JP2019167869A - 燃料供給装置 - Google Patents

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【課題】燃料供給装置を最初に設置後の最初の燃料ポンプの作動初期状態から燃料ポンプへ液体燃料を供給可能として、エンジンの始動性の改善を図る。【解決手段】密閉構造の副燃料タンク60と、副燃料タンク60内に配置される燃料ポンプ56と、燃料ポンプ56の吸入口56Aに接続されて副燃料タンク60内に配管される燃料吸入配管82と、燃料吸入配管82の流通経路に設けられ、当該流通経路に気体燃料を吸込むベンチュリ(気液混合吸入部)88と、ベンチュリ88と燃料ポンプ56の吸入口56Aとの間の燃料吸入配管82に形成される燃料吸入孔80とを備え、この燃料吸入孔80はベンチュリ88より下側の位置に設けられる。【選択図】図4

Description

本発明は、燃料供給装置に関する。特に、モータボート等の船舶の船外に備えられる船舶推進装置を構成する船外機のエンジンに燃料を供給する燃料供給装置に関する。
モータボート等の船舶は、通常、船外に船舶推進装置を構成する船外機を備える。船外機には船舶を推進するためのエンジンを備え、船舶の船体に設置される主燃料タンクから船外のエンジンへの燃料供給経路が形成される。この場合、船外のエンジンへの燃料供給経路には、燃料を一時的に貯留する副燃料タンクが備えられて、燃料供給装置が構成される。副燃料タンクは通称ベーパセパレータタンクと称される。
この燃料供給装置には、従来一般には、主燃料タンクの燃料を副燃料タンクに供給する低圧式ポンプと、副燃料タンクの燃料をエンジンに供給する高圧式ポンプの2個の燃料ポンプが備えられる。
このため、2個の燃料ポンプを高圧式ポンプ1個に減少させて簡素化を図る提案がある(下記特許文献1参照)。この提案内容は、高圧式ポンプの駆動により副燃料タンク内が負圧となる密閉構造を採用し、高圧式ポンプへ供給される燃料は気体と液体が混ざった気液混合燃料とする提案である。
上記の高圧ポンプ1個とする燃料供給装置の提案構成は、副燃料タンクを燃料貯留領域が形成される密閉構造として燃料供給経路における燃料を一時的に貯留可能とする。そして、副燃料タンクの燃料貯留領域には、主燃料タンクから供給される液体燃料と、この液体燃料から発生した気体燃料を分離状態で存在可能とする。
副燃料タンクの燃料をエンジンに供給する高圧式ポンプは、副燃料タンクの外部に備えられる。そして、高圧式ポンプの吸入口から副燃料タンク内に配管された燃料吸入配管により副燃料タンク内の液体燃料が高圧式ポンプにより吸入される。この際、燃料吸入配管の経路途中、詳しくは副燃料タンク内の気体燃料貯留領域位置には、いわゆるベンチュリが形成されており、このベンチュリにより副燃料タンク内の気体燃料を燃料吸入配管に吸引する。これにより、ベンチュリ以降の燃料吸入配管では気液混合燃料となって高圧式ポンプに吸入され、高圧式ポンプの圧力により高圧の液体燃料となってエンジンに供給される。
上記のように副燃料タンクを密閉構造とすることにより、高圧式ポンプの作動により副燃料タンクが負圧状態となる。この負圧状態を利用して主燃料タンク内の燃料を副燃料タンク内に取入れることができ、従来の低圧式ポンプを削減させることができる。
特開2016−37939号公報
しかし、上記した燃料供給装置の一例である高圧式ポンプを副燃料タンクの外部下流側に備えた燃料供給装置においては、船舶に船舶推進装置を構成する船外機を最初に搭載した後の、最初のエンジン始動時において、始動不良が生じるという問題がある。
すなわち、最初に船舶に燃料供給装置を構成する船外機を搭載すると、主燃料タンクの燃料は、周知の手動操作によるプライミングポンプにより副燃料タンクへ供給されて、最初のエンジン始動の準備を整える。
プライミングポンプによる副燃料タンクへの供給の際、船外機が最初に船舶に搭載された状態では、主燃料タンクから副燃料タンクの燃料供給経路の配管内には空気が充満した状態にある。したがって、最初の燃料の供給時には、この空気が密閉された副燃料タンクに燃料と共に供給され、空気は副燃料タンクの上部空間に圧縮された状態で存在することになる。
