JP2019170259A - 農作業機 - Google Patents

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和弘 瀧尾
Kazuhiro Takio
和弘 瀧尾
園田 義昭
Yoshiaki Sonoda
義昭 園田
伸輝 大門
Nobuki Daimon
伸輝 大門
三本 松夫
Matsuo Mitsumoto
松夫 三本
崇将 今里
Takamasa Imazato
崇将 今里
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【課題】落下排出路から排出路への合流箇所で、排出路側における風速低下やブロワの動力ロスの発生を低減させて、落下排出路から排出路への粉粒体投入が良好に行われるようにする。【解決手段】粉粒体供給装置3から繰り出された粉粒体を供給対象箇所へ搬送する供給路35とは別に、粉粒体供給装置3から排出された粉粒体を所定箇所へ搬送する排出路42と、風力搬送用の搬送風を供給するブロワ40と、が備えられ、繰出部から排出路42へ向けて粉粒体を送り込む落下排出路6が設けられ、排出路42における落下排出路6の合流箇所近くの風上側に、排出路42内を流れる搬送風の風路を絞る絞り部44が形成されている。【選択図】図7

Description

本発明は、粉粒体供給装置から繰り出された粉粒体を供給対象箇所へ風力搬送する供給路とは別に、粉粒体供給装置から排出された粉粒体を所定箇所へ搬送する排出路と、粉粒体供給装置に残留する粉粒体を排出路へ向けて送り込む落下排出路と、を備えた農作業機に関する。
上記のように、供給路とは別に風力搬送による排出路を備える粉粒体供給装置を備える農作業機としては、従来より下記[1]に記載のものが知られている。
[1] 粉粒体供給装置から排出された粉粒体を所定箇所へ搬送する排出路(特許文献では排出ダクト)と、粉粒体供給装置に残留する粉粒体を排出路へ向けて送り込む落下排出路(特許文献では排出部)と、を備えた農作業機において、落下排出路が、粉粒体供給装置から延出された複数の供給路(特許文献では供給ダクト)よりも下側の排出路に接続されている(たとえば特許文献1参照)。
特開2018−000059号公報(段落「0040」,「0094」、図3、図6参照)
上記[1]に記載の従来技術のように、供給路側と排出路側との何れかに送風方向を切り換えて、粉粒体を供給路に供給するか、排出路から取り出すかを選択できるようにすると、貯留部に残留している被搬送物を、風力を利用して簡単に所定箇所への搬送、又は排出路端部からの排出を選択し得る点では有用なものである。
しかしながら、この従来の構造のものでは、落下排出路の下端側の一部が、排出路を構成する筒状部材の内部に突入する状態で接続されている。このように落下排出路の一部を筒状部材の内部に突入させると、排出路側から落下排出路側への粉粒体の逆流を抑制し得る点では有用であるが、排出路に突入した落下排出路の一部が、排出路内の風路抵抗となって、ブロワの動力ロスとなったり、搬送風の風速が弱められたりする虞がある点で改善の余地がある。
本発明は、粉粒体の供給を風力搬送によって行う構造の粉粒体供給装置を備えた農作業機において、落下排出路から排出路への合流箇所で、排出路側における風速低下やブロワの動力ロスの発生を低減し得るようにして、落下排出路から排出路への粉粒体投入が良好に行われるようにしようとするものである。
本発明の農作業機は、走行機体上に、粉粒体を供給する粉粒体供給装置と、前記粉粒体供給装置から繰り出された粉粒体を供給対象箇所へ搬送する供給路と、前記供給路とは別に、前記粉粒体供給装置から排出された粉粒体を所定箇所へ搬送する排出路と、前記供給路及び排出路に対して選択的に風力搬送用の搬送風を供給するブロワと、が備えられ、前記粉粒体供給装置に、粉粒体を貯留する貯留部と、その貯留部から所定量ずつ粉粒体を前記供給路へ繰り出す繰出部が備えられ、前記繰出部から前記排出路へ向けて粉粒体を落下させて送り込む落下排出路が設けられ、前記排出路における前記落下排出路の合流箇所近くの風上側に、前記排出路内を流れる搬送風の風路を絞る絞り部が形成されているものである。
本発明によれば、排出路内を流れる搬送風の風路を絞る絞り部が設けられ、その絞り部が、排出路における落下排出路の合流箇所近くの風上側に存在するので、排出路内で絞られた箇所に落下排出路から粉粒体が供給されることになる。
これより、風路を絞られて風速が速くなり、減圧した箇所に合流する粉粒体は、スムースに搬送風によって吸い込まれながら搬送され易い。そして、落下排出路の合流箇所には、風路内の搬送風が逆流方向に作用する虞もなく、良好な合流状態が得られる。
