JP2019152239A - 変速機 - Google Patents

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Abstract

【課題】設計の自由度を高めながら、入力軸及び出力軸を変速機ケースに軸支可能な変速機の提供を目的とした。【解決手段】第二出力軸21及び第三出力軸22を、差回転が許容され、かつ径方向に変位することが抑制された状態で一体化した上で、ベアリング27、29により変速機ケース24にそれぞれが軸回転可能なように固定する。第二出力軸21及び第三出力軸22を2つのベアリング27、29により変速機ケース24に固定することができるため、変速機ケース24に固定されたベアリング27、29の数を最小限にとどめることができ、変速機ケース24内の設計自由度の制約が抑制されると共に、変速機ケース24が長大化して変速機10を搭載する車両等の設計自由度の制約が抑制される。【選択図】図1

Description

本発明は、変速機に関する。
従来、下記特許文献1に開示されているように、変速機では、入力軸及び出力軸が互いに軸回転自在に連結され、エンジンから入力軸に伝達された動力を、クラッチやブレーキ、歯車機構等を介して出力軸に伝達する。下記特許文献1の変速機等においては、出力軸は、変速機ケースに固定された2つの軸受により軸支される。入力軸は、一端が出力軸に支持されると共に、他方の端部が変速機ケースに固定された軸受により軸支される。このように、従来の変速機は、出力軸が2つの軸受により変速機ケースに軸支されると共に、入力軸が出力軸と変速機ケースとに軸支される。
特開2004−301206号公報
しかしながら、上記特許文献1等の変速機のように、入力軸及び出力軸を、変速機ケースに固定された3つの軸受を用いて軸支する構成とした場合、様々な設計上の制約等が生じるという問題がある。具体的には、上記特許文献1の変速機等においては、軸受を変速機ケースに固定するために、変速機ケース内の多くのスペースを使用する必要が生じ、変速機ケース内の設計自由度が制約されると共に、変速機ケースが長大化して変速機を搭載する車両等の設計自由度が制約される問題がある。そのため、入力軸及び出力軸を変速機ケースに軸支するために用いられて、変速機ケースに固定された軸受をできるだけ減らすことが求められている。
そこで本発明は、設計の自由度を高めながら、入力軸及び出力軸を変速機ケースに軸支可能な変速機の提供を目的とした。
上述した課題を解決すべく提供される本発明の変速機は、変速機ケース内に、一方から他方に回転力を伝達可能な第一軸と第二軸とを備えたものであって、前記第一軸及び前記第二軸を互いに支持することが可能な2以上の第一軸受と、前記変速機ケースに固定されて前記第一軸を軸支する第二軸受と、前記変速機ケースに固定されて前記第二軸を軸支する第三軸受とを有することを特徴とするものである。
本発明の変速機は、2以上の第一軸受を介して第一軸及び第二軸を互いに一体化するものである。2以上の第一軸受を介して第一軸及び第二軸が一体化されることにより、差回転することを許容しながら、第一軸及び第二軸が相対的に折れ曲がってそれぞれの軸が軸の半径方向に変位することを抑制することができる。さらに、一体化された第一軸及び第二軸において、変速機ケースに固定された第二軸受で第一軸を軸支し、変速機ケースに固定された第三軸受で第二軸を軸支することにより、それぞれの軸が差回転することを許容すると共に軸の半径方向に変位することを抑制しながら、一体化された第一軸及び第二軸を変速機ケースに軸支することができる。一体化された第一軸及び第二軸を第二軸受及び第三軸受のみで変速機ケースに支持することにより、変速機ケースに固定された軸受の数を最小限にとどめることができるため、変速機ケース内の設計自由度の制約が抑制されると共に、変速機ケースが長大化して変速機を搭載する車両等の設計自由度の制約が抑制される。
上述した本発明の変速機は、前記第一軸の軸方向の一端に窪みが設けられ、前記第二軸の少なくとも一部が前記窪みに挿入され、前記第一軸受のいずれもが、前記窪みの内面と前記第二軸の外周面とに接するように配置されても良い。
