JPH0844973A - 走査型火災検出装置 - Google Patents

走査型火災検出装置

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JPH0844973A
JPH0844973A JP6181134A JP18113494A JPH0844973A JP H0844973 A JPH0844973 A JP H0844973A JP 6181134 A JP6181134 A JP 6181134A JP 18113494 A JP18113494 A JP 18113494A JP H0844973 A JPH0844973 A JP H0844973A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 走査型火災検出装置において火災を正確に検
出する。 【構成】 第1の火災監視状態では水平走査モータ10
2をステップ状に往復回動することにより検出器101
下側の旋回部101aを水平方向に回転させると共に回
転鏡103が垂直方向に走査するように垂直走査モータ
104により一定速度で回転させ、赤外線センサ110
の検出電圧Vを監視する。第1の火災監視状態において
閾値Vthより高い電圧Vが検出されるとその検出時点で
水平走査モータ102のみを停止し、第2の火災監視状
態では垂直走査モータ104については炎の揺らぎの周
波数をサンプリング可能な速度で回転させ、検出信号か
ら周波数を解析して炎の揺らぎを検出した場合に火災と
判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、比較的高い場所に設置
された二次元走査型火災検出器により比較的広い監視領
域の火災を検出する走査型火災検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の走査型火災検出装置で
は、赤外線検出器などを有する二次元走査型火災検出器
が比較的高い場所に設置され、この検出器を水平方向に
ステップ移動すると共にミラーを垂直方向に回転等する
ことにより、比較的広い監視領域を二次元で走査するよ
うに構成されている。
【0003】従来、この種の走査型火災検出装置として
は、例えば特公平5−46599号公報に示すように多
数の提案が成され、火災を検出する方法としては、火災
時の炎からの赤外線を検出してこの検出値が所定値以上
の場合に火災と判断する方法が知られている。また、走
査型でない火災検出方法としては、一定の場所における
炎に特有のちらつき(揺らぎ)を検出する方法が知られ
ている。
【0004】また、太陽光や照明光による誤検出を防止
するために、赤外検出器の他に可視光検出器を追加した
構成として例えば特開昭53−139590号公報、特
開昭61−38428号公報、特開昭61−38430
号公報などに提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
走査型火災検出装置では、炎からの赤外線を検出するの
みでは太陽光や照明光による誤検出が発生するという問
題点があり、また、この問題点を解決するために可視光
検出器を追加すると検出器が大型化し、高価となるとい
う問題点がある。更に、一定の場所における炎に特有の
揺らぎのみを検出する方法においても同様に誤検出が発
生するという問題点があり、また、監視エリアを二次元
で走査する場合に炎の揺らぎを検出しようとするとその
構成が複雑になる。
【0006】本発明は上記従来の問題点に鑑み、監視エ
リアを二次元で走査する場合に火災を正確に検出するこ
とができる走査型火災検出装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、監視エリアを水平方向にステップ毎に走査
すると共に各水平位置で垂直方向を走査することにより
得られる検出信号に基づいて火災を判断する走査型火災
検出装置において、水平及び垂直方向の走査中に検出信
号が閾値以上か否かを判定し、閾値以上の場合に水平方
向の走査を停止する第1の火災判定手段と、第1の火災
判断手段により判定された水平方向の停止位置で垂直方
向を複数回走査し、この垂直方向の走査により得られる
検出信号の周波数を解析することにより炎の揺らぎか否
かを判断し、炎の揺らぎと判断した場合に火災と判定す
る第2の火災判定手段とを有することを特徴とする。
【0008】また、本発明の第2の火災判定手段は、炎
