JP2019163989A - 磁気検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】より簡易なプロセスにより製造可能な構造を有する磁気検出装置を提供する。【解決手段】この磁気検出装置1は、第1の積層構造を有すると共に検出対象磁界を検出可能な第1の磁気検出素子、を含むセンサ部と、第1の積層構造を有する第1の抵抗素子を含み、センサ部と接続された抵抗部とを備え、第1の磁気検出素子における第1の積層構造および第1の抵抗素子における第1の積層構造は、実質的に第1の方向に固着された第1の磁化を有する第1の強磁性層をそれぞれ含む。【選択図】図1

Description

本発明は、磁気検出素子と抵抗素子とを備えた磁気検出装置に関する。
本出願人は、ブリッジ回路を構成する複数の磁気抵抗効果素子と、補正用抵抗器とが直列接続された回路を備えた磁気センサを提案している(例えば特許文献1参照)。
特開2011−33456号公報
ところで、このような補正用抵抗器を備えた磁気検出装置に対し、その生産性向上が求められつつある。
したがって、より簡易なプロセスにより製造可能な構造を有する磁気検出装置を提供することが望まれる。
本発明の一実施態様としての第1の磁気検出装置は、第1の積層構造を有すると共に検出対象磁界を検出可能な第1の磁気検出素子、を含むセンサ部と、第1の積層構造を有する第1の抵抗素子を含み、センサ部と接続された抵抗部とを備えるようにしたものである。
本発明の一実施態様としての第2の磁気検出装置は、第1の方向に固着された第1の磁化を有する第1の強磁性層を含むと共に検出対象磁界を検出可能な第1の磁気検出素子、を有するセンサ部と、第1の強磁性層を含む第1の抵抗素子を有し、センサ部と接続された抵抗部とを備えるようにしたものである。
本発明の一実施態様としての磁気検出装置によれば、より簡易なプロセスにより製造可能な構造を有する。
本発明の一実施の形態としての磁気検出装置の全体構成例を表す平面図である。 図1に示した磁気検出装置の断面構成を表す断面図である。 図1に示した磁気検出装置の回路図である。 図1に示した磁気検出素子の第1の積層構造を表す斜視図である。 図1に示した磁気検出素子の第2の積層構造を表す斜視図である。 本発明の第1の変形例としての磁気検出装置の全体構成を表す平面図である。 本発明の第2の変形例としての磁気検出装置の全体構成を表す平面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.一実施の形態
4つの磁気検出素子を有するブリッジ回路と4つの抵抗素子を有するブリッジ回路とを備えるようにした磁気検出装置の例。
2.変形例
センサ部における複数の磁気検出素子の間に配置されたダミー部をさらに備えるようにした磁気検出装置の例など。
3.その他の変形例
<1.一実施の形態>
[磁気検出装置1の構成]
最初に、図1から図3を参照して、本発明における一実施の形態としての磁気検出装置1の構成について説明する。図1は、磁気検出装置1の全体構成例を表す平面図である。図2は、磁気検出装置1における、図1に示したII−II切断線に沿った矢視方向の断面構成例を表す断面図である。図3は、磁気検出装置1における検出回路20(後出)の概略構成を表す回路図である。この磁気検出装置1は、例えば回転体の回転角の検出に用いられる角度検出センサとして用いられるものである。
磁気検出装置1は、基板10と、その基板10の表面10Sに設けられた検出回路20とを備えたものである。検出回路20には、ブリッジ回路30およびブリッジ回路40が含まれている。ブリッジ回路30は本発明の「センサ部」に対応する一具体例であり、ブリッジ回路40は本発明の「抵抗部」に対応する一具体例である。
(ブリッジ回路30)
ブリッジ回路30は、例えば図3に示したようにブリッジ接続された4つの磁気検出素子11〜14を有している。磁気検出素子11〜14は、いずれも例えば磁気抵抗効果(MR;Magneto-Resistive effect)素子であり、検出対象である外部磁界Hの変化を検出可能である。ここでいう「外部磁界Hの変化」とは、外部磁界Hの大きさの変化や外部磁界Hの角度もしくは向きの変化を含む意である。
但し、磁気検出素子11,13は、図4Aに示した第1の積層構造S1を有し、磁気検出素子12,14は、図4Bに示した第2の積層構造S2を有している。このため、磁気検出素子11,13と磁気検出素子12,14は、外部磁界Hの変化に応じて互いに例えば180°位相の異なる信号を出力する。第1の積層構造S1および第2の積層構造S2の詳細については後述する。なお、図4Aおよび図4Bは、第1の積層構造S1および第2の積層構造S2の概略構成をそれぞれ表す分解斜視図である。
ブリッジ回路30を構成する4つの磁気検出素子11〜14は、図1Aなどに示したように同一の基板10に設けられている。ブリッジ回路30は、例えば差分検出器16(図3)と接続されていてもよい。差分検出器16は、例えば基板10に設けられていてもよいし、あるいは磁気検出装置1の外部に設けられていてもよい。
