JP2019169419A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】アノードオフガス中の水を効果的に凝縮させることの可能な燃料電池システムを得る。【解決手段】アノードオフガス管P7は、第1熱交換部30、及び第1空気予熱部32を経て燃料再生部22と接続されている。第1空気予熱部32では、アノードオフガスと第1カソード16Aへ向かう空気との間で熱交換が行われ、アノードオフガスが冷却されると共に、空気が加熱される。燃料再生部22には、アノードオフガスから、熱交換による冷却により凝縮された水が貯留される。【選択図】図1

Description

本発明は燃料電池システムに関する。
燃料電池システムとして、燃料電池セルスタックから排出されたアノードオフガスを、発電用の燃料として再利用するものが開発されている。例えば、特許文献1には、3個の燃料電池を直列に接続し、前段の燃料電池セルスタックから排出されたアノードオフガスを、後段の燃料電池セルスタックのアノードへ供給する構成が開示されている。このようにアノードオフガスを発電用の燃料として再利用する場合、アノードオフガスから水を除去することにより、再生燃料として反応に寄与する成分濃度を高くすることが行われる。
例えば、特許文献1では、アノードオフガスと水除去後の再生燃料ガスとで熱交換を行い、アノードオフガス中の水蒸気を凝縮させ、アノードオフガスから水を除去して再生燃料ガスとしている。しかしながら、水除去後の再生燃料ガスの流量は、水除去前と比較して減少しているため、アノードオフガスを十分に冷却することが難しい。一方、特許文献2では、特許文献1と同様にアノードオフガスと水除去後の再生燃料ガスとで熱交換を行うと共に、アノードオフガスから分離された凝縮水を用いてアノードオフガスの冷却が行われている。しかしながら、凝縮水でアノードオフガスを冷却するためには、十分な凝縮が行われることが前提であり、凝縮水との熱交換だけでは十分な冷却は難しい。
特許第3924243号 特開2015−138573号公報
本発明は上記事実を考慮して成されたもので、アノードオフガス中の水を効果的に凝縮させることの可能な燃料電池システムを得ることを目的とする。
請求項1の発明に係る燃料電池システムは、燃料極へ供給される燃料ガスと空気極へ供給される空気により発電し、前記燃料極からアノードオフガスが排出される燃料電池と、前記アノードオフガスが流入され、前記アノードオフガス中の水が凝縮により分離されて貯留されると共に、水が分離された後のアノードオフガスを再生燃料ガスとして送出する燃料再生部と、前記再生燃料ガスと前記アノードオフガスとの間で熱交換を行う第1熱交換部と、前記燃料再生部よりも上流側で前記アノードオフガスと前記空気との間で熱交換を行う空気予熱部と、を備えている。
請求項1に係る燃料電池システムは、燃料電池、及び燃料再生部を備えている。燃料再生部は、流入されたアノードオフガス中の水が凝縮により分離されて貯留されると共に、水が分離された後のアノードオフガスを再生燃料ガスとして送出する。再生燃料ガスは、再度発電に供されたり、燃焼に供されたりする。
アノードオフガスは、第1熱交換部における再生燃料ガスとの熱交換により冷却される。また、空気予熱部における空気との熱交換により冷却される。一方、再生燃料ガスは、第1熱交換部におけるアノードオフガスとの熱交換により加熱され、カソードへ向かう空気は、空気予熱部におけるアノードオフガスとの熱交換により加熱される。
請求項1に係る燃料電池システムによれば、アノードオフガスは、再生燃料ガスとの熱交換に加えて、外部から供給される空気とも熱交換されるので、より温度が低下し、効果的に水蒸気を凝縮させることができる。また、空気を空気予熱部において加熱するので、システム内で有効に水蒸気の潜熱を利用することができる。
請求項2の発明に係る燃料電池システムは、可燃ガスを燃焼させる燃焼部と、前記空気予熱部で熱交換された空気と前記燃焼部から排出された燃焼排ガスとの間で熱交換を行う第2空気予熱部と、を備えている。
請求項2に係る燃料電池システムによれば、外部から取り込まれる空気は、燃焼部から排出された燃焼排ガスとの間で熱交換が行われる前に、空気予熱部で熱交換されるので、空気予熱部で効果的にアノードオフガスを冷却することができる。