また、排出路の風路は絞り部によって絞られるので、落下排出路の一部を風路内に突入させた場合のように、搬送風の風速を低減させたり、ブロワの動力ロスとなる虞も少ない。
上記構成において、前記排出路が、前記走行機体の左右方向に沿って延設された筒状部材によって構成され、前記絞り部が、前記筒状部材の上面側で径方向内方側へ凹入した形状の、前記筒状部材の上面部分により形成されていると好適である。
本構成によれば、絞り部が排出路を構成する筒状部材によって構成されているので、構造の簡素化や軽量化を図る上で有効である。
また、絞り部は筒状部材の上面側を凹入させた形状によって設けられるので、その絞り部の存在箇所に設けた落下排出路の合流箇所が、排出路を構成する筒状部材の径方向での中心部近くに寄せられた位置となる。したがって、その合流箇所に投入された粉粒体は、排出路内の搬送風に合流し易くなり、排出路内の搬送風に乗って排出され易くなる。
上記構成において、前記落下排出路の下部は、下端側ほど前記排出路における搬送風の流れ方向での下流側に位置する傾斜姿勢で、前記排出路に接続されていると好適である。
本構成によれば、落下排出路から排出路への粉粒体の合流箇所では、落下排出路から排出路へ流入する粉粒体の移動方向が、排出路内における搬送風の風下側へ向かう移動成分を有した状態で合流させられる。
したがって、落下排出路から流入する粉粒体が、排出路内で搬送風により流動させられる粉粒体の流れに乗りやすく、また、排出路内を流れる搬送風が落下排出路内へ流れ込む虞も少ない。
上記構成において、前記排出路へ搬送風を供給するブロワの電動モータが、前記排出路よりも高い位置に設けられていると好適である。
本構成によれば、排出路を洗浄した場合にも、ブロワの電動モータに洗浄液が降りかかる虞は少なくて済む。
上記構成において、前記排出路の風下側端部に、搬送風と粉粒体とを分離する分離手段を備えると好適である。
本構成によれば、排出路の風下側端部での粉粒体の回収を便利に行うことができる。
上記構成において、前記分離手段が、前記排出路を流れる搬送風の風下側における排出方向を、前記走行機体の左右方向での一端部で機体横外側後方へ向け、前記粉粒体の排出方向を、前記走行機体の左右方向での一端部で機体前方側下方へ向けるように構成されていると好適である。
本構成によれば、搬送風の風下側における排出方向が、走行機体の左右方向での一端部で機体横外側後方へ向けられているので、搬送風が機体前方側の運転座席付近へ吹きかけられる虞が少ない。それでいて、粉粒体の排出方向は走行機体の左右方向での一端部で機体前方側下方へ向けられているので、運転座席近くで容易に回収作業を行い易い。
本発明を適用した乗用型田植機を示す左側面図である。 本発明を適用した乗用型田植機を示す平面図である。 粉粒体供給装置を示す背面図である。 粉粒体供給装置を示す平面図である。 図3におけるV-V線断面図である。 図3におけるVI-VI線断面図である。 粉粒体供給装置における一部切り欠き背面図である。 粉粒体供給装置における排出路端部を示す右側面図である。 粉粒体供給装置における排出路端部を示す上下方向断面図である。
以下、本発明の実施形態の一例を図面の記載に基づいて説明する。
尚、実施の形態における前後方向及び左右方向は、特段の説明がない限り、以下のように記載している。図1及び図2に示すように、農作業機の作業走行時における前進側の進行方向が「前方dF」であり、後進側の進行方向が「後方dB」である。そして前後方向での前向き姿勢を基準として右側に相当する方向が「右方dR」であり、左側に相当する方向が「左方dL」である。
〔農作業機の全体構成〕
図1及び図2は、本発明を適用した農作業機の一例である乗用型田植機を示している。
この乗用型田植機は、操向操作自在な左右一対の前輪11及び左右一対の後輪12を備えた走行機体1の車体フレーム10の前部側に、エンジン13及びミッションケース14を備えている。走行機体1の中央部にステアリングハンドル等を装備した操縦部15と運転座席16とを設け、走行機体1を構成する車体フレーム10の後部における後部ステップ18上に、粉粒体供給搬送手段Aとしての、施肥装置3(粉粒体供給装置に相当する)及び起風搬送装置4が配置されている。
エンジン13の左右両側、及び操縦部15と運転座席16との間、ならびに運転座席16の左右両側には、前記後部ステップ18よりも低く位置させた、ほぼ平坦なステップ部分を有した運転部ステップ17が設けられている。この運転部ステップ17のさらに外側で前記エンジン13の配設箇所と対向する左右箇所に予備苗のせ台26が配設されている。
