JP2019154507A - 車両用シート装置 - Google Patents

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雄大 伊藤
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Abstract

【課題】乗員の脚部にマッサージを施すための形状が邪魔になり難い車両用シート装置を提供すること。【解決手段】シート装置10は、空気が充填されることにより拡張するとともにシートに着座した乗員の脚部が載置される位置に配置されるエアクッション11を備える。そして、シート装置10は、このエアクッション11に設けられたマッサージ用の空気袋13と、この空気袋13の給排気を行うことにより当該空気袋13を拡縮させる給排気装置30と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、車両用シート装置に関するものである。
従来、車両用のシートには、乗員に対するマッサージ機能を備えたものがある。例えば、特許文献1に記載のシートは、乗員の脚部を内側に配置する凹部を有したフットレストを備えている。また、特許文献2には、同様の凹部をシートの背面部に設けることにより、この凹部の内側に後方のシートに着座した乗員の脚部を配置する構成が開示されている。そして、これらの従来技術は、その凹部の内側で拡縮する空気袋を用いて乗員の脚部にマッサージを施す構成になっている。
国際公開第02/78999号 特開2010−104449号公報
しかしながら、車両用のシートにおいては、このようなマッサージ機能を使用しない場合、意匠性(見栄え)を含め、その乗員の脚部にマッサージを施すための形状が邪魔になる。そして、これが利用者満足度の低下を招く要因になるおそれがあることから、この点において、なお改善の余地を残すものとなっていた。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、乗員の脚部にマッサージを施すための形状が邪魔になり難い車両用シート装置を提供することにある。
上記課題を解決する車両用シート装置は、空気が充填されることにより拡張するとともにシートに着座した乗員の脚部が載置される位置に配置されるエアクッションと、前記エアクッションに設けられたマッサージ用の空気袋と、前記空気袋の給排気を行うことにより該空気袋を拡縮させる給排気装置と、を備える。
上記構成によれば、給排気装置の作動により空気袋が拡縮することで、そのエアクッションに載置された乗員の脚部(脹脛等)にマッサージを施すことができる。また、マッサージ機能を利用しない場合には、エアクッション内の空気を排気することで、このエアクッションを収縮させる。そして、これにより、エアクッションを折り畳むことが可能になり、そのエアクッションの形状が乗員の邪魔になり難い状態にすることができる。
上記課題を解決する車両用シート装置において、前記エアクッションの下面部には、該エアクッションの移動を抑える滑り止めが設けられることが好ましい。
上記構成によれば、空気袋の拡縮や乗員の動作等によっても、そのエアクッションの位置がずれ難くなる。そして、これにより、そのエアクッションに載置された乗員の脚部に対して効果的にマッサージを施すことができる。
上記課題を解決する車両用シート装置は、シートクッションの前方に展開されたオットマンに対して前記エアクッションを固定するための固定部材を備えることが好ましい。
即ち、オットマンにエアクッションを固定することで、このエアクッションをシートに着座した乗員の脚部が載置される位置に配置することができる。そして、これにより、効果的に、そのシートに着座した乗員の脚部にマッサージを施すことができる。
上記課題を解決する車両用シート装置は、前記給排気装置が前記シートに設けられていることが好ましい。
上記構成によれば、例えば、マッサージ用やシートサポート用等、シート内空気袋の給排気に給排気装置を共用することができる。そして、これにより、その構成の簡素化、及びコンパクト化を図ることができる。
上記課題を解決する車両用シート装置は、前記給排気装置を用いて前記エアクッションに空気を充填可能であることが好ましい。
上記構成によれば、容易にエアクッションを拡張させることができる。
上記課題を解決する車両用シート装置において、前記エアクッションには、該エアクッションが拡張した状態において前記脚部を内側に配置する凹部が形成されるとともに、前記凹部には、前記脚部を幅方向に挟んで対となる複数の前記空気袋が設けられることが好ましい。
上記構成によれば、対となる2つの空気袋の間に乗員の脚部を挟み込むかたちで、その空気袋の拡縮によるマッサージが行われる。そして、これにより、高いマッサージ効果を得ることができる。
