JP2019155427A - 熱交換チューブ用フィン製造装置 - Google Patents

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Taketo Nishiwake
健人 西分
高橋 智彦
Tomohiko Takahashi
智彦 高橋
三宅 展明
Nobuaki Miyake
展明 三宅
洵一 小野
Shunichi Ono
洵一 小野
木下 博
Hiroshi Kinoshita
博 木下
卓也 小倉
Takuya Ogura
卓也 小倉
和義 高山
Kazuyoshi Takayama
和義 高山
文彦 草野
Fumihiko Kusano
文彦 草野
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Abstract

【課題】送りミスと積層ミスが少なく、高品質の熱交換チューブ用フィンを製造できる熱交換チューブ用フィンの製造装置を提供する。【解決手段】熱交換チューブ用フィン製造装置は、熱交換チューブ挿入用の複数の穴104が設けられた金属帯状体150を搬送する送りローラ57と、送りローラ57の搬送方向下流側に位置し、穴104にフィードピン61を挿入して、送りローラ57と共に金属帯状体150に張力を加えつつ搬送方向に搬送するフィン搬送機構63と、送りローラ57とフィン搬送機構63との間に位置し、金属帯状体150を予め定められた長さに切断して、熱交換チューブ用フィン102を形成する切断装置58と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、熱交換チューブ用フィン製造装置に関する。
空気調和機は、冷媒が流通する熱交換チューブと熱交換チューブに取り付けられた複数のフィンとを備える熱交換器を備える。熱交換器に用いられるフィンの製造装置が特許文献1に開示されている。この製造装置は、金属帯状体に、熱交換チューブを挿入するための複数の貫通孔を成形し、続いて、金属帯状体を、製品長で順次切り出すことで、フィンを製造する。切り出されたフィンは、フィンに形成された貫通孔と同一ピッチ上に配置されたピンに位置決めされながら積層されて、収納される。
金属帯状体は、送り装置により、一定の距離ずつ所定方向に移送されて、加工される。特許文献1に記載の送り装置は、移送方向に移動する移動体と、上下動可能に設けられ、上昇して金属帯状体の貫通孔に進入した状態で、移動体の移動に伴って金属帯状体を牽引する送りピンと、を具備する。送り装置は、移動体の移動により、送りピンから金属帯状体に力を伝達することで、金属帯状体を切断装置に移送する。
特開2013−111600号公報
特許文献1に開示された送り装置は、金属帯状体を所定長さで切断する切断装置の手前までしか移送することができない。つまり、金属帯状体を切断装置に、その後方から押し込む構造を有する。切断装置の前方には、金属帯状体の姿勢を保持する構成が存在しない。このため、金属帯状体の座屈、垂れなどによる面外変形により、送りミスとフィン積層ミスが発生し易く、高品質の熱交換チューブ用フィンの製造が困難である。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、高品質の熱交換チューブ用フィンを製造できる熱交換チューブ用フィン製造装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、送りミスと積層ミスの少ない熱交換チューブ用フィンの製造装置を提供することを他の目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る熱交換チューブ用フィン製造装置は、送り機構と、搬送機構と、切断装置と、を備える。送り機構は、熱交換チューブ挿入用の複数の穴が設けられた金属帯状体を搬送する。搬送機構は、送り機構の搬送方向下流側に位置し、金属帯状体の穴にピンを挿入して、送り機構と共に金属帯状体に張力を加えつつ搬送方向に移動する。切断装置は、送り機構と搬送機構との間に位置し、送り機構と搬送機構とによって搬送された金属帯状体を予め定められた長さに切断して、熱交換チューブ用フィンを形成する。
この発明によれば、張力を付与した状態で金属帯状体を移送することが可能となる。このため、面外変形を低減し、送りミス及びフィン積層ミスを抑制することができ、ひいては、高品質な熱交換チューブ用フィンを製造することができる。