車体フレーム10の後部側では、車体フレーム10を構成する左右一対の支持フレーム板10Bが、同じく車体フレーム10を構成するメインフレーム10A上に立設してある。この支持フレーム板10Bに一端側を枢支連結したリンク機構19の他端側に、作業装置Bの一例である苗植付装置2を装着することにより乗用型田植機を構成している。前記リンク機構19は、リフトシリンダ19aを備えていて、苗植付装置2を走行機体1に対して昇降操作自在に連結している。
図2に示すように、苗植付装置2は8条植えに構成されている。8条植えの苗植付装置2は、4個の植付伝動ケース20、植付伝動ケース20の左右両側に回転駆動自在に支持される回転ケース21、回転ケース21の両端に配備される一対の植付爪22、5個の接地フロート23、及び苗のせ台24等を備えることによって、一行程で8条分の苗植え付けを行うことが可能な構造のものである。
〔粉粒体供給搬送手段〕
次に、粉粒体供給搬送手段Aの構成について説明する。
粉粒体供給搬送手段Aは、被搬送物としての肥料(粉粒体に相当する)を貯留して所定量ずつ繰り出し供給するための施肥装置3(粉粒体供給装置に相当する)と、風力で粉粒体を作業装置B側に向けて搬送するための起風搬送装置4と、を備えている。これらの施肥装置3及び起風搬送装置4が、図1及び図2に示すように、走行機体1の後部で、かつ運転座席16の後側位置で左右方向に並べて配置され、車体フレーム10上に設けた支持フレーム5によって支持されている。
〔施肥装置〕
施肥装置3について説明する。
施肥装置3は、図3乃至図6に示すように、2条分の肥料を貯留する透明樹脂製の肥料ホッパー30(貯留部に相当する)の4個と、2条分の肥料を繰り出す繰り出し機構32を内装した繰り出しケース31(繰出部に相当する)の4個と、を備えて、8条植え用に構成されている。
上記の4個の肥料ホッパー30、及び繰り出し機構32を内装する4個の繰り出しケース31のうち、肥料を貯留する一つの肥料ホッパー30と、その肥料ホッパー30から所定量ずつ粉粒体を繰り出す一つの繰り出しケース31と、の対で、一つの供給ユニット部分3Aが構成されている。したがって、この施肥装置3には、4個の供給ユニット部分3Aが、左右方向に並ぶ状態で配設されている。
供給ユニット部分3Aのうち、各繰り出しケース31に内装された繰り出し機構32は、外周部に粉粒体入込み用の凹部33aが形成された繰り出しロール33を備えている。この凹部33aは、繰り出しロール33の回転軸心に沿う方向の凹溝状に形成され、繰り出しロール33の周方向での多数箇所に形形成されている。
繰り出しロール33は、繰り出しケース31の粉粒体排出口31aの上部側に設けた開閉弁31bと同程度の高さ位置で、かつ、漏斗部34の上方に回転可能に配置してある。開閉弁31bは、図6に実線で示す閉塞位置と、仮想線で示す開放位置とに開閉操作可能に構成されている。尚、図6中の符号33bは、回転する繰り出しロール33の周面に摺接して、すり切り作用をするブラシである。
肥料ホッパー30は、上面側が開放された矩形箱状の容器本体30Aと、その容器本体30Aの上面側を開閉可能な蓋体30Bとを備えている。
容器本体30Aの底面側には、格子状の異物除去ネット36が設けられている。この異物除去ネット36は、容器本体30Aの中央底板部30cの上側に立設した固定部材30dに載置支持されている。
中央底板部30cには、図示はしないが容器本体30A内の粉粒体が流通可能な開口が形成されている。
中央底板部30cの下側に、繰り出しケース31の上部開口部分に備えたベース仕切体31cが、中央底板部30cを下方から支える状態で設けられている。このベース仕切体31cは、図6に示すように複数本の山形状の桟部材を備え、その桟部材同士の間に、粉粒体が流通可能な通路開口が形成されている。
繰り出しケース31の上部でベース仕切体31cの直下の位置に、肥料ホッパー30側から、繰り出しケース31内の繰り出しロール33が収容されている空間への、粉粒体の通過を遮断する状態と、通過を許容する状態とに、切り換え操作可能なシャッター37が設けられている。
容器本体30Aの底面側は、前後方向での中央寄り部分ほど低位となる下窄まり状の傾斜面に形成されている。
つまり、容器本体30Aの底面のうち、周壁に近い側から中央底板部30cにわたる前部底面30fは、図6に示すように、繰り出しケース31における粉粒体排出口31aの上下方向の中心部と、ベース仕切体31cの前後方向での中心部とを結ぶ仮想線分L1に沿った傾斜面となっている。
