JP2019164708A - 火災検出装置 - Google Patents
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Abstract
Description
まず、実施の形態の基本的概念について説明する。実施の形態は、概略的に、監視領域の火災を検出して報知するための火災検出装置に関するものである。
次に、実施の形態の具体的内容について説明する。
まず、実施の形態に係る火災検出装置が適用される消火システムの構成について説明する。図1は、実施の形態に係る消火システムを概念的に示す図である。以下の説明では、図1のX方向を消火システムの左右方向(+X方向を消火システムの左方向、−X方向を消火システムの右方向)、図1のY方向を消火システムの前後方向(+Y方向を消火システムの前方向、−Y方向を消火システムの後方向)、図1のZ方向を消火システムの上下方向(+Z方向を消火システムの上方向、−Z方向を消火システムの下方向)と称する。
次に、放水銃11の構成について説明する。放水銃11は、消火用水の放水により消火を行うための消火手段である。この放水銃11は、例えば公知の放水銃を用いて構成されており、建物の壁部(図示省略)の上部(又は図示しない天井部(図示省略))に設けられており、壁部(又は天井部)に設けられた架台(図示省略)に対して水平回り又は垂直回りに旋回可能に固定されている。
次に、操作装置12の構成について説明する。操作装置12は、放水銃11を操作するための操作手段である。この操作装置12は、例えば公知の有線式の操作装置等を用いて構成されており、放水銃11の放水を開始させる放水開始ボタン、放水銃11の放水を停止させる放水停止ボタン、放水銃11の旋回を開始させる旋回開始ボタン、及び放水銃11の旋回を停止させる旋回停止ボタンを備えている(いずれも図示省略)。これら放水開始ボタン、放水停止ボタン、旋回開始ボタン、又は旋回停止ボタンが建物にいる人によって押圧された場合に、当該押圧されたボタンに応じた操作信号(すなわち、放水開始信号、放水停止信号、旋回開始信号、旋回停止信号)を放水制御装置14に出力することで、放水制御装置14によって放水銃11の放水を開始又は停止させたり、あるいは放水銃11の旋回を開始又は停止させることができる。
次に、開閉弁13の構成について説明する。開閉弁13は、放水銃11の作動時に放水を停止させたい場合や放水銃11の保守作業を行う場合等に配水管4を閉栓するための弁であり、例えば公知の電動式の開閉弁等を用いて構成されている。
次に、放水制御装置14の構成について説明する。放水制御装置14は、放水銃11及び開閉弁13を制御するための装置である。この放水制御装置14は、例えば公知の放水銃用の制御装置を用いて構成されており、操作部、通信部、出力部、電源部、制御部、及び記憶部を備えている(いずれも図示省略)。
次に、エアコンプレッサ15の構成について説明する。エアコンプレッサ15は、外気を放水銃11に向けて給気するための給気手段であり、例えば公知のエアコンプレッサを用いて構成されている。
次に、ポンプ設備16の構成について説明する。ポンプ設備16は、消火用水を放水銃11に供給するための供給手段である。このポンプ設備16は、例えば公知の消火用のポンプ設備等を用いて構成されており、消火用水を貯えるための貯水タンクと、貯水タンクの消火用水を放水銃11に向けて供給するためのポンプとを備えている(いずれも図示省略)。
次に、ポンプ制御装置17の構成について説明する。ポンプ制御装置17は、例えば公知のポンプ設備用の制御装置を用いて構成されており、操作部、通信部、出力部、電源部、制御部、及び記憶部を備えている(いずれも図示省略)。
次に、受信機18の構成について説明する。受信機18は、操作装置12、放水制御装置14、ポンプ制御装置17、又は火災検出装置20から受信された信号に基づいて所定処理を行う装置である。この受信機18は、例えば公知の防災用受信機等を用いて構成されており、操作部、通信部、移報信号送信部、出力部、電源部、制御部、及び記憶部を備えている(いずれも図示省略)。