図3に示したように、ブリッジ回路30は、直列接続された磁気検出素子11および磁気検出素子12と、直列接続された磁気検出素子13および磁気検出素子14とが、互いに並列接続されてなるものである。より具体的には、ブリッジ回路30は、磁気検出素子11の一端と磁気検出素子12の一端とが接続点P1において接続され、磁気検出素子13の一端と磁気検出素子14の一端とが接続点P2において接続され、磁気検出素子11の他端と磁気検出素子14の他端とが接続点P3において接続され、磁気検出素子12の他端と磁気検出素子13の他端とが接続点P4において接続されている。ここで、接続点P3は電源端子Vccと接続されており、接続点P4はブリッジ回路40を介して接地端子GNDと接続されている。接続点P1は出力端子Vout1と接続され、接続点P2は出力端子Vout2と接続されている。出力端子Vout1および出力端子Vout2は、それぞれ、例えば差分検出器16の入力側端子と接続されている。この差分検出器16は、接続点P3と接続点P4との間に電圧が印加されたときの接続点P1と接続点P2との間の電位差(磁気検出素子11および磁気検出素子14のそれぞれに生ずる電圧降下の差分)を検出し、差分信号Sとして演算回路17へ向けて出力するものである。
なお、図3において符号JS11を付した矢印は、磁気検出素子11,13の各々における磁化固着層S11(図4A)の磁化JS11(図4A)の向きを模式的に表している。また、図3において符号JS21を付した矢印は、磁気検出素子12,14の各々における磁化固着層S21(図4B)の磁化JS21(図4B)の向きを模式的に表している。図3に示したように、磁化JS11の向きと磁化JS21の向きとは互いに反対となっている。すなわち、図3は、磁気検出素子11の抵抗値および磁気検出素子13の抵抗値は、外部磁界Hの変化に応じて互いに同じ向きに変化(例えば増加もしくは減少)することを表している。図3は、さらに、磁気検出素子12の抵抗値および磁気検出素子14の抵抗値は、いずれも、外部磁界Hの変化に応じて磁気検出素子11,13の各抵抗値の変化とは反対向きに変化(減少もしくは増加)することを表している。
図1に示したように、磁気検出素子11は複数の第1のセンサパターン11Pを含んでおり、磁気検出素子12は複数の第2のセンサパターン12Pを含んでおり、磁気検出素子13は複数の第3のセンサパターン13Pを含んでおり、磁気検出素子14は複数の第4のセンサパターン14Pを含んでいる。ここで、複数の第1のセンサパターン11Pおよび複数の第3のセンサパターン13Pは、第1の積層構造S1(図4A)をそれぞれ有する。一方、複数の第2のセンサパターン12Pおよび複数の第4のセンサパターン14Pは、第2の積層構造S2(図4B)をそれぞれ有する。図1Aおよび図1Bに示したように、複数の第1〜第4のセンサパターン11P〜14Pは、それぞれ、基板10の上において例えばマトリックス状に配列されている。なお、図1では、複数の第1〜第4のセンサパターン11P〜14PがそれぞれX軸方向に4つ並ぶと共にY軸方向に3つ並ぶように配列された例を示しているが、本発明では他の配列をも取り得る。また、磁気検出素子11〜14における複数の第1〜第4のセンサパターン11P〜14Pの数は同一であってもよいし、異なっていてもよい。磁気検出素子11において、複数の第1のセンサパターン11Pは互いに直列に接続されている。隣り合う2つの第1のセンサパターン11Pは、例えば図2に示したように、各々の上面同士が配線15Uによって接続され、もしくは各々の下面同士が配線15Lによって接続されている。同様に、磁気検出素子12において複数の第2のセンサパターン12Pは互いに直列に接続され、磁気検出素子13において複数の第3のセンサパターン13Pは互いに直列に接続され、磁気検出素子14において、複数の第4のセンサパターン14Pは互いに直列に接続されている。
なお、磁気検出装置1では、さらに、第1〜第4のダミーパターン31P〜34Pがそれぞれ複数形成されているとよい。複数の第1のダミーパターン31Pは、磁気検出素子11における複数の第1のセンサパターン11Pの少なくとも一部を取り囲むように配列されている。複数の第2のダミーパターン32Pは、磁気検出素子12における複数の第2のセンサパターン12Pの少なくとも一部を取り囲むように配列されている。複数の第3のダミーパターン33Pは、磁気検出素子13における複数の第3のセンサパターン13Pの少なくとも一部を取り囲むように配列されている。複数の第4のダミーパターン34Pは、磁気検出素子14における複数の第4のセンサパターン14Pの少なくとも一部を取り囲むように配列されている。
第1の積層構造S1および第2の積層構造S2は、それぞれ図4Aおよび図4Bに示したように、磁性層を含む複数の機能膜が積層されたスピンバルブ構造をなしている。具体的には、第1の積層構造S1は、図4Aに示したように、+X方向に固着された磁化JS11を有する磁化固着層S11と、特定の磁化方向を発現しない中間層S12と、外部磁界Hの磁束密度に応じて変化する磁化JS13を有する磁化自由層S13とが順にZ軸方向に積層されてなるものである。磁化固着層S11、中間層S12および磁化自由層S13は、いずれもXY面内に広がる薄膜である。したがって、磁化自由層S13の磁化JS13の向きは、XY面内において回転可能となっている。なお、図4Aは、外部磁界Hが磁化JS13の向きに付与されている負荷状態を示している。