本発明の実施の形態に係る製造装置によって製造されるフィンを備える熱交換器を例示する斜視図 本発明の実施の形態1に係る熱交換チューブ用フィンの製造装置の全体図 (A)は、図2に示す順送プレス装置が実行するプレス工程を説明するための平面図、(B)は、図3(A)のB−B線断面図 図2に示す熱交換チューブ用フィンの製造装置の送りローラ、切断機構、搬送機構、スタック機構の詳細な構成を示す斜視図 本発明の実施の形態2に係る熱交換チューブ用フィンの製造装置の送りローラ、切断機構、搬送機構、スタック機構の詳細な構成を示す斜視図 図5に示す製造装置の動作を説明するための斜視図 図5に示す製造装置の動作を説明するための斜視図であり、図6Aに示す状態の次の状態を示す斜視図 図5に示す製造装置の動作を説明するための斜視図であり、図6Bに示す状態の次の状態を示す斜視図
以下、本発明の実施の形態に係る熱交換チューブ用フィン製造装置について説明する。
(実施の形態1)
まず、本実施の形態に係る製造装置により製造されるフィンを備える熱交換器100について説明する。
熱交換器100は、図1に示すように、積層された複数の熱交換チューブ用フィン(以下、単にフィンと呼ぶ)102と、積層方向にフィン102を貫通する複数の熱交換用チューブ101と、を備えたフィンチューブ式熱交換器である。
フィン102は、アルミニウム、銅、ステンレス等の金属の薄板から構成され、一定のフィンピッチで積層されている。各フィン102の表面には、フィン102間を流れる空気の流通方向に向かって開口した、即ち、フィン102の短手方向に開口した複数の切り起こしスリット105が形成されている。切り起こしスリット105は、フィン102の表面の温度境界層を分断・更新し、フィン102の間を流れる空気とフィン102との間の熱交換効率を向上させる。
フィン102の長手方向には、一定の間隔をおいて複数の穴104が形成されている。複数の穴104は、熱交換用チューブ101が挿入される箇所であり、熱交換用チューブ101の断面形状に対応した形状を有する。本実施の形態1では、熱交換用チューブ101の断面が円形形状であるため、穴104は円形に形成されている。
穴104の周縁には、フィン102を複数枚積層したときに、フィン102同士の間隔を規定の値にするために、規定の高さを有する切り起こし103が形成される。
熱交換用チューブ101は、フィン102の長手方向に間隔をおいて配置されている。熱交換用チューブ101には、フィン102の間を流れる空気と熱交換する冷媒が流れる流路が形成されている。熱交換用チューブ101は、断面が円形形状を有し、フィン102の穴104に挿入され、ろう付けされている。なお、熱交換用チューブ101は、断面が長丸形状、即ち、同一直径の2つの円を接線で結んだ形状、を有する所謂扁平チューブでも良い。
上記構成の熱交換器100は、切り起こし103を介して一定のピッチで積層されたフィン102の穴104それぞれに、熱交換用チューブ101を挿入し、熱交換用チューブ101とフィン102をろう付けすることにより製造される。熱交換器100は、熱交換用チューブ101に冷媒を流し、冷媒の熱をフィン102に伝達し、フィン102の間を通る空気とフィン102との間で熱交換することで、熱交換器として機能する。
次に、上記構成を有する熱交換器100のフィン102を製造する熱交換チューブ用フィン製造装置について説明する。
図2は実施の形態1に係る熱交換チューブ用フィン製造装置200の全体図である。図示するように、熱交換チューブ用フィン製造装置200は、長尺の金属板10を供給するNCフィーダ50と、金属板10を順次プレスして、金属帯状体150を形成する順送プレス装置51と、金属帯状体150を貯留する中間バッファ部56と、金属帯状体150を搬送する送りローラ57と、金属帯状体150を一定の長さに切り揃えてフィン102を形成する切断装置58と、フィン102を積層して保持するスタック装置59と、切断されたフィン102をスタック装置59に搬送するフィン搬送機構63と、制御部69と、を備える。
加工対象物である金属板10は、アルミニウム、銅、ステンレス等の金属の長尺の薄板体である。金属板10は、複数のフィン102を取得可能な幅に設定されている。本実施の形態では、フィン102の4枚分の幅に形成されているとする。
NC(Numerical Control)フィーダ50は、金属板10を順送プレス装置51に、順送プレス装置51の動作に同期して、間欠送りする。より具体的には、NCフィーダ50は、金属板10の上面と下面とを把持する移動体を備え、順送プレス装置51の動作に同期して、把持、送り移動、解放、戻り移動を繰り返すことによって金属板10を間欠的に順送プレス装置51に送り込む。
順送プレス装置51は、金型装置52と送り装置54と列間スリット装置53とを金属板10の搬送方向に順に備える。
金型装置52は、図3(A)に平面図で、(B)にB−B線断面で示すように、金属板10に、複数のフィン分の切り起こし103と穴104とをプレス加工する。
