JP6875970B2 - 駆動制御装置 - Google Patents
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Description
[2]前記制御部は、音響心理学において音の高さが不明確となることを前記知覚困難であるものとして、前記駆動信号を出力する、上記[1]に記載の駆動制御装置であってもよい。
[3]また、前記所定期間は、10[ms]以下の期間である、上記[1]又は[2]に記載の駆動制御装置であってもよい。
[4]また、前記アクチュエータは、ブザーである、上記[1]から[3]のいずれか1に記載の駆動制御装置であってもよい。
[5]また、入力された振動信号に従って振動する反力発生部を更に備え、前記制御部は、利用者に対して触覚を呈示するよう前記反力発生部を振動させる振動信号を出力する、上記[1]から[4]のいずれか1に記載の駆動制御装置であってもよい。
[6]また、前記アクチュエータは、前記反力発生部と共用される、上記[1]から[3]のいずれか1に記載の駆動制御装置であってもよい。
[7]また、前記制御部は、矩形波による前記音呈示信号を出力する、上記[1]から[4]のいずれか1に記載の駆動制御装置であってもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る駆動制御装置1は、板状のタッチパネル10と、タッチパネル10への接触または接近を検出するタッチセンサ20と、入力された駆動信号に従って振動するアクチュエータと、アクチュエータを所定周波数で振動させる駆動信号であって、音の高さが知覚困難となる所定期間以下の期間、アクチュエータを振動させる駆動信号としての音呈示信号をアクチュエータに出力する制御部50と、を備えて構成されている。
図1に示すように、タッチパネル10は、板状のパネルであり、表面をタッチ面11とするパネル本体12を有している。パネル本体12は、後述するタッチセンサ20と一体に構成され、ベース100に取り付けられている。
タッチセンサ20は、タッチ面11の下でパネル本体12に装着され、例えば、静電容量式のタッチ検出部(図示省略)を備える。タッチ検出部は、例えば、タッチパネル10の範囲内において、X,Yの2次元方向に駆動電極と検出電極が交差して配置され、指等の近接又は接触による相互容量の変化に基づいて、タッチ位置を検出するものである。このタッチ位置の検出により、タッチ信号Stを制御部50に出力する。なお、タッチセンサは、他の自己容量方式等によるタッチ検出方式のものであっても使用可能である。
タッチパネル10への接触状況に応じて反発カを加えるアクチュエータとしては、圧電素子30が使用できる。図1に示すように、圧電素子30は、ベース100に取り付けられ、一端部は伝達部材35を介して、パネル本体12に当接するように配置されている。これにより、圧電素子30の変位、振動は、伝達部材35を介してパネル本体12、タッチ面11に伝達される。なお、伝達部材35は、金属、樹脂、ゴム等の弾性体、等、力、振動を伝達しやすい材質の柱状体である。
タッチパネル10への接触状況に応じて音を出力するアクチュエータとしては、ブザー40が使用できる。このアクチュエータは、音を出力できるものであればよく、例えば、スピーカ、小型スピーカ、セラミックスピーカ、ブザー等が使用できる。
制御部50は、触覚呈示信号S1を圧電素子30に出力し、及び/又は、音呈示信号S2をブザー40に出力することができる。
制御部50は、図1に示すように、タッチパネル10への接触または近接を検出するタッチ信号Stを取得する。制御部50は、このタッチ信号Stに基づいて、図2(a)に示すような触覚呈示信号S1を圧電素子30に出力して、タッチパネル10への接触状況に応じて反発カを加える。制御部50は、接触または近接等のタッチ操作があったときに、触覚呈示信号S1を圧電素子30に出力することで、例えば、タッチパネル10を上方向Aに所定の力で1回又は複数回だけ振動させる動作をすることにより、触覚呈示を行なうことができる。
制御部50は、上記示した触覚呈示の振動に、音を追加する制御を行なう。これにより、タッチパネル10を操作した時の利用者における知覚が改善される。