高圧式の燃料ポンプは、副燃料タンクの外部に設置されている。このため、燃料ポンプは副燃料タンク内に配管された燃料吸入配管及び同配管に設けられたベンチュリを通じて燃料を吸入することになる。しかし、船外機の搭載当初においては、副燃料タンク内には空気が圧縮状態で貯留されていることから、燃料吸入配管及びベンチュリから空気が優先的に燃料ポンプに供給される。このため、燃料ポンプの空転によるエンジンの始動不良が発生する恐れがある。
而して、本発明は上述した点を改善するために創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、燃料供給装置を最初に設置後の最初の燃料ポンプの作動初期状態から燃料ポンプへ液体燃料を供給可能として、エンジンの始動を良好なものとすることにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る燃料供給装置は次の手段をとる。
本発明の第1の発明は、主燃料タンクの燃料をエンジンに供給する燃料供給経路に設置される燃料供給装置であって、前記燃料供給経路における燃料を貯留可能な密閉領域である燃料貯留領域が形成され、該燃料貯留領域に貯留された液体燃料から発生した気体燃料が分離状態で存在する密閉構造の副燃料タンクと、燃料の吸入口と吐出口を備え、前記吸入口が少なくとも前記副燃料タンクの内部に配置される燃料ポンプと、前記副燃料タンク内において前記燃料ポンプの吸入口に接続されて配管される燃料吸入配管と、前記燃料吸入配管の流通経路の途中位置に設けられ、当該流通経路に前記気体燃料を吸込む気液混合吸入部と、前記燃料吸入配管における前記気液混合吸入部と前記燃料ポンプの吸入口との間の位置において開口形成され、前記液体燃料を取入れることのできる燃料吸入孔と、を備え、前記燃料吸入孔は前記気液混合吸入部より下側の位置に設けられている、燃料供給装置である。
上記第1の発明によれば、気液混合吸入部と燃料ポンプとの間の燃料吸入配管に燃料吸入孔が設けられる。かつ、燃料吸入孔は気液混合吸入部より下側の位置に設けられる。これにより、燃料供給装置の設置後における最初の燃料ポンプの作動に際しても、燃料吸入孔の位置には液体燃料が存在する。したがって、燃料ポンプの吸入口には作動初期状態から液体燃料が燃料吸入孔から吸入されるため、燃料ポンプの空転が抑制される。このため、エンジンへの燃料の供給は良好に行われて、エンジンは良好に始動する。なお、燃料ポンプの作動初期には、副燃料タンク内の空気及び気体燃料が気液混合吸入部から吸入されるが、少量しか吸い込まないため、燃料ポンプの空転が抑制され、エンジンの始動不良が改善される。
本発明の第2の発明は、上述した第1の発明の燃料供給装置であって、前記燃料吸入孔は、前記気液混合吸入部と前記燃料ポンプの吸入口との間の前記燃料吸入配管における前記燃料ポンプの吸入口寄りの位置に設けられている、燃料供給装置である。
上記第2の発明によれば、燃料吸入孔は燃料吸入配管における燃料ポンプの吸入口寄りの位置に設けられる。これにより、燃料吸入孔と気液混合吸入部との間の経路長さより燃料ポンプの吸入口と燃料吸入孔との間の経路長さは短くなる。このため、燃料吸入孔の位置における気液混合吸入部による負圧の低下を抑制できる。そして、燃料吸入配管内の燃料ポンプによる吸引力を低下させることなく燃料吸入孔から液体燃料を吸入することができる。
本発明の第3の発明は、上述した第1の発明又は第2の発明の燃料供給装置であって、前記燃料吸入孔は、燃料ポンプの吸入口と前記燃料吸入配管を接続する接続部位置に設けられている、燃料供給装置である。
上記第3の発明によれば、燃料吸入孔は、燃料ポンプの吸入口と燃料吸入配管を接続する接続部位置に設けられる。これにより、前述の燃料吸入孔の位置における気液混合吸入部による負圧の低下を最も抑制できると共に、燃料吸入孔を形成する構成を簡略化することができる。
本発明の第4の発明は、上述した第1の発明から第3の発明のいずれかの燃料供給装置であって、前記燃料吸入配管の先端部が前記副燃料タンク内において開口する位置は、前記副燃料タンク内の下面部寄りの位置とされている、燃料供給装置である。
上記第4の発明によれば、副燃料タンク内への燃料の供給が低下し、燃料の液面が低下した場合でも、燃料吸入配管の開口位置が副燃料タンク内の下面部寄りの位置にあることにより、対応することができる。
本発明の第5の発明は、上述した第1の発明から第4の発明のいずれかの燃料供給装置であって、前記気液混合吸入部の配置位置は、前記燃料タンク内の上面部寄りの位置とされている、燃料供給装置である。