送り装置54は、金属板10に形成された穴104に送りピン55を挿入し、送りピン55により、金属板10を搬送する。送り装置54とNCフィーダ50と金型装置52とは同期して動作し、安定した間欠送りを可能とする。
列間スリット装置53は、金型装置52の上下運動を利用して動作し、図3(A)に示すプレス加工された金属板10を、切断線11で切断し、4つの金属帯状体150を形成する。
中間バッファ部56は、順送プレス装置51の下流側に配置され、金属帯状体150を一時的に留めておくためのものであり、順送プレス装置51の金属帯状体150の送り出し速度と後段の送りローラ57の金属帯状体150の送り速度の差を吸収するためのものである。中間バッファ部56に留められる金属帯状体150の長さは、1回の搬送処理でスタック装置59に送りこまれる長さ、すなわち、フィン102の長さ、よりも余裕を持った長さに設定される。
送りローラ57は、中間バッファ部56と切断装置58との境界部分に配置され、中間バッファ部56に留められていた金属帯状体150を搬送する。図2及び図4に示すように、送りローラ57の円周上には、穴104と等しいピッチでローラピン68が配置されている。ローラピン68は、金属帯状体150の穴104に係合して、送りローラ57の回転に伴って金属帯状体150を搬送する。
切断装置58は、図2及び図4に示すように、送りローラ57の下流側に配置され、上下動して、金属帯状体150を製品長さに切断し、フィン102を形成する。
フィン搬送機構63は、金属帯状体150を搬送する装置であり、図4に示すように、金属帯状体150の搬送方向に延在するレール上を移動する直動機構60と、直動機構60に配置され、鉛直方向に伸縮する上下駆動機構62と、上下駆動機構62に片持ち支持された腕部材と、腕部材の上に配置されたフィードピン61とを備える。
直動機構60は、ボールネジ機構、リニアモータ等から構成され、金属帯状体150の搬送方向に直動する。直動機構60の移動範囲は、切断装置58よりも金属帯状体150の搬送方向上流の位置とスタック装置59の奥端部の間である。
上下駆動機構62は、シリンダ、ソレノイド等から構成され、上下動し、フィードピン61を金属帯状体150の穴104に挿入された位置と穴104から抜けた位置との間で移動させる。
より具体的には、上下駆動機構62は、直動機構60が、切断装置58よりも上流側に位置する時に伸長し、フィードピン61を金属帯状体150の先端部の穴104に挿入する。直動機構60は、この状態で下流側に移動する。このとき、送りローラ57に取り付けられているローラピン68とフィードピン61の相対的な位置関係と駆動トルクを調整することで金属帯状体150に張力が付与され、金属帯状体150の先端部のフィン102の長さに相当する部分を弛ませることなくスタック装置59へと移送する。
スタック装置59はフィン搬送機構63によって移送された金属帯状体150を吸着する吸着保持機構64を具備する。吸着手法は任意であるが、以下の説明では、真空吸着とする。直動機構60によって吸着位置に移送された金属帯状体150は、吸着保持機構64によって保持された状態で、切断装置58によって切断され、フィン102となる。吸着保持機構64はフィン102を吸着したまま、スタック装置59の下側に配置されているスタックピン65の方向に移動し、スタックピン65に位置合わせした後に真空破壊により吸着保持を解除することで、フィン102はスタックピン65に案内されながら落下し、積層され、保持される。
制御部69は、PLC(プログラマブルロジックコントローラ)66とモータコントローラ67とを備え、送りローラ57、切断装置58、スタック装置59,直動機構60、上下駆動機構62をそれぞれ駆動するモータ等のアクチュエータを制御する。例えば、PLC66とモータコントローラ67とは、協働して、送りローラ57を駆動するモータと直動機構60を駆動するモータを同期制御し、弛んでいない状態を維持しながら、金属帯状体150をスタック装置59の方向へ製品長さ分移送させる。その後、PLC66とモータコントローラ67とは、スタック装置59の吸着保持機構64に金属帯状体150を吸着させ、切断装置58に金属帯状体150を切断させる。その後、上下駆動機構62を短縮させて、フィードピン61を穴104から外す。続いて、PLC66とモータコントローラ67とは、フィン102を吸着したまま吸着保持機構64をスタックピン65の方向に移動し、スタックピン65を穴104に位置合わせした後に真空破壊により吸着保持を解除させる。
次に、上記構成を有する熱交換チューブ用フィン製造装置200のフィン製造動作を説明する。
NCフィーダ50は、送り装置54の動作と同期して、金属板10を順送プレス装置51に間欠的に供給する。