かかる構成によれば、第一軸と第二軸とを窪み内で互いに支持することができるため、第一軸と第二軸とを支持する構成が最小限の大きさにとどめられる。そのため、変速機ケース内の設計自由度の制約がさらに抑制されると共に、変速機ケースが長大化して変速機を搭載する車両等の設計自由度の制約が抑制される。
上述した本発明の変速機は、前記第一軸受、前記第二軸受及び前記第三軸受の少なくともいずれかがベアリングであることが望ましい。
かかる構成によれば、第一軸又は第二軸の軸回転速度が速い場合であっても容易に軸回転可能に軸支でき、さらに、第一軸又は第二軸が軸方向に移動することを抑制することができる。
本発明によれば、設計の自由度を高めながら、入力軸及び出力軸を変速機ケースに軸支可能な変速機を提供できる。
本発明の一実施形態に係る変速機の断面図である。 本発明の一実施形態に係るクラッチ及びブレーキの作動状態と変速機のギヤ位置との対応を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係る変速機10について、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下、先ず変速機10の構成について簡単に説明した後、変速機10の特有の構成である、一体化されて互いに支持された第二出力軸21及び第三出力軸22の構成について詳細に説明する。
≪変速機10の構成について≫
変速機10は、いわゆるFR式変速機である。図1に示すように、変速機10は、トルクコンバータ12や、トルクコンバータ12を介してエンジンに連結された入力軸14、クラッチC、ブレーキB、第一遊星歯車機構16、第二遊星歯車機構18、第一出力軸20、第二出力軸21、第三出力軸22等を、変速機ケース24の内部に備えている。また、第一遊星歯車機構16や第二遊星歯車機構18に対して下方側には、バルブボディ26やオイルパン28等が設けられている。
第一遊星歯車機構16は、エンジンからトルクコンバータ12を経由して入力軸14まで伝達された動力を、クラッチC1〜C3及びブレーキB1,B2、ワンウェイクラッチF等の変速制御要素を介して入力可能とされている。第一遊星歯車機構16は、フロントプラネタリーサンギヤ16a、リヤプラネタリーサンギヤ16b、プラネタリーショートピニオン16c、プラネタリーロングピニオン16d、プラネタリーキャリア16e、及びプラネタリーリングギヤ16f等で構成されている。
第一遊星歯車機構16は、入力経路として3つの動力伝達経路を有する。具体的には、第一遊星歯車機構16は、入力経路として入力軸14からクラッチC1を経由し、フロントプラネタリーサンギヤ16aへ伝わる第一の経路を有する。また、第一遊星歯車機構16は、クラッチC2を経由してリヤプラネタリーサンギヤ16bへと伝わる第二の経路、及びクラッチC3を経由して第一出力軸20及びプラネタリーキャリア16eに伝わる第三の経路を有する。また、第一遊星歯車機構16は、出力経路として、プラネタリーリングギヤ16fから出力される経路を有する。プラネタリーリングギヤ16fから出力された動力は、第二出力軸21を介して第三出力軸22に出力可能とされている。
また、クラッチC1〜C3及びブレーキB1,B2、ワンウェイクラッチF等の変速制御要素は、各変速段に応じて図2に示すように作動する(図中において丸印は、変速制御要素の作動状態にあることを示す。)。以下、各変速段において図2に示したように変速制御要素が作動すると、以下に詳述するように第一遊星歯車機構16が動作する。
変速段が1速であって、シフトレバーがDレンジあるいは2レンジである場合(エンジンブレーキなし)においては、クラッチC2とワンウェイクラッチFとが作用して、所定の変速比で正方向(例えば右方向)への回転力を出力できる。具体的には、この状態においては、クラッチC2が作用しているため、入力軸14の回転力がリヤプラネタリーサンギヤ16bに直接に伝達され、プラネタリーショートピニオン16cに逆方向(例えば左方向)への回転力を伝達する。一方、プラネタリーショートピニオン16cに噛み合っているプラネタリーロングピニオン16dは、正方向の回転力を受けてプラネタリーキャリア16eを逆方向に回転させようとする。しかしながら、ワンウェイクラッチFの働きにより回転が阻止されているため、プラネタリーリングギヤ16fは正方向の回転力を受け、正方向への回転力を出力させる。
