JP2019173542A - コンクリート床版の切断機及びコンクリート床版の切断方法 - Google Patents

コンクリート床版の切断機及びコンクリート床版の切断方法 Download PDF

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Abstract

【課題】鋼製のスタッドジベルとコンクリートとを一緒に切断することができるコンクリート床版の切断機を提供する。【解決手段】切断機11は、切断機本体30と、切断機本体30の一側部又は両側部に沿った位置に設置されて切断機本体30の移動を案内する案内用レール部材31とからなり、切断機本体30は、切断開口部13を有する取付基板14と、取付基板14に設けられる駆動モータ15と、駆動ローラ16と、従動ローラ17および従動ローラ17と駆動ローラ16とで回転するワイヤー状のカッター18と、取付基板14をコンクリート床版に沿って牽引すべく設けられた牽引手段19とを備えている。ワイヤー状のカッター18には、複数のダイヤモンドビーズ18aが設けられており、案内用レール部材31は、コンクリート床版が配設される橋桁又は橋桁から延長した部分に離隔自在に吸着させる磁石部又は電磁石部32とレール部33を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、橋梁や高架道路等のコンクリート床版をガスバーナーを使用することなく、作業性良く切断することができるコンクリート床版の切断機及びコンクリート床版の切断方法に関するものであり、更に詳しくは、橋桁のフランジに設けられるスタッドジベル等の定着用アンカーとコンクリートとを一緒に切断することができるコンクリート床版の切断機及びコンクリート床版の切断方法に関するものである。
図10に示すように、橋梁や高架道路等のコンクリート床版1は、橋桁2のフランジ3の上部に設けられる鋼製で定着用のスタッドジベル4を介してコンクリート5が一体に固着されてなる。なお、図10及び図11中の符号7は、コンクリート5の上部に設けたアスファルトを示している。
コンクリート床版1は、経年劣化による老朽化やあるいは損傷等により、切断して撤去して、改築する必要がある。
従来、コンクリート床版1を切断する作業は、コンクリートカッター等を用いて、橋桁2の長さ方向に沿ってその両側(切断線6)を垂直に切断し、当該両側のコンクリート床版部分1aを撤去して、図11に示すように、橋桁2の上部の残コンクリート床版部分1bを残存させる。
次いで、残コンクリート床版部分1bのコンクリートをコンクリートブレーカー又はサンダー等を用いて切断して、撤去してから、フランジ3の上部のスタッドジベル4をガスバーナー等を用いて切断して、撤去する。
なお、特開平9−111722号公報には、橋梁補強工事における鋼製橋桁切断方法及びこれに用いる切断装置が開示されている(特許文献1参照)。
特開平9−111722号公報
この従来例のコンクリート床版1を切断する作業は、図11に示す残コンクリート床版部分1bのコンクリートをコンクリートブレーカー又はサンダー等で切断するので、騒音が発生したり、粉塵が発生するというという問題点を有している。
また、スタッドジベル4はガスバーナー等の火気で切断するので、火花粉塵の飛散や煙が発生するという問題があるだけでなく、火熱で橋桁2を劣化させ、損傷させてしまう恐れがあるという問題点を有している。
さらには、残コンクリート床版部分1bのコンクリートと、鋼製のスタッドジベル4とを、別々の作業工程で、別々の工具を用いてそれぞれ切断するので、作業性が極めて悪いという問題点も有している。
従って、従来例における切断作業においては、騒音や粉塵あるいは火花や煙りの発生を防止することと、火熱で橋桁2を劣化させたり損傷させないことと、作業性を向上させることとに解決しなければならない課題を有している。