このように、前部底面30fの傾斜を仮想線分L1に沿わせることにより、ベース仕切体31cよりも下側のシャッター37と繰り出しロール33との間で粉粒体が滞留する量を低減し易い。
容器本体30Aの底面のうち、周壁に近い側から中央底板部30cにわたる後部底面30bは、図6中に示すように、周壁に近い側の後部底面30b部分から繰り出しロール33に対する接線L2よりも下方側にも、より急角度で傾斜した後部底面30b部分が存在している。
このように、接線L2よりも下方側にも粉粒体を繰り出しロール33の回転方向の上手側へ案内するような傾斜面部分を後部底面30b部分に形成して、繰り出しロール33への粉粒体の供給がスムースに行われるようにしてある。
肥料ホッパー30は、支持フレーム5に対して、繰り出しケース31とともに、図6に示す横軸心x1周りで回動操作可能に支持されている。つまり、図6に実線で示す起立姿勢と、図6に仮想線で示す倒伏姿勢と、に姿勢変更可能に構成されている。倒伏姿勢では、肥料ホッパー30の全体を後倒れ姿勢に変更して容器本体30Aの内部を開放可能に構成されている。
このとき、図6中に仮想線で示すように、後倒れ姿勢に姿勢変更された肥料ホッパー30における容器本体30Aが支持フレーム5と干渉しないように、容器本体30Aの後部底面30bは凹入した形状に形成されている。
繰り出しケース31に内装された繰り出し機構32には、ミッションケース14からの駆動力が伝達される。つまり、図示しないワンウェイクラッチ機構などを備えた伝動機構を介して、ミッションケース14からの駆動力が繰り出し用駆動軸32aに伝えられ、繰り出し用駆動軸32aが間欠回転駆動される。この繰り出し用駆動軸32aの間欠回転に伴って、繰り出し用駆動軸32aにギヤ連動された繰り出しロール33が間欠回転駆動され、繰り出し機構32の駆動が行われる。
繰り出し機構32が駆動されると、肥料ホッパー30に貯留されていた肥料が繰り出されるのであるが、この繰り出しは、次のように行われる。
つまり、繰り出しロール33の上部側において凹部33aに入り込んだ肥料が、繰り出しロール33の回転に伴ってブラシ33bによるすり切り作用を受ける。その後、さらに繰り出しロール33が回転して、凹部33aが繰り出しロール33の下部側に達する毎に、凹部33a内の肥料が漏斗部34に落下する。このように繰り出しロール33の下部側に達した順に凹部33a内の肥料が漏斗部34に落下する状態が、肥料が所定量ずつ繰出される状態である。
そして、漏斗部34に繰出された肥料は、後述する起風搬送装置4の電動ブロワ40から送り込まれる高圧の風で前記漏斗部34の出口側に接続された供給路35から作業装置B側へ送り出される。
〔起風搬送装置〕
繰り出し機構32から繰り出された粉粒体を風力で苗植付装置2側へ搬送するための起風搬送装置4は次のように構成されている。
図2及び図3に示すように、起風搬送装置4は、起風用の電動ブロワ40(ブロワに相当する)と、粉粒体を苗植付装置2側へ搬送するための供給経路に位置する搬送ダクト41と、粉粒体を外部へ搬出するための排出経路となる排出ダクト42(排出路に相当する)と、電動ブロワ40からの搬送風を搬送ダクト41又は排出ダクト42に選択供給する分岐ダクト43と、を備えている。
電動ブロワ40は、電動モータ40aで駆動される起風翼(図示せず)の回転軸心y1を上下方向に沿わせた状態で配置してある。電動ブロワ40は、下向きの吸気口40bから外気を取り込み、走行機体1の左横一側方から他側方へ向けて搬送風を吹き出すように、水平方向で横向きに開口する送気口40cを備えている。
電動ブロワ40の前記送気口40cに対して、分岐ダクト43の上流側端部が接続されている。二股に分岐した分岐ダクト43の下流側に、前記搬送ダクト41と、前記排出ダクト42と、が接続されている。電動ブロワ40の前記吸気口には、図1及び図3に示すように、エンジン13の近くに吸い込み用開口を備えて、エンジン13周辺の暖められた外気を吸引するように吸気ダクト27が接続されている。
図3及び図7に示すように、電動ブロワ40は、排出ダクト42よりも高い位置に設けられている。そして、電動モータ40aは電動ブロワ40の上側に配置されているので、排出ダクト42に対して電動モータ40aはさらに高い位置に配設された状態となる。
搬送ダクト41は電動ブロワ40とほぼ同高さ位置に設けられているが、電動モータ40aは搬送ダクト41に対しても、さらに高い位置に配設された状態で設けられている。
したがって、排出ダクト42や搬送ダクト41を水洗いした場合などに、電動モータ40aに洗浄水が浸入して、電動モータ40aに悪影響を与える虞が少ない。
