JP2019160200A - 操作入力装置および操作入力装置の駆動方法 - Google Patents

操作入力装置および操作入力装置の駆動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】より小さな操作負荷で明確にメカニカルスイッチのような操作感をユーザへ与えることができる操作入力装置および操作入力装置の駆動方法を提供すること。【解決手段】実施形態の一態様に係る操作入力装置は、検知部と、駆動部と、制御部とを備える。検知部は、タッチパネルに対する操作を検知する。駆動部は、検知部への操作を検知した場合に、タッチパネルへ振動を伝える。制御部は、タッチパネルへの操作中において、駆動部に本振に先だって本振よりも振動が小さな予振を発生させる。【選択図】図1

Description

開示の実施形態は、操作入力装置および操作入力装置の駆動方法に関する。
従来、ユーザによって操作されるタッチパネルの操作面に対して押圧操作が行われた場合に、タッチパネルを振動させることによって、メカニカルスイッチのような操作感をユーザへ与える操作入力装置がある(例えば、特許文献1参照)。
かかる操作入力装置は、操作面に対するユーザの操作負荷(押圧力)が大きく、操作面に接触するユーザの指の面積が大きいほど、明確にメカニカルスイッチのような操作感をユーザへ与えることができる。
特開2016−170766号公報
しかしながら、従来の操作入力装置は、より明確にメカニカルスイッチのような操作感をユーザへ与えようとする場合、ユーザに対して要求する操作負荷が増大する。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、より小さな操作負荷で明確にメカニカルスイッチのような操作感をユーザへ与えることができる操作入力装置および操作入力装置の駆動方法を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る操作入力装置は、検知部と、駆動部と、制御部とを備える。検知部は、タッチパネルに対する操作を検知する。駆動部は、前記検知部への操作を検知した場合に、前記タッチパネルへ振動を伝える。制御部は、前記タッチパネルへの操作中において、前記駆動部に本振に先だって前記本振よりも振動が小さな予振を発生させる。
実施形態の一態様に係る操作入力装置および操作入力装置の駆動方法は、より小さな操作負荷で明確にメカニカルスイッチのような操作感をユーザへ与えることができる。
図1は、実施形態に係る操作入力装置の構成の一例を示す説明図である。 図2は、実施形態に係る検知駆動装置によるタッチパネルの振動制御の一例を示す説明図である。 図3は、実施形態に係る検知荷重の時間推移と、予振および本振の発生タイミングとの関係を示す説明図である。 図4は、実施形態に係る閾値および予振時間の設定範囲を示す説明図である。 図5は、実施形態に係る検知駆動装置が実行する処理を示すフローチャートである。 図6は、実施形態の変形例に係る操作入力装置の一部を示す説明図である。 図7は、実施形態の変形例に係る操作入力装置の検知駆動装置によるタッチパネルの振動制御の一例を示す説明図である。
以下、添付図面を参照して、操作入力装置および操作入力装置の駆動方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。図1は、実施形態に係る操作入力装置1の構成の一例を示す説明図である。
ここでは、実施形態に係る操作入力装置1が車載器の操作部として機能するタッチパッドであるものとして説明する。車載器は、例えば、カーオーディオ装置やカーエアコン等といった電子機器である。
なお、実施形態に係る操作入力装置1は、車載器以外の任意の電子機器に操作部として設けられてもよい。また、実施形態に係る操作入力装置1は、タッチパッドに限定されるものではなく、タッチパネルと液晶ディスプレイとが積層されたタッチパネルディスプレイであってもよい。
図1に示すように、操作入力装置1は、ユーザUによって操作(タッチ操作)が行われるタッチパネル2と、圧電素子3と、検知駆動装置4とを備え、車載器10に接続される。操作入力装置1は、タッチパネル2に対するユーザUの押圧操作に応じた操作信号を車載器10へ出力する。
なお、圧電素子3の代わりに静電容量センサで接近を検知して別途設けられる出力素子で振動を出力するタッチパネルに適用するようにしてもよいが、以下の実施例では圧電素子で入出力を兼用する場合を例にして説明する。
なお、ここでは、操作入力装置1が1つの車載器10に接続される場合を例に挙げて説明するが、操作入力装置1は、複数の車載器に接続され、各車載器へユーザの押圧操作に応じた信号を出力することもできる。