請求項3の発明に係る燃料電池システムは、燃料極へ供給される燃料ガスと空気極へ供給される空気により発電し、前記燃料極からアノードオフガスが排出される燃料電池と、前記アノードオフガスが流入され、前記アノードオフガス中の水が凝縮により分離されて貯留されると共に、水が分離された後のアノードオフガスを再生燃料ガスとして送出する燃料再生部と、前記再生燃料ガスと前記アノードオフガスとの間で熱交換を行う第1熱交換部と、前記燃料再生部よりも上流側で前記アノードオフガスと前記燃料ガスとの間で熱交換を行う燃料予熱部と、を備えている。
請求項3に係る燃料電池システムは、燃料電池、及び燃料再生部を備えている。燃料再生部は、流入されたアノードオフガス中の水が凝縮により分離されて貯留されると共に、水が分離された後のアノードオフガスを再生燃料ガスとして送出する。再生燃料ガスは、再度発電に供されたり、燃焼に供されたりする。
アノードオフガスは、第1熱交換部における再生燃料ガスとの熱交換により冷却される。また、燃料予熱部における燃料ガスとの熱交換により冷却される。一方、再生燃料ガスは、第1熱交換部におけるアノードオフガスとの熱交換により加熱され、燃料ガスは、燃料予熱部における燃料ガスとの熱交換により加熱される。
請求項3に係る燃料電池システムによれば、アノードオフガスは、再生燃料ガスとの熱交換に加えて、外部から供給される燃料ガスとも熱交換されるので、より温度が低下し、効果的に凝縮を行うことができる。また、燃料ガスを燃料予熱部において加熱するので、システム内で有効に熱を利用することができる。
請求項4の発明に係る燃料電池システムは、燃料極へ供給される燃料ガスと空気極へ供給される空気により発電し、前記燃料極からアノードオフガスが排出される燃料電池と、前記アノードオフガスが流入され、前記アノードオフガス中の水が凝縮により分離されて貯留されると共に、水が分離された後のアノードオフガスを再生燃料ガスとして送出する燃料再生部と、可燃ガスを燃焼させる燃焼部と、前記再生燃料ガスと前記アノードオフガスとの間で熱交換を行う第1熱交換部と、前記燃料再生部よりも上流側で前記アノードオフガスと前記燃焼部から排出された燃焼排ガスとの間で熱交換を行う排ガス熱交換部と、を備えている。
請求項4に係る燃料電池システムは、燃料電池、及び燃料再生部を備えている。燃料再生部は、流入されたアノードオフガス中の水が凝縮により分離されて貯留されると共に、水が分離された後のアノードオフガスを再生燃料ガスとして送出する。再生燃料ガスは、再度発電に供されたり、燃焼に供されたりする。
アノードオフガスは、第1熱交換部における再生燃料ガスとの熱交換により冷却される。また、排ガス熱交換部における燃焼排ガスとの熱交換により冷却される。
請求項4に係る燃料電池システムによれば、アノードオフガスは、再生燃料ガスとの熱交換に加えて、システム内の燃焼排ガスとも熱交換されるので、より温度が低下し、効果的に凝縮を行うことができる。また、燃焼排ガスは、システム内に設けられた燃焼部から排出されるので、外部の配管を設置する必要がなく簡易な構成とすることができる。
請求項5の発明に係る燃料電池システムは、前記排ガス熱交換部の上流側に設けられ、前記燃焼排ガスを前記排ガス熱交換部へ流入させる第1流路と、前記排ガス熱交換部へ流入させない第2流路と、に分岐する分岐部、を備えている。
請求項5に係る燃料電池システムによれば、第1流路へ送出する燃焼排ガスの流量と、第2流路へ送出する燃焼排ガスの流量を調整することにより、アノードオフガスの温度を調整することができる。
請求項6の発明に係る燃料電池システムは、前記燃料再生部よりも上流側に設けられ、システム外部と前記アノードオフガスとの間で熱交換を行う冷却部、を備えている。
請求項6に係る燃料電池システムによれば、冷却部により外部との熱交換を行うことにより、アノードオフガスをより低温に冷却することができる。
請求項7の発明に係る燃料電池システムは、前記燃料再生部から送出された前記再生燃料ガスが供給される第2燃料電池、をさらに備えている。
請求項7に係る燃料電池システムによれば、再生燃料ガスが第2燃料電池で発電に供される、いわゆる多段式の燃料電池システムを構成することができ、発電効率を向上させることができる。
請求項8の発明に係る燃料電池システムは、前記燃料再生部から送出された前記再生燃料ガスを前記燃料電池へ供給する再生燃料循環路、をさらに備えている。
請求項8に係る燃料電池システムによれば、再生燃料ガスが燃料電池で再度発電に供される、いわゆる循環式の燃料電池システムを構成することができ、発電効率を向上させることができる。
