JP2019177510A - インクジェット記録用前処理液、インクジェット記録液セット、インクジェット記録用前処理液の製造方法、印刷物及びインクジェット記録方法 - Google Patents
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Abstract
Description
軟包装分野でも、小ロット多品種化の流れがあり、インクジェット記録方法などのデジタル印刷が注目されている。
前記水不溶性樹脂微粒子が、ポリオレフィン系樹脂がポリウレタン系樹脂に含有された複合樹脂粒子を含有することを特徴とするインクジェット記録用前処理液。
前記インクジェット記録用前処理液が、第1項から第7項までのいずれか一項に記載のインクジェット記録用前処理液であり、
前記インクジェット記録用前処理液が、凝集剤を含有し、
前記凝集剤が、前記インクジェット記録インクが含有する顔料を凝集させる凝集剤であることを特徴とするインクジェット記録液セット。
ポリオレフィン系樹脂とポリウレタン系樹脂とを乳化分散して複合樹脂粒子を形成する工程と、
前記複合樹脂粒子、前記凝集剤、前記架橋剤及び前記水を混合する工程と、
を有することを特徴とするインクジェット記録用前処理液の製造方法。
前記基材上に、第1項から第7項までのいずれか一項に記載のインクジェット記録用前処理液を用いて形成された前処理層と、
前記前処理層上に、インクジェット記録インクを用いて形成された印刷層と、
を有することを特徴とする印刷物。
本発明のインクジェット記録用前処理液(以下、単に前処理液ともいう。)は、水不溶性樹脂微粒子、凝集剤、架橋剤及び水を含有し、水不溶性樹脂微粒子が、ポリオレフィン系樹脂がポリウレタン系樹脂に含有された複合樹脂粒子を含有することを特徴とする。
本発明に係る水不溶性樹脂微粒子は、ポリオレフィン系樹脂がポリウレタン系樹脂に含有された複合樹脂粒子を含有することを特徴とする。
なお、本発明において、「水不溶性樹脂」とは、樹脂を105℃で2時間乾燥させた後、25℃の水100gに溶解させたときに、その溶解量が10g以下、好ましくは5g以下、更に好ましくは1g以下である樹脂をいう。ただし、樹脂が塩生成基を有する場合、溶解量は、その種類に応じて、樹脂の塩生成基を酢酸又は水酸化ナトリウムで100%中和したときの溶解量である。
ポリオレフィン系樹脂としては、不飽和カルボン酸及び/又は酸無水物で変性されたポリオレフィン等の変性ポリオレフィンが挙げられる。
また、これらのポリマーを2種以上混合して用いることもできる。
これらは、それぞれ単独で使用してもよく、また2種以上併用してもよく、2種以上併用した場合、塗膜物性が良好になることが多い。
重量平均分子量は、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)で測定される値であり、例えば、株式会社島津製作所製「RID−6A」(カラム:東ソー株式会社製「TSK−GEL」、溶媒:テトラヒドロフラン(THF)、カラム温度:40℃)を用いて、ポリスチレン標準試料で作成した検量線から求めることができる。
ポリウレタン系樹脂としては、親水基を有するものが用いられる。親水基を導入することで、ポリオレフィン系樹脂に対する乳化剤としての機能を、ポリウレタン系樹脂に付与することができ、ポリオレフィン系樹脂の乳化分散体である複合樹脂粒子を得ることができる。
上記塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩などのアルカリ金属塩、アミン塩などが挙げられる。これらの中でも、親水基としては、カルボキシ基又はその塩が好ましい。
これらは、単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
得られたウレタンプレポリマーは、鎖伸長剤により伸長してポリマー化することで、親水基を有するポリウレタン系樹脂が得られる。
カチオン性のポリウレタン樹脂微粒子としては、例えば、第一工業製薬株式会社製の「スーパーフレックス620」及び「スーパーフレックス650」(「スーパーフレックス」は同社の登録商標)、三洋化成工業株式会社製の「パーマリンUC−20」(「パーマリン」は同社の登録商標)、大原パラヂウム化学株式会社製の「パラサーフUP−22」などを挙げることができる。
ノニオン性のポリウレタン樹脂微粒子としては、例えば、第一工業製薬株式会社製の「スーパーフレックス500M」及び「スーパーフレックスE−2000」などを挙げることができる。