前記分岐ダクト43内には、前記電動ブロワ40の送気口40cから供給される風を、供給経路側か排出経路側かのいずれかの側に切り換えて供給するための経路切換弁(図示せず)が装備されている。この経路切換弁の切換操作に基づいて電動ブロワ40の送風方向を、供給経路の搬送ダクト41側、もしくは排出経路の排出ダクト42側の何れかに切換可能に構成されている。
〔粉粒体供給系〕
分岐ダクト43に接続された搬送ダクト41と排出ダクト42とのうち、搬送ダクト41は、図3〜図6に示すように構成してある。
すなわち、搬送ダクト41は、複数本の搬送短尺パイプ41Aを、環状の連結具41Bを介して同心状に接続することにより、所定長さの連続した筒状に形成したものである。そして、走行機体1の左右方向に沿う状態で配設された搬送ダクト41には、その長手方向での中間位置における複数箇所で、苗植付装置2の作溝器25に対して肥料を供給するための供給路35が接続されている。
図5及び図6に示すように、漏斗部34の下端部に、繰り出された肥料を搬送風に乗せて送り出すための送出用分岐管部35aが設けられている。この送出用分岐管部35aは、一端側が搬送ダクト41の内部に挿入された状態で固定され、他端側が漏斗部34の下端開口34aの位置を越えて後方側へ延出され、筒状体35bを介して供給ホース35cに接続されている。
この構造によれば、電動ブロワ40の送気口から搬送ダクト41へ供給された風を、送出用分岐管部35aの一端側から受け入れて、送出用分岐管部35aの他端側から筒状体35bを介して供給ホース35c側へ送り出す。このとき、漏斗部34の下端開口34aから送出用分岐管部35aに繰り出された肥料を、送出用分岐管部35a内を流れる搬送風に乗せて送り出し、苗植付装置2の作溝器25に対して肥料を供給することができる。
供給路35は、上記の送出用分岐管部35a、筒状体35b、供給ホース35cを備えたものである。
上記の繰り出し機構32における漏斗部34の下端開口34a、及び送出用分岐管部35a、ならびに送出用分岐管部35aに接続される筒状体35bや供給ホース35cは、供給ユニット部分3A毎に左右一対設けられている。つまり、各供給ユニット部分3Aに、その供給ユニット部分3Aから繰り出された2条分の肥料を、苗植付装置2における対応する位置の二箇所の作溝器25に対して各別に供給するように、左右一対の供給路35が接続されている。
〔粉粒体排出系〕
分岐ダクト43に接続された搬送ダクト41と排出ダクト42とのうち、排出ダクト42は、図3〜図6に示すように構成してある。
すなわち、排出ダクト42は、複数本の排出短尺パイプ42Aを同心状に接続することにより、所定長さの連続した筒状に形成し、かつ、終端部に着脱可能な終端パイプ42Bを接続してある。つまり、排出ダクト42は、全体が直管状の筒状部材で構成された複数本の排出短尺パイプ42Aと、一端側が末尾の排出短尺パイプ42Aに嵌着され、他端側が外部に開放される終端パイプ42Bと、の組み合わせで構成されている。
これらの複数本の排出短尺パイプ42Aの組み合わせと、最終端部に接続された終端パイプ42Bと、により、長尺の排出ダクト42が構成される。
排出短尺パイプ42Aは、走行機体1の左右方向に沿って直線的に延設された筒状部材によって構成されている。この排出短尺パイプ42Aは、図3及び図7に示すように、下面側の端縁が一直線状であり、上面側の端縁が部分的に下方へ凹入する形状となっている。つまり、排出短尺パイプ42Aの下半側は、通常の円筒状曲面を有した筒状に形成されているが、上半側は、筒状部材の上面側を径方向内方側へ凹入させた形状として、その凹入した部分が排出短尺パイプ42Aの流路断面の断面積を部分的に絞る絞り部44として機能するように構成されている。
この排出ダクト42における絞り部44では、後述する落下排出路6が合流する箇所よりも搬送風の流れ方向での上流側に最大絞り位置が存在している。
また、絞り部44の存在範囲は、図3及び図7に示すように、最大絞り位置が存在する箇所よりも搬送風の流れ方向での上流側が短く、最大絞り位置が存在する箇所よりも搬送風の流れ方向での下流側での存在範囲が長い。これにより、絞り部44では、急速に絞って搬送風の流れ速度を上昇させ、最大絞り位置を過ぎてから徐々に絞り度合いを緩めて搬送風の流れ速度も減速されるようにしてある。
絞り部44の存在箇所では、排出ダクト42の他の部位に比べて搬送風の流速が増し負圧部分が生じている。この絞り部44が存在する箇所に後述する落下排出路6を合流させると、排出ダクト42の流路内面での流線の剥がれに伴って生じる負圧部分に落下排出路6からの粉粒体が吸引され易く、粉粒体が繰り出しケース31側へ舞い戻る虞が少ない。
