒体によりエイペックスが押し倒される。折り返されたカーカス筒体の外側からビードステッチャーでエイペックスの部分を押し付けて、カーカス筒体の端部分、エイペックス及びカーカス筒体の中央部分が接合される。
前述の成形方法では、カーカス筒体にコアエイペックス組立体を組み合わせた後、カーカス筒体の中央部分が拡径されるが、カーカス筒体の中央部分を拡径し、この中央部分からなる太筒部と、この太筒部の軸方向外側に位置しこの太筒部よりも細い細筒部と、この太筒部と細筒部とを架け渡す鍔部とをこのカーカス筒体に構成した後、このカーカス筒体にコアエイペックス組立体を組み合わせる場合もある。
図6には、従来の成形装置2の一例が、変形後のカーカス筒体4に構成された鍔部6の部分とともに示されている。この図6においては、成形装置2のメインドラム8にカーカス筒体4の太筒部10が支持されている。
このローカバーの成形方法では、図6(a)に示されているように、コアエイペックス組立体12は成形装置2のビードセットリング14にセットされる。図示されない駆動手段でこのビードセットリング14を軸方向内向きに移動させることにより、コアエイペックス組立体12がカーカス筒体4の鍔部6まで運ばれる。コアエイペックス組立体12は、鍔部6に押し付けられ、この鍔部6に取り付けられる。
この成形方法では、コアエイペックス組立体12が鍔部6に取り付けられると、図6(b)に示されているように、ビードステッチャー16によりエイペックス18が押し倒されカーカス筒体4に接合される。このあと、成形ブラダー(図示されず)を膨らませることで、カーカス筒体4がコア20の周りにて折り返される。
特開2010−12670号公報
前述の特許文献1に開示された成形方法では、カーカス筒体の端部分をコアの周りにて折り返すとともに、この折り返されたカーカス筒体によりエイペックスが押し倒される。このとき、この成形方法では、エイペックスの先端部分が他の部分よりも先にカーカス筒体に接触することがある。この場合、ビードステッチャーでエイペックスをカーカス筒体に押し付けても、コアエイペックス組立体とカーカス筒体との間に存在するエアを十分に排出できない恐れがある。
エイペックスには、硬いゴムが用いられる。エイペックスは変形しにくいため、ビードステッチャーでエイペックスを押し倒すと、コアの部分がメインドラムから離れようとする力がコアエイペックス組立体に作用する。特に、図6を用いて説明した従来の成形方法では、コア20の部分の動きを拘束できないため、コア20の部分がカーカス筒体4から剥がれることが懸念される。コア20の部分がカーカス筒体4から剥がれた場合、このコア20の部分とカーカス筒体4との間にエアが残存する恐れがある。
さらにこの成形方法では、ビードステッチャー16によるエイペックス18の押し倒しは、メインドラム8を回転させながら、このビードステッチャー16を軸方向内向きにカーカス筒体4に沿って移動させることにより行われる。エイペックス18は徐々にカーカス筒体4と接合されていくので、特に、コア20の部分がカーカス筒体4から剥がれた場合には、エイペックス18の先端22の接合位置にずれが生じることが懸念される。この場合、エイペックス18の先端22の位置がタイヤの周方向において変化するため、タイヤのユニフォミティが損なわれる恐れがある。
本発明は、このような実状に鑑みてなされたものであり、成形時におけるコアのカーカス筒体からの剥がれと、エイペックスの先端の接合位置のずれとを防止しながら、コアエイペックス組立体とカーカス筒体とを接合できる、ローカバーの成形方法及び成形装置を提供することを目的とする。
本発明に係るローカバーの成形方法は、
(1)カーカスシートを筒状に巻いて、カーカス筒体を形成する形成工程、
(2)前記カーカス筒体において、その中央部分の外径とその端部分の外径とを違えることにより、当該中央部分からなる太筒部と、当該太筒部の軸方向外側に位置し当該太筒部よりも細い細筒部と、当該太筒部と当該細筒部とを架け渡す鍔部とを構成する変形工程
及び
(3)コアの外周にエイペックスが取り付けられたコアエイペックス組立体を、前記カーカス筒体に圧着する圧着工程
を含んでおり、
前記圧着工程において、前記コアの軸方向外側にコア圧着リング部材を配置させて当該コア圧着リング部材で当該コアを前記鍔部に押し付けながら、スプリングからなるエイペックス圧着リング部材を軸方向内側に移動させることにより、前記太筒部から径方向外向きに突出しているエイペックス全体が押し倒されることを特徴としている。
好ましくは、このローカバーの成形方法では、前記太筒部が円筒状のメインドラムに巻かれており、前記エイペックス圧着リング部材の内径が、前記太筒部を支持するメインドラムの外径の90%以上95%以下である。
好ましくは、このローカバーの成形方法では、前記エイペックス圧着リング部材は、単一の素線をコイル状に巻き回すことにより構成されたコイルばねである。
好ましくは、このローカバーの成形方法は、
(4)前記エイペックス圧着リング部材が前記エイペックスを押し倒した後、当該エイペックス圧着リング部材を軸方向外向きに移動させて、当該エイペックス圧着リング部材を回収する回収工程