第2の積層構造S2は、図4Bに示したように、−X方向に固着された磁化JS21を有する磁化固着層S21と、特定の磁化方向を発現しない中間層S22と、外部磁界Hの磁束密度に応じて変化する磁化JS23を有する磁化自由層S23とが順にZ軸方向に積層されてなるものである。磁化固着層S21、中間層S22および磁化自由層S23は、いずれもXY面内に広がる薄膜である。したがって、磁化自由層S23の磁化JS23の向きは、XY面内において回転可能となっている。なお、図4Bは、外部磁界Hが磁化JS23の向きに付与されている負荷状態を示している。
このように、第1の積層構造S1における磁化固着層S11は+X方向に固着された磁化JS11を有するのに対し、第2の積層構造S2における磁化固着層S21は−X方向に固着された磁化JS21を有する。なお、磁化JS11が本発明の「第1の磁化」に対応する一具体例であり、磁化固着層S11が本発明の「第1の強磁性層」に対応する一具体例である。また、磁化JS21が本発明の「第2の磁化」に対応する一具体例であり、磁化固着層S21が本発明の「第2の強磁性層」に対応する一具体例である。
なお、第1の積層構造S1および第2の積層構造S2において、磁化固着層S11,S21、中間層S12,S22および磁化自由層S13,S23は、いずれも単層構造であってもよいし、複数層からなる多層構造であってもよい。また、第1の積層構造S1において、磁化固着層S11,中間層S12および磁化自由層S13が、上記とは逆の順番に積層されていてもよい。同様に、第2の積層構造S2において、磁化固着層S21,中間層S22および磁化自由層S23が、上記とは逆の順番に積層されていてもよい。
磁化固着層S11および磁化固着層S21は、互いに実質的に同一の材料により形成されている。磁化固着層S11および磁化固着層S21は、例えばコバルト(Co)やコバルト鉄合金(CoFe)、コバルト鉄ボロン合金(CoFeB)などの強磁性材料からなる。なお、第1の積層構造S1において、磁化固着層S11と隣接するように、中間層S12と反対側に反強磁性層(図示せず)を設けるようにしてもよい。同様に、第2の積層構造S2において、磁化固着層S21と隣接するように、中間層S22と反対側に反強磁性層(図示せず)を設けるようにしてもよい。そのような反強磁性層は、白金マンガン合金(PtMn)やイリジウムマンガン合金(IrMn)などの反強磁性材料により構成されるものである。反強磁性層は、第1の積層構造S1および第2の積層構造S2においては、+X方向のスピン磁気モーメントと−X方向のスピン磁気モーメントとが完全に打ち消し合った状態にあり、隣接する磁化固着層S11の磁化JS11の向きを+X方向へ固定し、あるいは隣接する磁化固着層S21の磁化JS21の向きを−X方向へ固定するように作用する。
中間層S12および中間層S22は、互いに実質的に同一の材料により形成されている。スピンバルブ構造が磁気トンネル接合(MTJ:Magnetic Tunnel Junction)膜として機能するものである場合、中間層S12および中間層S22は、例えば酸化マグネシウム(MgO)からなる非磁性のトンネルバリア層であり、量子力学に基づくトンネル電流が通過可能な程度に厚みの薄いものである。MgOからなるトンネルバリア層は、例えば、MgOからなるターゲットを用いたスパッタリング処理のほか、マグネシウム(Mg)の薄膜の酸化処理、あるいは酸素雰囲気中でマグネシウムのスパッタリングを行う反応性スパッタリング処理などによって得られる。また、MgOのほか、アルミニウム(Al),タンタル(Ta),ハフニウム(Hf)の各酸化物もしくは窒化物を用いて中間層SS2を構成することも可能である。なお中間層S12および中間層S22は、例えばルテニウム(Ru)や金(Au)などの白金族元素や銅(Cu)などの非磁性金属により構成されていてもよい。その場合、スピンバルブ構造は巨大磁気抵抗効果(GMR:Giant Magneto Resistive effect)膜として機能する。
磁化自由層S13および磁化自由層S23は軟質強磁性層であり、互いに実質的に同一の材料により形成されている。磁化自由層S13および磁化自由層S23は、例えばコバルト鉄合金(CoFe)、ニッケル鉄合金(NiFe)あるいはコバルト鉄ボロン合金(CoFeB)などによって構成される。
ブリッジ回路30を構成する磁気検出素子11〜14には、それぞれ電源端子Vccからの電流I10が接続点P3において分流された電流I1もしくは電流I2が供給される。ブリッジ回路30の接続点P1,P2からそれぞれ取り出された信号e1,e2が差分検出器16に流入する。ここで、例えば磁化JS21と磁化JS23とのなす角度をγとしたとき、信号e1はAcos(+γ)+B(A,Bはいずれも定数)に従って変化する出力変化を表し、信号e2はAcos(γ−180°)+Bに従って変化する出力変化を表す。
(ブリッジ回路40)
