JP2019163673A - 床材 - Google Patents

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【課題】裏面シートと木質基材との接着強度を確保するとともに、裏面シートと吸着シートとの接着強度も確保することができる床材を提供する。【解決手段】床材1は、木質系材料からなる板状の木質基材20と、木質基材20の表面に接着剤を介して貼着された表面シート10と、木質基材20の裏面に貼着された裏面シート30と、裏面シート30に貼着された吸着シート40と、を備える。裏面シート30には、樹脂層30bと、樹脂層30bを両側から挟み込むように配置された紙層30a、30cと、が形成されている。吸着シート40には、不織布層41と、不織布層41の裏面に形成された樹脂製の吸着層42と、が形成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、木質系材料からなる板状の木質基材と、木質基材の表面に貼着された表面シートと、木質基材の裏面に貼着された裏面シートと、前記裏面シートに貼着された吸着シートと、を備えた床材に関する。
従来から、床下地面に敷設される床材には、木質系の床材が利用されることがある。たとえば、特許文献1には、中密度繊維板などの木質基材の表面に、表面化粧シート(表面シート)が貼着され、その裏面に裏打ちシート(裏面シート)が貼着され、裏面シートにさらに吸着層(吸着シート)が貼着された床材が提案されている。表面化粧シートは、樹脂シートからなり、その表面には、木目模様などの印刷が施されている。一方、裏打ちシートも、樹脂製のシートであり、吸着層は、不織布シートと、不織布シートの裏面に床下地面に吸着する吸着層とで構成されている。裏打ちシート(裏面シート)は、透湿し難い材料からなるため、樹脂製のシートが用いられている。
特開2013−204312号公報
しかしながら、上述した床材の木質基材の裏面には、裏面シートが接着剤を介して貼着されているが、裏面シートは樹脂製のシートであるため、その表面は、平滑な表面であり、裏面シートと接着剤との接着強度は十分ではない。これにより、接着剤の種類によっては、裏面シートと接着剤の界面から、裏面シートが剥離することも想定される。また、吸着シートが接着される裏面シートの表面も平滑な表面であるため、裏面シートから吸着シートも剥離することが想定される。
前記課題を鑑みて、本発明は、裏面シートと木質基材との接着強度を確保するとともに、裏面シートと吸着シートとの接着強度も確保することができる床材を提供することにある。
前記課題を鑑みてなされたものであり、本発明に係る床材は、木質系材料からなる板状の木質基材と、前記木質基材の表面に接着剤を介して貼着された表面シートと、前記木質基材の裏面に接着剤を介して貼着された裏面シートと、前記裏面シートに貼着された吸着シートと、を備えた床材であって、前記裏面シートには、樹脂層と、前記樹脂層を両側から挟み込むように配置された紙層と、が形成されており、前記吸着シートには、前記裏面シートに貼着された不織布層と、前記不織布層の裏面に形成された樹脂製の吸着層と、が形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、裏面シートには、樹脂層と、前記樹脂層を両側から挟み込むように配置された紙層と、が形成されているので、紙層の繊維により形成された凹凸に接着剤が入り込む。これにより、紙層の凹凸に入り込んだ接着剤のアンカー効果により、木質基材に対する裏面シートの接着性を高めることができ、さらに、裏面シートに対する吸着シートの接着性も高めることができる。また、接着剤を介して裏面シートを木質基材に貼着する際に、これらの間に微細な気泡が噛み込んだとしても、この気泡を紙層から脱気することができるので、気泡の噛み込みによる接着性の低下を回避することができる。なお、接着剤を介して、裏面シートに吸着シートを貼着する際には、吸着シートの不織布層が、裏面シートに接着されるので、これらの間の空気は、不織布層から排出されるため、裏面シートと吸着シートの間には、気泡は噛み込み難い。
さらに、床材の製造時に、裏面シートを木質基材に貼着する際に、水または有機溶剤を含む接着剤を介してこれらを接着すると、樹脂のみからなる裏面シートに比べて、紙層の繊維から、接着剤の水または有機溶剤が抜け出し、接着剤が乾燥し易い。このため、より短い時間で床材を製造することができる。なお、吸着シートを裏面シートにさらに貼着する際に、水または有機溶剤を含む接着剤を介してこれらを接着すると、吸着層の不織布層の繊維から、接着剤の水または有機溶剤が抜け出し、接着剤が乾燥し易い。
より好ましい態様としては、前記吸着層は、前記不織布層が露出するように、前記不織布層の裏面に間隔をあけて形成されている。この態様によれば、床材を床下地面に配置する際には、露出した不織布層から不織布層の周縁に空気が排出され易いため、床材と床下地面との間の空気の噛み込みを抑えることができる。また、床材の製造時に、水または有機溶剤を含む接着剤を介して、裏面シートに吸着シートの不織布層を接着する際には、この露出した不織布層から水または有機溶剤が揮発し易いので、より短時間で、床材を製造することができる。
