JP2019175638A5 - - Google Patents
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Description
上記課題を解決するため、第1の態様に係るワイヤーハーネスは、芯線と前記芯線を覆う絶縁被覆とを含む電線と、主面上に前記電線が配設されており、前記主面において前記電線と接触する部分が前記電線の前記絶縁被覆と溶着されて電線固定部に形成されている樹脂製のシート材と、を備え、前記シート材のうち前記電線固定部における最も大きい厚み寸法が、前記シート材のうち前記電線が未配設の部分における厚み寸法よりも大寸に形成されており、前記電線固定部において、前記芯線と前記シート材とが絶縁されている。
第2の態様に係るワイヤーハーネスは、芯線と前記芯線を覆う絶縁被覆とを含む電線と、主面上に前記電線が配設されており、前記主面において前記電線と接触する部分が前記電線の前記絶縁被覆と溶着されて電線固定部に形成されている樹脂製のシート材と、を備え、前記シート材のうち前記電線固定部における最も大きい厚み寸法が、前記シート材のうち前記電線が未配設の部分における厚み寸法よりも大寸に形成されており、前記シート材の前記主面において前記電線の側方部分が凹んでいる。
第4の態様に係るワイヤーハーネスの製造方法は、(a)芯線と前記芯線を覆う絶縁被覆とを含む電線を、シート材において樹脂製の電線配設部に配設しつつ、前記電線と前記電線配設部とを挟持部材によって挟持する工程と、(b)前記工程(a)の後で、前記シート材のうち前記電線が未配設の部分を前記電線配設部に寄せつつ、前記芯線と前記シート材とが絶縁された状態となるように前記絶縁被覆と前記電線配設部とを溶着する工程と、を備える。
なお、上記実施形態及び各変形例で説明した各構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わせることができる。
本明細書は下記開示を含む。
第1の態様に係るワイヤーハーネスは、芯線と前記芯線を覆う絶縁被覆とを含む電線と、主面上に前記電線が配設されており、前記主面において前記電線と接触する部分が前記電線の前記絶縁被覆と溶着されて電線固定部に形成されている樹脂製のシート材と、を備え、前記シート材のうち前記電線固定部における最も大きい厚み寸法が、前記シート材のうち前記電線が未配設の部分における厚み寸法よりも大寸に形成されている。
第2の態様に係るワイヤーハーネスは、第1の態様に係るワイヤーハーネスであって、前記シート材の前記主面において前記電線の側方部分が凹んでいる。
第3の態様に係るワイヤーハーネスは、第1又は第2の態様に係るワイヤーハーネスであって、前記シート材の前記主面において前記電線の側方部分に、前記電線から離れるに従って厚み方向に沿った高さが下がる傾斜面が形成されている。
第4の態様に係るワイヤーハーネスの製造方法は、(a)芯線と前記芯線を覆う絶縁被覆とを含む電線を、シート材において樹脂製の電線配設部に配設しつつ、前記電線と前記電線配設部とを挟持部材によって挟持する工程と、(b)前記工程(a)の後で、前記シート材のうち前記電線が未配設の部分を前記電線配設部に寄せつつ、前記絶縁被覆と前記電線配設部とを溶着する工程と、を備える。
各態様によると、全体に厚みの薄いシート材を用いつつ、電線固定部に必要な厚みを得ることができ、もってワイヤーハーネスの質量増加の抑制を図ることができる。
第2の態様によると、シート材のうち電線の側方部分において凹んだ部分が電線固定部に寄せられることによって、電線固定部を大きくかさ上げしやすい。
第3の態様によると、シート材のうち電線の側方部分が電線固定部に寄せられやすくなる。
第4の態様によると、溶着前に一様な厚みを有するシート材を用いる場合でも、溶着後の電線固定部の厚みを周囲の厚みよりも厚くすることができる。
本明細書は下記開示を含む。
第1の態様に係るワイヤーハーネスは、芯線と前記芯線を覆う絶縁被覆とを含む電線と、主面上に前記電線が配設されており、前記主面において前記電線と接触する部分が前記電線の前記絶縁被覆と溶着されて電線固定部に形成されている樹脂製のシート材と、を備え、前記シート材のうち前記電線固定部における最も大きい厚み寸法が、前記シート材のうち前記電線が未配設の部分における厚み寸法よりも大寸に形成されている。
第2の態様に係るワイヤーハーネスは、第1の態様に係るワイヤーハーネスであって、前記シート材の前記主面において前記電線の側方部分が凹んでいる。
第3の態様に係るワイヤーハーネスは、第1又は第2の態様に係るワイヤーハーネスであって、前記シート材の前記主面において前記電線の側方部分に、前記電線から離れるに従って厚み方向に沿った高さが下がる傾斜面が形成されている。