変速段が1速であってシフトレバーがLレンジである場合(エンジンブレーキあり)は、上述した変速段が1速であってシフトレバーがDレンジあるいは2レンジである場合と同様にして回転が伝達する。しかしながら、シフトレバーがLレンジである場合には、エンジンブレーキ時にプラネタリーキャリア16eの正方向への回転を阻止するための作用をブレーキB2が発揮する点が、上述したシフトレバーがDレンジあるいは2レンジである場合と異なる。すなわち、変速段が1速であってシフトレバーがDレンジあるいは2レンジで駆動している際には、プラネタリーキャリア16eの逆方向の回転をワンウェイクラッチFの作用によりロックし、プラネタリーリングギヤ16fに回転力を伝達する。しかし、エンジンブレーキ時には逆の力が作用して、ワンウェイクラッチFが作用せず、プラネタリーキャリア16eは空転してしまう。そのため、変速段が1速であってシフトレバーがLレンジである場合には、ブレーキB2を作用させてプラネタリーキャリア16eを固定することにより、エンジンブレーキ作用を発揮可能としている。
変速段が2速である場合は、図2に示すように、クラッチC2とブレーキB1が作用し、正方向(例えば右方向)への回転力を出力する。具体的には、変速段が2段である場合には、クラッチC2が作用しているため、入力軸14の回転力はリヤプラネタリーサンギヤ16bに直接伝達され、プラネタリーショートピニオン16cに逆方向への回転力を伝達する。一方、ブレーキB1により、フロントプラネタリーサンギヤ16aはロックされる。そのため、プラネタリーショートピニオン16cに噛み合っているプラネタリーロングピニオン16dは、正方向の回転力を受け、自転しながらフロントプラネタリーサンギヤ16a上を正方向に公転し、プラネタリーリングギヤ16fに正方向への回転力を伝達する。プラネタリーリングギヤ16fの回転力は、正方向の回転力を出力する。
変速段が3段である場合は、クラッチC2とクラッチC3が作用し、所定の変速比で正方向への回転力を出力する。具体的には、変速段が3段である場合には、クラッチC2とクラッチC3とが作用しているため、入力軸14とリヤプラネタリーサンギヤ16b及びプラネタリーキャリア16eとが同一方向に回転する。従って、プラネタリーショートピニオン16cとプラネタリーロングピニオン16dがロック状態になり、プラネタリーリングギヤ16fが正方向の回転力を受け正方向への回転力を出力する。
変速段が4段である場合は、クラッチC3とブレーキB1とが作用して、所定の減速比で正方向への回転力を出力する。具体的には、変速段が4段である場合には、クラッチC3が作用しているため、入力軸14の回転力が第一出力軸20に直接伝達され、プラネタリーキャリア16eに正方向への回転力を伝達する。一方、ブレーキB1の作用により、フロントプラネタリーサンギヤ16aがロックされる。そのため、プラネタリーキャリア16eに支持されているプラネタリーロングピニオン16dは正方向の回転力を受けて自転しながら、フロントプラネタリーサンギヤ16a上を公転し、プラネタリーリングギヤ16fを正方向に回転させる。プラネタリーリングギヤ16fの回転により、正方向への回転力が出力される。
シフトレバーがRレンジである場合は、クラッチC1とブレーキB2が作用してリバースギヤとなり、所定の変速比で逆方向への回転力が出力される。具体的には、シフトレバーがRレンジである場合は、クラッチC1が作用しているため、入力軸14の回転力は、フロントプラネタリーサンギヤ16aに直接伝達される。その一方で、ブレーキB2の作用により、プラネタリーキャリア16eは固定されている。そのため、フロントプラネタリーサンギヤ16aに伝達された正方向への回転力により、プラネタリーロングピニオン16dが逆方向に自転し、プラネタリーリングギヤ16fに逆方向への回転力が出力される。