ブリッジ回路40は、例えば図3に示したようにブリッジ接続された4つの抵抗素子21〜24を有している。抵抗素子21〜24は、磁気検出素子11〜14と同様にいずれも磁気抵抗効果素子である。このため、外部磁界Hの変化に応じて、抵抗素子21〜24の各抵抗値も変化する。但し、抵抗素子21,23は、図4Aに示した第1の積層構造S1を有し、抵抗素子22,24は、図4Bに示した第2の積層構造S2を有している。このため、接続点P7と接続点P8との間の抵抗値は、外部磁界Hの変化によらず、実質的に一定に維持されている。したがって、ブリッジ回路40は、外部磁界Hの変動に関わらず、用途に合わせて出力電圧の調整を行う出力補正用の抵抗体として機能する。
ブリッジ回路40を構成する4つの抵抗素子21〜24は、磁気検出素子11〜14と同じ基板10に設けられている。
図3に示したように、ブリッジ回路40は、直列接続された抵抗素子21および抵抗素子22と、直列接続された抵抗素子23および抵抗素子24とが、互いに並列接続されてなるものである。より具体的には、ブリッジ回路40は、抵抗素子21の一端と抵抗素子22の一端とが接続点P6において接続され、抵抗素子23の一端と抵抗素子24の一端とが接続点P5において接続され、抵抗素子21の他端と抵抗素子24の他端とが接続点P8において接続され、抵抗素子22の他端と抵抗素子23の他端とが接続点P7において接続されている。ここで、接続点P7は、配線を介して、ブリッジ回路30の接続点P4と接続されており、接続点P8は接地端子GNDと接続されている。
なお、図3において符号JS11を付した矢印は、抵抗素子21,23の各々における磁化固着層S11(図4A)の磁化JS11(図4A)の向きを模式的に表している。また、図3において符号JS21を付した矢印は、抵抗素子22,24の各々における磁化固着層S21(図4B)の磁化JS21(図4B)の向きを模式的に表している。図3に示したように、磁化JS11の向きと磁化JS21の向きとは互いに反対となっている。すなわち、図3は、抵抗素子21の抵抗値および抵抗素子23の抵抗値は、外部磁界Hの変化に応じて互いに同じ向きに変化(例えば増加もしくは減少)することを表している。図3は、さらに、抵抗素子22の抵抗値および抵抗素子24の抵抗値は、いずれも、外部磁界Hの変化に応じて抵抗素子21,23の各抵抗値の変化とは反対向きに変化(減少もしくは増加)することを表している。
図1に示したように、抵抗素子21は複数の第1の抵抗パターン21Pを含んでおり、抵抗素子22は複数の第2の抵抗パターン22Pを含んでおり、抵抗素子23は複数の第3の抵抗パターン23Pを含んでおり、抵抗素子24は複数の第4の抵抗パターン24Pを含んでいる。ここで、複数の第1の抵抗パターン21Pおよび複数の第3の抵抗パターン23Pは、第1の積層構造S1(図4A)をそれぞれ有する。一方、複数の第2の抵抗パターン22Pおよび複数の第4の抵抗パターン24Pは、第2の積層構造S2(図4B)をそれぞれ有する。
図1に示したように、複数の第1の抵抗パターン21Pは、磁気検出素子11における複数の第1のセンサパターン11Pの少なくとも一部を取り囲むように配列されている。複数の第2の抵抗パターン22Pは、磁気検出素子12における複数の第2のセンサパターン12Pの少なくとも一部を取り囲むように配列されている。複数の第3の抵抗パターン23Pは、磁気検出素子13における複数の第3のセンサパターン13Pの少なくとも一部を取り囲むように配列されている。複数の第4の抵抗パターン24Pは、磁気検出素子14における複数の第4のセンサパターン14Pの少なくとも一部を取り囲むように配列されている。なお、抵抗素子21における複数の第1の抵抗パターン21Pは、基板10のうち、磁気検出素子11と磁気検出素子14との間の領域、または磁気検出素子11と磁気検出素子12との間の領域に設けられている。抵抗素子22における複数の第2の抵抗パターン22Pは、基板10のうち、磁気検出素子12と磁気検出素子11との間の領域、または磁気検出素子12と磁気検出素子13との間の領域に設けられている。抵抗素子23における複数の第3の抵抗パターン23Pは、基板10のうち、磁気検出素子13と磁気検出素子12との間の領域、または磁気検出素子13と磁気検出素子14との間の領域に設けられている。さらに、抵抗素子24における複数の第4の抵抗パターン24Pは、基板10のうち、磁気検出素子14と磁気検出素子13との間の領域、または磁気検出素子14と磁気検出素子11との間の領域に設けられている。
抵抗素子21において、複数の第1の抵抗パターン21Pは互いに直列に接続されている。隣り合う2つの第1の抵抗パターン21Pは、例えば図2に示したように、各々の上面同士が配線25Uによって接続され、もしくは各々の下面同士が配線25Lによって接続されている。同様に、抵抗素子22において複数の第2の抵抗パターン22Pは互いに直列に接続され、抵抗素子23において複数の第3の抵抗パターン23Pは互いに直列に接続され、抵抗素子24において、複数の第4の抵抗パターン24Pは互いに直列に接続されている。
