JP2019173542A - コンクリート床版の切断機及びコンクリート床版の切断方法 - Google Patents
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Abstract
Description
前記牽引手段は、巻取式の帯状牽引バネと、該帯状牽引バネの先端部を前記取付基板にに連結する連結部と、前記帯状牽引バネを巻き取るための巻取部と、該巻取部を前記コンクリート床版上に設置する設置部とからなること、;
前記案内用レール部材には、切断時の前記設置状態を安定させるために前記橋桁まで延出させて取り付ける補強部材が設けられること、;
を含むものである。
を含むものである。
また、ガスバーナーの火気を使用しないので、火花粉塵の飛散や煙が発生することがなく、火熱で橋桁を劣化させたり、損傷させたりすることがない。
特に、残コンクリート床版部分のコンクリートと、鋼製のスタッドジベルとを同一の作業工程で、一緒に切断するので、作業性が極めて良好である。
そして、切断機本体の側部には、案内用レール部材が設置されるので、切断機本体の切断時の移動が案内されて正確であり、その結果、確実でスムーズな切断が可能であるという種々の優れた効果を奏する。
また、ガスバーナーの火気を使用しないので、火花粉塵の飛散や煙が発生することがなく、火熱で橋桁を劣化させたり、損傷させたりすることがない。
そして、残コンクリート床版部分のコンクリートと、鋼製のスタッドジベルとを同一の作業工程で、一緒に切断するので、作業性が極めて良好である。
特に、推進手段が取付基板に取り付けられる牽引器である場合は、取付基板をコンクリート床版に沿って安定した状態で牽引できる。
また、車輪を回転させるモーターの場合は、車輪がガイドレールの上を安定した状態で移動できると共に、所望の距離を自在に移動することができるという種々の優れた効果を奏する。
このローラ部材22の存在によって、ワイヤー状のカッター18の回転に起因する浮き上がり現象を防止することができる。つまり、多数のダイヤモンドビーズ18aが設けられて段差が生じるカッター18であっても、その浮き上がり現象を有効に防止できるのである。
なお、従動ローラ17の設置個数は、一対に限定されることはなく、1個又は複数個であっても構わない。
また、ワイヤー状のカッター18には、複数のダイヤモンドビーズ18aが設けられており、コンクリートだけでなく、金属も切断できるようになっている。
なお、牽引手段(牽引器)19は、1台に限定されるものではなく、2台以上で取付基板14を牽引しても構わない。また、巻取式の帯状牽引バネ19aに替えて、図示しないスプリング式バネであってもよい。
このとき、側板26の外側に設けられた回転ローラ(車輪)27が,レール部33の下部を回転して移動する。
この補強部材37の存在によって、案内用レール部材31を安定した状態に保持できるので、切断時に案内用レール部材31がブレたりズレたりすることがない。その結果、切断機本体30が安定した状態で移動できて正確でスムーズな切断が可能となる。
連結部分44は、取付基板14の端部14aとボルト等の連結手段46で連結されており、側板部42が連結手段46を中心にして取付基板14に対して取付角度を傾けることができる仕組みになっている。
このように、側板部42は取付基板14との取付角度を傾けて変更できることによって、後述するように、取付基板14を橋桁2の長手方向中心線2cの垂直線2dに対して所定の角度θに傾けて切断する時に、側板部42の取付基板14との取付角度を適宜に調整することができるので、車輪27がガイドレール56の上を真っ直ぐに移動できる。
なお、長板部分45の外側の両方の端部に、車輪27が設けられている。
また、牽引器19は、1台に限定されるものではなく、2台以上で取付基板14を牽引しても構わない。また、巻取式の帯状牽引バネ19aに替えて、図示しないスプリング式バネであってもよい。
なお、図15及び図16中の符号56は、コンクリート床版1に沿って設けられるガイドレールを示す。
また、コンクリート床版1の切断機41は、側板部42の取付基板14との取付角度を適宜に調整することによって、車輪27がガイドレール56の上に沿って真っ直ぐに移動できる。
1a 両側のコンクリート床版部分
1b 残コンクリート床版部分
2 橋桁
2a 橋桁延長部分
2b ウエブ
2c 橋桁の長手方向中心線
2d 橋桁の長手方向中心線の垂直線
3 フランジ
4 スタッドジベル
5 コンクリート
6 切断線
7 アスファルト
11 第1実施例のコンクリート床版の切断機
12 底部
13 切断開口部
13a縁部
14 取付基板