順送プレス装置51の送り装置54は、金型装置52の動作と連動して、金属板10に形成された穴104に送りピン55を差し込み、NCフィーダ50の送りと同期して、金属板10を間欠送りする。
金型装置52は、間欠送りされる金属板10に、図3(A)、(B)に示すように、穴104と切り起こし103を形成する。
列間スリット装置53は、金属板10を切断線11に沿って切断することにより4つの金属帯状体150を形成する。
形成された金属帯状体150は、中間バッファ部56に滞留した後、送りローラ57の回転に伴って間欠的に搬送される。送りローラ57の回転は、制御部69に制御されている。
ここで、切断装置58とスタック装置59とフィン搬送機構63の動作を説明するため、切断装置58により金属帯状体150が切断され、フィン102がスタック装置59にスタックされた直後の状態にあると仮定する。この段階では、直動機構60は、図4に実線で示すように、金属帯状体150の搬送方向の最先端の位置にある。なお、上下駆動機構62は縮んだ状態にある。
この状態で、制御部69は、直動機構60を制御し、破線で示す位置に移動させる。この位置は、切断装置58より上流側で、金属帯状体150の先端の穴104の直下の位置である。この段階では、金属帯状体150の先端は、切断装置58の位置にある。制御部69は、上下駆動機構62を伸長し、フィードピン61を金属帯状体150の先端の穴104に挿入する。
続いて、制御部69は、送りローラ57に取り付けられているローラピン68とフィードピン61の相対位置と駆動トルクを同期して調整することで金属帯状体150に張力を付与し、金属帯状体150が弛んでいない状態を維持しながらスタック装置59の方向へフィン102の製品長さ分移送させる。図4は、移送が終了した状態を示す。
続いて、制御部69は、スタック装置59の吸着保持機構64に、図4に示す状態の金属帯状体150を吸着させ、保持させる。
制御部69は、続いて、切断装置58を下降させ、金属帯状体150を切断する。直動機構60の移動距離が、フィン102の製品長に相当するため、切断部分の長さもフィン102の製品長に等しい。こうして、4枚のフィン102が形成される。
制御部69は、その後、上下駆動機構62を縮め、フィードピン61を穴104から外す。
制御部69は、吸着保持機構64にフィン102を吸着したまま、スタック装置59の下側に配置されているスタックピン65の方向に移動させる。制御部69は、スタックピン65に対する位置合わせを行った後に真空破壊により吸着保持を解除させる。これにより、フィン102はスタックピン65に倣いながら落下する。
以上の一連の動作を繰り返すことで、フィン102が順次製造され、スタック装置59に積層して収納される。このような構成にすることで、薄く、脆弱なフィン102を連続かつ安定な状態で製造・積層・収納することが可能となる。
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2によるフィン搬送機構を示す斜視図である。
本実施の形態は、フィン搬送機構63を2台備える。このような構成にすることで、スタック装置59の稼動サイクルタイムを短くすることができる。
図5に示すように、一対のフィン搬送機構63−1と63−2は、金属帯状体150の搬送路の両側に配置されている。
この構成の動作の詳細を図6A〜6Cを参照して説明する。まず、図6Aに示すように、一方のフィン搬送機構63によって金属帯状体150を移送し、吸着保持機構64で吸着した後、そのフィン搬送機構63を直近の吸着保持機構64の動きと干渉しないエリアに退避させる。次に、図6Bに示すように、金属帯状体150を切断装置58により切断し、フィン102とし、吸着保持機構64を移動させ、吸着保持を解除し、フィン102を放し、吸着保持機構64を元の位置に戻す。次に、図6Cに示すように、先に金属帯状体150を移送したフィン搬送機構63が切断装置58側に戻る動作を実行させる。この動作と並行して、もう一方のフィン搬送機構63に金属帯状体150を移送させる。
実施の形態1では、フィン搬送機構63が切断装置58側に戻るまで、金属帯状体150を移送させることができないが、本実施の形態の構成によれば、フィン搬送機構63が戻るのを待たずして金属帯状体150を移送させることができるようになる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態においては、切断装置58で切断された金属帯状体150の最先端の穴104にフィードピン61を挿入して、フィードピン61を挿入する穴104は金属帯状体150に張力をかけて搬送できるならば、任意に選択可能である。例えば、先端から2つめ或いは3つめの穴104にフィードピン61を挿入してもよい。