本発明に係る複合樹脂粒子は、ポリオレフィン系樹脂がポリウレタン系樹脂に含有された複合樹脂粒子であり、ポリオレフィン系樹脂が、上記親水基を有するポリウレタン系樹脂により乳化されて複合樹脂化したものである。すなわち、複合樹脂粒子において、ポリウレタン系樹脂は、水不溶性樹脂としてのポリオレフィン系樹脂と連続相である水との界面に存在して、水不溶性樹脂を保護する樹脂と異なる水不溶性樹脂層として機能している。このようにポリオレフィン系樹脂をポリウレタン系樹脂により乳化させてなる複合樹脂粒子とすることで、ポリオレフィン系樹脂単独の場合におけるポリウレタン系樹脂や凝集剤、架橋剤との相溶性の低下を抑制することができ、又、ポリオレフィン系樹脂とポリウレタン系樹脂をそれぞれ乳化させて単に混合する場合に比べて、塗膜物性を向上することができ、また、本発明に係る前処理液の安定性を改善することができる。
酸化防止剤としては、例えば、ヒンダードフェノール系又はセミカルバジド系などの酸化防止剤の溶液又はエマルションが挙げられる。
耐光剤としては、ヒンダードアミン(HALS)系、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系などの耐光剤の溶液又はエマルションが挙げられる。
この方法では、まず、ポリオレフィン系樹脂を溶剤に溶解して得られた樹脂溶液と、親水基を有するウレタンプレポリマーの溶液とを混合し、混合物に水を添加して撹拌することにより乳化させる。
これらは、いずれか単独で、又は2種以上混合して用いることができる。
この方法では、まず、親水基を有するウレタンプレポリマーの溶液に水を添加して乳化させ、次いで、得られた乳化液に、鎖伸長剤としてのアミンを添加して、ウレタンプレポリマーの残存イソシアネート基を該鎖伸長剤により架橋させ、高分子量化したポリウレタン系樹脂の水分散体を調製する。
平均粒子径の測定は、動的光散乱法、電気泳動法等を用いた市販の粒径測定機器により求めることができるが、動的光散乱法による測定が簡便で、かつ該粒子径領域を精度よく測定できる。
本発明のインクジェット記録用前処理液には、インクジェット記録インクと接触したときに凝集物を生じさせる材料、すなわち凝集剤が含有されている。これにより、インクジェット記録インクとの相互作用が大きくなり、水溶性インクのドットをより固定化することができる。
上記観点から好ましい有機酸としては、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、イソ酪酸、シュウ酸、フマル酸、リンゴ酸、クエン酸、マロン酸、コハク酸、マレイン酸、安息香酸、2−ピロリドン−5−カルボン酸、乳酸、アクリル酸及びその誘導体、メタクリル酸及びその誘導体、又は、アクリルアミド及びその誘導体などを含むカルボキシ基を有する化合物、スルホン酸誘導体、又は、リン酸及びその誘導体などが挙げられる。
本発明において、架橋剤とは架橋基を有する化合物をいい、公知のものを使用することができる。例えば、カルボジイミド基を有する化合物、オキサゾリン基を有する化合物、エポキシ基を有する化合物、イソシアネート基を有する化合物、アルデヒド基を有する化合物、N−メチロール基を有する化合物、アクリロイル基を有する化合物、ビニルスルホン基を有する化合物、活性ハロゲン基を有する化合物、エチレンイミノ基を有する化合物、グリオキザール基を有する化合物、メラミン構造を有する化合物等を挙げることができる。中でも、カルボジイミド基又はオキサゾリン基を有する化合物が好ましい。
本発明のインクジェット記録用前処理液に含まれる水については、特に限定されるものではなく、イオン交換水、蒸留水、又は純水であり得る。
本発明のインクジェット記録用前処理液の製造方法は、ポリオレフィン系樹脂とポリウレタン系樹脂とを乳化分散して複合樹脂粒子を形成する工程と、複合樹脂粒子、凝集剤、架橋剤及び水を混合する工程と、を有することを特徴とする。
この工程では、上述した複合樹脂粒子の製造方法で説明したとおり、下記(I)又は(II)の製造方法により複合樹脂粒子を作製する。
この工程では、上記工程で得られた複合樹脂粒子、凝集剤、架橋剤及び水と、任意の各成分とを、加熱下において混合する。
得られた混合液は、所定のフィルターで濾過することが好ましい。このとき、顔料及び分散剤を含む分散体をあらかじめ調製しておき、これに残りの成分を添加して加熱しながら混合してもよい。