の揺らぎ周波数に応じたサンプリング可能な速度で垂直
方向を走査することを特徴とする。本発明はまた、監視
エリアを水平方向にステップ毎に走査すると共に各水平
位置で垂直方向を走査することにより得られる検出信号
に基づいて火災を判断する走査型火災検出装置におい
て、水平及び垂直方向の走査中に検出信号が閾値以上か
否かを判定し、閾値以上の場合に水平方向の走査を停止
する第1の火災判定手段と、第1の火災判断手段により
判定された水平方向の停止位置であって検出信号の最大
値が得られる垂直方向の位置からその上において検出信
号が得られなくなる位置の範囲で垂直方向の走査を停止
し、その停止位置から得られる検出信号の周波数を解析
することにより炎の揺らぎか否かを判断し、炎の揺らぎ
と判断した場合に火災と判定する手段とを有することを
特徴とする。
【0009】また、本発明の第1の火災判定手段は、赤
外波長の光を検出する第1の検出手段と、赤外波長より
短い波長の光を検出する第2の検出手段と、垂直方向の
走査距離毎の第1、第2の検出手段の検出信号の各弁別
用基準値が予め記憶された第1、第2の記憶手段と、第
1の検出手段の検出信号と第1の記憶手段の基準値を走
査距離に基づいて比較し、第1の検出手段の検出信号が
大きい場合に炎検出信号を出力する第1の比較手段と、
第2の検出手段の検出信号と第2の記憶手段の基準値を
走査距離に基づいて比較し、第2の検出手段の検出信号
が大きい場合に外乱光検出信号を出力する第2の比較手
段と、第1の比較手段が炎検出信号を出力し、かつ第2
の比較手段が外乱光検出信号を出力しない場合に火災信
号を出力する火災判定手段とを有することを特徴とす
る。
【0010】
【作用】本発明では、第1の火災判断時において水平及
び垂直方向の走査中に検出信号が閾値以上の場合に水平
方向の走査が停止され、第2の火災判断時においてその
水平方向の停止位置で垂直方向が複数回走査され、この
垂直方向の走査により得られる検出信号の周波数が解析
されて炎の揺らぎ(1Hz〜10Hzの範囲)か否かが
判断される。したがって、監視エリアを二次元で走査す
る場合に検出信号のレベルと周波数により2回の火災判
断が行われるので火災を正確に検出することができる。
また、1個のセンサを用いて1波長で火災判断が行われ
るので、安価な構成で火災を正確に検出することができ
る。
【0011】また、第1の火災判断時において水平及び
垂直方向の走査中に検出信号が閾値以上の場合に水平方
向の走査が停止され、第2の火災判断時においてその水
平方向の停止位置であって検出信号の最大値が得られる
垂直方向の位置からその上において検出信号が得られな
くなる位置の略中心位置から得られる検出信号の周波数
が解析されて炎の揺らぎか否かが判断される。したがっ
て、監視エリアを二次元で走査する場合に検出信号のレ
ベルと周波数により2回の火災判断が行われるので火災
を正確に検出することができる。また、1個のセンサを
用いて1波長で火災判断が行われるので、安価な構成で
火災を正確に検出することができる。
【0012】更に、第1の火災判断時において検出信号
のレベルを判断する場合に、炎が赤外波長で検出される
とともに外乱光が赤外波長より短い波長で検出され、さ
らに各検出レベルが検出器の垂直方向の走査距離毎の弁
別用基準値と比較されてそれぞれ炎か否か、外乱光か否
かが判定され、ついで炎と判定された場合であって外乱
光と判定されない場合に火災と判定される。したがっ
て、炎と外乱光の各検出レベルが走査距離毎の基準値と
比較されるので比較的遠距離における火災の誤検出を防
止することができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明に係る走査型火災検出装置の一実施
例のシステム構成を示す外観図である。このシステム
は、概略的に本体ユニット100と、制御盤201と、
管理人室等のセンタに設置される中央操作部202と、
本体ユニット100の近傍に設置される現地操作部20
3により構成されている。本体ユニット100は図2に
詳しく示すように二次元走査型火災検出器ユニット10
1と放水ユニット150が垂直方向に同軸になるように
配置され、この各ユニット101、150は水平回り方
向に独立して回動可能に構成されている。
【0014】検出器ユニット101は公知の1波長(赤
外領域)で炎を検出する構成であり、また、本体ユニッ
ト100の正面壁100aから前方に後述する旋回部を