上記実施の形態1、2においては、フィン搬送機構63は片持ち構造の腕部材を備える構造であるが、腕部材を両端部で支える構造を採用することも可能である。この場合、直動機構60と上下駆動機構62とを金属帯状体150の両側に配置し、上下駆動機構62の間に腕部材を梁状に配置し、腕部材上にフィードピン61を配置してもよい。この場合、両側の直動機構60と上下駆動機構62は、それぞれ、同期して動作する。
上記実施の形態においては、フィン搬送機構63と送りローラ57との間で金属帯状体150に張力を与える構造としたが、他の手法により張力を与えることも可能である。例えば、送りローラ57と切断装置58の間に、金属帯状体150にテンションを加えるテンションローラを配置して、金属帯状体150に張力を与える等してもよい。また、送り機構として、ローラピン68を備える送りローラ57に代えて、一対の回転ローラで切り起こし103を避けて金属帯状体150を挟み込んで回転するような機構等他の構成を採用しもよい。
吸着保持機構64が金属帯状体150を吸着した状体で、金属帯状体150を切断装置58で切断する例を示したが、吸着の開始と終了のタイミングは任意である。また、吸着以外の手法で金属帯状体150を保持及び固定してもよい。
100 熱交換器、101 熱交換用チューブ、102 熱交換チューブ用フィン、103 切り起こし、104 穴、105 切り起こしスリット、10 金属板、50 NCフィーダ、51 順送プレス装置、52 金型装置、53 列間スリット装置、54 送り装置、55 送りピン、56 中間バッファ部、57 送りローラ、58 切断装置、59 スタック装置、60 直動機構、61 フィードピン、62 上下駆動機構、63 フィン搬送機構、64 吸着保持機構、65 スタックピン、66 PLC、67 モータコントローラ、68 ローラピン、69 制御部、150 金属帯状体、200 熱交換チューブ用フィン製造装置

Claims (8)

  1. 熱交換チューブ挿入用の複数の穴が設けられた金属帯状体を搬送する送り機構と、
    前記送り機構の搬送方向下流側に位置し、金属帯状体の穴にピンを挿入して、前記送り機構と共に金属帯状体に張力を加えつつ搬送方向に移動する搬送機構と、
    前記送り機構と前記搬送機構との間に位置し、前記送り機構と前記搬送機構とによって搬送された金属帯状体を予め定められた長さに切断して、熱交換チューブ用フィンを形成する切断装置と、
    を備える、熱交換チューブ用フィン製造装置。
  2. 前記送り機構は、前記複数の穴に係合するローラピンを備える送りローラを備え、
    前記搬送機構は、金属帯状体の穴に挿入されるピンを備え、ピンを移動することにより、金属帯状体を熱交換チューブ用フィンを積層して収納する位置まで搬送する、
    請求項1に記載の熱交換チューブ用フィン製造装置。
  3. 前記搬送機構により搬送された金属帯状体を保持する吸着保持機構をさらに備え、
    前記切断装置は、前記吸着保持機構に保持された状態の金属帯状体を切断する、
    請求項1又は2に記載の熱交換チューブ用フィン製造装置。
  4. 前記切断装置により切断されて形成された熱交換チューブ用フィンを積層して収納するスタック装置をさらに備える、
    請求項1から3の何れか1項に記載の熱交換チューブ用フィン製造装置。
  5. 前記搬送機構は、金属帯状体の穴に挿入するためのフィードピンと該フィードピンを上下する上下駆動機構と金属帯状体の搬送方向に移動する直動機構と、を備え、
    前記フィードピンを上昇させて、金属帯状体の穴に挿入し、この状態で前記直動機構を搬送方向に移動させることにより、金属帯状体を搬送する、
    請求項1から4の何れか1項に記載の熱交換チューブ用フィン製造装置。
  6. 前記フィードピンと前記上下駆動機構と前記直動機構を有した前記搬送機構を複数備えることを特徴とする請求項5に記載の熱交換チューブ用フィン製造装置。
  7. 前記送り機構と前記搬送機構の動作を制御する制御部をさらに備える、
    請求項1から6の何れか1項に記載の熱交換チューブ用フィン製造装置。
  8. 金属板に前記穴をプレス加工すると共に切断して、金属帯状体を生成する順送プレス装置を、前記送り機構の前段に備える、
    請求項1から7の何れか1項に記載の熱交換チューブ用フィン製造装置。
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KR20220056775A (ko) 2020-10-28 2022-05-06 히다카 세이키 가부시키가이샤 컷오프 장치 및 열교환기용 핀의 제조 장치

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