終端パイプ42Bは、図3及び図8,9に示すように、排出短尺パイプ42Aの軸線方向に沿って横外側方へ延出された排風管部分42Baと、排出短尺パイプ42Aの軸線方向に対して、斜め下方向きに向き変更された粉粒体回収管部分42Bbと、を備えている。
そして、排出ダクト42内で風力搬送される粉粒体の通過を制限して搬送風のみを通過させることにより、搬送風と粉粒体とを分離するための分離手段45が設けられている。
この分離手段45は、終端パイプ42Bのうち、二股状に分岐した排風管部分42Baと粉粒体回収管部分42Bb、及び、その内部に装着された網状体46を備えている。そして、網状体46は、排風管部分42Baと粉粒体回収管部分42Bbとの分岐箇所で、排風管部分42Ba側への搬送風の通過を許しながら、粉粒体の通過を抑制し、粉粒体回収管部分42Bb側へ粉粒体を案内するように構成されている。つまり、網状体46は、排出ダクト42内を流動する粉粒体の通過を阻止して搬送風のみを通過させるに適当な大きさの多数の通気孔を有している。
分離手段45では、排出ダクト42内を流れる搬送風の風下側における排出方向を、図8の図中で矢印a1に示すように、走行機体1の左右方向での一端部で機体横外側後方へ向けている。そして、粉粒体の排出方向は、図8の図中で矢印a2に示すように、走行機体1の左右方向での一端部で機体前方側下方へ向けるように構成されている。
このように、搬送風の排出方向を機体横外側後方へ向けることで、排出された風が運転者の搭乗する機体前方側へ向けられるものではないので、操縦部15に粉粒体が飛散する虞は少ない。
〔落下排出路〕
施肥装置3の供給ユニット部分3Aから排出ダクト42への落下排出路6について説明する。
施肥装置3に備えた肥料ホッパー30と、繰り出し機構32を内装する繰り出しケース31と、の対で構成される供給ユニット部分3Aのそれぞれには、前述した左右一対の供給路35,35とともに、繰り出しケース31内の左右一対の繰り出し機構32から排出ダクト42へ向けて残留肥料を落下排出するための落下排出路6が設けられている。
この落下排出路6における粉粒体の「落下」とは、完全な自由落下に限らず、斜面を滑落するような流下をも意味するものであり、肥料等の粉粒体が自重で降下する状態を示している。
落下排出路6は、図3乃至図7に示すように、下端側が排出ダクト42に連なる下部流路6bと、その下部流路6bの上端側から二股状に分岐された上部流路6aを備えたものであり、背面視でY字状に形成されている。
上部流路6aの左右の上端側は、左右一対の粉粒体排出口31aに接続されている。左右の粉粒体排出口31aは、繰り出しケース31内に備えた繰り出しロール33の存在箇所よりも、繰り出しケース31内の上方側空間に連通している。
したがって、2条分の肥料を繰り出す繰り出し機構32を内装した繰り出しケース31の内部空間に残留する肥料を、繰り出しロール33よりも上方側における繰り出しケース31内空間から、左右一対の粉粒体排出口31a及び落下排出路6を用いて、排出ダクト42へ落下排出させることができる。
そして、落下排出路6の下部流路6bは、図3及び図7に示すように、この落下排出路6の上端側を接続した供給ユニット部分3Aから、苗植付装置2側へ延出された左右一対の供給路35,35同士の間を通る位置に設けられている。この供給路35,35同士の間を通過した落下排出路6の下端が排出ダクト42に接続されている。
上記のように、落下排出路6が、背面視でY字状に形成されていて、下部流路6bが供給路35,35同士の間を通過するように設けられているので、例えば、落下排出路6を左右の供給路35,35の横外側を通して排出ダクト42に接続する場合に比べて、機体後方側からみた背面視で、落下排出路6の全体が、比較的急勾配の傾斜角度を有した流路となる。これにより、落下排出路6での粉粒体の自重落下を円滑に行わせ易い。
また、落下排出路6の下部流路6bは、図3及び図7に示すように、落下排出路6の下部は、下端側ほど排出ダクト42における搬送風の流れ方向での下流側に位置する傾斜姿勢で、排出ダクト42に接続されている。さらに、落下排出路6の下部が接続されているのは、前述した絞り部44の最大絞り位置よりも搬送風の流れ方向での下流側の位置である。
つまり、落下排出路6を自重落下する残留肥料は、搬送風の流れが最も速い最大絞り位置の直後で搬送風に合流する。このとき合流箇所では、自重落下する残留肥料が排出ダクト42における搬送風の流れ方向に沿う方向の移動慣性を有した状態で、かつ排出ダクト42における搬送風の流れに斜め方向から合流することになる。これにより、排出ダクト42内を流れる搬送風の負圧によるエジェクター作用と、搬送風の流れ方向に沿う方向での合流とで、スムースな合流が行われ、残留肥料が落下排出路6側へ逆流するような現象を生じる虞は少ない。
