JP2021066208A - ヘッドレスト - Google Patents

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慶隆 石原
Yoshitaka Ishihara
慶隆 石原
泊岩 好
Yoshi Tomariiwa
好 泊岩
秀一 増野
Shuichi Masuno
秀一 増野
顕次 西村
Kenji Nishimura
顕次 西村
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【課題】ヘッドレストステー内に配線を容易に配置可能なヘッドレストを提供する。【解決手段】本発明にかかるヘッドレスト100は、クッション部材20と、クッション部材20の中に一体に成形されたメインステー11と、メインステー11に連結可能な中空のサブステー12と、を有するヘッドレストステー10と、クッション部材20に取り付けられる圧力センサ30と、圧力センサ30と接続される配線50と、を備え、サブステー12の側面には、配線50が挿通可能な挿通孔が形成されていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、ヘッドレストに関する。
車両の乗員の乗車時や停止時の頭部の動きを検出するために、車両用シートのヘッドレストに圧力センサや感圧材料を配置することがある。例えば、車両の少なくとも1つの座席又は該座席の周囲の1つ以上の圧力検出ゾーンに設置された感圧材料を含んでいる乗員検出システムが記載されており、この座席の周囲の例としてヘッドレストに感圧材料を配置する旨が記載されている(特許文献1)。
このようにヘッドレストに圧力センサ等を配置する場合、圧力センサへの電源供給のため、又は圧力センサの電気信号の取り出しを行うために電線又は光ファイバー等の配線をヘッドレスト外の機器に接続させる必要がある。ヘッドレストは、車両用シートとは別体として作製されることから、配線が外部から視認できないように配置するには、ヘッドレストのステー内に配置することが考えられる。
しかしながら、ヘッドレストステーは、ヘッドレストのクッション部材と一体に成形されるために成形時に高温になる。そのため、成形時にヘッドレストステー内に配線を取り付けた状態で成形することができないという問題点があった。
特開2011−213342号公報
本発明は、こうした問題に鑑みてなされたものであり、ヘッドレストステー内に配線を容易に配置可能なヘッドレストを提供することを目的とする。
本発明は、上述の目的を達成するために、以下の手段を採った。
本発明にかかるヘッドレストは、
クッション部材と、
前記クッション部材の中に一体に成形されたメインステーと、前記メインステーに連結可能な中空のサブステーと、を有するヘッドレストステーと、
前記クッション部材に取り付けられる圧力センサと、
前記圧力センサと接続される配線と、
を備え、
前記サブステーの側面には、配線が挿通可能な挿通孔が形成されていることを特徴とする。
本発明のヘッドレストによれば、中空のサブステーに配線を通した状態でメインステーに成形後に取り付けることができる。そのため、成形時における高温下に配線が晒されることを回避することができ、中空に配線を通した状態のサブステーをメインステーに取り付けることで、容易に配線をヘッドレストステー内に配置することができる。
また、本発明にかかるヘッドレストにおいて、
前記メインステーは、一方側が車両用シートのヘッドレスト用ガイドブラケットに挿入可能なように前記クッション部材から延設して形成されており、他方側は、前記クッション部材内に配置されており、
前記サブステーは、他方側に連結することによってヘッドレスト用ガイドブラケットに挿入可能となることを特徴とするものであってもよい。
サブステーをヘッドレスト用ガイドブラケットに挿入可能とすることで、配線を車両用シート内に引き出すことができるので、外部からは全く配線が視認されない美観性に優れた車両用シートとすることができる。
さらに、本発明にかかるヘッドレストにおいて、
前記クッション部材は、前記サブステーを挿入するためのサブステー用挿通孔を備えていることを特徴とするものであってもよい。
サブステー用挿通孔を設けることによって、サブステーをメインステーまで容易に挿入することができ、サブステーとメインステーの接続を容易に行うことができる。
さらに、本発明にかかるヘッドレストにおいて、
前記クッション部材は、前記サブステー用挿通孔と前記クッション部材の前面側とに配線を挿通するための配線用孔を有することを特徴とするものであってもよい。
かかる構成を採用することによって、配線を容易にクッション部材の前面に引き出すことができ、圧力センサを容易に配線と接続することができ、かつ圧力センサを容易にクッション部材の前面側に取り付けることができる。
さらに、本発明にかかるヘッドレストにおいて、前記圧力センサと接続された配線が、前記圧力センサから前記クッション部材の前記配線用孔、前記サブステー用挿通孔、前記サブステーの中空部の順で挿通され、前記サブステーの端部開口に露出されていることを特徴とするものであってもよい。
図1は、実施形態にかかるヘッドレスト100の斜視図である。 図2は、実施形態にかかるヘッドレスト100の車両用シート90にヘッドレストステー10を取り付ける方法を示した模式図である。 図3は、実施形態にかかるヘッドレスト100の断面図である。 図4は、ヘッドレストステー10の別実施形態を示す斜視図である。 図5は、圧力センサ30の異なる配置状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面に沿って詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態及び図面は、本発明の実施形態の一部を例示するものであり、これらの構成に限定する目的に使用されるものではない。また、各図において対応する構成要素には同一又は類似の符号が付されている。
本実施形態にかかるヘッドレスト100は、図1に示すようにヘッドレストステー10と、このヘッドレストステー10の少なくとも一部がインサートされてなるクッション部材20と、このクッション部材20に取り付けられる圧力センサ30と、を備えている。
ヘッドレストステー10は、少なくとも一部がクッション部材20内に配置されてクッション部材20を支持するとともに、図2に示す車両用シート90(図2は、シートフレームのみを図示してある。)に設けられたヘッドレスト用ガイドブラケット91に挿通して、ヘッドレスト100を所定の位置に固定する機能を有する。本実施形態にかかるヘッドレストステー10は、略J字形状に折り曲げられたパイプからなるメインステー11と、このメインステー11に取付け可能な略直線形状(多少の湾曲状態も含む。)のパイプからなるサブステー12と、から作製されており、メインステー11とサブステー12は、互いに連結することで逆U字形状にすることができる。メインステー11のJ字形状の長い一方の端部は、クッション部材20から延設されており、他方側は、クッション部材20内に配置されている。メインステー11とサブステー12の連結方法は、特に限定するものではない。例えば、圧入式、それぞれメインステー11又はサブステー12に雄、雌のねじ切りを施し、スクリュー式に固定するもの等が挙げられる。サブステー12は、内部に配線50(図3参照)を通すことが可能なように、中空のパイプ状に形成されており、側面に後述する圧力センサ30と接続される配線50を挿通するための挿通孔12aが形成されている。
クッション部材20は、ウレタン等のクッション性を有する材料で成形されており、図1に示すように、メインステー11をインサートとしてインサート成形される。したがって、クッション部材20とメインステー11は一体に形成される。サブステー12は、後工程でメインステー11に取り付けられる。そのため、サブステー12をクッション部材20内に挿入可能なように、少なくともメインステー11の端部までサブステー用挿通孔21を形成してもよい。かかるサブステー用挿通孔21は、成形の後工程で切削やレーザー加工等によって形成してもよいが、成形時に同時に作製するようにするとよい。また、クッション部材20の前側(車両に取付けた場合に前方側となる側)かつ表面に取り付けられる圧力センサ30に対して電源を供給したり、信号を受領したりする電線や光ファイバー等の配線50を導くための配線用孔22がサブステー用挿通孔21と連通するように形成されている。
圧力センサ30は、運転者又は同乗者の頭部によるヘッドレスト100への圧力を検知するセンサである。圧力センサ30は、クッション部材20の前側表面又は表面近傍に取り付けられる。圧力センサ30の種類は特に限定するものではないが、好ましくは、薄いシート状の面圧センサを使用するとよい。
なお、ヘッドレスト100には、図3に示すように、任意にクッション部材20を被覆可能な被覆カバー40を設けても良い。
かかるヘッドレスト100は、以下のようにして作製される。まず、インサート成形により、メインステー11をインサートした状態でクッション部材20を成形する。この際に、サブステー用挿通孔21及び配線用孔22は、成形時に型によって形成してもよいし、後加工で切削やレーザー等によって形成してもよい。次に、別途、サブステー12の中空部に配線50を通し、挿通孔12aに配線50を挿通した状態にする。この状態のサブステー12をメインステー11に取り付ける。そして、挿通孔12aから取り出された配線50を配線用孔22に通して、クッション部材20の正面側に引き出し、圧力センサ30と接続する。そして、配線50と接続された圧力センサ30をクッション部材20の前面側かつ表面に取り付ける。任意に、クッション部材20に被覆カバー40を被覆してヘッドレスト100が完成する。
こうして作製されたヘッドレスト100は、圧力センサ30の配線50がクッション部材20を介して、サブステー12の中空部を介して、車両用シート90内に導かれることになる。そのため、配線50が車両用シート90の外部から視認されることはなく、美観性に優れた車両用シートを提供することができる。
また、サブステー12内の配線50は、成形時の高温下に晒されることがないため、配線50にダメージを与えることを防止することができる。
なお、前述した実施形態にかかるヘッドレスト100においては、メインステー11をJ字型に折り曲げ加工されたパイプとしたが、メインステー11がクッション部材20内に固定されているものであればよい。例えば、図4に示すように、2本の直線状のパイプ11a、11bを連結部材13で連結したものであってもよい。
また、圧力センサ30は、クッション部材20の表面に取り付けるものとしたが、頭部の圧力を検知可能であれば、図5に示すように、クッション部材20内に取り付けてもよい。
上述した実施形態で示すように、自動車用の車両シートに取り付けられるヘッドレストとして産業上利用可能である。
10…ヘッドレストステー、11…メインステー、11a,11b…パイプ、12…サブステー、12a…挿通孔、13…連結部材、20…クッション部材、21…サブステー用挿通孔、22…配線用孔、30…圧力センサ、40…被覆カバー、50…配線、90…車両用シート、91…ヘッドレスト用ガイドブラケット、100…ヘッドレスト