本発明のインクジェット記録液セット(以下、単にインクセットともいう。)は、インクジェット記録用前処理液と、顔料、有機溶剤及び水を少なくとも含有するインクジェット記録インクとを組み合わせたインクジェット記録液セットであって、インクジェット記録用前処理液が、本発明のインクジェット記録用前処理液であり、インクジェット記録用前処理液が、凝集剤を含有し、凝集剤が、インクジェット記録インクが含有する顔料を凝集させる凝集剤であることを特徴とする。
ここで、インクジェット記録用前処理液が含有する凝集剤と、インクジェット記録インクが含有する顔料を凝集させる凝集剤とが同一であることが、凝集剤同士の相溶性の問題もなく、インク着弾後のブルーミングの抑制、インク滲み及びインク密着性を向上する観点から好ましい。
インクジェット記録インクに含有される顔料としては、アニオン性の分散顔料、例えば、アニオン性の自己分散性顔料や、アニオン性の高分子分散剤により顔料を分散したものが挙げられ、特に、アニオン性の高分子分散剤により顔料を分散したものが好適である。
顔料の粒子径測定は、動的光散乱法、電気泳動法等を用いた市販の粒径測定機器により求めることができるが、動的光散乱法による測定が簡便で、かつ該粒子径領域を精度よく測定できる。
記録インクに含有される有機溶剤としては、水溶性の有機溶剤を好適に用いることができる。水溶性の有機溶剤としては、例えば、アルコール類、多価アルコール類、アミン類、アミド類、グリコールエーテル類、炭素数が4以上である1,2−アルカンジオール類などが挙げられる。
記録インクは、高速印刷での画像の滲みを抑制する観点から、凝集剤を含有することが好ましい。特に、記録インクが含有する顔料を凝集させる凝集剤と、本発明の前処理液が含有する凝集剤とが同一のものを用いることが好ましい。好ましく用いられる凝集剤の種類は前述のとおりである。
また、記録インクには、樹脂微粒子を記録インクの全質量に対し2質量%以上含まないことが好ましく、0.1質量%以上含まないことがより好ましい。樹脂微粒子の濃度をこの範囲内にすることにより、記録インクの連続出射や間欠出射において安定した出射性能を確保できる。
以上説明した前処理液と記録インクからなる記録液セットを用いた本発明のインクジェット記録方法においては、前処理液により基材(記録媒体)の表面をプレコートした後、記録インクにより非吸収性のフィルム基材等の表面に記録を行う。
具体的には、送り出しローラー30から繰り出された基材F上に、ロールコーター11によってノズル12から吐出された前処理液滴13が塗布され、前処理層Cが形成される。続けて、第1乾燥部14によって前処理層Cが乾燥される。
次いで、前処理層C上に、インクジェットヘッド21からインク液滴22が吐出されて、印刷層Rが形成され、第2乾燥部23によって乾燥後、巻取りローラー40によって前処理層Cと印刷層Rとが形成された基材Fが巻き取られる。
本発明の印刷物は、基材と、基材上に本発明のインクジェット記録用前処理液を用いて形成された前処理層と、前処理層上にインクジェット記録インクを用いて形成された印刷層と、を有することを特徴とする。
基材としては、特に限定されず、吸水性の高い紙基材でもよいし、グラビア又はオフセット印刷用のコート紙など吸水性の低い基材でもよいし、フィルム、プラスチックボード(軟質塩化ビニル、硬質塩化ビニル、アクリル板、ポリオレフィン系など)、ガラス、タイル及びゴムなどの非吸水性の基材であってもよい。
《ウレタンポリマー溶液の調製》
以下のようにして、ウレタンポリマー溶液U1〜U3を調製した。
撹拌機、還流冷却管、温度計及び窒素吹き込み管を備えた四つ口フラスコに、ポリエステルポリオール(商品名テスラック 2461、日立化成(株)製)を182質量部と、ポリエチレングリコール(PEG、分子量600、商品名PEG600、第一工業製薬(株))を22.0質量部と、トリメチロールプロパンを5.6質量部と、N−メチル−N,N−ジエタノールアミンを43.8質量部と、4,4′−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネートを204質量部と、メチルエチルケトン(MEK)216質量部を反応容器にとり(3級アミンの添加量9.6質量%、PEGの添加量4.8質量%)、75℃に保ちながら反応を行い、ウレタンプレポリマーを得た。
このウレタンプレポリマーにジメチル硫酸を46.4質量部添加し、50〜60℃で30〜60分間反応させて、NCO含有率が2.2%であり、不揮発分約50%であるカチオン性ウレタンプレポリマーのメチルエチルケトン溶液U1を得た。