第二遊星歯車機構18は、第一遊星歯車機構16に対して動力伝達方向の下流側に設けられた遊星歯車機構である。第二遊星歯車機構18は、第二サンギヤ18a、第二ピニオンギヤ18b、及び第二リングギヤ18cを備えている。第二遊星歯車機構18は、第一遊星歯車機構16側から入力された動力を所定の減速比で減速して第三出力軸22に出力可能とされている。
第一出力軸20には、軸線方向に延びるように形成された軸心孔20aが設けられている。軸心孔20aには、エンジン駆動式のポンプから圧送されてきたオイルが供給される。また、第一出力軸20には、径方向に形成された孔20bが複数形成されている。孔20bは、軸心孔20aに連通している。孔20bは、第一遊星歯車機構16やクラッチC、ブレーキB等に対応する位置に設けられている。そのため、ポンプにより圧送されてきたオイルを軸心孔20aから孔20bを介して第一遊星歯車機構16やクラッチC、ブレーキB等に供給することができる。
≪第二出力軸21及び第三出力軸22の構成について≫
以下、本実施形態の変速機10に特有の、一体化されて軸支された第二出力軸21及び第三出力軸22の構成について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
第二出力軸21は、プラネタリーリングギヤ16fから出力された回転力が伝達されて、伝達された回転力を第三出力軸22に出力する。そのため、第二出力軸21は、第三出力軸22に対する入力軸となる。第二出力軸21は、第二出力軸本体部21aと、第二出力軸本体部21aからプラネタリーリングギヤ16fに延伸される受動部21b等で構成される。プラネタリーリングギヤ16fから出力された回転力は、受動部21bに伝達されることにより第二出力軸21に伝達される。受動部21bがプラネタリーリングギヤ16fの回転力を受けることにより、第二出力軸21はプラネタリーリングギヤ16fの回転に応じて軸回転する。
第三出力軸22は、第二出力軸21と回転軸が略一致するように配置され、後述するように、第二出力軸21の回転力が伝達されて軸回転する。第三出力軸22は、第三出力軸本体部22aの軸方向の一端に窪み22bが形成される。
第二出力軸21は、回転軸が第三出力軸22の回転軸と略一致するような状態で、第二出力軸本体部21aの少なくとも一部が第三出力軸22の窪み22bに挿入される。窪み22b内において、ベアリング23及びベアリング25により、第二出力軸21及び第三出力軸22は差回転が許容される状態で互いに支持され、第二出力軸21の回転力が第三出力軸22に伝達される構成となる。それぞれのベアリング23、25は、第二出力軸本体部21aの外周面と窪み22b内周面とに接するように配置される。また、それぞれのベアリング23、25は、第二出力軸21及び第三出力軸22を2箇所で支持し、径方向が回転軸と略直交するように配置される。そのため、第二出力軸21及び第三出力軸22が相対的に折れ曲がり、径方向に変位することが抑制される。このように、第二出力軸21及び第三出力軸22は、差回転が許容され、かつ径方向に変位することが抑制された状態で一体化された軸として機能する。なお、ベアリング23及びベアリング25は、変速機ケース24に固定されていない。
一体化された第二出力軸21及び第三出力軸22は、変速機ケース24に固定されたベアリング27、29により変速機ケース24にそれぞれが軸回転可能なように軸支される。具体的には、ベアリング27は、ベアリング支持部24aを介して変速機ケース24に固定され、第二出力軸21の表面に接して配置されることにより、第二出力軸21を変速機ケース24に軸支する。ベアリング29は、ベアリング支持部24bを介して変速機ケース24に固定され、第三出力軸22の表面に接して配置されることにより、第三出力軸22を変速機ケース24に軸支する。