圧電素子3は、タッチパネル2の操作面とは逆側の主面(ここでは、下面)に設けられる。圧電素子3は、押圧力が加えられる場合に、押圧力の大きさに応じた電圧の信号を出力する。また、圧電素子3は、駆動信号が入力される場合に、駆動信号の電圧の高さに応じた振幅、および駆動信号の周波数に応じた周期で振動する入出力両方に用いることが可能な素子である。
検知駆動装置4は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、入出力ポートなどを有するマイクロコンピュータや各種の回路を含む。
かかる検知駆動装置4は、CPUがROMに記憶されたプログラムを、RAMを作業領域として使用して実行することにより機能する検知部5と、駆動部6と、制御部7とを備える。
検知駆動装置4が備える検知部5、駆動部6、および制御部7は、それぞれの一部または全部がASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアで構成されてもよい。
検知部5は、タッチパネル2に対するユーザUの押圧操作を圧電素子3から入力される信号に基づいて検知する。駆動部6は、制御部7から入力される制御信号に応じた駆動信号を圧電素子3へ出力することによってタッチパネル2を振動させる。
制御部7は、検知部5によってタッチパネル2に対するユーザUの押圧操作が検知される場合、操作信号を車載器10へ出力し、駆動部6によってタッチパネル2を振動させる本振に先だって本振よりも振動が小さな予振をタッチパネル2に発生させる制御を行う。
ここで、図2を合わせて参照しながら、検知駆動装置4によるタッチパネル2の振動制御の一例について説明する。図2は、実施形態に係る検知駆動装置4によるタッチパネル2の振動制御の一例を示す説明図である。なお、図2では、検知駆動装置4および車載器10の図示を省略している。
また、図2の(b)に示す波形は、実施形態に係る予振W1の振幅および周期を模式的に示している。また、図2の(c)に示す波形は、実施形態に係る本振W2の振幅および周期を模式的に示している。
図2の(a)に示すように、ユーザUがタッチパネル2に触れると、タッチパネルを介して圧電素子3に押圧力が加わる。このため、圧電素子3は、押圧力に応じた信号を検知部5へ出力する。
検知部5は、ユーザUによってタッチパネル2が押圧操作されたか否かを圧電素子3から入力される信号に基づいて検知する。このとき、ユーザUがタッチパネル2を押圧する操作負荷(押圧力)が極めて小さい場合、例えば、走行する車両の振動等によってユーザUの指が意図せずにタッチパネル2に触れた可能性もある。
このため、検知部5は、圧電素子3から信号が入力されても、直にはタッチパネル2が押圧操作されたとは判定せず、圧電素子3から入力される信号に基づき導出する検知荷重が所定の閾値(所定荷重)以上となる場合に、押圧操作されたと判定する。これにより、検知部5は、ユーザUが意図せずにタッチパネル2に触れた場合に、押圧操作があったと誤検知することを防止することができる。
なお、ここでの閾値は、一般的な操作入力装置が押圧操作を検知した場合に、タッチパネルを振動させるかの否か判定に使用する閾値よりも低い値を設定する。なお、かかる閾値の範囲については、図4を参照して後述する。
その後、検知部5は、タッチパネル2が押圧操作されたと判定した場合に、その旨を示す検知信号を制御部7へ出力する。制御部7は、検知部5から検知信号が入力される場合に、駆動部6へ予振W1を開始させる制御信号を出力する。
駆動部6は、制御部7から予振W1を開始させる制御信号が入力される場合に、タッチパネル2に予振W1を発生させる駆動信号を圧電素子3へ出力する。これにより、圧電素子3が予振駆動を開始し、図2の(b)に示すように、タッチパネル2に予振W1を発生させる。
このとき、駆動部6は、図2の(c)に示す本振W2よりも振幅が小さく周期が長い振動、つまり、本振W2よりも振動が小さく低周波の振動の予振W1をタッチパネル2に発生させる。
これにより、検知駆動装置4は、図2の(b)に点線で示すように、ユーザUの指先がタッチパネル2の内部に沈み込むような感触、所謂メカニカルスイッチのストローク感をユーザUに与えることができる。
そして、制御部7は、予振駆動を開始させてから所定時間が経過した時点で予振W1を終了させる制御信号を駆動部6へ出力する。駆動部6は、制御部7から予振W1を終了させる制御信号が入力される場合に、圧電素子3への駆動信号の出力を終了する。これにより、圧電素子3は、予振駆動を終了する。