やや突出させて水平回り方向の約190°の範囲を走査
可能に取り付けられている。図3を参照して説明する
と、検出器ユニット本体101下側の円錐状の旋回部1
01aはパルスモータである水平走査モータ102によ
り本体ユニット100に対して水平回り方向に例えば1
90°の範囲でステップ状に且つ往復回動可能である。
また、回転鏡103は表裏の両面が鏡面で構成され、D
Cモータである垂直走査モータ104により真下から遠
方の水平面に向かう垂直方向に後述する速度で回転す
る。
【0015】監視領域からの光は、窓105により真下
から水平面までの垂直方向90°までの範囲で規制され
て回転鏡103により反射され、この光が対物レンズ1
06により結像され、反射ミラー107により反射さ
れ、スリット108により瞬時視野108aが決定さ
れ、次いで集光レンズ109により赤外線センサ110
の受光面に集光される。なお、瞬時視野108aとは、
回転鏡103が停止していると仮定したときの監視視野
である。
【0016】図2に戻り、検出器ユニット101下側の
旋回部101aの下方には、円板111が同軸に水平回
りに一体で回転するように固定され、円板111には窓
105の方向(回転鏡103が垂直方向に走査する水平
方向位置)と同一方向に開口112が形成されている。
したがって、開口112は常に回転鏡103の水平方向
位置と同一である。放水ユニット150は開口先端が上
向きになるように本体ユニット100に対して垂直に固
定された垂直配管151aと、垂直配管151aの開口
先端に対して回動可能に且つ先端に固定接続して放水ノ
ズル152が水平方向に向くように側面がL形に形成さ
れたL形配管151bを有する。垂直配管151aは図
1に示すように電動弁204を介してスプリンクラー配
管等に連結される。
【0017】L形配管151bの垂直部の回りにはウォ
ーム153が同軸に固定され、ウォーム153はノズル
旋回モータ154の軸に取り付けられたウォームホイー
ル155に歯合している。ノズル旋回モータ154は本
体ユニット100に固定され、したがって、ノズル旋回
モータ154が回転するとL形配管151b及び先端に
接続された放水ノズル152が水平回り方向に回動す
る。
【0018】更に、L形配管151bの上部の放水ノズ
ル152と同一方向の位置にはフォトインタラプタ15
6が取り付けられ、このフォトインタラプタ156の発
光素子と受光素子の間に検出器ユニット101下側の旋
回部101aの円板111の外周部が通過し、円板11
1の開口112とフォトインタラプタ156が一致した
場合、すなわち回転鏡103が垂直方向に走査する水平
方向位置と放水ノズル152の方向が一致した場合に検
出信号が得られる。なお、フォトインタラプタ156の
代わりに、リミットスイッチ等の検出手段を用いてもよ
い。
【0019】更に、このL形配管151bの放水ノズル
152とは反対側にはカバー157が取り付けられてい
る。このカバー157は図4(a)に詳しく示すよう
に、放水ノズル152が正面とは逆方向に向いて本体ユ
ニット100内に収納されている場合には、本体ユニッ
ト100の正面壁100aと面一になるように構成され
ている。そして、図4(b)(c)に詳しく示すように
放水ノズル152及びL形配管151bが水平回り方向
に回転するとカバー157も共に回転し、放水ノズル1
52及びL形配管151bが正面壁100aから突出し
た放水状態ではカバー157は本体ユニット100内に
収納される。
【0020】次に、図5を参照して制御系について説明
する。制御部200には赤外線センサ110の検出電圧
が増幅器211により増幅された信号と、フォトインタ
ラプタ156の検出信号と、放水操作部212からの放
水信号と放水停止操作部213からの放水停止信号が入
力するように構成されている。なお、放水操作部212
と放水停止操作部213は図1に示す中央操作部202
と現地操作部203に設けられている。制御部200は
これらの入力信号に応じて図10に示すように各ドライ
バ214〜217を介してそれぞれ水平走査モータ10
2、垂直走査モータ104、ノズル旋回モータ154、
電動弁204を制御する。
【0021】ここで、検出器ユニット101の回転鏡1
03が回転して真下から遠方に向かう垂直方向に等角速
度で走査するので、水平面の走査距離に補正するために
制御部200には予め図6に示すように垂直(Y)方向
の走査角度毎の走査距離(m)が予め記憶され、回転鏡
