JP2019167040A - 乗物用ヘッドレスト - Google Patents

乗物用ヘッドレスト Download PDF

Info

Publication number
JP2019167040A
JP2019167040A JP2018057810A JP2018057810A JP2019167040A JP 2019167040 A JP2019167040 A JP 2019167040A JP 2018057810 A JP2018057810 A JP 2018057810A JP 2018057810 A JP2018057810 A JP 2018057810A JP 2019167040 A JP2019167040 A JP 2019167040A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
headrest
microphone
seat
vehicle
headrest body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018057810A
Other languages
English (en)
Inventor
晃 樽見
Akira Tarumi
晃 樽見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Boshoku Corp
Original Assignee
Toyota Boshoku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Boshoku Corp filed Critical Toyota Boshoku Corp
Priority to JP2018057810A priority Critical patent/JP2019167040A/ja
Publication of JP2019167040A publication Critical patent/JP2019167040A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】乗物用ヘッドレストに周囲の音声を適切に拾えるようにマイクロフォンを設けること。【解決手段】着座乗員の頭部を後側から支持するヘッドレスト本体11と、ヘッドレスト本体11から下方に延出してシートバック20の上部に装着されるヘッドレストステー12と、を有する乗物用ヘッドレスト10であって、ヘッドレスト本体11の底部にマイクロフォン13を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、乗物用ヘッドレストに関する。詳しくは、着座乗員の頭部を後側から支持するヘッドレスト本体と、ヘッドレスト本体から下方に延出してシートバックの上部に装着されるヘッドレストステーと、を有する乗物用ヘッドレストに関する。
従来、乗物用シートにおいて、着座乗員の頭凭れ部となるヘッドレストに非接触型のマイクロフォンが内蔵された構成が知られている(特許文献1)。
特開2017−105461号公報
上記従来技術では、マイクロフォンがヘッドレストの前面部に埋込み状に内蔵されているため、着座乗員の音声を拾うことはできるが、隣側座席や後側座席に座る乗員の音声を適切に拾うことができない。本発明は、上記問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、乗物用ヘッドレストに周囲の音声を適切に拾えるようにマイクロフォンを設けることにある。
上記課題を解決するために、本発明の乗物用ヘッドレストは次の手段をとる。
第1の発明は、着座乗員の頭部を後側から支持するヘッドレスト本体と、ヘッドレスト本体から下方に延出してシートバックの上部に装着されるヘッドレストステーと、を有する乗物用ヘッドレストであって、ヘッドレスト本体の底部にマイクロフォンを有するものである。
この第1の発明によれば、ヘッドレスト本体の底部に設けられたマイクロフォンにより、ヘッドレスト本体に頭部を凭れ掛ける着座乗員の他、隣側座席や後側座席に座る周囲の乗員の音声を適切に拾うことができる。詳しくは、マイクロフォンがヘッドレスト本体の底部に設けられることで、マイクロフォンが着座乗員や周囲の乗員の口元の高さ位置に近付けられやすくなるため、上記マイクロフォンによって周囲の音声を適切に拾うことができる。
第2の発明は、上述した第1の発明において、次の構成とされているものである。ヘッドレストステーが、シートバックに対する装着位置を高さ方向に調節可能とされる。