続いて、制御部7は、駆動部6へ本振W2を開始させる制御信号を出力する。駆動部6は、制御部7から本振W2を開始させる制御信号が入力される場合に、タッチパネル2に本振W2を発生させる駆動信号を圧電素子3へ出力する。これにより、圧電素子3が本振駆動を開始し、図2の(c)に示すように、タッチパネル2に本振W2を発生させる。
このとき、駆動部6は、図2の(b)に示す予振W1よりも振幅が大きく周期が短い振動、つまり、予振W1よりも振動が大きく高周波の振動の本振W2をタッチパネル2に発生させる。これにより、検知駆動装置4は、メカニカルスイッチをさらに押し込み、その後、メカニカルスイッチの反発力によって指先が押し戻されるような感触をユーザUに与えることができる。
このように、検知駆動装置4は、一般的な操作入力装置がタッチパネルを振動させるときのユーザの操作負荷よりも小さな操作負荷(検知荷重)を検知した時点でタッチパネル2に予振W1を発生させる。
その後、検知駆動装置4は、例えば、一般的な操作入力装置がタッチパネルを振動させるときのユーザの操作負荷と同等の操作負荷(検知荷重)を検知した時点でタッチパネル2に本振W2を発生させる。
これにより、操作入力装置1は、ユーザUによって押圧操作が行われる場合に、変形しない板を押しているような感覚をユーザUへ与えにくく、より小さな操作負荷で明確にメカニカルスイッチのような操作感をユーザUへ与えることができる。
次に、図3を参照し、実施形態に係る検知荷重の時間推移と、予振W1および本振W2の発生タイミングとの関係について説明する。図3は、実施形態に係る検知荷重の時間推移と、予振W1および本振W2の発生タイミングとの関係を示す説明図である。
図3に示すグラフの横軸はユーザUがタッチパネル2に触れてからの経過時間を示しており、縦軸は検知荷重を示している。また、図3に示すグラフには、予振W1を発生させる駆動信号W1sと、本振W2を発生させる駆動信号W2sを重畳している。
また、図3に示すグラフでは、検知荷重の時間推移を一点鎖線で示している。図3に示すように、検知荷重は、ユーザUがタッチパネル2に触れてから時間の経過に伴って徐々に増大する。なお、ここでは、一般的な操作入力装置が4N(ニュートン)の操作荷重を検知した場合にタッチパネル2を振動させるものとして説明する。
かかる場合、操作入力装置1は、例えば、閾値として3Nを設定する。なお、かかる閾値は一例であり、これに限定されるものではない。操作入力装置1が設定する検知荷重の閾値の範囲については、図4を参照して後述する。
制御部7は、検知荷重が3N以上となり、検知部5から検知信号が入力される場合に、予振W1を発生させる駆動信号W1sを駆動部6から圧電素子3へ出力させ、タッチパネル2に予振W1を発生させる。
このとき、駆動信号W1sの出力期間が短すぎると、ユーザUへメカニカルスイッチのような操作感を与えることができない。また、駆動信号W1sの周波数が高すぎると、ユーザUの指先がタッチパネル2の内部に沈み込むような感触をユーザUへ与えることができない。
そこで、駆動部6は、低周波の駆動信号W1sを少なくとも3周期以上の期間、圧電素子3へ出力する。例えば、駆動部6は、周波数が120Hz〜160hzの駆動信号W1sを150msecの期間、圧電素子3へ出力する。
なお、ここでの150msecは、駆動信号W1sを出力する継続時間、つまり、予振W1を発生させる継続時間(以下、「予振時間」と記載する)の一例である。操作入力装置1が設定する予振時間の範囲については、図4を参照して後述する。
これにより、操作入力装置1は、ユーザUの指先がタッチパネル2の内部に沈み込むようなメカニカルスイッチと同様の操作感をユーザUへ与えることができる。その後、制御部7は、本振W2を発生させる駆動信号W2sを駆動部6から圧電素子3へ出力させ、タッチパネル2に本振W2を発生させる。
このとき、駆動信号W2sの出力期間が長すぎたり、駆動信号W2sの周波数が低すぎたりすると、メカニカルスイッチをさらに押し込み、その後、メカニカルスイッチの反発力によって指先が押し戻されるような感触をユーザUに与えることができない。
そこで、駆動部6は、高周波の駆動信号W2sを少なくとも3周期以下の期間、圧電素子3へ出力する。例えば、駆動部6は、周波数が200Hz〜250hzの駆動信号W2sを2周期の期間、圧電素子3へ出力する。
これにより、操作入力装置1は、メカニカルスイッチをさらに押し込み、その後、メカニカルスイッチの反発力によって指先が押し戻されるような所謂クリック感をユーザUに与えることができる。
次に、図4を参照し、実施形態に係る閾値および予振時間の設定範囲について説明する。図4は、実施形態に係る閾値および予振時間の設定範囲を示す説明図である。図4に示す横軸は予振時間を示しており、縦軸は検知荷重を示している。