103の走査が等速度になるように補正される。また、
赤外線センサ110が炎を検出した場合の電圧Vは、図
7に示すように遠方に向かうに従って低くなるので、制
御部200には予め距離(m)に応じた閾値Vthが設定
されている。また、垂直方向の同一地点からの時系列的
な検出電圧Vは、炎の場合には図8に示すように時間t
の経過と共に揺らぎ、この周波数は一般的には1〜10
Hzであると言われている。これに対し、太陽光や照明
光の検出電圧Vは図9に示すように時間tの経過に関係
なく一定である。
【0022】次に、図10のフローチャートを参照して
制御部200の動作を説明する。先ず、ステップS1→
S2→S1のループでは、水平走査モータ102をステ
ップ状に且つ往復回動することにより検出器101を水
平方向に回転させると共に、回転鏡103が垂直方向を
走査するように垂直走査モータ104により一定速度で
回転させ、赤外線センサ110の検出電圧Vを監視して
いる。ここで、この火災監視状態では、垂直走査モータ
104の劣化を防止するために比較的遅い速度例えば数
回/秒で回転させる。
【0023】このような二次元の第1の火災監視状態に
おいて、図7に示すように距離に応じた閾値Vthより高
い電圧Vが検出されると第2の火災監視状態に移行し、
その検出時点で水平走査モータ102のみを停止し、ま
た、垂直走査モータ104については炎の揺らぎの周波
数をサンプリング可能な速度で回転させる(ステップS
3)。ここで、回転鏡103は表裏の両面が鏡面であ
り、垂直走査モータ104を8回/秒の速度で回転する
ことにより垂直方向を16回/秒の速度でサンプリング
することができるので、標本化定理により8Hz以下の
揺らぎの炎を検出することができる。さらに詳しく検出
したい場合には、垂直走査モータ104の回転速度を2
倍にすることにより、32回/秒の速度でサンプリング
することにより16Hz以下の揺らぎの炎を検出するこ
とができる。
【0024】尚、この垂直走査による炎の検出は、最初
の垂直走査で最大出力が得られた垂直方向の位置からの
複数回の検出信号により周波数を解析し、炎の揺らぎを
検出することになる。そして、図8に示すような検出信
号のデータから周波数を解析し、炎の揺らぎを検出した
場合、即ち周波数が1Hz〜10Hzの範囲であった場
合には火災と判断し、ステップS4からステップS5以
下に進み、他方、図9に示すような検出信号のデータか
ら太陽光や照明光の一定光と判断した場合にはステップ
S1に戻って二次元の火災監視を再開する。ステップS
5では火災信号を送出することにより警報を行わせると
共に、ノズル旋回モータ154を始動することにより図
4(a)に示すような初期状態から放水ノズル152の
旋回を開始させる。すると、カバー157により覆われ
ていた放水ノズル152が本体ユニット100の前面に
現れる。
【0025】続くステップS6ではフォトインタラプタ
156の検出信号に基づいて放水ノズル152の方向が
検出器101と同一か否かを判別し、同一方向まで旋回
すると旋回を停止させる(ステップS7)。したがっ
て、検出器101はステップS3において水平方向に関
しては火災検出方向に停止しているので放水ノズル15
2も同様に火災検出方向に停止する。次いで、放水操作
部212において操作がなされると電動弁204を開放
することにより放水ノズル152から放水させ(ステッ
プS8→S9)、また、放水停止操作部213において
操作がなされると電動弁204を閉じることにより放水
を停止させる(ステップS10→S11)。
【0026】ここで、上記実施例において、炎の揺らぎ
を検出するために回転鏡103を回転してサンプリング
する代わりに、回転鏡103を停止して赤外線レベルを
検出するように構成してもよい。この場合には、検出信
号Vの最大値が得られる炎の中心では揺るぎが少ないの
で、最大値が得られる位置からその上において検出信号
が得られなくなる位置の範囲で回転鏡103を停止し、
その停止位置の赤外線レベルの変動を解析することによ
り炎の揺らぎを正確に解析することができる。
【0027】次に、図11〜図13を参照して第2の実
施例を説明する。上記第1の実施例では、図10に示す
ステップS1→S2→S1のループ、即ち第1の火災監
視状態(第1の火災判断手段)において赤外光レベルの
みを検出しているが、この第2の実施例では、この第1
の火災監視状態で2波長方式で赤外光レベルと太陽光な