前記従来例の課題を解決するための本発明の要旨は、橋梁又は高架道路のコンクリート床版の底部に沿って水平に切断することにより、橋桁の定着用のアンカーとコンクリートとを一緒に切断することができるコンクリート床版の切断機であって、該コンクリート床版の切断機は、切断機本体と、該切断機本体の一側部又は両側部に沿った位置に設置されて当該切断機本体の移動を案内する案内用レール部材とからなり、前記切断機本体は、前記コンクリート床版に沿って移動可能で且つ当該コンクリート床版を通過するための切断開口部を有する取付基板と、該取付基板に設けられる駆動モータと、該駆動モータの駆動に連動して駆動すると共に前記取付基板に設けられる駆動ローラと、該駆動ローラと相対して前記取付基板に設けられる少なくとも1つ又は1対の従動ローラと、該従動ローラと前記駆動ローラとで回転するワイヤー状のカッターと、前記取付基板を前記コンクリート床版に沿って牽引すべく設けられた牽引手段と、を備え、前記ワイヤー状のカッターには、複数のダイヤモンドビーズが設けられており、前記案内用レール部材は、前記コンクリート床版が設けられる前記橋桁又は前記橋桁から延長した橋桁延長部分に離隔自在に吸着させる磁石部又は電磁石部と、該磁石部又は電磁石部に沿って設けられるレール部と、を備えていることである。
前記切断開口部の両側には、前記ワイヤー状のカッターの回転に起因する浮き上がり現象を防止するためのローラ部材が設けられていること、;
前記牽引手段は、巻取式の帯状牽引バネと、該帯状牽引バネの先端部を前記取付基板にに連結する連結部と、前記帯状牽引バネを巻き取るための巻取部と、該巻取部を前記コンクリート床版上に設置する設置部とからなること、;
前記案内用レール部材には、切断時の前記設置状態を安定させるために前記橋桁まで延出させて取り付ける補強部材が設けられること、;
を含むものである。
前記従来例の課題を解決するための本発明の要旨は、橋梁又は高架道路のコンクリート床版の底部に沿って水平に切断することにより、橋桁の定着用のアンカーとコンクリートとを一緒に切断することができるコンクリート床版の切断機であって、該コンクリート床版の切断機は、前記コンクリート床版に沿って移動可能で且つ当該コンクリート床版を通過するための切断開口部を有する取付基板と、該取付基板の両側部に設けられる側板部と、該側板部に設けられる車輪と、前記取付基板に設けられる複数の駆動モータと、該駆動モータの駆動に連動して駆動すると共に前記取付基板に設けられる駆動ローラと、該駆動ローラ同士の間で回転するワイヤー状のカッターと、前記取付基板を前記コンクリート床版に沿って推進するために設けられる推進手段と、を少なくとも備え、該推進手段は、前記取付基板に取り付けられる牽引器、又は前記車輪を回転させるモーターであることである。
前記側板部は、前記取付基板が前記橋桁の長手方向中心線の垂直線に対して切断角度を傾けた状態で推進できるように、前記取付基板との取付角度を調整可能であること、;
を含むものである。
前記従来例の課題を解決するための本発明の要旨は、請求項5に記載の切断機を使用して、前記コンクリート床版の底部に沿って水平に切断し、橋桁の定着用のアンカーとコンクリートとを一緒に切断するコンクリート床版の切断方法であって、前記橋桁の長手方向中心線の垂直線に対して、前記取付基板を14〜17度の範囲の角度に傾けて切断することである。
本発明の請求項1に係るコンクリート床版の切断機によれば、ダイヤモンドビーズが設けられるワイヤー状のカッターで、コンクリート床版の底部に沿って水平に切断するので、サンダーでコンクリートを切断する場合と違い、騒音や粉塵が発生しない。
また、ガスバーナーの火気を使用しないので、火花粉塵の飛散や煙が発生することがなく、火熱で橋桁を劣化させたり、損傷させたりすることがない。
特に、残コンクリート床版部分のコンクリートと、鋼製のスタッドジベルとを同一の作業工程で、一緒に切断するので、作業性が極めて良好である。
そして、切断機本体の側部には、案内用レール部材が設置されるので、切断機本体の切断時の移動が案内されて正確であり、その結果、確実でスムーズな切断が可能であるという種々の優れた効果を奏する。
切断開口部の両側には、ワイヤー状のカッターの回転に起因する浮き上がり現象を防止するためのローラ部材が設けられていることによって、多数のダイヤモンドビーズが設けられて段差が生じるカッターであっても、その浮き上がり現象を有効に防止できるという優れた効果を奏する。
