JP2019165085A - 電子部品の製造方法および導電性接続材マスク - Google Patents

電子部品の製造方法および導電性接続材マスク Download PDF

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Abstract

【課題】素子の電気特性の悪化を防止することができる電子部品の製造方法および導電性接続材マスクを提供する。【解決手段】電極面上に、導電性接続材を配置するための貫通孔が設けられた導電性接続材マスクを配置し、貫通孔の内部に導電性接続材を配置することで電極面上に導電性接続材を配置し、導電性接続材上に、角部と辺部で囲まれた底面を有する素子を配置し、導電性接続材を加熱して、導電性接続材を介して電極面に素子を底面で接続し、導電性接続材マスクは、貫通孔の内周縁のうちの辺部の配置予定位置近くに配置される第1内周縁部が、角部の配置予定位置近くに配置される第2内周縁部よりも貫通孔の中心側に位置し、導電性接続材のうちの第1内周縁部により辺部の配置予定位置の近くに配置される第1部分を、第2内周縁部により角部の配置予定位置の近くに配置される第2部分よりも貫通孔の中心側に配置する。【選択図】図1A

Description

本発明は、電子部品の製造方法および導電性接続材マスクに関する。
従来から、半導体装置等の電子部品の製造においては、貫通孔が設けられた印刷マスクを用いてリードフレーム上に貫通孔と同じ形状のはんだを印刷(転写)し、印刷されたはんだ上に半導体チップ等の素子を配置した後にはんだをリフローしていた。
従来は、印刷マスクとして、円形または四角形の貫通孔が設けられた印刷マスクが採用されていた。
特開2002−76599号公報
しかしながら、従来の印刷マスクにおいては、素子配置時に、素子の底面で押圧されたはんだが、素子の底面から側方にはみ出してしまっていた。これにより、はんだリフロー後に、素子からはみ出したはんだが、はんだボールとして素子の側面に付着してしまい、素子の電気特性を悪化させてしまうといった問題が生じていた。
そこで、本発明は、素子の電気特性の悪化を防止することができる電子部品の製造方法および導電性接続材マスクを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る電子部品の製造方法は、
電子素子の電極面上に、導電性接続材を配置するための貫通孔が設けられた導電性接続材マスクを配置する工程と、
前記貫通孔の内部に前記導電性接続材を配置することで、前記電極面上に前記導電性接続材を配置する工程と、
前記導電性接続材上に、角部および前記角部に連続する辺部で囲まれた底面を有する素子を配置する工程と、
前記導電性接続材を加熱することで、前記導電性接続材を介して前記電極面に前記素子を前記底面で接続する工程と、を備え、
前記導電性接続材マスクは、前記貫通孔の内周縁のうちの前記辺部の配置予定位置の近くに配置される第1内周縁部が、前記貫通孔の内周縁のうちの前記角部の配置予定位置の近くに配置される第2内周縁部よりも前記貫通孔の中心側に位置し、
前記導電性接続材を配置する工程では、前記導電性接続材のうちの前記第1内周縁部によって前記辺部の配置予定位置の近くに配置される第1部分を、前記導電性接続材のうちの前記第2内周縁部によって前記角部の配置予定位置の近くに配置される第2部分よりも前記貫通孔の中心側に配置する。
前記電子部品の製造方法において、
前記導電性接続材上に前記素子を配置する工程は、前記素子の底面で押圧された前記導電性接続材が前記底面から前記素子の側面にはみ出さない工程であってもよい。
前記電子部品の製造方法において、
前記導電性接続材上に前記素子を配置する工程は、前記素子の底面で押圧された前記導電性接続材が前記底面の全域に広がる工程であってもよい。
前記電子部品の製造方法において、
前記第1内周縁部は、前記貫通孔の中心点を通って前記辺部に直交する方向に延びる直線を仮定した場合に、前記直線との交点において最も中心点側に位置してもよい。