請求項9の発明に係る燃料電池システムは、 燃料極へ供給される燃料ガスと空気極へ供給される空気により発電し、前記燃料極からアノードオフガスが排出される燃料電池と、前記アノードオフガスが流入され、前記アノードオフガス中の水が凝縮により分離されて貯留されると共に、水が分離された後のアノードオフガスを再生燃料ガスとして送出する燃料再生部と、前記燃料再生部よりも上流側で前記アノードオフガスと前記空気との間で熱交換を行う空気予熱部と、を備えている。
請求項9に係る燃料電池システムによれば、アノードオフガスは、空気極へ供給される空気と熱交換されるので、温度が低下し、効果的に水蒸気を凝縮させることができる。また、空気を空気予熱部において加熱するので、システム内で有効に水蒸気の潜熱を利用することができる。
本発明に係る燃料電池システムによれば、アノードオフガス中の水を効果的に凝縮させることができる。
第1実施形態に係る燃料電池システムの概略構成図である。 第1実施形態の変形例に係る燃料電池システムの概略構成図である。 第1実施形態の他の変形例に係る燃料電池システムの概略構成図である。 第1実施形態の他の変形例に係る燃料電池システムの概略構成図である。 第2実施形態に係る燃料電池システムの概略構成図である。 第2実施形態の変形例に係る燃料電池システムの概略構成図である。 第2実施形態の他の変形例に係る燃料電池システムの概略構成図である。 第2実施形態の他の変形例に係る燃料電池システムの概略構成図である。 第3実施形態に係る燃料電池システムの概略構成図である。 第3実施形態の変形例に係る燃料電池システムの概略構成図である。 第3実施形態の他の変形例に係る燃料電池システムの概略構成図である。 第3実施形態の他の変形例に係る燃料電池システムの概略構成図である。 第3実施形態の他の変形例に係る燃料電池システムの概略構成図である。
[第1実施形態]
以下、図面を参照して本発明の第1実施形態を詳細に説明する。
図1には、本実施形態に係る燃料電池システム10Aの概略構成が示されている。本実施形態に係る燃料電池システム10Aは、主要な構成として、気化器12、改質器14、第1燃料電池セルスタック16、第2燃料電池セルスタック18、第1熱交換部30、第1空気予熱部32、第2空気予熱部34、燃焼部20、燃料再生部22を備えている。本実施形態に係る燃料電池システム10Aは、燃料電池セルスタックを複数有し、前段の燃料電池セルスタックから排出されたガスが後段の燃料電池セルスタックへ供給されて発電に使用される、多段式の燃料電池システムである。
気化器12には、原料ガス管P1の一端が接続されており、原料ガス管P1の他端は図示しないガス源に接続されている。原料ガス管P1には、ブロア24が設けられており、ブロア24により原料ガスであるメタンが気化器12へ送出される。また、気化器12には、水供給管P2の一端が接続されており、水供給管P2の他端は不図示の水源に接続されている。水供給管P2には、ポンプ26が設けられており、ポンプ26により水(液相)が気化器12へ送出される。気化器12では、水が気化される。気化には、後述する燃焼部20からの燃焼排ガスの熱が用いられる。
なお、本実施形態では、原料ガスとしてメタンを用いるが、改質が可能なガスであれば特に限定されず、炭化水素燃料を用いることができる。炭化水素燃料としては、天然ガス、LPガス(液化石油ガス)、石炭改質ガス、低級炭化水素ガスなどが例示される。低級炭化水素ガスとしては、メタン、エタン、エチレン、プロパン、ブタン等の炭素数4以下の低級炭化水素が挙げられ、本実施形態で用いるメタンが好ましい。なお、炭化水素燃料としては、上述した低級炭化水素ガスを混合したものであってもよく、上述した低級炭化水素ガスは天然ガス、都市ガス、LPガス等のガスであってもよい。また、本実施形態では、改質前の燃料ガスを原料ガスと称するが、本発明における「燃料ガス」は、直接または気化器や改質器などを経て間接的に燃料電池セルスタックのアノードへ発電用に供される気体であり、改質前の原料ガス、原料ガスを改質した後に得られる改質ガス、及び、改質器を経ずに直接燃料電池セルスタックのアノードへ発電用に供給されるガスをすべて含めたものである。
また、本実施形態では、原料ガスの改質用に水を供給するが、原料ガスを改質することができる他のガスを供給してもよい。例えば、水に変えて、または、水と共に二酸化炭素や酸素を原料の改質用に供給することができる。