上記第5の発明によれば、副燃料タンク内の液体燃料が増加して液面が上昇しても、気液混合吸入部を上面部寄りの位置に設けることにより、気体燃料を気液混合吸入部により確実に吸引して、気液混合燃料として燃料ポンプに供給することができる。
本発明の第6の発明は、上述した第1の発明から第5の発明のいずれかの燃料供給装置であって、前記燃料吸入孔の位置は、前記副燃料タンク内の下面部寄りの位置とされている、燃料供給装置である。
上記第6の発明によれば、燃料吸入孔は副燃料タンク内の下面部寄りの位置に設けられる。これにより、当該燃料供給装置設置後における最初の副燃料タンクへの燃料の供給において、液体燃料の液面が低い場合でも、確実に液体燃料を燃料ポンプは吸引することができる。
本発明の第7の発明は、上述した第1の発明から第6の発明のいずれかの燃料供給装置であって、前記気液混合吸入部は、前記吸入配管の流通経路を細く形成した部位に前記気体燃料を吸込む通路が接続形成されたベンチュリである燃料供給装置である。
上記第7の発明によれば、気液混合吸入部はベンチュリにより形成される。これにより気体燃料存在領域の気体燃料の燃料吸入配管内への吸込み作用が確実に行われる。
上述した本発明の手段によれば、燃料供給装置を最初に設置後の最初の燃料ポンプの作動初期状態から燃料ポンプへ液体燃料を供給可能として、エンジンの始動を良好なものとすることができる。
主燃料タンクから船外機の船舶推進装置への第1燃料供給経路の配置関係を示す配置図である。 船舶推進装置を構成する船外機を示す側面図である。 本実施形態の燃料供給経路に配置される燃料供給装置の配置関係を示すブロック図である。 本実施形態の副燃料タンクの基本構成を示す構成図である。 図4に示すベンチュリの拡大図である。
<本発明の適用実施形態と、方向等表示の定義>
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態は、船舶としてのモータボートの船舶推進装置に適用された燃料供給装置である。本実施形態では船舶推進装置は船外機に備えられる。そのため、本実施形態の説明では、船舶推進装置と船外機は実質同じものである。なお、今後の説明、及び図示において用いる前後の方向表示は、モータボートの推進方向に対する方向表示を示し、上下、左右等の方向表示は船舶推進装置の船外機をモータボートに搭載した状態での方向表示を示す。
<船外機12と主燃料タンク16との関係>
図1はモータボートの船体後方部に設置される主燃料タンク16から、モータボートの船体後方部の船外に備えられる船外機の船舶推進装置12への燃料供給経路Xの配置関係を示す。この燃料供給経路Xは後述する下流の第2燃料供給経路X2(図3参照)と区別するため第1燃料供給経路X1とする。第1燃料供給経路X1は第1燃料供給管20により形成されており、第1燃料供給管20は本実施形態における燃料供給経路Xの一部を形成する。
図1に示すように、主燃料タンク16の注入口22から注入されるガソリン等の液体燃料は、主燃料タンク16の内部に貯留される。主燃料タンク16の燃料は、船外機12への第1燃料供給管20を通じて船外機12に供給される。第1燃料供給管20は、ゴムや樹脂の可撓性ホース、或いは金属製のパイプで形成される。以後に説明する各燃料供給管も同様である。
<プライミングポンプ24の機能>
第1燃料供給管20により形成される第1燃料供給経路X1には、従来から周知のプライミングポンプ24が配置される。プライミングポンプ24は手動で操作されるものであり、その操作により主燃料タンク16の燃料を船外機12の船舶推進装置へ供給する。プライミングポンプ24の使用は、船舶推進装置の船外機12をモータボートに最初に搭載した際においてのみ使用される。すなわち、最初に主燃料タンク16から船外機12に燃料を供給するときのみ使用される。船外機12の船舶推進装置に一旦燃料が供給された後は、船外機12の船舶推進装置に備えられた後述する燃料供給装置30により主燃料タンク16の燃料は供給されるようになっている。
<船外機(船舶推進装置)12の全体構成>
図2はモータボートの船体後方部の船外に搭載される船外機12の側面図を示し、船外機12には船舶推進装置の各構成要素が備えられている。船外機12は、クランクブラケット32及びスイベルブラケット33を介して船体の後部位置に設定される船尾板34に取り付けられる。そのため、船外機12は船尾板34に対して操舵自在且つチルト可能に支持されるアッパーケーシング36と、アッパーケーシング36の下端部に接続されるロアケーシング38とを備える。アッパーケーシング36の上面部にはエンジン40が搭載され、エンジン40はカウル42によりその周囲が覆われる。