牽引手段は、巻取式の帯状牽引バネと、帯状牽引バネの先端部を取付基板に連結する連結部と、帯状牽引バネを巻き取るための巻取部と、巻取部をコンクリート床版上に設置する設置部とからなることによって、特に、牽引バネは所要幅の帯状に形成されているので、安定的に巻き取りが可能であり、取付基板をコンクリート床版に沿って安定した状態で牽引できるという優れた効果を奏する。
案内用レール部材には、切断時の設置状態を安定させるために橋桁まで延出させて取り付ける補強部材が設けられることによって、この補強部材で案内用レール部材を安定した状態に保持できるので、切断時に案内用レール部材がブレたりズレたりすることがない。その結果、切断機本体が安定した状態で移動できて正確で確実な切断が可能となるという優れた効果を奏する。
本発明の請求項5に係るコンクリート床版の切断機によれば、ワイヤー状のカッターで、コンクリート床版の底部に沿って水平に切断するので、コンクリートブレーカーでコンクリートを切断する場合と違い、騒音や粉塵が発生しない。
また、ガスバーナーの火気を使用しないので、火花粉塵の飛散や煙が発生することがなく、火熱で橋桁を劣化させたり、損傷させたりすることがない。
そして、残コンクリート床版部分のコンクリートと、鋼製のスタッドジベルとを同一の作業工程で、一緒に切断するので、作業性が極めて良好である。
特に、推進手段が取付基板に取り付けられる牽引器である場合は、取付基板をコンクリート床版に沿って安定した状態で牽引できる。
また、車輪を回転させるモーターの場合は、車輪がガイドレールの上を安定した状態で移動できると共に、所望の距離を自在に移動することができるという種々の優れた効果を奏する。
側板部は、取付基板が橋桁の長手方向中心線の垂直線に対して切断角度を傾けた状態で推進できるように、取付基板との取付角度を調整可能であることによって、取付基板を橋桁の長手方向中心線の垂直線に対して所定の角度に傾けて切断する時に、側板部の取付基板との取付角度を適宜に調整することにより、車輪がガイドレールの上を真っ直ぐに移動できるという優れた効果を奏する。
本発明の請求項7に係るコンクリート床版の切断方法によれば、橋桁の長手方向中心線の垂直線に対して、取付基板を14〜17度の範囲の角度に傾けて切断することによって、横方向に並列した複数本のスタッドジベルをカッターが同時に切断しないこととなる。つまり、横方向に並列した複数本のスタッドジベルをカッターが時間差をもって個々のタイミングで切断することとなるので、切断時の抵抗が低減して、切断作業がスムーズに行えるという優れた効果を奏する。
本発明の第1実施例に係るコンクリート床版の切断機11の斜視図である。 本発明の第1実施例に係るコンクリート床版の切断機11の斜視図である。 本発明の第1実施例に係るコンクリート床版の切断機11の正面図である。 本発明の第1実施例に係るコンクリート床版の切断機11の平面図である。 切断機本体30の側面図である。 従動ローラ17とローラ部材22とを示す要部の拡大正面図である。 図6のA矢視図である。 案内用レール部材31の側面図である。 コンクリート床版の切断機11と切断するコンクリート床版1とを示す正面図である。 コンクリート床版1を破断して示す橋梁の斜視図である。 残コンクリート床版部分1bを破断して示す正面図である。 本発明の第2実施例に係るコンクリート床版の切断機41の正面図である。 本発明の第2実施例に係るコンクリート床版の切断機41の平面図である。 コンクリート床版の切断機41の一部を破断して示す平面図である。 本発明の第3実施例に係るコンクリート床版の切断機51の斜視図である。 本発明の第3実施例に係るコンクリート床版の切断機51の正面図である。 ガイドレール56の取付構造を説明する、残コンクリート床版部分1bの平面図である。 ガイドレール56の取付構造を説明する、残コンクリート床版部分1bの側面図である。 (a)ガイドレール56の取付構造を説明する、残コンクリート床版部分1bの正面図である。(b)ガイドレール56の取付構造を説明する説明図である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、理解を容易にするため、従来例で説明した図面(図10及び図11)に対応する部分には、従来例と同一の符号を付けて説明する。