メタン及び水蒸気は、気化器12から配管P3を介して改質器14へ送出される。改質器14では、メタンを改質し、水素を含む600℃程度の温度の燃料ガスを生成する。改質器14には、燃料ガス管P4の一端が接続されている。燃料ガス管P4の他端は、第1燃料電池セルスタック16のアノード(燃料極)16Aと接続されている。改質器14で生成された燃料ガスは、燃料ガス管P4を介してアノード16Aに供給される。
第1燃料電池セルスタック16は、固体酸化物形の燃料電池セルスタックであり(SOFC:Solid Oxide Fuel Cell)、積層された複数の燃料電池セルを有している。燃料電池セルスタック16は、作動温度が650℃程度に設定されている。
燃料電池セルスタック16の個々の燃料電池セルは、電解質膜と、当該電解質膜の表裏面にそれぞれ積層されたアノード(燃料極)16A、及びカソード(空気極)16Bと、を有している。
なお、第2燃料電池セルスタック18についての基本構成は、第1燃料電池セルスタック16と同様であり、アノード16Aに対応するアノード18A、及びカソード16Bに対応するカソード18Bを有している。
第1燃料電池セルスタック16のカソード16Bには、空気供給管P5の一端が接続されている。空気供給管P5の他端には、ブロア28が接続されている。空気供給管P5の中間部には上流側から順に第1空気予熱部32、第2空気予熱部34が設けられている。ブロア28から送出された空気は、空気供給管P5によって、第1空気予熱部32、第2空気予熱部34を経由し、カソード16Bへ供給される。第1空気予熱部32では、後述するアノードオフガスにより空気が加熱され、第2空気予熱部34では、後述する燃焼部20からの燃焼排ガスにより空気がさらに加熱される。
カソード16Bでは、下記(1)式に示すように、空気中の酸素と電子とが反応して酸素イオンが生成される。生成された酸素イオンは電解質膜を通って燃料電池セルスタック16のアノード16Aに到達する。
(空気極反応)
1/2O+2e →O2− …(1)
カソード16Bからは、カソードオフガスが排出される。カソード16Bには、カソード16Bから排出されるカソードオフガスを第2燃料電池セルスタック18のカソード18Bへ案内するカソードオフガス管P6が接続されている。なお、本実施形態では、空気供給管P5がカソード16Bのみに接続されている例について説明したが、空気供給管P5を分岐して、カソード16Bとカソード18Bへ接続し、並列的に空気を供給してもよい。
一方、燃料電池セルスタック16のアノード16Aでは、下記(2)式及び(3)式に示すように、電解質膜を通ってきた酸素イオンが燃料ガス中の水素及び一酸化炭素と反応し、水(水蒸気)及び二酸化炭素と電子が生成される。アノード16Aで生成された電子がアノード16Aから外部回路を通ってカソード16Bに移動することで、各燃料電池セルスタックにおいて発電される。また、各燃料電池セルスタックは、発電時に発熱する。
(燃料極反応)
+O2− →HO+2e …(2)
CO+O2− →CO+2e …(3)
アノード16Aには、アノードオフガス管P7の一端が接続されている。アノード16Aからアノードオフガス管P7へ、アノードオフガスが排出される。アノードオフガスには、未反応の水素、未反応の一酸化炭素、二酸化炭素及び水蒸気等が含まれている。
アノードオフガス管P7の他端は、後述する第1熱交換部30、及び第1空気予熱部32を経て燃料再生部22と接続されている。燃料再生部22の出口側には、再生燃料ガス管P9の一端が接続されている。再生燃料ガス管P9の他端は、後述する第1熱交換部30を経て第2燃料電池セルスタック18のアノード18Aと接続されている。
燃料再生部22では、アノードオフガスから、熱交換による冷却により凝縮された水が貯留される。また、水が除去された後のアノードオフガスが、再生燃料ガスとして再生燃料ガス管P9へ送出される。
再生燃料ガスは、再生燃料ガス管P9を通り、第1熱交換部30を経て、第2燃料電池セルスタック18のアノード18Aへ送出され、発電に供される。第2燃料電池セルスタック18のアノード18Aからは、アノードオフガスがアノードオフガス管P11を通って燃焼部20へ送出される。
カソード18Bの出口側には、カソードオフガス管P12の一端が接続されている。カソードオフガス管P12の他端は、燃焼部20と接続されており、カソードオフガスは燃焼部20へ送出される。