どのレベルの両方を検出するように構成されている。
【0028】先ず、図11を参照して火災検出器の構成
を説明する。図11(a)において破線で示すブロック
が二次元走査型検出器10を構成し、監視領域6の水平
(X)方向に所定角度毎に、また例えば190°の範囲
で往復旋回可能である。検出器10内の回転ミラー11
は、監視領域6を垂直(Y)方向に走査するために駆動
モータ12により回転可能であり、したがって、監視領
域6の垂直方向が走査される。監視領域6の真下から遠
方の水平面までの放射が保護窓13を透過して回転ミラ
ー11により反射され、レンズ14により集束され、全
反射ミラー15によりバンドパスフィルタ16の方向に
反射される。
【0029】このバンドパスフィルタ16は、約1.5
μm以上の波長を透過してこの波長より短い波長を反射
するように構成されている。バンドパスフィルタ16に
より反射される光路には、四角形のスリット17Aと、
0.9〜1.2μmの比較的狭い波長範囲で感度を有す
る光センサ18Aが配置され、バンドパスフィルタ16
を透過光路には、同じく四角形のスリット17Bと、
2.0〜4.5μmの比較的広い波長範囲で感度を有す
る光センサ18Bが配置されている。ここで、短波長側
の光センサ18Aのダイナミックレンジが狭いので、そ
のスリット17Aの大きさは、長波長側のスリット17
Bのそれより同一かまたはやや大きい方が望ましい。光
センサ18A、18Bによりそれぞれ検出された短波長
側、長波長側の検出信号A、Bは、図12に示すような
信号処理回路に出力され、二次元の火災監視による第1
段階の火災判定が行われる。
【0030】ここで、図13に示すように、炎は4.3
μm程度の波長で急峻なピーク値を有し、かつ1〜5μ
mの広い波長範囲に分布しているが、1μm程度では殆
ど分布していない。これに対し、太陽光は青〜赤の可視
光領域で急峻なピーク値を有するとともに、それより長
い波長にわたって分布し、また、人工的なライトは1μ
m程度の波長で急峻なピーク値を有するが、紫外領域か
ら遠赤外領域にわたって広い波長帯域にわたって滑らか
に分布している。そして、本実施例では、炎から放射さ
れる赤外波長の光を2.0〜4.5μmの比較的広い波
長範囲で検出し、太陽光とライトの光を0.9〜1.2
μmの比較的狭い波長範囲で検出している。
【0031】さらに、火災から発生する煙の粒子径は
0.1μm以下であり、この煙の中を通過した光は、レ
イリーの法則によれば波長の4乗に反比例して散乱して
減衰するので、例えば0.5μmの波長の光は、1μm
の波長の光に比べて16倍散乱し、減衰する。したがっ
て、遠距離の場所におけるライト等を検出する場合、可
視光領域より長い0.9〜1.2μmの波長で検出する
ほうが正確に検出することができる。
【0032】つぎに、図12を参照して本実施例の信号
処理回路を説明する。角度/距離記憶部21には予め、
図6に示すように垂直走査角度毎の走査距離が予め記憶
され、この距離データは、検出器10が水平(X)方向
に移動して所定角度毎に停止する毎に角度データ処理部
22により繰り返して読み出され、短波長側、長波長側
のそれぞれの基準値設定部24A、24Bに出力され
る。なお、この垂直走査角度毎に対する走査距離は、検
出器10が設置される高さと垂直走査角度毎に予め設定
される。したがって、回転ミラー11による等角速度の
走査が水平面において等速度になるように補正される。
【0033】距離/基準値記憶部23A、23Bには、
図7に示すように垂直方向の走査距離毎の検出信号A、
Bの弁別用基準値Aref 、Bref が予め記憶され、この
基準値Aref 、Bref はそれぞれ、垂直方向の走査距離
に応じて基準値設定部24A、24Bにより読み出さ
れ、比較部26A、26Bに設定される。なお、この基
準値Aref 、Bref は、監視領域6が完全な平面ではな
く、壁や載置物などにより凹凸があって監視領域6内の
検出対象物までの距離が複雑に異なる場合や、火災によ
らない強い放射が発生する可能性がある領域ではその影
響度に応じて予め設定される。
【0034】図11に示す光センサ18A、18Bによ
りそれぞれ検出された検出信号A、Bはそれぞれ、光セ
ンサ18A、18Bの各感度と、スリット17A、17
Bの視野などに応じたゲインで増幅された後比較部26
A、26Bに出力される。比較部26Aは、この検出信
号Aのレベルが基準値Aref より大きい場合に外乱光検