この第2の発明によれば、ヘッドレストステーの高さ位置調節に併せて、マイクロフォンの高さ位置も着座乗員の口元の高さ位置に適切に調節することができる。
第3の発明は、上述した第1又は第2の発明において、次の構成とされているものである。マイクロフォンが、ヘッドレスト本体の底部における隣側座席寄りの偏った位置に設けられる。
この第3の発明によれば、マイクロフォンにより、隣側座席の乗員の他、後側座席における隣側座席側の乗員の音声をより適切に拾えるようにすることができる。
第4の発明は、上述した第1から第3のいずれかの発明において、次の構成とされているものである。ヘッドレスト本体が、着座乗員の頭部を弾性的に支持する弾性支持部と、弾性支持部を底側から被覆するケースと、を有する。マイクロフォンがケース内に取り付けられると共に、ケースの周壁部にマイクロフォンを外部と連通させる貫通孔が形成されている。
この第4の発明によれば、ヘッドレスト本体の弾性支持部のクッション厚を阻害することなくマイクロフォンを適切に配置することができると共に、ケースに覆われて設けられるマイクロフォンに貫通孔から外部の音声を適切に通すことができる。したがって、ヘッドレスト本体の快適性や機能性を阻害することなく、マイクロフォンにより周囲の音声を適切に拾うことができる。
実施例1の乗物用ヘッドレストの概略構成を表した斜視図である。 車両内のシートレイアウトを模式的に表した平面図である。 乗物用ヘッドレストの側面図である。 同平面図である。 図4のV−V線断面図である。 図4のVI−VI線断面図である。 ヘッドレストの高さ位置調節を表した側面図である。 実施例2の乗物用ヘッドレストの概略構成を表した斜視図である。 ヘッドレストをシートバックから外した分解斜視図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を用いて説明する。
《ヘッドレスト10の概略構成について》
始めに、実施例1のヘッドレスト10(乗物用ヘッドレスト)が適用されたシート1の構成について、図1〜図7を用いて説明する。なお、以下の説明において、前後上下左右等の各方向を示す場合には、各図中に示されたそれぞれの方向を指すものとする。
本実施例のシート1は、図2に示すように、右ハンドル車の運転席(右側座席)として構成されている。上述したシート1は、着座乗員の背凭れ部となるシートバック20と、着座部となるシートクッション30と、頭凭れ部となるヘッドレスト10と、を備えている。上述したシート1の左隣には、助手席である左側座席101が設けられている。また、上述したシート1の後側と左側座席101の後側には、それぞれ、後側座席102,103が設けられている。ここで、上述した左側座席101が本発明の「隣側座席」に相当する。
上述したシート1のヘッドレスト10は、図1に示すように、上述したシートバック20の上部に装着されて設けられている。具体的には、上述したヘッドレスト10は、着座乗員の頭部を後側から支持するヘッドレスト本体11と、ヘッドレスト本体11の底面部からストレート状に垂下する形となって延びる左右一対の中空丸棒状のヘッドレストステー12と、を有して構成されている。
上述したヘッドレスト10は、上述した各ヘッドレストステー12が、シートバック20の上部に露出する形に埋設された左右一対の筒状の各ヘッドレストサポート21の差込孔21A内にそれぞれ上側から差し込まれることにより、これらヘッドレストサポート21を介してシートバック20の上部に位置固定された状態として設けられている。詳しくは、上述したヘッドレスト10は、上述した各ヘッドレストステー12が対応する各ヘッドレストサポート21の差込孔21A内に差し込まれることにより、左側のヘッドレストステー12の外周部に形成された係止溝12A内に同側のヘッドレストサポート21内に設けられた係止爪21Bが弾性的に嵌り込んで係止されるようになっている。
上記係止により、各ヘッドレストステー12の対応する各ヘッドレストサポート21に対する差し込み方向及び引き抜き方向の移動が規制された状態となる。それにより、ヘッドレスト10がシートバック20の上面部に位置固定された状態となって保持される。上述したヘッドレストステー12の位置固定状態は、左側のヘッドレストサポート21に設けられたツマミ21Cが使用者によって横方向から押し込まれることにより弾性的な付勢力に抗して解除されるようになっている。
上記解除により、各ヘッドレストステー12を対応する各ヘッドレストサポート21に対して更に深く差し込んだり引き抜く方向に動かしたりすることが可能となる。上述した左側のヘッドレストステー12には、上述した係止溝12Aが高さ方向の複数箇所に並んで形成されている。それにより、各ヘッドレストステー12は、上述した各係止溝12Aが係止爪21Bに位置合わせされるそれぞれの高さ位置にて係止爪21Bにより係止されて位置固定されるようになっている。上記係止構造による高さ位置の調節により、ヘッドレスト本体11のシートバック20に対する高さ位置の調節を行うことができる(図7参照)。
