JP6254521B2 - 体幹サポートクッション - Google Patents

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Description

本発明は、特に車椅子の座席に適用して顕著な体幹サポート効果が得られる体幹サポートクッションに関する。もちろん本発明クッションは、車椅子の座席以外の椅子にも適用できるものである。ここで、体幹とは人の胴部(肩から腰近傍まで)を指す。
車椅子の使用者において、例えば脊椎に関して体幹の一方側に麻痺(マヒ)がある場合、体幹が麻痺側に傾いて車椅子の操作に支障を来たすことが知られている。
このように着座時に体幹が傾く麻痺があると、着座姿勢で骨盤も後傾してしまい腰痛等を惹起するため、車椅子での外出も控えめになるなど、日常生活に支障を来たすことも多い。
従来、車椅子に適用して座位を安定させる目的の座位保持クッションが特許文献1などにより提案されている。この文献1のクッションは、車椅子の座部に載置されるだけであるため、クッションの外面が着座者の腰部に対してその背面と左右側面とに当接されるに止まり、着座者の体幹を程よくかつ十分にサポートできなかった。特に、半身に麻痺がある着座者がその車椅子を漕ぐ(自分の手でハンドリムを操作して自走させる)ときに傾く体幹を十分に支持できなかった。
また、従来より事務用椅子や乗用車などのシートにおいてランバーサポートと称される腰部の支持形態があることが特許文献2などにより知られているが、これらのサポートも上記の半身に麻痺があって体幹が傾き加減になる人の当該体幹を安定に支持できるものではない。
特開2003−153764号公報 特許第4456265号公報
そこで本発明は、車椅子や事務用椅子などの椅子に着座する者の体幹を、従来にない新規な支持形態でサポートできるようにしたことにより、仮に半身に麻痺がある人が車椅子を走行させるためハンドリムを操作すると、体幹が麻痺側に傾いたり骨盤が後傾する従来から知られている不具合や不都合が生じない体幹サポートを可能にする、椅子に適用して有用な体幹サポートクッションを提供することを課題とする。
上記課題を解決することを目的としてなされた本発明体幹サポートクッションの構成は、車椅子又は椅子(以下、両者をまとめて「椅子」という)の座部(椅子の座面,背もたれ,肘かけで形成される着座部)に配置されるクッションであって、当該クッションは、背もたれの前面に位置付けられる第1クッション部と第1クッション部の左右両側部に接続されていて肘かけ近傍の内側面に位置付けられる第2,第3クッション部とから成り、かつ、前記第1クッション部は、ベルト等による第1取付部材によって当該第1クッションを前記背もたれに当接させる引張り力(又は、背もたれに対する当接力)を作用させて背もたれ側に固定され、前記第2,第3クッション部は、それらの前端部から前方側へ延びるベルト状等をなす第2,第3取付部材によって前方に向いた引張り力を当該第2,第3クッション部に作用させると共にこれら第2,第3クッション部を介して前記第1クッション部に前方に向いた引張り力を作用させて、前記肘けが設けられたフレーム又は支柱に固定されるように形成したことを特徴とするものである。
上記の本発明クッションは、第1〜第3のクッション部のクッション部材をウレタン樹脂等の発泡体で個々に成形し、成形されたクッション部材を、布や牛革などの柔軟シート材による外皮で被覆して形成する。この形成において、第1クッション部の左右両端部と第2,第3クッション部とを一体形状の発泡体に形成するか、各クッション部を個別の発泡体に形成するかは、任意である。個別発泡体による場合、第1クッション部と第2,第3クッション部の境界部は、外皮で形成されその境界部において折曲げ自在である。