次に、火災検出装置20の構成について説明する。図2は、火災検出装置20を示す図であり(一部図示省略)、(a)は斜視図であり、(b)は後述の回転鏡22の回転状況を示す正面図である。図3は、火災検出装置20の走査範囲を示す図である。図4は、火災検出装置20の電気的構成を示したブロック図である。火災検出装置20は、監視領域2を光学的な水平方向の走査及び垂直方向の走査を行うことにより火災を検出して報知する装置である。この火災検出装置20は、建物の壁部の上部(又は図示しない天井部)の位置であって放水銃11の近傍位置に設けられている。具体的には、図3に示すように、監視領域2に対して斜め上方の位置であると共に、火災検出装置20の垂直方向の走査を開始する方向が監視領域2における0°方向に一致し、且つ火災検出装置20の垂直方向の走査を終了する方向が監視領域2における90°方向に一致する位置に配置されている。また、この火災検出装置20は、図2(a)に示すように、建物の内部に設けられた筐体21の内部において、回転鏡22、対物レンズ23、反射鏡24、スリット部25、集光レンズ26、検出素子27、水平走査モータ28、垂直走査モータ29、及び制御ユニット30を一体に収容して構成されている。
筐体21は、火災検出装置20の基本構造体であり、回転鏡22、対物レンズ23、反射鏡24、スリット部25、集光レンズ26、検出素子27、水平走査モータ28、垂直走査モータ29、及び制御ユニット30を外部から保護する保護手段である。この筐体21は、例えば金属材料等にて形成された中空の略円柱状体であり、図2(a)に示すように、回転鏡22、対物レンズ23、反射鏡24、スリット部25、集光レンズ26、検出素子27、及び垂直走査モータ29を収容する旋回部21aと、旋回部21aよりも上方に配置されたベース部21bであって、水平走査モータ28及び制御ユニット30を収容するベース部21bとを備えている。また、この旋回部21aは、ベース部21bに対して水平回りに旋回自在に取り付けられており、ベース部21bは、壁部に対して固定具等にて取り付けられている。
回転鏡22は、監視領域2から検出対象光が入射される入射手段である。ここで、「検出対象光」とは、火災を検出するために検出の対象となる光であり、例えば赤外線光等を含む概念である。また、この回転鏡22は、例えば公知の両面ミラー等を用いて構成されており、図2(a)に示すように、後述する垂直走査モータ29の第2旋回軸29bに対して固定具等によって固定されている。このような構成により、図2(b)に示すように、回転鏡22が垂直回りに45°回転することで、火災検出装置20の垂直方向の走査を0°から90°の範囲で行うことができる。
対物レンズ23は、回転鏡22にて反射された検出対象光を集光するレンズである。この対物レンズ23は、例えば公知の対物レンズ等を用いて構成されており、図2(a)に示すように、回転鏡22から反射された検出対象光が入射可能な位置に設けられており、旋回部21aに対して固定具等によって固定されている。
反射鏡24は、対物レンズ23にて集光された検出対象光をスリット部25に向けて反射するための鏡である。この反射鏡24は、例えば公知の片面ミラー等を用いて構成されており、図2(a)に示すように、対物レンズ23にて集光された検出対象光が入射可能な位置に設けられており、旋回部21aに対して固定具等によって固定されている。
スリット部25は、火災検出装置20の瞬時視野SSを設定するための部材である。ここで、「瞬時視野SS」とは、回転鏡22が静止していると仮定した場合の監視視野を意味する。このスリット部25は、例えば開口25aを有する金属製の板状体であり、図2(a)に示すように、反射鏡24にて反射された検出対象光が入射可能な位置に設けられており、旋回部21aに対して固定具等によって固定されている。また、このスリット部25の開口25aの形状及び大きさについては任意であるが、実施の形態では、水平方向の瞬時視野SS=1.0°、垂直方向の瞬時視野SS=0.43°になる長方形状に設定されている。
集光レンズ26は、スリット部25の開口25aを通過した検出対象光を集光するレンズである。この集光レンズ26は、例えば公知の集光レンズ等を用いて構成されており、図2(a)に示すように、スリット部25の開口25aを通過した検出対象光が入射可能な位置に設けられており、旋回部21aに対して固定具等によって固定されている。
検出素子27は、集光レンズ26にて集光された検出対象光を受光する素子である。この検出素子27は、例えば、公知の検出素子(一例として、赤外線検出素子等)を用いて構成されており、図2(a)に示すように、集光レンズ26にて集光された検出対象光が入射可能な位置に設けられており、旋回部21aに対して固定具等によって固定されている。
水平走査モータ28は、回転鏡22を後述の第1旋回軸28bを中心に旋回させることにより、監視領域2に対する水平方向(第1走査方向)の走査を行うための第1走査駆動手段であり、図2(a)に示すように、水平駆動部28a及び第1旋回軸28bを備えている。