なお、本発明では、複数の第1のダミーパターン31Pの少なくとも1つを複数の第1の抵抗パターン21Pとして用いてもよい。同様に、本発明では、複数の第2のダミーパターン32Pの少なくとも1つを複数の第2の抵抗パターン22Pとして用いてもよいし、複数の第3のダミーパターン33Pの少なくとも1つを複数の第3の抵抗パターン23Pとして用いてもよいし、複数の第4のダミーパターン34Pの少なくとも1つを複数の第4の抵抗パターン24Pとして用いてもよい。
[磁気検出装置1の動作および作用]
本実施の形態の磁気検出装置1では、例えばXY面内における外部磁界Hの回転角θの大きさを、検出回路20によって検出することができる。
この磁気検出装置1では、検出回路20に対して外部磁界Hが回転すると、検出回路20に及ぶX軸方向の磁界成分の変化およびY軸方向の磁界成分の変化がブリッジ回路30における磁気検出素子11〜14によって検出される。その際、ブリッジ回路30からの出力として、信号e1および信号e2に基づく差分検出器16からの差分信号Sが演算回路17へ流入する。そののち、演算回路17において外部磁界Hの回転角θを求めることができる。
[磁気検出装置1の効果]
この磁気検出装置1は、より簡易なプロセスにより製造可能な構造を有する。
具体的には、例えば磁気検出素子11、抵抗素子21、磁気検出素子13および抵抗素子23は、いずれも、共通の第1の積層構造S1を有する。すなわち、磁気検出素子11の第1の積層構造S1、抵抗素子21の第1の積層構造S1、磁気検出素子13の第1の積層構造S1、および抵抗素子23の第1の積層構造S1は、各々を構成する複数の積層膜の積層順序およびそれら複数の積層膜の各々の構成材料が同じである。よって、磁気検出素子11、抵抗素子21、磁気検出素子13および抵抗素子23は、一連の工程により一括して成膜が可能である。一方、磁気検出素子12、抵抗素子22、磁気検出素子14および抵抗素子24は、いずれも、共通の第2の積層構造S2を有する。すなわち、磁気検出素子12の第2の積層構造S2、抵抗素子22の第2の積層構造S2、磁気検出素子14の第2の積層構造S2、および抵抗素子24の第2の積層構造S2は、各々を構成する複数の積層膜の積層順序およびそれら複数の積層膜の各々の構成材料が同じである。よって、磁気検出素子12、抵抗素子22、磁気検出素子14および抵抗素子24は、一連の工程により一括して成膜が可能である。したがって、磁気検出素子と抵抗素子とで互いに異なる構成材料を用いる場合や、互いに異なる積層構造を有する場合と比較して、磁気検出装置1はより簡便に製造可能である。
さらに、磁気検出素子11の第1の積層構造S1、抵抗素子21の第1の積層構造S1、磁気検出素子13の第1の積層構造S1、および抵抗素子23の第1の積層構造S1における各磁化固着層S11は、いずれも+X方向に固着された磁化JS11を有する。よって、磁気検出素子11の第1の積層構造S1、抵抗素子21の第1の積層構造S1、磁気検出素子13の第1の積層構造S1、および抵抗素子23の第1の積層構造S1における各磁化固着層S11の磁化JS11の固着処理は、同一の工程により一括して行うことができる。
同様に、磁気検出素子12の第2の積層構造S2、抵抗素子22の第2の積層構造S2、磁気検出素子14の第2の積層構造S2、および抵抗素子24の第2の積層構造S2における各磁化固着層S21は、いずれも−X方向に固着された磁化JS21を有する。よって、磁気検出素子12の第2の積層構造S2、抵抗素子22の第2の積層構造S2、磁気検出素子14の第2の積層構造S2、および抵抗素子24の第2の積層構造S2における各磁化固着層S21の磁化JS21の固着処理は、同一の工程により一括して行うことができる。
また、本実施の形態では、例えば複数の第1のセンサパターン11Pを取り囲むように第1の抵抗パターン21Pおよび第1のダミーパターン31Pを設けるようにした。このため、複数の第1のセンサパターン11Pと、第1の抵抗パターン21Pおよび第1のダミーパターン31Pとを一括形成することにより、複数の第1のセンサパターン11Pにおける膜質や膜厚のばらつきを十分に低減することができる。第2〜第4のセンサパターン12P〜14Pについても同様の効果が期待できる。
また、本実施の形態では、基板10上における、マトリックス状に配置された4つの磁気検出素子11〜14の隙間の領域に抵抗素子21〜24を配置するようにした。このため、例えば第1〜第4のセンサパターン11P〜14Pを、フォトリソグラフィ法を利用して形成する場合、そのフォトリソグラフィ法における露光限界により生じる4つの磁気検出素子11〜14同士の隙間を有効利用することができる。すなわち、外部磁界Hの検出のための第1〜第4のセンサパターン11P〜14Pとしては利用できない膜質の第1の積層構造S1や第2の積層構造S2を、第1〜第4の抵抗パターン21P〜24Pとして活用できる。これにより、磁気検出装置1における全体の寸法の縮小化を図ることができる。
<2.変形例>
(2.1 第1の変形例)
[磁気検出装置1Aの構成]