本発明によれば、乗員の脚部にマッサージを施すための形状が邪魔になり難いようにすることができる。
マッサージ用の空気袋が設けられたエアクッション、及びこのエアクッションをオットマンに固定したシートの側面図。 (a)は、シート装置を構成するエアクッション及び給排気装置の斜視図、(b)は、下面部に設けられた滑り止めを示すエアクッションの斜視図。 シート装置の概略構成図。 シート装置の別例を示す説明図。 シート装置の別例を示す説明図。
以下、車両用シート装置の一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、車両用のシート1は、シートクッション2と、このシートクッション2の後端部に設けられたシートバック3と、を備えている。また、シートバック3の上端には、ヘッドレスト4が設けられている。そして、このシート1には、シートクッション2の前方に展開することにより、そのシート1に着座した乗員Cの脚部Lを載置することのできるオットマン5が設けられている。
詳述すると、本実施形態のシート1は、そのオットマン5をシートクッション2の前縁部2fに格納する。具体的には、このオットマン5は、シートクッション2が形成する着座面2sの前端部分に回動支点Xを有している。即ち、このオットマン5は、その先端側をシート1の前方に振出すかたちで回動することにより展開する。そして、これにより、その上側に臨む部分がシートクッション2の着座面2sに連続した載置面5sを形成する構成になっている。
図1及び図2に示すように、本実施形態のシート装置10は、このオットマン5上に固定されるエアクッション11を備えている。具体的には、このエアクッション11は、空気を充填することにより扁平略四角箱状(四角柱状)に拡張する。また、このエアクッション11の上面部11aには、断面略半円形の溝形状を有して略平行に延びる一対の凹部12が形成されている。更に、これら各凹部12の内側には、マッサージ用の空気袋13が設けられている。そして、本実施形態のシート装置10は、このマッサージ用の空気袋13に連通する給排気流路14を備えている。
即ち、本実施形態のエアクッション11は、その上面部11aに形成された二本の凹部12がシート1の前後方向に延びる状態でオットマン5の載置面5sに固定される。また、シート1に着座する乗員Cの脚部Lは、その左右の脹脛Lcが、それぞれ、これらの各凹部12内に配置される。更に、これらの各凹部12内に設けられたマッサージ用の空気袋13は、その給排気流路14を介して給排気が行われることにより拡縮する。そして、本実施形態のシート装置10は、このマッサージ用の空気袋13が、その脹脛Lcを断続的に押圧するかたちで、エアクッション11に載置された乗員Cの脚部Lにマッサージを施すことが可能になっている。
詳述すると、図2(a)に示すように、本実施形態のエアクッション11において、各凹部12には、その凹部12の内側に配置された乗員Cの脚部L(脹脛Lc)を幅方向(図2中、左右方向)に挟んで対となる複数の空気袋13が設けられている。具体的には、本実施形態のエアクッション11は、幅方向に並んで各凹部12内に配置された2つの空気袋13を一組の空気袋対20として、各凹部12に二組ずつ、当該各凹部12の長手方向に離間した二位置に設けられた併せて8つの空気袋13を備えている。更に、本実施形態のエアクッション11において、これらマッサージ用の各空気袋13は、その各空気袋対20(20a〜20d)を形成する左右の空気袋13が同時に拡縮するように構成されている。そして、本実施形態のシート装置10は、これにより、これらの各空気袋対20を形成する2つの空気袋13の間に、その各凹部12の内側に配置された乗員Cの脚部Lを挟み込むかたちでマッサージを行う構成になっている。
また、図2(b)に示すように、本実施形態のエアクッション11は、そのオットマン5の載置面5sに当接する下面部11bに設けられた滑り止め21を備えている。即ち、この滑り止め21は、その載置面5sを構成するオットマン5の表皮22との間に高い摩擦力を発生するように構成されている。そして、本実施形態のシート装置10は、これにより、空気袋13の拡縮や乗員Cの動作等によっても、そのオットマン5上に載置されたエアクッション11が移動し難い構成になっている。
更に、図1に示すように、本実施形態のシート装置10は、その両端部がエアクッション11に接続されるかたちで形成されたリング状の拘束バンド23を備えている。本実施形態において、この拘束バンド23は、帯状のゴム素材を用いて形成されている。そして、本実施形態のエアクッション11は、このリング状をなす拘束バンド23の内側にオットマン5を挿通するかたちで、そのオットマン5に取着される構成になっている。