垂直走査モータ29は、回転鏡22を後述の第2旋回軸29bを中心に旋回させることにより、監視領域2に対する垂直方向(第2走査方向)の走査を行うための第2走査駆動手段である。この垂直走査モータ29は、図2(a)に示すように、回転鏡22の近傍に設けられており、垂直駆動部29a及び第2旋回軸29bを備えている。
制御ユニット30は、火災検出装置20を制御するためのユニットであり、図4に示すように、操作部31、通信部32、電源部33、制御部34、及び記憶部35を備えて構成されている。
操作部31は、火災検出装置20に対する操作入力を受け付ける操作手段である。通信部32は、受信機18との間で通信する通信手段である。電源部33は、受信機18から供給された電力を、火災検出装置20の各部に供給する電源手段である。
制御部34は、火災検出装置20を制御する制御手段であり、図4に示すように、機能概念的に、判定部34a、駆動制御部34b、決定部34c、特定部34d、報知部34e、及び補正部34fを備えている。
記憶部35は、火災検出装置20の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記憶する記憶手段である。また、この記憶部35は、図4に示すように、補正テーブル35aを備えている。
補正テーブル35aは、補正情報を格納する補正情報格納手段である。ここで、「補正情報」とは、特定部34dにて特定された火災の位置を補正するための情報である。
次に、上述したように構成される火災検出装置20によって実行される火災検出処理について説明する。図6は、実施の形態に係る火災検出処理のフローチャートである(以下の各処理の説明ではステップを「S」と略記する)。火災検出処理は、概略的には、監視領域2を光学的な水平方向の走査及び垂直方向の走査を行うことにより火災を検出する処理である。この火災検出処理を実行するタイミングは任意であるが、実施の形態では、火災検出装置20の電源が投入された後に起動されるものとして説明する。
次に、図6のSA1の初期設定処理について説明する。図7は、初期設定処理のフローチャートである。初期設定処理は、火災検出処理に関する初期設定を行うための処理である。
準連続旋回ステップのステップ数=SB1にて取得された旋回角度/1ステップあたりの旋回角度・・・式(1)
SB1にて取得された旋回時間<許容される旋回時間(例えば、60sec等)・・・式(2)
SB1にて取得された旋回時間/SB1にて取得された旋回角度<水平走査モータ28における旋回角度1°あたりの最短旋回時間(例えば、50msec等)・・・式(3)
次に、本件出願人が行った検証結果について説明する。ここでは、水平方向の走査を準連続的に行い、且つ垂直方向の走査を連続的に行った場合の瞬時視野と床面距離との関係を確認した検証結果について説明する。
このように実施の形態によれば、回転鏡22を第1旋回軸28bを中心に旋回させることにより、監視領域2に対する水平方向の走査を行うための水平走査モータ28と、回転鏡22を第2旋回軸29bを中心に旋回させることにより、監視領域2に対する垂直方向の走査を行うための垂直走査モータ29と、水平走査モータ28及び垂直走査モータ29の各々を連続的又は準連続的に駆動させるように制御する駆動制御部34bと、を備えたので、水平走査モータ28及び垂直走査モータ29の各々を連続的又は準連続的に駆動させることで水平方向の走査及び垂直方向の走査を行うことができ、水平走査モータ28又は垂直走査モータ29を断続的に駆動させる場合に比べて、水平方向の走査中又は垂直方向の走査中に旋回部21a、回転鏡22を振動しにくくすることができる。よって、旋回部21a、回転鏡22の振動に伴って生じる振動音を低減できることから、火災検出装置20の使用性を向上できる。
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、上述の内容に限定されるものではなく、発明の実施環境や構成の細部に応じて異なる可能性があり、上述した課題の一部のみを解決したり、上述した効果の一部のみを奏したりすることがある。