より好ましい態様としては、前記不織布層は、樹脂の繊維からなる層であり、前記不織布層には、前記不織布層の表面から裏面まで、厚さ方向に沿って前記繊維が融着した融着部が分散するように形成されている。
この態様によれば、不織布層には、不織布層の表面から裏面まで、厚さ方向に沿って繊維が融着した融着部が形成されているので、融着部により、不織布層の厚さ方向の繊維は拘束される。このような融着部が木質基材の裏面に貼着されると、不織布層に分散した融着部により、木質基材の変形が拘束され、木質基材の反りを低減することができる。
さらに好ましい態様としては、前記表面シートの透湿抵抗値は、前記裏面シートの透湿抵抗値よりも大きく、前記表面シートと前記裏面シートとの透湿抵抗値の差が、450m・h・mmHg/gを超えている。この態様によれば、表面シートの透湿抵抗値が、裏面シートの透湿抵抗値に対して、450m・h・mmHg/gを超えているので、表面シートから木質基材に入り込んだ湿気を、裏面シートから好適に排出することができる。
本発明に係る床材によれば、裏面シートと木質基材との接着強度を確保するとともに、裏面シートと吸着シートとの接着強度も確保することができる。
(a)は、本発明の第1実施形態に係る床材の表面側の模式的斜視図であり、(b)は、(a)の裏面側の模式的斜視図である。 図1に示す床材の分解斜視図である。 図1に示すA−A線に沿った矢視方向の床材の拡大断面図である。 図3に示す裏面シートの要部を示す拡大断面図である。 (a)は、図2に示す吸着シートの裏面の平面図であり、(b)は、木質基材に貼着される側の吸着シートの表面の平面図である。 図3の変形例に係る床材の拡大断面図である。
以下、図1〜図6を参照しながら、本発明のいくつかの実施形態を説明する。
図1は、(a)は、本発明の第1実施形態に係る床材1の表面側の模式的斜視図であり、図1(b)は、図1(a)の裏面側の模式的斜視図である。図2は、図1に示す床材1の分解斜視図である。図3は、図1に示すA−A線に沿った矢視方向の床材1の拡大断面図である。図4は、図3に示す裏面シート30の要部を示す拡大断面図である。図5(a)は、図2に示す吸着シート40の裏面の平面図であり、図5(b)は、木質基材20に貼着される側の吸着シート40の表面の平面図である。
1.床材1について
本実施形態に係る床材1は、たとえば、既存のフロアの表面を床下地面として敷設されるものである。図1および図2に示すように、床材1は、木質系材料からなる板状の木質基材20と、木質基材20の表面に貼着された表面シート10と、木質基材20の裏面に貼着された裏面シート30と、裏面シート30に貼着された吸着シート40と、を備えている。床材1を構成する各部材について、以下に説明する。
2.木質基材20について
木質基材20は、木質系材料からなり、その厚みは、たとえば、2.0〜12.0mmの範囲にある。木質系材料としては、無垢材、パーティクルボード(PB)、木質繊維板(インシュレーションボード・ハードボード、MDFなど)、配向性ストランドボード(OSB)、LVL、集成材、または、これらを積層したものなどを挙げることができる。
これらの中でも、木質基材20を構成する木質系材料は、木質繊維板であることが好ましい。木質繊維板を用いることにより、木質基材20と表面シート10とを、接着剤を介して接着する際に、この接着剤が、木質繊維板の繊維に含浸される。これにより、木質基材20と表面シート10との接着強度を高めることができる。
3.表面シート10について
表面シート10は、いわゆる化粧材であり、表面に木目模様などの印刷が施されており、木質基材20の表面に接着剤51を介して貼着されている(例えば図3参照)。表面シート10は、樹脂材料からなるシートである。このような樹脂材料に、たとえば、オレフィン系樹脂(ポリエチレン、ポリプロピレンなど)、ポリエステル系樹脂(ポリエチレンテレフタレートなど)、ポリエチレンビニルアルコール、塩化ビニル樹脂等を挙げることができる。
上述した接着剤51には、例えば、尿素・メラミン樹脂系接着剤、エチレン酢酸ビニル共縮合樹脂系接着剤などの接着材料となる樹脂を水で溶融した水性接着剤;一成分型のポリウレタン系接着剤、シリコーン系接着剤などの湿気により化学反応し硬化する機能を有した接着剤;ポリアミド系接着剤、EVA系接着剤などのホットメルト系接着剤、を挙げることができる。この他にも、接着材料となる樹脂に、炭化水素系の有機溶剤で溶解した接着剤であってもよい。
4.裏面シート30について
裏面シート30は、いわゆる裏打ち材であり、上述した接着剤51等で例示された接着剤52を介して、木質基材20の裏面に貼着されている(例えば図3参照)。裏面シート30は、いわゆる防湿紙などで構成されていてもよい。例えば、本実施形態では、図4に示すように、裏面シート30には、樹脂層30bと、樹脂層30bを両側から挟み込むように配置された紙層30a、30cと、が形成されている。