Claims (5)

  1. クッション部材と、
    前記クッション部材の中に一体に成形されたメインステーと、前記メインステーに連結可能な中空のサブステーと、を有するヘッドレストステーと、
    前記クッション部材に取り付けられる圧力センサと、
    前記圧力センサと接続される配線と、
    を備え、
    前記サブステーの側面には、配線が挿通可能な挿通孔が形成されていることを特徴とするヘッドレスト。
  2. 前記メインステーは、一方側が車両用シートのヘッドレスト用ガイドブラケットに挿入可能なように前記クッション部材から延設して形成されており、他方側は、前記クッション部材内に配置されており、
    前記サブステーは、他方側に連結することによってヘッドレスト用ガイドブラケットに挿入可能となることを特徴とする請求項1に記載のヘッドレスト。
  3. 前記クッション部材は、前記サブステーを挿入するためのサブステー用挿通孔を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載のヘッドレスト。
  4. 前記クッション部材は、前記サブステー用挿通孔と前記クッション部材の前面側とに配線を挿通するための配線用孔を有することを特徴とする請求項3に記載のヘッドレスト。
  5. 前記圧力センサと接続された配線が、前記圧力センサから前記クッション部材の前記配線用孔、前記サブステー用挿通孔、前記サブステーの中空部の順で挿通され、前記サブステーの端部開口に露出されていることを特徴とする請求項4に記載のヘッドレスト。
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