まず、図1から図4において、符号11は第1実施例のコンクリート床版1の切断機を示し、このコンクリート床版1の切断機11は、切断機本体30と、切断機本体30の一側部又は両側部に沿った位置に設置されて切断機本体30の移動を案内する案内用レール部材31とから構成される。
切断機本体30は、コンクリート床版1に沿って移動可能で且つ当該コンクリート床版1を通過するための切断開口部13を有する取付基板14と、取付基板14に設けられる駆動モータ15と、駆動モータ15の駆動に連動して駆動すると共に取付基板14に設けられる駆動ローラ16と、駆動ローラ16と相対して取付基板14に設けられる少なくとも1つ又は1対の従動ローラ17と、従動ローラ17と駆動ローラ16とで回転するワイヤー状のカッター18と、取付基板14をコンクリート床版1に沿って牽引すべく設けられた牽引手段(牽引器)19とからなる。
案内用レール部材31は、橋桁2又は橋桁2のフランジ3から延長して設けた鋼製の橋桁延長部分2a(図9参照)に離隔自在に吸着させる磁石部又は電磁石部32と、磁石部又は電磁石部32に沿って設けられるレール部33とからなる。
切断機本体30は、図9に示すように、橋梁又は高架道路のコンクリート床版1(1b)の底部12に沿って水平方向に切断することにより、橋桁2のフランジ3に設けられるスタッドジベル4とコンクリート5とを一緒に切断することができる。
取付基板14は、所要の大きさの板状に形成されており、その中央部には、コンクリート床版1を通過するための切断開口部13が形成されている。
取付基板14の両方の側部には、図2に示すように、板状で横長の側板26が設けられている。側板26の外側の両端部には、図5に示すように、回転ローラ(車輪)27が回転自在に設けられている。
切断開口部13は、縁部13aが垂直に形成されている。また、縁部13a同士の間の寸法は、コンクリート床版1が通過できる所要の寸法である。つまり、切断するコンクリート床版1の幅に対応できればよいのである。
切断開口部13の両側には、図1及び図6に示すように、ローラ部材22が設けられている。ローラ部材22は、略円柱状に形成されており、また、図7に示すように、軸23の周囲に複数個のベアリング24が設けられて、回転自在に形成されている。
このローラ部材22の存在によって、ワイヤー状のカッター18の回転に起因する浮き上がり現象を防止することができる。つまり、多数のダイヤモンドビーズ18aが設けられて段差が生じるカッター18であっても、その浮き上がり現象を有効に防止できるのである。
また、ローラ部材22の上部には、図6及び図7に示すように、調整用ボルト20が2箇所に設けられており、この調整用ボルト20でローラ部材22の取付位置等を微調整することができる。
駆動モータ15は、取付基板14に設けられており、図示しないON/OFFスイッチによって駆動と停止の操作がなされる。なお、駆動モータ15は、図2において左右両側の2箇所に設けられているが、場合によっては1箇所であっても構わない。
駆動モータ15の上部の取付基板14には、インバーター25が設けられており、駆動モータ15と電気的に接続している。インバーター25のスイッチ(図示せず)を操作することによって、駆動モータ15の駆動速度を低速駆動から高速駆動へ、あるいは高速駆動から低速駆動へと適宜に調整することが可能である。
駆動ローラ16は、駆動モータ15の駆動に連動して駆動する仕組みになっており、取付基板14に設けられる。また、駆動ローラ16は、従動ローラ17よりも大径に形成されたプーリからなり、当該従動ローラ17に伝動すべく回転式のカッター18が掛け回されている。
従動ローラ17は、駆動ローラ16と相対して取付基板14に一対設けられる。つまり、従動ローラ17は、取付基板14に取り付けられた一対のプーリからなり、従動ローラ17と駆動ローラ16とでコンクリート床版1の底部12に対してカッター18が直交するように配設される。
なお、従動ローラ17の設置個数は、一対に限定されることはなく、1個又は複数個であっても構わない。