図5は、本発明の第1の変形例としての磁気検出装置1Aの全体構成例を表す平面図である。上記実施の形態としての磁気検出装置1では、4つの磁気検出素子11〜14同士の隙間の一部を占めるように抵抗素子21〜24を設けるようにした。これに対し、本変形例としての磁気検出装置1Aでは、4つの磁気検出素子11〜14同士の隙間を埋めるように、複数列および複数行に亘る複数のダミーパターン35Pを設けるようにした。複数のダミーパターン35Pは、複数の第1〜第4のセンサパターン11P〜14Pのいずれかと同じ積層構造を有するとよい。この点を除き、磁気検出装置1Aは磁気検出装置1と実質的に同じ構成を有する。ここで、複数のダミーパターン35Pは、互いに同じ形状および同じ寸法を有するとよい。
[磁気検出装置1Aの作用効果]
このように、磁気検出装置1Aでは、XY面内における、複数の第1〜第4のセンサパターン11P〜14Pの隙間を埋めるように、複数のダミーパターン35Pを設けるようにした。このため、複数の第1〜第4のセンサパターン11P〜14Pの上面を含む面の平坦化処理を行う際、ディッシングの発生を緩和することができる。その結果、複数の第1〜第4のセンサパターン11P〜14Pの厚さのばらつきを抑制でき、磁気検出装置1Aにおける磁界検出精度の向上が期待できる。
(2.2 第2の変形例)
[磁気検出装置1Bの構成]
図6は、本発明の第2の変形例としての磁気検出装置1Bの全体構成例を表す平面図である。上記実施の形態としての磁気検出装置1では、磁気検出素子11〜14における第1〜第4のセンサパターン11P〜14Pが、それぞれマトリックス状に配列されるようにした。また、抵抗素子21〜24における第1〜第4の抵抗パターン21P〜24Pが、それぞれ、第1〜第4のセンサパターン11P〜14Pの一部を取り囲むように配列されるようにした。これに対し、第2の変形例としての磁気検出装置1Bは、いずれもX軸方向へ6つずつ配列された第1〜第4の抵抗パターン21P〜24Pと、いずれもX軸方向へ6つずつ配列された第1〜第4のセンサパターン11P〜14Pと、いずれもX軸方向へ6つずつ配列された第1〜第4のダミーパターン31P〜34Pとが、Y軸方向へ順に並ぶようにしたものである。このように本発明では、第1〜第4の抵抗パターン21P〜24Pおよび第1〜第4のダミーパターン31P〜34Pは、それぞれ、第1〜第4のセンサパターン11P〜14Pと隣り合うように形成されていてもよい。
<3.その他の変形例>
以上、いくつかの実施の形態および変形例を挙げて本発明を説明したが、本発明はこれらの実施の形態等に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形態等では、センサ部として4つの磁気検出素子を用いてフルブリッジ回路を形成するようにしたが、本発明では、例えば2つの磁気検出素子を用いてハーフブリッジ回路を形成するようにしてもよい。また、本発明は、抵抗部としてのブリッジ回路についても4つの抵抗素子を用いる場合に限定されるものではなく、例えば2つの抵抗素子を用いてハーフブリッジ回路を形成するようにしてもよい。また、複数のセンサパターンの形状および寸法、複数の抵抗パターンの形状および寸法、ならびに複数のダミーパターンの形状および寸法などは、互いに同じであってもよいし、異なっていてもよい。
また、上記実施の形態等では、センサ部および抵抗部が、2種の積層構造、すなわち第1の積層構造および第2の積層構造を共通に有するようにしたが、本発明では、センサ部および抵抗部が、3種以上の積層構造を共通に有するようにしてもよい。
また、上記実施の形態等では、回転体の回転角の検出に用いられる角度検出センサとして用いられる磁気検出装置について説明したが、本発明の磁気検出装置の用途はそれに限定されない。例えば地磁気を検出する電子コンパスなどにも適用可能である。また、センサは磁気抵抗効果素子以外の検出素子、例えばホール素子等を含むものであってもよい。
また、上記実施の形態等では、例えば磁気検出素子11および抵抗素子21の双方が第1の積層構造S1を有し、磁気検出素子12および抵抗素子22の双方が第2の積層構造S2を有する場合について説明したが、本発明の磁気検出装置はこれに限定されるものではない。例えば、本発明の第1の観点の磁気検出装置は、センサ部が、第1の積層構造を有すると共に検出対象磁界を検出可能な第1の磁気検出素子を含むものであり、抵抗部が、第1の積層構造を有する第1の抵抗素子を含み、センサ部と接続されたものであればよい。ここでいう第1の積層構造とは、その積層構造を構成する複数の層の各構成材料およびそれら複数の層の積層順序が特定されたものを意味する。すなわち、第1の磁気検出素子が有する第1の積層構造と第1の抵抗素子が有する第1の積層構造とを比較すると、各々の第1の積層構造を構成する複数の層の各構成材料が各々一致し、かつ、各々の第1の積層構造を構成する複数の層の積層順序が一致していればよい。