出信号を出力し、比較部26Bは検出信号Bのレベルが
基準値Bref より大きい場合に炎検出信号を出力する。
そして、論理判断部27は外乱光検出信号が入力した場
合には炎検出信号が入力しても火災信号を出力せず、外
乱光検出信号が入力せずかつ炎検出信号が入力した場合
に火災信号を出力する。
【0035】したがって、この第2実施例によれば、第
1の火災判断時に炎Fから放射される赤外波長の光を
2.0〜4.5μmの比較的広い波長範囲で検出するの
で、検出距離が長い場合にもS/N比が高い検出信号B
を得ることができる。また、太陽光やライト等を可視光
領域より長い0.9〜1.2μmの波長で検出するの
で、大気中の細かいミストや、火炎により発生した煙の
粒子の散乱により減衰の影響を受けず、したがって、太
陽光やライト等の外乱光を確実に検出することができ
る。
【0036】さらに、この第2の実施例によれば、外乱
光と炎の各検出信号A、Bと、距離に応じた各弁別用基
準値Aref 、Bref を比較するので、距離にかかわらず
外乱光と炎を正確に検出することができ、更にこの判定
の後に炎の揺らぎを判定するので火災を正確に検出する
ことができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、第1の火
災判断時において水平及び垂直方向の走査中に検出信号
が閾値以上の場合に水平方向の走査が停止され、第2の
火災判断時においてその水平方向の停止位置で垂直方向
が複数回走査され、この垂直方向の走査により得られる
検出信号の周波数が解析されて炎の揺らぎか否かが判断
されるので、監視エリアを二次元で走査する場合に検出
信号のレベルと周波数により2回の火災判断が行われ、
したがって、火災を正確に検出することができる。ま
た、1個のセンサを用いて1波長で火災判断が行われる
ので、安価な構成で火災を正確に検出することができ
る。
【0038】また、第1の火災判断時において水平及び
垂直方向の走査中に検出信号が閾値以上の場合に水平方
向の走査が停止され、第2の火災判断時においてその水
平方向の停止位置であって検出信号の最大値が得られる
垂直方向の位置からその上において「0」レベルが得ら
れる位置の略中心位置から得られる検出信号の周波数が
解析されて炎の揺らぎか否かが判断されるので、監視エ
リアを二次元で走査する場合に検出信号のレベルと周波
数により2回の火災判断が行われ、したがって、火災を
正確に検出することができる。また、1個のセンサを用
いて1波長で火災判断が行われるので、安価な構成で火
災を正確に検出することができる。
【0039】更に、第1の火災判断時において検出信号
のレベルを判断する場合に、炎が赤外波長で検出される
とともに外乱光が赤外波長より短い波長で検出され、さ
らに各検出レベルが検出器の垂直方向の走査距離毎の弁
別用基準値と比較されてそれぞれ炎か否か、外乱光か否
かが判定され、ついで炎と判定された場合であって外乱
光と判定されない場合に火災と判定されるので、炎と外
乱光の各検出レベルが走査距離毎の基準値と比較され、
したがって、比較的遠距離における火災の誤検出を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る走査型火災検出装置の一実施例の
システム構成を示す外観図
【図2】走査型火災検出ユニットと放水ノズルの関係を
示す側面図
【図3】走査型火災検出ユニットを示す構成図
【図4】放水ノズルとカバーの関係を示す説明図
【図5】走査型火災検出装置の制御系を示すブロック図
【図6】垂直方向の走査角度とその走査距離の関係を示
す説明図
【図7】垂直方向の走査距離に応じた火災判定レベルを
示す説明図
【図8】炎の揺らぎを示す説明図
【図9】揺らぎのない光を示す説明図
【図10】走査型火災検出装置の動作を説明するための
フローチャート
【図11】第2の実施例の走査型火災検出ユニットを示
す構成図
【図12】第2の実施例の第1の火災判定手段を示すブ
ロック図
【図13】太陽光と、ライトと炎の分光スペクトルを示
すグラフ
【符号の説明】