前記電子部品の製造方法において、
前記第2内周縁部は、前記素子の底面の対角線方向に向かって円弧状に膨出していてもよい。
前記電子部品の製造方法において、
前記第2内周縁部は、前記素子の底面の対角線方向に向かってV字状に突出していてもよい。
前記電子部品の製造方法において、
前記導電性接続材は、はんだ、鉛フリーはんだ、銀ナノペースト、または高融点焼結材であってもよい。
前記電子部品の製造方法において、
前記素子上に第2の導電性接続材を介して配線を配置する工程を更に備えてもよい。
前記電子部品の製造方法において、
前記素子は、前記底面にカソード電極を有し、上面にアノード電極を有する整流素子であり、
前記電極面は、カソード端子の上面であり、
前記配線は、前記アノード電極をアノード端子に接続する接続子であってもよい。
本発明の一態様に係る導電性接続材マスクは、
電子素子の電極面上に導電性接続材を配置するための貫通孔が設けられた導電性接続材マスクであって、
前記貫通孔の内周縁のうちの前記導電性接続材上に配置される素子の辺部の配置予定位置の近くに配置される第1内周縁部が、前記貫通孔の内周縁のうちの前記素子の角部の配置予定位置の近くに配置される第2内周縁部よりも前記貫通孔の中心側に位置する。
本発明の一態様に係る電子部品の製造方法は、電子素子の電極面上に、導電性接続材を配置するための貫通孔が設けられた導電性接続材マスクを配置する工程と、貫通孔の内部に導電性接続材を配置することで、電極面上に前記導電性接続材を配置する工程と、導電性接続材上に、角部および角部に連続する辺部で囲まれた底面を有する素子を配置する工程と、導電性接続材を加熱することで、導電性接続材を介して電極面に素子を底面で接続する工程と、を備え、導電性接続材マスクは、貫通孔の内周縁のうちの辺部の配置予定位置の近くに配置される第1内周縁部が、貫通孔の内周縁のうちの角部の配置予定位置の近くに配置される第2内周縁部よりも貫通孔の中心側に位置し、導電性接続材を配置する工程では、導電性接続材のうちの第1内周縁部によって辺部の配置予定位置の近くに配置される第1部分を、導電性接続材のうちの第2内周縁部によって角部の配置予定位置の近くに配置される第2部分よりも貫通孔の中心側に配置する。
このように、導電性接続材マスクの貫通孔が、素子の角部側の第2内周縁部よりも素子の辺部側の第1内周縁部の方が貫通孔の中心側に位置する形状を有することで、素子配置後に導電性接続材が素子の底面から側面にはみ出さないようにすることができる。これにより、導電性接続材の加熱後に、素子からはみ出した導電性接続材が素子の側面に付着して素子の電気特性を悪化させることを防止することができる。
したがって、本発明によれば、素子の電気特性の悪化を防止することができる。
図1Aは、本実施形態に係るはんだマスクを示す平面図であり、図1Bは、はんだマスクを示す側面図である。 図2Aは、本実施形態に係る電子部品の製造方法において、マスク配置工程を示す平面図であり、図2Bは、図2Aの断面図である。 図3Aは、本実施形態に係る電子部品の製造方法において、はんだ配置工程を示す平面図であり、図3Bは、図3Aの断面図である。 図4Aは、本実施形態に係る電子部品の製造方法において、マスク除去工程を示す平面図であり、図4Bは、図4Aの側面図である。 図5Aは、本実施形態に係る電子部品の製造方法において、素子搭載工程を示す平面図であり、図5Bは、図5Aの断面図である。 図6は、本実施形態に係る電子部品の製造方法において、リフロー工程を示す側面図である。 本実施形態の第1の変形例に係るはんだマスクを示す平面図である。 図8Aは、本実施形態の第2の変形例に係る電子部品の製造方法を示す側面図であり、図8Bは、図8Aに続く電子部品の製造方法を示す側面図であり、図8Cは、図8Bに続く電子部品の製造方法を示す側面図であり、図8Dは、図8Cに続く電子部品の製造方法を示す側面図である。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。実施形態は、本発明を限定するものではない。