ワイヤー状のカッター18は、ワイヤー式の回転式カッター、例えばワイヤソーからなり、一対の駆動ローラ16と一対の従動ローラ17を介して高速に回転される。
また、ワイヤー状のカッター18には、複数のダイヤモンドビーズ18aが設けられており、コンクリートだけでなく、金属も切断できるようになっている。
牽引手段(牽引器)19は、具体的には図2及び図4に示すように、巻取式の帯状牽引バネ19aと、帯状牽引バネ19aの先端部を取付基板14に連結する連結部19bと、帯状牽引バネ19aを巻き取るための巻取部19cと、巻取部19cを保持してコンクリート床版1上に打込等の手段で設置される設置部19dとから構成される。
なお、牽引手段(牽引器)19は、1台に限定されるものではなく、2台以上で取付基板14を牽引しても構わない。また、巻取式の帯状牽引バネ19aに替えて、図示しないスプリング式バネであってもよい。
このような構成の牽引手段(牽引器)19によれば、特に、牽引バネ19aは所要幅の帯状に形成されているので、安定的に巻き取りが可能であり、取付基板14をコンクリート床版1に沿って安定した状態で牽引することができる。
案内用レール部材31の磁石部又は電磁石部32は、レバースイッチ34をON/OFF操作することによって、鋼製の橋桁2(フランジ3)又は橋桁2から延長して設けた鋼製の橋桁延長部分2a(図9参照)に強固に吸着させ又は取り外すことができる。
レール部33は、磁石部又は電磁石部32に取付部35を介して設けられており、鋼製の板状で長尺に形成されている。このようなレール部33は、切断機本体30の一側部又は両側部に沿った位置、即ち、側板26に沿った位置に設置されて切断機本体30の移動を案内できるようになっている。換言すれば、切断機本体30がレール部33に沿って移動する。
このとき、側板26の外側に設けられた回転ローラ(車輪)27が,レール部33の下部を回転して移動する。
また、レール部33には、図8に示すように、回転ローラ(車輪)27の移動をストップさせて切断機本体30の移動を停止するための、棒状のストッパー部材36を挿抜自在に設けてもよい。
案内用レール部材31には、図9に示すように、橋桁2まで延出させて取り付ける補強部材37を設けてもよい。この補強部材37は、一端37aが磁石部、電磁石部32又はレール部33に接続しており、途中で折曲部37bを介して、他端37cが橋桁2のフランジ3に接続している。
この補強部材37の存在によって、案内用レール部材31を安定した状態に保持できるので、切断時に案内用レール部材31がブレたりズレたりすることがない。その結果、切断機本体30が安定した状態で移動できて正確でスムーズな切断が可能となる。
以上のように構成されるコンクリート床版1の切断機11は、ダイヤモンドビーズ18aが設けられるワイヤー状のカッター18で、コンクリート床版1の底部12に沿って水平に切断する(図9参照)ので、サンダーでコンクリートを切断する場合と異なり、騒音や粉塵が発生しない。
また、ガスバーナーでの火気を使用しないので、火花粉塵の飛散や煙が発生することがなく、火熱で橋桁を劣化させたり、損傷させたりすることがない。
特に、コンクリート床版1のコンクリート5と、鋼製のスタッドジベル4とを同一の作業工程で、一緒に切断するので、作業性が極めて良好である。
そして、切断機本体30(側板26)の側部には、案内用レール部材31が設置されるので、切断機本体30の切断時の移動が案内されて正確になり、その結果、確実でスムーズな切断が可能となる。
次に、図12及び図13に示す第2実施例のコンクリート床版の切断機41について説明する。コンクリート床版の切断機41については、前記の第1実施例と同一部分には同一符号を付してその詳細は省略する。
このコンクリート床版の切断機41は、コンクリート床版1に沿って移動可能で且つ当該コンクリート床版1を通過するための切断開口部13を有する取付基板14と、取付基板14の両側部に設けられる側板部42と、側板部42の外側に設けられる車輪(回転ローラ)27と、取付基板14に設けられる複数の駆動モータ15と、駆動モータ15の駆動に連動して駆動すると共に取付基板14に設けられる駆動ローラ16と、駆動ローラ16同士の間で回転するワイヤー状のカッター18と、取付基板14をコンクリート床版1に沿って推進するために設けられる推進手段43とからなる。