をさらに含んでいる。
本発明に係るローカバーの成形装置は、
カーカスシートを筒状に巻いて形成されたカーカス筒体において、その中央部分の外径とその端部分の外径とを違えることにより構成された、当該中央部分からなる太筒部、当該太筒部の軸方向外側に位置し当該太筒部よりも細い細筒部、及び、当該太筒部と当該細筒部とを架け渡す鍔部のうち、当該太筒部を支持する、円筒状のメインドラムと、
コアの外周にエイペックスが取り付けられたコアエイペックス組立体を、前記カーカス筒体に圧着させる圧着手段と
を備えており、
前記圧着手段が、前記コアの軸方向外側に配置され、当該コアを前記鍔部に押し付けるコア圧着リング部材と、スプリングからなるエイペックス圧着リング部材と、前記エイペックス圧着リング部材を収容する収容部材と、当該エイペックス圧着リング部材を軸方向に移動させる移動部材とを備えており、
前記コア圧着リング部材で前記コアが前記鍔部に押し付けられた状態において、前記エイペックス圧着リングを前記移動手段により前記収容部材から軸方向内向きに移動させることにより、前記太筒部から径方向外向きに突出しているエイペックス全体が当該エイペックス圧着リングで押し倒されることを特徴としている。
本発明に係るローカバーの成形方法では、コア圧着リング部材によりコアの動きが拘束されるので、従来の成形方法にて懸念される、エイペックスを押し倒す際の、コアの部分のカーカス筒体の剥がれが防止される。エイペックス圧着リング部材の動きに合わせ、エイペックスはコア側から先端側に向かってカーカス筒体と接合されていくので、コアエイペックス組立体とカーカス筒体との間に取り込まれたエアが効果的に排出される。この成形方法では、コアエイペックス組立体がカーカス筒体に十分に接合される。
さらにこの成形方法では、エイペックス圧着リング部材の軸方向内向きへの移動によりエイペックス全体が押し倒されていくので、エイペックスの先端の接合位置にずれは生じにくい。この成形方法で得たローカバーから製造されたタイヤにおいては、エイペックスの先端位置が周方向において変化することが防止されるので、このタイヤはユニフォミティに優れる。
そしてこの成形方法では、エイペックスを押し倒すために成形装置のメインドラムを回転させる必要がないので、成形時間の短縮も図ることができる。
本発明に係るローカバーの成形装置においても、コア圧着リング部材によりコアの動きが拘束される。この成形装置では、従来の成形方法にて懸念される、エイペックスを押し倒す際の、コアの部分のカーカス筒体の剥がれが防止される。エイペックス圧着リング部材の動きに合わせ、エイペックスはコア側から先端側に向かってカーカス筒体と接合されていくので、コアエイペックス組立体とカーカス筒体との間に取り込まれたエアが効果的に排出される。この成形装置では、コアエイペックス組立体がカーカス筒体に十分に接合される。
さらにこの成形装置では、エイペックス圧着リング部材の軸方向内向きへの移動によりエイペックス全体が押し倒されていくので、エイペックスの先端の接合位置にずれは生じにくい。この成形装置で得たローカバーから製造されたタイヤにおいては、エイペックスの先端位置が周方向において変化することが防止されるので、このタイヤはユニフォミティに優れる。
そしてこの成形装置では、エイペックスを押し倒すために成形装置のメインドラムを回転させる必要がないので、成形時間の短縮も図ることができる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、成形時におけるコアのカーカス筒体からの剥がれと、エイペックスの先端の接合位置のずれとを防止しながら、コアエイペックス組立体とカーカス筒体とを接合できる、ローカバーの成形方法及び成形装置が得られる。
図1は、本発明の一実施形態に係るローカバーの成形装置の一部が示された模式図である。 図2(a)はエイペックス圧着リング部材の一例が示された斜視図であり、図2(b)は図2(a)のA−A線に沿った断面図である。 図3は、図1の成形装置の稼働状況を説明する図である。 図4は、図1の成形装置の稼働状況を説明する図である。 図5は、エイペックス圧着リングの動きを説明する図である。 図6は、従来の成形装置の稼働状況を説明する図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて、本発明が詳細に説明される。
[成形装置32]
図1には、本発明の一実施形態に係る成形方法で用いられる成形装置32の一例が示されている。この成形装置32では、カーカス、ビード、ベルト、サイドウォール、トレッド等のようなタイヤの構成部材が組み合わされ、ローカバーが成形される。モールド(図示されず)において、ローカバーを加圧及び加熱することにより、タイヤが得られる。
成形装置32は、ローカバーを成形するために様々な手段を備えている。この図1には、これら手段のうち、ビードの部品として準備されたコアエイペックス組立体34を、カーカスの部品として準備されたカーカスシート36、詳細にはカーカス筒体38に組み合わせるための手段が示されている。この図1に示された手段以外は、ローカバーの成形において一般的に用いられる手段であるため、その説明は省略する。