上記構成の本発明クッションは、人が椅子の座部に座りその人の背中を前記第1クッション部に当ててそのまま体幹を預けると、当該第1クッション部は体幹によって背もたれに押しつけられ加減になって後方へ少し移動し加減になる。第1クッション部の後方に向かい加減になる動作は、第1当該クッション部の左右側端に接続された第2,第3クッション部の後端側を後方へ引張る作用をする。後端側が後方へ引張られる第2,第3クッション部は、それらの前端部が第2、第3の取付部材で前方に引っ張られて肘かけのフレーム等に固定されているから、第2,第3クッション部は、後端側が第1クッション部を介して後方への引張られる作用と前端側が前方に引っ張られた固定作用により、ピンと張った状態になって座部の肘かけ近傍の内側に位置する。これによって着座者の体幹は、その体側面を第2、第3クッション部で左右から抱えられるように支持される。これを換言すると、車椅子を漕ぐ着座者は、恰も、その人の正面に対面した介護者に、その介護者の両腕の手でこの着座者の左右体側面を抱えてもらっている感じに喩えることができる。
このように、本発明体幹サポートクッションは、背もたれの前面に位置付けられる第1クッション部がベルト等の第1取付部材によって当該第1クッション部を背もたれに当接させる力を作用させて取付けられる一方、左右の肘かけ近傍の内側に位置付けられる第2,第3クッション部が、それらの前端部から前方へ延びたベルト状等の第2,第3取付部材により前方へ引張られた状態で肘かけのフレーム等に固定されるから、人が着座して第1クッション部に体幹を預けると、第2,第3クッション部が前後に引張られてピンと張った状態になるから、着座者の体幹の体側面を第2,第3クッション部で左右から抱くようにサポートすることができる。従って、例えば半身に麻痺がある着座者が車椅子を漕いで自走するとき体幹が傾いてその体重が第2又は第3のクッション部に加わることがあっても、この第2又は第3クッション部は前後から引張られて支持されていることにより、体幹の傾きによる力に負けてクッション部の位置がズレたり、サポート力が弱まるようなことはない。
本発明体幹サポートクッションの一例の一部を省略した正面図。 図1の本発明体幹サポートクッションの平面図。 図1,図2の本発明体幹サポートクッションの斜視図。 図1〜図3の本発明クッションを車椅子に装着した状態の一例の斜視図。
図において、本発明体幹サポートクッションSCの一例は、椅子の背もたれ前面に位置付けられる第1クッション部1と、該クッション部1の左右側端部から連結して外側に延びた第2クッション部2と第3クッション部3とが、クッション部材として形成されている。第2,第3クッション部2、3は座部の肘かけ近傍の内側に配置される。
各クッション部1〜3の内部に装填されたクッション部材1a 、2a 、3aは、一例としてウレタン系樹脂など適宜の合成樹脂材料による柔軟性のある発泡成形体で形成されており、これらの各クッション部材1a〜3aが織布や不織布などによる布地や皮革や合成樹脂シートなどの柔軟な面状部材である外皮4により被覆されて本発明の体幹サポートクッションSCに形成されている。
上記の各クッション部材1a〜3aは個別に成形したものであるが、三つのクッション部材1a〜3aを一つのクッション部材に一体成型したものであってもよい。この場合でも一つのクッション部材を外皮4で被覆し、その左右部を第2、第3クッション部2,3、両部2,3に挟まれた中間部分を第1クッション部1とする。
上記クッション部材1a〜3aの発泡体は、個別成形品か一体成型品の如何に拘わらず、単層構造、多層構造のいずれであってもよい。また、クッション部材1a〜3aと外皮4を合成樹脂材の一体成型品として形成し本発明のクッション部1〜3とすることもある。なお、クッション部材としては上記例の発泡体のほかに、ゲル状物質や空気等の気体などのようにクッション作用をする物質や材料をクッション部材として用いることができる。さらに、本発明では上記クッション部1〜3に、図示しないが、例えば幅広(図示した上記クッション部1〜3の上下幅に見合う幅)のベルト状乃至帯状体で好ましくは厚手のもので形成したものをクッション部1〜3として用いることがある。
第1〜第3クッション部1〜3は、図の例では、第2、第3クッション部2、3の第1クッション部1との境界部bの高さが、第1クッション部1の左右外端側の高さと同程度に形成されている。本発明において、各クッション部1〜3の形状、大きさなどは図示した例に限られるものではない。
各クッション部1〜3には、第1クッション部1を車椅子など椅子Cの背もたれBの側に取付けるための第1取付部材5が設けられている一方、第2、第3クッション部を当該様子Cの左右の肘かけEの近傍の内側に位置付けて取付けるための第2、第3の取付部材6,7が設けられている。