上述したヘッドレスト本体11は、詳しくは、図3〜図6に示すように、着座乗員の頭部を弾性的に支持する弾性支持部11Aと、弾性支持部11Aを底側から被覆する樹脂製のケース11Bと、を有して構成されている。上述した弾性支持部11Aは、発泡ウレタン製のパッド11Aaと、同パッド11Aaを包むファブリック製のカバー11Abと、によって構成されている。上述したヘッドレスト本体11は、上述した弾性支持部11Aのパッド11Aaの発泡成形時に各ヘッドレストステー12の上部領域が一体的にインサートされて成形されることにより、各ヘッドレストステー12が弾性支持部11Aの底面部からストレート状に垂下する形に一体化された構成とされている。
上述した各ヘッドレストステー12は、1本の円鋼管材が略逆U字状の形に折り曲げられることで、同逆U字の2本の脚部を成す互いに一体化された一対の構成とされている。そして、上述した各ヘッドレストステー12は、それらの上部領域と上端同士を架渡し状に繋ぐ繋ぎ部とが上述したようにパッド11Aaの内部に一体的にインサートされて成形されることにより、弾性支持部11Aとも一体化された構成とされている。
樹脂製のケース11Bは、図5〜図6に示すように、上述した弾性支持部11Aを下側から被覆する上側ピース11Baと、上側ピース11Baに下側から蓋をする形に組み付けられる下側ピース11Bbと、によって構成されている。上述した上側ピース11Baと下側ピース11Bbとが弾性支持部11Aの底部に組み付けられることにより、上述した上側ピース11Baと下側ピース11Bbとの間には、後述するマイクロフォン13や充電受電ユニット14を内部に収納することのできる容器状の箱部11Bcが形成されている。
上述した各ヘッドレストステー12は、上述した上側ピース11Baと下側ピース11Bbとにそれぞれ上側から貫通する形に挿通されて、下側ピース11Bbから下方にストレート状に延出する形に設けられている。
上述したヘッドレスト本体11の底部には、車両内に設置された不図示の車載器を音声操作するための音声入力部となるマイクロフォン13と、同マイクロフォン13に送電を行う非接触型の充電受電ユニット14と、が内蔵されている。具体的には、上述したマイクロフォン13と充電受電ユニット14とは、それぞれ、上述した樹脂製のケース11Bを成す上側ピース11Baと下側ピース11Bbとの間に形成される容器状の箱部11Bc内に収納された状態として設けられている。
詳しくは、上述したマイクロフォン13と充電受電ユニット14とは、上述した箱部11Bcを成す上側ピース11Baと下側ピース11Bbとの内壁間に挟まれて位置固定された状態として設けられている。なお、図示は省略されているが、上述したマイクロフォン13と充電受電ユニット14の箱部11Bcに対する位置固定は、ビス等の締結手段やその他の嵌合手段を用いて位置固定するものであってもよい。
上述したマイクロフォン13は、図4〜図5に示すように、上述したケース11B内の箱部11Bcにおける左側のヘッドレストステー12の真ん前の位置に隣接して配置されている。また、図4及び図6に示すように、充電受電ユニット14は、上述したケース11B内の箱部11Bcにおける左右のヘッドレストステー12の配置間領域の中央箇所に配置されている。上述したマイクロフォン13と充電受電ユニット14とは、互いに略同じ高さ位置に配置されている(図3参照)。
上述した充電受電ユニット14は、図1及び図3に示すように、上述したシートバック20の上部箇所に埋設された非接触型の充電送電ユニット22からの電力供給を受けて、上述したマイクロフォン13に電力供給を行うようになっている。上述したシートバック20の上部箇所に埋設された充電送電ユニット22は、上述したシートバック20の各ヘッドレストサポート21の配置間領域の中央箇所に埋設されて、上述したヘッドレスト本体11内に埋設された充電受電ユニット14の直下位置に配置された状態とされている。上記のようにマイクロフォン13への給電構造が非接触型の給電構造となっていることから、ヘッドレスト10をシートバック20に対して配線の接続作業を要することなく簡便に着脱することができるようになっている。