燃焼部20では、第2燃料電池セルスタック18のアノード18Aから排出されたアノードオフガスが燃焼される。なお、原料ガス管P1を分岐して、必要に応じて原料ガスを燃焼部20へ供給してもよい。燃焼部20の出口側には、燃焼排ガス管P10の一端が接続されている。燃焼部20から、燃焼排ガス管P10へ燃焼排ガスが排出される。燃焼排ガス管P10は、第2空気予熱部34、および気化器12を経て外部へ開放されている。燃焼排ガスは、第2空気予熱部34において、第1空気予熱部32で加熱された空気と熱交換が行われる。その後、燃焼排ガスは気化器12へ送出され、気化器12において、水及びメタンと熱交換が行われる。燃焼排ガスは、気化器12において熱交換が行われた後、外部(燃料電池システム10Aの系外)に排出される。
次に、本実施形態の燃料電池システム10Aの動作について説明する。
ブロア28により所定の空気吐出量で送出された空気は、第1空気予熱部32、第2空気予熱部34を経てカソード16Bへ供給され、発電に供される。カソード16Bからは、カソードオフガスがカソードオフガス管P6を経てカソード18Bへ送出される。そして、カソードオフガスはカソード18Bで発電に供された後、カソードオフガス管P12を経て燃焼部20へ送出される。
一方、ブロア24により所定の吐出量で送出されたメタンは、原料ガス管P1を経て気化器12へ供給される。また、ポンプ26により所定の吐出量で送出された水(液相)は、水供給管P2を経て気化器12へ供給される。気化器12へ供給された水及びメタンは、燃焼排ガスとの熱交換により加熱される。これにより水は気化され、加熱されたメタンと水蒸気は、配管P3を経て改質器14へ送出される。そして、改質器14で改質され、改質器14から燃料ガスが燃料ガス管P4を経てアノード16Aへ供給され、発電に供される。アノード16Aからは、未反応の水素等の燃料を含むアノードオフガスが排出され、アノードオフガス管P7を経て燃料再生部22へ送出される。
アノードオフガスは、燃料再生部22の上流側に設けられた第1熱交換部30および第1空気予熱部32において、熱交換により冷却される。すなわち、アノードオフガスは、第1熱交換部30で再生燃料ガスとの熱交換により再生燃料ガスを加熱して熱を奪われると共に、第1空気予熱部32で常温の空気との熱交換により空気を加熱して熱を奪われる。これにより、アノードオフガスは、冷却され、アノードオフガス中の水が凝縮される。
燃料再生部22には、アノードオフガスから凝縮により分離された水(液相)が貯留される。貯留された水は、気化器12へ送出して再利用してもよいし、廃棄してもよい。水が除去された再生燃料ガスは、燃料再生部22から再生燃料ガス管P9を通り、第1熱交換部30を経て、第2燃料電池セルスタック18のアノード18Aへ送出され、発電に供される。アノード18Aからは、アノードオフガスがアノードオフガス管P11を通って燃焼部20へ送出される。
燃焼部20では、アノードオフガスが燃焼に供され、燃焼による熱で改質器14が加熱される。燃焼部20からは、燃焼排ガスが燃焼排ガス管P10へ送出され、第2空気予熱部34において、空気と熱交換が行われる。空気は加熱され、燃焼排ガスは冷却される。燃焼排ガスは、次に、気化器12へ送出され、メタン及び水との間で熱交換が行われる。メタン及び水は加熱され、燃焼排ガスは冷却される。そして、燃焼排ガスは、外部へ排出される。
本実施形態では、常温の空気と第1アノード16Aから排出されたアノードオフガスとが熱交換される。したがって、第1熱交換部30のみで熱交換を行ってアノードオフガスを冷却する場合と比較して、アノードオフガスの温度を低下させることができる。これにより、効率的にアノードオフガス中の水蒸気を凝縮させることができる。
また、熱交換により加熱された空気は、第1燃料電池セルスタック16へ向かうシステム系内へ供給されるので、アノードオフガスの熱はシステム外部へ放出されず、放熱を抑えることができ、発電効率を向上させることができる。
なお、本実施形態では、第1熱交換部30のアノードオフガス管P7の下流側に第1空気予熱部32を配置したが、図2に示されるように、第1空気予熱部32を、第1熱交換部30のアノードオフガス経路上流側に設置してもよい。
また、本実施形態では、ブロア28から送出された空気は、第1空気予熱部32での熱交換を経た後に、第2空気予熱部34へ送出されて熱交換が行われたが、第2空気予熱部34へ先に送出して燃焼排ガスとの熱交換を行った後に、第1空気予熱部32へ送出されて熱交換が行われてもよい。本実施形態のように、第1空気予熱部32での熱交換を先に行うことにより、空気の温度が上昇する前に、第1空気予熱部32において効果的にアノードオフガスを冷却することができる。