撹拌機、還流冷却管、温度計及び窒素吹き込み管を備えた四つ口フラスコに、ポリカーボネートポリオール(分子量1000、商品名ニッポラン981、日本ポリウレタン工業(株))を182質量部と、ポリエチレングリコール(PEG、分子量600、商品名PEG600、第一工業製薬(株))を22.0質量部と、トリメチロールプロパンを5.6質量部と、N−メチル−N,N−ジエタノールアミンを43.8質量部と、4,4′−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネートを204質量部と、メチルエチルケトン(MEK)216質量部を反応容器にとり(3級アミンの添加量9.6質量%、PEGの添加量4.8質量%)、75℃に保ちながら反応を行い、ウレタンプレポリマーを得た。
このウレタンプレポリマーにジメチル硫酸を46.4質量部添加し、50〜60℃で30〜60分間反応させて、NCO含有率が2.2%であり、不揮発分約50%であるカチオン性ウレタンプレポリマーのメチルエチルケトン溶液U2を得た。
撹拌機、還流冷却管、温度計及び窒素吹き込み管を備えた四つ口フラスコに、ポリエーテルポリオール(PolyTHF2000、BASF(株))を182質量部と、ポリエチレングリコール(PEG、分子量600、商品名PEG600、第一工業製薬(株))を22.0質量部と、トリメチロールプロパンを5.6質量部と、N−メチル−N,N−ジエタノールアミンを43.8質量部と、4,4′−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネートを204質量部と、メチルエチルケトン(MEK)216質量部を反応容器にとり(3級アミンの添加量9.6質量%、PEGの添加量4.8質量%)、75℃に保ちながら反応を行い、ウレタンプレポリマーを得た。
このウレタンプレポリマーにジメチル硫酸を46.4質量部添加し、50〜60℃で30〜60分間反応させて、NCO含有率が2.2%であり、不揮発分約50%であるカチオン性ウレタンプレポリマーのメチルエチルケトン溶液U3を得た。
以下のようにして、複合樹脂粒子分散体1〜11を調製した。
撹拌機、還流冷却管、温度計及び窒素吹き込み管を備えた四つ口フラスコに、ポリオレフィン系樹脂(商品名:アウローレン150S、日本製紙(株)製(表I及びII中、「PO1」と表記。))3.0質量部、メチルシクロヘキサン240.0質量部及びメチルエチルケトン48.0質量部を投入し、80℃に昇温して加熱溶解させた。溶解後、内温を40℃に保ち、ウレタンポリマー溶液U1(不揮発分約50%)を194質量部を添加し、混合した。この溶液に58.0質量部の水を加え、ホモジナイザーを使用して乳化した後、570質量部の水を徐々に加え希釈し、これにエチレンジアミン1.0質量部と水12質量部とを混合した水溶液を徐々に添加し、1時間撹拌してポリマー化を行った。これを50℃減圧下、脱溶剤を行い、不揮発分(粒子としての固形分)約30質量%の複合樹脂粒子分散体1を得た。
複合樹脂粒子分散体1の調製において、ウレタンポリマー溶液の種類及びウレタンポリマー溶液及びポリオレフィン系樹脂の配合比率(U/O)を表I及びIIに記載のとおりに変更した以外は同様にして、複合樹脂粒子分散体2〜11を調製した。
以下のようにして、インクジェット記録用前処理液1〜41を調製した。
下記に示す各添加剤を撹拌しながら順次添加した後、5.0μmのフィルターにより濾過してインクジェット記録用前処理液1を得た。なお、濾過前後で、実質的な組成変化はなかった。
凝集剤:PAS−H−1L(カチオンポリマー、ニットーボーメディカル(株))
5.00質量部
架橋剤:ケミタイトDZ−22E(エチレンイミノ基を有する化合物、日本触媒社製)
0.35質量部
イオン交換水 80.65質量部
インクジェット記録用前処理液1の調製において、複合樹脂粒子分散体の種類、凝集剤の種類並びに架橋剤の種類及び配合量(含有量)を表I及びIIに記載のとおりに変更した以外は同様にして、インクジェット記録用前処理液2〜34を調製した。
下記に示す各添加剤を撹拌しながら順次添加して、乳化させることなく混合した後、5.0μmのフィルターにより濾過してインクジェット記録用前処理液35を得た。なお、濾過前後で、実質的な組成変化はなかった。
ポリオレフィン樹脂:アローベースCB−1010(ユニチカ(株)製)