上述したように、本実施形態の変速機10は、ベアリング23,25により、第二出力軸21及び第三出力軸22を、差回転が許容され、かつ径方向に変位することが抑制された状態で一体化した上で、ベアリング27、29により変速機ケース24にそれぞれが軸回転可能なように固定する。第二出力軸21及び第三出力軸22を2つのベアリング27、29により変速機ケース24に固定することができるため、変速機ケース24に固定されたベアリング27、29の数を最小限にとどめることができ、変速機ケース24内の設計自由度の制約が抑制されると共に、変速機ケース24が長大化して変速機10を搭載する車両等の設計自由度の制約が抑制される。さらに、第三出力軸22に窪み22bを設け、第二出力軸21を窪み22bに挿入した上で、窪み22b内でベアリング23,25によって第二出力軸21及び第三出力軸22を互いに支持ことにより、第二出力軸21及び第三出力軸22を支持するための構成を最小限の大きさにとどめることができる。そのことによっても、変速機ケース24内の設計自由度の制約が抑制されると共に、変速機ケース24が長大化して変速機10を搭載する車両等の設計自由度の制約が抑制される。
本実施形態では、第一出力軸20の回転力を、第一遊星歯車機構16を介して第二出力軸21に伝達する例を示したが、第一出力軸20から第二出力軸21への回転力の伝達は、ベアリングを介する等、任意の構成で行うようにしても良い。
上述したように、本実施形態の変速機10は、第三出力軸22に窪み22bを設け、第二出力軸21を窪み22bに挿入した上で、窪み22b内でベアリング23,25により第二出力軸21及び第三出力軸22を互いに支持する例を説明した。しかしながら、第二出力軸21及び第三出力軸22を互いに支持する構成はこれに限らず、第二出力軸21及び第三出力軸22の配置構成等に応じて、適宜最適な構成で支持することができる。
また、本実施形態におけるベアリング23,25,27,29のうちの少なくともいずれかに替えて、ブッシュ等の他の軸受を用いることも可能である。ベアリング23,25,27,29を用いることにより、第二出力軸21又は第三出力軸22の軸回転速度が速い場合であっても容易に軸回転可能に軸支でき、さらに、第二出力軸21又は第三出力軸22が軸方向に移動することを抑制することができる。しかしながら、ベアリング23,25,27,29に限らず、第二出力軸21又は第三出力軸22の軸回転速度や、その他の特性、あるいは変速機ケース24内での配置効率、コスト等の様々な要因を考慮して、適宜最適な軸受を用いることができる。
また、本実施形態においては、第二出力軸21及び第三出力軸22を互いに支持するために、2つのベアリング23,25を用いる例を示したが、3つ以上のベアリング等の軸受により第二出力軸21及び第三出力軸22を互いに支持しても良い。第二出力軸21及び第三出力軸22を互いに支持するためのベアリング23,25は変速機ケース24に固定させる必要が無いため、3つ以上のベアリングを用いても設計自由度の制約が少なく、必要な性能に応じて適宜必要な構成で第二出力軸21及び第三出力軸22を互いに支持することができる。
本発明は、上述した実施形態に示したものに限定されるものではなく、特許請求の範囲を逸脱しない範囲でその教示及び精神から他の実施形態があり得ることは当業者に容易に理解できよう。
本発明は、変速機全般において好適に利用できる。
10 :変速機
20 :第一出力軸
21 :第二出力軸
21a :第二出力軸本体部
21b :受動部
22 :第三出力軸
22a :第三出力軸本体部
22b :窪み
23 :ベアリング
24 :変速機ケース
24a :ベアリング支持部
24b :ベアリング支持部
25 :ベアリング
27 :ベアリング
29 :ベアリング

Claims (1)

  1. 変速機ケース内に、一方から他方に回転力を伝達可能な第一軸と第二軸とを備えたものであって、
    前記第一軸及び前記第二軸を互いに支持することが可能な2以上の第一軸受と、
    前記変速機ケースに固定されて前記第一軸を軸支する第二軸受と、
    前記変速機ケースに固定されて前記第二軸を軸支する第三軸受と
    を有することを特徴とする変速機。
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