側板部42は、図12及び図13に示すように、取付基板14との連結部分44と、その外側に設けられる長板部分45とを備える。
連結部分44は、取付基板14の端部14aとボルト等の連結手段46で連結されており、側板部42が連結手段46を中心にして取付基板14に対して取付角度を傾けることができる仕組みになっている。
このように、側板部42は取付基板14との取付角度を傾けて変更できることによって、後述するように、取付基板14を橋桁2の長手方向中心線2cの垂直線2dに対して所定の角度θに傾けて切断する時に、側板部42の取付基板14との取付角度を適宜に調整することができるので、車輪27がガイドレール56の上を真っ直ぐに移動できる。
なお、長板部分45の外側の両方の端部に、車輪27が設けられている。
推進手段43は、具体的には、取付基板14に取り付けられる牽引器19、又は車輪27を回転させるモーター55である。
牽引器19は、第1実施例の牽引手段19と同様の構成であり、巻取式の帯状牽引バネ19aと、帯状牽引バネ19aの先端部を取付基板14に連結する連結部19bと、帯状牽引バネ19aを巻き取るための巻取部19cと、巻取部19cを保持してコンクリート床版1上に打込等の手段で設置される設置部19dとから構成される。
また、牽引器19は、1台に限定されるものではなく、2台以上で取付基板14を牽引しても構わない。また、巻取式の帯状牽引バネ19aに替えて、図示しないスプリング式バネであってもよい。
車輪27を回転させるモーター55は、図12及び図13においては図示しないが、車輪27を回転させるために車軸に回転力を伝動するためのものである。この車輪27を回転させるモーター55については、第3実施例の切断機51(図15及び図16参照)において説明する。
次に、図15及び図16に示す第3実施例のコンクリート床版の切断機51について説明する。コンクリート床版の切断機51については、前記の第1実施例と同一部分には同一符号を付してその詳細は省略する。
このコンクリート床版の切断機51は、取付基板14の両方の側部に設けられる車輪カバー52と、車輪カバー52が覆った状態で設けられる車輪54と、取付基板14を補強する補強部材57と、車輪27の車軸53と連動するモーター55とを備える。
なお、図15及び図16中の符号56は、コンクリート床版1に沿って設けられるガイドレールを示す。
車輪カバー52は、下部側を開放したコ字状を呈する金属材で所要の長さに形成されており、取付基板14の両方の側部に設けられている。
車輪54は、図16に示すように、車輪カバー52に設けられる車軸53に軸支されており、車輪カバー52の前後の2ヶ所に設けられている。
補強部材57は、図15に示すように、取付基板14の両方の側部に設けられおり、取付基板14を補強する役目を果たしている。
モーター55は、車輪カバー52の外側に設けられており、モーター55の回転駆動が車軸53と連動して、車輪54が回転する仕組みになっている。なお、図15においては、1ヶ所の車輪54に対してモーター55が設けられているが、2ヶ所の車輪54に対してそれぞれモーター55を設けてもよい。
次に、コンクリート床版の切断方法について説明する。この切断方法は、第2実施例のコンクリート床版の切断機41を使用して、コンクリート床版1の底部12に沿って水平に切断し、橋桁2のスタッドジベル4とコンクリート5とを一緒に切断するコンクリート床版の切断方法であって、図14及び図17に示すように、橋桁2の長手方向中心線2cの垂直線2dに対して、取付基板14を14〜17度の範囲の角度θ(望ましくは15〜16度の範囲の角度θ)に傾けた状態で切断するのである。つまり、カッター18を橋桁2の長手方向中心線2cの垂直線2dに対して、角度θに傾けた状態で切断する。