図4に示すように、検知荷重が1N未満の範囲は、例えば、走行する車両の振動等によってユーザUの指が意図せずにタッチパネル2に触れた誤操作の可能性がある誤操作範囲である。また、検知荷重が4Nを超える範囲は、ユーザUの操作負荷が過大になる負荷過大範囲である。
また、予振時間が50msec未満の範囲は、時間が短すぎてユーザUが予振W1を感じることができない予振不感範囲である。また、予振時間が200msecを超える範囲は、本振W2の発生が遅れすぎる本振遅れ範囲である。
このため、操作入力装置1は、予振を開始するか否かを判定する検知荷重の閾値の設定範囲を1N〜4Nとし、予振時間の設定範囲を50msec〜200msecとする。これにより、操作入力装置1は、誤操作、予振不感、負荷過大、および本振遅れとならない予振W1を発生させることができる。
次に、図5を参照し、実施形態に係る検知駆動装置4が実行する処理について説明する。図5は、実施形態に係る検知駆動装置4が実行する処理を示すフローチャートである。検知駆動装置4は、操作入力装置1の電源がONにされた場合に、図5に示す処理を実行する。
具体的には、図5に示すように、検知駆動装置4は、操作入力装置1の電源がONにされると、まず、ユーザUのタッチパネル2に対する押圧操作を検知する検知モードに動作モードを設定する(ステップS101)。そして、検知駆動装置4は、圧電素子3に掛かる荷重の検知を開始する(ステップS102)。
続いて、検知駆動装置4は、検知荷重が閾値以上か否かを判定する(ステップS103)。そして、検知駆動装置4は、検知荷重が閾値以上でないと判定した場合(ステップS103,No)、検知荷重が閾値以上になるまで、ステップS103の判定処理を繰り返す。
また、検知駆動装置4は、検知荷重が閾値以上であると判定した場合(ステップS103,Yes)、ユーザUによるタッチパネル2の押圧操作に応じた操作信号を車載器10へ出力する(ステップS104)。
続いて、検知駆動装置4は、動作モードを駆動モードに切り替え(ステップS105)、予振駆動を開始する(ステップS106)。その後、検知駆動装置4は、所定時間(例えば、150msec)が経過した場合に、予振駆動を終了し(ステップS107)、本振駆動を開始する(ステップS108)。
そして、検知駆動装置4は、所定時間(例えば、駆動信号W2sの2周期分の時間)が経過した場合に本振駆動を終了し(ステップS109)、動作モードを検知モードへ切り替える(ステップS110)。
続いて、検知駆動装置4は、操作入力装置1の電源がOFFにされたか否かを判定し(ステップS111)、OFFにされていないと判定した場合(ステップS111,No)、処理をステップS102へ移す。また、検知駆動装置4は、操作入力装置1の電源がOFFにされたと判定した場合(ステップS111,Yes)、処理を終了する。
このように、検知駆動装置4は、電源がONにされた直後に動作モードをONに設定するので、起動直後にタッチパネル2に対して押圧操作が行われる場合に、押圧操作を確実に検知することができる。
また、検知駆動装置4は、ユーザUのタッチパネル2に対する押圧操作を検知して操作信号を車載器10へ出力し、タッチパネル2に予振W1および本振W2を順次発生させると直に動作モードを検知モードに切り替える。これにより、検知駆動装置4は、ユーザUによってタッチパネル2に対して続けざまに押圧操作が行われる場合にも、確実にユーザUの押圧操作を検知することができる。
なお、上述した実施形態は一例であり、実施形態に係る操作入力装置1は、種々の変形が可能である。次に、図6および図7を参照し、実施形態の変形例に係る操作入力装置1aについて説明する。
図6は、実施形態の変形例に係る操作入力装置1aの一部を示す説明図である。図7は、実施形態の変形例に係る操作入力装置1aの検知駆動装置によるタッチパネル2の振動制御の一例を示す説明図である。
変形例に係る操作入力装置1aの検知駆動装置は、検知部による押圧操作の検知方法が図1に示す検知部5とは異なるが、構成は図1に示す構成と同様である。このため、図6では、検知駆動装置の図示を省略している。
図6の上図には、検知駆動装置を取り外した状態の操作入力装置1aの側面模式図を示しており、図6の下図には、検知駆動装置を取り外した状態の操作入力装置1aの背面模式図を示している。
図1に示す操作入力装置1は、タッチパネル2の下面中央に圧電素子3を備えるが、変形例に係る操作入力装置1aは、タッチパネル2の下面の略全面にわたり複数の圧電素子が縦横に配列された圧電素子アレイ3aを備える。つまり、これら複数の圧電素子3はタッチパネル2の主面方向に配置されている。