本発明の第2の観点の磁気検出装置は、センサ部が、第1の方向に固着された第1の磁化を有する第1の磁性体を含むと共に検出対象磁界を検出可能な第1の磁気検出素子、を有するものであり、抵抗部が、第1の方向に固着された第2の磁化を有する第2の磁性体を含む第1の抵抗素子を有しセンサ部と接続されたものであればよい。すなわち、第1の磁気検出素子における構成材料と、第1の抵抗素子における構成材料とが全て一致していてもよいし、第1の磁気検出素子における構成材料の一部と、第1の抵抗素子における構成材料の一部とが異なっていてもよいし、第1の磁気検出素子における構成材料と、第1の抵抗素子における構成材料とが全て異なっていてもよい。また、本発明の第2の観点の磁気検出装置は、センサ部が、第1の方向と反対の第2の方向に固着された第3の磁化を有する第3の磁性体を含むと共に検出対象磁界を検出可能な第2の磁気検出素子をさらに有し、抵抗部が、第2の方向に固着された第4の磁化を有する第4の磁性体を含む第2の抵抗素子をさらに有するものであってもよい。第2の磁気検出素子と第2の抵抗素子との関係も、上述した第1の磁気検出素子と第1の抵抗素子との関係と同様である。
1,1A,1B…磁気検出装置、10…基板、11〜14…磁気検出素子、11P〜14P…第1〜第4のセンサパターン、15U,15L…配線、20…検出回路、21〜24…抵抗素子、21P〜24P…第1〜第4の抵抗パターン、30…ブリッジ回路、40…ブリッジ回路、31P〜34P…第1〜第4のダミーパターン、S1…第1の積層構造、S2…第2の積層構造、Vout1,Vout2…出力端子、Vcc…電源端子、GND…接地端子。

Claims (28)

  1. 第1の積層構造を有すると共に検出対象磁界を検出可能な第1の磁気検出素子、を含むセンサ部と、
    前記第1の積層構造を有する第1の抵抗素子を含み、前記センサ部と接続された抵抗部と
    を備えた磁気検出装置。
  2. 前記第1の磁気検出素子における前記第1の積層構造および前記第1の抵抗素子における前記第1の積層構造は、実質的に第1の方向に固着された第1の磁化を有する第1の強磁性層をそれぞれ含む
    請求項1記載の磁気検出装置。
  3. 前記抵抗部は、前記検出対象磁界の変動に関わらず、出力電圧の調整を行う抵抗体である
    請求項1または請求項2に記載の磁気検出装置。
  4. 前記第1の磁気検出素子および前記第1の抵抗素子は、同一の基板に設けられている
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の磁気検出装置。
  5. 前記第1の磁気検出素子は、前記基板の上に配列され、前記第1の積層構造をそれぞれ有する複数の第1のセンサパターンを含み、
    前記第1の抵抗素子は、前記基板の上に配列され、前記第1の積層構造をそれぞれ有する複数の第1の抵抗パターンを含む
    請求項4記載の磁気検出装置。
  6. 前記複数の第1の抵抗パターンは、前記複数の第1のセンサパターンと隣り合うように形成されている
    請求項5記載の磁気検出装置。
  7. 前記複数の第1の抵抗パターンは、前記複数の第1のセンサパターンの少なくとも一部を取り囲むように配列されている
    請求項5または請求項6に記載の磁気検出装置。
  8. 前記基板の上に配列され、前記第1の積層構造をそれぞれ有する複数の第1のダミーパターンをさらに有し、
    前記複数の第1のダミーパターンの少なくとも一部が前記複数の第1の抵抗パターンである
    請求項5から請求項7のいずれか1項に記載の磁気検出装置。
  9. 前記複数の第1のダミーパターンは、前記複数の第1のセンサパターンと隣り合うように形成されている
    請求項8記載の磁気検出装置。
  10. 前記複数の第1のダミーパターンは、前記複数の第1のセンサパターンの少なくとも一部を取り囲むように配列されている
    請求項8または請求項9のいずれか1項に記載の磁気検出装置。
  11. 前記センサ部は、第2の積層構造を有すると共に前記検出対象磁界を検出可能な第2の磁気検出素子をさらに含み、
    前記抵抗部は、前記第2の積層構造を有する第2の抵抗素子をさらに含む
    請求項1記載の磁気検出装置。
  12. 前記第1の磁気検出素子における前記第1の積層構造および前記第1の抵抗素子における前記第1の積層構造は、実質的に第1の方向に固着された第1の磁化を有する第1の強磁性層をそれぞれ含み、
    前記第2の磁気検出素子における前記第2の積層構造および前記第2の抵抗素子における前記第2の積層構造は、実質的に前記第1の方向と反対の第2の方向に固着された第2の磁化を有する第2の強磁性層をそれぞれ含む
    請求項11記載の磁気検出装置。
  13. 前記抵抗部は、前記検出対象磁界の変動に関わらず、出力電圧の調整を行う抵抗体である
    請求項11または請求項12に記載の磁気検出装置。
  14. 前記第1の磁気検出素子、前記第2の磁気検出素子、前記第1の抵抗素子および前記第2の抵抗素子は、同一の基板に設けられている
    請求項11から請求項13のいずれか1項に記載の磁気検出装置。
  15. 前記第1の磁気検出素子は、前記基板の上に配列され、前記第1の積層構造をそれぞれ有する複数の第1のセンサパターンを含み、
    前記第1の抵抗素子は、前記基板の上に配列され、前記第1の積層構造をそれぞれ有する複数の第1の抵抗パターンを含み、
    前記第2の磁気検出素子は、前記基板の上に配列され、前記第2の積層構造をそれぞれ有する複数の第2のセンサパターンを含み、