コアエイペックス組立体34は、リング状のコア40と、このコア40の外周に取り付けられたエイペックス42とからなる。コア40は、巻き回されたスチール製のワイヤーを含む。エイペックス42は、未架橋状態のゴム組成物からなる。このエイペックス42は、モールド内で加圧及び加熱されることにより架橋される。架橋されたエイペックス42は、高い硬度を有する。本発明においては、コアエイペックス組立体34に制限はなく、ビードの部品として一般的なコアエイペックス組立体34が用いられる。
前述したように、カーカスシート36はカーカスの部品である。図示されていないが、このカーカスシート36は並列した多数のコードとこれらコードを覆うトッピングゴムとからなる。本発明においては、カーカスシート36に制限はなく、カーカスの部品として一般的なカーカスシート36が用いられる。
この成形装置32は、円筒状のメインドラム44を備えている。図示されていないが、この成形装置32では、メインドラム44の軸方向外側にサブドラムが設けられている。メインドラム44は図示されない拡縮機構を備えており、この成形装置32では、縮径状態にあるメインドラム44と、サブドラムとによりドラム体が構成される。この成形装置32では、このドラム体にカーカスシート36が筒状に巻かれる。これにより、カーカス筒体38が形成される。この成形装置32では、メインドラム44の拡径により、カーカス筒体38は変形される。
図1には、変形後のカーカス筒体38が示されている。このカーカス筒体38においては、その中央部分がメインドラム44により拡径され、この拡径された中央部分からなる太筒部46と、この太筒部46の軸方向外側に位置し、この太筒部46よりも細い細筒部48と、この太筒部46とこの細筒部48とを架け渡す鍔部50とが構成されている。図1に示されているように、メインドラム44は太筒部46を支持している。図示されていないが、細筒部48は前述のサブドラムにより支持されている。
この成形装置32では、カーカス筒体38において、中央部分の外径と端部分の外径とを違えることにより、前述の、太筒部46、細筒部48及び鍔部50が構成されればよく、例えば、カーカス筒体38の端部分を絞り込む等してこの端部分が縮径され、当該構成を有するようにカーカス筒体38が変形されてもよい。
この成形装置32はさらに、圧着手段52を備えている。この圧着手段52は、コアエイペックス組立体34をカーカス筒体38の所定位置まで運ぶとともに、コアエイペックス組立体34をカーカス筒体38に圧着させるための手段である。
この圧着手段52は、支持フレーム54と、コア圧着リング部材56と、エイペックス圧着リング部材58と、収容部材60と、移動部材62とを備えている。
支持フレーム54は、筒状を呈しており、軸方向に伸びている。この支持フレーム54は、カーカス筒体38の細筒部48の外径よりも大きな内径を有している。
図示されていないが、この成形装置32は、支持フレーム54を軸方向内向き又は外向きに移動させることができる支持フレーム駆動手段をさらに備えている。この成形装置32において、支持フレーム54は軸方向に移動可能である。この成形装置32では、支持フレーム54が軸方向内向きに移動すると、支持フレーム54に細筒部48が通される。
コア圧着リング部材56は、リング状を呈している。このコア圧着リング部材56は、支持フレーム54の軸方向内側部分に外嵌され、固定されている。このコア圧着リング部材56は、その軸方向内側部分に台座64を有している。この台座64に、コアエイペックス組立体34のコア40がセットされる。この台座64は、周方向に伸びるシート面66と径方向に拡がるコンタクト面68とを有している。図示されているように、シート面66にはコア40の底が載せられる。コンタクト面68には、コア40の軸方向外側面が接触させられる。この成形装置32では、台座64は、シート面66がコア40の幅よりも小さな軸方向長さを有するように構成される。
図1に示されているように、コアエイペックス組立体34がコア圧着リング部材56にセットされた状態において、このコア圧着リング部材56は、コアエイペックス組立体34のコア40の軸方向外側に配置される。このコア圧着リング部材56は支持フレーム54に固定されているので、この支持フレーム54が軸方向内向きに移動すると、このコア圧着リング部材56も軸方向内向きに移動する。そして、このコア圧着リング部材56にセットされたコアエイペックス組立体34のコア40がカーカス筒体38の鍔部50に押し付けられる。
図2には、エイペックス圧着リング部材58が示されている。エイペックス圧着リング部材58は、周方向に連続して伸びている。このエイペックス圧着リング部材58は、金属製のスプリングからなる。この成形装置32では、単一の素線70をコイル状に巻き回すことにより構成されたコイルばねがこのエイペックス圧着リング部材58として用いられている。
この成形装置32では、エイペックス圧着リング部材58の材質としては、特に制限はない。この成形装置32で用いられるエイペックス圧着リング部材58は、ばね用の鋼材として一般的に採用される鋼材で構成されている。