図1Aは、本実施形態に係る導電性接続材マスクの一例であるはんだマスク1を示す平面図である。図1Bは、はんだマスク1を示す断面図(図1AのIB−IB断面図)である。図1Aには、はんだマスク1に対する素子2の位置関係を示すために、素子2が想像線で図示されている。
図1Aおよび図1Bに示されるはんだマスク1は、電子部品を構成する電子素子の電極面上に、電子素子とともに電子部品を構成する素子2を電気的および機械的に接続するために用いることができる。より詳しくは、はんだマスク1は、電子素子の電極面上にはんだを配置するために用いることができる。
はんだマスク1は、導電性接続材として、鉛を含有する通常のはんだ以外にも、鉛を含有しない鉛フリーはんだ、銀ナノペーストまたは高融点焼結材等に有効に適用することができる。
図1Aの例において、素子2は、角部21および角部21に連続する辺部22で囲まれた底面23を有する。より詳しくは、素子2は、矩形状の底面23を有する。
図1Aおよび図1Bに示すように、はんだマスク1は、第1面11と、第1面11の反対側の第2面12とを有し、第1面11から第2面12まで貫通するように、はんだを配置するための貫通孔13が設けられている。はんだマスク1は、金属で構成されている。
図1Aに示すように、貫通孔13の内周縁131のうちの素子2の辺部22の配置予定位置P22の近くに配置される第1内周縁部131aは、内周縁131のうちの素子2の角部21の配置予定位置P21の近くに配置される第2内周縁部131bよりも貫通孔13の中心側に位置する。なお、図1Aの例において、第1内周縁部131aおよび第2内周縁部131bは4つずつ存在するが、代表的に1つずつの第1内周縁部131aおよび第2内周縁部131bのみを破線で囲んで図示している。また、第2内周縁部131bの位置は、第1内周縁部131aの位置よりも角部21の配置予定位置P21に近い位置であれば、辺部22の配置予定位置P22にも近い位置であってもよい。
また、図1Aの例において、第1内周縁部131aは、貫通孔13の中心点Cを通って辺部22に直交する方向に延びる直線Lを仮定した場合に、直線Lとの交点Pにおいて最も中心点C側に位置する。
また、図1Aの例において、第2内周縁部131bは、素子2の底面23の対角線方向dに向かって円弧状に膨出している。
以下、既述したはんだマスク1を適用した本実施形態に係る電子部品の製造方法について説明する。
図2Aは、本実施形態に係る電子部品の製造方法において、マスク配置工程を示す平面図である。図2Bは、図2Aの断面図である。
先ず、図2Aおよび図2Bに示すように、電子素子3の電極面31上に、はんだを配置するための貫通孔13が設けられたはんだマスク1を配置する。
図3Aは、本実施形態に係る電子部品の製造方法において、はんだ配置工程を示す平面図である。図3Bは、図3Aの断面図である。図3Aには、はんだ4と素子2との位置関係を示すために、素子2が想像線で図示されている。
電極面31上にはんだマスク1を配置した後、図3Aおよび図3Bに示すように、貫通孔13の内部にはんだ4を配置することで、電極面31上にはんだ4を配置する。
はんだ4の配置においては、はんだ4のうちの第1内周縁部131aによって辺部22の配置予定位置の近くに配置される第1部分41を、はんだ4のうちの第2内周縁部131bによって角部21の配置予定位置の近くに配置される第2部分42よりも貫通孔13の中心側に配置する。
はんだ4の配置は、例えば、はんだ印刷機において、はんだマスク1の第1面11上に、フラックスとの混同によって適当な粘度に調整されたペースト状のはんだ4を塗布し、塗布されたはんだ4を、スキージで貫通孔13の内部に移動させることで行ってもよい。
図4Aは、本実施形態に係る電子部品の製造方法において、マスク除去工程を示す平面図である。図4Bは、図4Aの側面図である。