即ち、本実施形態の拘束バンド23は、その弾性力(弾性復元力)に基づきオットマン5を周方向に締め付けるかたちでエアクッション11をオットマン5と一体に拘束する。そして、本実施形態のシート装置10は、これにより、この拘束バンド23を固定部材25として、そのエアクッション11をオットマン5に固定する構成になっている。
また、図2(a)に示すように、本実施形態のシート装置10において、マッサージ用の各空気袋13から延びる給排気流路14は、可撓性を有した樹脂製のエアチューブ26を用いて形成されている。更に、そのエアチューブ26の一端には、このエアチューブ26が形成する給排気流路14を介して各空気袋13の給排気を行う給排気装置30が接続されている。そして、本実施形態のシート装置10は、この給排気装置30が、エアクッション11とともに持ち運び可能な構成となっている。
さらに詳述すると、図3に示すように、本実施形態の給排気装置30は、その給排気流路14を介してマッサージ用の各空気袋13に空気を圧送する空気ポンプ31を備えている。また、本実施形態の給排気流路14は、その各空気袋13が形成する4つの空気袋対20(20a〜20d)毎に独立した4本の支線14a〜14dを有している。更に、本実施形態の給排気装置30は、これらの各支線14a〜14dに介在されるバルブ装置32(32a〜32d)を備えている。そして、本実施形態の給排気装置30は、これらの各バルブ装置32及び空気ポンプ31の作動に基づいて、そのエアクッション11に設けられた各空気袋13を拡縮させる構成になっている。
具体的には、本実施形態の給排気装置30においては、これらの各バルブ装置32に三方弁(3ウェイバルブ)が用いられている。そして、本実施形態の給排気装置30は、これにより、空気ポンプ31が作動したままの状態で、その空気袋対20(20a〜20d)毎に、各空気袋13に対する給排気を切替可能、即ち各空気袋対20を独立に拡縮させることが可能となっている。
また、本実施形態のシート装置10は、エアクッション11に空気を充填するための充填流路34と、このエアクッション11内の空気を排気するための排気流路35と、を備えている。本実施形態のシート装置10において、その充填流路34には、エアクッション11に充填された空気の逆流を抑える逆止弁36が設けられている。また、排気流路35には、手動により操作可能な開放弁37が設けられている。尚、これらの充填流路34及び排気流路35もまた、給排気流路14と同様、可撓性を有した樹脂製のエアチューブ26を用いて形成されている。そして、本実施形態のシート装置10においては、充填流路34を構成するエアチューブ26の一端もまた、その給排気装置30に接続されている。
具体的には、本実施形態の給排気装置30は、充填流路34の途中に介在されるバルブ装置38を備えている。尚、本実施形態の給排気装置30においては、このバルブ装置38にも、三方弁(3ウェイバルブ)が用いられている。そして、本実施形態の給排気装置30は、このバルブ装置38及び空気ポンプ31の作動に基づいて、そのエアクッション11に空気を充填する構成になっている。
さらに詳述すると、本実施形態の給排気装置30は、これらの各バルブ装置32(32a〜32d),38の作動を制御する制御部41を備えている。更に、本実施形態の給排気装置30には、利用者が、そのシート装置10の作動要求を入力するための操作入力部42が設けられている。そして、本実施形態の給排気装置30は、この操作入力部42に入力された作動要求に基づいて、その制御部41が各バルブ装置32(32a〜32d),38の作動、即ち充填流路34を介した空気の充填、及び給排気流路14を介した給排気を制御することにより、そのエアクッション11の拡張及び各空気袋13の拡縮を実行する構成になっている。
また、マッサージ機能を利用しない場合には、給排気装置30の作動を停止させるとともに、手動により開放弁37を操作してエアクッション11内の空気を排気する。更に、本実施形態のエアクッション11は、これにより、その上面部11aに一対の凹部12を有した扁平略四角箱型の形状が平坦化するかたちで収縮する。そして、本実施形態のシート装置10は、これにより、そのオットマン5上のエアクッション11がシート1に着座する乗員Cの邪魔になり難い状態となるように構成されている。
更に、本実施形態のシート装置10は、その拘束バンド23を弛めることで、エアクッション11をオットマン5から取り外すことができる。そして、このエアクッション11を折り畳み、その給排気装置30とともに荷室等に収容することが可能になっている。
次に、本実施形態の効果について説明する。
(1)シート装置10は、空気が充填されることにより拡張するとともにシート1に着座した乗員Cの脚部L(脹脛Lc)が載置される位置に配置されるエアクッション11を備える。そして、シート装置10は、このエアクッション11に設けられたマッサージ用の空気袋13と、この空気袋13の給排気を行うことにより当該空気袋13を拡縮させる給排気装置30と、を備える。