収容部材60は、リング状を呈している。この収容部材60は、コア圧着リング部材56よりも軸方向外側に位置している。この成形装置32では、コア圧着リング部材56の軸方向外側部分に設けられた固定用台座72に、収容部材60は固定されている。
図1に示されているように、収容部材60は軸方向外向きに凸な窪み74を有している。この窪み74は、周方向に途切れることなく伸びている。この成形装置32では、この収容部材60は、コア圧着リング部材56に固定される内周部材76と、この内周部材76の軸方向外側端部から径方向外向きに伸びる鍔部材78と、この鍔部材78の径方向外側端から軸方向内向きに伸びる外周部材80とで構成されている。
この成形装置32では、収容部材60に設けられた窪み74に、エイペックス圧着リング部材58が収容される。言い換えれば、この収容部材60はエイペックス圧着リング部材58を収容する。
移動部材62は、可動部82と、保持部84とを備えている。可動部82は、丸棒である。この可動部82は、収容部材60の鍔部材78に設けられた誘導孔86に通されている。
図示されていないが、この成形装置32は、可動部82を軸方向内向き又は外向きに移動させることができる可動部駆動手段をさらに備えている。この成形装置32において、可動部82は軸方向に移動可能である。
保持部84は、リング状を呈しており、径方向外向きに凸な窪み88を有している。この窪み88は、周方向に途切れることなく伸びている。この移動部材62では、この窪み88にエイペックス圧着リング部材58を収容することにより、保持部84がこのエイペックス圧着リング部材58を保持している。この成形装置32では、エイペックス圧着リング部材58は保持部84に保持された状態で収容部材60の窪み74に収容される。
保持部84は、可動部82の軸方向内側端、言い換えれば、可動部82の先端に固定されている。この移動部材62では、保持部84は、周方向に間隔をあけて配置された複数の可動部82により支持されている。前述したように、可動部82は軸方向に移動可能である。したがって、この保持部84も軸方向に移動可能である。前述したように、この保持部84にはエイペックス圧着リング部材58が保持される。この成形装置32では、移動部材62はこのエイペックス圧着リング部材58を軸方向に移動させる。
[成形方法]
以上説明をした成形装置32を用いて、ローカバーは次のようにして成形される。このローカバー成形方法は、準備工程、形成工程、変形工程及び圧着工程を含んでいる。
準備工程では、カーカスの部品としてのカーカスシート36、及び、ビードの部品としてのコアエイペックス組立体34が準備される。なお、カーカスの部品として準備されたカーカスシート36には、通常、インナーライナーの部品としてのインナーシート、チェーファーの部品としてのチェーファーシート等が所定の位置に張り合わされている。
形成工程では、メインドラム44を含むドラム体(図示されず)にカーカスシート36が供給される。このドラム体において、カーカスシート36が筒状に巻かれる。これにより、カーカス筒体38が形成される。
変形工程では、メインドラム44を拡径することにより、形成工程において形成されたカーカス筒体38が変形される。この変形工程では、このカーカス筒体38において、図1に示された太筒部46、細筒部48及び鍔部50が構成される。
圧着工程では、圧着手段52によりコアエイペックス組立体34がカーカス筒体38に圧着される。このために、この圧着工程ではまず、圧着手段52のコア圧着リング部材56に、コアエイペックス組立体34がセットされる。圧着手段52の支持フレーム54を軸方向内向きに移動させることにより、このコアエイペックス組立体34がカーカス筒体38の鍔部50に向かって移送される。そして、コアエイペックス組立体34のコア40の軸方向外側に配置されたコア圧着リング部材56により、このコア40が鍔部50に押し付けられる。コア圧着リング部材56でコア40が鍔部50に押し付けられた状態においては、図3に示されているように、エイペックス42の一部が太筒部46よりも径方向外向きに突出している。
この圧着工程ではさらに、移動部材62が軸方向内向きに移動させられる。これにより、エイペックス圧着リング部材58が収容部材60から押し出される。この移動部材62を軸方向内向きにさらに移動させることにより、エイペックス圧着リング部材58が軸方向内向きに移動させられる。これにより、図4に示されているようにエイペックス42が押し倒されていく。エイペックス42全体が押し倒されることにより、コアエイペックス組立体34のカーカス筒体38への圧着は完了する。
この成形方法では、エイペックス42全体が押し倒されると、移動部材62は軸方向外向きに動かされる。これにより、エイペックス圧着リング部材58が軸方向外向きに移動させられ、収容部材60に回収される。この成形方法は、エイペックス圧着リング部材58がエイペックス42全体を押し倒した後、このエイペックス圧着リング部材58を軸方向外向きに移動させて、エイペックス圧着リング部材58を収容部材60に回収する回収工程をさらに含んでいる。