上記のように設けられたマイクロフォン13は、ヘッドレスト本体11の底部に配置されることから、概ね、着座乗員の口元の高さ位置に配置されるようになっている。また、上述したマイクロフォン13の設けられたケース11Bの箱部11Bcの前後側の周壁部には、マイクロフォン13の設けられた箱部11Bc内の空間を外部と連通させる横長状のスリット11Bdが貫通して形成されている。このような構成により、マイクロフォン13は、着座乗員の頭部の背裏側に位置していても、着座乗員の口元から発せられた音声をスリット11Bdを通して適切に拾うことができるようになっている。ここで、上述したスリット11Bdが本発明の「貫通孔」に相当する。
また、上述したマイクロフォン13は、ヘッドレスト本体11の底部に配置されることから、図7に示すように、ヘッドレスト本体11の高さ位置が着座乗員の体格に合わせて調節されたとしても、常に、その着座乗員の体格に応じた口元の高さ位置に合わされるようになっている。したがって、着座乗員の体格に因らず、着座乗員の口元から発せられた音声をマイクロフォン13にて適切に拾うことができる。
また、上述したマイクロフォン13は、ヘッドレスト本体11の底部に配置されることから、概ね、図2で前述した左側座席101や後側座席102,103に座る周囲の乗員の口元の高さ位置にも近付けられた状態とされて、周囲の乗員の口元から発せられる音声も前述したスリット11Bd(図3参照)を通して適切に拾うことができるようになっている。
詳しくは、上述したマイクロフォン13は、上述したヘッドレスト本体11の底部における左側のヘッドレストステー12の真ん前の位置に配置された、左側座席101寄りの偏った位置に配置されていることから、図2に示すシート1やその後側座席102に座る乗員の他、左側座席101やその後側座席103に座る乗員からも近い、全乗員からの距離の近い最適な位置に配置された状態とされている。そのようなことから、マイクロフォン13は、上述したシート1の他、その左側座席101や後側座席102,103に座る周囲の乗員から発せられる音声も適切に拾うことができるようになっている。
《まとめ》
以上をまとめると、本実施例のヘッドレスト10は、次のような構成となっている。すなわち、着座乗員の頭部を後側から支持するヘッドレスト本体(11)と、ヘッドレスト本体(11)から下方に延出してシートバック(20)の上部に装着されるヘッドレストステー(12)と、を有する乗物用ヘッドレスト(10)であって、ヘッドレスト本体(11)の底部にマイクロフォン(13)を有するものである。
このような構成とされていることにより、ヘッドレスト本体(11)の底部に設けられたマイクロフォン(13)により、ヘッドレスト本体(11)に頭部を凭れ掛ける着座乗員の他、隣側座席(101)や後側座席に座る周囲の乗員の音声を適切に拾うことができる。詳しくは、マイクロフォン(13)がヘッドレスト本体(11)の底部に設けられることで、マイクロフォン(13)が着座乗員や周囲の乗員の口元の高さ位置に近付けられやすくなるため、上記マイクロフォン(13)によって周囲の音声を適切に拾うことができる。
また、ヘッドレストステー(12)が、シートバック(20)に対する装着位置を高さ方向に調節可能とされる。このような構成とされていることにより、ヘッドレストステー(12)の高さ位置調節に併せて、マイクロフォン(13)の高さ位置も着座乗員の口元の高さ位置に適切に調節することができる。
また、マイクロフォン(13)が、ヘッドレスト本体(11)の底部における隣側座席(101)寄りの偏った位置に設けられる。このような構成とされていることにより、マイクロフォン(13)により、隣側座席(101)の乗員の他、隣側座席(101)側の後側座席(103)の乗員の音声をより適切に拾えるようにすることができる。
また、ヘッドレスト本体(11)が、着座乗員の頭部を弾性的に支持する弾性支持部(11A)と、弾性支持部(11A)を底側から被覆するケース(11B)と、を有する。マイクロフォン(13)がケース(11B)内に取り付けられると共に、ケース(11B)の周壁部にマイクロフォン(13)を外部と連通させる貫通孔(11Bd)が形成されている。このような構成とされていることにより、ヘッドレスト本体(11)の弾性支持部(11A)のクッション厚を阻害することなくマイクロフォン(13)を適切に配置することができると共に、ケース(11B)に覆われて設けられるマイクロフォン(13)に貫通孔(11Bd)から外部の音声を適切に通すことができる。したがって、ヘッドレスト本体(11)の快適性や機能性を阻害することなく、マイクロフォン(13)により周囲の音声を適切に拾うことができる。
続いて、実施例2のヘッドレスト10(乗物用ヘッドレスト)が適用されたシートの構成について、図8〜図9を用いて説明する。本実施例では、図8〜図9に示すように、マイクロフォン13への給電構造が、マイクロフォン13に接続された電気配線13Aが、シートバック20内を通って車両本体側から配索された電気配線23と電気接続されて給電が行われる構成とされている。