上記構成によれば、給排気装置30の作動により空気袋13が拡縮することで、そのエアクッション11上に載置された乗員Cの脚部L(脹脛Lc)にマッサージを施すことができる。また、マッサージ機能を利用しない場合には、エアクッション11内の空気を排気することで、このエアクッション11を収縮させる。そして、これにより、そのエアクッション11の形状が乗員Cの邪魔になり難い状態にすることができる。
(2)エアクッション11の下面部11bには、エアクッション11の移動を抑える滑り止め21が設けられる。
上記構成によれば、空気袋13の拡縮や乗員Cの動作等によっても、そのエアクッション11の位置がずれ難くなる。そして、これにより、そのエアクッション11に載置された乗員Cの脚部Lに対して効果的にマッサージを施すことができる。
(3)シート装置10は、エアクッション11をシートクッション2の前方に展開されたオットマン5と一体に拘束する拘束バンド23を備える。
即ち、オットマン5にエアクッション11を固定することで、このエアクッション11をシート1に着座した乗員Cの脚部Lが載置される位置に配置することができる。また、拘束バンド23を固定部材25に用いることで、容易に、そのエアクッション11をオットマン5に固定することができる。そして、この拘束バンド23を弛めることで、容易に、そのエアクッション11をオットマン5から取り外すことができる。
(4)給排気装置30は、エアクッション11とともに持ち運び可能に構成される。
上記構成によれば、マッサージ機能を利用しない場合には、エアクッション11を折り畳み、その給排気装置30とともに収容することが可能になる。更に、マッサージ機能を備えていないシート1であっても、後付で、その乗員Cの脚部Lに対するマッサージ機能を追加することができる。そして、これにより、シート1に着座する乗員Cの利用者満足度を高めることができる。
(5)シート装置10は、給排気装置30を用いてエアクッション11に空気を充填するための充填流路34を備える。これにより、容易にエアクッション11を拡張させることができる。
(6)エアクッション11には、このエアクッション11が拡張した状態において、その乗員Cの脚部L(脹脛Lc)を内側に配置する凹部12が形成される。そして、この凹部12には、乗員Cの脚部Lを幅方向に挟んで対となる複数の空気袋13が設けられる。
上記構成によれば、空気袋対20を構成する2つの空気袋13の間に、各凹部12の内側に配置された乗員Cの脚部Lを挟み込むかたちで、その空気袋13の拡縮によるマッサージが行われる。そして、これにより、高いマッサージ効果を得ることができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態では、エアクッション11の上面部11aに形成される二本の凹部12は、断面略半円形の溝形状を有することとしたが、四角断面でも三角断面であってもよい。また、その凹部12を一本として、乗員Cが左右の脚部Lを入れ替えるかたちでマッサージを行う構成であってもよい。そして、このような凹部12を有することなく、エアクッション11上に載置された乗員Cの脚部Lに対し、その拡縮する空気袋13がマッサージを行う構成であってもよい。
・また、マッサージ用の空気袋13の数は、任意に設定してもよい。更に、必ずしも全ての空気袋13が上記実施形態のような空気袋対20を形成しなくともよい。そして、各空気袋13が単体で乗員Cの脚部Lを押圧する構成であってもよい。
・上記実施形態では、ゴム素材からなる帯状の拘束バンド23をオットマン5に対するエアクッション11の固定部材25に用いることとした。しかし、これに限らず、例えば、所謂面ファスナーを用いて拘束バンド23を形成してもよい。また、鈎状をなす複数の掛止フックでオットマン5を抱え込む態様で、そのエアクッション11を固定する構成であってもよい。更に、オットマン5の骨格に鉄系素材が用いられている場合には、磁石を用いてエアクッション11を固定する構成であってもよい。そして、エアクッション11側及びオットマン5側に対となる係合部材を設け、その係合力に基づいてエアクッション11を固定する等の構成を採用してもよい。
・また、図4に示すシート装置10Bのように、そのエアクッション11Bを車両の床部50に設置する構成としてもよい。このような構成を採用することで、オットマン5を有しないシート1Bについても、その乗員Cの脚部Lに対するマッサージ機能を付加することができる。そして、このような構成を採用した場合においてもまた、エアクッション11B内の空気を排気することで、そのエアクッション11Bをコンパクトに収容することができる。