この成形方法では、コアエイペックス組立体34のカーカス筒体38への圧着は完了すると、図示されない成形ブラダーを膨らませ、カーカス筒体38の端部分がコア40の周りにて折り返される。サイドウォール、ベルト、トレッド等の部材をさらに組み合わせて、ローカバーが得られる。
この成形方法で得られたローカバーは、モールドに投入される。前述したように、ローカバーはこのモールド内で加圧及び加熱される。これにより、タイヤが得られる。
この成形方法では、圧着工程において、コア40の軸方向外側にコア圧着リング部材56を配置させてコア圧着リング部材56でコア40を鍔部50に押し付けながら、スプリングからなるエイペックス圧着リング部材58を軸方向内側に移動させることにより、太筒部46から径方向外向きに突出しているエイペックス42全体が押し倒されることを特徴としている。
この成形方法では、コア圧着リング部材56によりコア40の動きが拘束されるので、従来の成形方法にて懸念される、エイペックス42を押し倒す際の、コア40の部分のカーカス筒体38の剥がれが防止される。エイペックス圧着リング部材58の動きに合わせ、エイペックス42はコア40側から先端90側に向かってカーカス筒体38と接合されていくので、コアエイペックス組立体34とカーカス筒体38との間に取り込まれたエアが効果的に排出される。この成形方法では、コアエイペックス組立体34がカーカス筒体38に十分に接合される。
図5に示されているように、この成形方法ではさらに、エイペックス圧着リング部材58は、押し倒されたエイペックス42の外周全体と当接しながら軸方向内向きに移動していく。このエイペックス圧着リング部材58の軸方向内向きへの移動によりエイペックス42全体が押し倒されていくので、エイペックス42の先端90の接合位置にずれは生じにくい。この成形方法で得たローカバーから製造されたタイヤにおいては、エイペックス42の先端90位置が周方向において変化することが防止されるので、このタイヤはユニフォミティに優れる。
そしてこの成形方法では、エイペックス42を押し倒すために成形装置32のメインドラム44を回転させる必要がないので、成形時間の短縮も図ることができる。
図1において、矢印線DMはカーカス筒体38の太筒部46を支持するメインドラム44の外径である。図2において、両矢印線DCは、エイペックス圧着リング部材58の内径である。この内径DCは、荷重が掛けられない状態で特定される。
この成形方法では、エイペックス圧着リング部材58の内径DCは、太筒部46を支持するメインドラム44の外径DMの90%以上95%以下が好ましい。この内径DCが外径DMの90%以上に設定されることにより、エイペックス圧着リング部材58が軸方向に滑らかに移動できる。この内径DCが外径DMの95%以下に設定されることにより、エイペックス圧着リング部材58がエイペックス42を十分に締め付けることができるので、コア圧着リング部材56によりコア40の動きを拘束しながら、エイペックス42をカーカス筒体38に十分に接合できる。
前述したように、エイペックス圧着リング部材58はスプリングからなる。このため、このエイペックス圧着リング部材58は、軸方向内向きに移動しつつ、このエイペックス圧着リング部材58が通過していく部分の起伏に合わせて、伸縮する。この成形方法では、コア圧着リング部材56によりコア40の動きを拘束しながら、このエイペックス圧着リング部材58による締め付け力が効果的に維持される。この成形方法では、エイペックス42がカーカス筒体38に十分に押し付けられる。
この成形方法では、単一の素線70をコイル状に巻き回すことにより構成されたコイルばねがエイペックス圧着リング部材58として用いられる。このエイペックス圧着リング部材58は、軸方向内向きに移動しつつ、エイペックス42の形状に追従して変形しながら、このエイペックス42の外周全体を一様な力で締め付けることができる。この成形方法では、エイペックス42とカーカス筒体38との接合部分に特異な部分は形成されにくい。この観点から、この成形方法では、エイペックス圧着リング部材58は単一の素線70をコイル状に巻き回すことにより構成されたコイルばねであるのが好ましい。
図2において、両矢印線DSはエイペックス圧着リング部材58のスプリング径である。両矢印線DFは、エイペックス圧着リング部材58を構成する素線70の外径である。
この成形方法では、エイペックス42がカーカス筒体38に十分に接合され、しかもエイペックス42の先端90の接合位置のずれが効果的に防止される観点から、このスプリング径DSは30mm以上が好ましく、50mm以下が好ましい。同様の観点から、素線70の外径DFは4mm以上が好ましく、8mm以下が好ましい。
以上説明した成形方法は、図1に示された成形装置32によって実施される。したがって、この成形方法により奏される効果は、この成形装置32においても奏される。つまり、この成形装置32においても、コア圧着リング部材56によりコア40の動きが拘束される。この成形装置32では、従来の成形方法にて懸念される、エイペックス42を押し倒す際の、コア40の部分のカーカス筒体38の剥がれが防止される。エイペックス圧着リング部材58の動きに合わせ、エイペックス42はコア40側から先端側に向かってカーカス筒体38と接合されていくので、コアエイペックス組立体34とカーカス筒体38との間に取り込まれたエアが効果的に排出される。この成形装置32では、コアエイペックス組立体34がカーカス筒体38に十分に接合される。