13.30質量部
凝集剤:塩化カルシウム(多価金属塩) 5.00質量部
架橋剤:カルボジライトSV−02(カルボジイミド基を有する化合物、日清紡ケミカル株式会社製) 1.00質量部
イオン交換水 80.00質量部
下記に示す各添加剤を撹拌しながら順次添加して、乳化させることなく混合した後、5.0μmのフィルターにより濾過してインクジェット記録用前処理液36を得た。なお、濾過前後で、実質的な組成変化はなかった。
ポリオレフィン樹脂:アローベースCB−1010(ユニチカ(株)製)
8.40質量部
凝集剤:塩化カルシウム(多価金属塩) 5.00質量部
架橋剤:エポクロスWS−700(オキサゾリン基を有する化合物、日本触媒社製)
1.00質量部
イオン交換水 80.00質量部
下記に示す各添加剤を撹拌しながら順次添加して、乳化させることなく混合した後、5.0μmのフィルターにより濾過してインクジェット記録用前処理液37を得た。なお、濾過前後で、実質的な組成変化はなかった。
ポリオレフィン樹脂:アローベースCB−1010(ユニチカ(株)製)
7.00質量部
凝集剤:塩化カルシウム(多価金属塩) 5.00質量部
イオン交換水 81.00質量部
下記に示す各添加剤を撹拌しながら順次添加した後、5.0μmのフィルターにより濾過してインクジェット記録用前処理液38を得た。なお、濾過前後で、実質的な組成変化はなかった。
架橋剤:カルボジライトSV−02(カルボジイミド基を有する化合物、日清紡ケミカル株式会社製) 1.00質量部
イオン交換水 85.00質量部
下記に示す各添加剤を撹拌しながら順次添加した後、5.0μmのフィルターにより濾過してインクジェット記録用前処理液39を得た。なお、濾過前後で、実質的な組成変化はなかった。
凝集剤:塩化カルシウム(多価金属塩) 5.00質量部
イオン交換水 81.0質量部
下記に示す各添加剤を撹拌しながら順次添加した後、5.0μmのフィルターにより濾過してインクジェット記録用前処理液40を得た。なお、濾過前後で、実質的な組成変化はなかった。
架橋剤:カルボジライトSV−02(カルボジイミド基を有する化合物、日清紡ケミカル株式会社製) 1.00質量部
イオン交換水 94.00質量部
下記に示す添加剤を撹拌しながら順次添加した後、5.0μmのフィルターにより濾過してインクジェット記録用前処理液41を得た。なお、濾過前後で、実質的な組成変化はなかった。
イオン交換水 95.00質量部
(1)顔料分散液1の調製
顔料(ピグメントブルー15:3)を18.0質量部に、顔料分散剤(水酸化ナトリウムで中和されたカルボキシ基を有するアクリル系分散剤(BASF社製「ジョンクリル819」、酸価75mgKOH/g、固形分20質量%)を31.5質量部と、エチレングリコール20.0質量部と、イオン交換水30.5質量部を加えた混合液をプレミックスした後、0.5mmのジルコニアビーズを体積率で50%充填したサンドグラインダーを用いて分散し、顔料の含有量が18.0質量%の顔料分散液1を調製した。
上記調製した顔料分散液1の29.8質量部を撹拌しながら、下記に示す各添加剤を順次添加してインク組成物を調製した後、0.8μmのフィルターによりろ過してインクジェット記録インクを得た。濾過前後で実質的な組成変化はなかった。
エチレングリコール 15.0質量部
プロピレングリコール 10.0質量部
シリコン系界面活性剤(信越化学工業製、KF−351A) 0.2質量部
イオン交換水 45.0質量部
作製した各インクジェット記録用前処理液について、下記各評価を行った。
評価結果を表IIIに示す。
(1)印画サンプルの作製
ローラー塗布法により、基材としてのOPP1:2軸延伸ポリプロピレンフィルム(FOS−AQ、フタムラ化学株式会社製)に対してインクジェット記録用前処理液1〜38を樹脂固形分付量1.5g/m2となるように湿潤膜厚9μmで塗布後、70℃の温風で5分乾燥して、前処理層を設けた基材を準備した。
搬送ステージ上に、前処理層が上になるように基材を張付け、60m/minの速度で搬送を行い、基材がヘッド下を通過する際にシングルパス方式で画像を印刷した。画像として、インク付量22.5cc/m2の7cm四方のベタ中にサイズ5ポイント、7ポイントの文字を抜き文字として配置した画像を印刷した。
インクジェット法による印刷後に、基材をホットプレート上に載置し、70℃、15分間乾燥し、前処理層と印刷層とを有する積層体を得た。