カウル42は、エンジン40の下部を覆うボトムカウル42bと、エンジン40の上部を覆うトップカウル42aを備えており、両カウル42a、42bは着脱可能とされている。そして、トップカウル42aを取り外すことにより、エンジン40のメンテナンスを行うことが可能とされている。
エンジン40により回転駆動されるドライブ軸43は船外機12内において上下方向に延びており、その下端部は前後進切替機構44を介してプロペラ軸46に連結されている。プロペラ軸46は後方に延びており、その先端部にはプロペラ48が取り付けられている。また、ドライブ軸43の中途部にはこのドライブ軸43により駆動される冷却水ポンプ50が設けられている。冷却水ポンプ50はロアケーシング38に設けられた取水口52から冷却水を汲み上げ、これをエンジン40や副燃料タンク60に送る。副燃料タンク60には、後述で詳細に説明するように、主燃料タンク16から燃料が供給されてくるようになっており、更に、副燃料タンク60からエンジン40に供給される。副燃料タンク60は通称ベーパセパレータタンクと称されるものである。
船外機12におけるエンジン40の各気筒にはインジェクタ54が備えられている。また、エンジン40のシリンダブロック(不図示)の近傍には副燃料タンク60が備えられている。副燃料タンク60内には、副燃料タンク60内の燃料をエンジン40のインジェクタ54に圧送するための高圧の燃料ポンプ56が収容されている。本実施形態の燃料供給装置30では、この燃料ポンプ56により、主燃料タンク16内に貯留されている燃料を吸い上げて副燃料タンク60に供給する。
燃料ポンプ56は、本実施形態では容積式ポンプが用いられており、燃料を高圧としてエンジン40のデリバリパイプ58に圧送する。デリバリパイプ58には等間隔にインジェクタ54が取り付けられており、これにより各インジェクタ54に燃料が供給される。なお、詳細は後述するように、燃料ポンプ56は液体の燃料のみならず、気化した気体燃料も吸入して、デリバリパイプ58に高圧状態として供給する。
主燃料タンク16と船外機12の燃料供給装置30とは、前述もしたように、第1燃料供給管20より連結されている。また、第1燃料供給管20は船外機12内において燃料フィルタ62に接続されている。燃料フィルタ62はゴムや樹脂により形成されたホース、或いは金属パイプにより副燃料タンク60に接続されている。なお、副燃料タンク60とデリバリパイプ58との間も、ゴムや樹脂により形成されたホース、或いは金属パイプにより接続されている。
このようにして上述した本実施形態の燃料供給装置30においては、主燃料タンク16からエンジン40までの燃料供給経路Xは全て液密且つ気密状態として接続されている。すなわち、副燃料タンク60と主燃料タンク16の間の第1燃料供給経路X1、及び副燃料タンク60とインジェクタ54との間の燃料供給経路X2は、すべて液密且つ気密に外部と区画され、大気に開放された箇所を有しない構成とされている。後述もするように、同様にして副燃料タンク60も液密且つ気密状態の密閉構造とされている。
このため、エンジン40の動作中において燃料ポンプ56が動作する場合には、副燃料タンク60と主燃料タンク16の間の第1燃料供給経路X1が負圧となる。また、副燃料タンク60と各インジェクタ54との間の第2燃料供給経路X2が正圧(加圧状態)となり、各インジェクタ54に燃料が圧送される。
<燃料供給装置30の配置構成>
図3は上記により説明した本実施形態における主燃料タンク16からエンジン40までの燃料供給経路Xに配置される燃料供給装置30をブロック図として示したのである。一部重複説明となるが、本実施形態の燃料供給装置30の概略構成を説明する。図3に示すように。燃料供給装置30が配置される燃料供給経路Xは、主燃料タンク16から副燃料タンク60までの第1燃料供給経路X1と、副燃料タンク60からエンジン40までの第2燃料供給経路X2とからなっている。燃料供給装置30は主燃料タンク16、プライミングポンプ24、副燃料タンク60、燃料ポンプ56、エンジン40から構成される。