さらにこの成形装置32では、エイペックス圧着リング部材58の軸方向内向きへの移動によりエイペックス42全体が押し倒されていくので、エイペックス42の先端90の接合位置にずれは生じにくい。この成形装置32で得たローカバーから製造されたタイヤにおいては、エイペックス42の先端90位置が周方向において変化することが防止されるので、このタイヤはユニフォミティに優れる。
そしてこの成形装置32では、エイペックス42を押し倒すために成形装置32のメインドラム44を回転させる必要がないので、成形時間の短縮も図ることができる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、成形時におけるコア40のカーカス筒体38からの剥がれと、エイペックス42の先端90の接合位置のずれとを防止しながら、コアエイペックス組立体34とカーカス筒体38とを接合できる、ローカバーの成形方法及び成形装置32が得られる。
今回開示した実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の技術的範囲は前述の実施形態に限定されるものではなく、この技術的範囲には特許請求の範囲に記載された構成と均等の範囲内でのすべての変更が含まれる。
以下、実施例などにより、本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は、かかる実施例のみに限定されるものではない。
[実施例]
図1に示された成形装置を用いてローカバーを成形した。このローカバーを加圧及び加熱することにより、タイヤ(タイヤサイズ=265/70R16)を得た。
この実施例では、カーカス筒体の中央部分を拡径した後、圧着工程において、コアの軸方向外側に配置させたコア圧着リング部材で、コアエイペックス組立体のコアをカーカス筒体の鍔部に押し付けながら、スプリングからなるエイペックス圧着リング部材を軸方向内側に移動させることにより、エイペックス全体が押し倒された。なお、この実施例では、下記の表1に示される通り、タイヤを500本製造した。
[比較例1]
図6に示された構成を有する従来の成形装置を用いてローカバーを成形した。このローカバーを加圧及び加熱することにより、タイヤ(タイヤサイズ=265/70R16)を得た。
この比較例1では、カーカス筒体の中央部分を拡径した後、図6(a)に示されたビードセットリングにコアエイペックス組立体をセットし、このコアエイペックス組立体が鍔部に取り付けられた。メインドラムを回転させながら、図6(b)に示されるように、ビードステッチャーによりエイペックスが押し倒された。なお、この比較例1では、下記の表1に示される通り、タイヤを350本製造した。
[比較例2]
前述の特許文献1に示された要領でローカバーを成形した。このローカバーを加圧及び加熱することにより、タイヤ(タイヤサイズ=265/70R16)を得た。
この比較例2では、カーカス筒体にコアエイペックス組立体を組み合わせた後、カーカス筒体の中央部分が拡径された。そして成形ブラダーを膨張させて、カーカス筒体の端部分がコアの周りにて折り返された。この比較例2では、この折り返されたカーカス筒体によりエイペックスが押し倒された。メインドラムを回転させながら、折り返されたカーカス筒体の外側からビードステッチャーでエイペックスの部分を押し付けて、カーカス筒体の端部分、エイペックス及びカーカス筒体の中央部分が接合された。この比較例2では、下記の表1に示される通り、タイヤを400本製造した。
[エア残りの確認]
タイヤを解体し、ビードの部分にエアが残存しているかを確認した。エア残りが確認されたタイヤの比率(発生率)を算出した。この結果が、比較例1を100とした指数で、下記の表1に示されている。数値が小さいほどエア残りが確認されたタイヤの本数が少なく好ましい。
[ユニフォミティ]
「JASO C607:2000」に規定されたユニフォミティ試験方法に準拠して、ラジアル・フォース・バリエーション(RFVOA、RFV1H)を測定した。RFVOAはオーバーオールの測定結果を示し、RFV1Hは一次成分の測定結果を示している。これらの平均値Aveと標準偏差σとが、比較例1を100とした指数で、下記の表1に示されている。数値が小さいほどユニフォミティは良好である。
[成形時間]
コアエイペックス組立体のエイペックスを押し倒すために要した時間(成形時間)を計測した。この結果が、比較例1を100とした指数で、下記の表1に示されている。数値が小さいほど成形時間は短く好ましい。
Figure 2019181816

表1に示されているように、実施例では、比較例1及び2に比べて、エア入りの発生率が低く、ユニフォミティが良好であり、そして、成形時間も短い。以上の結果から、本発明の優位性は明らかである。
以上説明されたローカバーの成形方法は、種々のタイプのタイヤのためのローカバーの成形にも適用することができる。