    前記第2の抵抗素子は、前記基板の上に配列され、前記第2の積層構造をそれぞれ有する複数の第2の抵抗パターンを含む
    請求項14記載の磁気検出装置。
  16. 前記複数の第1の抵抗パターンは、前記複数の第1のセンサパターンと隣り合うように形成され、
    前記複数の第2の抵抗パターンは、前記複数の第2のセンサパターンと隣り合うように形成されている
    請求項15記載の磁気検出装置。
  17. 前記複数の第1の抵抗パターンは、前記複数の第1のセンサパターンの少なくとも一部を取り囲むように配列され、
    前記複数の第2の抵抗パターンは、前記複数の第2のセンサパターンの少なくとも一部を取り囲むように配列されている
    請求項15または請求項16に記載の磁気検出装置。
  18. 前記基板の上に配列されて前記第1の積層構造をそれぞれ有する複数の第1のダミーパターンと前記基板の上に配列されて前記第2の積層構造をそれぞれ有する複数の第2のダミーパターンとをさらに有し、
    前記複数の第1のダミーパターンの少なくとも一部が前記複数の第1の抵抗パターンであり、
    前記複数の第2のダミーパターンの少なくとも一部が前記複数の第2の抵抗パターンである
    請求項15から請求項17のいずれか1項に記載の磁気検出装置。
  19. 前記複数の第1のダミーパターンは、前記複数の第1のセンサパターンと隣り合うように形成され、
    前記複数の第2のダミーパターンは、前記複数の第2のセンサパターンと隣り合うように形成されている
    請求項18記載の磁気検出装置。
  20. 前記複数の第1のダミーパターンは、前記複数の第1のセンサパターンの少なくとも一部を取り囲むように配列され、
    前記複数の第2のダミーパターンは、前記複数の第2のセンサパターンの少なくとも一部を取り囲むように配列されている
    請求項18または請求項19に記載の磁気検出装置。
  21. 前記センサ部における前記第1の磁気検出素子と前記第2の磁気検出素子とは直列接続もしくは並列接続され、
    前記抵抗部における前記第1の抵抗素子と前記第2の抵抗素子とは直列接続もしくは並列接続され、
    前記センサ部と前記抵抗部とは、直列接続されている
    請求項11から請求項20のいずれか1項に記載の磁気検出装置。
  22. 前記抵抗部における前記第1の抵抗素子および前記第2の抵抗素子は、前記センサ部における前記第1の磁気検出素子と前記センサ部における前記第2の磁気検出素子との間に設けられている
    請求項11から請求項21のいずれか1項に記載の磁気検出装置。
  23. 前記第1の磁気検出素子、前記第2の磁気検出素子、前記第1の抵抗素子および前記第2の抵抗素子は、磁気トンネル接合素子である
    請求項11から請求項22のいずれか1項に記載の磁気検出装置。
  24. 前記センサ部は、第2の積層構造を有すると共に前記検出対象磁界を検出可能な第2の磁気検出素子と、前記第1の積層構造を有すると共に前記検出対象磁界を検出可能な第3の磁気検出素子と、前記第2の積層構造を有すると共に前記検出対象磁界を検出可能な第4の磁気検出素子とをさらに含み、
    前記抵抗部は、前記第2の積層構造を有する第2の抵抗素子と、前記第1の積層構造を有する第3の抵抗素子と、前記第2の積層構造を有する第4の抵抗素子とをさらに含む
    請求項1記載の磁気検出装置。
  25. 前記第1の積層構造は、実質的に第1の方向に固着された第1の磁化を有する第1の強磁性層をそれぞれ含み、
    前記第2の積層構造は、実質的に前記第1の方向と反対の第2の方向に固着された第2の磁化を有する第2の強磁性層をそれぞれ含む
    請求項24記載の磁気検出装置。
  26. 前記センサ部は、直列接続された前記第1の磁気検出素子および前記第2の磁気検出素子と、直列接続された前記第3の磁気検出素子および前記第4の磁気検出素子とが、互いに並列接続されてなる第1のブリッジ回路を有し、
    前記抵抗部は、直列接続された前記第1の抵抗素子および前記第2の抵抗素子と、直列接続された前記第3の抵抗素子および前記第4の抵抗素子とが、互いに並列接続されてなる第2のブリッジ回路を有する
    請求項24または請求項25記載の磁気検出装置。
  27. 第1の方向に固着された第1の磁化を有する第1の磁性体を含むと共に検出対象磁界を検出可能な第1の磁気検出素子、を有するセンサ部と、
    前記第1の方向に固着された第2の磁化を有する第2の磁性体を含む第1の抵抗素子を有し、前記センサ部と接続された抵抗部と
    を備えた磁気検出装置。
  28. 前記センサ部は、前記第1の方向と反対の第2の方向に固着された第3の磁化を有する第3の磁性体を含むと共に前記検出対象磁界を検出可能な第2の磁気検出素子、をさらに有し、
    前記抵抗部は、前記第2の方向に固着された第4の磁化を有する第4の磁性体を含む第2の抵抗素子をさらに有する
    請求項27記載の磁気検出装置。
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