また、本実施形態の燃料電池システム10Aに、更に、図3に示されるように、ラジエータ50を設けてもよい。ラジエータ50は、アノードオフガス管P7の第1空気予熱部32と燃料再生部22の間から分岐された外部冷却管P8に接続されている。外部冷却管P8には、開閉バルブV1が設けられ、アノードオフガス管P7の外部冷却管P8との分岐部よりも下流側には、開閉バルブV2が設けられている。開閉バルブV1、V2は、不図示の制御部により制御されている。
開閉バルブV1が開放され、開閉バルブV2が閉鎖されているときには、アノードオフガスは、第1空気予熱部32で冷却された後、ラジエータ50へ送出されてさらに冷却され、燃料再生部22へ送られる。開閉バルブV2が開放され、開閉バルブV1が閉鎖されているときには、アノードオフガスは、第1空気予熱部32で冷却された後、ラジエータ50を経ずに燃料再生部22へ送られる。
このように、ラジエータ50を設けることにより、アノードオフガスに含まれる水の凝縮が不十分な場合に、アノードオフガスをラジエータ50でさらに冷却して、アノードオフガスに含まれる水の凝縮量を増やすことができる。また、アノードオフガスに含まれる水の凝縮が十分に行われている場合には、アノードオフガスをラジエータ50で冷却することなく、燃料再生部22へ送出することができる。
なお、本実施形態では、アノードオフガス管P7を分岐させた外部冷却管P8にラジエータ50を設けたが、分岐を設けず、アノードオフガス管P7にラジエータ50を設け、ラジエータ50のファンをオン/オフすることにより、アノードオフガスの温度を制御してもよい。
また、本実施形態では、第1燃料電池セルスタック16に加えて、第2燃料電池セルスタック18を備えた、所謂多段式の燃料電池システムについて説明したが、本発明は、図4に示される、所謂循環式の燃料電池システム10Bのように構成することもできる。燃料電池システム10Bでは、第2燃料電池セルスタック18を有さず、再生燃料ガス管P9は、第1熱交換部30の下流側で2分岐されている。一方の第1分岐管P9−1は、第1アノード16Aの入口側へ向かう燃料ガス管P4と接続され、他方の第2分岐管P9−2は、燃焼部20と接続されている。第1分岐管P9−1を経て再生燃料ガスが第1アノード16Aへ供給され、第2分岐管P9−2を経て再生燃料ガスが燃焼部20へ供給される。なお、第1分岐管P9−1は、改質器14と接続し、改質器15を経て再生燃料ガスを第1アノード16Aへ供給してもよい。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態では、第1実施形態と同様の部分については、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
図5に示されるように、本実施形態の燃料電池システム10Cは、第1空気予熱部32に代えて、燃料予熱部36を有している。
アノードオフガス管P7は、第1熱交換部30の下流側で燃料予熱部36を経由し、燃料再生部22と接続されている。原料ガス管P1は、燃料予熱部36を経由し、改質器14の入口側と接続されている。燃料予熱部36では、常温の原料ガスとアノードオフガスとの間で熱交換が行われ、アノードオフガスが冷却されると共に、原料ガスが加熱される。ブロア28から空気供給管P5へ送出された空気は、第2空気予熱部34を経由し、カソード16Bへ供給される。
本実施形態でも、常温の原料ガスと第1アノード16Aから排出されたアノードオフガスとが熱交換される。したがって、第1熱交換部30のみで熱交換を行ってアノードオフガスを冷却する場合と比較して、アノードオフガスの温度を低下させることができる。これにより、効率的にアノードオフガス中の水蒸気を凝縮させることができる。
また、熱交換により加熱された原料ガスは、第1燃料電池セルスタック16へ向かうシステム系内(気化器12や改質器14など)へ供給されるので、アノードオフガスの熱はシステム外部へ放出されず、発電効率を向上させることができる。
なお、本実施形態では、第1熱交換部30のアノードオフガス管P7の下流側に燃料予熱部36を配置したが、図6に示されるように、燃料予熱部36を、第1熱交換部30のアノードオフガス経路上流側に設置してもよい。
また、本実施形態では、第1実施形態の第1空気予熱部32に代えて燃料予熱部36を設けたが、第1空気予熱部32に加えて燃料予熱部36を設けてもよい。