具体的には、紙層30a、30cは、クラフト紙などの紙材からなり、樹脂層30bは、熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂からなる。樹脂層30bの樹脂が熱可塑性樹脂である場合、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニルなどを挙げることができる。さらに、樹脂層30bの樹脂が熱硬化性樹脂である場合、例えば、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂などを挙げることができる。樹脂層30bの樹脂の一部が、紙層30a、30cに含浸されていてもよい。
上述した裏面シート30には、樹脂層30bを両側から挟み込むように配置された紙層30a、30cが形成されているので、木質基材20側の紙層30aの表面には、紙層30aの繊維に起因した凹凸が形成されている。紙層30aの繊維により形成された凹凸に接着剤が入り込むため、アンカー効果により木質基材20に対する裏面シート30の接着性を高めることができる。
さらに、床材1の製造時には、接着剤52を介して裏面シート30を木質基材20に貼着する際に、これらの間に微細な気泡が噛み込んだとしても、この気泡を紙層30aから脱気することができる。特に水または有機溶剤を含む接着剤を用いた場合、接着剤52は、乾燥し難いところ、後述する裏面シート30の紙層30aにより、水分が吸収されたのち外部に放出されるため、接着剤52を早期に乾燥することができ、より短時間で床材を製造することができる。
5.吸着シート40について
吸着シート40は、裏面シート30に上述した接着剤51等で例示された接着剤53を介して貼着されている。吸着シート40には、不織布層41と、不織布層41の裏面に形成された樹脂製の複数の吸着層42と、が形成されている。本実施形態では、不織布層41は、熱可塑性樹脂の繊維からなる不織布シートで構成され、熱可塑性樹脂としては、上に例示した材料を挙げることができる。
複数の吸着層42は、一方向に延在するように、間隔をあけて形成されており、より具体的には、図1(a)、図3、図5(a)に示すように、不織布層41が露出するように、不織布層41の裏面に間隔をあけて形成されている。なお、吸着層42は、図1(b)、図3等では、木質基材20に対して比較的に厚みを有するように模式的に描かれているが、本実施形態では、その一例として、吸着層42の厚みは、0.5〜3mmの範囲にあり、より好ましくは、0.5〜1mmの範囲にある。
本実施形態では、吸着層42は、不織布層41が露出するように、不織布層41の裏面に間隔をあけて形成されているので、床材1の製造時には、この露出した不織布層41から、接着剤53を乾燥させ易く、より短時間で、床材1を製造することができる。さらに、床材1を床下地面に敷設する際には、これらの間に噛み込んだ空気が、露出した不織布層41から、不織布層41の周縁に排出されるため、床材1と床下地面との間の空気の噛み込みを抑えることができる。
吸着層42を構成する樹脂は、床下地面に対して吸着性を有するものであれば、特に限定されず、たとえば独立気泡型の樹脂発泡体を挙げることができ、発泡倍率は、2〜5倍程度であることが好ましい。このような樹脂発泡体を用いることにより、樹脂発泡体の起泡が、吸盤となって、吸着層42を床下地面に密着させることができる。
より具体的には、吸着層42を構成する発泡樹脂体としては、アクリル樹脂発泡体、フェノール樹脂発泡体、またはウレタン発泡体等を挙げることができる。樹脂発泡体の密度は、0.1〜0.7g/cmの範囲にあることが好ましい。このような範囲とすることにより、吸着層42によるクッション性および吸着性を確保するともに、その強度を保つことができる。
さらに、不織布層41は、後述するように樹脂製の繊維で構成され、図3および図5(b)に示すように、不織布層41の表面から裏面まで、厚さ方向に沿って、繊維が融着した融着部41aが分散するように形成されている。
より具体的には、図3に示すように、各融着部41aは、繊維が融着していることから、裏面シート30側の不織布層41の表面には、この融着部41aにより不織布層41が凹んだ凹部43が形成されている。凹部43には、木質基材20の裏面に不織布層41を接触した状態で、凹部43の空間を埋めるように、接着剤53の一部である接着部53aが充填されている。
本実施形態では、融着部41aにより、不織布層41の厚さ方向の繊維が拘束されるので、融着部41aを裏面シート30の裏面に貼着すると、不織布層41に分散するように形成された融着部41aにより、裏面シート30の全体を拘束することになる。この結果、裏面シート30が貼着された木質基材20の反りを低減することができる。特に、凹部43に接着剤53の一部である接着部53aが充填されることにより、この効果をより一層高めることができる。