具体的には、図9に示すように、マイクロフォン13に接続された電気配線13Aは、左側のヘッドレストステー12の外周部に形成された通し孔12Bから同ヘッドレストステー12の中空内部12Cへと通されて下方へと繰り出されるように配索されている。また、シートバック20内を通って車両本体側から配索される電気配線23は、左側のヘッドレストサポート21の差込孔21A内を通って上方へと繰り出されるように配索されている。
これら電気配線13A,23同士は、左側のヘッドレストステー12を同側のヘッドレストサポート21の差込孔21A内に差し込む前にコネクトされて、ヘッドレストステー12の差し込み深さが変えられる動きに追従することのできる余長を有した状態として配索されるようになっている。上記のような接続構造とされていることにより、各電気配線13A,23を外部に露出させることなく見栄え良く配索することができるようになっている。
また、本実施例では、ヘッドレスト本体のケース11Bの底部が、左右のヘッドレストステー12の配置間領域の中央箇所において底上げされる形に括れた括れ部11Beを有した形状に形成されている。上記括れ部11Beにより、ヘッドレスト10とシートバック20との間に後方からの見通しを良好にする空間が形成されるようになっている。上記以外の構成については、実施例1で示したヘッドレスト10と同一の構成となっているため、同一の符号を付して説明を省略することとする。
《その他の実施形態について》
以上、本発明の実施形態を2つの実施例を用いて説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施することができるものである。例えば、本発明の乗物用ヘッドレストに係る構成は、左ハンドル車の運転席にも適用することができる他、運転席以外の座席にも適用することができるものである。また、乗物用ヘッドレストは、鉄道等の自動車以外の車両の他、航空機、船舶等の様々な乗物用に供されるヘッドレストにも広く適用することができるものである。
また、マイクロフォンは、ヘッドレスト本体の底部に内装されるものの他、外部に露出する形に外装されるものであってもよい。また、マイクロフォンは、ヘッドレスト本体の底部における隣側座席寄りの偏った位置に設けられるものの他、中央位置や後側寄りの位置等、空きスペースに応じて適宜の位置に設けられるものであってもよい。
また、ケースの周壁部に形成されてマイクロフォンを外部と連通させる貫通孔は、丸孔等のスリット以外の孔形状から成るものであっても良い。また、貫通孔は、ケースの前後の周壁部の他、ケースの左右の周壁部やケースの底部に形成されるものであっても良い。
1 シート
10 ヘッドレスト(乗物用ヘッドレスト)
11 ヘッドレスト本体
11A 弾性支持部
11Aa パッド
11Ab カバー
11B ケース
11Ba 上側ピース
11Bb 下側ピース
11Bc 箱部
11Bd スリット(貫通孔)
11Be 括れ部
12 ヘッドレストステー
12A 係止溝
12B 通し孔
12C 中空内部
13 マイクロフォン
13A 電気配線
14 充電受電ユニット
20 シートバック
21 ヘッドレストサポート
21A 差込孔
21B 係止爪
21C ツマミ
22 充電送電ユニット
23 電気配線
30 シートクッション
101 左側座席(隣側座席)
102 後側座席
103 後側座席

Claims (4)

  1. 着座乗員の頭部を後側から支持するヘッドレスト本体と、該ヘッドレスト本体から下方に延出してシートバックの上部に装着されるヘッドレストステーと、を有する乗物用ヘッドレストであって、
    前記ヘッドレスト本体の底部にマイクロフォンを有する乗物用ヘッドレスト。
  2. 請求項1に記載の乗物用ヘッドレストであって、
    前記ヘッドレストステーが、前記シートバックに対する装着位置を高さ方向に調節可能とされる乗物用ヘッドレスト。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の乗物用ヘッドレストであって、
    前記マイクロフォンが、前記ヘッドレスト本体の底部における隣側座席寄りの偏った位置に設けられる乗物用ヘッドレスト。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の乗物用ヘッドレストであって、
    前記ヘッドレスト本体が、着座乗員の頭部を弾性的に支持する弾性支持部と、該弾性支持部を底側から被覆するケースと、を有し、