このように、取付基板14を橋桁2の長手方向中心線2cの垂直線2dに対して、14〜17度の範囲の角度θに傾けて切断することによって、図14及び図17に示すように、横方向に並列した複数本のスタッドジベル4a、4b、4cをカッター18が同時に切断しないこととなる。即ち、横方向に並列した複数本のスタッドジベル4a、4b、4cをカッター18が時間差をもって個々のタイミングで切断するので、切断時の抵抗が低減して、切断作業がスムーズに行える。
次に、コンクリート床版1の両方の側部に沿って設けられるガイドレール56の取付構造について説明する。まず、図19(a)に示すように、コンクリート床版1は、橋桁2と、橋桁2のフランジ3に設けられるスタッドジベル4a、4b、4cと、コンクリート5とを有している。
スタッドジベル4a、4b、4cは、図17及び図19(a)に示すように、横方向に並列して3本設けられており、これら3本並列したスタッドジベル4a、4b、4cが橋桁2の長さ方向に沿って多数列設けられている。なお、スタッドジベルの並列本数は、必ずしも3本に限られるものではなく、2本あるいは4本以上の場合もある。
橋桁2のウエブ2bの両側には、図19(a)(b)に示すように、所要長さの梁部材58が設けられる。この場合、梁部材58の基端部58aをウエブ2bに対してボルト止め又は溶接等の固定手段で固定する。そして、梁部材58には、支持金具59が設けられる。支持金具59の上部には、長尺なガイドレール56が配設される。
このような取付構造のガイドレール56の上部に、コンクリート床版の切断機41の車輪27を載置する(図14参照)。この場合、橋桁2の長手方向中心線2cの垂直線2dに対して、取付基板14を14〜17度の範囲の角度θに傾けて設置する(図14及び図17参照)。
このとき、車輪27がガイドレール56の上に沿って真っ直ぐに移動できるように、側板部42の取付基板14との取付角度を適宜に調整する(図14参照)。
推進手段43は、図17においては図示を省略するが、図13に示す牽引器19であってもよく、または、図15及び図16に示す車輪27を回転させるモーター55であってもよい。
このようにコンクリート床版の切断方法では、取付基板14を橋桁2の長手方向中心線2cの垂直線2dに対して、14〜17度の範囲の角度θに傾けて切断することによって、横方向に並列した複数本のスタッドジベル4a、4b、4cをカッター18が時間差をもって個々のタイミングで切断することとなる。つまり、カッター18が3本のスタッドジベル4a、4b、4cを同時に切断しないので、切断時の抵抗が低減して、切断作業がスムーズに行える。
また、コンクリート床版1の切断機41は、側板部42の取付基板14との取付角度を適宜に調整することによって、車輪27がガイドレール56の上に沿って真っ直ぐに移動できる。
橋桁2のフランジ3に設けられる鋼製で定着用のスタッドジベル4は、コンクリート床版1との定着を図るための定着用のアンカーの総称を意味する。つまり、明細書、特許請求の範囲で用いられる、スタッドジベル4及び定着用のアンカーは、鉄筋、釘、締鉄、角鋼、鋼棒、ボルト、ずれ止め等の全ての金属製の定着用突起物を含むものである。
1 コンクリート床版
1a 両側のコンクリート床版部分
1b 残コンクリート床版部分
2 橋桁
2a 橋桁延長部分
2b ウエブ
2c 橋桁の長手方向中心線
2d 橋桁の長手方向中心線の垂直線
3 フランジ
4 スタッドジベル
5 コンクリート
6 切断線
7 アスファルト
11 第1実施例のコンクリート床版の切断機
12 底部
13 切断開口部
13a縁部
14 取付基板
14a端部
15 駆動モータ
16 駆動ローラ
17 従動ローラ
18 カッター
18aダイヤモンドビーズ
19 牽引手段(牽引器)
19a巻取式の帯状牽引バネ
19b連結部
19c巻取部
19d設置部
20 調整用ボルト
22 ローラ部材
23 軸
24 ベアリング
25 インバーター
26 側板
27 回転ローラ(車輪)
30 切断機本体
31 案内用レール部材
32 磁石部又は電磁石部
33 レール部
34 レバースイッチ
35 取付部
36 ストッパー部材
37 補強部材
37a一端
37b折曲部
37d他端
41 第2実施例のコンクリート床版の切断機
42 側板部
43 推進手段
44 連結部分
45 長板部分
46 連結手段
51 第3実施例の切断機
52 車輪カバー
53 車軸