図3に基づき説明すると、本実施形態の燃料供給装置30は、主燃料タンク16に貯留された燃料を船外機12(図1又は図2参照)のエンジン40に供給するように構成されている。そのため、先ず、主燃料タンク16の燃料は第1燃料供給経路X1を形成する燃料供給管20により副燃料タンク60に吸引されて供給される。この第1燃料供給経路X1には図1で説明したようにプライミングポンプ24が設置されるものであり、船外機12を最初にモータボートに搭載して、燃料供給装置30を最初に作動させる時に作動させる。
副燃料タンク60には主燃料タンク16から供給されてくる燃料が一時的に貯留される。なお、副燃料タンク60内には、内部に燃料ポンプ56、燃料吸入配管82、ベンチュリ88を備える。燃料ポンプ56は副燃料タンク60内の燃料を加圧して、第2燃料供給経路X2を通じてエンジン40へと圧送する。燃料ポンプ56の吐出圧の供給路である燃料圧送管78には燃料圧力センサ66が設けられており、吐出圧を計測して、燃料ポンプ56の駆動を調整し、吐出圧を所定圧に調整している。これにより、従来一般に装備されているプレッシャレギュレータやフロートバルブを本実施形態では不要としている。なお、燃料吸入配管82及びベンチュリ88については、後述の図4及び図5の説明において詳述する。
<副燃料タンク60の説明>
図4は副燃料タンク60、及び副燃料タンク60の内部に配置される燃料ポンプ56、燃料吸入配管82、ベンチュリ88等の基本的配置構成を示す。副燃料タンク60は液密で且つ気密な密閉容器60Aにより形成される。これにより、内部に外部とは遮断された密閉領域が形成され、この密閉領域が燃料供給経路Xにおける燃料貯留領域とされる。密閉容器60Aには第1燃料供給経路X1を形成する第1燃料供給管20が液密且つ気密に接続され、主燃料タンク16からの燃料が流入して、貯留される。本実施形態では第1燃料供給管20の副燃料タンク60への接続位置79は副燃料タンク60の上面部72となっている。
副燃料タンク60内に流入する燃料は液体燃料であるが、副燃料タンク60内で一部気化して気化燃料となる。気化燃料は比重の関係で副燃料タンク60の上方に貯留され、副燃料タンク60の上方部に気体燃料存在領域Kを形成する。その結果、液体燃料は副燃料タンク60の下方に貯留され、副燃料タンク60の下方部に液体燃料存在領域Wを形成する。
気体燃料存在領域Kと液体燃料存在領域Wを区切る液面の高さHは、本実施形態では次のようになる。副燃料タンク60は密閉構成とされていることから、エンジンの作動すなわち燃料ポンプ56の作動により、燃料ポンプ56の負圧作用による燃料の副燃料タンク内への吸込み作用が行われて、副燃料タンク60内を充満とする作用が行われる。しかし、燃料ポンプ56が作動している状態においては、ベンチュリ88による吸込作用が行われて、液面高さHはベンチュリ88が配置される高さ位置H1となる。
船外機12が最初にモータボートに搭載されて、主燃料タンク16から船外機12内の副燃料タンク60にプライミングポンプ24により供給される際の液面高さは、H2程度の高さである。これは第1燃料供給経路X1及び副燃料タンク60中の空気が圧縮されて存在することによる。
<燃料ポンプ56の説明>
副燃料タンク60の内部には、前述のように副燃料タンク60内の燃料をエンジン40(図2又は図3参照)に高圧として圧送する燃料ポンプ56が設置されている。本実施形態では燃料ポンプ56は容積式ポンプであり、吸入口56Aと吐出口56Bを備える。燃料ポンプ56は吸入口56Aから副燃料タンク60の燃料を吸入して、ポンプ作用により高圧として、吐出口56Bから吐出する。吐出された高圧の燃料は吐出口56Bに接続された燃料圧送管78により副燃料タンク60外に取り出され、第2燃料供給経路X2を形成する第2燃料供給管26を通じてエンジン40のインジェクタ54(図2参照)に供給される。なお、燃料圧送管78の副燃料タンク60からの取り出し位置77は副燃料タンク60の上面部72となっており、液密且つ気密に接続されて取り出されている。なお、燃料圧送管78は図3に示すように燃料供給経路Xの一部を形成する。
<燃料吸入配管82の説明>
燃料ポンプ56の吸入口56Aには、燃料吸入配管82が配管されている。本実施形態の燃料吸入配管82は、配管本体84と、第1吸入補助具85と、第2吸入補助具86と、ベンチュリ88とから構成される。配管本体84は図4に示されるように逆U字形に配管されており、気体燃料存在領域Kと液体燃料存在領域Wに跨って配置されている。