また、上述した各電気的構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散や統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散又は統合して構成できる。また、本出願における「装置」とは、単一の装置によって構成されたものに限定されず、複数の装置によって構成されたものを含む。例えば、火災検出装置20を、相互に通信可能に構成された複数の装置に分散して構成し、これら複数の装置の一部に制御部34を設けると共に、これら複数の装置の他の一部に記憶部35を設けてもよい。
上記実施の形態では、放水銃11と火災検出装置20とが別装置として構成されていると説明したが、これに限らず、例えば、放水銃11と火災検出装置20とを組み合わせて1つの装置として構成されてもよい。
上記実施の形態では、火災検出装置20における第1走査方向の走査が水平方向の走査であり、火災検出装置20における第2走査方向の走査が垂直方向の走査であると説明したが、これに限らない。例えば、火災検出装置20における第1走査方向の走査が垂直方向の走査であり、火災検出装置20における第2走査方向の走査が水平方向の走査であってもよい。あるいは、火災検出装置20における第1走査方向の走査が水平方向及び垂直方向以外の方向(例えば左斜め上方向)の走査であり、火災検出装置20における第2走査方向の走査が水平方向及び垂直方向以外の方向(例えば右斜め上方向)の走査であってもよい。
上記実施の形態では、SA4の判定結果に関わらず、SA1の初期設定処理にて水平方向の走査に関する準連続旋回ステップのステップ数が用いられていると説明したが、これに限らない。例えば、SA1の初期設定処理の後に、火災検出装置20の決定部34cは、SA4の判定結果に基づいて、上記準連続旋回ステップのステップ数を決定してもよい。一例として、SA4にて火災が検出されていないと判定されるまで、SA1の初期設定処理にて決定された上記準連続旋回ステップのステップ数が用いられるものの、SA4にて火災が検出されたと判定された場合には、所定方法で算出(又は取得)したステップ数であって、SA1の初期設定処理にて決定された上記準連続旋回ステップのステップ数とは異なるステップ数が決定すべきステップ数として決定されてもよい。これにより、監視領域2の状況に応じた準連続旋回ステップのステップ数を決定することができる。よって、例えば、火災が検出された場合の準連続旋回ステップのステップ数を、火災が検出されていない場合の準連続旋回ステップのステップ数よりも小さくすることで、火災の有無を正確に検出できる。
付記1の火災検出装置は、請求項1に記載の火災検出装置は、監視領域の火災を検出して報知するための火災検出装置であって、前記監視領域から検出対象光が入射される入射手段と、前記入射手段にて入射された前記検出対象光に基づいて、前記火災の有無を判定する判定手段と、前記入射手段を第1旋回軸を中心に旋回させることにより、前記監視領域に対する第1走査方向の走査を行うための第1走査駆動手段と、前記入射手段を前記第1旋回軸とは異なる第2旋回軸を中心に旋回させることにより、前記監視領域に対する走査であって前記第1走査方向とは異なる第2走査方向の走査を行うための第2走査駆動手段と、前記第1走査駆動手段及び前記第2走査駆動手段の各々を連続的又は準連続的に駆動させるように制御する駆動制御手段と、を備えた。
付記1に記載の火災検出装置によれば、入射手段を第1旋回軸を中心に旋回させることにより、監視領域に対する第1走査方向の走査を行うための第1走査駆動手段と、入射手段を第2旋回軸を中心に旋回させることにより、監視領域に対する第2走査方向の走査を行うための第2走査駆動手段と、第1走査駆動手段及び第2走査駆動手段の各々を連続的又は準連続的に駆動させるように制御する駆動制御手段と、を備えたので、第1走査駆動手段及び第2走査駆動手段の各々を連続的又は準連続的に駆動させることで第1走査方向の走査及び第2走査方向の走査を行うことができ、第1走査駆動手段又は第2走査駆動手段を断続的に駆動させる場合に比べて、第1走査方向の走査中又は第2走査方向の走査中に少なくとも入射手段を振動しにくくすることができる。よって、少なくとも入射手段の振動に伴って生じる振動音を低減できることから、火災検出装置の使用性を向上できる。
2 監視領域
3 配線
4 配水管
5 空気配管
6 排水管
11 放水銃
12 操作装置
13 開閉弁
14 放水制御装置
15 エアコンプレッサ
16 ポンプ設備
17 ポンプ制御装置
18 受信機
20 火災検出装置
21 筐体
21a 旋回部
21b ベース部
22 回転鏡
23 対物レンズ
24 反射鏡
25 スリット部
25a 開口
26 集光レンズ