また、本実施形態でも、第1実施形態と同様に、燃料電池システム10Cに、更に、図7に示されるように、ラジエータ50を設けてもよい。ラジエータ50は、アノードオフガス管P7の燃料予熱部36と燃料再生部22の間から分岐された外部冷却管P8と接続されている。
また、本実施形態では、第1燃料電池セルスタック16に加えて、第2燃料電池セルスタック18を備えた、所謂多段式の燃料電池システムについて説明したが、本発明は、図8に示される、所謂循環式の燃料電池システム10Dのように構成することもできる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態では、第1、第2実施形態と同様の部分については、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
図9に示されるように、本実施形態の燃料電池システム10Eは、第1空気予熱部32に代えて、排ガス熱交換部38を有している。
アノードオフガス管P7は、第1熱交換部30の下流側で排ガス熱交換部38を経由し、燃料再生部22と接続されている。燃焼排ガス管P10は、第2空気予熱部34、気化器12、及び排ガス熱交換部38を順に経由し、燃料電池システム10Dの外部へ開放されている。排ガス熱交換部38では、第2空気予熱部34及び気化器12での熱交換により冷却された燃焼排ガスとアノードオフガスとの間で熱交換が行われ、アノードオフガスが冷却される。燃焼排ガスは、排ガス熱交換部38において熱交換が行われた後、外部(燃料電池システム10Eの系外)に排出される。排ガス熱交換部38は、燃焼排ガスが燃料電池システム10Eの系外に排出される直前の熱交換部である。
本実施形態の燃料電池システム10Eでは、システム内の燃焼排ガス管P10内を流れる冷却後の燃焼排ガスと第1アノード16Aから排出されたアノードオフガスとが熱交換される。したがって、第1熱交換部30のみで熱交換を行ってアノードオフガスを冷却する場合と比較して、アノードオフガスの温度を低下させることができる。これにより、効率的にアノードオフガス中の水蒸気を凝縮させることができる。
また、熱交換に用いられる燃焼排ガスは、燃焼排ガス管P10を流れるので、システム系内の配管を用いることができ、新たな外部配管を必要とせず、システムの部品点数の増加を抑制することができる。
なお、本実施形態では、第1熱交換部30のアノードオフガス管P7の下流側に排ガス熱交換部38を配置したが、図10に示されるように、排ガス熱交換部38を、第1熱交換部30のアノードオフガス経路上流側に設置してもよい。
また、本実施形態では、第1実施形態の第1空気予熱部32に代えて排ガス熱交換部38を設けたが、第1空気予熱部32に加えて排ガス熱交換部38を設けてもよい。さらに、第2実施形態の燃料予熱部36に加えて、排ガス熱交換部38を設けてもよい。さらに、第1空気予熱部32、第2実施形態の燃料予熱部36、排ガス熱交換部38の全てを設けても良い。
また、図11に示されるように、本実施形態の燃料電池システム10Eの排ガス熱交換部38の上流側に流量調整部48を設け、燃焼排ガスの一部を、第2流路P10Bへ分岐させ、排ガス熱交換部38を経由せずに外部へ放出させてもよい。この場合、流量調整部48から第1流路P10Aを経て排ガス熱交換部38へ流入する燃焼排ガスの量を調整することにより、アノードオフガスの温度を調整することができる。
また、本実施形態の燃料電池システム10Eに、更に、図12に示されるように、ラジエータ50を設けてもよい。ラジエータ50は、アノードオフガス管P7の排ガス熱交換部38と燃料再生部22の間から分岐された外部冷却管P8と接続されている。
また、本実施形態では、第1燃料電池セルスタック16に加えて、第2燃料電池セルスタック18を備えた、所謂多段式の燃料電池システムについて説明したが、本発明は、図13に示される、所謂循環式の燃料電池システム10Fのように構成することもできる。
なお、本発明の燃料電池としては、固体酸化物形の燃料電池(SOFC:Solid Oxide Fuel Cell)に限られるものではなく、他の燃料電池、例えば、溶融炭酸塩形燃料電池(MCFC)であってもよい。
また、上記の第1〜第3実施形態では、原料ガスとして炭化水素燃料を用い、改質器14で炭化水素燃料を改質して燃料ガスを得たが、純水素を燃料として用いてもよい。この場合には、気化器12や改質器14が不要となり、純水素を直接燃料電池セルスタック16の第1アノード16Aへ供給する。
10A、10B、10C、10D、10E、10F 燃料電池システム