燃料吸入配管82の配管本体84の先端に形成される開口部82Aは、液体燃料存在領域Wに配置されている。その配置位置は副燃料タンク60容器内の下方位置とされている。すなわち、副燃料タンク60の下面部74寄りの位置とされている。これにより開口部82Aから液体燃料存在領域Wにある液体燃料を、燃料吸入配管82を通じて燃料ポンプ56の吸入口56Aに供給可能としている。
<ベンチュリ88の説明>
燃料吸入配管82の配管本体84の逆U字形の頂部位置にはベンチュリ88が設置されている。このベンチュリ88が設置される位置は気体燃料存在領域Kとされている。そのためベンチュリ88が配置される位置は、副燃料タンク60容器内の上方位置とされている。すなわち、副燃料タンク60の上面部72寄りの位置とされている。なお、ベンチュリ88は本発明の気液混合吸入部に相当する。
図5はベンチュリ88を拡大図示して示したものである。ベンチュリ88は燃料吸入配管82の配管本体84の流通経路83が細く形成された部位90を有しており、この部位90に気体燃料存在領域Kの気体燃料を吸込む通路92が形成されている。これにより周知のベンチュリ作用により細く形成されたベンチュリ88を流れる流速は速くなり、通路92を通じて気体燃料存在領域Kの気体燃料を配管本体84の流路に吸入して、燃料ポンプ56の吸入口56Aに送る。図4及び図5においてはベンチュリ88により燃料吸入配管82内に吸込まれた気体燃料を粒状の泡として示した。この図示状態から分かるように、ベンチュリ88以降の燃料吸入配管82の燃料は、液体燃料と気体燃料とが混合した気液混合燃料として燃料ポンプ56の吸入口56Aに送られる。
<燃料ポンプ56の作用>
気液混合燃料として燃料ポンプ56の吸入口56Aに供給された燃料は、燃料ポンプ56の加圧作用により圧縮されて高圧液状化燃料となり、吐出口56Bから吐出される。そして、燃料圧送管78及び第2燃料供給経路X2に供給される。
<第1吸入補助具85と第2吸入補助具86の説明>
燃料吸入配管82を構成する第1吸入補助具85と第2吸入補助具86は、配管本体84と燃料ポンプ56の吸入口56Aを流路接続するための構成部品である。例えば、燃料ポンプ56に供給される燃料のフィルタ構成とすることが考えられる。本実施形態では、機能的には、第1吸入補助具85及び第2吸入補助具86は燃料ポンプ56の吸入口56Aの機能を果たしており、燃料ポンプ56の吸入口56Aの一部とみなすことができる。なお、図4に示すように、燃料吸入配管82は支持具94により燃料ポンプ56の容器に支持される構成となっている。詳細には支持具94は配管本体84に配置されて支持する構成をとっている。
<本実施形態の特徴構成>
本実施形態が特徴とする構成は、上記した燃料供給装置30の構成において、ベンチュリ88から燃料ポンプ56の吸入口56Aとの間の燃料吸入配管82に燃料吸入孔80が形成されている構成である。かつ、この燃料吸入孔80はベンチュリ88より下部の位置に設けられる構成である。本実施形態では燃料吸入孔80は、図4に示すように、燃料吸入配管82を構成する第1吸入補助具85に設けられており、ベンチュリ88より下部の位置に設けられている。この燃料吸入孔80は液体燃料存在領域Wにおいて開口する構成とされている。詳細には、主燃料タンク16から副燃料タンク60にプライミングポンプ24により最初に燃料が供給される際に形成される液体燃料存在領域Wに、燃料吸入孔80が開口する構成となっている。すなわち、図4に示す液面H2より低い下面部74寄りの位置に開口する構成となっている。このため本実施形態では、副燃料タンク60の容器の下方位置に配置されている第1吸入補助具85に燃料吸入孔80が形成されている。燃料吸入孔80の孔の大きさは、液体燃料が流通できる大きさであればよい。
<本実施形態の通常時の作動>
上記した本実施形態の燃料供給装置30は、副燃料タンク60と主燃料タンク16の間の第1燃料供給経路X1、及び副燃料タンク60とエンジン40との間の第2燃料供給経路X2は、すべて液密且つ気密に外部と区画された構成とされている。このため船外機12のエンジン作動後の通常状態では、副燃料タンク60と主燃料タンク16の間の第1燃料供給経路X1は燃料ポンプ56の作動による吸引作用により負圧となる。この負圧による吸引作用により、主燃料タンク16の燃料は副燃料タンク60に吸引供給される。そして、この燃料を燃料ポンプ56が吸引して、燃料ポンプ56は空転することなく、作動することができる。