図4に示す駆動制御装置1の動作フローを示すフローチャートにしたがって、以下説明する。
本発明の第2の実施の形態に係る駆動制御装置1は、板状のタッチパネル10と、タッチパネル10への接触または接近を検出するタッチセンサ20と、タッチパネル10への接触状況に応じて反発カを加える圧電素子30と、この圧電素子30を所定周波数で振動させる駆動信号であって、所定周波数の音の高さが音響心理学的に明確でなくなる所定期間以下の期間で圧電素子30を振動させる音呈示信号を圧電素子30に出力する制御部50と、を備えて構成されている。
本発明の実施の形態によれば、以下のような効果を有する。
(1)本発明の第1の実施の形態に係る駆動制御装置は、板状のタッチパネル10と、タッチパネル10への接触または接近を検出するタッチセンサ20と、入力された駆動信号に従って振動するアクチュエータと、アクチュエータを所定周波数で振動させる駆動信号であって、音の高さが知覚困難となる所定期間以下の期間、アクチュエータを振動させる駆動信号としての音呈示信号をアクチュエータに出力する制御部50と、を備えて構成されている。これにより、接触または近接等のタッチ操作があったときに、触覚呈示信号S1を圧電素子30に出力することで、例えば、図2(a)に示すような振動をタッチパネル10に付与し、タッチ面11を介して、操作者に対して触覚呈示を行なうことができる。また、ブザー40を備えるので、触覚呈示の振動に、音を追加する制御を行なうことができる。ブザー40を振動させる駆動信号を、所定周波数の音の高さが音響心理学的に明確でなくなる所定期間以下の期間でブザー40を振動させる音呈示信号とするので、音呈示において、認知しやすいアクチュエータの駆動を実現できる。また、タッチパネル10を操作した時の触覚を、圧電素子30の振動による触覚呈示だけの場合よりも、向上させることができる。
(2)上記示した構成において、ブザー40の駆動信号として、矩形波を用いることができる。矩形波は、例えば、D級アンプで増幅できて極めて効率がよい。矩形波は、正弦波に比べて複数の周波数を含むが、特定の周波数の音を出力できれば帯域が狭いアクチュエータでよく、例えば、2kHzの周波数を出力できる安価なブザー等を使用できる。したがって、安価な圧電ブザー等の追加部品で、タッチパネル10を操作した時の触覚を向上させることができる。
(3)本発明の第2の実施の形態に係る駆動制御装置は、第1の実施の形態の効果に加えて、アクチュエータとしての圧電素子30が、タッチパネル10への接触状況に応じて音を出力するアクチュエータとしてのブザー40と共用できるという効果を有する。これにより、構成を簡単化して、安価で小型化が可能となる。
Claims (7)
- 板状のタッチパネルと、
前記タッチパネルへの接触または接近を検出するタッチセンサと、
入力された駆動信号に従って振動するアクチュエータと、
前記アクチュエータを所定周波数で振動させる駆動信号であって、音の高さが知覚困難となる所定期間以下の期間、前記アクチュエータを振動させる駆動信号としての音呈示信号を前記アクチュエータに出力する制御部と、
を備える、駆動制御装置。 - 前記制御部は、音響心理学において音の高さが不明確となることを前記知覚困難であるものとして、前記駆動信号を出力する、請求項1に記載の駆動制御装置。
- 前記所定期間は、10[ms]以下の期間である、請求項1又は2に記載の駆動制御装置。
- 前記アクチュエータは、ブザーである、請求項1から3までのいずれか1項に記載の駆動制御装置。
- 入力された振動信号に従って振動する反力発生部を更に備え、
前記制御部は、利用者に対して触覚を呈示するよう前記反力発生部を振動させる振動信号を出力する、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の駆動制御装置。 - 前記アクチュエータは、前記反力発生部と共用される、請求項5に記載の駆動制御装置。
- 前記制御部は、矩形波による前記音呈示信号を出力する、請求項1から4のいずれか1項に記載の駆動制御装置。
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