16 第1燃料電池セルスタック(燃料電池)
16A 第1アノード(燃料極)
16B 第1カソード(空気極)
18 第2燃料電池セルスタック(第2燃料電池)
20 燃焼部
22 燃料再生部
30 第1熱交換部
32 第1空気予熱部(空気予熱部)
34 第2空気予熱部
36 燃料予熱部
38 排ガス熱交換部
48 流量調整部(分岐部)
50 ラジエータ(冷却部)
P8 外部冷却管(冷却部)
P9−1 第1分岐管(再生燃料循環路)
P10 燃焼排ガス管
P10A 第1流路
P10B 第2流路

Claims (9)

  1. 燃料極へ供給される燃料ガスと空気極へ供給される空気により発電し、前記燃料極からアノードオフガスが排出される燃料電池と、
    前記アノードオフガスが流入され、前記アノードオフガス中の水が凝縮により分離されて貯留されると共に、水が分離された後のアノードオフガスを再生燃料ガスとして送出する燃料再生部と、
    前記再生燃料ガスと前記アノードオフガスとの間で熱交換を行う第1熱交換部と、
    前記燃料再生部よりも上流側で前記アノードオフガスと前記空気との間で熱交換を行う空気予熱部と、
    を備えた燃料電池システム。
  2. 可燃ガスを燃焼させる燃焼部と、
    前記空気予熱部で熱交換された空気と前記燃焼部から排出された燃焼排ガスとの間で熱交換を行う第2空気予熱部と、
    を備えた、請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 燃料極へ供給される燃料ガスと空気極へ供給される空気により発電し、前記燃料極からアノードオフガスが排出される燃料電池と、
    前記アノードオフガスが流入され、前記アノードオフガス中の水が凝縮により分離されて貯留されると共に、水が分離された後のアノードオフガスを再生燃料ガスとして送出する燃料再生部と、
    前記再生燃料ガスと前記アノードオフガスとの間で熱交換を行う第1熱交換部と、
    前記燃料再生部よりも上流側で前記アノードオフガスと前記燃料ガスとの間で熱交換を行う燃料予熱部と、
    を備えた燃料電池システム。
  4. 燃料極へ供給される燃料ガスと空気極へ供給される空気により発電し、前記燃料極からアノードオフガスが排出される燃料電池と、
    前記アノードオフガスが流入され、前記アノードオフガス中の水が凝縮により分離されて貯留されると共に、水が分離された後のアノードオフガスを再生燃料ガスとして送出する燃料再生部と、
    可燃ガスを燃焼させる燃焼部と、
    前記再生燃料ガスと前記アノードオフガスとの間で熱交換を行う第1熱交換部と、
    前記燃料再生部よりも上流側で前記アノードオフガスと、前記燃焼部から排出された後に熱交換により冷却された燃焼排ガスとの間で熱交換を行う排ガス熱交換部と、
    を備えた燃料電池システム。
  5. 前記排ガス熱交換部の上流側に設けられ、前記燃焼排ガスを前記排ガス熱交換部へ流入させる第1流路と、前記排ガス熱交換部へ流入させない第2流路と、に分岐する分岐部、を備えた請求項4に記載の燃料電池システム。
  6. 前記燃料再生部よりも上流側に設けられ、システム外部と前記アノードオフガスとの間で熱交換を行う冷却部、を備えた、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  7. 前記燃料再生部から送出された前記再生燃料ガスが供給される第2燃料電池、をさらに備えた、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  8. 前記燃料再生部から送出された前記再生燃料ガスを前記燃料電池へ供給する再生燃料循環路、をさらに備えた、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  9. 燃料極へ供給される燃料ガスと空気極へ供給される空気により発電し、前記燃料極からアノードオフガスが排出される燃料電池と、
    前記アノードオフガスが流入され、前記アノードオフガス中の水が凝縮により分離されて貯留されると共に、水が分離された後のアノードオフガスを再生燃料ガスとして送出する燃料再生部と、
    前記燃料再生部よりも上流側で前記アノードオフガスと前記空気との間で熱交換を行う空気予熱部と、
    を備えた燃料電池システム。
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