はんだ4を配置した後、図4Aおよび図4Bに示すように、はんだマスク1を除去する。これにより、電極面31上には、貫通孔13と同じ形状のはんだ4が残存する。
図5Aは、本実施形態に係る電子部品の製造方法において、素子搭載工程を示す平面図である。図5Bは、図5AのVB−VB断面図である。
はんだマスク1を除去した後、図5Aおよび図5Bに示すように、はんだ4上に、角部21および角部21に連続する辺部22で囲まれた底面23を有する素子2を配置する。
素子2の配置においては、素子2の辺部22をはんだ4の第1部分41の近くに配置し、素子2の角部21をはんだ4の第2部分42の近くに配置する。このとき、素子2の底面23ではんだ4が押圧されることにより、図5Aおよび図5Bに矢印で示す外側方向にはんだ4が変形する。なお、図5Aおよび図5Bには、素子2の底面23で押圧される前のはんだ4を破線で図示している。
ここで、辺部22に近い第2部分42が角部21に近い第1部分41よりも中心側に凹んだ形状ではんだ4が配置されているため、素子2の底面23で押圧されたはんだ4は、底面23から側面24にはみ出さない。また、素子2の底面23で押圧されたはんだ4は、底面23の全域に広がる。なお、はんだ4は、リフロー工程によって底面23の全域に広がってもよい。
図6は、本実施形態に係る電子部品の製造方法において、リフロー工程を示す側面図である。
素子2を配置した後、図6に示すように、はんだ4を加熱して溶融させることで、はんだ4を介して電極面31に素子2を底面23で接続する。
以下、本実施形態によってもたらされる作用について説明する。
既述したように、本実施形態に係る電子部品の製造方法は、電子素子3の電極面31上に、はんだ4を配置するための貫通孔13が設けられたはんだマスク1を配置する工程と、貫通孔13の内部にはんだ4を配置することで、電極面31上にはんだ4を配置する工程と、はんだ4上に、角部21および角部21に連続する辺部22で囲まれた底面23を有する素子2を配置する工程と、はんだ4を加熱することで、はんだ4を介して電極面31に素子2を底面23で接続する工程と、を備える。はんだマスク1は、貫通孔13の内周縁31のうちの辺部22の配置予定位置の近くに配置される第1内周縁部131aが、貫通孔13の内周縁31のうちの角部21の配置予定位置の近くに配置される第2内周縁部131bよりも貫通孔13の中心側に位置する。また、はんだ4を配置する工程では、はんだ4のうちの第1内周縁部131aによって辺部22の配置予定位置の近くに配置される第1部分41を、はんだ4のうちの第2内周縁部131bによって角部21の配置予定位置の近くに配置される第2部分42よりも貫通孔13の中心側に配置する。
このような構成によれば、はんだマスク1の貫通孔13が、素子2の角部21側の第2内周縁部131bよりも素子2の辺部22側の第1内周縁部131aの方が貫通孔13の中心側に位置する形状を有することで、素子配置後にはんだ4が素子2の底面23から側面24にはみ出さないようにすることができる。これにより、はんだ4の加熱後に、素子2からはみ出したはんだ4が素子2の側面24にはんだボールとして付着して素子2の電気特性を悪化させることを防止することができる。したがって、本実施形態によれば、素子2の電気特性の悪化を防止することができる。
また、既述したように、本実施形態に係る電子部品の製造方法において、はんだ4上に素子2を配置する工程は、素子2の底面23で押圧されたはんだ4が底面23から素子2の側面24にはみ出さない工程である。
はんだ4が粘性を有するため、はんだ4上に素子2を配置する際に、素子2によってはんだ4が押圧されることで、はんだ4が素子2の側面24に向かって変形する。しかるに、本実施形態においては、貫通孔13によって辺部22に近いはんだ4の第1部分41を角部21に近いはんだ4の第2部分42よりも中心側に配置することで、素子2で押圧されたはんだ4が素子2の側面24にはみ出さないようにすることができる。これにより、素子2の電気特性の悪化をより効果的に防止することができる。
