JP2019171615A - モータ及びモータの製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
上記態様によれば、カバーの固着部の両側に設けた各リブにて、固着部が各リブ間の凹設部に位置することになるため、レーザ光の光路上での例えばガラス治具(透明治具)とカバーの固着部とを離間態様とすることが可能である。つまり、カバーの補強等で設けるリブにて、ガラス治具とカバーの固着部とを離間態様とすることが可能である。
上記態様によれば、カバーは、表面及び裏面が線対称形状をなすため、モータが対称構造の2種類を製造、即ち表面側を外部に露出させる向きでカバーを取り付ける仕様のもの、裏面側を外部に露出させる向きでカバーを取り付ける仕様のものの製造において、1品番の共通のカバーで対応することが可能である。
上記態様によれば、例えばガラス治具(透明治具)を通じての押圧力を受けてモータの姿勢が支持装置にて調整されるため、回路収容凹部に対するカバーの当接が全周に亘って均一的となり、相互の固着をより安定して行うことが可能となる。
図1に示すように、本実施形態のモータ10は、制御回路付きギヤードモータであって、車両のウインドガラスを電動で昇降させるパワーウインド装置の駆動源として用いられるものである。モータ10は、回転子21の回転軸22を回転駆動するモータ部20と、回転軸22の回転を減速して出力する出力部40とを備えている。
図7(a)(b)に示すように、溶着装置70は、モータ10を支持する支持装置71と、カバー61のレーザ溶着を行うためのレーザ光LSを出射するレーザ光出射部72とを備え、またこれに加えて、カバー61の上面に載置してカバー61の押圧を図りつつ自身にレーザ光LSを透過させてカバー61の溶着部位にレーザ光LSを供給する透明治具としてのガラス治具73が用いられる。ガラス治具73は、カバー61の外形と略等しい略L字状をなし全体で一定の厚さを有する透明体にて構成され、ガラス治具73自身が加圧装置74により押圧される。
(1)本実施形態のモータ10において、回路収容凹部46の開口端部46cとレーザ溶着により固着されるカバー61の固着部64がその両側部位に設けた外周リブ62a(62b)及び内周リブ63a(63b)間の凹設部65a(65b)に位置するような構造をなしている。そのため、レーザ溶着の際、ガラス治具73を通じてカバー61を回路収容凹部46側に押圧し、ガラス治具73自身を透過させたレーザ光LSをカバー61の固着部64に照射させてのレーザ溶着が好適に行える。つまり、レーザ光LSの光路上においてガラス治具73とカバー61の固着部64とが凹設部65a(65b)により離間態様となるため、レーザ溶着の際に生じ得る焦げ等の異物のガラス治具73への付着が抑えられる。ガラス治具73への異物の付着は、以降において異物にもレーザ光LSが照射されてガラス治具73のその異物付近が異常高温状態となり、ガラス治具73の透明性悪化に繋がるヒビや割れ等の発生に繋がるため、ガラス治具73への焦げ等の異物の付着を抑える意義は大きい。これにより、ガラス治具73におけるレーザ光LSの透過を良好に維持でき、カバー61の溶着を長期に亘って安定して行うことができる。
・上記実施形態では、内周リブ63a,63bと外周リブ62a,62bとの突出高さを等しくしたが、これに限らない。例えば図8に示すように、内周リブ63a,63bを外周リブ62a,62bより突出高さを高くし、レーザ溶着時に用いるガラス治具73を内周リブ63a,63b側に当接させ、ガラス治具73による押圧力を内周リブ63a,63b側に作用させてもよい。
・回路収容凹部46内に収容する回路基板55にはモータ10の制御回路が構成されていたが、回路基板に構成される回路は制御回路以外であってもよい。
・モータ10は出力部40に減速機構(ウォーム軸52、ウォームホイール53)を備えるものであったが、減速機構を備えていないモータに適用してもよい。
Claims (7)
- モータケースの回路収容凹部内に回路基板を収容して該回路収容凹部の開口部を略板状をなすカバーにて閉塞し、前記カバーと前記回路収容凹部の開口端部とをレーザ溶着を用いて固着してなるモータであって、
前記カバーは、前記レーザ溶着により前記回路収容凹部の開口端部と固着される固着部がその両側部位よりも相対的に凹状をなす凹設部に位置させて構成されていることを特徴とするモータ。 - 前記カバーの前記固着部の両側部位にそれぞれリブが突出して設けられており、各リブ間の凹設部に前記固着部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
- 前記カバーの前記固着部の両側部位に設けられた各リブのうち、前記カバーの外周側に設けられる外周リブよりも前記カバーの内周側に設けられる内周リブの方が突出高さを高くしてなることを特徴とする請求項2に記載のモータ。
- 前記カバーの前記固着部の両側部位に設けられた各リブのうち、前記カバーの外周側に設けられる外周リブと前記カバーの内周側に設けられる内周リブとを有し、更に前記内周リブの内側部分に正六角形のハニカム形状の補強リブが設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載のモータ。
- 前記カバーは、表面及び裏面が線対称形状にて構成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のモータ。
- 請求項1〜5の何れか1項に記載のモータの製造方法であって、
前記カバーにおける前記固着部の両側部位に少なくとも透明治具を当接させ、前記透明治具を通じて前記カバーを前記回路収容凹部側に相対的に押圧し、前記透明治具自身を透過させたレーザ光を前記透明治具と離間態様にある前記固着部に照射させて前記固着部のレーザ溶着が行われることを特徴とするモータの製造方法。 - 前記透明治具を通じての押圧力を受けて前記モータを支持する支持装置での前記モータの姿勢が調整されることを特徴とする請求項6に記載のモータの製造方法。
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