・上記実施形態では、給排気装置30を構成する各バルブ装置32,38には、三方弁が用いられることとしたが、その用途に合わせて適宜変更してもよい。
・また、給排気装置30を用いてエアクッション11の排気が可能な構成としてもよい。例えば、開放弁37を給排気装置30に設け、その作動を制御部41が制御する。そして、これにより、その排気流路35を開放可能な構成とすればよい。更に、充填流路34及び排気流路35を共用する構成であってもよい。そして、例えば、乗員Cが息を吹き込む等により、給排気装置30を用いることなく、そのエアクッション11を拡張させる構成であってもよい。
・更に、例えば、図5に示すシート装置10Cのように、シート1Cにマッサージ用のシート内空気袋60が設けられている場合等には、そのシート1Cに備え付けの給排気装置30Cを用いてエアクッション11Cに設けられた各吸気袋13Cの給排気を行う構成であってもよい。尚、シート内空気袋60は、シートサポート用のものであってもよい。また、そのエアクッション11Cが、シート1Cのオットマン5と一体化された構成であってもよい。そして、そのエアクッション11C(及びエアクッション11C延びるエアチューブ26)をシート1Cから取り外して収容することのできる構成であってもよい。
・また、上記実施形態のような持ち運び可能な給排気装置30において、その給排気装置30が空気ポンプ31を有しない構成としてもよい。即ち、この場合、エアクッション11に圧送する空気は、例えば、シート1等に設けられた外部の空気ポンプから導入する。そして、給排気装置30に設けられたバルブ装置32(38)によって、そのエアクッション11に対する給排気を制御する構成としてもよい。
次に、上記実施形態及び変更例から把握できる技術的思想について記載する。
(イ)前記固定部材は、前記エアクッションを前記オットマンと一体に拘束する拘束バンドであること、を特徴とする車両用シート装置。このような構成を採用することで、容易に、そのエアクッションをオットマンに対して着脱することができる。
1,1B,1C…シート、2…シートクッション、2f…前縁部、2s…着座面、3…シートバック、4…ヘッドレスト、5…オットマン、5s…載置面、10,10B,10C…シート装置、11,11B,11C…エアクッション、11a…上面部、11b…下面部、12…凹部、13,13C…吸気袋、14…給排気流路、14a〜14d…支線、20(20a〜20d)…空気袋対、21…滑り止め、22…表皮、23…拘束バンド、25…固定部材、26…エアチューブ、30,30C…給排気装置、31…空気ポンプ、32(32a〜32d)…バルブ装置、34…充填流路、35…排気流路、36…逆止弁、37…開放弁、38…バルブ装置、41…制御部、42…操作入力部、50…床部、60…シート内空気袋、C…乗員、L…脚部、Lc…脹脛。

Claims (6)

  1. 空気が充填されることにより拡張するとともにシートに着座した乗員の脚部が載置される位置に配置されるエアクッションと、
    前記エアクッションに設けられたマッサージ用の空気袋と、
    前記空気袋の給排気を行うことにより該空気袋を拡縮させる給排気装置と、
    を備える車両用シート装置。
  2. 請求項1に記載の車両用シート装置において、
    前記エアクッションの下面部には、該エアクッションの移動を抑える滑り止めが設けられること、を特徴とする車両用シート装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車両用シート装置において、
    シートクッションの前方に展開されたオットマンに対して前記エアクッションを固定するための固定部材を備えること、を特徴とする車両用シート装置。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の車両用シート装置において、
    前記給排気装置が前記シートに設けられていること、を特徴とする車両用シート装置。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の車両用シート装置において、
    前記給排気装置を用いて前記エアクッションに空気を充填可能であること、
    を特徴とする車両用シート装置。
  6. 請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の車両用シート装置において、
    前記エアクッションには、該エアクッションが拡張した状態において前記脚部を内側に配置する凹部が形成されるとともに、
    前記凹部には、前記脚部を幅方向に挟んで対となる複数の前記空気袋が設けられること、を特徴とする車両用シート装置。
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