また、既述したように、本実施形態に係る電子部品の製造方法において、はんだ4上に素子2を配置する工程は、素子2の底面23で押圧されたはんだ4が底面23の全域に広がる工程である。
このような構成によれば、素子2の底面23を全面的に電極面31に接続することができるので、側面24へのはんだ4のはみ出しによる素子2の電気特性の悪化を抑制しつつ、十分な接続面積を確保することで素子2を安定的に電極面31に接続することができる。
また、既述したように、本実施形態に係る電子部品の製造方法において、第1内周縁部131aは、貫通孔13の中心点Cを通って辺部22に直交する方向に延びる直線Lを仮定した場合に、直線Lとの交点Pにおいて最も中心点C側に位置する。
このような構成によれば、素子2の側面24へのはんだ4のはみ出しを更に効果的に抑制することができる。
また、既述したように、本実施形態に係る電子部品の製造方法において、第2内周縁部131bは、素子2の底面23の対角線方向dに向かって円弧状に膨出している。
このような構成によれば、素子2の側面24へのはんだ4のはみ出しを更に効果的に抑制することができる。
(変形例)
上述した構成以外にも、本実施形態には以下に示される変形例を適用することができる。図7は、本実施形態の第1の変形例に係るはんだマスク1を示す平面図である。第1の変形例において、はんだマスク1の第2内周縁部131bは、素子2の底面23の対角線方向dに向かってV字状に突出している。第1の変形例においても、素子2の配置後にはんだ4が素子2の底面23から側面24にはみ出さないようにすることができるので、はんだ4の加熱後に、素子2からはみ出したはんだ4が素子2の側面24にはんだボールとして付着して素子2の電気特性を悪化させることを防止することができる。したがって、第1の変形例においても、素子2の電気特性の悪化を防止することができる。
図8Aは、本実施形態の第2の変形例に係る電子部品の製造方法を示す側面図である。図8Bは、図8Aに続く電子部品の製造方法を示す側面図である。図8Cは、図8Bに続く電子部品の製造方法を示す側面図である。図8Dは、図8Cに続く電子部品の製造方法を示す側面図である。
第2の変形例では、底面にカソード電極Kを有し、上面にアノード電極Aを有する素子2の一例である整流素子20と、電子素子3の一例であるカソード端子30(すなわち、リードフレーム)と、アノード端子5と、配線の一例である接続子6とを備える電子部品10を製造する。なお、電子部品10は、図示しない樹脂によって封止されている。
先ず、図8Aに示すように、電極面31の一例であるカソード端子30の上面に、図1Aおよび図1Bに示したはんだマスク1を用いてはんだ4を配置する。はんだ4を配置した後、はんだ4上に、カソード電極Kを下にして整流素子20を配置する。
整流素子20を配置した後、図8Bに示すように、整流素子20のアノード電極A上に、第2の導電性接続材の一例であるはんだ41を配置する。このとき、アノード端子5の表面上にもはんだ42を配置する。
はんだ41、42を配置した後、図8Cに示すように、はんだ41、42上に接続子6を配置する。
接続子6を配置した後、図8Dに示すように、はんだ4、41、42を加熱して溶融させることで、カソード端子30への整流素子20の接続と、整流素子20およびアノード端子5への接続子6の接続とを同時に行う。
第2の変形例においても、整流素子20の配置後にはんだ4が整流素子20の底面23から側面24にはみ出さないようにすることができるので、はんだ4の加熱後に、整流素子20からはみ出したはんだ4が整流素子20の側面24にはんだボールとして付着して整流素子20の電気特性を悪化させることを防止することができる。したがって、第2の変形例においても、素子の電気特性の悪化を防止することができる。