100:本体ユニット 100a:正面壁 101:検出器ユニット(走査型火災検出器) 102:水平走査モータ 103:回転鏡 104:垂直走査モータ 105:窓 106:対物レンズ 107:反射鏡 108:スリット 108a:瞬時視野 109:集光レンズ 110:赤外線センサ 111:円板 112:開口 150:放水ユニット 151a:垂直配管 151b:L形配管 152:放水ノズル 153:ウォーム 154:ノズル旋回モータ 155:ウォームホイール 156:フォトインタラプタ 157:カバー 201:制御盤 202:中央操作部 203:現地操作部 200:制御部 211:増幅器 212:放水操作部 213:放水停止操作部 214〜216:モータドライバ 217:ドライバ 10:二次元走査型火災検出器 11:回転ミラー 12:駆動モータ 13:保護窓 14:レンズ 15:全反射ミラー 16:バンドパスフィルタ 17A,17B:スリット 18A,18B:光センサ 21:角度/距離記憶部 22:角度データ処理部 23A,23B:距離/基準値記憶部 24A,24B:基準値設定部 25A,25B:増幅器 26A,26B:比較器 27:論理判断部 A:外乱光検出信号 B:炎検出信号 Aref ,Bref :弁別用基準値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井崎 雄三 東京都板橋区蓮沼町75番1号 株式会社ト プコン内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】監視エリアを水平方向にステップ毎に走査
    すると共に各水平位置で垂直方向を走査することにより
    得られる検出信号に基づいて火災を判断する走査型火災
    検出装置において、 前記水平及び垂直方向の走査中に前記検出信号が閾値以
    上か否かを判定し、閾値以上の場合に水平方向の走査を
    停止する第1の火災判定手段と、 前記第1の火災判断手段により判定された水平方向の停
    止位置で垂直方向を複数回走査し、この垂直方向の走査
    により得られる検出信号の周波数を解析することにより
    炎の揺らぎか否かを判断し、炎の揺らぎと判断した場合
    に火災と判定する第2の火災判定手段とを有することを
    特徴とする走査型火災検出装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の走査型火災検出装置におい
    て、前記第2の火災判定手段は、炎の揺らぎ周波数に応
    じたサンプリング可能な速度で垂直方向を走査すること
    を特徴とする走査型火災検出装置。
  3. 【請求項3】監視エリアを水平方向にステップ毎に走査
    すると共に各水平位置で垂直方向を走査することにより
    得られる検出信号に基づいて火災を判断する走査型火災
    検出装置において、 前記水平及び垂直方向の走査中に前記検出信号が閾値以
    上か否かを判定し、閾値以上の場合に水平方向の走査を
    停止する第1の火災判定手段と、 前記第1の火災判断手段により判定された水平方向の停
    止位置であって検出信号の最大値が得られる垂直方向の
    位置からその上において検出信号が得られなくなる位置
    の範囲で垂直方向の走査を停止し、その停止位置から得
    られる検出信号の周波数を解析することにより炎の揺ら
    ぎか否かを判断し、炎の揺らぎと判断した場合に火災と
    判定する手段とを有することを特徴とする走査型火災検
    出装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載の走査型
    火災検出装置において、前記第1の火災判定手段は、 赤外波長の光を検出する第1の検出手段と、 赤外波長より短い波長の光を検出する第2の検出手段
    と、 垂直方向の走査距離毎の前記第1、第2の検出手段の検
    出信号の各弁別用基準値が予め記憶された第1、第2の
    記憶手段と、 前記第1の検出手段の検出信号と前記第1の記憶手段の
    基準値を走査距離に基づいて比較し、前記第1の検出手
    段の検出信号が大きい場合に炎検出信号を出力する第1
    の比較手段と、 前記第2の検出手段の検出信号と前記第2の記憶手段の
    基準値を走査距離に基づいて比較し、前記第2の検出手
    段の検出信号が大きい場合に外乱光検出信号を出力する
    第2の比較手段と、 前記第1の比較手段が炎検出信号を出力し、かつ前記第
    2の比較手段が外乱光検出信号を出力しない場合に火災
    信号を出力する火災判定手段とを有することを特徴とす
    る二次元走査型火災監視装置。
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