上記作製した画像の抜き文字に関し、滲みによる不鮮明性がなく、30cmの距離で認識できる文字サイズから下記の評価基準に従って評価した。評価項目◎及び○を実用上合格とした。
○:5ポイントの文字で細部の潰れが見られるが、十分に判読が可能であり、7ポイントの抜き文字は潰れなく再現できている
△:5ポイントの文字で潰れが見られ、判読が難しく、7ポイントの抜き文字で細部の潰れが見られる
×:7ポイントの抜き文字で細部が潰れている
上記作製した画像のベタ画像にて、画像に1mm間隔で5×5の碁盤目状にカッターで切れ込みを入れたクロスカット法によるテープ剥離試験を行い、下記の評価基準に従って評価した。評価項目◎〜△を実用上合格とした。
○:碁盤目状の切れ込み1マス以上3マス以下が剥がれるが、良好なレベル
△:碁盤目状の切れ込み4マス以上6マス以下が剥がれるが、実用上許容できるレベル
×:碁盤目状の切れ込み7マス以上が剥がれ、実用上許容できないレベル
60℃、1週間保存前後のインクジェット記録用前処理液中の樹脂粒子の平均粒径を粒径測定器:マルバルーン社製「ゼータサイザー1000HS」を用いて測定し、下記式より粒径増加率を求め(数値が100%に近いものが、保存安定性がよい。)、下記評価基準に従って評価した。評価項目○及び△を実用上合格とした。
△:粒径増加率が130%以上150%未満
×:粒径増加率が150%以上
上記画質の評価における印画サンプルの作製において、基材をPET(E5102、東洋紡株式会社製)に変更した印刷物に、ドライラミネート用接着剤(タケラックA626、三井化学株式会社製)、2液硬化型イソシアネート系架橋剤(タケネートA50、三井化学株式会社製)を塗布量3.0g/m2で塗工し、CPP(P1128(厚さ60μm)、東洋紡株式会社製)と貼り合わせてPET/CPPラミネート物を得た。
得られたラミネート物について幅15mmに切り出し、テンシロン引っ張り試験機を用いて、剥離速度300mm/minにて90°方向のラミネート強度を測定した。評価項目◎〜△を実用上合格とした。
○:3.5N/15mm以上5.0N/15mm未満
△:1.0N/15mm以上3.5N/15mm未満
×:1.0N/15mm未満
表I〜IIIから明らかなように、本発明のインクジェット記録用前処理液1〜34は、比較例のインクジェット記録用前処理液35〜41と比べて、画質、密着性、保存安定性及びラミネート強度に優れていることがわかる。
以上から、水不溶性樹脂微粒子、凝集剤、架橋剤及び水を含有し、水不溶性樹脂微粒子が、ポリオレフィン系樹脂がポリウレタン系樹脂に含有された複合樹脂粒子を含有することが、画像定着性、保存安定性及びラミネート強度に優れ、かつ、高画質な印字を可能とするインクジェット記録用前処理液、インクジェット記録液セット、インクジェット記録用前処理液の製造方法、印刷物及びインクジェット記録方法を提供することに有用であることが確認できた。
上記調製したインクジェット記録用前処理液1〜41及び記録インクを用いて、実施例1と同様にして、実施例1の非吸収性基材であるOPP1に代えて、OPP2:2軸延伸ポリプロピレンフィルム(FOS−BT、30μm厚、両面コロナ処理、フタムラ化学株式会社製、防曇加工なし)、PE:太閤FE#50−FE2001(フタムラ化学株式会社製)、PET:2軸延伸ポリエステルフィルム(E−5200、25μm厚、両面コロナ処理、東洋紡株式会社製、防曇加工なし)、ナイロン:エンブレムON(番手15、ユニチカ(株)製)、及び印刷コート紙:キャストコート紙(ミラーコート・プラチナ、坪量157g/m2、王子製紙株式会社製)を用いて、本発明の前処理液を塗布した基材にインクジェットプリントを行い、画質、密着性、保存安定性及びラミネート強度の評価を行ったところ、比較例の前処理液に対して、画質、密着性、保存安定性及びラミネート強度に優れていることが確認された。
実施例1で調製したインクジェット記録用前処理液1〜34で用いたポリオレフィン系樹脂:アウローレン150S、日本製紙(株)製)に代えて、ポリオレフィン系樹脂:ハードレンNa−1001(東洋化成(株)製)、及びスーパークロンE−415(日本製紙(株)製)を用いて、インクジェット記録用前処理液1〜34と同様に、ポリオレフィン系樹脂がポリウレタン系樹脂に含有された複合樹脂粒子分散体をそれぞれ調製した。
得られたインクジェット記録用前処理液1〜34に対応する各前処理液は、実施例1を再現し保存安定性に優れていた。また、得られた前処理液を塗布した非吸収性基材(OPP1)は、高速なインクジェットプリントを行っても、画質、密着性、保存安定性及びラミネート強度に優れていることが確認された。