2、32・・・成形装置
4、38・・・カーカス筒体
6、50・・・鍔部
8、44・・・メインドラム
10、46・・・太筒部
12、34・・・コアエイペックス組立体
14・・・ビードセットリング
16・・・ビードステッチャー
18、42・・・エイペックス
20、40・・・コア
22・・・エイペックス18の先端
36・・・カーカスシート
48・・・細筒部
52・・・圧着手段
56・・・コア圧着リング部材
58・・・エイペックス圧着リング部材
60・・・収容部材
62・・・移動部材
70・・・素線
82・・・可動部
84・・・保持部
86・・・誘導孔
90・・・エイペックス42の先端



Claims (5)

  1. カーカスシートを筒状に巻いて、カーカス筒体を形成する形成工程と、
    前記カーカス筒体において、その中央部分の外径とその端部分の外径とを違えることにより、当該中央部分からなる太筒部と、当該太筒部の軸方向外側に位置し当該太筒部よりも細い細筒部と、当該太筒部と当該細筒部とを架け渡す鍔部とを構成する変形工程と、
    コアの外周にエイペックスが取り付けられたコアエイペックス組立体を、前記カーカス筒体に圧着する圧着工程と
    を含んでおり、
    前記圧着工程において、前記コアの軸方向外側にコア圧着リング部材を配置させて当該コア圧着リング部材で当該コアを前記鍔部に押し付けながら、スプリングからなるエイペックス圧着リング部材を軸方向内側に移動させることにより、前記太筒部から径方向外向きに突出しているエイペックス全体が押し倒される、ローカバーの成形方法。
  2. 前記太筒部が円筒状のメインドラムに巻かれており、
    前記エイペックス圧着リング部材の内径が、前記太筒部を支持するメインドラムの外径の90%以上95%以下である、請求項1に記載のローカバーの成形方法。
  3. 前記エイペックス圧着リング部材が単一の素線をコイル状に巻き回すことにより構成されたコイルばねである、請求項1又は2に記載のローカバーの成形方法。
  4. 前記エイペックス圧着リング部材が前記エイペックスを押し倒した後、当該エイペックス圧着リング部材を軸方向外向きに移動させて、当該エイペックス圧着リング部材を回収する回収工程をさらに含んでいる、請求項1から3のいずれかに記載のローカバーの成形方法。
  5. カーカスシートを筒状に巻いて形成されたカーカス筒体において、その中央部分の外径とその端部分の外径とを違えることにより構成された、当該中央部分からなる太筒部、当該太筒部の軸方向外側に位置し当該太筒部よりも細い細筒部、及び、当該太筒部と当該細筒部とを架け渡す鍔部のうち、当該太筒部を支持する、円筒状のメインドラムと、
    コアの外周にエイペックスが取り付けられたコアエイペックス組立体を、前記カーカス筒体に圧着させる圧着手段と
    を備えており、
    前記圧着手段が、前記コアの軸方向外側に配置され、当該コアを前記鍔部に押し付けるコア圧着リング部材と、スプリングからなるエイペックス圧着リング部材と、前記エイペックス圧着リング部材を収容する収容部材と、当該エイペックス圧着リング部材を軸方向に移動させる移動部材とを備えており、
    前記コア圧着リング部材で前記コアが前記鍔部に押し付けられた状態において、前記エイペックス圧着リングを前記移動手段により前記収容部材から軸方向内向きに移動させることにより、前記太筒部から径方向外向きに突出しているエイペックス全体が当該エイペックス圧着リングで押し倒される、ローカバーの成形装置。

JP2018076074A 2018-04-11 2018-04-11 ローカバーの成形方法及び成形装置 Active JP7135395B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018076074A JP7135395B2 (ja) 2018-04-11 2018-04-11 ローカバーの成形方法及び成形装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018076074A JP7135395B2 (ja) 2018-04-11 2018-04-11 ローカバーの成形方法及び成形装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019181816A true JP2019181816A (ja) 2019-10-24
JP7135395B2 JP7135395B2 (ja) 2022-09-13

Family

ID=68338212

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018076074A Active JP7135395B2 (ja) 2018-04-11 2018-04-11 ローカバーの成形方法及び成形装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7135395B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5077471U (ja) * 1973-11-16 1975-07-05