<本実施形態の最初の搭載時の作動>
しかし、船外機12をモータボート10に最初に搭載した際には、図1に示すプライミングポンプ24を手動操作して、第1燃料供給経路X1を通じて主燃料タンク16の燃料を副燃料タンク60に供給する。
<燃料吸入孔80が設定されない場合の問題>
上記の状態において、本実施形態の燃料吸入孔80が設定されていない場合には、燃料ポンプ56を作動させても空気で空転するのみで、エンジン40に燃料を供給することができない。このためエンジンを始動させることができなく、エンジンの始動不良を生じる。すなわち、燃料吸入孔80が設定されていない場合には、燃料ポンプ56の吸入口56Aには空気あるいは気化燃料が存在するのみで、液体燃料が存在しない。すなわち、燃料ポンプ56の吸入口56Aに接続された燃料吸入配管82のベンチュリ88以降は副燃料タンク60の上方位置に貯留された空気を吸込む経路となり、当該空気あるいは気化燃料を吸込むだけで燃料ポンプ56は空転して正常に作動しない。
<燃料吸入孔80の作用効果>
本実施形態の場合は、上述したように燃料吸入孔80は、最初に主燃料タンク16から副燃料タンク60に燃料が供給される際に形成される液体燃料存在領域Wに形成される。そして、燃料吸入孔80の位置は、ベンチュリ88より下側の位置で、ベンチュリ88から燃料ポンプ56の吸入口56Aとの間の燃料吸入配管82における第1吸入補助具85の位置とされている。これにより船外機12が搭載された後の最初に副燃料タンク60に供給され、液体燃料貯留領域Wに貯留された燃料は、燃料吸入孔80を通じて、燃料吸入配管82内に侵入する。これにより燃料吸入配管82内及び燃料ポンプ56の吸入口56Aには液体燃料が存在する。これにより燃料ポンプ56は空転することなくポンプ作用をなして、吐出口56Bに高圧の燃料を吐出する。この高圧の燃料がエンジン40に圧送されて、かつ、ベンチュリ88に液体燃料が流入し、通路92を通じて、空気あるいは気化燃料を吸込むことができ、エンジン40は良好に始動することができる。したがって、エンジン40の始動不良が改善される。
<実施形態の変形例>
以上、本発明を特定の実施形態について説明したが、本発明はその他各種の形態でも実施可能なものである。
上記実施形態では、モータボート等の船舶の燃料供給装置であったが、船舶以外の車両等の燃料供給装置にも適用可能である。しかし、本実施形態は、モータボート等の船舶の燃料供給装置に好適に実施可能なものである。
また、上記実施形態では、燃料ポンプ56は全体が副燃料タンク60内に配置される形態であったが、燃料ポンプ56の吸入口56Aが副燃料タンク60の内部に配置される形態であればよい。当該形態においても、吸入口56A及び燃料吸入孔80の位置は液体燃料存在領域Wにあるのがよい。
また、上記実施形態では、燃料吸入孔80の設定位置は燃料吸入配管82を形成する第1吸入補助具85の位置であったが、ベンチュリ88から燃料ポンプ56の吸入口56Aの間の位置であればよい。好ましくは、燃料吸入孔80の設定位置は燃料ポンプ56の吸入口56A寄りの位置が良い。より好ましくは、燃料ポンプ56の吸入口56Aと燃料吸入配管82を接続する接続部位置に設けるのが良い。これにより燃料ポンプ56の吸入口56Aと燃料吸入孔80との間の経路長さは短くなり、燃料吸入孔80の位置におけるベンチュリ88による負圧の低下を抑制できる。また、燃料吸入孔80を形成する構成を簡略化することができる。
また、上記実施形態では、燃料吸入配管82の流通経路83に気体燃料を吸込む気液混合吸入部は、ベンチュリ88であったが、その他気体燃料を吸込む手段であればよい。
また、上記実施形態では、燃料吸入配管82が液体燃料存在領域Wに開口する位置は、副燃料タンク60内の下面部74寄りの下方位置であるが、液体燃料存在領域Wに開口する配置構成であれば位置は問わない。しかし、上記実施形態のように、下面部74寄りの下方位置であれば、副燃料タンク60内への燃料の供給が低下し、液体燃料存在領域Wの液面が低下した場合でも、確実に対応することができる。
また、上記実施形態では、ベンチュリ88の配置位置は、副燃料タンク60内の上面部72寄りの上方位置であるが、気体燃料存在領域Kであれば位置は問わない。しかし、上記実施形態のように上面部72寄りの上方位置にあれば、副燃料タンク60内の液体燃料が増加して液面が上昇しても、気体燃料をベンチュリ88により確実に吸引して、気液混合燃料として燃料ポンプ56に供給することができる。