10 プレコート部
11 ロールコーター
12 ノズル
13 前処理液滴
14 第1乾燥部
20 IJプリント部
21 インクジェットヘッド
22 インク液滴
23 第2乾燥部
30 送り出しローラー
40 巻取りローラー
C 前処理層
F 基材
P 印刷物
R 印刷層
Claims (13)
- 水不溶性樹脂微粒子、凝集剤、架橋剤及び水を含有するインクジェット記録用前処理液であって、
前記水不溶性樹脂微粒子が、ポリオレフィン系樹脂がポリウレタン系樹脂に含有された複合樹脂粒子を含有することを特徴とするインクジェット記録用前処理液。 - 前記水不溶性樹脂微粒子が、ポリオレフィン系樹脂がポリウレタン系樹脂に乳化されて形成された複合樹脂粒子を含有することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録用前処理液。
- 前記水不溶性樹脂微粒子におけるポリウレタン系樹脂(U)及びポリオレフィン系樹脂(O)の質量比率(U/O)の値が、40/60〜95/5の範囲内であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のインクジェット記録用前処理液。
- 前記架橋剤が、カルボジイミド基又はオキサゾリン基を有する化合物を含有することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載のインクジェット記録用前処理液。
- 前記凝集剤が、多価金属塩又は有機酸を含有することを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載のインクジェット記録用前処理液。
- 前記ポリウレタン系樹脂におけるポリオール成分が、カーボネート基又はエーテル基を有することを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載のインクジェット記録用前処理液。
- 前記架橋剤の含有量が、前記水不溶性樹脂微粒子の含有量(100質量部)に対し、3〜100質量部の範囲内であることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載のインクジェット記録用前処理液。
- インクジェット記録用前処理液と、顔料、有機溶剤及び水を少なくとも含有するインクジェット記録インクとを組み合わせたインクジェット記録液セットであって、
前記インクジェット記録用前処理液が、請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載のインクジェット記録用前処理液であり、
前記インクジェット記録用前処理液が、凝集剤を含有し、
前記凝集剤が、前記インクジェット記録インクが含有する顔料を凝集させる凝集剤であることを特徴とするインクジェット記録液セット。 - 請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載のインクジェット記録用前処理液を製造するインクジェット記録用前処理液の製造方法であって、
ポリオレフィン系樹脂とポリウレタン系樹脂とを乳化分散して複合樹脂粒子を形成する工程と、
前記複合樹脂粒子、前記凝集剤、前記架橋剤及び前記水を混合する工程と、
を有することを特徴とするインクジェット記録用前処理液の製造方法。 - 基材と、
前記基材上に、請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載のインクジェット記録用前処理液を用いて形成された前処理層と、
前記前処理層上に、インクジェット記録インクを用いて形成された印刷層と、
を有することを特徴とする印刷物。 - 前記基材が、非吸収性のフィルム基材であることを特徴とする請求項10に記載の印刷物。
- 請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載のインクジェット記録用前処理液、又は請求項8に記載のインクジェット記録液セットを用いて、基材に画像の記録を行うことを特徴とするインクジェット記録方法。
- 前記基材が、非吸収性のフィルム基材であることを特徴とする請求項12に記載のインクジェット記録方法。
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