さらに、落下排出路6は、図5及び図6に示すように、供給路35,35の延出方向に沿う方向で、繰り出しケース31から遠ざかる側ほど低くなる傾斜姿勢で設けられ、かつ、上部流路6aの傾斜よりも下部流路6bの傾斜が急角度に設定されている。
したがって、落下排出路6内での粉粒体の自重落下を行わせ易い。特に、下部流路6bの傾斜が急角度であることにより、この下部流路6bで粉粒体が停滞したり、逆流したり、する虞の少ない状態で排出することができる。
また、落下排出路6のうち、下部流路6bにおける急傾斜部分の流路断面積は、分岐している上部流路6aにおける緩傾斜部分の流路断面積の総和よりも小さく設定されている。
これは、緩傾斜部分の上部流路6aを自重降下する速度に比べて、急傾斜部分の下部流路6bを自重降下する粉粒体の速度が速いので、下部流路6bの流路断面積を上部流路6aの流路断面積の総和と同等以上にする必要はなく、所定の面積比を確保しておけば、ある程度小さくしても、粉粒体の詰まりを生じ難い、という理由による。実際には、周辺スペースに余裕のある上部流路6a側の管径をかなり大きくして、詰まりの生じにくい大きさにしているので、分岐している左右の上部流路6a,6aのそれぞれと比較しても、下部流路6bの流路断面積は同等以下程度に小さく設定されている。これにより、比較的流路断面積の小さな下部流路6bを採用して、供給路35,35同士の間を通過させやすくしている。
この落下排出路6では、図4に示すように、下部流路6bの流路断面形状は、供給路35の延出方向に沿う方向の外径が、供給路35の延出方向に交差する方向の外径よりも大きい、長円状の断面形状に形成されている。
したがって、この長円状の流路断面形状を有効利用することによって、左右の供給路35,35に交差する方向での外径を小さくしても、下部流路6bの全体としては、必要かつ十分な流路断面積を確保し得る。
〔別実施形態の1〕
実施の形態では、粉粒体供給装置として施肥装置3を採用した構造のものを例示したが、必ずしもこの構造に限定されるものではない。例えば、粉粒体供給装置として、除草剤や病虫害忌避剤等の薬剤散布装置を採用したもの、あるいは種籾を供給する播種装置として粉粒体供給装置を用いたものであってもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔別実施形態の2〕
上記の実施の形態では、粉粒体を貯留する貯留部である肥料ホッパー30と、その貯留部から所定量ずつ粉粒体を繰り出す繰出部である繰り出しケース31と、の対で構成された一つの供給ユニット部分3Aに、その供給ユニット部分3Aから繰り出された粉粒体を、供給対象箇所である左右二つの作溝器25へ向けて搬送する左右一対の供給路35が接続された構造のものを示したが、必ずしもこの構造に限定されるものではない。
例えば、一つの供給ユニット部分3Aに、三つ以上の供給路35が接続されて、三つ以上の作溝器25へ向けて搬送する構造のものであってもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔別実施形態の3〕
上記の実施の形態では、2条分の肥料を貯留する透明樹脂製の肥料ホッパー30(貯留部に相当する)の4個と、2条分の肥料を繰り出す繰り出し機構32を内装した繰り出しケース31(繰出部に相当する)の4個と、を備えたもの、つまり、施肥装置3として4個の供給ユニット部分3Aを備えた構造の農作業機を例示したが、この構造に限られるものではない。
例えば、供給ユニット部分3Aが3個以下である、もしくは5個以上を備えたものであってもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔別実施形態の4〕
上記の実施の形態では、一つの供給ユニット部分3Aから排出ダクト42へ向けて粉粒体を送り込む落下排出路6が、当該供給ユニット部分3Aに接続された二つの供給路35,35同士の間を通る位置に設けられた構造のものを例示したが、必ずしもこの構造に限定されるものではない。
例えば、一つの供給ユニット部分3Aに三つの供給路35が接続されている場合には、三本の落下排出路6を用いて、二本の落下排出路6が三つの供給路35同士の間を通り、残りの一本の落下排出路6が三つの供給路35同士の間から外れた位置を通って排出ダクト42に接続するものであってもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔別実施形態の5〕