第1取付部材5は、第1クッション部を椅子Cの背もたれBの前面側に当接させる力(後方へ向う引張り力)として作用するように、図の例では、第1クッション部1の裏面(背面)において左右側端近傍に取付けられた2本のベルト5aと5bにより形成されている。一方のベルト5aには、他方のベルト5bを拘束乃至緊締して固定する固定尾錠5cが設けられている。
第1クッション部1は、前記ベルト5a、5bを椅子Cの背もたれBの背面に回し、その姿勢で当該背もたれBを抱くようにしてベルト5bをベルト5aの尾錠5cに通して固定される。これによって当該第1クッション部1は、背もたれBの背面に回された2本のベルト5aと5bによって背もたれBの前面に当接させられる力(つまり、背もたれ前面に引き寄せられる引張り力)を受けつつ、背もたれBの前面に位置付けられる。
このような状態で、第1取付部材5によって背もたれBの前面に配置された第1クッション部1に外皮4を介して境界部bにおいて接続された第2,第3のクッション部2,3は、それぞれの前端部に、ベルトによる第2と第3の取付部材6,7が設けられている。
第2,第3の取付部材6,7は、同一構造、形態であるから、以下の説明は第2取付部材6について行う。
取付部材6は、第2クッション部2を肘けEの近傍の内側に位置付けると共に、当該クッション部2に前方へ向う引張力を作用させつつ肘けEの支柱やフレームEfに固定するため、図示した例では2本のベルト6aと6bにより形成されている。この取付部材6においても、ベルト6aにはベルト6bを固定するための尾錠6cが設けられており、肘けフレームEfに掛け回したベルト6bはフレームEfを緊締するように締め込まれて尾錠6cに適されてベルト6aと一体化される。
第3取付部材7も、上記取付部材6と同じ構造であり、2本のベルト7a,7b、ベルト7aに設けられた固定用尾錠7cから形成されている。
本発明において、第1〜第3の各クション部1〜3を座部に支持するための各取付部材5〜7は、上記例9のベルト5a,5b、同6a,6b、同7a,7bに限られない。例えば、前記の各ベルト5a〜7bに加えて、布や皮革などによる紐状体や鎖状体を用いることもでき、また、尾錠5c〜7cに代えて紐同士、鎖同士を連結,結合する連結具などの結合手段を用いることができる。ベルトや紐の連結,結合には面ファスナを用いることもできる。
以上のように形成された本発明体幹サポートクッションSCは、図4に例示したように、車椅子Cの座部にセットして使用する。セットに際しては、第1クッション部1と左右の第2、第3クッション部とを、座部の平面形状に見合うように境界部b
で折った大略コ状の形で、その座部に置き、第1クッション部1の左右のベルト5aと5bを車椅子のハンドル支柱Hpに掛回して固定する。
なお、図4では第1クッション部1の背面の左右が夫々にベルト5aと5bによって夫々にハンドルHpの支柱Hpに掛け回されて固定された形態になっている。このことから、第1クッション部1の背面左右に取り付けるベルトは、それぞれが、第2,第3クッション部の取付部材6,7と同様に、固定尾錠5cを有するベルト5aとそのベルト5aに結合されるベルト5bから形成されるように形成したものであってもよい。
上記のようにして第1クッション部1が第1取付部材5によって椅子の背もたれに対し、後向きの引張り力を受けた状態でセットされたら、この第1クッション部1の左右から前方に延びた姿勢で座部に位置付けられた第2,第3クッション部を、夫々の取付部材6,7によって肘けEが設けられたフレームEfに引張り力を作用させた状態で支持される。すなわち、図4の例では、左右の第2,第3のクッション部2,3が、それぞれの取付部材6,7を形成しているベルト6b,7bを垂直姿勢のフレームEfに掛け回し、夫々のクッション部2,3を前方へ引張った状態にしておき、前記ベルト6b,7bがベル
ト6a,7aの尾錠6c,7cを通して固定されることにより、椅子Cの前方へ向う引張り力を受けた状態で肘かけEの下に配置されることになる。