54 車輪
55 モーター
56 ガイドレール
57 補強部材
58 梁部材
58a基端部
59 支持金具

Claims (7)

  1. 橋梁又は高架道路のコンクリート床版の底部に沿って水平に切断することにより、橋桁の定着用のアンカーとコンクリートとを一緒に切断することができるコンクリート床版の切断機であって、
    該コンクリート床版の切断機は、切断機本体と、該切断機本体の一側部又は両側部に沿った位置に設置されて当該切断機本体の移動を案内する案内用レール部材とからなり、
    前記切断機本体は、
    前記コンクリート床版に沿って移動可能で且つ当該コンクリート床版を通過するための切断開口部を有する取付基板と、
    該取付基板に設けられる駆動モータと、
    該駆動モータの駆動に連動して駆動すると共に前記取付基板に設けられる駆動ローラと、
    該駆動ローラと相対して前記取付基板に設けられる少なくとも1つ又は1対の従動ローラと、
    該従動ローラと前記駆動ローラとで回転するワイヤー状のカッターと、
    前記取付基板を前記コンクリート床版に沿って牽引すべく設けられた牽引手段と、を備え、
    前記ワイヤー状のカッターには、複数のダイヤモンドビーズが設けられており、
    前記案内用レール部材は、
    前記コンクリート床版が設けられる前記橋桁又は前記橋桁から延長した橋桁延長部分に離隔自在に吸着させる磁石部又は電磁石部と、
    該磁石部又は電磁石部に沿って設けられるレール部と、を備えていること
    を特徴とするコンクリート床版の切断機。
  2. 前記切断開口部の両側には、前記ワイヤー状のカッターの回転に起因する浮き上がり現象を防止するためのローラ部材が設けられていること
    を特徴とする請求項1に記載のコンクリート床版の切断機。
  3. 前記牽引手段は、巻取式の帯状牽引バネと、該帯状牽引バネの先端部を前記取付基板に連結する連結部と、前記帯状牽引バネを巻き取るための巻取部と、該巻取部を前記コンクリート床版上に設置する設置部とからなること
    を特徴とする請求項1に記載のコンクリート床版の切断機。
  4. 前記案内用レール部材には、切断時の前記設置状態を安定させるために前記橋桁まで延出させて取り付ける補強部材が設けられること
    を特徴とする請求項1に記載のコンクリート床版の切断機。
  5. 橋梁又は高架道路のコンクリート床版の底部に沿って水平に切断することにより、橋桁の定着用のアンカーとコンクリートとを一緒に切断することができるコンクリート床版の切断機であって、
    該コンクリート床版の切断機は、
    前記コンクリート床版に沿って移動可能で且つ当該コンクリート床版を通過するための切断開口部を有する取付基板と、
    該取付基板の両側部に設けられる側板部と、
    該側板部に設けられる車輪と、
    前記取付基板に設けられる複数の駆動モータと、
    該駆動モータの駆動に連動して駆動すると共に前記取付基板に設けられる駆動ローラと、
    該駆動ローラ同士の間で回転するワイヤー状のカッターと、
    前記取付基板を前記コンクリート床版に沿って推進するために設けられる推進手段と、を少なくとも備え、
    該推進手段は、前記取付基板に取り付けられる牽引器、又は前記車輪を回転させるモーターであること
    を特徴とするコンクリート床版の切断機。
  6. 前記側板部は、前記取付基板が前記橋桁の長手方向中心線の垂直線に対して切断角度を傾けた状態で推進できるように、前記取付基板との取付角度を調整可能であること
    を特徴とする請求項5に記載のコンクリート床版の切断機。
  7. 請求項5に記載の切断機を使用して、前記コンクリート床版の底部に沿って水平に切断し、橋桁の定着用のアンカーとコンクリートとを一緒に切断するコンクリート床版の切断方法であって、
    前記橋桁の長手方向中心線の垂直線に対して、前記取付基板を14〜17度の範囲の角度に傾けて切断すること
    を特徴とするコンクリート床版の切断方法。
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