さらに、図3に示すように、不織布層41の他方側の表面においても、融着部41aにより不織布層41が凹んだ凹部44が形成されており、吸着層42と対向する凹部44には、吸着層42の樹脂が充填されている。これにより、床材1の表面からの衝撃に対して、不織布層41によるクッション性を期待することができる。
特に、不織布層41の一方側の表面に形成された凹部44には、接着剤53が充填されているので、融着部41aの厚さ方向に沿ったクッション性は、不織布層41の他の部分に比べて低下しやすいところ、本実施形態では、その反対側に形成された凹部44には、発泡樹脂体からなる吸着層42の樹脂が充填されるため、上述したクッション性の低下を回避することができる。
さらに、図5(b)に示すように、融着部41aは、平面視において、吸着層42が延在する方向(図5(b)の紙面縦方向)と交差する方向、好ましくは直交する方向(図5(b)の紙面横方向)に、断続的に複数形成されている。また、この方向に断続的に形成された複数の融着部41aの群と、吸着層42が延在する方向の隣接する複数の融着部41aの群とは、千鳥状に形成されている。このような融着部41aは、不織布シートに対して、たとえばニードルパンチなどを用いて形成することができる。
このような融着部41aを形成することにより、吸着シート40の強度を確保することができる。さらに、図5(b)および図5(a)に示すように、後述する吸着層42同士に間隔をあけて配置したとしても、吸着層42同士の吸着シート40が露出した領域において、融着部41aとそれ以外の非融着部とを露出させることができる。
上述した表面シート10の透湿抵抗値は、375〜620m・h・mmHg/gの範囲にあることが好ましく、裏面シート30の透湿抵抗値よりも大きい。また、表面シート10と裏面シート30との透湿抵抗値の差が、450m・h・mmHg/gを超えていることがより好ましい。このような透湿抵抗値の関係および範囲を満たすためには、上述した表面シート10および裏面シート30を構成する材料およびこれらの厚さを選定すればよい。なお、透湿抵抗値は、JIS Z 0208「防湿包装材料の透湿度試験方法(カップ法)」により、測定することができる。
このように、表面シート10の透湿抵抗値が、450m・h・mmHg/gを超えて裏面シート30の透湿抵抗値よりも大きいので、表面シート10から木質基材20に入り込んだ湿気を、裏面シート30から好適に排出することができる。
なお、図3に示す実施形態では、不織布層41に融着部41aを設けたが、例えば、図6に示すように、木質基材20の反り難い環境下であれば、不織布層41に融着部41aを設けなくてもよい。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、前記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。
本実施形態では、不織布層が露出するように吸着層を形成したが、たとえば、不織布層全体を覆うように、吸着層を形成してもよい。
1:床材、10:表面シート、20:木質基材、30:裏面シート、30a,30c:紙層、30b:樹脂層、40:吸着シート、41:不織布層、41a:融着部、42:吸着層

Claims (4)

  1. 木質系材料からなる板状の木質基材と、前記木質基材の表面に接着剤を介して貼着された表面シートと、前記木質基材の裏面に接着剤を介して貼着された裏面シートと、前記裏面シートに貼着された吸着シートと、を備えた床材であって、
    前記裏面シートには、樹脂層と、前記樹脂層を両側から挟み込むように配置された紙層と、が形成されており、
    前記吸着シートには、前記裏面シートに貼着された不織布層と、前記不織布層の裏面に形成された樹脂製の吸着層と、が形成されていることを特徴とする床材。
  2. 前記吸着層は、前記不織布層が露出するように、前記不織布層の裏面に間隔をあけて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の床材。
  3. 前記不織布層は、樹脂の繊維からなる層であり、前記不織布層には、前記不織布層の表面から裏面まで、厚さ方向に沿って前記繊維が融着した融着部が分散するように形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の床材。
  4. 前記表面シートの透湿抵抗値は、前記裏面シートの透湿抵抗値よりも大きく、
    前記表面シートと前記裏面シートとの透湿抵抗値の差が、450m・h・mmHg/gを超えていること特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の床材。
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