圧電素子アレイ3aが備える複数の各圧電素子は、タッチパネル2を介して加わるユーザUの押圧操作による押圧力に応じた信号を検知駆動装置へ出力する。これにより、検知駆動装置の検知部は、信号を出力する圧電素子の配設位置に基づいてタッチパネル2におけるユーザUの押圧操作位置、およびタッチパネル2における押圧操作が行われている領域の面積を検知することができる。
つまり、検知部は、タッチパネル2に対するユーザUの指先の接触面積を検知することができる。そこで、操作入力装置1aの検知駆動装置は、かかる接触面積に基づいて予振W1を発生させるか否かを判定する。
具体的には、図7の(a)に示すように、ユーザUがタッチパネル2に触れ、その後、ユーザUが意図的に押圧操作を行うと、図7の(b)に示すように、タッチパネル2に対するユーザUの指先の接触面積Sが増大する。
このため、検知部は、タッチパネル2に対するユーザUの指先の接触面積Sを検知し、接触面積Sが所定面積以上となった場合に、タッチパネル2に予振W1を発生させた後、図7の(c)に示すように、タッチパネル2に本振W2を発生させる。
これにより、操作入力装置1aは、走行する車両の振動等によってユーザUの指が意図せずにタッチパネル2に触れる場合を的確に排除し、ユーザUが意図的に押圧操作を行った場合に、タッチパネル2に予振W1と本振W2とを確実に発生させることができる。これにより、操作入力装置1aは、ユーザUが意図的な押圧操作を行った場合に限り、メカニカルスイッチのような操作感をユーザUへ与えることができる。
また、操作入力装置1aは、検知不可が前述した閾値未満であっても、ユーザUの指が意図せずにタッチパネル2に触れ、接触面積Sが所定面積以上となる場合には、ユーザUの意図的な押圧操作を検知して、予振W1および本振W2を発生させることができる。これにより、操作入力装置1aは、さらに小さな操作負荷でも明確にメカニカルスイッチのような操作感をユーザUへ与えることができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1,1a 操作入力装置
2 タッチパネル
3 圧電素子
3a 圧電素子アレイ
4 検知駆動装置
5 検知部
6 駆動部
7 制御部
10 車載器
U ユーザ
W1 予振
W2 本振

Claims (7)

  1. タッチパネルに対する操作を検知する検知部と、
    前記検知部への操作を検知した場合に、前記タッチパネルへ振動を伝える駆動部と、
    前記タッチパネルへの操作中において、前記駆動部に本振に先だって前記本振よりも振動が小さな予振を発生させる制御部と
    を備えることを特徴とする操作入力装置。
  2. 前記検知部は、
    圧電素子からなり、タッチパネルを介して前記圧電素子に掛かる荷重が所定荷重を超える場合に、前記操作として押圧操作を検知する
    ことを特徴とする請求項1に記載の操作入力装置。
  3. 前記圧電素子は、
    前記タッチパネルの面方向に複数配置され、
    前記検知部は、
    前記タッチパネルにおける押圧操作されている領域の面積が所定面積を超える場合に、前記押圧操作を検知する
    ことを特徴とする請求項2に記載の操作入力装置。
  4. 前記制御部は、
    前記検知部によって前記押圧操作が検知されるまでは、前記検知部の検知結果を監視する検知モードで動作し、前記押圧操作が検知された場合に、駆動モードに切り替えて前記予振と本振とを前記タッチパネルに発生させた後、前記検知モードに切り替えて動作する
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の操作入力装置。
  5. 前記制御部は、
    低周波の周波数で振動させる前記予振を前記タッチパネルに発生させ、高周波の周波数で振動させる前記本振を前記タッチパネルに発生させる
    ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか一つに記載の操作入力装置。
  6. 前記制御部は、
    3周期以上の駆動信号によって前記予振を前記タッチパネルに発生させ、3周期以下の前記駆動信号によって前記本振を前記タッチパネルに発生させる
    ことを特徴とする請求項2〜5のいずれか一つに記載の操作入力装置。
  7. タッチパネルに対する押圧操作を検知する検知工程と、
    前記タッチパネルを振動させる駆動工程と、
    前記検知工程によって前記押圧操作が検知される場合に、前記駆動工程によって前記タッチパネルを振動させる本振に先だって前記本振よりも振動が小さな予振を前記タッチパネルに発生させる制御工程と
    を含むことを特徴とする操作入力装置の駆動方法。
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