上記の実施形態では、落下排出路6として、下端側が排出ダクト42に連なる下部流路6bと、その下部流路6bの上端側から二股状に分岐された上部流路6aを備えてY字状に形成された構造のものを例示したが、必ずしもこの構造に限定されるものではない。
例えば、二本の上部流路6aに二本の下部流路6bが連なる直管状の、別々の落下排出路6を用いて、一方の落下排出路6が他方の落下排出路6の前後に並ぶ状態に位置させて、左右の供給路35,35同士の間を通る位置に設けてもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔別実施形態の6〕
上記の実施の形態では、絞り部44が、排出ダクト42を構成する排出短尺パイプ42Aの上面側を部分的に下方へ凹入する形状とすることによって構成した構造のものを例示したが、必ずしもこの構造に限定されるものではない。
例えば、排出ダクト42の全周を絞ったり、別途、絞り用の部材を排出ダクト42の内部に装着したものであってもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔別実施形態の7〕
上記の実施の形態では、分離手段45として、二股状に分岐した排風管部分42Baと粉粒体回収管部分42Bb、及び、その内部に装着された網状体46を備えた構造のものを例示したが、これに限らず、例えば、網状体46の役割を果たすパンチングメタルや、フィルター等を用いてもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
本発明の農作業機は、実施形態で示したように、走行車体に粉粒体供給装置としての肥料供給装置を搭載し、乗用型田植機として用いることができる。また、粉粒体供給装置としては、肥料ではなく薬剤を供給する装置として構成することもでき、その薬剤供給装置を走行車体に搭載して、薬剤散布機として用いることもできる。あるいは、種籾を供給するための手段として粉粒体供給装置を用い、直播機として構成することもできる。
その他、水田作業用とは限らず、田畑や果樹園で肥料や薬剤、あるいは種籾などの粉粒体を散布するための手段として本発明の農作業機を用いても良い。
1 走行機体
3 粉粒体供給装置(施肥装置)
6 落下排出路
30 貯留部(肥料ホッパー)
31 繰出部
32 繰り出し機構
35 供給路
40 ブロワ
40a 電動モータ
42 排出路
44 絞り部
45 分離手段

Claims (6)

  1. 走行機体上に、
    粉粒体を供給する粉粒体供給装置と、
    前記粉粒体供給装置から繰り出された粉粒体を供給対象箇所へ搬送する供給路と、
    前記供給路とは別に、前記粉粒体供給装置から排出された粉粒体を所定箇所へ搬送する排出路と、
    前記供給路及び排出路に対して選択的に風力搬送用の搬送風を供給するブロワと、が備えられ、
    前記粉粒体供給装置に、粉粒体を貯留する貯留部と、その貯留部から所定量ずつ粉粒体を前記供給路へ繰り出す繰出部が備えられ、
    前記繰出部から前記排出路へ向けて粉粒体を落下させて送り込む落下排出路が設けられ、
    前記排出路における前記落下排出路の合流箇所近くの風上側に、前記排出路内を流れる搬送風の風路を絞る絞り部が形成されている農作業機。
  2. 前記排出路が、前記走行機体の左右方向に沿って延設された筒状部材によって構成され、
    前記絞り部が、前記筒状部材の上面側で径方向内方側へ凹入した形状の、前記筒状部材の上面部分により形成されている請求項1記載の農作業機。
  3. 前記落下排出路の下部は、下端側ほど前記排出路における搬送風の流れ方向での下流側に位置する傾斜姿勢で、前記排出路に接続されている請求項1又は2記載の農作業機
  4. 前記排出路へ搬送風を供給するブロワの電動モータが、前記排出路よりも高い位置に設けられている請求項1〜3のいずれか一項記載の農作業機。
  5. 前記排出路の風下側端部に、搬送風と粉粒体とを分離する分離手段を備えた請求項1〜3のいずれか一項記載の農作業機。
  6. 前記分離手段が、前記排出路を流れる搬送風の風下側における排出方向を、前記走行機体の左右方向での一端部で機体横外側後方へ向け、前記粉粒体の排出方向を、前記走行機体の左右方向での一端部で機体前方側下方へ向けるように構成されている請求項5記載の農作業機。
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