第4の態様に係るワイヤーハーネスの製造方法は、(a)芯線と前記芯線を覆う絶縁被覆とを含む電線を、シート材において樹脂製の電線配設部に配設しつつ、前記電線と前記電線配設部とを挟持部材によって挟持する工程と、(b)前記工程(a)の後で、前記シート材のうち前記電線が未配設の部分を前記電線配設部に寄せつつ、前記絶縁被覆と前記電線配設部とを溶着する工程と、を備える。
各態様によると、全体に厚みの薄いシート材を用いつつ、電線固定部に必要な厚みを得ることができ、もってワイヤーハーネスの質量増加の抑制を図ることができる。
第2の態様によると、シート材のうち電線の側方部分において凹んだ部分が電線固定部に寄せられることによって、電線固定部を大きくかさ上げしやすい。
第3の態様によると、シート材のうち電線の側方部分が電線固定部に寄せられやすくなる。
第4の態様によると、溶着前に一様な厚みを有するシート材を用いる場合でも、溶着後の電線固定部の厚みを周囲の厚みよりも厚くすることができる。
Claims (4)
- 芯線と前記芯線を覆う絶縁被覆とを含む電線と、
主面上に前記電線が配設されており、前記主面において前記電線と接触する部分が前記電線の前記絶縁被覆と溶着されて電線固定部に形成されている樹脂製のシート材と、
を備え、
前記シート材のうち前記電線固定部における最も大きい厚み寸法が、前記シート材のうち前記電線が未配設の部分における厚み寸法よりも大寸に形成されており、
前記電線固定部において、前記芯線と前記シート材とが絶縁されている、ワイヤーハーネス。 - 芯線と前記芯線を覆う絶縁被覆とを含む電線と、
主面上に前記電線が配設されており、前記主面において前記電線と接触する部分が前記電線の前記絶縁被覆と溶着されて電線固定部に形成されている樹脂製のシート材と、
を備え、
前記シート材のうち前記電線固定部における最も大きい厚み寸法が、前記シート材のうち前記電線が未配設の部分における厚み寸法よりも大寸に形成されており、
前記シート材の前記主面において前記電線の側方部分が凹んでいる、ワイヤーハーネス。 - 請求項1又は請求項2に記載のワイヤーハーネスであって、
前記シート材の前記主面において前記電線の側方部分に、前記電線から離れるに従って厚み方向に沿った高さが下がる傾斜面が形成されている、ワイヤーハーネス。 - (a)芯線と前記芯線を覆う絶縁被覆とを含む電線を、シート材において樹脂製の電線配設部に配設しつつ、前記電線と前記電線配設部とを挟持部材によって挟持する工程と、
(b)前記工程(a)の後で、前記シート材のうち前記電線が未配設の部分を前記電線配設部に寄せつつ、前記芯線と前記シート材とが絶縁された状態となるように前記絶縁被覆と前記電線配設部とを溶着する工程と、
を備える、ワイヤーハーネスの製造方法。
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DE112019001624.5T DE112019001624T5 (de) | 2018-03-28 | 2019-03-07 | Kabelstrang und Verfahren zur Herstellung eines Kabelstrangs |
US16/981,789 US11183319B2 (en) | 2018-03-28 | 2019-03-07 | Wire harness and method of manufacturing wire harness |
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JP5375408B2 (ja) * | 2009-07-24 | 2013-12-25 | 住友電気工業株式会社 | 同軸線ハーネス |
JP5710233B2 (ja) | 2010-12-10 | 2015-04-30 | 矢崎総業株式会社 | ワイヤハーネスの製造方法 |
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- 2018-03-28 JP JP2018061265A patent/JP6665881B2/ja active Active
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2019
- 2019-03-07 US US16/981,789 patent/US11183319B2/en active Active
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