JP2006175874A (ja) * 2004-12-23 2006-07-06 Goodyear Tire & Rubber Co:The 高クラウン単一ステージタイヤ組立てドラム
JP2011502838A (ja) * 2007-11-15 2011-01-27 ピレリ・タイヤ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ 車両ホイール用タイヤを製造するための方法および車両ホイール用タイヤのカーカス構造を構築するための装置
JP2011528999A (ja) * 2008-07-23 2011-12-01 ピレリ・タイヤ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ 車両ホイール用タイヤを製造するための方法および装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5077471U (ja) * 1973-11-16 1975-07-05
JP2006175874A (ja) * 2004-12-23 2006-07-06 Goodyear Tire & Rubber Co:The 高クラウン単一ステージタイヤ組立てドラム
JP2011502838A (ja) * 2007-11-15 2011-01-27 ピレリ・タイヤ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ 車両ホイール用タイヤを製造するための方法および車両ホイール用タイヤのカーカス構造を構築するための装置
JP2011528999A (ja) * 2008-07-23 2011-12-01 ピレリ・タイヤ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ 車両ホイール用タイヤを製造するための方法および装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP7135395B2 (ja) 2022-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4956495B2 (ja) 生タイヤ形成方法、及び生タイヤ形成装置
JP4634465B2 (ja) カーカスバンドの成型方法及びステッチャー装置
EP1488914B1 (en) Method for manufacturing pneumatic tire
JP4060841B2 (ja) 生タイヤビード部成型方法、及びそれに用いる生タイヤビード部成型装置
JP2007168189A (ja) 生タイヤ製造方法、及びそれに用いる生タイヤ製造装置
JP2018099850A (ja) 空気入りタイヤの製造方法
JP5200122B2 (ja) 生タイヤ成形装置、及びそれを用いた生タイヤ成形方法
JP4173711B2 (ja) ランフラットタイヤの製造方法
JP2019181816A (ja) ローカバーの成形方法及び成形装置
JP2000225653A5 (ja)
JP2001260247A (ja) 空気入りタイヤの製造方法
JP3803289B2 (ja) タイヤ製造方法
JP2008254400A (ja) 重荷重用空気入りタイヤの製造方法及び重荷重用空気入りタイヤ
JP7119942B2 (ja) タイヤの製造方法
JP6177220B2 (ja) 空気入りタイヤの製造方法および空気入りタイヤ
JP6186245B2 (ja) グリーンタイヤ成型装置及び空気入りタイヤの製造方法
JP7211786B2 (ja) 空気入りタイヤの製造装置および製造方法
JP2007230122A (ja) 空気入りタイヤの製造方法及び空気入りタイヤ
JP2010052205A (ja) 空気入りタイヤの製造方法及び空気入りタイヤ
JP2005254674A (ja) 空気入りラジアルタイヤの製造方法
JP4518883B2 (ja) 空気入りタイヤの製造装置及び製造方法
JP5056440B2 (ja) 空気入りタイヤの製造方法及び空気入りタイヤ
JP2011161676A (ja) 自動二輪車用の生タイヤの製造方法
JP2018114646A (ja) タイヤの成形装置
JP2001113611A (ja) 空気入りタイヤの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220421

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220802

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220815

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7135395

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150