上述した実施形態は、あくまで一例であって、発明の範囲を限定するものではない。発明の要旨を逸脱しない限度において、上述した実施形態に対して種々の変更を行うことができる。変更された実施形態は、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 はんだマスク
13 貫通孔
131 内周縁
131a 第1内周縁部
131b 第2内周縁部
2 素子
21 角部
22 辺部
23 底面
3 電子素子
31 電極面
4 はんだ

Claims (10)

  1. 電子素子の電極面上に、導電性接続材を配置するための貫通孔が設けられた導電性接続材マスクを配置する工程と、
    前記貫通孔の内部に前記導電性接続材を配置することで、前記電極面上に前記導電性接続材を配置する工程と、
    前記導電性接続材上に、角部および前記角部に連続する辺部で囲まれた底面を有する素子を配置する工程と、
    前記導電性接続材を加熱することで、前記導電性接続材を介して前記電極面に前記素子を前記底面で接続する工程と、を備え、
    前記導電性接続材マスクは、前記貫通孔の内周縁のうちの前記辺部の配置予定位置の近くに配置される第1内周縁部が、前記貫通孔の内周縁のうちの前記角部の配置予定位置の近くに配置される第2内周縁部よりも前記貫通孔の中心側に位置し、
    前記導電性接続材を配置する工程では、前記導電性接続材のうちの前記第1内周縁部によって前記辺部の配置予定位置の近くに配置される第1部分を、前記導電性接続材のうちの前記第2内周縁部によって前記角部の配置予定位置の近くに配置される第2部分よりも前記貫通孔の中心側に配置することを特徴とする電子部品の製造方法。
  2. 前記導電性接続材上に前記素子を配置する工程は、前記素子の底面で押圧された前記導電性接続材が前記底面から前記素子の側面にはみ出さない工程であることを特徴とする請求項1に記載の電子部品の製造方法。
  3. 前記導電性接続材上に前記素子を配置する工程は、前記素子の底面で押圧された前記導電性接続材が前記底面の全域に広がる工程であることを特徴とする請求項2に記載の電子部品の製造方法。
  4. 前記第1内周縁部は、前記貫通孔の中心点を通って前記辺部に直交する方向に延びる直線を仮定した場合に、前記直線との交点において最も中心点側に位置することを特徴とする請求項1に記載の電子部品の製造方法。
  5. 前記第2内周縁部は、前記素子の底面の対角線方向に向かって円弧状に膨出していることを特徴とする請求項1に記載の電子部品の製造方法。
  6. 前記第2内周縁部は、前記素子の底面の対角線方向に向かってV字状に突出していることを特徴とする請求項1に記載の電子部品の製造方法。
  7. 前記導電性接続材は、はんだ、鉛フリーはんだ、銀ナノペースト、または高融点焼結材であることを特徴とする請求項1に記載の電子部品の製造方法。
  8. 前記素子上に第2の導電性接続材を介して配線を配置する工程を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の電子部品の製造方法。
  9. 前記素子は、前記底面にカソード電極を有し、上面にアノード電極を有する整流素子であり、
    前記電極面は、カソード端子の上面であり、
    前記配線は、前記アノード電極をアノード端子に接続する接続子である、請求項8に記載の電子部品の製造方法。
  10. 電子素子の電極面上に導電性接続材を配置するための貫通孔が設けられた導電性接続材マスクであって、
    前記貫通孔の内周縁のうちの前記導電性接続材上に配置される素子の辺部の配置予定位置の近くに配置される第1内周縁部が、前記貫通孔の内周縁のうちの前記素子の角部の配置予定位置の近くに配置される第2内周縁部よりも前記貫通孔の中心側に位置することを特徴とする導電性接続材マスク。
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