また、上記実施形態では、燃料吸入孔80の位置は、副燃料タンク60内の下面部74寄りの下方位置であるが、液体燃料存在領域W内の位置であれば位置は問わない。しかし、上記実施形態のように下方位置であれば、燃料供給装置設置後における最初の副燃料タンク60への燃料の供給において、液体燃料の液面が低い場合でも、確実に液体燃料を燃料ポンプ56は吸引することができる。
12 船外機(船舶推進装置)
16 主燃料タンク
20 第1燃料供給管
22 注入口
24 プライミングポンプ
26 第2燃料供給管
30 燃料供給装置
32 クランクブラケット
34 船尾板
36 アッパケーシング
38 ロアケーシング
40 エンジン
42 カウル
42a トップカウル
42b ボトムカウル
43 ドライブ軸
44 前後進切替機構
46 プロペラ軸
48 プロペラ
50 冷却水ポンプ
52 取水口
54 インジェクタ
56 燃料ポンプ
56A 吸入口
56B 吐出口
58 デリバリパイプ
60 副燃料タンク
62 燃料フィルタ
72 上面部
74 下面部
78 燃料圧送管
80 燃料吸入孔
82 燃料吸入配管
83 流通経路
84 配管本体
85 第1吸入補助具
86 第2吸入補助具
88 ベンチュリ(気液混合吸入部)
90 ベンチュリの部位
92 ベンチュリの通路
94 支持具
X 燃料供給経路
X1 第1燃料供給経路
X2 第2燃料供給経路
W 液体燃料存在領域
K 気体燃料存在領域

Claims (7)

  1. 主燃料タンクの燃料をエンジンに供給する燃料供給経路に設置される燃料供給装置であって、
    前記燃料供給経路における燃料を貯留可能な密閉領域である燃料貯留領域が形成され、該燃料貯留領域に貯留された液体燃料から発生した気体燃料が分離状態で存在する密閉構造の副燃料タンクと、
    燃料の吸入口と吐出口を備え、前記吸入口が少なくとも前記副燃料タンクの内部に配置される燃料ポンプと、
    前記副燃料タンク内において前記燃料ポンプの吸入口に接続されて配管される燃料吸入配管と、
    前記燃料吸入配管の流通経路の途中位置に設けられ、当該流通経路に前記気体燃料を吸込む気液混合吸入部と、
    前記燃料吸入配管における前記気液混合吸入部と前記燃料ポンプの吸入口との間の位置において開口形成され、前記液体燃料を取入れることのできる燃料吸入孔と、を備え、
    前記燃料吸入孔は前記気液混合吸入部より下側の位置に設けられている、燃料供給装置。
  2. 請求項1に記載の燃料供給装置であって、
    前記燃料吸入孔は、前記気液混合吸入部と前記燃料ポンプの吸入口との間の前記燃料吸入配管における前記燃料ポンプの吸入口寄りの位置に設けられている、燃料供給装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の燃料供給装置であって、
    前記燃料吸入孔は、前記燃料ポンプの吸入口と前記燃料吸入配管を接続する接続部位置に設けられている、燃料供給装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかの請求項に記載の燃料供給装置であって、
    前記燃料吸入配管の先端部が前記副燃料タンク内において開口する開口部位置は、前記副燃料タンク内の下面部寄りの位置とされている、燃料供給装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかの請求項に記載の燃料供給装置であって、
    前記気液混合吸入部の配置位置は、前記副燃料タンク内の上面部寄りの位置とされている、燃料供給装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかの請求項に記載の燃料供給装置であって、
    前記燃料吸入孔の位置は、前記副燃料タンク内の下面部寄りの位置とされている、燃料供給装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかの請求項に記載の燃料供給装置であって、
    前記気液混合吸入部は、前記吸入配管の流通経路を細く形成した部位に前記気体燃料を吸込む通路が接続形成されたベンチュリである、燃料供給装置。
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