27 検出素子
28 水平走査モータ
28a 水平駆動部
28b 第1旋回軸
29 垂直走査モータ
29a 垂直駆動部
29b 第2旋回軸
30 制御ユニット
31 操作部
32 通信部
33 電源部
34 制御部
34a 判定部
34b 駆動制御部
34c 決定部
34d 特定部
34e 報知部
34f 補正部
35 記憶部
35a 補正テーブル
SS 瞬時視野
Claims (10)
- 監視領域の火災を検出して報知するための火災検出装置であって、
前記監視領域から検出対象光が入射される入射手段と、
前記入射手段にて入射された前記検出対象光に基づいて、前記火災の有無を判定する判定手段と、
前記入射手段を第1旋回軸を中心に旋回させることにより、前記監視領域に対する第1走査方向の走査を行うための第1走査駆動手段と、
前記入射手段を前記第1旋回軸とは異なる第2旋回軸を中心に旋回させることにより、前記監視領域に対する走査であって前記第1走査方向とは異なる第2走査方向の走査を行うための第2走査駆動手段と、
前記第1走査駆動手段及び前記第2走査駆動手段の各々を連続的又は準連続的に駆動させるように制御する駆動制御手段と、
を備えた火災検出装置。 - 前記第1走査駆動手段及び前記第2走査駆動手段の各々を連続的、準連続的、又は断続的に駆動させるように制御する前記駆動制御手段を備え、
前記第1走査駆動手段又は前記第2走査駆動手段を準連続的に駆動させる際に複数回実行される準連続旋回ステップであって、前記第1走査駆動手段又は前記第2走査駆動手段の旋回及び旋回停止を行う準連続旋回ステップの停止時間を、前記第1走査駆動手段又は前記第2走査駆動手段を断続的に駆動させる際に複数回実行される断続旋回ステップであって、前記第1走査駆動手段又は前記第2走査駆動手段の旋回及び旋回停止を行う断続旋回ステップの停止時間よりも短くした、
請求項1に記載の火災検出装置。 - 所定方法にて取得した旋回角度であって、前記入射手段の前記第1旋回軸又は前記第2旋回軸回りの旋回角度と、所定方法にて取得した旋回時間であって、前記旋回角度を旋回するのに要する旋回時間とに基づいて、前記準連続旋回ステップのステップ数を決定する決定手段を備えた、
請求項2に記載の火災検出装置。 - 前記決定手段は、前記判定手段の判定結果に基づいて、前記準連続旋回ステップのステップ数を決定する、
請求項3に記載の火災検出装置。 - 前記入射手段にて入射された前記検出対象光に基づいて、前記火災の位置を特定する特定手段と、
前記特定手段にて特定された前記火災の位置を報知するための報知手段と、を備える、
請求項1から4のいずれか一項に記載の火災検出装置。 - 所定方法にて取得した補正情報に基づいて、前記特定手段にて特定された前記火災の位置を補正する補正手段を備え、
前記報知手段は、前記補正手段にて補正された前記火災の位置を報知する、
請求項5に記載の火災検出装置。 - 前記補正情報は、
前記第1走査駆動手段又は前記第2走査駆動手段の連続的駆動に対応する補正情報である連続的補正情報と、
前記第1走査駆動手段又は前記第2走査駆動手段の準連続的駆動に対応する補正情報である準連続的補正情報と、を含む、
請求項6に記載の火災検出装置。 - 前記補正情報は、
前記監視領域が動的に変化する前の状態に対応する補正情報である変化前補正情報と、
前記監視領域が動的に変化した後の状態に対応する補正情報である変化後補正情報と、を含む、
請求項6又は7に記載の火災検出装置。 - 前記駆動制御手段は、
前記判定手段にて前記火災を検出したと判定されるまで、前記第1走査駆動手段及び前記第2走査駆動手段の各々を連続的又は準連続的のいずれか一方で駆動させるように制御し、
前記判定手段にて前記火災を検出したと判定された後、前記第1走査駆動手段及び前記第2走査駆動手段の各々を連続的、準連続的、又は断続的に駆動させるように制御する、
請求項1から8のいずれか一項に記載の火災検出装置。 - 前記駆動制御手段は、
所定操作が受け付けられるまで又は所定時間が到来するまで、前記第1走査駆動手段及び前記第2走査駆動手段の各々を連続的又は準連続的のいずれか一方で駆動させるように制御し、
前記所定操作が受け付けられた後又は前記所定時間が到来した後、前記第1走査駆動手段及び前記第2走査駆動手段の各々を連続的、準連続的、又は断続的に駆動させるように制御する、
請求項1から9のいずれか一項に記載の火災検出装置。
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