14a端部
15 駆動モータ
16 駆動ローラ
17 従動ローラ
18 カッター
18aダイヤモンドビーズ
19 牽引手段(牽引器)
19a巻取式の帯状牽引バネ
19b連結部
19c巻取部
19d設置部
20 調整用ボルト
22 ローラ部材
23 軸
24 ベアリング
25 インバーター
26 側板
27 回転ローラ(車輪)
30 切断機本体
31 案内用レール部材
32 磁石部又は電磁石部
33 レール部
34 レバースイッチ
35 取付部
36 ストッパー部材
37 補強部材
37a一端
37b折曲部
37d他端
41 第2実施例のコンクリート床版の切断機
42 側板部
43 推進手段
44 連結部分
45 長板部分
46 連結手段
51 第3実施例の切断機
52 車輪カバー
53 車軸
54 車輪
55 モーター
56 ガイドレール
57 補強部材
58 梁部材
58a基端部
59 支持金具
Claims (7)
- 橋梁又は高架道路のコンクリート床版の底部に沿って水平に切断することにより、橋桁の定着用のアンカーとコンクリートとを一緒に切断することができるコンクリート床版の切断機であって、
該コンクリート床版の切断機は、切断機本体と、該切断機本体の一側部又は両側部に沿った位置に設置されて当該切断機本体の移動を案内する案内用レール部材とからなり、
前記切断機本体は、
前記コンクリート床版に沿って移動可能で且つ当該コンクリート床版を通過するための切断開口部を有する取付基板と、
該取付基板に設けられる駆動モータと、
該駆動モータの駆動に連動して駆動すると共に前記取付基板に設けられる駆動ローラと、
該駆動ローラと相対して前記取付基板に設けられる少なくとも1つ又は1対の従動ローラと、
該従動ローラと前記駆動ローラとで回転するワイヤー状のカッターと、
前記取付基板を前記コンクリート床版に沿って牽引すべく設けられた牽引手段と、を備え、
前記ワイヤー状のカッターには、複数のダイヤモンドビーズが設けられており、
前記案内用レール部材は、
前記コンクリート床版が設けられる前記橋桁又は前記橋桁から延長した橋桁延長部分に離隔自在に吸着させる磁石部又は電磁石部と、
該磁石部又は電磁石部に沿って設けられるレール部と、を備えていること
を特徴とするコンクリート床版の切断機。 - 前記切断開口部の両側には、前記ワイヤー状のカッターの回転に起因する浮き上がり現象を防止するためのローラ部材が設けられていること
を特徴とする請求項1に記載のコンクリート床版の切断機。 - 前記牽引手段は、巻取式の帯状牽引バネと、該帯状牽引バネの先端部を前記取付基板に連結する連結部と、前記帯状牽引バネを巻き取るための巻取部と、該巻取部を前記コンクリート床版上に設置する設置部とからなること
を特徴とする請求項1に記載のコンクリート床版の切断機。 - 前記案内用レール部材には、切断時の前記設置状態を安定させるために前記橋桁まで延出させて取り付ける補強部材が設けられること
を特徴とする請求項1に記載のコンクリート床版の切断機。 - 橋梁又は高架道路のコンクリート床版の底部に沿って水平に切断することにより、橋桁の定着用のアンカーとコンクリートとを一緒に切断することができるコンクリート床版の切断機であって、
該コンクリート床版の切断機は、
前記コンクリート床版に沿って移動可能で且つ当該コンクリート床版を通過するための切断開口部を有する取付基板と、
該取付基板の両側部に設けられる側板部と、
該側板部に設けられる車輪と、
前記取付基板に設けられる複数の駆動モータと、
該駆動モータの駆動に連動して駆動すると共に前記取付基板に設けられる駆動ローラと、
該駆動ローラ同士の間で回転するワイヤー状のカッターと、
前記取付基板を前記コンクリート床版に沿って推進するために設けられる推進手段と、を少なくとも備え、
該推進手段は、前記取付基板に取り付けられる牽引器、又は前記車輪を回転させるモーターであること
を特徴とするコンクリート床版の切断機。 - 前記側板部は、前記取付基板が前記橋桁の長手方向中心線の垂直線に対して切断角度を傾けた状態で推進できるように、前記取付基板との取付角度を調整可能であること
を特徴とする請求項5に記載のコンクリート床版の切断機。 - 請求項5に記載の切断機を使用して、前記コンクリート床版の底部に沿って水平に切断し、橋桁の定着用のアンカーとコンクリートとを一緒に切断するコンクリート床版の切断方法であって、
前記橋桁の長手方向中心線の垂直線に対して、前記取付基板を14〜17度の範囲の角度に傾けて切断すること
を特徴とするコンクリート床版の切断方法。
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