ここで、前記第2、第3クッション部2,3は、それらの後端側が、後向きの力をかけて背もたれBの前面に配置された前記第1クッション部1に境界部bを介して接続されているため、当該クッション部の両端部に前後に向かう引張り力を受けることとなって、ピンと張った様態で配置されるのである。
上記のようにして配置された本発明サポートクッションSCを備えた車椅子Cの座部に、人が座ってその体幹を第1クッション部1に預けると、第1クッション部1に接続されている左右のクッション部2,3は、第1クッション部と一体に後方へ引張られる力を受ける一方、当該左右のクッション部2,3は、その取付部材6,7によって前方へ引張られて固定されているから、このクッション部材2,3には前後から引張り力が作用してピンと張った状態に保持される。
そうすると、仮に着座者に半身麻痺があって体幹が麻痺側に傾くことがあっても、ピンと張った第2又は第3のクッション部2又は3が、その傾きをきっちりサポートし、従来品のようにクッション部が動いたり変形したりして事実上のサポートできないといった不具合は生じない。
また、本発明サポートクッションSCにおいて、背もたれB側の第1のクッション部1は、その背面左右側において取付部材5により後方へ引張られる一方、このクッション部1の前面左右側は、境界部bを介して接続されている左右の第2,第3クッション部2,3の夫々の取付部材6,7によって前方へ引張られるから、当該第1クッション部1が着座者の骨盤に繋がる腰部脊椎を前方に押出し加減にサポートすることができるという、従来のサポート機構やクッション材では得られない体幹サポート効果が得られる。以上の説明は車椅子に本発明サポートクッションSCを適用した例であるが、本発明クッションは、事務用椅子、車両用椅子など座部を有する各種の椅子に適用できることは勿論である。
本発明は以上の通りであるから、車椅子を含む座部を有するあらゆる椅子に適用して、従来のサポート機構では得られなかったサポート形態を実現することができるものである。
1 第1クッション部
2 第2クッション部
3 第3クッション部
1a〜3a クッション部材
4 外皮
5 第1取付部材
6 第2取付部材
7 第3取付部材

Claims (4)

  1. 車椅子又は椅子の座部に配置されるクッションであって
    もたれの前面に位置付けられる第1クッション部と
    前記第1クッション部の左右両側部に接続され肘かけ近傍の内側面に位置付けられる第2クッション部及び第3クッション部と、
    前記第1クッションを前記背もたれに当接させる引張り力を作用させて前記背もたれ側に固定する第1取付部材と、
    前記第2クッション部の前端部から前方側へ延びるベルト状等をなし、前方に向いた引張り力によって前記第2クッション部を介して前記第1クッション部に前方に向いた引張り力を作用させ、前記肘けが設けられたフレーム又は支柱に前記第2クッション部を固定する第2取付部材と、
    前記第3クッション部の前端部から前方側へ延びるベルト状等をなし、前方に向いた引張り力によって前記第3クッション部を介して前記第1クッション部に前方に向いた引張り力を作用させ、前記肘かけが設けられた前記フレーム又は前記支柱に前記第3クッション部を固定する第3取付部材と、
    を備える体幹サポートクッション。
  2. 前記第1クッション部、前記第2クッション部、及び前記第3クッション部は、
    々に独立した形態のクッション部材か又は各クッション部材を一体成型した形態のクッション部材を布等の柔軟面部材で被覆して形成したもの、又は、前記クッション部材と前記柔軟面部材を一体成型して形成したもの、若しくは、広幅のベルト状乃至帯状の部材で形成したもののいずれかである請求項1に記載の体幹サポートクッション。
  3. 前記第1取付部材は、
    前記背もたれ側に固定され、前記第1クッション部を後方に引っ張る請求項1又は2に記載の体幹サポートクッション。
  4. 前記第2取付部材及び前記第3取付部材は、
    前記第1クッション部の前面側に前方へ向う引張り力が前記第2クッション部及び前記第3クッション部を通して作用するように設けられる請求項1〜3のいずれか1項に記載の体幹サポートクッション。
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