    前記マイクロフォンが前記ケース内に取り付けられると共に、該ケースの周壁部に前記マイクロフォンを外部と連通させる貫通孔が形成された乗物用ヘッドレスト。
JP2018057810A 2018-03-26 2018-03-26 乗物用ヘッドレスト Pending JP2019167040A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018057810A JP2019167040A (ja) 2018-03-26 2018-03-26 乗物用ヘッドレスト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018057810A JP2019167040A (ja) 2018-03-26 2018-03-26 乗物用ヘッドレスト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019167040A true JP2019167040A (ja) 2019-10-03

Family

ID=68106110

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018057810A Pending JP2019167040A (ja) 2018-03-26 2018-03-26 乗物用ヘッドレスト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019167040A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021066208A (ja) * 2019-10-17 2021-04-30 株式会社今仙電機製作所 ヘッドレスト
CN112977217A (zh) * 2019-12-18 2021-06-18 丰田自动车株式会社 车辆用座椅及车辆用头枕
WO2022270273A1 (ja) * 2021-06-23 2022-12-29 テイ・エス テック株式会社 乗物用シート
JP7439649B2 (ja) 2020-06-01 2024-02-28 トヨタ紡織株式会社 乗物用ヘッドレスト

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021066208A (ja) * 2019-10-17 2021-04-30 株式会社今仙電機製作所 ヘッドレスト
CN112977217A (zh) * 2019-12-18 2021-06-18 丰田自动车株式会社 车辆用座椅及车辆用头枕
JP7439649B2 (ja) 2020-06-01 2024-02-28 トヨタ紡織株式会社 乗物用ヘッドレスト
WO2022270273A1 (ja) * 2021-06-23 2022-12-29 テイ・エス テック株式会社 乗物用シート

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2019167040A (ja) 乗物用ヘッドレスト
JP6650477B2 (ja) 乗物用シート
US11628756B2 (en) Sensor disposition structure in seat
JP7124304B2 (ja) 乗物用シート
WO2017170410A1 (ja) 車両用シート
JP2016196215A (ja) 側突荷重伝達構造
US9937871B2 (en) Vehicle seat
JP7087993B2 (ja) 車両中央構造
US11845371B2 (en) Vehicle seat
JP5118891B2 (ja) ヘッドレスト
JP2005287536A (ja) 車両用シート
WO2020059454A1 (ja) 車両用シート及びシートパッド
JP5594765B2 (ja) シートベルト誘導装置
JP2015003674A (ja) シートバックフレームのブラケット固定構造
JP6542018B2 (ja) シートユニット
JP2018001799A (ja) 乗物室内構造
JP6629260B2 (ja) 乗物用シート
JP2023132991A (ja) シートパッド及び車両用シート
JP2021030946A (ja) 乗物用シート
JP2022187383A (ja) 乗物用シート
JP2021109469A (ja) 乗物用シート
JP4520882B2 (ja) 車両用シートパッド
JP2005287538A (ja) 車両用シート
JP2022147827A (ja) 乗物用シート
KR200479022Y1 (ko) 시트백 각도 조절장치